JPH0919461A - 電動車椅子の操作装置 - Google Patents
電動車椅子の操作装置Info
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- JPH0919461A JPH0919461A JP7171859A JP17185995A JPH0919461A JP H0919461 A JPH0919461 A JP H0919461A JP 7171859 A JP7171859 A JP 7171859A JP 17185995 A JP17185995 A JP 17185995A JP H0919461 A JPH0919461 A JP H0919461A
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- case
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Abstract
ることによって、腕の不自由な乗員であっても操作可能
であって、操作性の向上と肉体的疲労の軽減を図ること
ができる電動車椅子の操作装置を提供すること。 【構成】 電動車椅子の操舵と速度調整を行うための操
作レバー14をケース13に傾動自在に保持して成る電
動車椅子の操作装置10において、乗員の手を保持する
ためのサポート用プレート20をケース13に脱着可能
に取り付ける。本発明によれば、腕の不自由な乗員に対
してはサポート用プレート20をケース13に取り付け
れば、乗員はサポート用プレート20に手を載せた状態
で楽に操作レバー14を操作することができ、操作性の
向上と乗員の肉体的疲労の軽減を図ることできる。又、
腕の自由な乗員に対してはサポート用プレート20をケ
ース13から取り外すことができるため、腕の自由な乗
員と不自由な乗員の何れに対しても柔軟に対応すること
ができる。
Description
と速度調整を行うための操作装置に関する。
子には操舵と速度調整を行うための操作装置が設置され
ており、乗員は該操作装置に傾動自在に設けられた操作
レバーを手で操作することによって目的の方向に所望の
速度で進むことができる。即ち、乗員は操作レバーを前
又は後に倒すことによって車椅子を前進又は後進せし
め、左又は右に倒すことによって車椅子を左旋回又は右
旋回させることができるとともに、操作レバーの傾倒角
を調整することによって車椅子の走行速度を調整するこ
とができる。
装置については従来より種々の提案がなされている(例
えば、実公昭60−41954号、実公平5−2115
2号公報参照)が、何れの操作装置も乗員の乗降の妨げ
とならないようケースが小型化されているため、操作中
に乗員がケースの上面に手を載せることができず、特に
腕の筋力が低下した乗員にとっては、走行中に常に腕を
所定の姿勢に保持しながら手で操作レバーを操作する動
作を継続することが困難である場合があった。
を操作装置に設けることが考えられるが、腕の筋力が十
分である乗員には斯かる手段は不要である。
で、その目的とする処は、必要に応じてサポート用プレ
ートを取り付けることによって、腕の不自由な乗員であ
っても操作可能であって、操作性の向上と肉体的疲労の
軽減を図ることができる電動車椅子の操作装置を提供す
ることにある。
め、請求項1記載の発明は、電動車椅子の操舵と速度調
整を行うための操作レバーをケースに傾動自在に保持し
て成る電動車椅子の操作装置において、乗員の手を保持
するためのサポート用プレートを前記ケースに脱着可能
に取り付けたことを特徴とする。
の不自由な乗員に対してはサポート用プレートを取り付
ければ、乗員はサポート用プレートに手を載せた状態で
楽に操作レバーを操作することができ、操作性の向上と
肉体的疲労の軽減が図られる。又、サポート用プレート
はケースに対して脱着可能であるため、腕の自由な乗員
に対しては該サポート用プレートを取り付ける必要はな
く、腕の自由な乗員と不自由な乗員の何れに対しても柔
軟に対応することができる。
の発明において、前記サポート用プレートを前記ケース
の左右何れの側にも取り付け可能としたことを特徴とす
る。
員は利き腕の如何に拘らず、共通のサポート用プレート
を使用することができる。
は2記載の発明において、前記サポート用プレートを前
記ケースの操作レバー貫通部外周に取り付けたことを特
徴とする。
ポート用プレートの取付箇所が1箇所で済むため、該サ
ポート用プレートの取付構造及び脱着作業が簡略化され
る。
の発明において、前記サポート用プレートを前記ケース
の操作レバー貫通部外周に嵌め込んだ後、同操作レバー
貫通部外周に螺合するネジ部材によって固定し、該ネジ
部材の鍔部には前記操作レバーの保護カバーを嵌め込む
ことを特徴とする。
ポート用プレートの取付用ネジ部材を操作レバーの保護
カバーの装着用として兼用するため、部品点数の削減と
構造単純化が図られる。又、ネジ部材の鍔部は大径とな
っているため、該鍔部を持ってネジ部材をカバーの操作
レバー貫通部外周に螺着すれば、大きなトルクで該ネジ
部材を締め付けることができ、サポート用プレートをケ
ースに確実に固定することができる。
図面に基づいて説明する。
車椅子の概略構成を図7に基づいて説明する。
動車椅子1は折り畳み自在であって、これはパイプ枠状
の車体フレーム2の前後部を左右一対のキャスタ3と車
輪4によって移動自在に支持して構成されている。
れた左右一対のバックパイプ2aを有しており、各バッ
クパイプ2aの上端部は車体後方に折曲され、その折曲
部には介助者用のグリップ7が取り付けられている。
aの中間高さ位置から車体前方に水平に延びる左右一対
の肘パイプ2bはその前端部から略直角に折り曲げられ
て垂直下方に延び、その下端部に前記キャスタ3が回転
自在に軸支されている。更に、肘パイプ2bの下方に配
