JPH09183944A - 潤滑性皮膜を形成可能な組成物及びこれを使用した潤滑性の優れた金属板 - Google Patents
潤滑性皮膜を形成可能な組成物及びこれを使用した潤滑性の優れた金属板Info
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- JPH09183944A JPH09183944A JP838996A JP838996A JPH09183944A JP H09183944 A JPH09183944 A JP H09183944A JP 838996 A JP838996 A JP 838996A JP 838996 A JP838996 A JP 838996A JP H09183944 A JPH09183944 A JP H09183944A
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Abstract
れが付きにくく、有機溶剤に溶解しにくい潤滑皮膜を形
成できる組成物を得る。 【解決手段】 (A)〔a〕ポリウレタン樹脂と、
〔b〕エチレンと重合性不飽和カルボン酸との共重合
体、及び該共重合体の分散液に重合性不飽和化合物を加
えて乳化重合し、さらに粒子内架橋してなる樹脂から選
ばれる少なくとも1種の樹脂、とからなる水分散性ない
しは水溶性樹脂100重量部に対して、(B)シリカ粒
子を固形分量で、5〜50重量部及び(C)潤滑機能付
与剤を固形分量で、3〜30重量部、を含有する組成物
であって、該組成物から得られる乾燥皮膜の80℃での
貯蔵弾性率E1 の値が1.0×109 dyn/cm2 以上であ
ることを特徴とする潤滑性皮膜を形成可能な組成物、及
びこの組成物の皮膜を形成した潤滑性金属板。
Description
塗塗装適正に優れた潤滑性皮膜を形成可能な組成物及び
この組成物を塗布した、特に家電、建材、自動車製品等
の分野に利用される潤滑性金属板に関する。
に、金属板のすべり不足による金属板の傷つきを防止す
るなどの目的で、金属板にプレス油などを塗布すること
が行なわれている。この場合には、プレス成型後の洗浄
工程でフロン、1,1,1−トリクロロエタン、ジクロ
ロメタンなどの健康上及び地球環境保全上好ましくない
溶剤が多く用いられている。
康上及び地球環境上好ましくない溶剤を使用しないこと
などを目的に潤滑性金属板が種々検討されている。潤滑
性金属板に関する従来技術としては、(1)亜鉛メッキ
鋼板上にクロメート処理をして、その上に、水分散性潤
滑剤を含有するアクリル樹脂系の水性有機複合シリケー
トを塗布し、皮膜を形成せしめてなる防錆潤滑鋼板(特
開昭61−60886号公報参照)、(2)亜鉛メッキ
鋼板上にクロメート処理が形成され、該クロメート皮膜
上にウレタン系樹脂とSiO2 の複合物質又は複合物質
を主成分とする皮膜層が形成され、さらに該皮膜層上に
シリカ粒子を1〜50%含有するワックス皮膜を形成さ
せて得られる潤滑鋼板(特開平2−124997号公報
参照)、(3)水分散性ポリウレタン樹脂、コロイダル
シリカ、潤滑機能付与剤からなる潤滑性皮膜を形成可能
な組成物及びこの組成物を金属板上に皮膜形成してなる
潤滑鋼板(特開平5−255587号公報参照)、
(4)水分散性ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、コロ
イダルシリカ、潤滑機能付与剤からなる潤滑性皮膜を形
成可能な組成物であって、及びこの組成物を金属板上に
皮膜形成してなる潤滑鋼板(特開平7−11089号公
報参照)等が開示されている。
潤滑鋼板は、いずれも常温でのエリクセン深絞り加工の
ような低速加工に対して効果的であるが、例えば500
mm/sec程度の高速プレス加工又は80〜100℃での加
温加工に対しては、潤滑皮膜が粘着性を示し、皮膜が素
材から削り取られ被加工材又は加工工具へ付着し、それ
によって被加工材の表面外観を損うという問題があっ
た。
であり、塗装工程が多くなるという問題点があった。ま
た(3)及び(4)については500mm/sec程度の高速
プレス加工又は80〜100℃での加温加工に対して効
果的であるが、洗浄工程においてジクロロメタン、メタ
ノール、エタノール、キシレン、灯油等の有機溶剤の液
や蒸気に浸漬することなどによって接触した場合、潤滑
