JP2000157300A - アラビノキシラン含有材料からのポリオ―ルの製造方法 - Google Patents

アラビノキシラン含有材料からのポリオ―ルの製造方法

Info

Publication number
JP2000157300A
JP2000157300A JP11325374A JP32537499A JP2000157300A JP 2000157300 A JP2000157300 A JP 2000157300A JP 11325374 A JP11325374 A JP 11325374A JP 32537499 A JP32537499 A JP 32537499A JP 2000157300 A JP2000157300 A JP 2000157300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
xylose
arabinose
erythritol
xylitol
arabinoxylan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11325374A
Other languages
English (en)
Inventor
Heikki Heikkilae
ヘイッキラ ヘイッキ
Raimo Alen
アレン ライモ
Siru Kauko
カウコ シル
Mirja Lindroos
リンドロオス ミルヤ
Juha Nurmi
ヌルミ ユハ
Paeivi Sarmala
サルマラ パイビ
Matti Tylli
ティッリ マッチ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xyrofin Oy
Original Assignee
Xyrofin Oy
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xyrofin Oy filed Critical Xyrofin Oy
Publication of JP2000157300A publication Critical patent/JP2000157300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/18Polyhydroxylic acyclic alcohols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/132Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group
    • C07C29/136Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH
    • C07C29/14Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of a —CHO group
    • C07C29/141Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of an oxygen containing functional group of >C=O containing groups, e.g. —COOH of a —CHO group with hydrogen or hydrogen-containing gases
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/18Polyhydroxylic acyclic alcohols
    • C07C31/24Tetrahydroxylic alcohols, e.g. pentaerythritol
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C13SUGAR INDUSTRY
    • C13KSACCHARIDES OBTAINED FROM NATURAL SOURCES OR BY HYDROLYSIS OF NATURALLY OCCURRING DISACCHARIDES, OLIGOSACCHARIDES OR POLYSACCHARIDES
    • C13K13/00Sugars not otherwise provided for in this class
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C13SUGAR INDUSTRY
    • C13KSACCHARIDES OBTAINED FROM NATURAL SOURCES OR BY HYDROLYSIS OF NATURALLY OCCURRING DISACCHARIDES, OLIGOSACCHARIDES OR POLYSACCHARIDES
    • C13K13/00Sugars not otherwise provided for in this class
    • C13K13/002Xylose
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B2200/00Indexing scheme relating to specific properties of organic compounds
    • C07B2200/07Optical isomers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アラビノキシラン含有材料からのキシリトー
ルおよびエリトリトールの製造方法を提供する。 【解決方法】 アラビノキシラン含有材料を加水分解
し、そして得られた加水分解物からキシロースおよびア
ラビノースを分離し、その後キシロースをキシリトール
に還元し、そして該キシリトールを回収し、またアラビ
ノースにアルカリ性酸化を受けさせてエリトロン酸を
得、これをエリトリトールに還元し、そして該エリトリ
トールを回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキシラン含有ヘミセ
ルロースからのポリオールの製造方法に関し、特に本発
