JPH0919300A - 結晶マルチトール及びそれを含有する含蜜結晶の製造方法 - Google Patents
結晶マルチトール及びそれを含有する含蜜結晶の製造方法Info
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Abstract
を、経済的に有利に製造するための手段を提供する。 【解決手段】 マルトース純度81〜90%の糖液を原
料として接触水素化した後陽イオン交換樹脂を用いてク
ロマト分離することにより純度94〜99.9%のマル
チトール水溶液を調製し、それを種結晶の存在下で結晶
化・分蜜及び冷却・混練することにより結晶マルチトー
ルと結晶マルチトールを含有する含蜜結晶とを同時に製
造する。
Description
する含蜜結晶の製造方法に関するものであり、更に詳し
くは、同一の原料から結晶マルチトール及びそれを含有
する含蜜結晶の両者を製造する方法を提供しようとする
ものである。
結晶は、マルトースを接触水素化し、結晶化又は固化す
ることにより製造される糖アルコールであり、甘味質が
砂糖に近く、甘味度も他の糖アルコールに比較して砂糖
に近く、口内細菌により資化されにくいので虫歯の原因
にならず、ヒトの消化酵素では消化されにくいなどの特
徴があるため、糖尿病患者、肥満や虫歯を予防したいと
考えている人々に広く利用されている。
る含蜜結晶は、非吸湿性、熱などに対する安定性、イン
シュリン分泌を促さないことや各種ミネラルの吸収に好
ましい影響を与えることなど、各種の有用な機能を有す
ることから、前記の特殊な用途に止まらず、一般の食品
や医薬品、化粧品の材料等としても広く利用されつつあ
る。
あり、例えば特開昭57−134498号公報、特
開昭61−180797号公報などに製造方法が紹介さ
れている。
を液化酵素で低DE(デキストロース当量)に液化し、
それにβ−アミラーゼとイソアミラーゼ等の枝切り酵素
を作用させて糖化して精製し、必要に応じてマルトース
を結晶化して、固形物中のマルトース純度が93〜10
0対固形分重量%(以下、単に「%」ということがあ
る。)のマルトースを調製する。
ールを調製し、結晶化することによりマスキットを生成
させて分蜜し、結晶マルチトールを回収するという方法
が紹介されている。
中のマルトース純度50〜80%のマルトースシロップ
を接触水素化して相当するマルチトールを得、それをク
ロマトグラフィー分別に付して固形物中のマルチトール
純度が87%以上の画分を得て、75〜92%の範囲に
濃縮し、結晶化して、結晶を回収すると共に母液をクロ
マトグラフィー分別工程に戻すという技術内容が開示さ
れている。
晶の製造方法も公知であり、例えば、前記記載の方法
が有る。
ブロック粉砕方法、流動造粒方法、噴霧乾燥方法などの
公知方法により結晶マルチトールを含有する含蜜結晶を
製造する方法が開示されている。
に課題が残されていることが判明した。
階で低DEの液化物を得て糖化する必要があるが、通常
の濃度では粘度が極めて高くなるので、経済的に不利な
ことを承知の上で低い濃度で液化や糖化をする必要があ
る。
且つ高価なイソアミラーゼを用いる必要がある。
0〜93%程度が限界であり、更にマルトースの純度を
高めるために結晶化操作を追加すれば更に費用が嵩むな
どの理由から、経済的に不利な方法であるという課題が
残されている。
トール純度を維持するために穏やかな温度条件で触媒を
多量を用いてマルトース又はマルチトールの分解を抑制
する必要があるがこれも経済的に不利な要因を構成して
いるなどの課題も残されている。
法には、固形分中のマルチトール純度が通常92%程度
のマルチトール水溶液を晶析、分蜜する工程が含まれる
が、その際多量に発生する蜜からは結晶を再度取り出す
ことが困難であり、附加価値の低い還元麦芽糖水飴や還
元澱粉加水分解物等の液状の製品として販売する以外に
利用法が無いのでこの点からも経済的に不利であるとい
う課題も残されていたのである。
80%程度のマルトースを含有する糖液はブドウ糖やオ
リゴ糖を多く含有するので接触水素化した後にも各成分
のクロマト分離が困難で、高純度のマルチトールを得よ
うとすると分離効率が低くなる、つまり、高純度マルチ
トールの収率が低いこと、また、分離効率を高めようと
するとマルチトール純度が低下してその後の結晶化が困
難になること、更に、クロマト分離工程から副成するマ
ルチトール低含有糖液の量が多くなり、しかも副成した
糖液は附加価値が低いことなど、やはり経済的に不利で
あるという課題が残されている。
含蜜結晶の製造方法も紹介されているが、その方法は前
記のように、マルトースを調製する段階で既に、経済的
に不利であるという課題が残されていた。
る含蜜結晶の従来製造技術は、ソルビトールなどの汎用
的な糖アルコールの製造技術に比べて著しく高い工程費
用を要するので、これらの課題を解決する方法、即ち、
経済的に有利な製造方法の開発が望まれていたのであ
る。
め、鋭意検討した結果、澱粉を液化した後に汎用性の高
い酵素で糖化して得られるマルトース純度81〜90%
の糖液は比較的安価に調製できることを確認し、このマ
ルトース純度81〜90%の糖液を原料として接触水素
化した後陽イオン交換樹脂を用いてクロマト分離するこ
とにより純度92〜99.9%、好ましくは94〜9
9.9%のマルチトール水溶液を調製することに成功
し、また、それを種結晶の存在下で結晶化・分蜜及び冷