皮膜が溶剤中に溶解するという問題点があった。
来の技術の欠点を解消し、高速プレス加工時においても
液体潤滑剤の塗布なしで連続成型性、耐食性に優れ、ハ
ンドリング時に指紋等の汚れが付きにくく、さらに一般
的な熱硬化型アルキド系塗料、熱硬化型アクリル系塗料
を上塗塗装した時に付着性に優れ、かつ有機溶剤の液又
は蒸気で洗浄しても溶解しにくい潤滑性皮膜を形成でき
る組成物を得るべく鋭意研究の結果、ポリウレタン樹脂
と、エチレンと重合性不飽和カルボン酸との共重合体及
び/又は該共重合体を用いた乳化重合体樹脂とからなる
水分散性ないしは水溶性樹脂に、シリカ粒子及び潤滑機
能付与剤を特定量配合した組成物であって、該組成物の
乾燥皮膜が特定の粘弾性特性を示す組成物が上記目的を
達成できることを見出し、本発明に到達した。
レタン樹脂と、〔b〕エチレンと重合性不飽和カルボン
酸との共重合体、及び該共重合体の分散液に重合性不飽
和化合物を加えて乳化重合し、さらに粒子内架橋してな
る樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂、とからなる
水分散性ないしは水溶性樹脂100重量部に対して、 (B)シリカ粒子を固形分量で、5〜50重量部及び (C)潤滑機能付与剤を固形分量で、3〜30重量部、
を含有する組成物であって、該組成物から得られる乾燥
皮膜の80℃での貯蔵弾性率E1 の値が1.0×109
dyn/cm2 以上であることを特徴とする潤滑性皮膜を形成
可能な組成物を提供するものである。
皮膜を形成可能な組成物を乾燥皮膜重量で0.5〜5.
0g/m2塗布し、皮膜形成してなる潤滑性の優れた金属板
を提供するものである。
水分散性ないしは水溶性樹脂は、水分散性ないしは水溶
性ポリウレタン樹脂〔a〕と、エチレンと重合性不飽和
カルボン酸との共重合体、及びこの共重合体を用いた乳
化重合体樹脂〔b〕とからなる水分散性ないしは水溶液
樹脂である。
性」と略称することがある。
れるポリウレタン樹脂〔a〕は、ポリエステルポリオー
ル、ポリエーテルポリオール等のポリオールとポリイソ
シアネートからなるポリウレタンを、必要に応じてジオ
ール、ジアミン等のような2個以上の活性水素をもつ低
分子量化合物である鎖伸長剤の存在下で鎖伸長し、水中
に安定に分散もしくは溶解させたものであり、公知のも
のを広く使用できる(例えば特公昭42−24192号
公報、特公昭42−24194号公報、特公昭42−5
118号公報、特公昭49−986号公報、特公昭49
−33104号公報、特公昭50−15027号公報、
特公昭53−29175号公報参照)。ポリウレタン樹
脂を水中に安定に分散もしくは溶解させる方法として
は、例えば下記の方法が利用できる。
端に水酸基、アミノ基、カルボキシル基等のイオン性基
を導入することにより親水性を付与し自己乳化により水
中に分散又は溶解する方法。
ソシアネート基をオキシム、アルコール、フェノール、
メルカプタン、アミン、重亜硫酸ソーダ等のブロック剤
でブロックしたポリマーを乳化剤と機械的せん断力を用
いて強制的に水中に分散する方法。さらに末端イソシア
ネート基を持つウレタンプレポリマーを水/乳化剤/鎖
伸長剤と混合し機械的せん断力を用いて分散化と高分子
量化を同時に行なう方法。
してポリエチレングリコールのごとき水溶性ポリオール
を使用し水に可溶なポリウレタンとし水中に分散又は溶
解する方法。
散又は溶解方法については単一方法に限定されるもので
なく各々の方法によって得られた混合物も使用できる。
できるポリイソシアネートとしては、芳香族、脂環族及
び脂肪族のジイソシアネートが挙げられ、具体的には、
ヘキサメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイ
ソシアネート、3,3´−ジメトキシ−4,4´−ビフ
ェニレンジイソシアネート、p−キシリレンジイソシア
ネート、m−キシリレンジイソシアネート、1,3−
(ジイソシアナトメチル)シクロヘキサノン、1,4−
(ジイソシアナトメチル)シクロヘキサノン、4,4´
−ジイソシアナトシクロヘキサノン、4,4´−メチレ
ンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、イソホロン
ジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネー
ト、2,6−トリレンジイソシアネート、p−フェニレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、m−フェニレンジイソシアネート、2,4−ナフタ
レンジイソシアネート、3,3´−ジメチル−4,4´
−ビフェニレンジイソシアネート、4,4´−ジフェニ
レンジイソシアネート等が挙げられる。これらのうち
2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネートが特に好ましい。
できるポリオールとして好ましいものは、分子量が50
0〜8,000のポリエーテル、ポリアセタール、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリエステルアミドのようなポ
リヒドロキシ化合物である。ポリエーテルとしては、例
えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、テトラヒ
ドロフラン、ブチレンオキシドの重合生成物、ならびに
それらの共重合生成物又はグラフト重合生成物、ならび
にそれらの共重合生成物、ならびに多価アルコール又は
その混合物の縮合によって得られるポリエーテル、なら
びに多価のアルコール及びアミノアルコールのアルコキ
シル化によって得られるポリエーテル、ならびにビスフ
ェノールAなどのビスフェノール化合物とエチレンオキ
シド及び/又はプロピレンオキシドとの付加物などが挙
げられる。ポリアセタールとしては、例えばヘキサンジ
オール及びホルムアルデヒドから合成されるものが挙げ
られる。
ポリアミドとして多塩基性の飽和及び不飽和のカルボン
酸及び多価の飽和及び不飽和のアルコール、アミノアル
コール、ジアミン、ポリアミン及びそれらの混合物から
得られる主として線状の縮合物が適用される。ポリエス
テルの代表例として、ビスフェノールAなどのビスフェ
ノール化合物とエチレンオキシド及び/又はプロピレン
オキシドとの付加物であるジオール化合物とフタル酸や
イソフタル酸などの二塩基酸とのエステルを挙げること
ができる。
に応じて使用できる、少なくとも2個の活性水素を有す
る鎖伸長剤には次のものが挙げられる。
エチレングリコール、又はエチレングリコールの縮合
物、ブタンジオール、プロパンジオール−1,3、プロ
パンジオール−1,2、ネオペンチルグリコールならび
にビスヒドロキシアルキル化された脂肪族、脂環式、芳
香族及び複素環式のモノアミン、例えばN−メチルジエ
タノールアミン、N−ブチルジエタノールアミン、N−
オレイルジエタノールアミン、N−シクロヘキシルジイ
ソプロパノールアミン。
ン、例えばエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、
ヘキサメチレンジアミン、1,4−シクロヘキシレンジ
アミン、1,4−シクロヘキサンビス(メチルアミ
ン)、N−(2−ヒドロキシプロピル)エチレンジアミ
ン、N,N’−ジ(2−ヒドロキシプロピル)エチレン
ジアミン、2−メチルピペラジン、フェニレンジアミ
ン、フェニレンジアミンの異性体。
ノールアミン、プロパノールアミン、ブタノールアミ
ン。
ン酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン
酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、マレイン酸。
〔a〕は、ガラス転移点が80℃以上(動的粘弾性測定
装置による)であることが最終皮膜の貯蔵弾性率E1 の
点から好ましい。
ては、ハイドランHW−330、同HW−340、同H
W−350〔いずれも大日本インキ化学工業(株)
製〕、スーパーフレックス100、同150、同F−3
438D〔いずれも第一工業製薬(株)製〕などを挙げ
ることができる。
れる〔b〕成分は、エチレンと重合性不飽和カルボン酸
との共重合体(以下、「共重合体〔b−1〕」と略称す
ることがある。)、及び該共重合体の分散液に重合性不
飽和化合物を加えて乳化重合し、さらに粒子内架橋して
なる樹脂(以下、架橋樹脂〔b−2〕」と略称すること
がある。)から選ばれる少なくとも1種の、水分散性な
いしは水溶性樹脂である。
重合体〔b−1〕は、エチレンとアクリル酸、メタクリ
