JPH0916691A - 集配警備現金管理システム - Google Patents

集配警備現金管理システム

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JPH0916691A
JPH0916691A JP16577895A JP16577895A JPH0916691A JP H0916691 A JPH0916691 A JP H0916691A JP 16577895 A JP16577895 A JP 16577895A JP 16577895 A JP16577895 A JP 16577895A JP H0916691 A JPH0916691 A JP H0916691A
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祥一郎 小林
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繁彦 高山
Taiji Kato
泰司 加藤
Takahiko Tanaka
隆比古 田中
Junichi Tamura
純一 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は集配警備現金管理システムに関し,店
舗の売上金の管理を店舗側に設けた入金装置へ投入する
だけで,現金集配業務を行うセンターで入金データを得
ることができると共に,入金機の現金を店舗側で扱うこ
となく店舗側の銀行へ確実に振り込むことができること
を目的とする。 【構成】店舗に設置された入金機と入金処理を行うセン
ターとが通信回線を介して接続され,入金機は店舗の売
り上げの現金が入金のために投入されると,現金の識別
と計数を行う現金処理手段と,計数された金額を記憶す
ると共に通信手段を介してセンターへ入金額と店舗の識
別子を含む入金データを送信する制御を行うデータ処理
手段及び現金を収納する金庫手段とを備える。センター
は入金データを受信すると,店舗の識別子に対応する銀
行口座に対し入金する処理を行って,入金機の現金を回
収するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集配警備現金管理システ
ムに関する。近年,店舗等の売り上げ金等の回収には,
現金専用の運搬や警備会社等が利用されているが,店舗
等の側が売り上げ金を常に安全に保管して,銀行へ確実
に入金される必要があるが,防犯システムと入金機等の
システムとが連動されていないため,運用時に複数のシ
ステムの理解が必要とされ,誤操作等の原因となった
り,必ずしも現金を安全に保管及び運搬することが困難
であった。
【0002】このため,店舗等の売り上げ金等の入金シ
ステムの改善及び,入金された現金の運搬及び警備を行
うシステムとを連携して,店舗側の現金の保管,警備及
び現金を集配する側で現金を安全確実に管理することが
望まれている。
【0003】
【従来の技術】図16は従来の警備システムの概要を示
し,図17は従来の売り上げ金管理方法の説明図であ
る。
【0004】図16に示す警備システムでは,警備会社
90が店舗92の警備を契約により担当している場合,
店舗92にはその出入口,窓,商品ケース等の状態や,
建物の要所の異常等を感知する各種センサ(温度セン
サ,煙センサ,赤外線等による侵入者のセンサ)921
が設けられ,各種センサ921の何れかが異常の状態を
発生すると,警報部920が起動される。警報部920
には自動発呼機能が備えられており,起動すると公衆網
91を経由して警備会社90を呼び出し,警備会社側で
応答すると店舗92の警報部920から店舗の情報と異
常の内容を通知する(この場合,予め録音した音声か,
データ信号の何れかが送られる)。
【0005】これにより警備会社90は,異常の内容を
識別して警備担当者を店舗92に派遣する等により対象
とする。また,警報部920は,店舗責任者が持つID
カードを操作入力することにより警備が解除され,閉店
後に同様の操作入力により警備の動作を開始するよう制
御される。なお,開店前,閉店後に店舗への入口・出口
