JP2005277360A - ヒンジ型直流ソレノイド - Google Patents
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Abstract
【課題】 ヒンジ型ソレノイドに於いて、吸引板片と固定鉄芯の吸引距離が長いと吸引開始時の吸引力が弱い為、長い吸引距離での吸引力の大幅な増加を図る為。
【解決手段】 ヒンジ型ソレノイドに於いて、吸引板片の端に吸引板片の戻しバネを掛け止めしてある形状のソレノイドに於いて、吸引用コイルの中心に固定された固定鉄芯は、円錐台形状に加工した凹部が設けられている。固定鉄芯の相対位置に当たる吸引板片には円錐台形状に加工した吸引鉄芯を固定鉄芯側に凸状に固定し、固定鉄芯と吸引鉄芯の吸引距離を短くすることにより、吸引開始時の吸引板片の吸引力を大幅に強くすることが出来る。
【選択図】 図4
【解決手段】 ヒンジ型ソレノイドに於いて、吸引板片の端に吸引板片の戻しバネを掛け止めしてある形状のソレノイドに於いて、吸引用コイルの中心に固定された固定鉄芯は、円錐台形状に加工した凹部が設けられている。固定鉄芯の相対位置に当たる吸引板片には円錐台形状に加工した吸引鉄芯を固定鉄芯側に凸状に固定し、固定鉄芯と吸引鉄芯の吸引距離を短くすることにより、吸引開始時の吸引板片の吸引力を大幅に強くすることが出来る。
【選択図】 図4
Description
本発明は、ヒンジ型直流ソレノイドの駆動構造に関するものである。
図1は従来のヒンジ型ソレノイドの構成を示す説明用断面図であり、1はヨーク、2は吸引板片、3は固定鉄芯、4は戻しバネ、5はコイルである。
従来ヒンジ型ソレノイドは吸引力が弱い為、吸引板片と固定鉄芯の吸引距離を長く(角度を広く)出来ない為、プランジャー型ソレノイドかロータリーソレノイドを使用するのが一般的であった。又、ヒンジ型直流ソレノイドを使用する場合は、形状を大きくし、コイル形状を大きくするか、電流を多く流すしか方法が無かった。
従来ヒンジ型ソレノイドは吸引力が弱い為、吸引板片と固定鉄芯の吸引距離を長く(角度を広く)出来ない為、プランジャー型ソレノイドかロータリーソレノイドを使用するのが一般的であった。又、ヒンジ型直流ソレノイドを使用する場合は、形状を大きくし、コイル形状を大きくするか、電流を多く流すしか方法が無かった。
本発明では、パチンコ機械の玉の振り分け、スロットルマシンのメタルの振り分け、自動販売機のコイン選別機構、ワンマンバスのコインの払い出し機構等に使用される。又、使用の際には戻しバネの反発力を利用するのが効果的である。
従来のヒンジ型ソレノイドに於いては、戻しバネの荷重を強くすると吸引板片が吸引しないか、吸引力が弱くなる為、本発明では、その改良を目的とする。
従来のヒンジ型ソレノイドに於いては、戻しバネの荷重を強くすると吸引板片が吸引しないか、吸引力が弱くなる為、本発明では、その改良を目的とする。
ヒンジ型ソレノイドはプランジャー型やロータリー型ソレノイドに比べて一般的に吸引力が弱いとされる点に対して、吸引開始時の吸引力を強くする方法として、固定鉄芯の中心を円錐台形状に加工した凹部を設けた。又、固定鉄芯の中心と吸引板片の相対位置に円錐形状に加工した可動鉄芯を凸状に固定することにより、固定鉄芯と可動鉄芯が短くなり、吸引開始時の力を大幅に強くすることが出来る。
0004項に於いて説明した如く、吸引板片の吸引鉄芯、固定鉄芯が近づくことにより、有効に強い吸引力を得ることが出来る。吸引力は距離の2乗に反比例するので、吸引力を強くする為には、有効な方法である。吸引板片の戻しバネは吸引開始から吸着まで荷重は直線的に増加するが、吸引力は2次曲線的に増加する為、バネ荷重より吸引力が強ければ問題はない。
図1は、従来のヒンジ型ソレノイドの構成を示す断面図であり、図面を用いて本発明の実施例について説明する。図2、図3は本発明のヒンジ型ソレノイドの外観図であり、図2は平面図、図3は正面図である。図4、図5は説明用断面図であり、図4は無通電時、図5は通電時を示す。
図2以降について本発明の詳細を説明する。
各図面は同一記号のものは同じ作用をする部材なので、その重複した説明は省略する。1はヨーク、材質は磁性体、例をいえば軟鋼板(SPCC)、2は吸引板片、材質は磁性体、例をいえば軟鋼板(SPCC)、3は固定鉄芯、材質は磁性体、例をいえば快削鋼(SUM24L)、4は戻しバネ、5はコイル、6は吸引鉄芯、材質は磁性体、例をいえば快削鋼(SUM24L)で構成されている。
各図面は同一記号のものは同じ作用をする部材なので、その重複した説明は省略する。1はヨーク、材質は磁性体、例をいえば軟鋼板(SPCC)、2は吸引板片、材質は磁性体、例をいえば軟鋼板(SPCC)、3は固定鉄芯、材質は磁性体、例をいえば快削鋼(SUM24L)、4は戻しバネ、5はコイル、6は吸引鉄芯、材質は磁性体、例をいえば快削鋼(SUM24L)で構成されている。
