JP2557349Y2 - 操作ボタンの支持装置 - Google Patents

操作ボタンの支持装置

Info

Publication number
JP2557349Y2
JP2557349Y2 JP8015491U JP8015491U JP2557349Y2 JP 2557349 Y2 JP2557349 Y2 JP 2557349Y2 JP 8015491 U JP8015491 U JP 8015491U JP 8015491 U JP8015491 U JP 8015491U JP 2557349 Y2 JP2557349 Y2 JP 2557349Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
operation button
switch body
switch
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8015491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0531050U (ja
Inventor
竜哉 佐竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Time Creation Inc
Original Assignee
Seiko Clock Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Clock Inc filed Critical Seiko Clock Inc
Priority to JP8015491U priority Critical patent/JP2557349Y2/ja
Publication of JPH0531050U publication Critical patent/JPH0531050U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2557349Y2 publication Critical patent/JP2557349Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作ボタンの支持装置
に関し、さらに詳しくは、目覚まし時計等に使用される
プッシュ型のスイッチ体を時計の外部より操作する操作
ボタンの支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、目覚まし時計のアラーム機構
に使用されるプッシュ型のスイッチ体の操作ボタンの支
持装置は、前枠,後枠のそれぞれの内面に突設形成した
リブもしくはボスの端面を一定の間隙をおいて互いに対
向させてあり、スイッチ体の作動軸に連結される操作ボ
タンの基部が上記間隙を貫通し、上記間隙に摺動自在に
案内されるものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来技術で
は、間隙を形成するリブもしくはボスが前枠,後枠の2
部品によって形成されているため、成形時の種々の条件
の違いにより、前枠,後枠のリブもしくはボスの寸法が
一定せず、操作ボタンを摺動自在にするための間隙をと
らねばならず、この間隙によって操作ボタンがガタつく
という問題点があった。
【0004】また、前枠及び後枠の厚みが増したデザイ
ンのものでは、間隙を形成するリブもしくはボスが長く
なるため、リブもしくはボスが形成される前枠および後
枠の裏面部にヒケが生じるため、外観が見苦しくなった
り、また成形金型からの枠の離型が悪くなるという問題
点があった。
【0005】そこで本考案の目的は、目覚まし時計等に
使用される操作ボタンのガタつきを防止し、円滑に操作
できるプッシュ型のスイッチ体の操作ボタンの支持装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の操作ボタンの支持装置は、枠体と、この枠
体内に取り付けられるプッシュ型のスイッチ体と、枠体
の外部より操作されてスイッチ体を開閉する操作ボタン
とからなり、枠体の内面には、当該内面と一定の間隙を
おいてスイッチ体を支持する1対の取付柱が対向的に突
出形成してあり、操作ボタンには、枠体の穴部から外部
へ突出する操作部と、この操作部と一体に形成されかつ
スイッチ体の作動軸に連結される基部と、この基部から
一体に垂下しかつスイッチ体と枠体の内面との間の間隙
を貫通するガイド部とが設けてあり、ガイド部は、その
両側面が両取付柱によって、その前後面が枠体の内面と
スイッチ体とによって、それぞれ摺動自在に案内されて
いる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0008】図1,2に示すように、枠体の一例として
の前枠1の内面には、1対の取付柱2,2が互いに対向
的に突出形成してあり、両取付柱2,2には、プッシュ
型のスイッチ体3が固着されている。スイッチ体3には
1対の翼板4,4が形成してあり、両翼板4,4は前枠
1の内面の一例としての小突起5,5と一定の間隔をお
いて両取付柱2,2に支持されるとともに取付ねじ6,
6により両取付柱2,2にねじ止めされている。両取付
柱2,2の対向面側には、リブ2a,2aが互いに対向
して形成してある。さらに前枠1の上方には穴部7が形
成してある。穴部7の対向面には後枠の穴部(図示せ
ず。)が設けてあり、両穴部に操作ボタン8が摺動自在
に装着されている。
【0009】操作ボタン8には、穴部7から外部へ突出
する操作部9と、操作部9から一体的に下方に形成され
る基部10と、この基部から一体的に垂下するガイド部
11とが設けてある。操作部9は前枠1の外部より押圧
操作されて、スイッチ体3を開閉できるようになってい
る。
【0010】スイッチ体3には作動軸12が設けてあ
り、この作動軸12には操作ボタン8の基部10が結合
してある。作動軸12はプッシュアンドプッシュ機構と
なっており、1度押すと、操作部9が所定量だけ前枠1
内へ移動した所で止り、再度操作部9を押すと最初の前
枠1の外へ突出した位置に止まる構造になっている。作
動軸12の外周にはコイルバネ13が巻回してあり、こ
のコイルバネ13は操作部9を2度目に押したときに、
最初の位置に戻るように作動軸12と基部10との間に
付勢されて挾持されている。
【0011】ガイド部11は断面コ字状(図2参照)を
しており、ガイド部11の前面11aは小突起5,5と
それぞれ対向し、ガイド部11の後面11bは翼板4,
4のそれぞれの前面4a,4aとそれぞれ対向し、ガイ
ド部11の側面11c,11cは取付柱2,2の両リブ
