JP2000229529A - 自動車用のカップホルダ構造 - Google Patents

自動車用のカップホルダ構造

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JP2000229529A
JP2000229529A JP11032840A JP3284099A JP2000229529A JP 2000229529 A JP2000229529 A JP 2000229529A JP 11032840 A JP11032840 A JP 11032840A JP 3284099 A JP3284099 A JP 3284099A JP 2000229529 A JP2000229529 A JP 2000229529A
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Sadanori Kawasaki
禎紀 川▲崎▼
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Nissan Motor Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
    • B60N3/105Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated for receptables of different size or shape
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Abstract

(57)【要約】 【課題】がたなく保持できるカップの大きさの種類を多
くすることができる自動車用のカップホルダ構造を提供
する。 【解決手段】 インストルメントパネル10の表皮材1
0aから一部が突出された状態で且つ該表皮材10aに
対して回動自在にリング部材14が設けられており、該
リング部材14は、その外周縁14aが円形形状である
のに対して、リング部材14の中心開口縁14bは該外
周縁の同心状円形以外の形状をなしている。インストル
メントパネル10から突出したリング部材14の中心開
口縁14bとインストルメントパネル10の表皮材10
aとの間でカップ24を保持する。リング部材14を回
動することにより、様々な種類の大きさのカップ24を
保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用の飲料水
用等のカップを保持する自動車用のカップホルダ構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車用のカップホルダ
構造としては、例えば、実開平4−11139号公報、
特開平7―195937号公報、実開平4−69335
号公報、実開平3―50540号公報に記載されたもの
等が知られている。
【0003】実開平4−11139号公報に記載された
カップホルダ構造は、後面に空気取入口を有し、上面が
開口した有底のホルダ本体と、自動車の冷暖気噴出しの
ルーバーに着脱可能なクリップを設けた取付部材と、か
らなり、取付部材の前面にホルダ本体を傾動調整可能に
装着している。
【0004】また、特開平7−195937号公報に記
載されたカップホルダ構造は、空調ケース体の吹出口前
面を覆うことができるように、下部に備えたガイド軸を
中心としてカップ受台兼用のリッドが開閉可能となって
おり、上記ガイド軸に該リッド内側位置より一定角度回
動するように付勢されたカップホルダーが備えられてお
り、さらに、空調ケース体の下側にリッド及びカップホ
ルダーを収納する収納空間が設けられている。
【0005】また、実開平4−69335号公報に記載
されたカップホルダ構造は、インストルメントパネルに
配置される通風グリル下部のベゼルに設けられる開口部
に、係止材により固定可能なカップホルダーが前後方向
に摺動可能に設置されている。
【0006】また、実開平3−50540号公報に記載
されたカップホルダ構造は、ドアトリムに、カップを収
容するケースと、このケースの内空間を仕切る仕切用プ
レートと、仕切用プレートを摺動可能に保持するサポー
ト用溝部と、が収容設置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
4−11139号公報に記載されたものでは、がたつく
ことなく保持することができるカップのサイズが決まっ
てしまうという課題がある。また、カップを保持してい
ないときでも、冷暖気噴出し口を一部塞いでおり、風の
流通の妨げになっているという課題もある。さらには、
構造的に嵩張るため、エアバック展開時にエアバックに
干渉するおそれがあるという課題もあり、構成が複雑で
あり、取付けが不安定であるという課題もある。
【0008】特開平7−195937号公報及び実開平
4−69335号公報に記載されたものでは、カップホ
ルダ非使用時には、吹出し口の下方の空間にカップホル
ダーを収納可能となっているため、風の流通を妨げるこ
とはないが、カップホルダーに形成された円形孔内にが
たなく収まるカップのサイズが決まってしまうという課
題があり、また、カップ受台兼用のリッドまたはカップ
ホルダの角が角張っているため、エアバック展開時にエ
アバックとの干渉するおそれがある。
【0009】さらに、実開平3−50540号公報に記
載されたものでは、ドアトリムに設置されているもので
