JPH0642255Y2 - スライドツマミ装置 - Google Patents

スライドツマミ装置

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JPH0642255Y2
JPH0642255Y2 JP16489488U JP16489488U JPH0642255Y2 JP H0642255 Y2 JPH0642255 Y2 JP H0642255Y2 JP 16489488 U JP16489488 U JP 16489488U JP 16489488 U JP16489488 U JP 16489488U JP H0642255 Y2 JPH0642255 Y2 JP H0642255Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
knob
exterior member
protrusion
sliding body
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP16489488U
Other languages
English (en)
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JPH0284927U (ja
Inventor
文二 久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は各種装置の開閉扉などに用いられるスライドツ
マミ装置に関するものである。
従来の技術 従来のスライドツマミ装置について、第4図を用いて説
明する。図中21はツマミ、22は外装部材、23は摺動体、
24は引張ばねである。ツマミ21には、外装部材22に設け
られた孔26に挿入され、かつ摺動体23に設けられた孔27
に嵌合するスナップフィット形状の一対の足28がある。
ツマミ21と摺動体23は一体となって、孔26に案内されて
摺動可能となる。引張ばね24の一端は摺動体23の一部を
切り起こした穴29に引っ掛けられ、他端は外装部材22の
内側にL字形に成形された突起部30に引っ掛けられて、
摺動体23を一方向に付勢する。21は突起部30を成型する
ための孔である。33は磁気記録再生装置のドライブメカ
の開閉レバー(図示せず)に係合する係合部である。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の構成では、引張ばね
24がはずれないようにするためには、突起部30をL字形
に成型しなければならない。成型金型の構造上、L字形
を成型するには、いくつかの方法がある。その中のひと
つの方法として孔31を設けないとすると比較的簡単な金
型構造で突起部10を形成することができる。しかし、こ
の場合外装部材2に孔11が開き、この孔11からゴミがは
いる等の問題が生じる。また他の方法として孔31を設け
ずに成型する方法としては、成型金型が複雑になるサイ
ドコアを用いる方法があるが金型費用がかかるという課
題があった。
本考案は上記課題に鑑み、外装部材表面からゴミが侵入
するような孔を設けずに簡単な金型構造でできるスライ
ドツマミ装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案のスライドツマミ装置
は孔が設けられた外装部材と、外装部材外から孔を介し
て外装部材上を摺動可能に設けられたツマミと、外装部
材内にあってツマミと係合固定され、ツマミと一体とな
って孔に案内されて摺動される摺動体と、外装部材内に
設けられた突起部と、突起部と摺動体とに両端が取り付
けられ、かつ摺動体を一方向に付勢させる引張ばねとを
備え、摺動体は突起部の周囲の少なくとも一部を囲む包
囲部を設けた構成となっている。
作用 本発明は上記した構成により、突起部をL字型にするこ
となく単なる突起であっても引張ばねは摺動体を付勢し
突起と摺動体との間に保持されて脱落することはなく、
また、突起の形状もL字型にしなくても良く、金型構造
が簡単なもので良い。
実施例 以下、本考案の一実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るスライドツマミ装置の
斜視図で、第2図は本実施例の断面図である。
これらの図において、1はツマミ、2は外装部材、3は
摺動体、4は引張ばね、5は外装部材内に一体形成され
た円柱状の突起部で、ツマミ1には、外装部材2に設け
られた孔6に挿入されて、摺動体3に設けられた孔7に
嵌合するスナップフィット形状の一対の足8がある。ツ
マミ1と摺動体3は一体となって、孔6に案内されて摺
動可能となる。引張ばね4の一端は摺動体3の一部を切
り起こした穴9に引っ掛けられ、他端は外装部材2の内
側に真直な円柱に成型された突起部5に引っ掛けられ
て、摺動体3を一方向に付勢する。包囲部12は摺動体3
の一部で、ツマミ1、摺動体3の摺動位置にかかわら
ず、常に突起部5の周囲を囲むようにしている。摺動体
3は板金構造で構成している。13は磁気記録再生装置の
ドライブメカの開閉レバー(図示せず)に係合する係合
部である。
以上のように構成された本実施例のスライドツマミ装置
について、以下図面を用いてその動作を説明する。
このスライドツマミ装置は、第2図に示す矢印A方向に
ツマミ1を操作させると、ツマミ1と一体となっている
摺動体3も移動し、第3図のように孔6の端まで移動す
る。この移動中に磁気記録再生装置のドライブメカの開
閉レバーに係合してドライブメカのガレージを開放させ
る。引張ばね4は伸び、ツマミ1の操作を解除すると、
引張ばね4によって第2図の位置に復帰する。
以上のように本実施例によれば、外装部材2の突起部5
は円柱形状の成型でよく、孔を設けずに、簡単な金型構
造で造れるので、低コスト化が図られるとともに、外装
部材2の表面にゴミが侵入するような孔が開けられるこ
とはない。なお、摺動体3を板金構造で構成しているの
で、金型費用が安くできると利点もある。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ツマミを摺動させる孔が
設けられた外装部材の内部にあり、ツマミと係合固定さ
れ、かつツマミと一体となって孔に案内されて摺動でき
る摺動体と、外装部材内に設けられた突起部と、一方は
この突起部に取付けられ、他方は摺動体に取付けられか
つ摺動体を一方向に付勢させる引張ばねとを備え、摺動
体は、突起部の周囲に少なくとも一部を囲む包囲部を設
けたことにより、突起部をL字型にすることなく単なる
突起であっても引張ばねは摺動体を付勢し突起と摺動体
との間に保持され、脱落することはなく、かつ、突起を
形成するための金型も簡単な構造で良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るスライドツマミ装置の
斜視図、第2図,第3図は第1図の断面図、第4図は従
来のスライドツマミ装置の斜視図である。 1……ツマミ、2……外装部材、3……摺動体、4……
引張ばね、5……突起部、6……孔、12……包囲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】孔が設けられた外装部材と、前記外装部材
    外から前記孔を介して前記外装部材上を摺動可能に設け
    たツマミと、前記外装部材内にあって前記ツマミと係合
    固定され、前記ツマミと一体となって前記孔に案内され
    て摺動される摺動体と、前記外装部材内に設けられた突
    起部と、前記突起部と前記摺動体とに両端が取り付けら
    れ、前記摺動体を一方向に付勢させる引張ばねとを備
    え、前記摺動体は、前記突起部の周囲の少なくとも一部
    を囲む包囲部を設けた構成としたスライドツマミ装置。
JP16489488U 1988-12-19 1988-12-19 スライドツマミ装置 Expired - Lifetime JPH0642255Y2 (ja)

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JP16489488U JPH0642255Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19 スライドツマミ装置

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JPH0284927U JPH0284927U (ja) 1990-07-03
JPH0642255Y2 true JPH0642255Y2 (ja) 1994-11-02

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