は警備のために閉鎖されるが,従業員は従業員用のID
カードを操作して開けることができる。この従業員用の
IDカードは,例えばレジスタの操作を行う場合等にも
使用される。
【0006】次に図17に示す従来の売り上げ金管理方
法を説明すると,複数の店舗を経営するスーパーストア
等の場合,一つの店舗92では,レジスタ(複数存在す
る)922に収納された売り上げ金の現金は計算されて
金庫923に集められて格納され,施錠される。売り上
げ金は,例えば一日に一回,現金集配業務を行う運搬会
社95の現金輸送車96により担当者が各店舗92を回
って集金することにより行われる。店舗の責任者は,現
金集配の担当者に対し,金庫923を開錠してその時点
までの売上の現金を渡す。この時,店で使用する釣り銭
(各レジスタで必要な釣り銭)が,店舗側に渡され,現
金の受け渡しに対応する伝票が店舗側に渡される。
【0007】店舗92の責任者は本社93に対し売り上
げデータを通知する。集配業務を行う運搬会社95で
は,各現金輸送車96から現金をまとめると共に集配し
た現金に関する伝票を受け取ると,その現金を運搬会社
95に持ち帰り,各店舗毎の売り上げの現金を再計数等
を行って確認した後,銀行94への入金操作(振込み)
が行われる。この時,振り込先は店舗92を経営する本
社93の口座である。銀行94はこの振り込みがあると
本社93へ振込みの金額や関連する情報を電話,FAX
等により通知する。
【0008】なお,上記の金庫923の代わりに,最近
は店舗が所有する設備として入金機を設ける場合もあ
る。その場合,入金機は,店舗の責任者が持つIDカー
ドを用いて入金を行い,計数が行われて,現金集配の担
当者が来ると店舗の責任者が入金機を開けて,現金を引
き渡すことになる。
【0009】店舗92が小規模の個人経営の店等では,
レジスタ922に収納された売り上げ金は金庫923に
入れられ,閉店後に盗難等に備えるために現金集配会社
に現金集配を依頼する場合もあるが,売り上げ金額が少
ない時や集配を依頼するとコスト面で負担が大変な場合
には,責任者(または経営者)が金庫923を施錠する
だけで閉店する場合もある。但し,一日の売り上げ金額
が多い場合とか,無人の店舗92に現金を納めた金庫9
23を,閉店時から翌日の責任者が出てくる時間まで放
置しておくことに不安がある場合は,閉店後に夜間金庫
97へ預けるという方法が採られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように,従来
の規模の大きい店舗等(店舗に限らず現金が入金される
施設を含む,以下,単に店舗という)を運営する場合,
売り上げ金等の集配(現金集配車による)と店舗の警備
(店舗が営業をしていない夜間や定休日に行う)は,別
のシステムを設けて独立して実行していたためコストが
かかるという問題があった。
【0011】また,金庫や入金機に格納した現金の集配
業務は,店舗等の営業時間に行われ,警備を行う時間
(閉店後から開店までの時間)と一致していないため,
業務の遂行に支障がでることが多い。すなわち,現金を
集配する時に必ずしも警備担当者がいないので,警備シ
ステムを解除したり,現金の引き渡しの作業が必要であ
り,操作が複雑化し、人手と時間を要するという問題が
あった。
【0012】また,規模の小さい店舗等で売り上げ金を
店舗の責任者が夜間金庫に納める場合にも,警備の専門
家が付いていない現状では店を出てから現金を夜間金庫
に投入するまでの間の人員及び現金の安全を万全に備え
ることが困難であった。
【0013】更に,閉店後に店舗内の金庫に現金を保管
した状態で,運用した場合は,現金の盗難等の可能性が
増大すると共に銀行へ入金するまでに時間が経過するた
め資金効率が悪くなるという問題があった。
【0014】さらに,従来のシステムでは,カード一つ
を例にとっても,店舗入店時の警備解除のカード,入金
機を使用する場合には入金機用のカード,店舗の従業員
が入,出店する等に使用する独自のカードと多種類のカ
ードを使用する必要があり,運用上非常に不便であり,
操作上にも問題を生じる恐れがあった。
【0015】本発明は上記の問題を解決するため,店舗