明はアラビノキシラン含有材料からのキシリトールおよ
びエリトリトールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】キシリトールは天然に生じる糖アルコー
ルであり、またキシロースを還元することによって最も
一般に製造され、そしてその甘味は“通常の砂糖”に相
当するが、しかしそのカロリー含有量(2.4kcal
/g)は通常の砂糖のものよりも低い。少量のキシリト
ールは多くの果物および野菜中に生じ、また普通の代謝
生成物として人体によっても製造される。キシリトール
の代謝的、歯科学的および技術的特性は、キシリトール
をチューインガム、アメ、パン製品等のような様々な使
用のための非常に良い特別な甘味料にする。例えば、キ
シリトールの代謝はインシュリン代謝から独立してお
り、糖尿病患者はキシリトールを使用することが可能で
ある。キシリトールはまた腸機能の低速化効果を有し、
そして栄養吸収を減じ、減量食品中で使用可能である。
さらにキシリトールは非虫歯性であり、抗虫歯性でさえ
あることが見いだされている。
【0003】キシリトールの膨大な利点にもかかわら
ず、その使用はむしろ限定されていた。これはキシリト
ールの比較的高価な価格のためであり、それは今度は高
価な製造費用から生じる。
【0004】以前にキシリトールはキシランに富んだ材
料を加水分解することによって主に製造された。それ
故、大量のキシロースを含む単糖混合物が得られる。そ
の後、キシロースが、一般にラネーニッケルのようなニ
ッケル触媒の存在下での触媒還元(水素化)によってキ
シリトールに還元される。当該分野の文献は、キシラン
含有材料からのキシロースおよび/またはキシリトール
の膨大な数の製造方法を記載する。その例として、US
特許公報3,784,408(ヤッフェ等)、US特許
公報4,066,711(メラヤ等)、US特許公報
4,075,406(メラヤ等)、US特許公報4,0
08,285(メラヤ等)およびUS特許公報3,58
6,537(スタイナー等)を挙げることができる。キ
シリトールはまた、US特許5,631,150(ハル
ッキ等)に開示されるようにグルコースから、またはU
S特許5,563,303、5,238,826および
5,096,820に開示されるようにヘキソースか
ら、およびWO9,720,860に記載されるように
オース(ose )およびウロースから製造されることもで
きる。
【0005】いくつかの植物においてヘミセルロースの
過半数はキシロースに加水分解することができるキシラ
ンである。キシランの最初の原料は、例えば主にキシラ
ンからなる堅木、トウモロコシの穂軸およびサトウキビ
の絞り粕のヘミセルロースである。近年、パルプ産業に
おいて副産物として得られるキシランおよびキシロース
の利用の興味が増大してきた。キシロースは例えば、典
型的な塩基がMg2+、Ca2+、NH4 +およびNa+ であ
る酸性スルフィット蒸解において形成される。中性スル
フィット蒸解の蒸解液もまた、オリゴマー性およびポリ
マー性キシランのキシロオリゴマーを加水分解した後に
原料として使用することができる。酸性スルフィット蒸
解の蒸解液中で、ヘミセルロースは主に単糖の形態にあ
る。
【0006】キシロースの原料としてスルフィット蒸解
液を使用するとき、問題は蒸解条件の可変性である。条
件に依存して、木材のヘミセルロースは異なる様態で溶
解し、多少のキシロースを与える。少量のキシロースを
与える蒸解条件は、有意な量のキシロン酸を与え得る。
従来の方法の欠点は、キシロースに富んだヘミセルロー
スのみが利用され、そしてヘミセルロース構造の残りは
利用されないままであることである。
【0007】他の糖アルコールと同様に、エリトリトー
ルは高い熱安定性および酸安定性を有する。マンニトー
ルのように低い安定性を有し、またキシリトールのよう
にその溶液熱(solution heat )は低い。
【化1】
【0008】エリトリトールは、例えば藻類および菌類
における代謝生成物および貯蔵物質として天然に広く生
じるポリヒドロキシアルコールである。例えばメロン、
武道および梨のような果物はエリトリトールを含む。バ
クテリア、菌類および酵母のような様々な微生物はエリ
トリトールを生産し、そして従ってワインおよびビール
のような発酵処理によって製造された食品製品中に、並
びに醤油のような処理された野菜中に生じる。
【0009】エリトリトールは食品と共に系中に導入さ
れるので、目のレンズ組織、体血清、精液、羊水および
尿のような人体の多くの組織および液中に見いだされる
ことができる。ヒトの尿中での主要な糖アルコールであ
る。
【0010】多くの好濃酵母はポリヒドロキシアルコー
ルを生産することができる。このような酵母および酵母
状の菌類は、蜂蜜のような高い砂糖含有量の物質中に不
純物として見いだされる。高い砂糖および塩含有量に対
する耐性はそれらの典型である。
【0011】エリトリトールは、小麦およびコーンスタ
ーチをグルコースに加水分解し、それをEP136,8
03、EP136,802、EP262,463および
EP327,342に開示されるような好濃酵母(モニ
リエラ・ポリニス)によって主にエリトリトールに発酵
させることによって生物技術で製造される。発酵処理の
収率は約50%であり、また例えばリビトールまたはグ
リセロールが副産物として形成される。酵母の好濃特性
は、反応液の乾燥固形分含有量が高いという結果とな
る。精製されそして濃縮された液から、純粋なエリトリ
トールを結晶化することが可能である。好濃特性を有す
る様々な他の酵母はグリセロールおよび/またはD−ア
ラビニトールと一緒にエリトリトールを生産するが、し
かし問題は反応混合物からのエリトリトールの分離およ
び精製である。さらに、ある酵母は副産物としてその分
離が困難であるアセトインを与えることが見いだされ
た。A.ジェーンズ(J.org.Chem・20、1
565−1568、1955)はエリトロン酸からのエ
リトリトールの製造を記載する。W.J.ハンフレット
による刊行物:Carbohydrate・Res.・
4、157−164、1967はL−アラビノースから
のエリトロン酸の製造を記載する。
【0012】ソルビトール、マルチトールおよびラクチ