却・混練することにより結晶マルチトールと結晶マルチ
トールを含有する含蜜結晶とを同時に製造することに成
功し、更に、結晶化後の蜜に種結晶を加えて冷却、混練
することにより結晶マルチトールを含有する含蜜結晶を
製造することにも成功し、前記従来の諸々の課題を解決
することに成功して本発明を完成するに至った。
記の通りである。
れを含有する含蜜結晶を製造する方法において、 1)固形分中にマルトースが81〜90重量%含まれる
濃度30〜75重量%のシロップを接触水素化して相当
する糖アルコールシロップを得る第一工程、 2)糖アルコールシロップを、陽イオン交換樹脂を充填
した塔に供給してクロマト分離し、固形分中にマルチト
ールが92〜99.9重量%含まれるマルチトール高含
有シロップ画分を得る第二工程、 3)マルチトール高含有シロップ画分を濃縮した後、得
られたシロップの一部を種結晶の存在下で結晶化して結
晶マルチトールを回収する工程及び、得られたシロップ
の残余を種結晶の存在下で噴霧乾燥又は冷却混練するこ
とにより結晶マルチトールを含有する含蜜結晶を得る工
程から成る第三工程、の各工程を逐次経由することを特
徴とする方法である。
及びそれを含有する含蜜結晶を製造する方法において、 1)固形分中にマルトースが81〜90重量%含まれる
濃度30〜75重量%のシロップを接触水素化して相当
する糖アルコールシロップを得る第一工程、 2)糖アルコールシロップを、陽イオン交換樹脂を充填
した塔に供給してクロマト分離し、固形分中にマルチト
ールが92〜99.9重量%好ましくは94〜99.9
重量%含まれるマルチトール高含有シロップ画分を得る
第二工程、 3)マルチトール高含有シロップ画分を濃縮した後、結
晶化して、結晶マルチトールと母液とに分離し、結晶マ
ルチトールを回収する第三工程、 4)第三工程で得られた母液に第二工程で得られたマル
チトール高含有シロップ画分を加えて濃縮し、種結晶を
加えて噴霧乾燥又は冷却混練することにより結晶マルチ
トールを含有する含蜜結晶を得る第四工程、の各工程を
逐次経由することを特徴とする方法である。
及びそれを含有する含蜜結晶を製造する方法において、 1)固形分中にマルトースが81〜90重量%含まれる
濃度30〜75重量%のシロップを接触水素化して相当
する糖アルコールシロップを得る第一工程、 2)糖アルコールシロップを、陽イオン交換樹脂を充填
した塔に供給してクロマト分離し、固形分中にマルチト
ールが92〜99.9重量%好ましくは94〜99.9
重量%含まれるマルチトール高含有シロップ画分を得る
第二工程、 3)マルチトール高含有シロップ画分を濃縮した後、結
晶化して、結晶マルチトールと母液とに分離し、結晶マ
ルチトールを回収する第三工程、 4)第三工程で得られた母液に種結晶を加えて噴霧乾燥
又は冷却混練することにより結晶マルチトールを含有す
る含蜜結晶を得る第四工程、の各工程を逐次経由するこ
とを特徴とする方法である。
がカルシウムイオン又はナトリウムイオンをチャージし
たものであり、クロマト分離方法が回分式である前記第
一の発明〜は第三の発明の何れかに1つに記載の方法で
ある。
は固形分中のマルトース純度が81〜90%の範囲に入
っていればよく、トウモロコシ澱粉、馬鈴薯澱粉などの
別による澱粉の由来は問われない。
の費用が安価なことは極めて重要な要素なので、澱粉か
ら汎用酵素、例えばα−アミラーゼ、β−アミラーゼ、
プルラナーゼなどの比較的安価な酵素を用いて製造さ
れ、DP=3〜DP=6のオリゴ糖類の含有量が少ない
シロップのほうが、本発明の第二工程以降の各工程、即
ちクロマト分離工程、結晶化・分蜜及び冷却・混練・固
化工程の実施が容易であるなどの理由から有利に採用で
きる。
1%未満の場合は、クロマト分離の際にマルチトール画
分に他の成分が混入しやすく、高い純度のマルチトール
画分を得ようとした場合には回収できるマルチトール高
含有画分の量が著しく少なくなってしまうので経済的に
不利で、従って、高い純度のマルチトール画分が得難い
こと、また、結晶化・分蜜の際に結晶マルチトールの収
率が低くなってしまいがちであること、分蜜後の蜜に含
まれるマルチトールが少ないので冷却・混練しても蜜が
固化しないことがあるなど、本発明の実施が著しく困難
になるので好ましくない。
度が90%を超えるものを得ようとする場合は、製造す
るうえでイソアミラーゼなどの極めて高価で特殊な酵素
が要求されたり、マルトースの結晶化などの費用の嵩む
工程や、その他の特殊な工程の追加が要求されるのでシ
ロップの価格が高いものになってしまい、本発明の本来
の目的にそぐわない。
の濃度は30〜75%が好ましいが、30%未満の場合
は取り扱い数量が大きくなるので設備あたりの生産効率
が低下し、その後の濃縮費用が高価になるので経済的に
不利であり、濃度が75%を超えた場合には水素化反応
の際に未反応物が生成することが多く、且つ、触媒等の
不溶物を除去する際に濾過が困難である等、取り扱いが
困難になることが多いので好ましくない。
糖類の接触水素化に用いられる通常の触媒は殆ど採用可
能であるが、それらの中でも市販のラネーニッケル触媒
や再賦活可能な貴金属触媒、例えば、粉状ラネーニッケ
ル触媒や塊状ラネーニッケル触媒、活性炭に担持された
ルテニウム触媒などが有利に採用できる。
が顕著に分解しない条件であればどのような条件でも採
用できるが、通常は10kg/cm2 以上、更に好ましくは
