JPH0247083Y2 - - Google Patents

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JPH0247083Y2
JPH0247083Y2 JP1982140094U JP14009482U JPH0247083Y2 JP H0247083 Y2 JPH0247083 Y2 JP H0247083Y2 JP 1982140094 U JP1982140094 U JP 1982140094U JP 14009482 U JP14009482 U JP 14009482U JP H0247083 Y2 JPH0247083 Y2 JP H0247083Y2
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JP
Japan
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defroster
duct
nozzle
air
windshield
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JP1982140094U
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JPS5943252U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車の窓ガラスの防曇除霜のための
デフロスタ装置、殊にそのデフロスタノズルの改
良に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、上記デフロスタ装置においてデフロスタ
ダクトと同ノズルとが一体となつているいわゆる
一体型デフロスタノズルにおいては、幅が広く且
つ製作上の制約から概して上記ノズルの首が短
く、このため、デフロスタノズルより吹出す温風
が、デフロスタダクト内を流れる空気の流れ方向
に片寄つて吹出されやすく、第4図の如くフロン
トガラスの必要箇所Aに対しBの如く片寄り、充
分な防曇除霜効果が得られない。
また、一つのデフロスタノズルにおいても吹出
した温風の分配が均一にならない欠点があつた。
この問題に対し、実開昭55−129158号公報には先
端部に空気吹出口を有し、かつ、基端部に空気調
和装置のデフロスタダクトを連結する連結部を有
するノズル本体の連結部と空気吹出口との間にガ
イドを設け、このガイドによつて空気調和装置か
ら送られてくる空気の流れを規制し、空気吹出口
からほぼ均一に空気を吹出すようにした車両用デ
フロスタノズルが示されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし上記公報に開示された車両用デフロスタ
ノズルは、デフロスタダクトに連結部を介して連
結したノズル本体の長さが短く且つガイド自体も
短いため、なおノズルから吹出す温風の方向性の
確保と分配の均一化が充分に行われ難い。これは
殊にデフロスタノズルがデフロスタダクトから直
角方向に突出して設けられたものにおいて著し
い。
本考案は上記に鑑み案出されたもので、比較的
幅が広く且つ短いデフロスタノズルを有するデフ
ロスタ装置において、前記リズルから吹出す温風
の方向性を確保し温風の分配の均一化を図ること
のできるデフロスタ装置を提供することを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案デフロスタ装
置は、フロントガラスの内面下方に該ガラスに沿
つて配設されたデフロスタダクトの側面に開口し
た長穴に、奥行に比し幅が広いデフロスタノズル
を先端を上方に向け且つ前記デフロスタダクトに
沿うように接続せしめ、前記ノズル内に制御板を
前記デフロスタダクトと直角方向に先端がデフロ
スタノズル出口にあり、基端が前記ダクト内に突
出するよう挿入して風向上流部と風向下流部に区
画し、これらの区画部分の開口断面を風向上流部
が風向下流部に対して小としてなるものである。
〈作用〉 上記のように構成された本考案デフロスタ装置
では、デフロスタダクト内を流れる空気(温風
等)は、上記ダクト内に突出した制御板により遮
ぎられ、且つ適量づつに2分されてデフロスタノ
ズル内に入ることとなるが、狭い開口部から風向
上流部に入る空気は、制御板により風向をほぼ直
角に変えられ且つ前記ノズルの出口まで案内され
て、デフロスタダクト内を流れる空気とほぼ直角
方向に急速度で出口から吹出す。
他方、開口部が上流部に比べ広い風向下流部に
流入する空気は、前記風向上流部から吹き出す急
速空気流に吸引されて前記ノズル内を出口まで案
内され、ダクト内に空気流とほぼ直角に、直立し
て吹出すこととなる。これにより例えばフロント
ガラスに付着した霜などが高速で効果的に除去さ
れる。
〈実施例〉 本考案を図面に示す実施例により説明すると、
1はデフロスタダクト、2は例えばフロントガラ
ス7の所定箇所に対応してデフロスタダクト1の
側部より突出するデフロスタノズルである。該デ
フロスタノズル2は、奥行に比して幅が広く、第
2図に明示するように前記デフロスタダクト1の
側部にあけた長方形の穴1aより該デフロスタダ
クト1に沿つて一旦幅が拡り、その幅のまゝ先端
を上方に向けて細口としたものである。
3は、上記ノズル2内に挿入される制御板で第
2図、第3図に示すように前記デフロスタダクト
1と直角方向に、先端がデフロスタノズル2の出