等の売り上げ金等の管理を店舗側に設けた入金装置へ投
入するだけで,現金集配業務を行うセンターで入金デー
タを把握することができるようにすると共に,現金の集
配及び警備を店舗側及び集配業者の両方にとって安全確
実に行うことができる集配警備現金管理システムを提供
することを主な目的とする。
【0016】また,店舗の警備システムと現金管理シス
テムを一体化して,現金集配と警備の両方の業務をセン
ターにより行うことができる集配警備現金管理システム
を提供することを他の目的とする。
【0017】更に,現金集配業者により,現金の集配
(入金された現金の収集と次の日の営業のための釣り銭
の配達)を行う場合における現金の取り扱いを効率化す
ると共に誤りの発生を防止することができることを目的
の一つとする。
【0018】また,売り上げ金を投入されると現金のチ
ェックと収納が行われたり,売り上げの締切,集配等の
操作に伴うデータが全てリアルタイムでセンターに送ら
れ,現金の集配(収納された現金の収集と釣り銭の配達
を含む)を安全に行うための入金機を提供することを他
の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,1は店舗(現金が入金される
施設を含む),2は入金機であり,入金機2内の2aは
入金された店舗の売り上げ等の現金を貨幣の種類に仕分
けして計数を行って金庫手段2dへ収納する処理を行う
現金処理手段,2bはセンターとの間で送受信される各
種データの処理,現金データの保存,現金集配の要求等
の処理を行うデータ処理手段,2cは入金機への入金操
作,売り上げの締めを行う締め操作,入金機2の金庫手
段2dへのアクセス時に資格等を含むIDカードを読み
取るカード読取手段,2dは入金により投入された現金
(貨幣及び紙幣)を収納して保管する金庫手段,3はセ
ンター側と通信回線8を介して通信を行う通信手段,4
は店舗内の保安,火災等の状態を検出してアラームを発
生すると共に通信手段3を介してセンター6と通信を行
う警備手段である。
【0020】5は店舗1の本社(または店舗経営者),
6は現金管理と警備を統合して行うセンター,6aは多
数の店舗の警備を管理する警備センター,6bは各店舗
と通信回線により接続されて各店舗からの入金データの
受信,各入金機の現金の状態,店舗からの締めデータの
受信により銀行への振り込みや,金庫手段の現金を回収
する部署への集金の指示等の多数の店舗の売り上げ金を
管理し,銀行に対して店舗側の口座へ売り上げ金に対応
する金額を振り込む処理を行う入金処理センター,7は
銀行,8は通信回線(公衆網等)を表す。
【0021】図1には,本発明の原理を示すため店舗1
を一つだけ示すが,実際は多数の店舗がセンターと通信
回線により接続されている。また,入金機2は単一の経
営会社に属する店舗1に1台または複数台が置かれた
り,一つの店舗内に複数の異なる小規模の店が存在する
場合に,共同に利用する一台の入金機を設ける場合もあ
る。
【0022】本発明は各店舗にオンライン機能をもった
入金機を設け,その入金機とセンターとを店舗設置の通
信手段を経由して接続し,店舗の売り上げの現金を入金
機に投入すると,入金情報とその状態が遠隔のセンター
に送られることにより現金管理を行うことができる。ま
た,店舗設置の通信手段に各種防犯センサを持つ警備手
段を接続することにより店舗の設備の監視管理処理もセ
ンターにて一元的に行うことができる。
【0023】
【作用】図1において,店舗1の従業員がIDカードを
入力すると共にレジスタ(会計機等)の売り上げ金を入
金機2へ投入すると,現金は現金処理手段2aにより貨
幣,紙幣の種別を区別して計数し,入金額を算出する。
現金は施錠された金庫手段2dに投入され,現金処理手
段2aで求められた現金の合計は,データ処理手段2b
に供給され,記憶保持されると共に伝票に印字出力す
る。一方,IDカードはカード読取手段2cにより読取
られてチェックされた,データ処理手段2bは,通信手
段3に対し入金された金額や,入金機2の識別コードを
含む入金データを通信回線8を介して送信する処理を行
う。この入金データは本社5に対しても通信手段3を介