50〜200kg/cm2 の水素圧下で、90〜150℃の
温度をかけ、水素の吸収が停止するまで反応を継続する
ことが好ましい。
ロップの未還元物量は少ない方が好ましいが、極端に少
なくしようとすると反応の際に触媒量の増加やマルトー
スの分解などの経済的に不利な現象を招くことがあるの
で、反応生成物の固形分中に1%以下、更に好ましくは
0.5%以下になる程度に反応させることが好ましい。
ップは、必要に応じて触媒を除去した後、更に必要に応
じて活性炭やイオン交換樹脂で脱色、脱イオンし、第二
工程に供する。
交換樹脂は、市販の殆どの樹脂が採用可能だが、それら
の中でもスチレン−ジビニルベンゼンの架橋重合体にス
ルホン酸基が結合した強酸性陽イオン交換樹脂が市販さ
れているので、これに常法によりナトリウムイオン又は
カルシウムイオンをチャージしたものが有利に採用でき
る。
は、回分式、又は擬似移動床式、単塔式、多塔式の何れ
もが有利に採用可能であり、それ自体は公知の方式を採
用することができるが、クロマト分離に供する糖アルコ
ールシロップ中のソルビトール画分が十分に少ない場合
には多塔式で、且つ擬似移動床式の方法が最も好ましい
方式であり、ソルビトール画分がやや多い場合にはDP
=3以上の画分を除去するだけではマルチトール高含有
シロップ画分の純度が十分に高くならないこともあるの
で、その場合にはソルビトール画分も除去できる回分式
が最も好ましい。
シロップは、固形分中のマルチトール含量が92〜9
9.9%、更に好ましくは94〜99.9%になるよう
にクロマト分離条件が選定されるが、このマルチトール
含量が92%未満の場合には結晶化の際に結晶の生成が
困難な場合が多く、結晶収率が低いこと、噴霧乾燥や冷
却・混練の際に固化しにくいことなどの理由から好まし
くなく、99.9%を超えた純度にしようとするとクロ
マト分離から得られるマルチトール高含有シロップの量
が極端に少なくなってしまい経済的に意味が無い。
高含有シロップ画分を濃度した後、その一部を結晶化・
分蜜し、それと併行して残余のマルチトール高含有シロ
ップ濃縮液を噴霧乾燥又は冷却・混練することにより結
晶マルチトールと結晶マルチトールを含有する含蜜結晶
の両方を得るが、濃縮の際に水分を完全に除去しないこ
とが結晶化の進行に不可欠であり、その濃縮の程度は結
晶化・分蜜の際には60〜90%、噴霧乾燥又は冷却・
混練の際には90〜99%が適切である。
方法は、過飽和のマルチトール高含有シロップに結晶マ
ルチトール又は結晶マルチトールを含有する含蜜結晶を
種結晶として添加することにより結晶マルチトールを晶
出させ、例えば、遠心分離機等により蜜と結晶とを分離
することにより、実施することができる。
又は冷却・混練の方法は、過飽和のマルチトール高含有
シロップに結晶マルチトール又は結晶マルチトールを含
有する含蜜結晶を種結晶として添加して結晶マルチトー
ルを晶出させた後、噴霧乾燥するか又はニーダーやエク
ストルーダーで冷却・混練・固化・乾燥・粉砕させるこ
とにより、実施することができる。
工程で得た母液と第二工程で得たマルチトール高含有シ
ロップとを混合して濃縮し、これに結晶マルチトール又
は結晶マルチトールを含有する含蜜結晶を種結晶として
添加して冷却・混練し、附加価値の高い結晶マルチトー
ルを含有する含蜜結晶を得ることができるが、これは前
述のように固形分中にマルトースが81〜90%含まれ
るシロップを原料として採用し、クロマト分離工程を経
由して固形分中のマルチトール含量が92〜99.9%
好ましくは94〜99.9%のマルチトール高含有シロ
ップを得、これを更に結晶化・分蜜して得た母液と前記
マルチトール高含有シロップを混合することにより初め
て可能になったものである。
母液と第二工程で得たマルチトール高含有シロップとの
混合比率は、結晶マルチトールを含有する含蜜結晶が生
成し、固化する範囲ならば任意に選択することができる
が、最も好ましい比率は、母液の固形分を1としたとき
にマルチトール高含有シロップの固形分が0.2〜5の
範囲である。
第三工程で得た母液を必要に応じて濃縮し、これに結晶
マルチトール又は結晶マルチトールを含有する含蜜結晶
を種結晶として添加して冷却・混練し、附加価値の高い
結晶マルチトールを含有する含蜜結晶を得ることができ
るが、この方法も前述のように固形分中にマルトースが
81〜90%含まれるシロップを原料として採用し、ク
ロマト分離工程を経由して固形分中のマルチトール含量
が92〜99.9%好ましくは94〜99.9%のマル
チトール高含有シロップを得、これを更に結晶化・分蜜
して得た母液と前記マルチトール高含有シロップを混合
することにより初めて可能になったものである。
ことにより、汎用酵素を用いて製造された固形分中のマ
ルトース純度が81〜90%の安価なシロップを用い
て、附加価値の高い結晶マルチトールと結晶マルチトー
ルを含有する含蜜結晶の両方を同時に製造することが可
能になり、且つ、製造の際に附加価値の低い副生物が少
なく、クロマト分離の際に分離効率が高いので工程全体
の濃縮費用が少ない工程が実現され、従来の結晶マルチ
トールやそれを含有する含蜜結晶よりも経済的に有利に
両者を製造することが可能になる。
に本発明の方法を説明するが、本発明の技術的範囲は以
下の例に制限されるものではない。
い限り重量%を表わすものとする。
化工(株)製、濃度65%、固形分中の糖組成:マルトー
ス87.7%、ブドウ糖8.1%、DP3以上の糖4.