ル酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸
の1種又は2種以上との共重合体である。この共重合体
においては、不飽和カルボン酸の含有量が3〜60重量
%、好ましくは5〜40重量%の範囲内にあることが適
当である。不飽和カルボン酸の含有量が少なくなると、
水分散性にすることが困難となり、一方、多くなると、
得られる皮膜の潤滑性、耐食性、耐薬品性などが十分で
なくなる。
酸基を塩基性物質で中和することにより水に分散でき
る。中和に用いられる塩基性物質としては、水酸化リチ
ウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどのアルカ
リ金属水酸化物;アンモニア、モルホリン、トリエチル
アミン及びジメチルエタノールアミンなどが挙げられ、
なかでもアンモニア、低級アミンが好適である。
ば、一般に60〜200℃程度の熱水中に、エチレン、
重合性不飽和カルボン酸、重合開始剤及び中和に用いら
れる塩基性物質の混合物を配合して1〜8時間程度反応
させることにより得ることができる。
る、もう一つの樹脂である、架橋樹脂〔b−2〕は、共
重合体〔b−1〕の水分散液に、重合性不飽和化合物を
加えて乳化重合し、さらに粒子内架橋してなる樹脂でも
ある。
としては、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸イソプロピ
ル、アクリル酸ブチル(n−,i−,t−)、アクリル
酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸n−オクチル、アクリル酸デシル、アクリル酸ラウリ
ル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸シクロヘキシ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸n−プロピル、メタクリル酸イソプロピル、メタ
クリル酸ブチル(n−,i−,t−)、メタクリル酸ヘ
キシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル
酸オクチル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸シクロヘキ
シル等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数1〜18
(1〜24)のアルキルエステル又はシクロアルキルエ
ステル:アクリル酸メトキシブチル、メタクリル酸メト
キシブチル、アクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸
メトキシエチル、アクリル酸エトキシブチル、メタクリ
ル酸エトキシブチル等のアクリル酸又はメタクリル酸の
炭素数2〜18のアルコキシアルキルエステル:アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイ
ン酸、フマル酸等のカルボキシル基含有不飽和モノマ
ー:2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、2−又は3−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、2−又は3−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート、ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロ
キシブチルメタクリレート等のアクリル酸又はメタクリ
ル酸のC2 〜C8 ヒドロキシアルキルエステル:N,N
−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N
−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等の含窒
素アルキル(メタ)アクリレート:アクリルアミド、メ
タクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリル
アミド、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アク
リルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)ア
クリルアミド等の重合性アミド類:グリシジル(メタ)
アクリレート、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ
基含有不飽和モノマー:エチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ジビニルベンゼンなどの多官能重合性不飽和化合
物:酢酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルトルエン、α−クロロスチレン、アクリロニトリル等
を挙げることができ、これらは1種で又は2種以上を混
合して使用することができる。
合開始剤、必要に応じてpH調整剤、保護コロイド類、
溶剤類等を使用して行なうことができる。乳化重合に使
用する共重合体〔b−1〕の水分散液の固形分と重合性
不飽和化合物との重量比率は前者/後者の比で90/1
0〜10/90の範囲内であることが好ましい。
グラフトが起こり、さらに重合性不飽和化合物に、互い
に反応する反応性基(例えばカルボキシル基−エポキシ
基、アミノ基−エポキシ基など)やジ(メタ)アクリレ
ート類、トリ(メタ)アクリレート類などの多官能重合
性不飽和化合物が存在する場合には粒子内架橋等が進行
することができる。
ラミン類、エポキシ化合物、イミン類、アジリジン類等
の架橋剤を乳化重合体の樹脂固形分のカルボキシル基1
当量に対して0.01〜1.4当量となる量加え、粒子
内架橋反応させてもよい。上記のようにして架橋樹脂
〔b−2〕を得ることができる。
−2〕とをまとめて樹脂〔b〕と総称することがある。
脂〔b〕の市販品としては、ハイテックS−3121、
同S−3123、同S−3125、同S−3127、同
S−8721〔いずれも東邦化学(株)製造〕、ニッポ
ラン3202、同3203〔いずれも日本ポリウレタン
(株)製造〕などを挙げることができる。
転移点が40℃以上(動的粘弾性測定装置による)であ
ることが最終皮膜の貯蔵弾性率E1 の点から好ましい。
脂(A)において、前記ポリウレタン樹脂〔a〕と上記
樹脂〔b〕との配合割合は特に限定されるものではない
が、固形分重量比で、通常、〔a〕/〔b〕は、90/
10〜50/50、さらには85/15〜60/40の
範囲にあることが、潤滑性皮膜形成組成物の樹脂成分と
して、常温及び高温領域で粘着性を示さず、深絞り加工
性に優れ、かつ、良好な耐水性、上塗付着性を示す皮膜
を形成できるように樹脂組成をバランス良く配合するこ
とができる点から好ましい。
リカ粒子は密着性及び耐食性の向上に寄与するものであ
り、粒径が5nm〜100nm、好ましくは5nm〜50nmの
シリカ粒子であり、気相法シリカ、粉砕シリカ、水分散
性コロイダルシリカなど、いずれのシリカ粒子であって
もよい。水分散性コロイダルシリカの市販品としては、
例えば、スノーテックスN、スノーテックスC、スノー
テックスO(いずれも日産化学(株)製)等が挙げら
れ、その他のシリカ粒子の市販品としては、例えば、A
EROSIL 200V、同R−811(日本アエロジ
ル社製)等が挙げられる。
滑機能付与剤は得られる皮膜に潤滑性を付与するもので
あればよいが、特にポリオレフィン系ワックス及び/又
はフッ素系樹脂微粉末から成るものが好ましい。ポリオ
レフィン系ワックスとしては、平均粒子径が3.0μm
以下、さらには0.6〜1.1μm の範囲が好ましく、
粒径分布巾が小さいことがより適しており、軟化点が1
10℃以上のポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフ
ィン系炭化水素の重合体からなるものが好ましく、これ
らは単独で、又は2種以上を併用して使用することがで
きる。
樹脂粉末を併用、さらにはフッ素系樹脂粉末のみを使用
することによって、ポリオレフィン系ワックス単独に比
べ潤滑性をさらに向上させることができる。
化エチレン樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリフル
オロエチレン樹脂等の微粉末が挙げられ、なかでも最大
粒子径が15μm 以下のポリ四フッ化エチレン樹脂粉末
が好ましい。
どの加工を行なうに際し、発熱を伴う連続高速加工にお