口2aにあり、基端が前記ダクト1内に突出する
ようデフロスタノズル2内に挿入され、これによ
りデフロスタノズル2内を2区画に仕切り、デフ
ロスタダクト1内を流れる矢印4にて示す空気の
方向に対して風向上流部5と風向下流部6に分割
している。
この際、風向上流部5のダクト1に開いている
開口部の幅lと同風向下流部6の幅mについて、
風速を考慮した空気吹出量が均一となるよう実験
等によりl<mの如く設定する。
上記のように構成された本考案デフロスタ装置
では、デフロスタダクト1内を矢印4方向に流れ
る空気(温風等)は、上記ダクト1内に突出した
制御板3により遮ぎられ、且つ適量づつに2分さ
れてデフロスタノズル2内に入ることとなるが、
狭い開口部から風向上流部5に入る空気は、制御
板3により風向を変えられ且つ前記ノズル2の出
口2aまで案内されて、デフロスタダクト1内を
流れる空気とほぼ直角方向に急速度で出口2aか
ら吹出す。
他方、開口部が上流部に比べ幅mと広い風向下
流部6に流入する空気は、前記風向上流部5から
吹き出す急速空気流に吸引されて前記デフロスタ
ノズル2内を出口2aまで案内され、デフロスタ
ダクト内の空気流とほぼ直角に、直立して吹出す
こととなる。これにより、例えばフロントガラス
に付着した霜などが高速で効果的に除去される。
〈考案の効果〉 以上のとおり、本考案デフロスタ装置は、フロ
ントガラスの内面下方に該ガラスに沿つて配設さ
れたデフロスタダクトの側面に開口した長穴に、
奥行に比し幅が広いデフロスタノズルを先端を上
方に向け且つ前記デフロスタダクトに沿うように
接続せしめ、前記ノズル内に制御板を前記デフロ
スタダクトと直角方向に先端がデフロスタノズル
出口にあり、基端が前記ダクト内に突出するよう
挿入して風向上流部と風向下流部に区画し、これ
らの区画部分の開口断面を風向上流部が風向下流
部に対して小としてなるので、デフロスタダクト
に一体的に且つ直角方向に突出して設けた比較的
短いデフロスタノズルによつても、該ノズルから
吹出す温風等の空気の方向性が確保され且つ分配
の均一化を図ることができ、フロントガラス等の
防曇除霜が急速且つ確実に行われるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案デフロスタ装置の実施例の斜
視図、第2図は、第1図のX−X断面図、第3図
は、同Y−Y断面図であり、第4図は、ノズルよ
り吹出す状態を示すものである。 1……デフロスタダクト、2……デフロスタノ
ズル、3……制御板、4……ダクト内を流れる空
気流の方向、5……風向上流部、6……風向下流
部、7……フロントガラス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントガラスの内面下方に該ガラスに沿つて
    配設されたデフロスタダクトの側面に開口した長
    穴に、奥行に比し幅が広いデフロスタノズルを先
    端を上方に向け且つ前記デフロスタダクトに沿う
    ように接続せしめ、前記ノズル内に制御板を前記
    デフロスタダクトと直角方向に先端がデフロスタ
    ノズル出口にあり、基端が前記ダクト内に突出す
    るよう挿入して風向上流部と風向下流部に区画
    し、これらの区画部分の開口断面を風向上流部が
    風向下流部に対して小としてなるデフロスタ装
    置。
JP14009482U 1982-09-17 1982-09-17 デフロスタノズル Granted JPS5943252U (ja)

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JP14009482U JPS5943252U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 デフロスタノズル

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JP14009482U JPS5943252U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 デフロスタノズル

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Publication Number Publication Date
JPS5943252U JPS5943252U (ja) 1984-03-21
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JP14009482U Granted JPS5943252U (ja) 1982-09-17 1982-09-17 デフロスタノズル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59137856U (ja) * 1983-03-07 1984-09-14 小松フオ−クリフト株式会社 デフロスタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS55129158U (ja) * 1979-03-08 1980-09-12

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JPS5943252U (ja) 1984-03-21

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