トールのような甘味料として使用される他の糖アルコー
ルと同様に、エリトリトールは歯に優しくまた糖尿病患
者のために適している。小さな分子寸法のために、エリ
トリトールは代謝において他の糖アルコールとは全く異
なった様式で反応する。結果として、最も重要な差異は
他の糖アルコールと比較して有意に低いそのエネルギー
含有量および前記物質に対する系のより高い耐性であ
る。
【0013】エリトリトールの栄養価は他の特別な甘味
料のものより有意に低い。エリトリトールの20%のみ
が小腸から大腸へ継続することができ、そしてそこで多
くとも物質の半分のみが揮発性脂肪酸に、そしてさらに
体によって使用されるエネルギーに変換される。平均し
て、他の特別な甘味料の元来のエネルギー含有量の50
ないし60%が人体における使用のために残存するが、
しかしエリトリトールの百分率は約10%のみであり、
それは0.3kcal/gのエネルギー含有量に相当す
る。
【0014】口内バクテリアは、それらが他のポリヒド
ロキシアルコールを利用できなのと同様に、エリトリト
ールを利用できない。行われた試験において、口内バク
テリア、特に虫歯の主な原因であるストレプトコッカス
・ミュータンスは成長のためにエリトリトールを使用で
きないことが見いだされた。従って虫歯の発生に寄与す
る有機酸および歯垢の形成を避けることが可能である。
これが甘味料としてのエリトリトールの使用が歯に優し
い食品製品をなす理由である。
【0015】10%溶液中で、エリトリトールの甘味は
ショ糖とう比較して60ないし70%である。エリトリ
トールの味覚プロファイルはショ糖のものに非常に類似
しており、そして苦い後味を有さない。従ってアスパル
テームのような他の甘味剤の味覚を改良するために良く
適している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記のごとき
様々な利点を有するキシリトールおよびエリトリトール
を容易かつ高効率で生産し、安価かつ大量に供給するた
めの方法が求められている。
【0017】
【課題を解決するための手段】キシリトールおよびエリ
トリトールがアラビノキシラン含有材料から有利な方法
で製造されることができることが今や見いだされた。
【0018】1−4グリコシド結合で結合したβ−D−
キシロ−ピラノース単位はD−キシランの主鎖を形成す
る。これらの多糖は全ての植物およびほとんど全ての植
物の部位において生じる。D−キシロースのみから形成
される厳密なD−キシランは稀にのみ生じ、そしてほと
んどのD−キシラン構造は他の糖を側鎖として有する。
【0019】一般の側鎖の1種はL−アラビノースであ
り、それはほとんどの場合においてフラノースの形態に
ある。L−アラビノースは、例え糖鎖が複数の糖基をも
含み得るとしても、しばしば側鎖のみを形成する。異な
る植物において、L−アラビノースおよびD−キシロー
スの比率は前記分子がどのように分岐しているかに依存
して大きく変化する。
【0020】本発明はアラビノキシラン含有材料からの
キシリトールおよびエリトリトールの製造方法に関す
る。該方法は、アラビノキシラン含有材料を加水分解
し、そして得られた加水分解物からキシロースおよびア
ラビノースを分離し、その後キシロースをキシリトール
に還元し、そして該キシリトールを回収し、またアラビ
ノースにアルカリ性酸化を受けさせてエリトロン酸を
得、これをエリトリトールに還元し、そして該エリトリ
トールを回収することを特徴とする。
【0021】有利なことに、前記分離はクロマトグラフ
ィーにより行うことができる。キシリトールおよびエリ
トリトールは従来技術の結晶化方法によって有利に回収
することができる。
【0022】キシロースおよびアラビノースは中間生成
物として結晶化を通して回収することができる。結晶化
は、分離で得られたキシロースおよびアラビノースの画
分を最初に濃縮し、その後キシロースおよびアラビノー
スを適当な冷却プログラムおよび種結晶を使用すること
によって結晶化するようにして適当に行うことができ
る。好ましい代替方法は、ヘキソースを得られた加水分
解物から酵母発酵によって除去することである。ヘミセ
ルロースの加水分解を行う一つの有利な方法はキシラン
溶解酵素を用いることである。アルカリ性酸化の一つの
有利な方法は、反応の間にエリトロン酸をメタノール含
有反応混合物から結晶化するようにして達成する。アル
カリ性酸化において、アントラキノンを有利に使用する
ことができる。
【0023】該方法はキシリトール製造から得られる副
産物をエリトリトールを製造するために使用することが
できるという利点を有する。アラビノキシラン含有材料
は有利にはトウモロコシ繊維または大麦繊維である。加
水分解は酸で、有利には硫酸の水溶液を使用して約10
0℃またはそれを超える温度で行われる。得られた加水
分解物からのキシロースおよびアラビノースの分離はク
ロマトグラフィー分離で有利に行われ、それにおいては
疑似移動床(SMB)を使用することができる。クロマ
トグラフィー分離は二つの分離段階で適当に行うことが
でき、それにおいては第一段階で塩およびアラビノース
の一部を除去し、そして第二段階でキシロースおよびア
ラビノースを互いに分離する。第一の分離において、カ
ラムは強酸性カチオン交換樹脂で有利に満たされ、それ
はNa+ の形態に再生される。第二の分離はカチオン交
換樹脂で有利に行われ、それはCa2+の形態に再生され
る。
【0024】キシロースのキシリトールへの還元は触媒
還元によって有利に行われる。適当な触媒はラネー型触
媒並びにRu、PdおよびPtのような貴金属触媒を包
含する。適当な還元温度は80ないし130℃、好まし
くは100ないし110℃であり、また還元は30ない
し60bar、好ましくは40ないし50barの圧力
で適当に行われる。アラビノースのエリトロン酸へのア
ルカリ性酸化はメタノール−水・溶液中で好ましく行わ
れる。好ましい酸化温度は20ないし50℃である。エ
リトロン酸の還元は好ましくは触媒により行われる。適
当な触媒はRu、Rh、PdおよびPtを包含し、Ru
が好ましい。適当な還元温度は80ないし130℃、好
ましくは100ないし110℃であり、また還元は還元
は80ないし130bar、好ましくは100ないし1