いては摩擦熱によって表面温度が上昇するため低融点の
潤滑機能付与剤では液状となり、潤滑性皮膜に固定され
ず金型に付着、堆積して被加工物表面を傷つけるため好
ましくない。発熱を伴う高速加工においては融点110
℃以上、好ましくは120〜150℃のポリオレフィン
系ワックスの使用が適しており、かなりの高温において
もワックスが潤滑性皮膜に均一に固定され、被加工物の
表面を傷つけることなく有効に潤滑機能を発揮すること
ができる。さらに、潤滑機能付与剤として、前記ポリオ
レフィン系ワックスとフッ素系樹脂微粉末とを併用した
もの、フッ素系樹脂微粉末単独のものは一般により優れ
た性能を示す。この理由は、フッ素系樹脂粉末の表面エ
ネルギーが極めて低く、低い摩擦係数を与えるためと考
えられる。
分の配合割合は、固形分比で(A)成分100重量部に
対して下記のとおりである。
10〜30重量部 (C)成分:3〜30重量部、好ましくは5〜20重量
部。
食性の向上に寄与するものであるが、シリカの配合量が
5重量部未満では、十分な密着性が得られないととも
に、得られる潤滑性皮膜による腐食電流の分散効果が小
さく耐食性の向上効果が小さい。また50重量部を越え
ると、皮膜の光沢値が低下するとともに表面の平滑性が
失われ、また皮膜の伸び率が急激に低下し、加工によっ
て皮膜が剥離しやすくなり、プレス加工性を低下させ、
型かじりを生じやすくなるため好ましくない。
工材に潤滑性を付与、プレス加工など加工を問題なく行
なうためのものであるが、潤滑機能付与剤量が3重量部
未満では、潤滑性の向上効果が小さい。一方潤滑機能付
与剤の量が30重量部を越えると皮膜の光沢値の低下と
ともに表面の平滑性が失われ、皮膜の伸び率、付着力が
急激に低下し、皮膜が剥離しやすくなり、潤滑機能付与
効果を十分生かすことができず、プレス加工性を低下さ
せ、型かじりを生じやすくするだけでなく、この皮膜上
に上塗塗料を塗装した際に、上塗塗膜の付着性が低下す
る。
(C)3成分は単に混合したものであってもよいが、
(A)成分中の樹脂〔b〕とシリカ粒子(B)とは、こ
れらを反応させて有機複合シリケートとしたものであっ
てもよい。有機複合シリケートとする場合には、該樹脂
〔b〕と(B)成分である水分散型コロイダルシリカと
を、水性媒体中にてジ又はトリアルコキシシラン化合物
の存在下で混合し、必要に応じて加熱して、反応させる
ことによって得ることができる(特開昭61−6088
6号公報参照)。
られる乾燥皮膜における80℃での貯蔵弾性率E1 値が
1.0×109dyn/cm2以上の粘弾性特性を示すことが必
要である。ここで、貯蔵弾性率E1 とは、強制振動非共
振による縦型タイプの動的粘弾性測定装置DVE−V4
型FTレオスペクトラー(レオロジー社製)を用いて、
周波数110Hz、温度上昇速度4.0℃/分、静荷重一
定10gの条件で測定した値である。
1.0×109 未満では、高速プレス加工時に被加工材
表面の温度上昇により皮膜が軟化し、皮膜強度が低下す
るため、皮膜自体が剥離しやすくなると同時に、潤滑機
能付与剤を均一に固定できなくなる。このため連続成型
性を著しく低下させるため好ましくない。
成分及び水以外に、硬化剤、中和剤、反応促進剤、増粘
剤、消泡剤、有機溶剤などを適宜含有しても良い。
ロキシメチル)ブタノール・トリス〔3−(1−アジリ
ジニル)プロピオネート〕、トリス−2,4,6−(1
−アジリジニル)−1,3,5−トリアジンなどのアジ
リジニル基含有化合物;N,N´−ジトルイルカルボジ
イミドなどの多価カルボジイミド化合物;オキサゾリン
基を有する化合物又はポリマーなどを挙げることができ
る。硬化剤を配合することによって耐溶剤性、耐アルカ
リ性をさらに向上させることができる。
皮膜を形成することによって、十分に機能を発揮するも
のである。
キ鋼板、鉄−亜鉛合金メッキ鋼板、ニッケル−亜鉛合金
メッキ鋼板、亜鉛−アルミニウム合金メッキ鋼板、アル
ミニウムメッキ鋼板、ブリキ板及びアルミニウム板など
が挙げられ、これらの金属板は、クロメート処理、リン
酸亜鉛処理、リン酸鉄処理、リン酸−クロム処理などの
公知の化成処理を施したものであってよい。耐食性の点
から化成処理を施したものが好ましい。
膜量は、クロム元素量として10〜100mg/m2 となる
量、またリン酸鉄処理又はリン酸亜鉛処理における処理
皮膜量は0.2〜1.5g/m2であることが、耐食性、加