2%]をラネーニッケル触媒を用いて水素圧100kg/c
m2、温度130℃、反応時間1時間の条件で還元し、マ
ルチトール水溶液を得た。得られたマルチトール水溶液
の固形分中の糖組成は、マルチトール87.4%、ソル
ビトール8.4%、DP3以上の糖アルコール4.2%
であった。
濃度を50%、温度60℃に調整し、その20リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂25リ
ットルを充填した高さ1mの塔を直列に4本連結した第
一の塔に供給して順に第二〜第四塔に空塔速度(SV)
=0.5で通液し、溶離液として水を用いて糖液をカラ
ムから押し出し、マルチトール純度の高い画分を回収す
ることにより、マルチトール高含有糖液を得た。
量は、塔に供給したマルチトール水溶液の固形分を10
0とした場合に85.7%であり、固形分中の糖組成は
マルチトール95.8%、ソルビトール1.4%、DP
=3以上のオリゴ糖アルコール2.8%であった。
給したマルチトール水溶液の固形分を100とした場合
に14.3%であり、固形分中の糖組成はマルチトール
37.1%、ソルビトール50.3%、DP=3以上の
オリゴ糖アルコール12.6%であった。
液を濃度79%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
64℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.2%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24時間
かけて温度64℃から20℃まで冷却して晶泥を生成さ
せ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄して結
晶を回収した。
ルチトール高含有糖液の固形分を100としたときの結
晶の収率は41.4%であった。
組成はマルチトール93.2%、ソルビトール2.4
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール4.4%であっ
た。
含有糖液の残りを濃度95%まで更に濃縮した後、温度
120℃に調整して食品用二軸回転スクリュウ式エクス
トルーダー[(株)日本製鋼所製、TEX38FSS-20AW-V]に
導入速度毎時22kgで導入し、種結晶として結晶マル
チトールを含有する含蜜結晶粉末を糖液中の固形分に対
して約30%添加し、毎分60回転で混練しながら2分
後にエクストルーダーから排出される前までに温度40
℃迄冷却して、4mmの孔が12カ所開いた押し出し口か
ら排出されたマルチトールマグマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得た。
あった。
を2等分してマルチトール結晶を製造する分蜜工程と結
晶マルチトールを含有する含蜜結晶粉末製造工程に用い
た場合には、第二工程で得られたマルチトール高含有糖
液の固形分を100としたときの高附加価値製品の収率
は固形分で70.7%になるが、この数値は従来の方法
に比べて極めて高い値である。
化工(株)製、濃度60%、固形分中の糖組成:マルトー
ス81.2%、ブドウ糖0.3%、DP3以上の糖1
8.5%]をラネーニッケル触媒を用いて水素圧100
kg/cm2、温度130℃、時間60分の条件で還元し、マ
ルチトール水溶液を得た。
糖組成は、マルチトール81.0%、ソルビトール0.
5%、DP3以上の糖アルコール18.5%であった。
濃度を50%、温度60℃に調整し、その20リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂20リ
ットルを充填した高さ0.8mのカラムに供給して空塔
速度(SV)=0.4で通液し、溶離液として水を用い
て糖液をカラムから押し出し、マルチトール純度の高い
画分を回収することにより、マルチトール高含有糖液を
得た。
中の糖組成は、マルチトール98.0%、ソルビトール
0.7%、DP3以上の糖アルコール1.3%であっ
た。
液を濃度78.5%まで濃縮した後、その一部を取り、
温度64℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分
に対して0.2%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24
時間かけて温度64℃から20℃まで冷却して晶泥を生
成させ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄し
て結晶を回収した。
いたマルチトール高含有糖液の固形分を100としたと
き、45.5%であった。
組成はマルチトール96.5%、ソルビトール1.7
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール1.8%であっ
た。
得られたマルチトール高含有糖液の残りとを固形分比率
2:1の割合で混合した後、濃度95%まで濃縮してか
ら、温度を121℃に調整して食品用二軸回転スクリュ
ウ式エクストルーダー[(株)日本製鋼所製、TEX38FSS-2
0AW-V]に導入速度毎時25kgで導入し、種結晶とし
て結晶マルチトールを含有する含蜜結晶粉末を糖液中の
固形分に対して約30%添加し、毎分60回転で混練し
ながら2分後にエクストルーダーから排出される前まで
に温度38℃迄冷却して、4mmの孔が12カ所開いた押
し出し口から排出されたマルチトールマグマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得たが、その純度は96.9%であっ
た。
化工(株)製、濃度60%、固形分中の糖組成:マルトー
ス84.6%、ブドウ糖7.8%、DP3以上の糖7.
6%]をラネーニッケル触媒を用いて水素圧130kg/c
m2、温度120℃、時間1.2時間の条件で還元し、マ
ルチトール水溶液を得た。得られたマルチトール水溶液
の固形分中の糖組成は、マルチトール84.4%、ソル
ビトール8.0%、DP3以上の糖アルコール7.6%
であった。
濃度を50%、温度60℃に調整し、その15リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂20リ
ットルを充填した高さ0.8mのカラムに供給して空塔
速度(SV)=0.5で通液し、溶離液として水を用い
て糖液をカラムから押し出し、マルチトール純度の高い
画分を回収することにより、マルチトール高含有糖液を
得た。
中の糖組成はマルチトール98.2%、ソルビトール
1.2%、DP3以上の糖アルコール0.6%であっ
た。
液を濃度79.5%まで濃縮した後、その一部を取り、
温度63℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分
に対して0.2%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24
時間かけて温度63℃から20℃まで冷却して晶泥を生
成させ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄し
て結晶を回収した。
いたマルチトール高含有糖液の固形分を100としたと
き、49.3%であった。
組成はマルチトール96.6%、ソルビトール1.8
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール1.6%であっ
た。
まで更に濃縮した後、温度120℃に調整して食品用二
軸回転スクリュウ式エクストルーダー[(株)日本製鋼所
製、TEX38FSS-20AW-V]に導入速度毎時22kgで導入
し、種結晶として結晶マルチトールを含有する含蜜結晶
粉末を糖液中の固形分に対して約30%添加し、毎分6
0回転で混練しながら2分後にエクストルーダーから排
出される前までに温度40℃迄冷却して、4mmの孔が1
2カ所開いた押し出し口から排出されたマルチトールマ
グマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得たが、その含蜜結晶の純度は96.9
%であった。
化工(株)製、濃度65%、固形分中の糖組成:マルトー
ス88.4%、ブドウ糖7.0%、DP3以上の糖4.
6%)を実施例1と同じ条件で還元し、マルチトール水
溶液を得た。
糖組成は、マルチトール88.2%、ソルビトール7.