2a,2aとそれぞれ対向ししている。ガイド部11
は、スイッチ体3と小突起5,5との間の間隙を貫通す
るとともに、ガイド部11の前後面11a,11bは小
突起5,5と翼板4,4のそれぞれの前面4a,4aと
によって、両側面11c,11cは両リブ2a,2aに
よって挟持されるとともに摺動自在に案内されている。
【0012】コイルバネ13によって上方へ付勢される
基部10の上端は、穴部7の内側近傍に形成された凸部
14に当接し、操作ボタン8の上方への移動が規制され
ている。操作ボタン8の下方への移動は基部10の下端
部とスイッチ体3の上端部が当接することによって規制
されている。
【0013】なお、取付柱2に突設してあるリブ2aを
省略して、取付柱2自体でガイド部11の両側部11
c,11cを摺動自在に案内してもよい。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
枠体の内面に、当該内面と一定の間隙をおいてスイッチ
体を支持する1対の取付柱を対向的に突出形成し、枠体
の外部より操作されて上記スイッチ体を開閉する操作ボ
タンに枠体の穴部から外部へ突出する操作部と、この操
作部と一体に形成されかつスイッチ体の作動軸に連結さ
れる基部と、この基部から一体に垂下しかつスイッチ体
と枠体の内面との間の間隙を貫通するガイド部とを設
け、ガイド部は、その両側面が両取付柱によって、その
前後面が枠体の内面とスイッチ体とによって、それぞれ
摺動自在に案内されるようにしたので、操作ボタンのガ
タつきを防止し、円滑に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す部分背面図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【符号の説明】
1 枠体(前枠) 2 取付柱 3 スイッチ体 5 枠体の内面(小突起) 7 穴部 8 操作ボタン 9 操作部 10 基部 11 ガイド部 11a ガイド部前面 11b ガイド部後面 11c ガイド部側面 12 作動軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体と、この枠体内に取り付けられるプ
    ッシュ型のスイッチ体と、上記枠体の外部より操作され
    て上記スイッチ体を開閉する操作ボタンとからなり、 上記枠体の内面には、当該内面と一定の間隙をおいて上
    記スイッチ体を支持する1対の取付柱が対向的に突出形
    成してあり、 上記操作ボタンには、上記枠体の穴部から外部へ突出す
    る操作部と、この操作部と一体に形成されかつ上記スイ
    ッチ体の作動軸に連結される基部と、この基部から一体
    に垂下しかつ上記スイッチ体と上記枠体の内面との間の
    間隙を貫通するガイド部とが設けてあり、 上記ガイド部は、その両側面が上記両取付柱によって、
    その前後面が上記枠体の内面と上記スイッチ体とによっ
    て、それぞれ摺動自在に案内されていることを特徴とす
    る操作ボタンの支持装置。
JP8015491U 1991-10-02 1991-10-02 操作ボタンの支持装置 Expired - Fee Related JP2557349Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8015491U JP2557349Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 操作ボタンの支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8015491U JP2557349Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 操作ボタンの支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0531050U JPH0531050U (ja) 1993-04-23
JP2557349Y2 true JP2557349Y2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=13710385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8015491U Expired - Fee Related JP2557349Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 操作ボタンの支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2557349Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0531050U (ja) 1993-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06245805A (ja) 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー
JP2557349Y2 (ja) 操作ボタンの支持装置
JPS6343772Y2 (ja)
JP2725149B2 (ja) 扉用スライド錠
JPH0619781U (ja) ゲーム機のストップスイッチ
JPS5813622Y2 (ja) 押釦同調器におけるポインタ−ア−ムの取付機構
JP3167375B2 (ja) ウィンドレギュレータ
JPS5828392Y2 (ja) 電子機器筐体
JP2553607Y2 (ja) 押釦スイッチの釦ガイド
JPS6319819Y2 (ja)
JPS6319818Y2 (ja)
JPS5923331Y2 (ja) 非常用押釦スイツチ
JPH0116159Y2 (ja)
JPH0428075Y2 (ja)
KR920002435Y1 (ko) V. t. r의 콘트롤도어 개폐 장치
JPH07248386A (ja) 目覚まし時計
JPS6131466Y2 (ja)
JPS5813621Y2 (ja) 押釦同調器におけるポインタ−ア−ムの取付機構
JPS5914827Y2 (ja) 押釦の防塵構造
JPH0235976Y2 (ja)
JPS6223048Y2 (ja)
JP2505827Y2 (ja) 押しボタン装置
JPH037857Y2 (ja)
JP2555371Y2 (ja) 車両用灰皿装置
JPS608354Y2 (ja) スイツチ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees