JPH09188825A - トリアジン化合物 - Google Patents

トリアジン化合物

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JPH09188825A
JPH09188825A JP4059697A JP4059697A JPH09188825A JP H09188825 A JPH09188825 A JP H09188825A JP 4059697 A JP4059697 A JP 4059697A JP 4059697 A JP4059697 A JP 4059697A JP H09188825 A JPH09188825 A JP H09188825A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビルドアップ性、均染性等に優れた、モノク
ロロトリアジニル反応性基を有する反応染料を提供する
こと。 【解決手段】 一般式(I) 【化1】 〔式中、Aは置換されていてもよいフェニレン又はナフ
チレン基を、R1 及びR 2 は水素又は置換されていても
よいアルキルを、Dは下式(a) 【化2】 (D0 は二環式アリール基、又は−N=N−のオルト位
に置換基としてスルホを有し、更にハロゲン等で置換さ
れた一環式アリール基を表し、*は、式(I)中の−N
(R1 )−基がナフタリン核の6−、7−又は8−位に
結合していることを表すが、ナフタリン核は5−又は6
−位に置換基としてスルホを有していてもよい。)で示
される有機染料残基を表す。〕で示されるトリアジン化
合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒドロキシル基及び
/又はアミド基を含有する材料、特にセルロース繊維、
天然又は合成ポリアミド繊維、ポリウレタン繊維あるい
は皮革等、更にはそれらの混紡繊維を染色及び捺染する
に適するトリアジン化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】モノクロロトリアジニル基を反応基とし
て持つ反応染料は公知であるが、染色性能面、例えばビ
ルドアップ性、均染性において、或いは堅牢度において
不十分であり、更にレベルアップが望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヒドロキシル基及び/
又はアミド基を含有する材料の染色又は捺染におけるモ
ノクロロトリアジニル型反応染料の染色性能、中でもビ
ルドアップ性については満足できるレベルにはなく、濃
度の高い染色物又は捺染物を得ることは困難であったの
で、本発明者らは鋭意このレベルアップに努め、上記課
題を解決しうるトリアジン化合物を見出した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
(I)
【0005】
【化3】
【0006】〔式中、Aは置換基を有していてもよいフ
ェニレン基又はナフチレン基を表し、R1 及びR2 はそ
れぞれ独立に水素原子又は置換されていてもよい低級ア
ルキル基を表し、Dは下記式(a)
【0007】
【化4】
【0008】(式中、D0 は、二環式アリール基又は、
結合−N=N−のオルト位に置換基としてスルホン酸基
を有し、更にハロゲン原子、アルキル基、アシルアミノ
基もしくはアルコキシ基により置換された一環式アリー
ル基を表し、*印は、一般式(I)中の−N(R1 )−
基がナフタリン核の6−、7−又は8−位に結合してい
ることを表す。但し、ナフタリン核は5−又は6−位に
置換基としてスルホン酸基を有していてもよい。)で示
されるモノアゾ系の有機染料残基を表す。〕で示される
トリアジン化合物を提供する。以下、本発明を詳細に説
明する。
【0009】
【発明の実施の形態】前記一般式(I)で示されるトリ
アジン化合物は、下記一般式(II)
【0010】
【化5】
【0011】(式中、D0 、*印及びR1 は前記と同じ
意味を表す。)で示される化合物と、下記一般式(III) HN(R2 )−A−SO2 CH2 CH2 OH (III) (式中、A及びR2 は前記の意味を表す。)で示される
化合物を、水性媒体中、塩化シアヌルと任意の順序で、
一次的には0〜30℃、pH3〜9で、二次的には20〜60
℃、pH4〜8で反応させることにより得ることができ
る。
【0012】一般式(II)において、D0 は、二環式
アリール基又は、結合−N=N−のオルト位にスルホン
酸基が置換されている一環式アリール基である。この一
環式アリール基は、更に、例えば塩素原子のようなハロ
ゲン原子、例えばメチル基のようなアルキル基、例えば
アセチルアミノ基のようなアシルアミノ基や例えばメト
キシ基のようなアルコキシ基により置換されているフェ
