JPH09199322A - ソレノイド - Google Patents

ソレノイド

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JPH09199322A
JPH09199322A JP2479296A JP2479296A JPH09199322A JP H09199322 A JPH09199322 A JP H09199322A JP 2479296 A JP2479296 A JP 2479296A JP 2479296 A JP2479296 A JP 2479296A JP H09199322 A JPH09199322 A JP H09199322A
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JP
Japan
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attracting
movable iron
iron piece
solenoid
moving iron
Prior art date
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Pending
Application number
JP2479296A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kumagai
隆司 熊谷
Shinji Miura
新治 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、可動鉄片に長い(大きい)動作ス
トロークを設定しても強い吸引力を確保することができ
るソレノイドの提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、ソレノイドの電磁力発生部の
吸引部と、これに対向する可動鉄片部分との一方に、凹
部を、他方に該凹部と嵌り合う凸部とをそれぞれ形成し
たソレノイドであることを特徴とし、可動鉄片の動作ス
トロークを大きくとることで、吸引部と可動鉄片との距
離が離れても、一方に設けた凸部により、吸引部と可動
鉄片とを最短距離に近接させ、この近接で吸引部の大き
な吸引力の作用を受けることができ、強い吸引力の確保
が得られる。また、可動鉄片が吸引部に吸着されたとき
は上述の凸部に対してはこれに対向する凹部が嵌り合う
ので、可動鉄片の可動には何等支障がなく円滑な可動が
維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、パチン
コ遊技機の大当たり入賞口に取付けた開閉シュータを開
閉駆動するのに使用するようなソレノイドに関する。
【0002】
【従来の技術】上述例のパチンコ遊技機にあっては、狭
い空間エリアに多くの遊技機を配設する関係上、該遊技
機をコンパクトに構成する必要があり、そのため該遊技
機を構成する使用部品も可能な限りコンパクトに形成す
ることが望まれている。
【0003】前述のパチンコ遊技機の大当たり入賞口に
取付けられた開閉シュータを開閉駆動すソレノイドも小
型のソレノイドを使用するが、しかし、開閉シュータを
開閉駆動するには所定の動作ストロークが必要であり、
小型のソレノイドの割りには大きい(長い)動作ストロ
ークで使用されることが多く、従来、図1に示す構造を
有していた。
【0004】すなわち、該ソレノイド1は、底板2と側
板3とをL形に形成した鉄芯枠4の底板2側に、コイル
5を巻回したボビン6に鉄芯7を挿入して形成した電磁
力発生部8の鉄芯7の一端をカシメ止めして固定し、上
述の鉄芯7の吸引吸着側に可動鉄片9を対向させた状態
で、可動鉄片9の基端側を側板3の上端に回動可能に支
持させ、さらに、この可動鉄片9の上記側板3より外方
に突出する部分の端部と、前記鉄芯枠4の側板3から引
き起こして形成した係止片10との間に、可動鉄片9を
復帰させる復帰用バネ11を取付けて構成している。
【0005】本来、電磁力発生部8の鉄芯7に発生する
磁力線は、可動鉄片9に対して最短距離の部分に最も多
く流れて、最も大きな吸引力が発生する。上述のように
構成したソレノイド1にあっては、鉄芯7の上端平面部
の可動鉄片9の支持側のa部分が最短距離Aの部分とな
