JP2725149B2 - 扉用スライド錠 - Google Patents
扉用スライド錠Info
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- JP2725149B2 JP2725149B2 JP6198008A JP19800894A JP2725149B2 JP 2725149 B2 JP2725149 B2 JP 2725149B2 JP 6198008 A JP6198008 A JP 6198008A JP 19800894 A JP19800894 A JP 19800894A JP 2725149 B2 JP2725149 B2 JP 2725149B2
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- door
- locking
- slide
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Description
に用いられる通称スライドボルトと呼ばれる扉用スライ
ド錠に関するものである。
は、扉体側に設置される錠本体に、扉框や扉額縁等の固
定部材側に設置された錠掛体に嵌脱されるスライド体を
スライド自在に嵌合してなる構造のものが知られてい
る。
構造の場合、スライド体をスライドして錠掛体に嵌脱す
る際において、錠掛体にスライド体が嵌合した扉体の閉
位置にあること並び錠掛体からスライド体が外れた扉体
の開位置にあることを手応え等により感得することがで
きず、特に閉じ状態が感得できないことから、使用に際
し、不安を払拭するために扉体が閉じられているか否か
を一々目視確認しなければならないことがあるという不
都合を有している。
解決することを目的とするもので、その要旨は、扉体側
に設置される錠本体に、扉框や扉額縁等の固定部材側に
設置された錠掛体に嵌脱されるスライド体をスライド自
在に嵌合してなり、上記錠本体と上記スライド体との間
に該スライド体の開位置及び閉位置を感得させる位置感
得機構を配設し、該位置感得機構は上記錠本体に配設さ
れた弾圧係止部とスライド体に配設された開及び閉位置
用の二個の係止凹部とからなり、上記スライド体は開口
縁部をもつ断面略C状に形成され、上記錠本体の内面に
支持凸部を形成すると共にガイド凹溝を形成し、支持凸
部にガイド体を取付け、支持凸部の両側面及びガイド凹
溝とガイド体の内面により弾圧係止材をスライド体のス
ライド方向と直交する上下方向に摺動自在に嵌合し、該
弾圧係止材を突出方向に付勢する弾圧用バネを内装し、
弾圧係止材に上面を折曲した形状の上記弾圧係止部を形
成し、かつ上記スライド体の一方の開口縁部に長溝を形
成してその両側面を上記弾圧係止材の側面に交互に当接
するストッパー面を形成し、ストッパー面の位置を扉体
の閉位置及び開位置に合致して設定し、該長溝に弾圧係
止材の一方側面がストッパー面に当接した扉体の閉位置
並びに弾圧係止材の他方側面がストッパー面に当接した
扉体の開位置において、弾圧係止部が没入する位置に各
々上記係止凹部を形成してなる扉用スライド錠にある。
した扉体の閉位置にあること並びにスライド体が錠掛体
から外れた扉体の開位置にあることを手応えで感得する
ことができ、上記位置感得機構としての上記錠本体に配
設された弾圧係止部とスライド体に配設された開及び閉
位置用の二個の係止凹部との係止により上記開位置及び
閉位置を感得することができる。
錠本体であって、この場合、合成樹脂により製作され、
取付用穴2が二個形成され、取付用穴2を用いて取付ね
じ3により扉体Wに取り付けられる。
して、断面略C状に形成され、前記錠本体1の左右両端
部にスライド溝1a及び案内凸部1bを形成し、このス
ライド溝1a及び案内凸部1bにスライド体4の開口縁
部4a及び内面4bをスライド自在に嵌合し、この嵌合
によりスライド体4を錠本体1に対してスライド自在に
設けると共に左右両端部にキャップ5を嵌着して構成し
ている。
定部材M側に取り付けられ、上記スライド体4が嵌脱さ
れる嵌脱穴6aが形成されている。
錠本体1の内面に形成された弾圧係止部8とスライド体
4に形成された係止凹部9とからなり、錠本体1の内面
に支持凸部10を形成すると共にガイド凹溝11を形成
し、支持凸部10にガイド体12をねじ13により取付
けると共に支持凸部10にバネ受け凹部14を形成し、
支持凸部10の両側面及びガイド凹溝11とガイド体1
2の内面により弾圧係止材15をスライド体4のスライ
ド方向と直交する上下方向に摺動自在に嵌合し、バネ受
け凹部13に弾圧係止材15を上方突出方向に付勢する
弾圧用バネ16を内装すると共に弾圧係止材15の両側
下縁にガイド体12の下縁に係止するストッパ片15a
を形成し、この弾圧係止材15に上面を折曲した形状の
弾圧係止部8を形成してなり、又、係止凹部9は上記ス
ライド体4の一方の開口縁部4aに長溝17を形成して
その両側面を上記弾圧係止材15の側面に交互に当接す
