JP2001090418A - 3方施錠型ロック装置 - Google Patents

3方施錠型ロック装置

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JP2001090418A
JP2001090418A JP26803299A JP26803299A JP2001090418A JP 2001090418 A JP2001090418 A JP 2001090418A JP 26803299 A JP26803299 A JP 26803299A JP 26803299 A JP26803299 A JP 26803299A JP 2001090418 A JP2001090418 A JP 2001090418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
main body
body case
lock plate
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP26803299A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Segawa
志朗 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体ケースの厚さが比較的薄くなり、機械的
堅牢性に優れている3方施錠型ロック装置を提供する。 【解決手段】 施錠軸3の左右一側において本体ケース
2に嵌挿した上向きロック板8を上下方向に直線運動可
能に案内し、施錠軸3の左右他側において本体ケース2
に嵌挿した下向きロック板6を上下方向に直線運動可能
に案内し、施錠軸3の上下一側において本体ケース2に
嵌挿した横向きロック板11を左右方向に直線運動可能
に案内し、施錠軸3の外周部に設けたピニオン4と噛み
合うラック状歯列部12を上向きロック板8と下向きロ
ック板6と横向きロック板11に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は制御機器筐体等の
薄型扉に用いられる3方施錠型のロック装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 施錠軸を前後方向に配置して本体ケー
スに回転可能に支持させ、本体ケースの上下方向と左右
方向に配置した3個のロック板を施錠軸の回転によって
直線的に進退させる三方施錠型のロック装置は既に知ら
れているが、施錠軸と各ロック板間の連動手段として、
施錠軸の後端部にカム円盤を嵌め込み固定し、該カム円
盤に突設した3個の駆動突起を各ロック板の従動カム溝
に係合させる構造を採用しているため、部品点数が多く
なって本体ケースの内部構造が肥大化し、全体の厚さが
厚いものとならざるを得ない。
【0003】そのため、薄型化が要請されている制御機
器筐体の扉に適用するには寸法適な制約がある。また、
施錠軸の回転運動をカム円盤の駆動突起を介してロック
板の直線運動に変換しているため、ロック板が受孔に正
対せず、受孔の周辺部分に突き当たった拘束状態にもか
かわらず、過大な力をかけて無理矢理に施錠軸を回そう
とする誤用操作によって、カム円盤の駆動突起が歪曲変
形したりカム円盤から脱落することがあり、機械的堅牢
性と耐久性の点で問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、部品点数が少なくて本体ケースの厚さが比較的
薄いものとなり、機械的堅牢性にも優れている3方施錠
型ロック装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の3方施錠型ロック
装置は、前後方向に配置した施錠軸3を回転可能に支持
した本体ケース2と、施錠軸3の外周部に設けたピニオ
ン4と、施錠軸3の左右一側において本体ケース2に嵌
挿され、上下方向に直線運動可能に案内された上向きロ
ック板8と、施錠軸3の左右他側において本体ケース2
に嵌挿され、上下方向に直線運動可能に案内された下向
きロック板6と、施錠軸3の上下一側において本体ケー
ス2に嵌挿され、左右方向に直線運動可能に案内された
横向きロック板11とからなり、ピニオン4と噛み合う
ラック状歯列部12を上向きロック板8と下向きロック
板6と横向きロック板11に設ける。
【0006】このように構成された3方施錠型ロック装
置では、施錠軸3を適当な操作ハンドルで所定方向に回
転操作すると、施錠軸3の回転運動がピニオン4とラッ
ク状歯列部12によって直線運動に変換されるため、上
向きロック板8が上方に移動し、下向きロック板6が下
方に移動し、横向きロック板11が横方向に移動する。
これら各ロック板8,6,11の直線運動は同時になさ