2%、DP3以上の糖アルコール4.6%であった。
濃度を60%、温度60℃に調整し、その22リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂300
リットルを充填した塔に供給して空塔速度(SV)=
0.4で通液し、溶離液として水を用いて糖液をカラム
から押し出し、マルチトール純度の高い画分を回収する
ことにより、マルチトール高含有糖液を得た。
量は、塔に供給したマルチトール水溶液の固形分を10
0とした場合に74.2%であり、固形分中の糖組成は
マルチトール95.1%、ソルビトール1.8%、DP
=3以上のオリゴ糖アルコール3.1%であった。
給したマルチトール水溶液の固形分を100とした場合
に25.8%であり、固形分中の糖組成はマルチトール
68.4%、ソルビトール22.7%、DP=3以上の
オリゴ糖アルコール8.9%であった。
液を濃度80%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
63℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.2%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24時間
かけて温度63℃から20℃まで冷却して晶泥を生成さ
せ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄して結
晶を回収した。
ルチトール高含有糖液の固形分を100としたときの結
晶の収率は52%であった。
組成はマルチトール90.4%、ソルビトール3.5
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール6.1%であっ
た。
含有糖液の残りを濃度97%まで更に濃縮した後、温度
90℃に調整して食品用二軸回転スクリュウ式エクスト
ルーダー[(株)日本製鋼所製、TEX38FSS-20AW-V]に導
入速度毎時20kgで導入し、種結晶として結晶マルチ
トールを含有する含蜜結晶粉末を糖液中の固形分に対し
て約30%添加し、毎分60回転で混練しながら2分後
にエクストルーダーから排出される前までに温度40℃
迄冷却して、4mmの孔が12カ所開いた押し出し口から
排出されたマルチトールマグマを得た。
マルチトールを含有する含蜜結晶を得たがその純度は9
5%であった。
化工(株)製、濃度60%、固形分中の糖組成:マルトー
ス85.1%、ブドウ糖0.3%、DP3以上の糖1
4.6%)をラネーニッケル触媒を用いて水素圧150
kg/cm2、温度120℃、反応時間120分の条件で還元
し、マルチトール水溶液を得た。得られたマルチトール
水溶液の固形分中の糖組成は、マルチトール85.0
%、ソルビトール0.5%、DP3以上の糖アルコール
14.5%であった。
濃度を60%に調整し、その20リットルを、ナトリウ
ムをチャージした陽イオン交換樹脂300リットルを充
填したカラムに供給して空塔速度(SV)=0.3で通
液し、溶離液として水を用いて糖液をカラムから押し出
し、マルチトール純度の高い画分を回収することによ
り、マルチトール高含有糖液を得た。
中の糖組成は、マルチトール98.0%、ソルビトール
0.7%、DP3以上の糖アルコール1.3%であっ
た。
液を濃度78%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
62℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.5%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24時間
かけて温度62℃から20℃まで冷却して晶泥を生成さ
せ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄して結
晶を回収した。
いたマルチトール高含有糖液の固形分を100としたと
き、56%であった。
組成はマルチトール95.6%、ソルビトール1.5
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール2.9%であっ
た。
得られたマルチトール高含有糖液の残りとを固形分比率
7:3の割合で混合した後、濃度97%まで濃縮してか
ら、温度90℃に調整して食品用二軸回転スクリュウ式
エクストルーダー[(株)日本製鋼所製、TEX38FSS-20AW-
V]に導入速度毎時25kgで導入し、種結晶として結
晶マルチトールを含有する含蜜結晶粉末を糖液中の固形
分に対して約30%添加し、毎分60回転で混練しなが
ら2分後にエクストルーダーから排出される前までに温
度40℃迄冷却して、4mmの孔が12カ所開いた押し出
し口から排出されたマルチトールマグマを得た。
マルチトールを含有する含蜜結晶を得たが、その純度は
96.5%であった。
化工(株)製、濃度60%、固形分中の糖組成:マルトー
ス81.6%、ブドウ糖1.5%、DP3以上の糖1
6.9%)をラネーニッケル触媒を用いて水素圧100
kg/cm2、温度130℃、時間120分の条件で還元し、
マルチトール水溶液を得た。
糖組成は、マルチトール81.2%、ソルビトール1.