工性の点から好ましい。なかでもクロメート処理が好ま
しい。
で0.5〜5.0g/m2、より好ましくは1.5〜3.5
g/m2となるよう塗布し乾燥させて皮膜を形成させること
が望ましい。乾燥皮膜重量が0.5g/m2未満では、耐食
性の向上効果が小さく、さらに十分な潤滑機能が得られ
ない。また5.0g/m2を越えると、耐食性は向上する
が、プレス加工性が低下し、また、コストが高くつき経
済的でない。
布した鋼板に溶接適性を付与するためには皮膜重量を
2.2g/m2以下、さらに好ましくは1.8g/m2以下にす
ることが望ましい。皮膜重量が2.2g/m2を越えるとス
ポット溶接の際にチリを発生しやすくなり、また溶接強
度も不十分となるため連続打点適性が急激に低下する。
本発明組成物を金属板上に塗布し、皮膜形成するにあた
り、本組成物を水などの希釈剤で粘度を塗布量などに応
じ、例えば5〜50センチポイズの範囲に適宜調整後、
ロールコーター塗装、スプレー塗装、ディッピング塗
装、ハケ塗り塗装等の一般に公知の方法により所定の皮
膜重量となるように塗装した後、通常、雰囲気温度が1
00〜300℃で10〜120秒間乾燥させる。この時
の素材の最高板温(PMT)は80〜200℃の範囲で
あることが好ましい。このようにして潤滑機能を有する
皮膜組成物を塗装、乾燥することにより、プレス加工に
優れた潤滑性の優れた金属板が製造される。
は、樹脂成分としてポリウレタン樹脂〔a〕と、エチレ
ンと重合性不飽和カルボン酸との共重合体〔b−1〕又
は共重合体〔b−1〕の分散液中で乳化重合し粒子内架
橋した樹脂〔b−2〕とを使用しており、高温領域(8
0℃)でも粘着性がないため高温領域においても金属板
への密着性が良好であり、さらにプレス加工などの連続
高速加工において皮膜の温度上昇があっても、皮膜強度
の低下が起りにくい。またシリカ粒子を含有しているた
め、密着性を向上できるとともに、腐食電流を分散さ
せ、耐食性を大きく向上させることができる。
し、潤滑機能が良好であるため液体潤滑剤などを塗布せ
ずに、そのままプレス加工が可能であるため、加工時に
おける液体潤滑剤の塗布及び脱脂工程を省くことがで
き、作業環境、地球環境の改善とともにコストダウンが
図られ、また軟化点が110℃以上のワックスを使用す
ることによって連続高速加工においても潤滑機能付与剤
が液状となって金型に付着、堆積して被加工物を傷つけ
ることなく有効に潤滑機能を発揮することができる。ま
た同時にハンドリング時に指紋等の汚れが付きにくい。
さらにまた一般的な熱硬化型アクリル系塗料、熱硬化型
アミノアルキド系塗料をこの皮膜上に塗装する時にも付
着性に優れた潤滑性皮膜を提供することができる。
ノール、キシレン、灯油等の有機溶剤の液や蒸気に浸漬
することなどによって接触した場合、潤滑皮膜が溶剤中
に溶解しにくく、耐アルカリ性に優れている。
説明する。なお、以下、「部」及び「%」は、特にこと
わらない限り、それぞれ「重量部」及び「重量%」を意
味する。
製、エチレン−α,β−不飽和カルボン酸共重合体)4
00gに、28%アンモニア水36g、水1,200g
を仕込み、容器内を窒素置換の後、昇温し、140〜1
50℃で3時間保持した後、冷却してエチレン−アクリ
ル酸共重合体分散液を得た。
20gに溶解した液を加え、80℃まで昇温した。この
中に、メタクリル酸メチル40g、メタクリル酸ブチル
36g、メタクリル酸8gの混合物、及び過硫酸カリウ
ム4gを水100gに溶解した液をそれぞれ1時間かけ
て滴下した。滴下終了30分後、架橋剤エピコート25
6を40g添加し、80℃で3時間熟成を行なった。得
られたエマルションは粒子内架橋しており、不揮発分2
2%、pH9.2であった。
形分が20%となるように調整して潤滑性皮膜形成組成
物を得た。
部)を後記表1に示す配合とする以外は実施例1と同様
に行ない皮膜形成組成物を得た。
物への塗装試験を行なった。被塗物としては、下記の金
属板に下記の化成処理を施したもの及び無処理のものを
使用した。
水和物からなる塗布型クロメート処理液(関西ペイント
社製コスマー#300)を電気亜鉛メッキ鋼板、冷延鋼
板、電気亜鉛−ニッケルメッキ鋼板及び溶融亜鉛メッキ
鋼板にゴムロールにて塗布した後、熱風乾燥炉で乾燥さ
せた。クロメート皮膜の付着量は、クロム元素量で40
mg/m2 とした。