10℃の圧力で適当に行われる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下の実施例が本発明を説明す
る。実施例1 加水分解の原料は以下の組成を有するトウモロコシ繊維
であった。 −乾燥物質(DS) 95.3 g/100g −灰分 0.6 DSに基づく% −デンプン 4.3 DSに基づく% −金属カチオン(AAS[原子吸光分析]により分析) −Ca 610 DSに基づくppm −K 150 DSに基づくppm −Mg 880 DSに基づくppm −Na 67 DSに基づくppm −加水分解後の炭水化物(GLC[気液クロマトグラフィー]により分析) −キシロース 39.2 DSに基づく% −グルコース 15.6 DSに基づく% −アラビノース 29.8 DSに基づく% −マンノース 0.4 DSに基づく% −ガラクトース 3.5 DSに基づく% トウモロコシ繊維2.0kgDSの量を、抗酸性オート
クレーブ容器中に量り入れた。1%硫酸10.0lを繊
維材料と混合し、加水分解を60分間120℃で開始し
た。120℃の温度までの加温は55分かかった。加水
分解容器をその横軸について回転し、それによって混合
物を混合した。加水分解の終了で、オートクレーブを脱
気した。溶液相をオートクレーブからろ過器を通して排
水し、そして冷却した。固形残渣をオートクレーブから
除去し、そしてイオン交換水で洗浄した。混合物をろ過
し、そしてろ液を加水分解物と一緒にした。溶液(=加
水分解物)を炭水化物について(GLCによって)分析
した。加水分解物からの収率および加水分解物の組成は
以下のとおりである。 表1 収率 組成 (%/トウモロコシ繊維DS) (%/加水分解物DS) 炭水化物 −グルコース 5.2 5.7 −キシロース 34.3 37.7 −ガラクトース 4.8 5.3 −ラムノース − − −アラビノース 29.5 32.4 −マンノース 0.2 0.2 硫酸塩 5.4
【0026】実施例2 加水分解の原料はデンプンの除去後の大麦繊維であっ
た。原料は以下の組成であった。 −乾燥物質(DS) 95.5 g/100g −加水分解後の炭水化物(HPLC[高速液体クロマトグラフィー]により 分析、Pb2+形態イオン交換樹脂) −グルコース 21.2 DSに基づく% −キシロース 21.2 DSに基づく% −ガラクトース+ラムノース 1.6 DSに基づく% −アラビノース+マンノース 11.2 DSに基づく% 大麦繊維10gDSの量を、抗酸性オートクレーブ容器
中に量り入れた。0.25重量%H2 SO4 150ml
を繊維と混合した(液体と固形分との比率15:1)。
加水分解を1時間142℃で開始した。142℃の温度
までの加温は25分かかった。加水分解後、容器を室温
に冷却した。容器の内容物をろ過した。ろ過器上の加水
分解残渣を洗浄し、そして全ての洗浄水を元のろ液と一
緒にした。ろ液を炭水化物について(HPLCによっ
て)分析した。加水分解物からの炭水化物収率および加
水分解物の組成を表2に表す。 表2 収率 組成 (%/大麦繊維DS) (%/加水分解物DS) 炭水化物 −グルコース 2.1 1.6 −キシロース 18.7 31.0 −ガラクトース+ラムノース 1.3 2.1 −アラビノース 9.1 15.1 硫酸塩 5.8 酢酸 1.6 窒素 3.3
【0027】実施例3 実施例1に従って製造した溶液にクロマトグラフィー分
離カラム中でのクロマトグラフィー分離を受けさせた。
二つの分離段階を使用した:塩およびアラビノースの一
部を除去するための第一の分離(Na+ 形態樹脂)、並
びにキシロースおよびアラビノースを互いに分離するた
めの第二の分離(Ca2+形態樹脂)。分離をクロマトグ
ラフィー分離カラム中でバッチ処理として行った。全体
の設備は、供給タンク、供給ポンプ、熱交換機、カラ
ム、排出ポンプ、生成物容器、供給溶液および溶離水の
ための供給パイプおよび生成物パイプ、並びに放出され
る液体のための制御装置および制御バルブからなる。第
一の分離を、6.5%DVBの架橋度および0.41m
mの平均粒子寸法を有する強酸性カチオン交換樹脂(フ
ィネックス・オイ、フィンランドによって製造)で満た
したカラムを使用して行った。前記樹脂1.5m3
0.6mの直径を有する分離カラムに供給し、そしてナ
トリウム(Na+ )形態に再生した。処理温度は65℃
であり、また流速は0.5m/hに調節した。溶液を3
0g/100gに濃縮し、そして供給溶液のpHを50
重量%NaOH溶液で5.5に調節し、そして溶液をろ
過助剤として珪藻土を使用する加圧ろ過器でろ過した。
供給溶液を熱交換機および樹脂床上の供給装置を通して
ポンプで送った。イオン交換水をカラムの頂部に供給す
ることによって供給溶液を溶離した。流出する溶液の濃
度および伝導率をオンラインで測定し、そして得られた
情報に基づいて流出液を収集し、そして四つの画分:残
渣画分(塩および少量の糖を含む。)、再循環画分(例
えばグルコース、ガラクトールおよびキシロースを含
む。)、キシロース画分(ほとんどのキシロースおよび
約半分のアラビノースを含む。)およびアラビノース画
分に分割した。乾燥物質の量並びに供給溶液のキシロー
スおよびアラビノース含有量を表3に表す。 表3 組成および収率 供給溶液 キシロース画分 アラビノース画分 画分DS(kg) 36 19.7 6.9 DS含有量(g/100g) 30 13.9 6.8 キシロース(DSに基づく%) 36.2 52.5 9.6 アラビノース(DSに基づく%)31.2 28.9 79.7 キシロース(収率%) 79.3 5.1 アラビノース(収率%) 50.7 49.0
【0028】第一の分離から得たキシロース画分を30
g/100gの濃度に蒸発させ、そして第二の分離をC
2+イオン形態に再生したカチオン交換樹脂でキシロー
スおよびアラビノースを精製するために行った。樹脂
(フィネックス・オイ、フィンランドによって製造)の
架橋度は5.5%DVBであり、また平均粒子寸法は
0.31mmであった。第二の分離を200lの樹脂体
積を有する分離カラム中で行った。設備は第一の分離に
おいて使用したものに相当した。処理温度は65℃であ
り、また流速を0.6m/hに調節した。流出液を収集