9%、DP3以上の糖アルコール16.9%であった。
濃度を60%、温度60℃に調整し、その22リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂300
リットルを充填したカラムに供給して空塔速度(SV)
=0.3で通液し、溶離液として水を用いて糖液をカラ
ムから押し出し、マルチトール純度の高い画分を回収す
ることにより、マルチトール高含有糖液を得た。
中の糖組成はマルチトール97.6%、ソルビトール
0.5%、DP3以上の糖アルコール1.9%であっ
た。
液を濃度82%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
65℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.15%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24時
間かけて温度65℃から25℃まで冷却して晶泥を生成
させ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄して
結晶を回収した。
いたマルチトール高含有糖液の固形分を100としたと
き、54%であった。
組成はマルチトール95.3%、ソルビトール1.0
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール3.7%であっ
た。
まで更に濃縮した後、温度90℃に調整して食品用二軸
回転スクリュウ式エクストルーダー[(株)日本製鋼所
製、TEX38FSS-20AW-V]に導入速度毎時25kgで導入
し、種結晶として結晶マルチトールを含有する含蜜結晶
粉末を糖液中の固形分に対して約30%添加し、毎分6
0回転で混練しながら2分後にエクストルーダーから排
出される前までに温度40℃迄冷却して、4mmの孔が1
2カ所開いた押し出し口から排出されたマルチトールマ
グマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得たが、その純度は95.2%であっ
た。
化工(株)製、濃度65%、固形分中の糖組成:マルト
ース87.2%、ブドウ糖4.1%、DP3以上の糖
8.7%]をラネーニッケル触媒を用いて水素圧100
kg/cm2、温度130℃、反応時間1時間の条件で還元
し、マルチトール水溶液を得た。得られたマルチトール
水溶液の固形分中の糖組成は、マルチトール87.0
%、ソルビトール4.3%、DP3以上の糖アルコール
8.7%であった。
濃度を50%、温度60℃に調整し、その20リットル
を、カルシウムをチャージした陽イオン交換樹脂25リ
ットルを充填した高さ1mの塔を直列に4本連結した第
一の塔に供給して順に第二〜第四塔に空塔速度(SV)
=0.5で通液し、溶離液として水を用いて糖液をカラ
ムから押し出し、マルチトール純度の高い画分を回収す
ることにより、マルチトール高含有糖液を得た。
量は、塔に供給したマルチトール水溶液の固形分を10
0とした場合に87.4%であり、固形分中の糖組成は
マルチトール93.5%、ソルビトール1.4%、DP
3以上の糖アルコール5.1%であった。
給したマルチトール水溶液の固形分を100とした場合
に12.6%であり、固形分中の糖組成はマルチトール
41.9%、ソルビトール24.4%、DP3以上のオ
リゴ糖アルコール33.7%であった。
液を濃度81%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
66℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.2%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24時間
かけて温度66℃から20℃まで冷却して晶泥を生成さ
せ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄して結
晶を回収した。
ルチトール高含有糖液の固形分を100としたときの結
晶の収率は33.0%であった。
組成はマルチトール90.8%、ソルビトール2.0
%、DP3以上のオリゴ糖アルコール7.2%であっ
た。
含有糖液の残りを濃度95%まで更に濃縮した後、温度
120℃に調整して食品用二軸回転スクリュウ式エクス
トルーダー[(株)日本製鋼所製、TEX38FSS-20AW-V]に
導入速度20kgで導入し、種結晶として結晶マルチトー
ルを含有する含蜜結晶粉末を糖液中の固形分に対して約
30%添加し、毎分60回転で混練しながら2分後にエ
クストルーダーから排出される前までに温度38℃迄冷
却して、4mmの孔が12ヵ所開いた押し出し口から排出
されたマルチトールマグマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得た。
あった。
工(株)製、濃度60%、固形分中の糖組成:マルトー
ス84.6%、ブドウ糖7.8%、DP3以上のオリゴ
糖7.6%]をラネーニッケル触媒を用いて水素圧10
0kg/cm2、温度130℃、時間60分の条件で還元し、
マルチトール水溶液を得た。
糖組成は、マルチトール84.4%、ソルビトール8.
0%、DP3以上のオリゴ糖アルコール7.6%であっ
た。
濃度を50%、温度60℃に調整し、その20リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂20リ
ットルを充填した高さ0.8mのカラムに供給して空塔
速度(SV)=0.4で通液し、溶離液として水を用い
て糖液をカラムから押し出し、マルチトール純度の高い
画分を回収することにより、マルチトール高含有糖液を
得た。
量は、塔に供給したマルチトール水溶液の固形分を10
0とした場合に80%であり、固形分中の糖組成はマル
チトール93.5%、ソルビトール1.4%、DP3以
上のオリゴ糖アルコール5.1%であった。
給したマルチトール水溶液の固形分を100とした場合
に20%であり、固形分中の糖組成はマルチトール4
8.0%、ソルビトール34.4%、DP3以上のオリ
ゴ糖アルコール17.6%であった。
液を濃度81%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
66℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.2%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24時間
かけて温度66℃から20℃まで冷却して晶泥を生成さ
せ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄して結
晶を回収した。
いたマルチトール高含有糖液の固形分を100としたと
き、32.0%であった。
組成はマルチトール90.9%、ソルビトール2.1
%、DP3以上のオリゴ糖アルコール7.0%であっ
た。
得られたマルチトール高含有糖液の残りとを固形分比率
1:4の割合で混合した後、濃度95%まで濃縮してか
ら、温度121℃に調整して食品用二軸回転スクリュウ
式エクストルーダー[(株)日本製鋼所製、TEX38FSS-20
AW-V]に導入速度21kgで導入し、種結晶として結晶マ
ルチトールを含有する含蜜結晶粉末を糖液中の固形分に
対して約30%添加し、毎分60回転で混練しながら2
分後にエクストルーダーから排出される前までに温度3
6℃迄冷却して、4mmの孔が12ヵ所開いた押し出し口
から排出されたマルチトールマグマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得たが、その純度は93.5%であっ
た。
ルトース水溶液を、濃度35%に調整し、ラネーニッケ
ル触媒を用いて水素圧100kg/cm2、温度120℃、反
応時間90分の条件で還元し、固形分中の糖組成が、マ
ルチトール85.0%、ソルビトール0.5%、DP3
以上のオリゴ糖アルコール14.5%のマルチトール水
溶液を得た。