本発明の各部品の配置は、図4に表されている。コイル5の中心に固定されている固定鉄芯3は中心部が円錐台形状に加工された凹部になっている。又、固定鉄芯3の中心と吸引板片2の相対位置には、円錐台形状に加工された凸部を有した吸引鉄芯6が固定されている。コイル5に通電し、吸引板片2が吸引された時、固定鉄芯3の凹部と吸引鉄芯6の凸部間は、適当な隙間を設けて有り、吸引途中及び吸引時(吸引時は図5に表されている)各々が接触しないような構造となっている。
それにより吸引鉄芯6と固定鉄芯3の距離が従来のヒンジ型ソレノイドより短くなり、通電時に吸引開始時点の吸引力を大幅に強くすることが出来る。
動作は、通電により吸引板片2が吸引され、通電を止めると戻しバネ4により元に位置に復帰する。
図6は、従来と本発明の吸引力と吸引距離の関係を表したものであり、本発明は吸引開始時に従来のものと比べ大幅に強い吸引力を得ることが出来る。
本発明のヒンジ型ソレノイドによれば、吸引板片と固定鉄芯の距離を長く(角度を広く)出来る為、小型化することが可能であり、コストダウンを図ることが出来る。又、パチンコ機械の玉の振り分け機構やスロットルマシンのメダルの振り分け機構、自動販売機のコインの選別機構、ワンマンバスのコインの払い出し機構等、小型化が可能であり、コストダウンを図ることが出来る。又、消費電力を少なくしたり、コイルの発熱を押さえることも出来る。
1 ヨーク
2 吸引板片
3 固定鉄芯
4 戻しバネ
5 コイル
6 吸引鉄芯
2 吸引板片
3 固定鉄芯
4 戻しバネ
5 コイル
6 吸引鉄芯
Claims (1)
- ヒンジ型直流ソレノイドの吸引板片の端に吸引板片の戻しバネが掛け止めしてある状態の物に於いて、吸引用コイルの中心に固定された鉄芯は円錐台形状に加工された凹部を設けてある。(以下固定された鉄芯は固定鉄芯と言う)
固定鉄芯の相対位置に当たる吸引板片には、円錐台形状の凸部の鉄芯(凸部の鉄芯は以下吸引鉄芯と言う)は固定鉄芯側に固定し、これにより吸引板片に設けられた吸引鉄芯と固定鉄芯の吸引距離を短くし、吸引開始時の吸引力を高めたソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004124840A JP2005277360A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | ヒンジ型直流ソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004124840A JP2005277360A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | ヒンジ型直流ソレノイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005277360A true JP2005277360A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35176644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004124840A Pending JP2005277360A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | ヒンジ型直流ソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005277360A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006324405A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Sanyo Product Co Ltd | ソレノイド用電磁石とソレノイドおよびそのソレノイドを用いた遊技機 |
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JP2011003918A (ja) * | 2010-08-20 | 2011-01-06 | Sanyo Product Co Ltd | ソレノイド用電磁石とソレノイドおよびそのソレノイドを用いた遊技機 |
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JP2016076604A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | 日本電産サンキョー株式会社 | クラッチ機構付きモータユニット |
-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004124840A patent/JP2005277360A/ja active Pending
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