された左右一対のシートパイプ2cの水平部分には乗員
が着座すべき布製の不図示のシートが張設されており、
同シートパイプ2cの前側部分(レッグパイプ2c−
1)は車体前方に向かって斜め下方に延出している。そ
して、シートパイプ2cのレッグパイプ2c−1の下端
部には左右一対のステップ8が取り付けられている。
又、右側(シートに着座した乗員にとって右側)のレッ
グパイプ2c−1の上端部には、車体前方に向かって斜
め上方に延びるステイ9が取り付けられており、該ステ
イ9の上端部には本発明に係る操作装置10が取り付け
られている。
車体フレーム2に取り付けられた不図示のブラケットに
回転自在に支承されており、各車輪4の外側には、乗員
が手でこれを回すべきリング状のハンドリム11が設け
られている。又、右側の車輪4側にはバッテリ12が脱
着可能に取り付けられている。
ブ4a内には電動ユニットがそれぞれ組み込まれている
が、各電動ユニットは、前記バッテリ12から供給され
る電力によって駆動される不図示の電動モータと、該電
動モータの動力を車輪4に伝達してこれを回転駆動する
不図示の動力伝達装置と、電動モータの出力を制御する
不図示のコントローラ等を含んで構成されている。
成の詳細を図1乃至図6に基づいて説明する。尚、図1
は操作装置の破断側面図、図2は図1の矢視A方向の
図、図3は同操作装置の平面図、図4はサポート用プレ
ートの平面図、図5は図4の矢視B方向の図、図6は図
4のC−C線断面図である。
3内に操作レバー14を傾動自在に保持して構成されて
おり、操作レバー14はレバー軸14aの上端にノブ1
4bを螺着して構成され、レバー軸14aの外周には当
該操作レバー14を垂直の中立状態に復帰させるための
コイルスプリング15が縮装されている。そして、操作
レバー14のレバー軸14aのケース13外へ露出する
部分は、伸縮自在な蛇腹状のゴムブーツ16によって覆
われている。又、ケース13の正面には、図2及び図3
に示すように、電源をON/OFFするための電源スイ
ッチ17と走行速度を2段階に切り換えるための速度モ
ードスイッチ18が設けられている。
ては、乗員の手を保持するためのサポート用プレート2
0がケース13の上面に脱着可能に取り付けられてい
る。このサポート用プレート20は、図4に示すように
平面視略L字状に成形され、これは図6に示すように鉄
製の金属板21をゴム製の弾性体22で被覆して構成さ
れている。そして、図4に示すように、このサポート用
プレート20の固定部20aにおいては、金属板21に
円孔21aが形成されており、金属板21の円孔21a
の周囲は所定幅に亘って露出しており(つまり、弾性体
22によって被覆されておらず)、その部分の相対向す
る部位には回り止め用の矩形切欠溝21bが形成されて
いる。又、サポート用プレート20の固定部20aに連
なる保持部20bの上下面には、図5及び図6に示すよ
うに、乗員の手を確実に保持して手が当該保持部20b
から外れるのを防ぐための斜面状の引っ掛け部20b−
1が形成されている。
面が対称形状を有しており、後述のように乗員の利き腕
の如何に拘らずこれを共通に使用することができる。
け構造及び取付要領を図1に基づいて説明する。
貫通する部分には円筒状のボス部13aが一体に立設さ
れており、該ボス部13aにはサポート用プレート20
の円孔21aが嵌め込まれ、このとき、円孔21aの周
囲に形成された切欠溝21b(図4参照)がケース13
のボス部13a外周に形成された不図示の突起に係合さ
れてサポート用プレート20の回り止めがなされる。
尚、乗員が右利きである場合には、図3に実線にて示す
ようにサポート用プレート20はその保持部20bが右
側(図3の上側)に位置する方向に嵌め込まれ、乗員が
左利きである場合には、操作装置10を車体フレーム2
の左側(左側のレッグパイプ2c−1)にセットした
後、図3に鎖線にて示すようにサポート用プレート20
は表裏を逆にしてその保持部20bが左側(図3の下
側)に位置する方向に嵌め込まれる。
ース13のボス部13a外周に嵌め込まれると、上端に
大径の鍔部23aを有して成る円筒状のネジ部材23を
ボス部13a外周に螺着することによってサポート用プ
レート20はケース13の上面に取り付けられる。尚、
ネジ部材23を回してこれをボス部13a外周に螺着す
る場合、大径の鍔部23aを持ってネジ部材23を回す
ことができるため、該ネジ部材23を大きなトルクで締
め付けることができ、サポート用プレート20をケース
13に確実に固定することができる。
縁をネジ部材23の鍔部23aに嵌め込めば、サポート
用プレート20のケース13への取付作業が完了する。
尚、サポート用プレート20は以上とは逆の手順によっ
てケース13から取り外すことができる。
前記電源スイッチ17をONした後に操作レバー14を
前又は後に倒すことによって車椅子1を前進又は後進せ
しめ、左又は右に倒すことによって車椅子1を左旋回又
は右旋回させることができるとともに、操作レバー14
の傾倒角を調整することによって車椅子1の走行速度を
調整することができる。そして、この操作レバー14の
操作時、腕の不自由な乗員はケース13に取り付けられ
たサポート用プレート20上に手を乗せて楽に操作する
ことができるため、操作性が高められるとともに、乗員
の肉体的疲労が軽減される。尚、このとき、サポート用
プレート20には引っ掛かり部20b−1が形成されて
いるため、走行中の振動等によって乗員の手がサポート
用プレート20から外れることがない。
にケース12の左右何れの側にも取り付けることができ
るため、乗員の利き腕の如何に拘らず共通のサポート用
プレート20を使用することができる。そして、サポー
ト用プレート20はケース13に対して脱着可能である
ため、腕の自由な乗員に対しては該サポート用プレート
20をケース13に取り付ける必要はなく、腕の自由な