あるため、風の流通を過分に妨げるという問題はない
が、上記従来例と同様にカップのサイズが限られてしま
うという課題がある。仕切用プレートが摺動可能となっ
ていても、ケースが固定であるため、保持できるカップ
の種類は限られてしまう。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
請求項1ないし請求項8記載の発明は、がたなく保持で
きるカップの大きさの種類を多くすることができる自動
車用のカップホルダ構造を提供することをその目的とす
る。
【0011】また、請求項4記載の発明は、上記目的に
加えて、風の流通を妨げることなく、さらには、エアバ
ックと干渉を起こすおそれの少ない自動車用のカップホ
ルダ構造を提供することをその目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、車室内の内装材の壁面から一
部が突出された状態で且つ該壁面に対して回動自在にリ
ング部材が設けられており、該リング部材は、その外周
縁が円形形状であるのに対して、リング部材の中心開口
縁は該外周縁の同心状円形以外の形状をなしており、内
装材から突出したリング部材の中心開口縁と前記内装材
の壁面との間でカップを保持可能としたことを特徴とす
る。
【0013】リング部材を回動させることにより、リン
グ部材の中心開口縁と内装材の壁面との間に形成される
空間の形状が変化する。この空間の大きさが、保持させ
たいカップに適合する大きさとなったところで、リング
部材の回動を止めて、リング部材の中心開口縁と内装材
の壁面とでカップを保持する。
【0014】尚、ここで外周縁の同心状円形以外である
中心開口縁の形状とは、例えば、楕円その他の非円形
や、外周縁に対して偏心した円形、または保持させたい
カップの輪郭の一部に適合した複数の凹部を持った形状
等を含むものである。また、カップとは、飲料用の容器
のみならず、たばこのような小物容器を含むものであ
る。
【0015】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の前記リング部材には、その外周縁部に、内装材の壁
面内側に設けられた円弧状の軌道部材に係合する被ガイ
ド部が形成されることを特徴とする。
【0016】リング部材を回動させると、軌道部材に係
合するリング部材の被ガイド部が軌道部材に沿って移動
する。
【0017】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の前記リング部材の回動中心が、内装材の壁
面よりも内側に位置付けられることを特徴とする。
【0018】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれか1項の前記内装材がインストルメント
パネルであり、前記リング部材が、インストルメントパ
ネルのベンチレータ装着部の下方または上方に設けられ
ることを特徴とする。
【0019】また、請求項5記載の発明は、請求項1な
いし4のいずれか1項の前記内装材の壁面に、リング部
材の下方に、カップの底面を受けるべくリング部材に対
向する段面が形成されることを特徴とする。
【0020】また、請求項6記載の発明は、前記内装材
の壁面に、請求項5の前記段面を含み上部及び前部が開
放された凹部が形成されており、リング部材は該凹部の
前部を取り囲むように配置されることを特徴とする。
【0021】また、請求項7記載の発明は、請求項1な
いし4のいずれか1項のリング部材の中心開口の下部
に、カップの底面を受けるべく中心開口縁を渡る受け面
が設けられることを特徴とする。
【0022】また、請求項8記載の発明は、請求項1な
いし7のいずれか1項の前記リング部材の前記内装材壁
面から突出していない部分が、前記内装材に固定されア
ッパーケースとロアケースからなるケースに支持される
ことを特徴とする。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、リング部
材を内装材に対して回動させることにより、様々な大き
さのカップを保持することができる。リング部材を内装
材に対して回動させるだけであるので、その操作は簡単
である。
【0024】請求項2記載の発明によれば、請求項1に
係る効果に加えて、被ガイド部と軌道部材との係合によ
って、リング部材の回動がガイドされると共に、リング
部材が内装材に対して保持されるため、安定してリング
部材を回動することができる。
【0025】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2に係る効果に加えて、リング部材の回動中心が内
装材の壁面よりも内側にあることによって、リング部材
の内装材からの突出量を小さくできると共に、リング部
材を内装材に対して安定して保持することができる。
【0026】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれかに係る効果に加えて、リング部材の一
部がインストルメントパネルから突出するだけであり、
さらにベンチレータ装着部の上方または下方に設けられ
るので、カップを保持していない状態において、ベンチ
レータから吹き出される風の流通を妨げることはない。
また、突出している部分は円形形状の外周縁を有するリ
ング部材の一部であるためエアバック展開時にエアバッ
クとの干渉を防ぐことができる。さらには、カップを保
持しているときには、ベンチレータから吹き出される風
