JP2007030775A - 車両用カップホルダ装置 - Google Patents

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寛人 渡辺
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Abstract

【課題】 ベンチレータから吹き出される空気による飲料容器中の飲料の保冷/保温効果を向上させることのできる車両用カップホルダ装置を提供する。
【解決手段】 車両用カップホルダ装置1のインナ体50に、吹出口9から吹き出される空気の流れを飲料容器7の上部へ向けるフィン25を設けたので、ベンチレータ3の吹出口9から吹き出される空気を飲料容器7の上部へ送ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、引出式の車両用カップホルダ装置に関する。
従来、車両用カップホルダ装置として、アウタケースと、このアウタケースに格納及び収納自在に設けられたインナケースと、このインナケースに回動自在に設けらたホルダから構成された引出式の車両用カップホルダ装置がある。この車両用カップホルダ装置では、インナケースが引き出されるのに伴いホルダが下方に回動して、インナケースとホルダとによって飲料容器を支持することが可能となる。
この車両用カップホルダ装置は、ベンチレータの上部に配置され、下方に回動したホルダがベンチレータの吹出口に臨むように配置される。このような配置によって、車両用カップホルダ装置が支持した飲料容器の下部にベンチレータの吹出口から吹き出される空気が当たり、飲料容器中の飲料の保冷/保温がなされる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−177475号公報
しかしながら、この車両用カップホルダ装置では、支持した飲料容器の下部にしかベンチレータから吹き出される空気が当たらないため、高さの高い飲料容器中の飲料に対する保冷/保温が十分になされないという問題がある。
本発明の目的は、ベンチレータの吹出口から吹き出される空気による飲料容器中の飲料の保冷/保温効果を向上させることのできる車両用カップホルダ装置を提供することである。
本発明は、アウタケースからベンチレータの吹出口に臨む位置に引き出されたインナ体によって飲料容器を支持する車両用カップホルダ装置であって、前記吹出口から吹き出される空気の流れを前記インナ体によって支持された飲料容器の上部へ向ける風向変更部を、前記インナ体に設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明の車両用カップホルダ装置によれば、ベンチレータから吹き出される空気の流れが風向変更部によって飲料容器の上部に向けられることにより、該空気が車両カップホルダ装置に支持された飲料容器の上部に当たるので、ベンチレータから吹き出される空気による飲料容器中の飲料の保冷/保温効果を向上させることができる。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態の車両用カップホルダ装置を示す縦断側面図、図2は、インナ体が引き出された状態の車両用カップホルダ装置を示す縦断側面図、図3は、ホルダの一部を拡大して示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の車両用カップホルダ装置1は、引出式の車両用カップホルダ装置であり、車室Rの前方に配されたインストルメントパネル2にベンチレータ3とともに組み込まれている。車両用カップホルダ装置1は、ベンチレータ3を上方から覆う位置に配置されている。
車両用カップホルダ装置1は、アウタケース4と、このアウタケース4に格納及び室内側へ引き出し自在に設けられたインナ体50とから構成されている。この車両用カップホルダ装置1では、アウタケース4からインナ体50が引き出されて、インナ体50が有するホルダ6が容器支持位置(図2)に回動することにより、インナ体50によって飲料容器7を支持することが可能となる。以後、この車両用カップホルダ装置1において、インナ体50の引き出し方向における上流側を奥側、下流側を手前側ということとする。また、飲料容器7として、図2ではペットボトルの例が記載されているが、飲料容器7の別例としては、缶、瓶、コップなどを挙げることができる。
アウタケース4は、側面視で弧状に形成され、その手前側端部に開口部8を有し、該開口部8がベンチレータ3の吹出口9の上方で車室R側へ臨むようにインストルメントパネル2の内側(奥側)に配置され、インストルメントパネル2を介して車体(図示せず)に固定されている。なお、アウタケース4は、本実施形態のようにインストルメントパネル2などの内装部材を介して車体に固定されていても良いし、車体に直接固定されていても良い。