して送信することができる。
【0024】センター6の入金処理センター6bは,複
数の店舗を経営する会社の場合は,店舗の営業が終了し
た後,入金機2に対し売り上げの締めを表す指示(ID
カードによる)が発生すると,通信手段3から締めデー
タが送信される。センター6の入金処理センター6bは
この締めデータを受信すると,それまでの現金の入金デ
ータの総額に対応する金額を銀行7に振り込む。なお,
入金機2から締めデータが送信されない場合は,入金処
理センター6bから締めデータを要求する信号を送信す
る。この場合,入金機2のデータ処理手段2bでこれを
受信して締めデータの要求であることを識別すると,当
該店舗の識別コードを含む締めデータを発生して送信す
る。
【0025】一方,入金機2の金庫手段2dに収納され
た現金は堅固な構造の中に現金カセット(後述する)が
収納されており,センター6の指示により担当者が集配
を行う専用車両により店舗に行って,店舗の入口の扉や
金庫手段2dの扉を集配用の専用のIDカードによりチ
ェックして開けて,内部の現金カセットを回収し,持参
した空の現金カセットを装填(設置)する。これらの作
業は警備システムにより時間の監視が行われ,異常を検
出するとアラームが発生して対応する処理が実行され
る。
【0026】入金機2を複数の店舗で使用する場合は,
各店に対応するIDカードを使用して入金が行われる
と,対応する入金データが入金処理センター6bに送ら
れる。入金処理センター6bでは各店舗別の入金データ
を受信すると対応する店舗の銀行7の口座へ振り込みを
行う。また,一日に入金機2へ入金される金額が多くな
い場合は,入金処理センター6bからの現金の収集作業
は毎日行う必要がなく,金庫手段2dに現金が一杯にな
る直前の状態になると入金処理センター6bにその状態
を通知するデータを送信する。これを受けると,入金処
理センター6bは現金収集のために集配の専用者を派遣
して現金の収集を行う。
【0027】
【実施例】図2は本発明の実施例のシステム構成図であ
る。図2において10は店舗(図1の1に対応)を表
し,この実施例ではスーパーやデパート等の大型の店舗
とする。11はコントローラ(図1の通信手段3に対
応)であり,通信回線によりセンター16と接続して警
備情報及び入金機の情報の送信及びセンターからの情報
の受信の制御を行う。12は各種防犯(防災を含む)用
のセンサー(図1の4に対応),13は入金機(図1の
2に対応)であり,この実施例では,店舗内の各フロア
に1台設けて一つの店舗に複数台設置されている。図に
は,現金を投入するための投入口13a,硬貨が収納さ
れる硬貨金庫カセット13b,紙幣が収納される紙幣金
庫カセット13cだけ示すが,その構成の詳細は後述す
る図3,図4について説明する。
【0028】14は店舗内の売場のカウンタに設けられ
た売り上の現金が収納されるレジスタ(金銭登録機また
はPOS端末)であり,複数台設けられた中の一台だけ
を示す。15は公衆電話網等のネットワーク,16は設
備の監視管理(識別番号IDの管理を含む)と入金処理
を一元的に行うセンター(図1の6に対応),17はセ
ンター16に設けられた警備センターホスト(図1の6
aに対応),18はセンター16に設けられた入金処理
センターホスト(図1の6bに対応),19は各地域に
設けられセンターの指示により,地域内の店舗10の入
金機13から売り上げ金が入った金庫カセットを回収
(収集)して空きの金庫カセットと交換する現金集配及
び警備を行う設備と人員が配置された地域監視センタ
ー,19aは地域監視センターに設けられた端末,19
bは端末19aに設けられたプリンタ,20は地域監視
センター19に配置されて店舗の入金機から現金が入っ
た硬貨金庫カセット13b,紙幣金庫カセット13cを
収集すると共に,釣り銭(各店舗の開店前にレジスタに
用意するため)が入った硬貨金庫カセットと空の紙幣金
庫カセットとを装填する作業を行うために使用する現金
集配車である。また,21は警備及び入金処理を行う会
社の経理システム,22は各店舗の口座が設けられた銀
行,23は店舗(ユーザ)の本社である。