り、この部分に大きな吸引力が発生する。
【0006】しかし、上述の可動鉄片9の動作ストロー
グを大きくすることは、このa部分の距離Aを広げるこ
とになるので、この距離が広がると、一般的に、距離の
2乗に反比例して吸引力が減少するので、吸引力が弱く
なる大きな問題点が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前述の可
動鉄片9と同じように長い(大きい)動作ストロークで
あっても強い吸引力を確保することができるソレノイド
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、電磁力を発
生する電磁力発生部と、該電磁力発生部を保持する枠体
と、該枠体に回動可能に支持されて前記電磁力発生部の
吸引部と対向する可動鉄片と、該可動鉄片を前記吸引部
より離れた位置に復帰させる復帰用バネとを備えたソレ
ノイドであって、前記電磁力発生部の吸引部と、これに
対向する可動鉄片部分との一方に、凹部を、他方に該凹
部と嵌り合う凸部とをそれぞれ形成したソレノイドであ
ることを特徴とする。
【0009】
【発明の作用・効果】この発明によれば、可動鉄片の動
作ストロークを大きくとることで、電磁力発生部の吸引
部と可動鉄片との距離が離れても、これら相互の一方に
設けた凸部により、上述の吸引部と可動鉄片とを最短距
離に近接させることができ、この近接で吸引部の大きな
吸引力の作用を受けることができ、強い吸引力の確保が
得られる。また、可動鉄片が吸引部に吸着されたときは
上述の凸部に対してはこれに対向する凹部が嵌り合うの
で、可動鉄片の可動には何等支障がなく円滑な可動が維
持できる。
【0010】例えば、パチンコ遊技機の大当たり入賞口
は開放後の閉鎖は、定量以上の賞球が入るのを遮断する
ために速やかな閉鎖動作が望まれる。この発明によれ
ば、前述の凹部と凸部とが嵌り合うと、保持力が若干下
がり吸着保持力を低減させるので、電磁力発生部の電磁
力発生を遮断すると、その保持力が低減故に復帰用バネ
が速やかに作用し、強い復帰力が確保でき、前述例のよ
うに入賞口を速やかに遮断したい場合の使用には、強い
復帰力の確保が有効に作用させることができる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面はパチンコ遊技機の大当たり入賞口に取付
けた開閉シュータを開閉駆動する駆動源として使用する
小型のソレノイドを示す。
【0012】図2は、上述のパチンコ遊技機の大当たり
入賞口21を示し、該入賞口21には開閉シュータ22
を枢着して入賞時に開放するように設けており、この開
閉シュータ22の側面に操作ピン23を連設し、これに
ソレノイド24の可動鉄片25を接続して、このソレノ
イド24を駆動制御することで、開閉シュータ22の開
閉操作を実行している。
【0013】図3、図4および図5は、上述のソレノイ
ド24を示し、該ソレノイド24は、前述の可動鉄片2
5の他に、底板26と側板27とをL形に形成した鉄芯
枠28と、コイル29を巻回したボビン30に鉄芯31
を挿入して形成した電磁力発生部32と、復帰用バネ3
3とで構成している。
【0014】前述の鉄芯枠28はその底板26側に、電
磁力発生部32を側板27に近接した状態でその鉄芯3
1の一端をカシメ止めして電磁力発生部32を固定し、
上述の鉄芯枠28の側板27の上端左右には、前述の可
動鉄片25を回動可能に支持するための支持片34,3
4を形成すると共に、その中央部は支持点を形成するた
めの切断端面35を形成している。
【0015】前述の可動鉄片25の支持側は板状をなし
て前述の支持片34,34に対応する位置に、前後(長
さ方向)にやや余裕を持つ大きさの支持凹部36,36
を形成し、またその中央部には前述の復帰用バネ33を
係止する係止片37を連設し、可動鉄片25の可動端側
は幅狭に形成し、下部に屈曲させて前述の操作ピン23
に係合する係合部38を形成している。
【0016】そして、前述の鉄芯枠28の支持片34,
34に可動鉄片25の支持凹部36,36を係合させ
て、可動鉄片25の板面を切断端面35に当接されるこ
とで支持し、また、上述の係合が若干の余裕を有するこ
とで、可動鉄片25はその係合部38側を上下に回動さ
せることができると共に、回動量を所定量に規制するこ