ニル基である。又、二環式アリール基としては、結合−
N=N−のオルト位にスルホン酸基が置換されているナ
フチル基が好ましい。
【0013】上記の一般式(II)で示される化合物の
具体例として、次の化合物が挙げられる。
【0014】7−メチルアミノ−2−(4’−メトキシ
−2’−スルホフェニルアゾ)−1−ヒドロキシ−ナフ
タリン−3−スルホン酸。8−アミノ−1−ヒドロキシ
−2,2’−アゾナフタリン−1’,3,5’,6−テ
トラスルホン酸。6−アミノ−1−ヒドロキシ−2−
(4’−アセチルアミノ−2’−スルホフェニルアゾ)
−ナフタリン−3−スルホン酸。6−メチルアミノ−1
−ヒドロキシ−2−(4’−メトキシ−2’−スルホフ
ェニルアゾ)−ナフタリン−3−スルホン酸。8−アミ
ノ−1−ヒドロキシ−2,2’−アゾナフタリン−
1’,3,6−トリスルホン酸。6−アミノ−1−ヒド
ロキシ−2−(4’−メトキシ−2’−スルホフェニル
アゾ)−ナフタリン−3−スルホン酸。8−アミノ−1
−ヒドロキシ−2,2’−アゾナフタリン−1’,3,
5’−トリスルホン酸。6−アミノ−1−ヒドロキシ−
2,2’−アゾナフタリン−1’,3,5’−トリスル
ホン酸。6−メチルアミノ−1−ヒドロキシ−2,2’
−アゾナフタリン−1’,3,5’−トリスルホン酸。
7−アミノ−1−ヒドロキシ−2,2’−アゾナフタリ
ン−1’,3−ジスルホン酸。
【0015】Aは、好ましくはメチル、エチル、メトキ
シ、エトキシ、塩素、臭素及びスルホの群から選ばれる
1又は2個の置換基により置換されていてもよいフェニ
レン基或いは、スルホ1個で置換されていてもよいナフ
チレン基であり、例えば
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】〔式中、星印で示した結合は、−N
(R2 )−基に通じている結合を意味する。〕等を挙げ
ることができる。
【0019】R1 及びR2 において、低級アルキル基と
しては、1−4個の炭素原子を有するアルキル基が好ま
しく、置換されていてもよい基としては、ヒドロキシ
基、シアノ基、アルコキシ基、ハロゲン、カルボキシ
基、カルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アルキ
ルカルボニルオキシ基、スルホ基、スルファモイル基が
好ましい。
【0020】特に好ましいR1 及びR2 としては、例え
ば、水素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、s−ブ
チル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロ
ピル基、3−ヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキブチ
ル基、3−ヒドロキブチル基、4−ヒドロキブチル基、
2,3−ジヒドロキシプロピル基、3,4−ジヒドロキ
ブチル基、シアノメチル基、2−シアノエチル基、3−
シアノプロピル基、メトキシメチル基、エトキシメチル
基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、3
−メトキシプロピル基、3−エトキシプロピル基、2−
ヒドロキシ−3−メトキシプロピル基、クロロメチル
基、ブロモメチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモ
エチル基、3−クロロプロピル基、3−ブロモプロピル
基、4−クロロブチル基、4−ブロモブチル基、カルボ
キシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボキ
シプロピル基、4−カルボキシブチル基、1,2−ジカ
ルボキシエチル基、カルバモイルメチル基、2−カルバ
モイルエチル基、3−カルバモイルプロピル基、4−カ
ルバモイルブチル基、メトキシカルボニルメチル基、エ
トキシカルボニルメチル基、2−メトキシカルボニルエ
チル基、2−エトキシカルボニルエチル基、3−メトキ
シカルボニルプロピル基、3−エトキシカルボニルプロ
ピル基、4−メトキシカルボニルブチル基、4−エトキ
シカルボニルブチル基、メチルカルボニルオキシメチル
基、エチルカルボニルオキシメチル基、2−メチルカル
ボニルオキシメチル基、2−エチルカルボニルオキシメ
チル基、3−メチルカルボニルオキシプロピル基、3−
エチルカルボニルオキシプロピル基、4−メチルカルボ
ニルオキシブチル基、4−エチルカルボニルオキシブチ
ル基、スルホメチル基、2−スルホエチル基、3−スル
ホプロピル基、4−スルホブチル基、スルファモイルメ
チル基、2−スルファモイルエチル基、3−スルファモ
イルプロピル基、4−スルファモイルブチル基を挙げる