濃度を60%、温度60℃に調整し、その20リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂20リ
ットルを充填した高さ0.8mのカラムに供給して空塔
速度(SV)=0.4で通液し、溶離液として水を用い
て糖液をカラムから押し出し、マルチトール純度の高い
画分を回収することにより、マルチトール高含有糖液を
得た。
量は、塔に供給したマルチトール水溶液の固形分を10
0とした場合に73%であり、固形分中の糖組成はマル
チトール94.2%、ソルビトール0.3%、DP3以
上のオリゴ糖アルコール5.5%であった。
給したマルチトール水溶液の固形分を100とした場合
に27%であり、固形分中の糖組成はマルチトール6
0.1%、ソルビトール1.0%、DP3以上のオリゴ
糖アルコール38.9%であった。
液を濃度84%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
67℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.2%添加し、ゆっくりと撹拌しながら48時間
かけて温度66℃から20℃まで冷却して晶泥を生成さ
せ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄して結
晶を回収した。
いたマルチトール高含有糖液の固形分を100としたと
き、46.2%であった。
組成はマルチトール90.5%、ソルビトール0.5
%、DP3以上のオリゴ糖アルコール9.0%であっ
た。
得られたマルチトール高含有糖液の残りとを固形分比率
4:6の割合で混合した後、濃度95%まで濃縮してか
ら、温度120℃に調整して食品用二軸回転スクリュウ
式エクストルーダー[(株)日本製鋼所製、TEX38FSS-20
AW-V]に導入速度20kgで導入し、種結晶として結晶マ
ルチトールを含有する含蜜結晶粉末を糖液中の固形分に
対して約30%添加し、毎分60回転で混練しながら2
分後にエクストルーダーから排出される前までに温度3
6℃迄冷却して、4mmの孔が12ヵ所開いた押し出し口
から排出されたマルチトールマグマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得たが、その純度は92.2%、その他
の成分は、ソルビトール0.4%、DP3以上のオリゴ
糖アルコール7.4%であった。
水溶液の濃度を50%に調製し、ラネーニッケル触媒を
用いて水素圧100kg/cm2、温度130℃、時間1.0
時間の条件で還元し、固形分中の糖組成が、マルチトー
ル81.0%、ソルビトール0.5%、DP3以上のオ
リゴ糖アルコール18.5%のマルチトール水溶液を得
た。
濃度を60%、温度60℃に調整し、その15リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂20リ
ットルを充填した高さ0.8mのカラムに供給して空塔
速度(SV)=0.5で通液し、溶離液として水を用い
て糖液をカラムから押し出し、マルチトール純度の高い
画分を回収することにより、固形分中の糖組成がマルチ
トール94.8%、ソルビトール0.2%、DP3以上
のオリゴ糖アルコール5.0%のマルチトール水溶液を
得た。
液を濃度84%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
67℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.2%添加し、ゆっくりと撹拌しながら48時間
かけて温度67℃から20℃まで冷却して晶泥を生成さ
せ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄して結
晶を回収した。
収率は用いたマルチトール高含有糖液の固形分を100
としたとき、46.5%であった。
組成はマルチトール91.4%、ソルビトール0.3
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール8.2%であっ
た。
まで更に濃縮した後、温度120℃に調整して食品用二
軸回転スクリュウ式エクストルーダー[(株)日本製鋼所
製、TEX38FSS-20AW-V]に導入速度毎時20kgで導入
し、種結晶として結晶マルチトールを含有する含蜜結晶
粉末を糖液中の固形分に対して約30%添加し、毎分6
0回転で混練しながら2分後にエクストルーダーから排
出される前までに温度40℃迄冷却して、4mmの孔が1
2カ所開いた押し出し口から排出されたマルチトールマ
グマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得たが、その含蜜結晶の純度は91.6
%であり、その他の成分は、ソルビトール0.3%、D
P=3以上のオリゴ糖アルコール8.1%であった。
成が、マルチトール81.0%、ソルビトール0.5
%、DP3以上のオリゴ糖アルコール18.5%のマル
チトール水溶液を得た。
濃度を50%、温度60℃に調整し、その15リットル
を、ナトリウムをチャージした陽イオン交換樹脂20リ
ットルを充填した高さ0.8mのカラムに供給して空塔
速度(SV)=0.5で通液し、溶離液として水を用い
て糖液をカラムから押し出し、マルチトール純度の高い
画分を回収することにより、固形分中の糖組成がマルチ
トール93.2%、ソルビトール0.3%、DP3以上
のオリゴ糖アルコール6.5%のマルチトール水溶液を
得た。
形分量は、塔に供給したマルチトール水溶液の固形分を
100とした場合に80%であった。
液を濃度75%まで濃縮した後、その一部を取り、温度
65℃で結晶マルチトールの粉末を糖液中の固形分に対
して0.3%添加し、ゆっくりと撹拌しながら24時間
かけて温度65℃から20℃まで冷却して晶泥を生成さ
せ、遠心分離機で分蜜して結晶を少量の水で洗浄し、結
晶を回収した。
収率は用いたマルチトール高含有糖液の固形分を100
としたとき、26.8%であった。
組成はマルチトール91.0%、ソルビトール0.3
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール8.6%であっ
た。
まで更に濃縮した後、温度120℃に調整して食品用二
軸回転スクリュウ式エクストルーダー[(株)日本製鋼所
製、TEX38FSS-20AW-V]に導入速度毎時20kgで導入
し、種結晶として結晶マルチトールを含有する含蜜結晶
粉末を糖液中の固形分に対して約30%添加し、毎分6
0回転で混練しながら2分後にエクストルーダーから排
出される前までに温度40℃迄冷却して、4mmの孔が1
2カ所開いた押し出し口から排出されたマルチトールマ
グマを得た。
粉砕することにより、粉末状の結晶マルチトールを含有
する含蜜結晶を得たが、その含蜜結晶の純度は89.4
%であり、その他の成分は、ソルビトール0.3%、D
P=3以上のオリゴ糖アルコール8.3%であった。
ル純度の高い画分を濃度75%に濃縮してから温度10
0℃まで加熱した後、マスキット調製槽に入れて撹拌し
ながら30分間で15℃まで冷却し、マルチトール水溶
液の固形分に対して2%の微細なマルチトール結晶粉末
を炭化し、5時間撹拌を継続して懸濁結晶量35%のマ
ルチトールマスキットを得た。
がら内径8mのアトマイザー式の噴霧乾燥機に導入し、
導入する風温を70℃に、排出する風温を40℃にそれ
ぞれ調節して粉霧乾燥してマルチトール粉末を得た。
%であったが、温度40℃にて5時間熟成させ、温度9
5℃の乾燥機で1時間乾燥させて水分0.3%、安息角
32度、純度94.1%の流動性の良好なマルチトール
含蜜結晶を得た。
12と同様に操作してマルチトール粉末を得たが、乾燥
機の底部に落下した粉末は水分4.6%であったが、実
施例12と同様の熟成、乾燥操作を行って水分0.3
%、安息角32度、純度95.3%の流動性の良好なマ
ルチトール含蜜結晶を得た。
(株)製、濃度60%、マルトース純度62%)を接触的
に水素化し、特公平2−11599号公報の実施例に準
じたクロマト分離方法を実施して、濃縮マルチトール画
分を得た。その糖組成は、ソルビトール1.4%、マル
チトール90.5%、DP3のオリゴ糖アルコール7.