し、そして四つの画分:残渣画分(少量の例えばグルコ
ース、ガラクトース、キシロースを含む。)および再循
環画分(少量の例えばグルコース、ガラクトースおよび
キシロースを含む。)およびキシロース画分およびアラ
ビノース画分に分割した。乾燥物質の量並びに供給溶液
のキシロースおよびアラビノース含有量を表4に与え
る。 表4 組成および収率 供給溶液 キシロース画分 アラビノース画分 画分DS(kg) 6 3.5 1.5 DS含有量(g/100g) 30 12.0 8.7 キシロース(DSに基づく%) 52.5 78.8 4.8 アラビノース(DSに基づく%)28.9 2.8 82.5 キシロース(収率%) 87.5 2.3 アラビノース(収率%) 5.6 72.0
【0029】実施例4 クロマトグラフィー分離から得たキシロース画分を回転
蒸発器(ビュッキ・ロータベーパーR−151)中で乾
燥物質含有量81.7%まで蒸発させた。マス(4k
g)を5リットルの垂直なガラス反応容器(70℃)中
に移した。容器にプログラム可能な水浴と結合したジャ
ケットを備えつけ、そして混合を錨形状の混合機刃で行
った。厳密に粉砕したキシロース1gの量を種結晶とし
てマス中に投入した。線形40時間冷却プログラム(7
0℃から25℃へ)を開始した。冷却後、マスを25℃
で約5時間混合し、その後結晶を3,500rpmで5
分間遠心分離(ヘチック・ロータ・シレンタII遠心分
離器、バスケット直径24cm、スクリーン開口0.1
5mm)することによって分離した。結晶ケーキを蒸留
水80mlで洗浄した。遠心分離結果を表5に表す。 表5 遠心分離機に導入したマス(g) 743 マスのDS(重量%) 81.8 マスの純度(DSに基づく%) 78.3 結晶ケーキ(g) 295 ケーキのDS(重量%) 98.9 ケーキの純度(DSに基づく%) 99.2 排出液の純度(DSに基づく%) 59.1 遠心分離における収率・DS/DS(重量%) 48
【0030】実施例5 クロマトグラフィー分離からのアラビノース画分を回転
蒸発器(ビュッキ・ロータベーパーR−151)で乾燥
物質含有量71.2%まで蒸発させた。マス(1.6k
g)を2リットルの垂直なガラス反応容器(65℃)中
に移した。容器にプログラム可能な水浴と結合した熱ジ
ャケットを備えつけ、そして混合を錨形状の混合機刃で
行った。マスを粉砕したアラビノース100gで種付け
し、そして40時間の内に30℃への線形冷却プログラ
ムを開始した。プログラムの終了で、マスを30℃で6
時間混合し、その後結晶を遠心分離(ヘチック・ロータ
・シレンタII遠心分離器、バスケット直径24cm)
によって分離した。回転速度は4,000rpmで5分
間であった。結晶を蒸留水80mlで遠心分離の間に洗
浄した。遠心分離結果を以下の表に表す。 表6 遠心分離機に導入したマス(g) 662 マスのDS(重量%) 71.3 マスの純度(DSに基づく%) 82.6 結晶ケーキ(g) 205 ケーキのDS(重量%) 99.0 ケーキの純度(DSに基づく%) 98.6 排出液の純度(DSに基づく%) 70.3 遠心分離における収率・DS/DS(重量%) 43
【0031】実施例6 L−アラビノースの結晶化から得たL−アラビノースに
酸化を酸素を用いて受けさせた。 試験条件: L−アラビノース 9.73g NaOH 6.66g メタノール−水・溶液(重量比率1:1) 総試料体積 200ml 反応時間 10時間 5秒の間隔で1秒間の60Hzの速度での混合 酸素圧力 abt.4.7bar 開始溶液を、最初に水酸化ナトリウム(6.66g)を
少量のメタノール−水・溶液(重量比率1:1)に溶解
し、そして冷却した開始溶液をL−アラビノース−メタ
ノール−水・溶液に添加することによって製造した。得
た溶液(透明、僅かに淡黄色)を回転(60Hz)混合
機を備えた実験室規模の反応器(400ml)中に導入
した。密閉した反応器中の試験溶液を1分間酸素気流で
フラッシュし、その後反応器を酸素で与圧(abt.
4.7bar)した。ガス容器と反応器との間の酸素ラ
インを全ての反応の間開けたままにした。反応器を試料
が連続して5秒の間隔で1秒の順序で混合するように調
節した。反応時間は10時間だった。反応の開始温度を
22℃に調節し、即ち反応を室温で開始した。反応の終
了で、温度は48℃だった。得た反応生成物は淡いミル
ク状混合物であり、そこから少量を分析のために混合直
後に採取した。その後該少量を遠心分離(1,500r
pm)し、それにより白色の細かな沈殿および透明溶液
を分離した。分離した沈殿物をイオン交換水で溶解し、
それをガスクロマトグラフィー分析のために以前に遠心
分離で分離した透明な液相と一緒にした。上記で製造し
た反応生成物溶液から、不活性アラビノースおよびエリ
トロン酸をガスクロマトグラフィー(GC/FID)に
よってシリル化誘導体として、内部標準としてキシリト
ールを使用して分析した。揮発性酸(ギ酸および酢酸)
は安息香酸エステルとして分析した。結果を以下の表7
に表す。 表7 アルカリ性メタノール−水・溶液中のL−アラビノースから酸素の存在下で 得た生成物の組成 化合物 比率(有機DS* に基づく%) ───────────────────────── アラビノース** 2.1 ギ酸 27.7 酢酸 <0.1 エリトロン酸 59.9 その他 10.3 合計 100.0 ───────────────────────── * 有機乾燥物質65.1g/l** アラビノースノ転換率は97.2%であった。
【0032】実施例7 キシロースを溶解し、そして強酸性カチオン交換樹脂
(ダウ88R )および弱塩基性アニオン交換樹脂(ダウ
66R )を使用して精製(脱色および脱塩)した。精製
の間の温度は40℃であり、また流速は4床体積/時間
であった。水素化をバッチ型オートクレーブ(メディメ
ックス)を使用して行った。水素化条件は以下のようで
あった:温度110℃、キシロース乾燥物質50g/1
00g、水素圧力40barおよび触媒投入10%触媒
スラリー/キシロースDS。使用した触媒はラネー型ニ
ッケル触媒(ケムキャットJ10GSR )であった。供
給キシロースの純度はDSに基づいて99.5であり、
またキシリトール生成物の純度はDSに基づいて99.