ことができる。
【0021】本発明の化合物は、場合によっては無機塩
を除去し、必要に応じて安定剤もしくは染色性改良剤の
添加を行い液状品とすることもでき、或いはこの液状品
又は反応溶液を蒸発、例えば噴霧乾燥により粉体品とす
ることもでき、さらに一般に公知の方法により電解質の
添加による塩析分離を経て、液状品又は粉体品とするこ
ともできる。
【0022】本発明化合物は、繊維反応性を有し、ヒド
ロキシ基含有又はカルボンアミド基含有材料の染色又は
捺染に使用できる。材料は繊維材料の形で、或いはその
混紡材料の形で使用されるのが好ましい。ヒドロキシ基
含有材料は天然又は合成ヒドロキシ基含有材料、例えば
セルロース繊維材料又はその再生生成物及びポリビニル
アルコールである。セルロース繊維材料は木綿、しかも
その他の植物繊維、例えばリネン、麻、ジュート及びラ
ミー繊維が好ましい。再生セルロース繊維は例えばビス
コース・ステープル及びフィラメントビスコースであ
る。カルボンアミド基含有材料は例えば合成及び天然の
ポリアミド及びポリウレタン、特に繊維の形で、例えば
羊毛及びその他の動物毛、絹、皮革、ポリアミド−6,
6、ポリアミド−6、ポリアミド−11、ポリアミド−
4である。
【0023】本発明化合物は、上述の材料上に、特に上
述の繊維材料上に、物理的化学的性状に応じた方法で、
染色又は捺染できる。例えば、セルロース繊維上に吸尽
染色する場合、炭酸ソーダ、第三燐酸ソーダ、苛性ソー
ダ等の酸結合剤の存在下に、場合により中性塩、例えば
芒硝又は食塩を加え、所望によっては、溶解助剤、浸透
剤又は均染剤を併用し、比較的高い温度で行われる。染
料の吸尽を促進する中性塩は、本来の染色温度に達した
後に初めて又はそれ以前に、場合によっては分割して添
加できる。パジング法に従ってセルロース繊維を染色す
る場合、室温又は高められた温度でパッドし乾燥後、ス
チーミング又は乾熱によって固着できる。セルロース繊
維に対して捺染を行う場合、一相で、例えば重曹又はそ
の他の酸結合剤を含有する捺染ペーストで捺染し、次い
で100 〜160 ℃でスチーミングすることによって、或い
は二相で、例えば中性又は弱酸性捺染ペーストで捺染
し、これを熱い電解質含有アルカリ性浴に通過させ、又
はアルカリ性電解質含有パジング液でオーバーパジング
し、スチーミング又は乾熱処理して実施できる。捺染ペ
ーストには、例えばアルギン酸ソーダ又は澱粉エーテル
のような糊剤又は乳化剤が、所望によっては、例えば尿
素のような通常の捺染助剤且つ(又は)分散剤と併用し
て用いられる。
【0024】セルロース繊維上に本発明化合物を固着さ
せるに適した酸結合剤は、例えばアルカリ金属又はアル
カリ土類金属と無機又は有機酸或いは加熱状態でアルカ
リを遊離する化合物との水溶性塩基である。特にアルカ
リ金属の水酸化物及び弱乃至中程度の強さの無機又は有
機酸のアルカリ金属塩が挙げられ、その内、特に、ソー
ダ塩及びカリ塩が好ましい。このような酸結合剤とし
て、例えば苛性ソーダ、苛性カリ、重曹、炭酸ソーダ、
蟻酸ソーダ、炭酸カリ、第一、第二又は第三燐酸ソー
ダ、珪酸ソーダ、トリクロロ酢酸ソーダ等が挙げられ
る。
【0025】合成及び天然のポリアミド及びポリウレタ
ン繊維の染色は、先ず酸性乃至弱酸性の染浴からpH値
の制御下に吸尽させ、次に固着させるために中性、場合
によりアルカリ性のpH値に変化させることによって行
われる。染色は通常60〜120℃の温度で行えるが、均染
性を達成するために通常の均染剤、例えば塩化シアヌル
と3倍モルのアミノベンゼンスルホン酸又はアミノナフ
タレンスルホン酸との縮合生成物或いは例えばステアリ
ルアミンとエチレンオキサイドとの付加生成物を用いる
こともできる。
【0026】本発明化合物は繊維材料に対して優れた性
能を発揮する点に特徴があり、特にセルロース系繊維に
対する染色に好適である。高い吸尽率と固着率、極めて
優れたビルドアップ性、均染性及び洗浄性を示し、濃厚
な染色物を得るのに適している。又、捺染においても高
い着色力を示す。更に、温度、浴比、塩濃度等の染色条
件に多少の変動が生じても染色性への影響を受けにくい
特徴を有すると共に、耐光性、汗耐光性、耐汗性、耐酸
加水分解性、耐洗濯性、耐塩素性等に優れている。
【0027】
【実施例】次に、本発明を実施例によって更に詳しく説
明する。文中、「部」は重量部を示す。
【0028】参考例1 ジアゾ化された、2−アミノナフタレン−3,6,8−
トリスルホン酸7.7 部を常法により3−ウレイドアニリ
ン3.0 部とカップリングさせるこにより得たアミノ染料
の水200 部中の中性溶液に塩化シアヌル3.7 部を加え、
縮合が終了するまで攪拌した。次いで、この溶液にアニ
リン−3−β−ヒドロキシエチルスルホン4.0 部を加
え、縮合が終了するまで攪拌した後、食塩を加え結晶を