【0029】図3は入金機の外観図,図4は入金機の内
部構成図である。図3に示す外観図を説明する。なお,
図中の符号は図4に示す各部の符号と同じである。
【0030】30は入金機を表し,その上部の伝票印字
部(ジャーナルプリンタ)32は売り上げの入金を行っ
た時や,売り上げの締めを指示した時に入金した金額
(金種別を含む)や,売り上げの締めを行った時の売り
上げの金額等を伝票に印字出力する。カードリーダ31
cは,店舗の入金を行う従業員や,売り上げの締めを行
う責任者,金庫の集配を行う集配担当者等がそれぞれ携
帯するIDカードをスキャンしてIDを読み取る。操作
キー(またはボタン)31a,31bは,店舗の従業員
等による入金,売り上げの締切り操作であることを指示
する入金キー,締切キーや現金の計数だけ行いたい時に
計数を指示する計数キー,処理結果の確認キー,等の各
キーを含む店舗用キー(図4の31b),集配担当者に
よる金庫カセットの集配の操作を指示する集配キー等の
警備関係の操作のための警備用キー(図4の31a),
等の多数のキー(またはボタン)により構成されてい
る。また表示部31dには,操作の案内や,入金を行っ
た時の金種別の金額や合計や,売り上げの締めを入力し
た時の売り上げ金額等の各種の表示を行い,その表示内
容を見て確認する。また,テンキーは,必要な数字入
力,例えば,入金操作や,釣り銭金額の入力や,集配日
(つり銭を必要とする日を含む)の指定,金庫カセット
の集配担当者の資格を暗証番号の入力によりチェックす
る場合等の入力を行う時に使用する。
【0031】硬貨挿入口37b,紙幣挿入口37aは,
売り上げの現金を硬貨と紙幣に分けて挿入するために設
けられ,リジェクト口38aと38bはそれぞれ不良貨
幣,不良紙幣を排出する出口である。計数返却時口は,
売り上げの現金を計数したい時に各挿入口37a,37
bにそれぞれ紙幣,硬貨を挿入して計数が行われた後,
計数結果が表示部に表示されて紙幣,硬貨が返却される
出口である。金庫カセット収納扉は,堅固の筺体で構成
された金庫部(図4の42)内の交換可能な紙幣金庫カ
セット42a,硬貨金庫カセット42bにアクセスする
ための扉であり,集配の担当者のIDカードの操作によ
り開けることが可能となる。
【0032】次に図4に示す入金機の構成を説明する
と,31は操作・表示部で,警備用キー31a,店舗用
キー31b,カードリーダ31cで構成され,32は伝
票印字部32aを備える伝票部,33はセンターとの通
信を行うコントローラ(図2の11)とのインタフェー
ス部,34は制御部であり,34aは入金機全体の制御
処理を行うCPU及びメモリ(入金された金額を締めが
行われるまで保存し,ID番号のチェックを行うための
テーブル,プログラム等を格納),34bはドア(図3
の金庫カセット収納扉)の開閉を状態を表すドア監視デ
ータ(接点出力の状態)であり,このデータはコントロ
ーラ(図3の11)を経由してセンターの警備センター
ホスト(図2の17)へ送られ,センターの警備センタ
ーホストからの問い合わせに応じてコントローラから送
信される。34cは,入金機へ現金が入金された時の,
種別毎の紙幣,硬貨の各枚数を表す金額データであり,
入金データとしてCPUへ入力される。34dは,各キ
ー31a,31bの何れのキーが操作されたかを表すデ
ータやカードリーダにより読み取られた各認識データを
表す。34eは表示部31d,伝票印字部32a,イン
タフェース部33に対する出力情報または入力情報(セ
ンターからの指示情報)を表す。
【0033】この入出力情報34eの中の,入金情報と
しては,金額,日時,機械番号(入金機の機番),入金
者のID等があり,釣り銭情報(交換用カセットの硬貨
金庫カセット内に配達前に必要な釣り銭が格納されてい
る)としては,その釣り銭を開店前に取り出した担当者
番号,店番等があり,金庫ドア監視情報としてはドアオ
ープンの情報,金庫セット(金庫を交換して装填ことを
表す)信号がある。
【0034】次に,現金を取り扱う構成は,上記図3に
示す紙幣,硬貨の各挿入口37a,37bからそれぞれ
紙幣,硬貨が投入されると,計数/識別部39a,39