0%であった。
【0033】実施例8 加水分解処理のために供給した液体材料をL−アラビノ
ースから塩基性酸化処理を使用して製造した。溶液精製
について供給した材料の組成は以下のものであった:エ
リトロン酸59.9%/DS、ギ酸27.7%/DSお
よびアラビノース2.1%/DS。液体を強酸性カチオ
ン交換樹脂(プロライトC155R )、ポリマー性吸着
剤(ダウエックス・オプチポアR )および弱塩基性アニ
オン交換樹脂(プロライトA100R )を使用して精製
(脱色、脱塩および脱カチオン化)した。10リットル
サイクルの間、各々の樹脂5リットルを40℃の温度で
順番に使用し、流速は1時間当り1床体積であった。そ
の後、ギ酸を除去するための蒸発を加水分解の前に行っ
た。加水分解のための供給シロップ濃度は19.5g/
100mlであった。加水分解を以下の条件で行った:
温度は100℃であり、水素圧力は100barであ
り、触媒投入はDS(触媒の乾燥物質および支持/供給
材料の乾燥物質)に基づいて13%であった。加水分解
をメディメックス(5リットル)バッチ型オートクレー
ブを使用して行った。触媒は炭素支持体上のRu(エン
ゲルハルトCP56xL/R/WW)であった。加水分
解後のシロップのエリトリトール含有量は乾燥物質に基
づいて約80ないし82%であった。
【0034】実施例9 乾燥物質に基づいてエリトリトール80.3%を含む加
水分解したシロップを回転蒸発器(ビュッキ・ロータベ
ーパーR−151)中で蒸発させた。蒸発の間、自発的
な結晶が生成し、それによって蒸発処理を中断した。マ
スの温度は57℃であった。マス試料について分析した
KF乾燥物質含有量は70.9%だった。温度を57℃
に定めた垂直な2リットルのガラス反応容器にマスを導
入した。容器にプログラム可能な水浴に接続した熱ジャ
ケットを備えつけ、そして混合を錨形状の混合機刃で行
った。マスを40時間の内に37℃へ線形冷却プログラ
ムによって冷却した。冷却プログラムの終了で、マスを
37℃で8時間混合し、その後結晶を遠心分離(ヘチッ
ヒ・ロト・シレンタII遠心分離機、バスケット直径2
4cm)によって分離した。マスを5分間4,000r
pmで遠心分離した。遠心分離の間、結晶を蒸留水80
mlで洗浄した。遠心分離の結果を表8に表す。 表8 遠心分離基に導入したマス(g) 620 マスのDS(重量%) 70.9 マスの純度(DSに基づく%) 80.3 結晶ケーキ(g) 200 ケーキのDS(重量%) 97.0 ケーキの純度(DSに基づく%) 96.8 排出液の純度(DSに基づく%) 65.4 遠心分離における収率・DS/DS(重量%) 44
フロントページの続き (72)発明者 ライモ アレン フィンランド国 エフアイエヌ−00520 ヘルシンキ ラタメスタリンカツ 13 エ イ 17 (72)発明者 シル カウコ フィンランド国 エフアイエヌ−40320 ユバスキラ ラトバチエ 17 (72)発明者 ミルヤ リンドロオス フィンランド国 エフアイエヌ−02400 キルッコヌッミ ポーヨイスピハ 8 (72)発明者 ユハ ヌルミ フィンランド国 エフアイエヌ−02400 キルッコヌッミ ナークリンピハ 2 (72)発明者 パイビ サルマラ フィンランド国 エフアイエヌ−02460 カントビク ハルユ 1 エイ 3 (72)発明者 マッチ ティッリ フィンランド国 エフアイエヌ−02460 カントビク リスチカッリオンチエ 19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アラビノキシラン含有材料を加水分解
    し、そして得られた加水分解物からキシロースおよびア
    ラビノースを分離し、その後キシロースをキシリトール
    に還元し、そして該キシリトールを回収し、またアラビ
    ノースにアルカリ性酸化を受けさせてエリトロン酸を
    得、これをエリトリトールに還元し、そして該エリトリ
    トールを回収することを特徴とする、アラビノキシラン
    含有材料からのキシリトールおよびエリトリトールの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 アラビノキシラン含有材料はトウモロコ
    シ繊維であることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 アラビノキシラン含有材料は大麦繊維で
    あることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 加水分解は硫酸を使用して行うことを特
    徴とする、請求項1ないし3のうちのいずれか一項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 キシロースおよびアラビノースの分離を
    クロマトグラフィーにより行うことを特徴とする、請求
    項1ないし4のうちのいずれか一項記載の方法。
  6. 【請求項6】 キシロースおよび/またはアラビノース
    を結晶化によって精製することを特徴とする、請求項1
    ないし5のうちのいずれか一項記載の方法。
  7. 【請求項7】 キシロースの還元を水素を用いて触媒に
    より行うことを特徴とする、請求項1ないし6のうちの
    いずれか一項記載の方法。
  8. 【請求項8】 得られたキシリトールを結晶化によって
    回収することを特徴とする、請求項1ないし7のうちの
    いずれか一項記載の方法。
  9. 【請求項9】 触媒はラネー−Niであることを特徴と
    する、請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 アラビノースの酸化をメタノール−水
    ・溶液中で行うことを特徴とする、請求項1記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 酸化を酸素を用いて行うことを特徴と
    する、請求項1または10記載の方法。
  12. 【請求項12】 エリトロン酸の還元を水素を用いて触
    媒により行うことを特徴とする、請求項1ないし6、1
    0および11のうちのいずれか一項記載の方法。
  13. 【請求項13】 触媒はRuであることを特徴とする、
    請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 得られたエリトリトールを結晶化によ
    って回収することを特徴とする、請求項1、10、1
    1、12および13のうちのいずれか一項記載の方法。
JP11325374A 1998-11-18 1999-11-16 アラビノキシラン含有材料からのポリオ―ルの製造方法 Pending JP2000157300A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI982497A FI106853B (fi) 1998-11-18 1998-11-18 Menetelmä polyolien valmistamiseksi arabinoksylaania sisältävästä materiaalista
FI982497 1998-11-18

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000157300A true JP2000157300A (ja) 2000-06-13

Family

ID=8552936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11325374A Pending JP2000157300A (ja) 1998-11-18 1999-11-16 アラビノキシラン含有材料からのポリオ―ルの製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6262318B1 (ja)
EP (1) EP1002782B1 (ja)
JP (1) JP2000157300A (ja)
AT (1) ATE223365T1 (ja)
AU (1) AU5935899A (ja)
CA (1) CA2289308A1 (ja)
DE (1) DE69902737T2 (ja)