このアウタケース4には、その手前側端部に第1のストッパ10が設けられ、その奥側端部に第2のストッパ11が設けられている。
インナ体50は、インナケース5と、このインナケース5に回動自在に設けられたホルダ6とから構成されている。
インナケース5は、側面視で弧状に形成されており、アウタケース4の開口部8に挿入されている。このインナケース5は、図2に示すように、間隔をあけて対向する左右一対の側壁12(図面では一方の側壁12のみが記載されている)を有し、これらの側壁12の上端部には、上壁13が架設されている。この上壁13は、インナケース5がアウタケース4から引き出された状態でホルダ6の上方に位置する。上壁13には、飲料容器7が挿入され飲料容器7の側面を支持する枠部14が形成され、さらに、この枠部14よりも奥側に位置させて通気孔15が形成されている。上壁13の手前側端部には、操作片16が設けられており、この操作片16は、インナケース5がアウタケース4に格納された状態においても、車室Rに突出している。
また、インナケース5の奥側端部には、係合部17が形成されており、インナケース5がアウタケース4から引き出されると、この係合部17がアウタケース4の第1のストッパ10に係合し、インナケース5が使用位置に位置決めされる(図2)。この使用位置では、枠部14及び通気孔15が車室R内に位置する。一方、この状態からインナケース5がアウタケース4の奥側へ押されると、第1のストッパ10と係合部17との係合が解除されて、インナケース5がアウタケース4の奥側へ移動し、最終的にインナケース5がアウタケース4に格納されるとともに係合部17が第2のストッパ11に係合しインナケース5が格納位置に位置決めされる(図1)。
ホルダ6は、図2及び図3に示すように、左右方向に間隔をあけて対向する一対のアーム部21を有し、これらのアーム部21の奥側端部は、インナケース5に支軸22を介して回動自在に支持されている。これら一対のアーム部21の自由端部(手前側端部)間には、飲料容器7の底面を支持する板状の底面支持部23が架設される一方、奥側端部間には、連結部材24が架設されている。
このホルダ6は、インナケース5に格納される格納位置(図1)と、底面支持部23側がインナケース5の下方に突出し底面支持部23が飲料容器7の底面を支持可能な容器支持位置(図2)との間で支軸22を介してインナケース5に回動自在に設けられている。ホルダ6が容器支持位置に位置した状態では、底面支持部23の上方に飲料容器7の配置を許容する容器配置領域Aが形成される。
このホルダ6の一対のアーム部21間には、ホルダ6が容器支持位置に位置決めされているときに、ベンチレータ3の吹出口9から吹き出される空気の流れを容器配置領域Aの上部、即ち、車両用カップホルダ装置1に支持された飲料容器7の上部へ向ける風向変更部である複数のフィン25が設けられている。複数のフィン25のうちアーム部21の奥側端部寄りのフィン25aは、一対のアーム部21に架設される一方、複数のフィン25のうち底面支持部23寄りのフィン25bは、底面支持部23と枠部14とによって支持される飲料容器7の側面に沿う形状に形成されている。具体的には、これらのフィン25bは、一方のアーム部21から他方のアーム部21に向けて突出して片持ち状態で設けられ、突出側の先端部が飲料容器7の側面に対向するように形成されており、これらの複数のフィン25bは、飲料容器7の側面の一部を覆う。
このホルダ6は、インナケース5がアウタケース4から引き出されると、自重によりホルダ6が格納位置から容器支持位置に回動し、図示しないストッパにより容器支持位置に位置決めされる(図2)。この容器支持位置では、ホルダ6は、吹出口9に臨む。この状態から、インナケース5がアウタケース4に格納されると、アーム部21がインストルメントパネル2の開口部2aに案内されて底面支持部23側が上方に移動する方向に回動し、これによりホルダ6が容器支持位置から格納位置に回動するとともにアウタケース4内部に移動され、アウタケース4によって格納位置に位置決めされる。
次に、ベンチレータ3を説明する。ベンチレータ3は、図示しない空調装置本体に連通されたダクト31と、このダクト31の車室R側の端部とインストルメントパネル2とに亘って形成された吹出口9と、この吹出口9に形成されたルーバ32とから構成されている。このベンチレータ3は、空調装置本体によって温度調節された空気を吹出口9から車室R内に吹き出す。
このような構成において、インナ体50が引き出されて、インナケース5が使用位置に位置決めされると共にホルダ6が容器支持位置に位置決めされた状態で、飲料容器7が枠部14に上側から挿入されると、飲料容器7の底面が底面支持部23によって支持され、該飲料容器7の側面が枠部14に支持され、これにより、飲料容器7が車両用カップホルダ装置1によって支持される。
この状態において、ベンチレータ3の吹出口9から吹き出された空気の一部は、飲料容器7の下部に当たり、空気の別の一部は、フィン25によってその流れを飲料容器7の上部へ向くように変更されて、飲料容器7の上部に向かって流れる。これにより、該空気は、飲料容器7の上部に直接又は通気孔15を経由して飲料容器7の上部に当たる。また、その空気の一部は、飲料容器7の側面に沿って上昇し飲料容器7の上部に至る。したがって、飲料容器7の下部から上部に亘って全体的にベンチレータ3の吹出口9からの空気が当たるので、その空気の温度に応じて、飲料容器7の飲料を効率的に保冷/保温することができる。即ち、本実施形態によれば、フィン25を備えることにより、ベンチレータ3から吹き出される空気による飲料容器7中の飲料の保冷/保温効果を向上させることができる。
また、本実施形態では、フィン25aによって、ホルダ6の剛性が向上されており、飲料容器7を支持したときの安定性が向上する。また、フィン25(25a,25b)によって飲料容器7の側面を支持することができ、さらに、飲料容器7を支持したときの安定性が向上する。
また、本実施形態においては、フィン25bが、底面支持部23と枠部14とによって支持される飲料容器7の側面に沿う形状に形成されていることにより、ベンチレータ3の吹出口9からの空気を飲料容器7に効率良く当てることができ、ベンチレータ3から吹き出される空気による飲料容器7中の飲料の保冷/保温効果をより向上させることができる。
また、本実施形態においては、インナケース5の上壁13には、吹出口9から吹き出されフィン25aを経由した空気が容器配置領域Aの上部へ移動することを許容する通気孔15が形成されていることにより、吹出口9から吹き出された空気を上壁13で遮ることなく飲料容器7の上部へ送ることができる。
なお、本発明は、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、本実施形態では、風向変更部としてフィン25(25a,25b)を例に説明したが、風向変更部としては、例えば、パイプや板に形成したスリットなどであってもよい。
本発明の一実施形態の車両用カップホルダ装置を示す縦断側面図である。 インナ体が引き出された状態の車両用カップホルダ装置を示す縦断側面図である。 ホルダの一部を拡大して示す斜視図である。
符号の説明
3 ベンチレータ
4 アウタケース
5 インナケース
6 ホルダ
7 飲料容器
8 開口部
9 吹出口
13 上壁
14 枠部
15 通気孔
21 アーム部
23 底面支持部
25 フィン(風向変更部)
50 インナ体
R 車室

Claims (5)

  1. アウタケースから室内側に引き出し自在にインナ体が設けられ、ベンチレータの吹出口に臨む位置に引き出された前記インナ体によって飲料容器を支持する車両用カップホルダ装置であって、
    前記吹出口から吹き出される空気の流れを前記インナ体によって支持された飲料容器の上部へ向ける風向変更部を、前記インナ体に設けたことを特徴とする車両用カップホルダ装置。
  2. 前記インナ体は、
    飲料容器が挿入され該飲料容器の側面を支持する枠部を有し前記アウタケースに対して格納及び引き出し自在に設けられたインナケースと、
    自由端部側に底面支持部を有し、前記インナケースに格納される格納位置と自由端部側が前記インナケースの下方に突出し前記底面支持部が飲料容器の底面を支持可能な容器支持位置との間で前記インナケースに回動自在に設けられ、前記インナケースが引き出されることにより前記格納位置から前記容器支持位置に回動し前記吹出口に臨むホルダと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用カップホルダ装置。
  3. 前記ホルダは、インナケースに回動自在に設けられた一対のアーム部を備え、
    前記底面支持部は、前記一対のアーム部の自由端部間に架設され、
    前記風向変更部は、前記一対のアーム部間に設けられた複数のフィンであることを特徴とする請求項2に記載の車両用カップホルダ装置。
  4. 複数の前記フィンのうちの少なくとも一部は、前記底面支持部と前記枠部とによって支持される飲料容器の側面に沿う形状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用カップホルダ装置。
  5. 前記インナケースは、該インナケースが前記アウタケースから引き出された状態で前記ホルダの上方に位置する上壁を有し、
    この上壁には、前記吹出口から吹き出され前記風向変更部を経由した空気が飲料容器の上部へ移動することを許容する通気孔が形成されていることを特徴とする請求項2ないし4の何れか一つに記載の車両用カップホルダ装置。
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