JPS62261851A - 局所冷房機の吹出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は広大な室内や高熱発生源があるため全体の冷房
を行なうことが困難であるところに使用される局所冷房
機の吹出装置に関するものである。

従来の技術 従来この種の局所冷房機は、第４図に示すように局所冷
房機の本体（図示せず）に接続したフレキシブルダクト
１があって、この７レキシプルダクト１の先端に別部品
として拡散ダクト２を固定バンド３で固定していた。そ
して、拡散ダクト２の内側に外方に向けて設けたグリル
４（点線）によって風が外方へ広がるようにして拡散的
な冷風吹出しが行なわれるようにしていた。また集束的
な吹出しを行ないたいときは前記拡散ダクト２を取りは
ずし、フレキシブルダクト１でのみ冷風を吹出すことに
よって集束的に吹出しを行っていた。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、集束的に吹出したいときと
、拡散的に吹出したいときとでは拡散ダクト２をいちい
ち着脱する手間を要することと、取外した部品の保管を
する必要があるなどの問題があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、−動作で
吹き出し状態の切替えが可能な局所冷房機を提供するこ
とを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明は先端の開口部に
テーパ部を設けて絞った筒形のダクトよりなる外筒と、
この外筒内に嵌挿し、先端をテーパ部として絞った開口
部内筒を備え、前記内筒における外筒部のテーパ部と重
なるテーパ部に通風口を設け、前記内筒を外筒内におい
て長手方向に摺動自在にした局所冷房機の吹出し装置の
構成としたものである。

作　　用 この構成により、内筒を押し込むと内筒のテーパ部に設
けた通風口を経て外筒部の先端より吹出す流路と、前記
内筒の中央に設けた開口部との両方から拡散的に吹き出
され、前記内筒を引き出すと内筒のテーパ部に設けた通
風口は、外筒のテーパ部と重なって塞がれ、内筒の先端
の開口部のみから集束的に吹出すこととなる。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図〜第３図にもとづい
て説明する。第１図において局所冷房機の本体（図示せ
ず）よシ延出したフレキシブルダクト７の先端には筒状
の外筒部８が固着されておシ、この外筒部８の最先端に
は内方に径を小さくした絞り部９と、さらに外方に向っ
て広がった拡散部１ｏとを設けている。前記外筒部８の
内側にはフレキシブルダクト７の端部１１と、この端部
１１から先端に向って平行となる間を摺動する内筒１２
を設けている。この内筒１２は略円錐形状に形成され、
外方で適宜保持部１３　、１４　、１５゜１６（第３図
）によって保持され、これら保持部１３〜１６によって
形成した通風口１７，１８゜１９．２０（第３図）を設
けている。さらにこの内筒１２は、外筒部８内において
端部１１と内筒１２の外側が拡散吹出口２１に当る位置
まで摺動するようになっている。２２は集束吹出口であ
る。

上記構成において、仮に集束的に冷風を吹出すようにし
たいときは、第１図に示すように内筒１２の先端を指先
で持って引き出し、円錐となった部分が拡散吹出口２１
の内周に当るまで引き出し、この引き出しを行なうこと
によって通風口１７゜１８．１９．２０を閉塞すること
になシ、７レキシプルダクト７を通ってくる冷風は集束
的吹出口２２よシ集束的に吹出すのである。次に２人用
などわりあい広い範囲に吹出す拡散吹出しを行ないたい
ときは第２図に示すように、内筒１２を内方へ押し込み
フレキシブルダクト７の端部１１に当るまで押し込む。

これによって拡散吹出口２１の端面と、集束吹出口２２
の端面とはほぼ同じ面となりフレキシブルダクト７を通
ってくる冷風は内筒１２の通風口１７．１８，１９．２
０を流れ拡散吹出口２１より矢印Ａ、Ｈのように吹出さ
れる冷風と、中央の集束吹出口２２より吹出される矢印
Ｃのような冷風とによシ広い範囲の拡散吹出しが行なわ
れるのである。この拡散吹出口２１よシ吹出される冷風
は絞り部９の先端に形成した拡散部１０により外方へ広
がるように吹出され拡散効果を高めているものである。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明の局所冷房
機の吹出装置は、外筒と内筒を備え、この内筒を押し込
み引き出しすることにより吹出気流の状態を変えるもの
であるから、従来のように別部品として着脱する必要は
なく、簡易に集束吹出しにするか、拡散吹出しにするか
が選択でき、別部品の管理をする必要もなく、しかもコ
スト面からもバンドなどが不要となり安価となるなどの
効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の局所冷房機の吹出装置の集
束して吹出すときの断面図、第２図は同拡散吹出しを示
す状態の断面図、第３図は内筒の上面図、第４図は従来
の局所冷房機の吹出装置の外観図である。 ７・・・・・・フレキシブルダクト、８・・・・・・外
筒部、９・・・・・・絞９部、１ｏ・・・・・・拡散部
、１２・・・・・内筒、１７．１Ｂ、１９．２０・・・
・・通風口、２１・・・・・拡散吹出口、２２・・・・
・・集束吹出口。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名７−
７Ｌ％シイダクト ８・−−ダドｉ６鮮 ９−＝！Ｒソ（ｐ １０−・・Ｘ数音ｔ り２−−１冒東　　− 第２図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 先端の開口部にテーパ部を設けて絞った筒形のダクトよ
   りなる外筒と、この外筒に嵌挿され、先端をテーパ部と
   して絞った開口部とした内筒よりなり、前記内筒におけ
   る外筒部のテーパ部と重なるテーパ部に通風口を設け、
   外筒に対し内筒を長手方向に摺動自在にしてなる局所冷
   房機の吹出装置。