とができる機能(ストッパ機能)を持たせている。
【0017】前述の鉄芯枠28の側板27の復帰用バネ
33と対応する位置は切欠いて欠損部39を形成し、さ
らに、該欠損部39の下端側を引き起こして係止片40
を形成し、これに復帰用バネ33の下端側を係止すると
共に、該復帰用バネ33の上端を可動鉄片25の係止片
37に係止して、該復帰用バネ33を取付ける。
【0018】さらに、前述の電磁力発生部32の吸着部
である鉄芯31の平端部の中央には凹部41を形成し、
また、この凹部41と対向する可動鉄片25の部分に
は、該凹部41と嵌り合う凸部42を形成している。
【0019】なお、これら凹部41と凸部42との関係
は、ことに図5に示すように、可動鉄片25が復帰姿勢
状態にあるとき、凹部41の口縁と凸部42の周縁の最
短距離の対向部分bの距離Bが、図1で示したa部分の
距離Aより短く設定する。但し、最短距離の限度は、両
凹凸部41,42が入り込むことなく、離れてた距離で
設定する。また、可動鉄片25が吸引されて鉄芯31側
に吸着されたときは、両凹凸部41,42が嵌り合って
も、相互が接触しない寸法に設ける。
【0020】なお、上述の可動鉄片25の凸部42は絞
り加工で形成しているが、例えば、ビスネジのように別
部材で結合することもできる。
【0021】上述のように構成したソレノイド24は、
可動鉄片25の動作ストロークを大きくとることで、電
磁力発生部32の吸引部と可動鉄片25との距離が離れ
ても、可動鉄片25の凸部42により、上述の吸引部と
可動鉄片25とを最短距離Bに近接させることができ、
この近接で吸引部の大きな吸引力の作用を受けることが
でき、強い吸引力の確保が得られる。また、可動鉄片2
5が吸引部に吸着されたときは上述の凸部42に対して
は凹部41が嵌り合うので、可動鉄片25の可動には何
等支障がなく円滑な可動が維持できる。
【0022】例えば、パチンコ遊技機の大当たり入賞口
21は開放後の閉鎖は、定量以上の賞球が入るのを遮断
するために速やかな閉鎖動作が望まれる。この実施例に
よれば、前述の凹部41と凸部42とが嵌り合うと、吸
着の保持力が若干下がり吸着保持力を低減させるので、
電磁力発生部32を電磁力発生を遮断すると、その保持
力が低減故に復帰用バネ33が速やかに作用し、強い復
帰力が確保でき、前述例のように入賞口21を速やかに
遮断したい場合の使用には、強い復帰力の確保が有効に
作用させることができる。この発明の枠体は、実施例の
鉄芯枠28に対応するも、この発明の構成は実施例の構
成のみに限定されるものではない。
【0023】例えば、可動何時片25側に凹部を形成
し、鉄芯31側に凸部を形成するもよい。また、実施例
ではパチンコ遊技機の入賞口に使用するソレノイドを示
したが、その他の賞球口や、玉の供給および排出を制御
するソレノイドとして使用でき、また、ソレノイド装置
のみではなく、同様な機構のリレー(電磁開閉器)でも
使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のソレノイドの縦断面図。
【図2】 パチンコ遊技機の大当たり入賞口の一部切欠
き斜視図。
【図3】 ソレノイドの斜視図。
【図4】 ソレノイドの分解斜視図。
【図5】 ソレノイドの縦断面図。
【符号の説明】
24…ソレノイド 25…可動鉄片 28…鉄芯枠 32…電磁力発生部 33…復帰用バネ 41…凹部 42…凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁力を発生する電磁力発生部と、該電磁
    力発生部を保持する枠体と、該枠体に回動可能に支持さ
    れて前記電磁力発生部の吸引部と対向する可動鉄片と、
    該可動鉄片を前記吸引部より離れた位置に復帰させる復
    帰用バネとを備えたソレノイドであって、前記電磁力発
    生部の吸引部と、これに対向する可動鉄片部分との一方
    に、凹部を、他方に該凹部と嵌り合う凸部とをそれぞれ
    形成したソレノイド。
JP2479296A 1996-01-17 1996-01-17 ソレノイド Pending JPH09199322A (ja)

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