るストッパー面17a・17bを形成し、ストッパー面
17a・17bの位置を扉体Wの閉位置及び開位置に合
致して設定し、この長溝17に弾圧係止材15の一方側
面がストッパー面17aに当接した扉体Wの閉位置並び
に弾圧係止材15の他方側面がストッパー面17bに当
接した扉体Wの開位置において、弾圧係止部8が没入す
る位置に各々係止凹部9を形成し、スライド体4のスラ
イド時は弾圧係止材15が一方の加工縁部4aの下縁に
接触して弾圧用バネ16のバネ圧に抗して下降してい
て、弾圧係止部8が係止凹部9に対向する位置に差し掛
かると、弾圧用バネ16のバネ圧により弾圧係止材15
が上昇し、弾圧係止部8が係止凹部9に没入し、又、ス
ライド体4のスライド開始時には、弾圧係止部8が係止
凹部9内から一方の加工縁部4a下縁上に乗り上がるよ
うに構成している。
て、扉体Wの開及び閉を扉体Wの外側において表示可能
な図外の表示器を組み込む際にのみ用いられるものであ
り、表示器を組み込まない場合には用いられないもので
ある。
1を扉体Wに取付ねじ3により取付けると共に扉框や扉
額縁等の固定部材Mに錠掛体6を取付け、扉体Wを閉め
た状態でスライド体4を図4の如く、錠掛体6に嵌合ス
ライドし、この嵌合により閉じ状態が保持され、又、図
5の如く、スライド体4を錠掛体6から抜き出しスライ
ドし、この脱抜により扉体Wの開口が可能となり、この
ように錠掛体6に対してスライド体4を嵌脱スライドす
る際に、位置感得機構7によって、スライド体4が錠掛
体6に嵌合した扉体Wの閉位置にあること並びにスライ
ド体4が錠掛体6から外れた扉体Wの開位置にあること
を手応えで感得することができ、従って、特に一々目視
確認することなく閉じ状態を手応えで感得することがで
きることから、例えば公衆トイレの使用者に安心感を与
えることができ、それだけ使用の快適性を向上すること
ができ、この際、上記位置感得機構7として、上記錠本
体1に配設された弾圧係止部8とスライド体4に配設さ
れた開及び閉位置用の二個 の係止凹部9とからなり、上
記スライド体4は開口縁部4aをもつ断面略C状に形成
され、上記錠本体1の内面に支持凸部10を形成すると
共にガイド凹溝11を形成し、支持凸部10にガイド体
12を取付け、支持凸部10の両側面及びガイド凹溝1
1とガイド体12の内面により弾圧係止材15をスライ
ド体4のスライド方向と直交する上下方向に摺動自在に
嵌合し、弾圧係止材15を突出方向に付勢する弾圧用バ
ネ16を内装し、弾圧係止材15に上面を折曲した形状
の上記弾圧係止部8を形成し、かつ上記スライド体4の
一方の開口縁部4aに長溝17を形成してその両側面を
上記弾圧係止材15の側面に交互に当接するストッパー
面17a・17bを形成し、ストッパー面17a・17
bの位置を扉体Wの閉位置及び開位置に合致して設定
し、長溝17に弾圧係止材15の一方側面がストッパー
面17bに当接した扉体の閉位置並びに弾圧係止材15
の他方側面がストッパー面17aに当接した扉体Wの開
位置において、弾圧係止部8が没入する位置に各々上記
係止凹部9を形成して構成しているから、錠掛体6にス
ライド体4が完全に嵌合した扉体Wの閉位置において
は、弾圧係止材15の一方側面がストッパー面17aに
当接すると共に弾圧係止部8が一方の係止凹部9に没入
し、又、錠掛体6からスライド体4が完全に抜脱した扉
体Wの開位置においては、弾圧係止材15の他方側面が
ストッパー面17bに当接すると共に弾圧係止部8が他
方の係止凹部9に没入し、これにより扉体Wが閉位置に
あること並びに開位置にあることを手応えで感得するこ
とができ、構造を簡素化することができると共にコスト
低減を図ることができる。
はなく、位置感得機構7の構造は適宜変更して設計され
る。
してスライド体を嵌脱スライドする際に、位置感得機構
によりスライド体が錠掛体に嵌合した扉体の閉位置にあ
ること並びにスライド体が錠掛体から外れた扉体の開位
置にあることを手応えで感得することができ、従って、
特に一々目視確認することなく閉じ状態を手応えで感得
することができ、例えば公衆トイレの使用者に安心感を
与えることができ、それだけ使用の快適性を向上するこ
とができ、この際、位置感得機構として、上記錠本体に
配設された弾圧係止部とスライド体に配設された開及び
閉位置用の二個の係止凹部とからなり、上記スライド体
は開口縁部をもつ断面略C状に形成され、上記錠本体の
内面に支持凸部を形成すると共にガイド凹溝を形成し、
支持凸部にガイド体を取付け、支持凸部の両側面及びガ
イド凹溝とガイド体の内面により弾圧係止材をスライド
体のスライド方向と直交する上下方向に摺動自在に嵌合
し、該弾圧係止材を突出方向に付勢する弾圧用バネを内
装し、弾圧係止材に上面を折曲した形状の上記弾圧係止
部を形成し、かつ上記スライド体の一方の開口縁部に長
溝を形成してその両側面を上記弾圧係止材の側面に交互
に当接するストッパー面を形成し、ストッパー面の位置
を扉体の閉位置及び開位置に合致して設定し、該長溝に
