JPS6127006Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6127006Y2 JPS6127006Y2 JP16207580U JP16207580U JPS6127006Y2 JP S6127006 Y2 JPS6127006 Y2 JP S6127006Y2 JP 16207580 U JP16207580 U JP 16207580U JP 16207580 U JP16207580 U JP 16207580U JP S6127006 Y2 JPS6127006 Y2 JP S6127006Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- magnetic card
- brake plate
- card reader
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Conveying Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シヤツタの開閉時の振動を防止した
磁気カードリーダのシヤツタ防振機構に関する。
磁気カードリーダのシヤツタ防振機構に関する。
従来磁気カードリーダの磁気カード入口が屋外
などの外部に露出されていると内部に塵埃が進入
するので、これを防止するため磁気カード入口に
シヤツタを設け、カードの挿入を磁気ヘツドで検
出してシヤツタを開いてカードをカードリーダ内
に送り込んでカードリーダに動作をおこなわせる
「カードリーダのシヤツタ構造」を本出願人は実
願昭54−88818号(実開昭56−9152号公報参照)
で提案した。しかし、上記シヤツタ構造では開閉
時に振動が出て従来の防振方法では不充分であつ
た。そして上記シヤツタをカードリーダに用いて
シヤツタを開いて磁気カードをカードリーダ内に
送り込んでシヤツタを閉じ、その後シヤツタを開
いて磁気カードを磁気カード入口に送り出すよう
に構成すると、上記振動が出た時、磁気カードは
カードリーダ内で他の磁気ヘツドと摺接して情報
の授受が行なわれているので、ジツターが出て情
報の授受にエラーを誘起する欠点がある。
などの外部に露出されていると内部に塵埃が進入
するので、これを防止するため磁気カード入口に
シヤツタを設け、カードの挿入を磁気ヘツドで検
出してシヤツタを開いてカードをカードリーダ内
に送り込んでカードリーダに動作をおこなわせる
「カードリーダのシヤツタ構造」を本出願人は実
願昭54−88818号(実開昭56−9152号公報参照)
で提案した。しかし、上記シヤツタ構造では開閉
時に振動が出て従来の防振方法では不充分であつ
た。そして上記シヤツタをカードリーダに用いて
シヤツタを開いて磁気カードをカードリーダ内に
送り込んでシヤツタを閉じ、その後シヤツタを開
いて磁気カードを磁気カード入口に送り出すよう
に構成すると、上記振動が出た時、磁気カードは
カードリーダ内で他の磁気ヘツドと摺接して情報
の授受が行なわれているので、ジツターが出て情
報の授受にエラーを誘起する欠点がある。
本考案の目的は、コンパクトな簡単な構成で上
記欠点を解決してノイズの発生を防止した磁気カ
ードリーダのシヤツタ防振機構を提案することに
ある。
記欠点を解決してノイズの発生を防止した磁気カ
ードリーダのシヤツタ防振機構を提案することに
ある。
以下、図示の実施例で本考案を説明する。第1
図、第2図でカードリーダの前面基枠1に磁気カ
ード通路1aが形成された枠部1bが突出されて
いる。枠部の外側基枠1にはシヤツタ2とブレー
キ板3が支点軸4に同軸に、連結板5が支持軸6
に夫々回動自在に嵌合され、連結板の一側にソレ
ノイド7が基枠1に固定されている。基枠とブレ
ーキ板3の間の支点軸4の外周には弱い巻きバネ
8が嵌合されている。
図、第2図でカードリーダの前面基枠1に磁気カ
ード通路1aが形成された枠部1bが突出されて
いる。枠部の外側基枠1にはシヤツタ2とブレー
キ板3が支点軸4に同軸に、連結板5が支持軸6
に夫々回動自在に嵌合され、連結板の一側にソレ
ノイド7が基枠1に固定されている。基枠とブレ
ーキ板3の間の支点軸4の外周には弱い巻きバネ
8が嵌合されている。
上記枠部1bの上面にはシヤツタ2が出入自在
に挿入される長孔1cと、磁気カードの適否判別
用の磁気ヘツド9が挿入される角孔1dが夫々穿
設されている。基枠1の後側にはカードリーダ装
置が内蔵されている。
に挿入される長孔1cと、磁気カードの適否判別
用の磁気ヘツド9が挿入される角孔1dが夫々穿
設されている。基枠1の後側にはカードリーダ装
置が内蔵されている。
上記シヤツタ2は一側がU字状に屈曲されて透
孔2a,2aが穿設され、上記支点軸4の小径部
が嵌合されてEリング10で抜け止めされてい
〓〓〓〓〓
る。透孔の外側には係合用突起12が植設されて
いる。シヤツタ2の中程上側には屈曲部が設けら
れて度当りゴム11が嵌合されている。中程下側
には下方に延びた舌片状シヤツタ部2bが形成さ
れて上記枠部の長孔1cに挿入されている。
孔2a,2aが穿設され、上記支点軸4の小径部
が嵌合されてEリング10で抜け止めされてい
〓〓〓〓〓
る。透孔の外側には係合用突起12が植設されて
いる。シヤツタ2の中程上側には屈曲部が設けら
れて度当りゴム11が嵌合されている。中程下側
には下方に延びた舌片状シヤツタ部2bが形成さ
れて上記枠部の長孔1cに挿入されている。
上記ブレーキ板3は平板で形成されて中心に透
孔3aが穿設されて上記支点軸4の小径部にシヤ
ツタ2に添わせて嵌合されている。ブレーキ板の
一側には回動範囲を規制する度当り係合部3b,
3cが略直角位置に設けられ、シヤツタ2との面
接触側にはグリス、シリコンオイル等の粘性油1
3が塗布されている。
孔3aが穿設されて上記支点軸4の小径部にシヤ
ツタ2に添わせて嵌合されている。ブレーキ板の
一側には回動範囲を規制する度当り係合部3b,
3cが略直角位置に設けられ、シヤツタ2との面
接触側にはグリス、シリコンオイル等の粘性油1
3が塗布されている。
上記連結板5は長方形の板材の一側に透孔5a
が穿設されて上記ソレノイド7のプランジヤ7a
にピン14で枢支され、他側には長孔5bが穿設
されて上記支持軸6が嵌合されてEリング15で
抜け止め支持されている。又連結板5の透孔5a
側には切り起し片5cが設けられて支持軸6との
間にコイルバネ16が張設されて連結板は図で右
方に付勢されている。更に連結板5の長孔5bの
上側端には直線状の係合部5dと、凹部5eと、
連結板の立上り係合部5fが設けられ、シヤツタ
2が閉じられたときには係合部5d上に上記シヤ
ツタ2の係合用突起12が当接され、シヤツタの
閉成状態が保持されている。
が穿設されて上記ソレノイド7のプランジヤ7a
にピン14で枢支され、他側には長孔5bが穿設
されて上記支持軸6が嵌合されてEリング15で
抜け止め支持されている。又連結板5の透孔5a
側には切り起し片5cが設けられて支持軸6との
間にコイルバネ16が張設されて連結板は図で右
方に付勢されている。更に連結板5の長孔5bの
上側端には直線状の係合部5dと、凹部5eと、
連結板の立上り係合部5fが設けられ、シヤツタ
2が閉じられたときには係合部5d上に上記シヤ
ツタ2の係合用突起12が当接され、シヤツタの
閉成状態が保持されている。
上記シヤツタ2の動作は、磁気カードが磁気カ
ード通路1aの入口に挿入されると磁気ヘツド9
でカードの適否が判別されて適で信号が発せられ
てソレノイド7に通電され、プランジヤ7aがコ
イルバネ16に抗して吸引されて連結板5が図で
左方に摺動される。この動作で係合用突起12は
係合部5fに当接されてシヤツタ2は支点軸4を
中心に図で時計方向に回動され、シヤツタ部2b
は磁気カード通路1aから上方に退避されてシヤ
ツタは開かれる。このときブレーキ板3は弱い巻
きバネ8でシヤツタ2方向に押されて粘性油13
を介在して面接触したまま時計方向に回動され、
シヤツタの回動量より少ない度当り係合部3bが
枠部1bに度当りしたところで停止されてブレー
キ作用が働く。
ード通路1aの入口に挿入されると磁気ヘツド9
でカードの適否が判別されて適で信号が発せられ
てソレノイド7に通電され、プランジヤ7aがコ
イルバネ16に抗して吸引されて連結板5が図で
左方に摺動される。この動作で係合用突起12は
係合部5fに当接されてシヤツタ2は支点軸4を
中心に図で時計方向に回動され、シヤツタ部2b
は磁気カード通路1aから上方に退避されてシヤ
ツタは開かれる。このときブレーキ板3は弱い巻
きバネ8でシヤツタ2方向に押されて粘性油13
を介在して面接触したまま時計方向に回動され、
シヤツタの回動量より少ない度当り係合部3bが
枠部1bに度当りしたところで停止されてブレー
キ作用が働く。
次にソレノイド7への通電が遮断されると、連
結板5はコイルバネ16で図の右方に摺動されて
旧位に復帰し、シヤツタ2は反時計方向に回動さ
れて閉じられる。このときブレーキ板3はシヤツ
タ2と粘性油13を挾んで面接触したまま反時計
方向に回動されてシヤツタの回動量より少ない係
合部3cが枠部1bに度当りしたところで停止さ
れてブレーキ作用が働く。
結板5はコイルバネ16で図の右方に摺動されて
旧位に復帰し、シヤツタ2は反時計方向に回動さ
れて閉じられる。このときブレーキ板3はシヤツ
タ2と粘性油13を挾んで面接触したまま反時計
方向に回動されてシヤツタの回動量より少ない係
合部3cが枠部1bに度当りしたところで停止さ
れてブレーキ作用が働く。
上記シヤツタ2の開閉動作で、シヤツタは係合
突起12が係合部5fで押され、凹部5e内に挿
入されて開き、凹部5eの一側で押されて閉じる
が、ブレーキ板3が弱い巻きバネ8でシヤツタ2
に面接触されて粘性油13が介在され、かつブレ
ーキ板の回動範囲がシヤツタの回動範囲より狭く
規制されているので、シヤツタの開閉始終時にブ
レーキ作用が働き、始終時に緩やかにシヤツタは
回動されて振動の発生が防止される。
突起12が係合部5fで押され、凹部5e内に挿
入されて開き、凹部5eの一側で押されて閉じる
が、ブレーキ板3が弱い巻きバネ8でシヤツタ2
に面接触されて粘性油13が介在され、かつブレ
ーキ板の回動範囲がシヤツタの回動範囲より狭く
規制されているので、シヤツタの開閉始終時にブ
レーキ作用が働き、始終時に緩やかにシヤツタは
回動されて振動の発生が防止される。
上記説明におけるブレーキ板3は弱い巻きバネ
8に代えて弱いバネ座金を用い、支点軸4の小径
部と大径部の段部端面にブレーキ板を当接させる
等他の方法でシヤツタ2と面接触させてもよい。
又ソレノイドの負荷は大きくなるがブレーキ板を
基枠などの不動部材に固定してもよい。シヤツタ
2は上記ソレノイド7以外の手段で開閉制御して
もよい。
8に代えて弱いバネ座金を用い、支点軸4の小径
部と大径部の段部端面にブレーキ板を当接させる
等他の方法でシヤツタ2と面接触させてもよい。
又ソレノイドの負荷は大きくなるがブレーキ板を
基枠などの不動部材に固定してもよい。シヤツタ
2は上記ソレノイド7以外の手段で開閉制御して
もよい。
本考案は上述のように構成されたから、構造が
簡単コンパクトにまとめられ、シヤツタの少なく
とも移動終期においてブレーキ作用が働いて振動
の発生が防止され、磁気カードと磁気ヘツドの情
報の授受にエラーが誘起されることがない実用上
優れた効果を奏する磁気カードリーダのシヤツタ
防止機構が提供できる。
簡単コンパクトにまとめられ、シヤツタの少なく
とも移動終期においてブレーキ作用が働いて振動
の発生が防止され、磁気カードと磁気ヘツドの情
報の授受にエラーが誘起されることがない実用上
優れた効果を奏する磁気カードリーダのシヤツタ
防止機構が提供できる。
図面は本考案の一実施例が示され、第1図は正
面図、第2図は分解斜視図である。 1……基枠、1a……磁気カード通路、1c…
…シヤツタ出入自在の長孔、2……シヤツタ、3
……ブレーキ板、3b,3c……係合部、5……
連結板、7……ソレノイド、8……弱い巻きバ
ネ、13……粘性油。 〓〓〓〓〓
面図、第2図は分解斜視図である。 1……基枠、1a……磁気カード通路、1c…
…シヤツタ出入自在の長孔、2……シヤツタ、3
……ブレーキ板、3b,3c……係合部、5……
連結板、7……ソレノイド、8……弱い巻きバ
ネ、13……粘性油。 〓〓〓〓〓
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 磁気カード通路に出入自在のシヤツタと、該
シヤツタの開閉を制御する手段とを備えた磁気
カードリーダに於て、シヤツタと面接触するブ
レーキ板と、シヤツタとブレーキ板間に介在さ
せた粘性油と、少くともシヤツタの移動終期に
ブレーキ板を停止させる手段とを備えた磁気カ
ードリーダのシヤツタ防振機構。 2 ブレーキ板を基枠に固定した実用新案登録請
求の範囲第1項記載の磁気カードリーダのシヤ
ツタ防振機構。 3 シヤツタ及びブレーキ板を同一軸に回動自在
に支持し、シヤツタより小さい範囲で回動を許
すブレーキ板の回動規制手段を設けた実用新案
登録請求の範囲第1項記載の磁気カードリーダ
のシヤツタ防振機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16207580U JPS6127006Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16207580U JPS6127006Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5788258U JPS5788258U (ja) | 1982-05-31 |
JPS6127006Y2 true JPS6127006Y2 (ja) | 1986-08-12 |
Family
ID=29520962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16207580U Expired JPS6127006Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6127006Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-14 JP JP16207580U patent/JPS6127006Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5788258U (ja) | 1982-05-31 |
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