れ、各ロック板はデッドボルト手段として筐体9側の各
受孔10に係合し、扉1を筐体9に対して錠止すること
になる。扉1の高さ寸法が大きい場合には、上向きロッ
ク板8と下向きロック板6の先端部には必要に応じてデ
ッドボルト部材が追加される。
【0007】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、上向きロッ
ク板8は施錠軸3の左側に配置され、下向きロック板6
は施錠軸3の右側に配置され、横向きロック板11は施
錠軸3の下側に配置されている。そのため、ラック状歯
列部12は、上向きロック板8については右側縁部に一
体形成され、下向きロック板6については左側縁部に一
体形成され、横向きロック板11については上側縁部に
一体形成されている。ピニオン4は施錠軸3の外周部に
一体形成されている。施錠軸3の中心部には操作ハンド
ル23の角軸部24が抜き差しされる角孔18を前後方
向に貫通させて設けてあり、扉1を開閉する必要がある
ときだけ、操作ハンドルが施錠軸3に連結される。上向
きロック板8の上端部には上部デッドボルト7が連結さ
れ、下向きロック板6の下端部には下部デッドボルト5
が連結されている。
【0008】本体ケース2の空所には、下向きロック板
6、上向きロック板8、横向きロック板11の各摺動面
を画定する部材としてゴム製パッキング13を嵌め込ん
である。上向きロック板8の左側縁部の凹部16には、
本体ケース2の横穴17に収容した圧縮コイルバネ15
で付勢されたクリックボール14が係脱する。また、下
向きロック6の左側縁部の凹部19には、本体ケース2
の横穴22に収容した圧縮コイルバネ20で付勢された
クリックボール20が係脱する。このクリックボール1
4,20によって、各ロック板8,6は受孔10から脱
出した解錠位置に的確に保持されるようになっている。
【0009】
【発明の効果】 以上のように本発明の3方施錠型ロッ
ク装置は、施錠軸3の左右一側において本体ケース2に
嵌挿した上向きロック板8を上下方向に直線運動可能に
案内し、施錠軸3の左右他側において本体ケース2に嵌
挿した下向きロック板6を上下方向に直線運動可能に案
内し、施錠軸3の上下一側において本体ケース2に嵌挿
した横向きロック板11を左右方向に直線運動可能に案
内し、施錠軸3の外周部に設けたピニオン4と噛み合う
ラック状歯列部12を上向きロック板8と下向きロック
板6と横向きロック板11に設けたものであるから、構
成部品点数が減少し、本体ケース2の内部構造がスリム
化されて全体の厚さが薄くなる。そのため、制御機器筐
体等の薄型扉に対しても寸法的な制約を受けずに適用す
ることができる。この3方施錠型ロック装置は薄型であ
るため、筐体内部の可使用空間が広くとれ、機器の実装
の自由度が向上する。また、施錠軸3の回転運動をピニ
オン・ラックの連動手段によって上向きロック板8と下
向きロック板6と横向きロック板11の直線運動に変換
するものであるから、従来のカム円盤の駆動突起を介す
る運動変換と比較して、連動機構部の」機械的堅牢性が
増強されており、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る3方施錠型ロック装
置の使用状態を示す正面図である。
【図2】 該3方施錠型ロック装置の左側面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 本体ケース 3 施錠軸 4 ピニオン 5 下部デッドボルト 6 下向きロック板 7 上部デッドボルト 8 上向きロック板 9 筐体 10 受孔 11 横向きロック板 12 ラック状歯列部 13 パッキング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1の固着され、前後方向に配置した施
    錠軸3を回転可能に支持した本体ケース2と、施錠軸3
    の外周部に設けたピニオン4と、施錠軸3の左右一側に
    おいて本体ケース2に嵌挿され、上下方向に直線運動可
    能に案内された上向きロック板8と、施錠軸3の左右他
    側において本体ケース2に嵌挿され、上下方向に直線運
    動可能に案内された下向きロック板6と、施錠軸3の上
    下一側において本体ケース2に嵌挿され、左右方向に直
    線運動可能に案内された横向きロック板11とからな
    り、ピニオン4と噛み合うラック状歯列部12を上向き
    ロック板8と下向きロック板6と横向きロック板11に
    設けた3方施錠型ロック装置。
JP26803299A 1999-09-22 1999-09-22 3方施錠型ロック装置 Pending JP2001090418A (ja)

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