乗員と不自由な乗員の何れに対しても柔軟に対応するこ
とができる。
は、サポート用プレート20のケース13への取付箇所
が1箇所で済むため、該サポート用プレート20の取付
構造及び脱着作業が簡略化される。
は、サポート用プレート20を取り付けるためのネジ部
材23がゴムブーツ16の装着用として兼用されるた
め、当該操作装置10の部品点数の削減と構造単純化が
図られる。尚、本実施の形態においてはネジ部材23を
雌ネジとして使用したが、これを雄ネジとして使用する
ようにしても良い。
記載の発明によれば、腕の不自由な乗員に対してはサポ
ート用プレートを取り付ければ、乗員はサポート用プレ
ートに手を載せた状態で楽に操作レバーを操作すること
ができ、操作性の向上と肉体的疲労の軽減を図ることが
できる。又、サポート用プレートはケースに対して脱着
可能であるため、腕の自由な乗員に対しては該サポート
用プレートを取り付ける必要はなく、腕の自由な乗員と
不自由な乗員の何れに対しても柔軟に対応することがで
きるという効果が得られる。
腕の如何に拘らず、共通のサポート用プレートを使用す
ることができるという効果が得られる。
プレートの取付箇所が1箇所で済むため、該サポート用
プレートの取付構造及び脱着作業が簡略化されるという
効果が得られる。
プレートの取付用ネジ部材を操作レバーの保護カバーの
装着用として兼用するため、部品点数の削減と構造単純
化が図られる。又、ネジ部材の鍔部は大径となっている
ため、該鍔部を持ってネジ部材をカバーの操作レバー貫
通部外周に螺着すれば、大きなトルクで該ネジ部材を締
め付けることができ、サポート用プレートをケースに確
実に固定することができるという効果が得られる。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動車椅子の操舵と速度調整を行うため
の操作レバーをケースに傾動自在に保持して成る電動車
椅子の操作装置において、乗員の手を保持するためのサ
ポート用プレートを前記ケースに脱着可能に取り付けた
ことを特徴とする電動車椅子の操作装置。 - 【請求項2】 前記サポート用プレートは前記ケースの
左右何れの側にも取り付け可能であることを特徴とする
請求項1記載の電動車椅子の操作装置。 - 【請求項3】 前記サポート用プレートは前記ケースの
操作レバー貫通部外周に取り付けられることを特徴とす
る請求項1又は2記載の電動車椅子の操作装置。 - 【請求項4】 前記サポート用プレートは前記ケースの
操作レバー貫通部外周に嵌め込まれた後、同操作レバー
貫通部外周に螺合するネジ部材によって固定され、該ネ
ジ部材の鍔部には前記操作レバーの保護カバーが嵌め込
まれることを特徴とする請求項3記載の電動車椅子の操
作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17185995A JP3472782B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 電動車椅子の操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17185995A JP3472782B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 電動車椅子の操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919461A true JPH0919461A (ja) | 1997-01-21 |
JP3472782B2 JP3472782B2 (ja) | 2003-12-02 |
Family
ID=15931114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17185995A Expired - Lifetime JP3472782B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 電動車椅子の操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3472782B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013226227A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 電動車いすの操作装置 |
CN106314616A (zh) * | 2015-07-09 | 2017-01-11 | 陈琳 | 一种新型童车靠背调节装置 |
KR102046628B1 (ko) * | 2018-10-23 | 2019-11-20 | (주)오감 | 광고장치 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP17185995A patent/JP3472782B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013226227A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 電動車いすの操作装置 |
CN106314616A (zh) * | 2015-07-09 | 2017-01-11 | 陈琳 | 一种新型童车靠背调节装置 |
KR102046628B1 (ko) * | 2018-10-23 | 2019-11-20 | (주)오감 | 광고장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3472782B2 (ja) | 2003-12-02 |
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