弾圧係止材の一方側面がストッパー面に当接した扉体の
閉位置並びに弾圧係止材の他方側面がストッパー面に当
接した扉体の開位置において、弾圧係止部が没入する位
置に各々上記係止凹部を形成して構成することにより、
錠掛体にスライド体が完全に嵌合した扉体の閉位置にお
いては、弾圧係止部が一方の係止凹部に没入し、又、錠
掛体からスライド体が完全に抜脱した扉体の開位置にお
いても、弾圧係止部が他方の係止凹部に没入し、これに
よりスライド体が閉位置にあること並びに開位置にある
ことを手応えで感得することができ、構造を簡素化する
ことができると共にコスト低減を図ることができる。
きる。
Claims (1)
- 【請求項1】 扉体側に設置される錠本体に、扉框や扉
額縁等の固定部材側に設置された錠掛体に嵌脱されるス
ライド体をスライド自在に嵌合してなり、上記錠本体と
上記スライド体との間に該スライド体の開位置及び閉位
置を感得させる位置感得機構を配設し、該位置感得機構
は上記錠本体に配設された弾圧係止部とスライド体に配
設された開及び閉位置用の二個の係止凹部とからなり、
上記スライド体は開口縁部をもつ断面略C状に形成さ
れ、上記錠本体の内面に支持凸部を形成すると共にガイ
ド凹溝を形成し、支持凸部にガイド体を取付け、支持凸
部の両側面及びガイド凹溝とガイド体の内面により弾圧
係止材をスライド体のスライド方向と直交する上下方向
に摺動自在に嵌合し、該弾圧係止材を突出方向に付勢す
る弾圧用バネを内装し、弾圧係止材に上面を折曲した形
状の上記弾圧係止部を形成し、かつ上記スライド体の一
方の開口縁部に長溝を形成してその両側面を上記弾圧係
止材の側面に交互に当接するストッパー面を形成し、ス
トッパー面の位置を扉体の閉位置及び開位置に合致して
設定し、該長溝に弾圧係止材の一方側面がストッパー面
に当接した扉体の閉位置並びに弾圧係止材の他方側面が
ストッパー面に当接した扉体の開位置において、弾圧係
止部が没入する位置に各々上記係止凹部を形成してなる
扉用スライド錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198008A JP2725149B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 扉用スライド錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6198008A JP2725149B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 扉用スライド錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0842227A JPH0842227A (ja) | 1996-02-13 |
JP2725149B2 true JP2725149B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=16383982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6198008A Expired - Fee Related JP2725149B2 (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 扉用スライド錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3878046B2 (ja) * | 2002-04-04 | 2007-02-07 | 株式会社ボンビ | ペット柵用パネル |
JP5361048B2 (ja) * | 2009-01-09 | 2013-12-04 | 株式会社明工 | 網戸固定装置及び網戸、サッシ |
KR101223122B1 (ko) * | 2012-09-04 | 2013-02-04 | 주식회사창대종합건축사사무소 | 열림 정도를 조정할 수 있는 아파트의 창 구조물 |
JP6831952B2 (ja) * | 2017-03-08 | 2021-02-24 | 株式会社ユニオン | 建具用錠 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3111775U (ja) * | 2005-03-23 | 2005-07-28 | 有限会社フェニックス・テクノ | 排ガス処理装置 |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP6198008A patent/JP2725149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0842227A (ja) | 1996-02-13 |
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