によって、冬はカップを保温し、夏はカップを保冷する
ことができる。
【0027】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし4のいずれかに係る効果に加えて、内装材の段面が
カップの底面を受けるため、カップが不用意にリング部
材の中心開口縁と内装材の壁面との間から落下すること
を防ぐことができ、安全にカップを保持することができ
る。
【0028】請求項6記載の発明によれば、請求項5に
係る効果に加えて、凹部がカップの周りをより多く包囲
することになるため、安定してカップを保持することが
できる。また、リング部材の壁面からの突出量を小さく
することができる。
【0029】請求項7記載の発明によれば、請求項1な
いし4のいずれかに係る効果に加えて、リング部材に設
けられた受け面がカップの底面を受けるため、カップが
不用意にリング部材の中心開口縁と内装材の壁面との間
から落下することを防ぐことができ、安全にカップを保
持することができる。また、この構成であれば、内装材
の壁面でカップの底面を受ける必要が無いため、内装材
の形状自由度を向上させることができる。
【0030】請求項8記載の発明によれば、請求項1な
いし7のいずれかに係る効果に加えて、リング部材をケ
ースに支持し、ケースを内装材に固定する構造とするこ
とで、リング部材を内装材に対してさらに安定して保持
することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。
【0032】図1は、本発明の自動車用のカップホルダ
構造の第1の実施の形態を表す斜視図である。図におい
て、10は車室内の内装材であるインストルメントパネ
ルであり、インストルメントパネル10のベンチレータ
装着部12の下方に、リング部材14が設けられてい
る。リング部材14は、インストルメントパネル10の
外側を構成する表皮材(壁面)10aからその一部が突
出された状態となっている。
【0033】図3〜図5に示したように、リング部材1
4は、その外周縁14aが円形形状をなすのに対して、
中心開口縁14bは、外周縁14aと同心の円形以外の
形状をなしており、この例では、外周縁14aと非同心
の円形形状をなしている。また、リング部材14の外周
縁部14cの底面には、被ガイド部としての溝14dが
外周縁14aと同心の円形を描くべく環状に形成されて
いる。
【0034】リング部材14の表皮材10aから突出し
ていない部分は、インストルメントパネル10の表皮材
10aよりも内側に収納されるケース16内に回動可能
に支持されている。ケース16は、アッパーケース18
とロアケース20とからなり、ロアケース20内には、
リング部材14の外周縁部14cに沿った円弧状のガイ
ドレール部20aが形成されている。ガイドレール部2
0aは、リング部材14の外周縁14aに対向する外側
部20bと、前記リング部材14の溝14dにはめ合う
凸条20cと、リング部材14の中心開口縁14bに対
向する内側部20dと、から構成され、リング部材14
の被ガイド部である溝14dと係合し、リング部材14
のガイドを行う軌道部材となっている。内側部20d
は、リング部材14の、外周縁14aと非同心となった
中心開口縁14bと干渉することがないように、リング
部材14の最も幅が太くなった部分に合わせて小さめに
形成されている。
【0035】こうして、リング部材14は、ケース16
に対して回動可能に支持され、溝14dが凸条20cか
ら受ける摩擦力または外周縁14aが外側部20bから
受ける摩擦力によって、どの回動位置においてもある程
度の摩擦力により停止可能となっている。また、リング
部材14の回動中心14eは、ケース16内に位置付け
られるように、リング部材14のケース16即ちインス
トルメントパネル10からの突出部分は、ケース16内
に収容される部分よりも少なくなるように設定されてい
る(図5の一点鎖線Aはリング部材14の回動中心14
eを通る回動軸を表す)。
【0036】アッパーケース18とロアケース20は、
リング部材14を挟んで重ね合わされてビス止めされた
後、ロアケース20の取付部20eがインストルメント
パネル10の骨材部に取り付けられる。
【0037】インストルメントパネル10には、リング
部材14の下方に、上方に面しリング部材14に対向す
る段面10bが形成されている。
【0038】以上のように構成される自動車用のカップ
ホルダ構造において、カップ24を保持するときには、
リング部材14を回動して、リング部材14の中心開口
縁14bとインストルメントパネル10の表皮材10a
との間に形成される空間22が、保持したいカップ24
の大きさに合致したところで、リング部材14の回動を
止める。そして、この空間22内にカップ24を挿入
し、カップ24の底面を前記段面10bに載置し、前記
リング部材14の中心開口縁14bとインストルメント
パネル10の表皮材10aとで、カップ24の側面を把
持することにより、カップ24を保持する(図5)。
【0039】カップ24の外径が小さい寸法のものであ
れば、リング部材14の幅が広い、言い換えれば、中心
開口縁14bと外周縁14aとの間の長さが長くなった
部分が、インストルメントパネル10よりも突出するよ
うに、リング部材14を回動させれば良く、逆に、カッ
プ24の外径が大きい寸法のものであれば、リング部材
14の幅が狭い、言い換えれば、中心開口縁14bと外
周縁14aとの間の長さが短くなった部分が、インスト
ルメントパネル10よりも突出するように、リング部材
14を回動させれば良い。この回動の際に、溝14dと
ガイドレール部20aとの係合によって、リング部材1
4の回動がガイドされると共に、リング部材14がイン
ストルメントパネル10に対して保持されるため、安定
してリング部材14を回動させることができる。
【0040】こうして、多種類の大きさのカップに対応
させることができ、がたつくことなく、各種類の大きさ
のカップを保持することができる。
【0041】カップを保持しないときには、図1に示し
たように、リング部材14の一部がインストルメントパ
ネル10より突出しているだけであり、さらにベンチレ
ータ装着部12の下方に設けられるので、嵩張ることも
なく、カップを保持していない状態において、ベンチレ
ータから吹き出される風の流通を妨げることはない。ま
た、突出している部分は円形形状の外周縁14aを有す
るリング部材14の一部であるためエアバック展開時に
エアバックとの干渉を防ぐことができる。さらには、カ
ップを保持しているときには、ベンチレータから吹き出
される風によって、冬はカップを保温し、夏はカップを
保冷することができる。
【0042】リング部材14の回動中心14eがインス
トルメントパネル10の表皮材10aよりも内側にある
ことによって、リング部材14の突出量を小さくできる
と共に、リング部材14をインストルメントパネル10
に対して安定して保持することができる。また、インス
トルメントパネル10の段面10bがカップ24の底面
を受けるため、カップ24が不用意にリング部材14の
中心開口縁14bとインストルメントパネル10の表皮
材10aとの間から落下することを防ぐことができ、安
全にカップ24を保持することができる。また、リング
部材14をケース16に支持し、ケース16をインスト
ルメントパネル10に固定する構造となっているので、
リング部材14をインストルメントパネル10に対して
さらに安定して保持することができる。
【0043】また、カップ24を保持しないときには、
リング部材14に傘を引掛けることもでき、傘立てとし
て利用することも可能である。尚、この例では、リング
部材14がベンチレータ装着部12の下方に設けられて
いるが、ベンチレータ装着部12の上方に設けられてい
ても、同様の効果が得られる。
【0044】リング部材14の中心開口縁14bの形と
して、この例では外周縁14aと非同心の円形形状をな
しているが、これに限るものではない。図9に示したも
のは、リング部材14の中心開口縁14aが、円形形状
ではなく、より多くのカップ以外の容器にも対応するこ
とができるように、複数の容器の輪郭の一部に適合した
複数の凹部14b−1,14b−2,14b−3,14
b−4,14b−5,14b−6を持った形状をした例
である。凹部14b−1がインストルメントパネル10
より突出したときには細い缶24−1を、凹部14b−
2が突出したときには太い缶24−2を、凹部14b−
3,14b−4が突出したときには2本の細い缶24−
1や肉薄の箱物24−3を、凹部14b−5、14b−
6が突出したときにはタバコ箱24−4や肉厚の箱物2
4−5のような容器を保持することができ、通常の飲料
用の容器に限らず、たばこ用の容器(カップ)等にも使
用することができる。
【0045】次に、図6は、本発明の第2の実施の形態
を表す斜視図である。第1の実施の形態と同様の部材は
同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0046】この実施の形態では、インストルメントパ
ネル10の壁面10aに、段面10bを含む凹部10c
が形成されている点で、第1の実施の形態と異なってい
る。凹部10cは、その上部及び前部10dがカップ2
4を受け入れるために、開放されており、リング部材1
4は凹部10cの前部10dを取り囲むように配置され
ている。リング部材14が壁面10aに対して回動自在
であるのは、同様である。
【0047】このように構成することにより、第1の実
施の形態と同じ作用・効果が得られる他、凹部10cが
カップ24の周りをより多く包囲することになるため、
安定してカップ24を保持することができる。また、こ
の実施の形態においても、リング部材14の回動中心
は、壁面10aの凹部10c以外の一般面よりも内側に
位置付けることができ、壁面10aからのリング部材1
4の突出量を小さくすることができる。
【0048】次に、図7及び図8は、本発明の第3の実
施の形態を表す斜視図である。第1の実施の形態と同様
の部材は同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0049】リング部材26の長さが長く、且つその下
部に底面を持った例であり、リング部材26のみでカッ
プを保持するようにした点で、前実施の形態と異なって
いる。即ち、リング部材26の中心開口26eの下部
に、カップ24の底面を受けるべく中心開口26eを渡
り中心開口26eを塞ぐ受け面26fが形成されている
(図8)。このリング部材26に合わせて、ケース28
の高さが高くなっている。また、ロアケース30のガイ
ドレール部30aは、内側部20dに相当するものが省
略されている。それ以外の点は、前実施の形態と同様で
あり、リング部材26の外周縁26a、中心開口縁26
bは、リング部材14の外周縁14a、中心開口縁14
bに対応している。
【0050】リング部材26に設けられた受け面26f