析出させ、濾別後、乾燥することにより、遊離酸の形
で、下記構造式の帯赤黄色の染料を得た。
【0029】
【化8】
【0030】実施例1 1−アミノ−8−ヒドロキシナフタリン−3,6−ジス
ルホン酸6.4 部を水150 部に溶解し、塩化シアヌル3.7
部と酸性下で常法により反応させた後、アニリン−3−
β−ヒドロキシエチルスルホン4.0 部を添加し、室温、
弱酸性下で縮合が終了するまで攪拌した。この反応液に
通常の方法でジアゾ化した2−アミノナフタリン−1,
5−ジスルホン酸6.1 部を加え、カップリングした。さ
らに、この溶液に塩化ナトリウムを加えて結晶をさせ、
次いで、濾別後、乾燥して、遊離酸の形で表すと、次の
構造式の赤色の染料を得た。
【0031】
【化9】
【0032】実施例2 1−アミノ−8−ヒドロキシナフタリン−3,6−ジス
ルホン酸の代わりに次表1の第1欄のカップリング成分
を、アニリン−3−β−ヒドロキシエチルスルホンの代
わりに次表1の第2欄のアミンを、2−アミノナフタリ
ン−1,5−ジスルホン酸の代わりに次表1の第3欄の
ジアゾ成分を用いて、実施例1と同様の方法により、そ
れぞれ対応する赤色のトリアジン化合物を得た。
【0033】又、次表2の第2欄に挙げたアミノ染料を
当量の塩化シアヌル、そして続いて第3欄に挙げたアミ
ンと参考例1と同様に縮合させることにより、それぞれ
対応するトリアジン化合物を得た。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】実施例3 2−アミノ−5−ヒドロキシナフタリン−7−スルホン
酸4.8 部を水150 部に溶解し、塩化シアヌル3.7 部と酸
性下で常法により反応させた後、通常の方法でジアゾ化
した、4−メトキシアニリン−2−スルホン酸4.1 部を
加え、カップリングを行い、次いで、弱酸性下でN−エ
チルアニリン−3−β−ヒドロキシエチルスルホン4.6
部を添加し、縮合が終了するまで攪拌した。この反応液
を真空乾燥することにより、遊離酸の形で表すと、次の
構造式の深紅色の染料を得た。
【0037】
【化10】
【0038】染色例1 実施例3に記載の化合物0.1 、0.3 及び0.6 部を各々水
200 部に溶解し、芒硝30部を加え、木綿10部を加えて80
℃に昇温する。次いで、30分経過後、炭酸ソーダ3部を
加え、同温度で1時間染色する。染色終了後、水洗、ソ
ーピングを行って諸堅牢度に優れ、良好なビルドアップ
性を有する鮮やかな緋色の染色物を得た。
【0039】 染色例2 色糊組成 実施例1に記載の化合物 5部 尿素 5部 アルギン酸ソーダ(5%)元糊 50部 熱湯 25部 重曹 2部 バランス 13部 上記組成を持った色糊をシルケット加工綿ブロード上に
印捺し、中間乾燥後、120 ℃で5分間スチーミングを行
い、湯洗い、ソーピング、湯洗い、乾燥して仕上げる。
このようにして、諸堅牢度に優れた鮮明な赤色の捺染物
が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) 【化1】 〔式中、Aは置換基を有していてもよいフェニレン基又
    はナフチレン基を表し、R1 及びR2 はそれぞれ独立に
    水素原子又は置換されていてもよい低級アルキル基を表
    し、Dは下記式(a) 【化2】 (式中、D0 は、二環式アリール基又は、結合−N=N
    −のオルト位に置換基としてスルホン酸基を有し、更に
    ハロゲン原子、アルキル基、アシルアミノ基もしくはア
    ルコキシ基により置換された一環式アリール基を表し、
    *印は、一般式(I)中の−N(R1 )−基が、ナフタ
    リン核の6−、7−又は8−位に結合していることを表
    す。但し、ナフタリン核は5−又は6−位に置換基とし
    てスルホン酸基を有していてもよい。)で示されるモノ
    アゾ系の有機染料残基を表す。〕で示されるトリアジン
    化合物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100368990B1 (ko) * 2001-01-04 2003-01-24 김이진 적색 항균 염료
KR20050100055A (ko) * 2004-04-13 2005-10-18 오영산업주식회사 반응성 황색 염료 조성물
CN101914302A (zh) * 2010-07-17 2010-12-15 青岛大学 一种k型活性耐光红色偶氮染料及其制备方法
CN110655806A (zh) * 2019-09-29 2020-01-07 浙江劲光实业股份有限公司 一种活性艳橙染料的制备方法

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