FI (1) FI106853B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510163A (ja) * 2000-09-29 2004-04-02 ダニスコ スイートナーズ オイ クロマトグラフィー分離のために弱酸性カチオン交換樹脂を使用する溶液からの単糖の回収
JP2005204537A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Unitika Ltd L−アラビノース含有シロップ
JP2005229822A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Jgc Corp バイオマスから単糖を製造する方法及び単糖製造装置
JP2011517552A (ja) * 2008-03-13 2011-06-16 バイオイーコン インターナショナル ホールディング エヌ.ブイ. 無機溶融塩水和物中で多糖類を転化する方法
JP5805390B2 (ja) * 2008-12-09 2015-11-04 日本甜菜製糖株式会社 農産物又は農産副産物からの糖アルコール及び糖の製造方法
JP2017530701A (ja) * 2014-09-19 2017-10-19 ザイレコ,インコーポレイテッド サッカライドならびにサッカライド組成物および混合物

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI117465B (fi) 2000-02-03 2006-10-31 Danisco Sweeteners Oy Menetelmä pureskeltavien ytimien kovapinnoittamiseksi
US6982328B2 (en) 2003-03-03 2006-01-03 Archer Daniels Midland Company Methods of producing compounds from plant material
US20050096464A1 (en) 2003-10-30 2005-05-05 Heikki Heikkila Separation process
US7812153B2 (en) * 2004-03-11 2010-10-12 Rayonier Products And Financial Services Company Process for manufacturing high purity xylose
US7955489B2 (en) * 2006-02-08 2011-06-07 Dynamic Food Ingredients Corporation Methods for the electrolytic production of erythrose or erythritol
US9133554B2 (en) 2006-02-08 2015-09-15 Dynamic Food Ingredients Corporation Methods for the electrolytic production of erythritol
ES2862178T3 (es) 2010-06-26 2021-10-07 Virdia Llc Métodos de producción de mezclas de azúcares
GB2505148B8 (en) 2011-04-07 2016-12-07 Virdia Ltd Lignocellulose conversion processes and products
CN103898249B (zh) * 2014-04-24 2016-03-02 山东福田药业有限公司 一种以豌豆皮为原料制备l-阿拉伯糖并副产木糖的工艺
CN103981294B (zh) * 2014-05-21 2015-09-30 山东福田药业有限公司 一种利用豌豆皮为原料制备l-阿拉伯糖的工艺
CN108883400B (zh) 2016-02-19 2021-09-17 洲际大品牌有限责任公司 由生物质源形成多值料流的方法
BR112019013005A2 (pt) 2016-12-21 2019-10-08 Creatus Biosciences Inc espécie de metschnikowia isolada, método para produzir xilitol, xilitol bioderivado e composição

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE618164C (de) * 1934-05-15 1935-09-03 Adolf Pfannenstiel Dr Verfahren zur Herstellung von Polyoxymonocarbonsaeuren
CH507179A (de) 1968-07-26 1971-05-15 Hoffmann La Roche Verfahren zur Herstellung von Xylit
US3784408A (en) 1970-09-16 1974-01-08 Hoffmann La Roche Process for producing xylose
US4075406A (en) 1974-04-22 1978-02-21 Suomen Sokeri Osakeyhtio Process for making xylose
US4008285A (en) 1974-04-22 1977-02-15 Melaja Asko J Process for making xylitol
US4066711A (en) 1976-03-15 1978-01-03 Suomen Sokeri Osakeyhtio (Finnish Sugar Company) Method for recovering xylitol
GB8322750D0 (en) 1983-08-24 1983-09-28 Cpc International Inc Production of polyols
MX7665E (es) 1983-08-24 1990-06-29 Cpc International Inc Procedimiento microbiologico para la obtencion de una mezcla de polioles
EP0344371A1 (en) 1988-05-31 1989-12-06 Uop Inc. Hydrolysis of corn kernel hulls to monosaccharides
US4752579A (en) 1985-10-21 1988-06-21 Uop Inc. Monosaccharides from corn kernel hulls by hydrolysis
US4939091A (en) 1986-09-09 1990-07-03 Director Of National Food Research Institute, Ministry Of Agriculture, Forestry And Fisheries Novel auerobasidium sp. microorganisms, method for obtaining the same and method for preparing erythritol with the same
US4880919A (en) 1986-12-31 1989-11-14 Uop Process for separating arabinose from a mixture of aldoses
DE3702653A1 (de) 1987-01-29 1988-08-11 Sueddeutsche Zucker Ag Verfahren zur herstellung von kristalliner l-arabinose
JPH0734749B2 (ja) 1988-02-03 1995-04-19 日本碍子株式会社 エリスリトールの製造方法
FR2648474B1 (fr) 1989-06-16 1995-01-06 Roquette Freres Nouveau procede de fabrication du xylose
FR2652589B1 (fr) 1989-10-04 1995-02-17 Roquette Freres Procede de fabrication de xylitol et de produits riches en xylitol.