がカップ24の底面を受けるため、カップ24が不用意
にリング部材26の中心開口縁26bとインストルメン
トパネル10の表皮材10aとの間から落下することを
防ぐことができ、安全にカップ24を保持することがで
きる。また、この構成であれば、インストルメントパネ
ル10の表皮材10aでカップ24の底面を受ける必要
が無いため、インストルメントパネル10の形状自由度
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用のカップホルダ構造における
第1の実施の形態を表す斜視図である。
【図2】図1のカップホルダ構造のケースとリング部材
を表す斜視図である。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】図2の4−4線に沿って見た断面図である。
【図5】図2の5−5線に沿って見た断面図である。
【図6】本発明の自動車用のカップホルダ構造における
第2の実施の形態を表す斜視図である。
【図7】本発明の自動車用のカップホルダ構造における
第3の実施の形態を表す斜視図である。
【図8】第3の実施の形態における図5相当断面図であ
る。
【図9】リング部材の他の例を表す横断面図である。
【符号の説明】
10 インストルメントパネル(車室内の内装材) 10a 表皮材(壁面) 10b 段面 10c 凹部 12 ベンチレータ装着部 14 リング部材 14a 外周縁 14b 中心開口縁 14c 外周縁部 14d 溝(被ガイド部) 16 ケース 18 アッパーケース 20 ロアケース 20a ガイドレール部(軌道部材) 22 空間 24 カップ 26 リング部材 26e 中心開口 26f 受け面 26a 外周縁 26b 中心開口縁 28 ケース 30 ロアケース 30a ガイドレール部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の内装材の壁面から一部が突出さ
    れた状態で且つ該壁面に対して回動自在にリング部材が
    設けられており、該リング部材は、その外周縁が円形形
    状であるのに対して、リング部材の中心開口縁は該外周
    縁の同心状円形以外の形状をなしており、内装材から突
    出したリング部材の中心開口縁と前記内装材の壁面との
    間でカップを保持可能としたことを特徴とする自動車用
    のカップホルダ構造。
  2. 【請求項2】 前記リング部材には、その外周縁部に、
    内装材の壁面内側に設けられた円弧状の軌道部材に係合
    する被ガイド部が形成されることを特徴とする請求項1
    記載の自動車用のカップホルダ構造。
  3. 【請求項3】 前記リング部材の回動中心は、内装材の
    壁面よりも内側に位置付けられることを特徴とする請求
    項1または2記載の自動車用のカップホルダ構造。
  4. 【請求項4】 前記内装材はインストルメントパネルで
    あり、前記リング部材は、インストルメントパネルのベ
    ンチレータ装着部の下方または上方に設けられることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の自動
    車用のカップホルダ構造。
  5. 【請求項5】 前記内装材の壁面には、リング部材の下
    方に、カップの底面を受けるべくリング部材に対向する
    段面が形成されることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれか1項記載の自動車用のカップホルダ構造。
  6. 【請求項6】 前記内装材の壁面には、前記段面を含み
    上部及び前部が開放された凹部が形成されており、リン
    グ部材は該凹部の前部を取り囲むように配置されること
    を特徴とする請求項5記載の自動車用のカップホルダ構
    造。
  7. 【請求項7】 リング部材の中心開口の下部には、カッ
    プの底面を受けるべく中心開口縁を渡る受け面が設けら
    れることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    記載の自動車用のカップホルダ構造。
  8. 【請求項8】 前記リング部材の前記内装材壁面から突
    出していない部分は、前記内装材に固定されアッパーケ
    ースとロアケースからなるケースに支持されることを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載の自動車
    用のカップホルダ構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018078A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Nifco Inc 自動車用傘ホルダー
CN105329136A (zh) * 2015-11-19 2016-02-17 俞松炜 用于在车辆上放置杯子的装置
CN105501095A (zh) * 2015-11-19 2016-04-20 俞松炜 用于在汽车上放置杯子的装置
JP2016078837A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 株式会社ニフココリア 自動車のシート背凭れ用スイングカップホルダ

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