法 後記表1に示す組合せにて、被塗物に各塗布用組成物を
バーコータにて乾燥皮膜重量が2.0g/m2となるように
塗装し、260℃で15秒間(PMT100℃)乾燥さ
せて皮膜を形成した。得られた皮膜形成した被塗物を試
験片として各種試験を行なった。また、塗布用組成物の
皮膜の弾性率E1 についても測定を行なった。これらの
試験結果を後記表1に示す。
さが50μm となるように塗り重ね、最終的に150℃
で30秒間乾燥させて厚さ50μm のフリー塗膜を得
た。このフリー塗膜について、動的粘弾性測定装置DV
E−V4型FTレオスペクトラー(レオロジー社製)を
用いて、周波数110Hz、温度上昇速度4.0℃/分、
静荷重一定10gの条件で弾性率E1 を測定した。弾性
率E1 は20℃及び100℃における値を記載する。
の金属薄板深絞り試験器142型を使用し、試験を行な
った。
の有無及び被加工物の表面状態より評価した。
態にすり傷が全く認められない。 ○:ダイスに微量の付着があり、被加工物の表面に微小
のすり傷が認められる。
工物の表面に多くのすり傷が認められる。
の表面が全面すり傷が認められる。
71)を行ない、赤錆発生までの時間(hr)で評価し
た。試験は加工前の平板及び20℃深絞り加工を行なっ
たものについての2種類とした。
化型アルキッド型塗料であるアミラック#1000及び
熱硬化型アクリル系塗料であるマジクロン#1000
(いずれも関西ペイント社製、色はホワイト)を乾燥膜
厚が25μm となるように塗装し、下記の条件で焼付け
た。
い塗膜の剥離の状態より、付着性を評価した。
の剥離が認められない。
の上塗塗膜の剥離が認められる。
個の上塗塗膜の剥離が認められる。 ×:ゴバン目セロテープ試験で10個以上の上塗塗膜の
剥離が認められる。
中に3分間浸漬後の皮膜の減量を測定する。
ルカリ脱脂剤PC−364Sを水道水にて2%に希釈
し、60℃に調整してなる溶液中で5分間浸漬後の皮膜
減量を調べる。
D:第一工業製薬(株)製、硬質タイプのポリエステル
系ポリウレタンエマルション、固形分35%、樹脂のT
g点は約120℃。
工業製薬(株)製、HMDI型軟質タイプのポリエステ
ル系ポリウレタンエマルション、固形分30%、樹脂の
Tg点は約50℃。
化学(株)製、エチレン−アクリル酸共重合体のナトリ
ウム中和水分散化物、固形分30%。
ルNSC社製、アクリル樹脂、Tg点40℃。
化学(株)製、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)ブタ
ノール・トリス〔3−(1−アジリジニル)プロピオネ
ート〕。
0nm、pH8.6のコロイダルシリカ水分散液、加熱残分
20%。
径2.5μm の低密度タイプのポリエチレンワックス。
の高密度タイプのポリエチレンワックス。
四フッ化エチレン樹脂粉末。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)〔a〕ポリウレタン樹脂と、
〔b〕エチレンと重合性不飽和カルボン酸との共重合
体、及び該共重合体の分散液に重合性不飽和化合物を加
えて乳化重合し、さらに粒子内架橋してなる樹脂から選
ばれる少なくとも1種の樹脂、とからなる水分散性ない
しは水溶性樹脂100重量部に対して、 (B)シリカ粒子を固形分量で、5〜50重量部及び (C)潤滑機能付与剤を固形分量で、3〜30重量部、
を含有する組成物であって、該組成物から得られる乾燥
皮膜の80℃での貯蔵弾性率E1 の値が1.0×109
dyn/cm2 以上であることを特徴とする潤滑性皮膜を形成
可能な組成物。 - 【請求項2】 潤滑機能付与剤(C)が、110℃以上
の軟化点を有するポリオレフィン系ワックス及び/又は
フッ素系樹脂微粉末からなる請求項1又は2記載の組成
物。 - 【請求項3】 金属板上に請求項1又は2記載の組成物
を乾燥皮膜重量で0.5〜5.0g/m2塗布し、皮膜形成
してなる潤滑性の優れた金属板。
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- 1996-01-22 JP JP838996A patent/JP3842323B2/ja not_active Expired - Lifetime
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