US5084104A (en) 1989-12-05 1992-01-28 Cultor, Ltd. Method for recovering xylose
FI92051C (fi) 1992-03-17 1994-09-26 Amylum Nv Menetelmä ksylitolin valmistamiseksi D-glukoosista ja D-glukoosin ja D-fruktoosin sekä D-glukoosin ja D-galaktoosin seoksista
EP0672161B1 (en) 1992-11-05 1999-09-22 Xyrofin Oy Recombinant method and host for manufacture of xylitol
WO1997020860A1 (fr) 1995-12-05 1997-06-12 Roquette Freres Procede de degradation oxydative alcaline des sucres reducteurs et produits ainsi obtenus
GB9615635D0 (en) 1996-07-25 1996-09-04 Cerestar Holding Bv Process for the production of arabinitol
FR2753451B1 (fr) 1996-09-16 1998-11-27 Roquette Freres Procede de fabrication de d-erythrose
FI101980B1 (fi) 1997-05-05 1998-09-30 Xyrofin Oy Kiteytysmenetelmä
JP3834152B2 (ja) 1998-05-01 2006-10-18 三和興産株式会社 酸加水分解法によるl−アラビノースの製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004510163A (ja) * 2000-09-29 2004-04-02 ダニスコ スイートナーズ オイ クロマトグラフィー分離のために弱酸性カチオン交換樹脂を使用する溶液からの単糖の回収
JP2005204537A (ja) * 2004-01-21 2005-08-04 Unitika Ltd L−アラビノース含有シロップ
JP4488750B2 (ja) * 2004-01-21 2010-06-23 ユニチカ株式会社 L−アラビノース含有シロップ
JP2005229822A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Jgc Corp バイオマスから単糖を製造する方法及び単糖製造装置
JP2011517552A (ja) * 2008-03-13 2011-06-16 バイオイーコン インターナショナル ホールディング エヌ.ブイ. 無機溶融塩水和物中で多糖類を転化する方法
JP5805390B2 (ja) * 2008-12-09 2015-11-04 日本甜菜製糖株式会社 農産物又は農産副産物からの糖アルコール及び糖の製造方法
JP2017530701A (ja) * 2014-09-19 2017-10-19 ザイレコ,インコーポレイテッド サッカライドならびにサッカライド組成物および混合物

Also Published As

Publication number Publication date
FI982497A (fi) 2000-05-19
EP1002782B1 (en) 2002-09-04
DE69902737D1 (de) 2002-10-10
AU5935899A (en) 2000-05-25
DE69902737T2 (de) 2003-01-09
EP1002782A3 (en) 2000-05-31
US6262318B1 (en) 2001-07-17
ATE223365T1 (de) 2002-09-15
EP1002782A2 (en) 2000-05-24
FI106853B (fi) 2001-04-30
FI982497A0 (fi) 1998-11-18
CA2289308A1 (en) 2000-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6262318B1 (en) Method of producing polyols from arabinoxylan-containing material
KR100411636B1 (ko) 결정성말티톨및이를함유하는함밀결정의제조방법
JP2947609B2 (ja) キシロース含有混合物からのキシリトールの製造方法
JP2749570B2 (ja) マルチトール高含有シロップの製造方法
EP0914312B1 (en) Method for producing xylitol
US20070112187A1 (en) Separation process
US8865948B2 (en) Method for manufacturing high-purity sorbitol syrups from sucrose and uses thereof
CA2801258C (en) Process for manufacturing tagatose and glucose
KR20000052608A (ko) 말토우즈-풍부 시럽의 제조방법
CA1311503C (en) Process for the preparation of very high purity sorbitol syrups
KR100508724B1 (ko) 트레할로오스및당알코올의제조방법
JP5184768B2 (ja) トレハロース高含有糖液の回収方法並びに結晶トレハロースの製造方法
US8580955B2 (en) Purification method and production method for cellobiose
EP0907627B1 (en) Method for producing xylitol
JPH0331294A (ja) 新規なオリゴ糖及びその製造方法
JPH0612977B2 (ja) 果糖縮合物の製造方法
GB2407573A (en) Production of arabinose
JPH0250917B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090826

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100210