5%、DP=4以上のオリゴ糖アルコール0.6%であ
った。
1kgを温度75℃でマルチトール純度99%の種結晶
を0.1%添加してから50時間かけて25℃まで1時
間に1℃の割合で静かに撹拌しながら冷却して、結晶ス
ラリーを得、このスラリーを分蜜して、少量の水で洗浄
し、水分6.1%、純度99%のマルチトール結晶を3
0.3kg(収率62%:原料乾燥固形分に対するマル
チトール結晶の乾燥品重量%)得たが、このときのマル
チトール以外の成分は、ソルビトール0.6%、DP=
3以上のオリゴ糖アルコール0.4%であった。
糖組成はソルビトール2.7%、マルチトール76.6
%、DP=3以上のオリゴ糖アルコール20.7%であ
り、この蜜を濃度95%まで濃縮した後、実施例1の第
三工程の含蜜結晶を調製する操作に供して含蜜結晶を調
製しようとしたがマルチトールマグマが形成されず、ま
た、固化もせずマルチトール含蜜結晶を調製することは
できなかった。
ことにより、イソアミラーゼ等の特殊で高価な酵素を用
いることなく、α−アミラーゼ、βアミラーゼ、プルラ
ナーゼなどの汎用酵素を用いて製造された、安価な、固
形分中のマルトース純度が81〜90%のマルトースシ
ロップを原料として用いて、附加価値の高い製品である
結晶マルチトールと結晶マルチトールを含有する含蜜結
晶の両方を同時に製造することが可能になる。
なく、クロマト分離の際に分離効率が高いので、工程全
体の濃縮費用が少ない工程が実現され、更に、結晶マル
チトールを製造する際に発生する蜜をも利用して結晶マ
ルチトールを含有する含蜜結晶を製造可能にしたことに
より、従来の結晶マルチトールやそれを含有する含蜜結
晶よりも経済的に有利に両者を製造することが可能にな
る。
第三工程で得た母液を必要に応じて濃縮し、これに結晶
マルチトール又は結晶マルチトールを含有する含蜜結晶
を種結晶として添加して冷却・混練し、附加価値の高い
結晶マルチトールを含有する含蜜結晶を得ることができ
るが、この方法も前述のように固形分中にマルトースが
81〜90%含まれるシロップを原料として採用し、ク
ロマト分離工程を経由して固形分中のマルチトール含量
が92〜99.9%好ましくは94〜99.9%のマル
チトール高含有シロップを得、これを更に結晶化・分蜜
して得た母液と結晶マルチトール又は結晶マルチトール
を含有する含蜜結晶を種結晶として用いることにより初
めて可能になったものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 結晶マルチトール及びそれを含有する含
蜜結晶を製造する方法において、 1)固形分中にマルトースが81〜90重量%含まれる
濃度30〜75重量%のシロップを接触水素化して相当
する糖アルコールシロップを得る第一工程、 2)糖アルコールシロップを、陽イオン交換樹脂を充填
した塔に供給してクロマト分離し、固形分中にマルチト
ールが92〜99.9重量%含まれるマルチトール高含
有シロップ画分を得る第二工程、 3)マルチトール高含有シロップ画分を濃縮した後、得
られたシロップの一部を種結晶の存在下で結晶化して結
晶マルチトールを回収する工程及び、得られたシロップ
の残余を種結晶の存在下で噴霧乾燥又は冷却混練するこ
とにより結晶マルチトールを含有する含蜜結晶を得る工
程から成る第三工程、 の各工程を逐次経由することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 結晶マルチトール及びそれを含有する含
蜜結晶を製造する方法において、 1)固形分中にマルトースが81〜90重量%含まれる
濃度30〜75重量%のシロップを接触水素化して相当
する糖アルコールシロップを得る第一工程、 2)糖アルコールシロップを、陽イオン交換樹脂を充填
した塔に供給してクロマト分離し、固形分中にマルチト
ールが92〜99.9重量%好ましくは94〜99.9
重量%含まれるマルチトール高含有シロップ画分を得る
第二工程、 3)マルチトール高含有シロップ画分を濃縮した後、結
晶化して、結晶マルチトールと母液とに分離し、結晶マ
ルチトールを回収する第三工程、 4)第三工程で得られた母液に第二工程で得られたマル
チトール高含有シロップ画分を加えて濃縮し、種結晶を
加えて噴霧乾燥又は冷却混練することにより結晶マルチ
トールを含有する含蜜結晶を得る第四工程、の各工程を
逐次経由することを特徴とする方法。 - 【請求項3】 結晶マルチトール及びそれを含有する含
蜜結晶を製造する方法において、 1)固形分中にマルトースが81〜90重量%含まれる
濃度30〜75重量%のシロップを接触水素化して相当
する糖アルコールシロップを得る第一工程、 2)糖アルコールシロップを、陽イオン交換樹脂を充填
した塔に供給してクロマト分離し、固形分中にマルチト
ールが92〜99.9重量%好ましくは94〜99.9
重量%含まれるマルチトール高含有シロップ画分を得る
第二工程、 3)マルチトール高含有シロップ画分を濃縮した後、結
晶化して、結晶マルチトールと母液とに分離し、結晶マ
ルチトールを回収する第三工程、 4)第三工程で得られた母液に種結晶を加えて噴霧乾燥
又は冷却混練することにより結晶マルチトールを含有す
る含蜜結晶を得る第四工程、の各工程を逐次経由するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項4】 陽イオン交換樹脂がカルシウムイオン又
はナトリウムイオンをチャージしたものであり、クロマ
ト分離方法が回分式である請求項1〜3の何れか一つに
記載の方法。
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