bにおいて,それぞれ種別,正・贋,変形や汚損等の既
存の技術を用いた識別を行うと共に,種別毎の計数を行
う。不良紙幣38aや不良硬貨38bはそれぞれリジェ
クト口36a,36bへ排出される。現金投入時に,
「計数」のキー(図3の操作ボタン)を操作した場合,
計数が終了した計数紙幣41a,計数硬貨41bはそれ
ぞれ図3の計数返却口へ排出される。現金投入時に,店
舗用キーを操作して,入金を行うためのIDカードをカ
ードリーダ31cでスキャンすると,入金紙幣40a,
入金硬貨40bはそれぞれ金庫部42内に装填された紙
幣金庫カセット42a,硬貨金庫カセット42bへ投入
される。この時,計数結果である紙幣枚数データ及び硬
貨枚数データが制御部34の金額データ34cとして入
力される。
【0035】図4の43a,43bは金庫カセットの集
配車により担当者が,入金機の金庫カセットを回収する
場合に,交換用に持ってくる紙幣金庫カセットと硬貨金
庫カセットである。紙幣金庫カセット43aは空(か
ら)であるが,硬貨金庫カセット43bには,予めセン
ター16(図2)の入金処理センターホスト18から各
入金機に対応する釣り銭の金額が端末19aにより指示
されると,その釣り銭を指定された交換用の硬貨金庫カ
セット43bに格納して,対応する紙幣金庫カセット4
3aと共に運搬して交換される。なお,この釣り銭は,
店舗の資格のある従業員のIDカードをカードリーダで
読は取ることにより取り出すことが可能な構造を備えて
いる。
【0036】図5はコントローラの説明図であり,A.
は構成図,B.は通報データ発生時の動作フローであ
る。図5のA.において,コントローラ50において,
51は公衆回線と接続されて発呼及び着呼の制御を行う
網制御装置(NCU:Network Control Unit),52は
モデムを内蔵し,相手先への接続及び相手からの呼び出
しに応答してハンドシェイクを行って,データの送受信
を行う通信制御装置,53は警備用のセンサ55からの
状態検知信号を入力し,異常状態の発生により通報信号
を発生するインタフェース部(IFで表示),54は入
金機のインタフェース部(図4の33)からの各種通報
データを受け取ると通信制御装置52から送信動作を起
動するインタフェース,55は店舗内の各部に設けられ
たセンサであり,入金機の金庫部のドア監視データ(接
点出力)は警備上の重要なセンサ出力として入力され
る。
【0037】図5のA.において,センサ55の検知信
号が異常状態を検出すると,インタフェース部53から
通信制御装置52を起動して,警備センターホスト(図
2の17)の回線番号(電話番号)により発呼する制御
を行い,相手側と接続して応答するとアラーム情報を送
信する。また,入金機から通報データが発生すると,イ
ンタフェース部54から通信制御装置52を起動する。
この場合,通信制御装置52は相手先として入金処理セ
ンターホスト(図2の18)の回線番号(電話番号)を
用いて発呼し,相手と接続するとデータを送信する。相
手からの指示(例えば,締めを要求する信号)を受信し
た場合には,入金機のCPUへ送られる。
【0038】図5のB.は,通報データが発生した時の
動作フローであり,通報データ(入金データやセンサの
アラーム)が発生すると,コントローラの電話回線が使
用中か否か判定し(図5のB.のS1),使用中の場合
は割り込みが可能か判別し(同S2),可能であれば割
り込む旨の応答動作を行って終了させる(同S3)。電
話回線が使用してなければ,回線を捕捉して4秒間の待
機の後ダイヤル(ダイヤル番号は警備センターホストま
たは入金処理センターホスト)を行って(同S4〜S
6),相手とのハンドシェイクがとれたか判別する(同
S7)。
【0039】成功した場合は,通報データを送信し(同
S8),回線を解放し(同S9),通信が正常に終了し
たか判別し(同S10),正常であれば通報正常終了と
なる。一方,ハンドシェイクが成功しない場合は,再試
行をして一定時間(51秒)経過した場合は回線を解放
し(同S11,S12),再通報回数をカウントして
(同S13),再通報回数が規定回数をオーバしないと
最初(S1)に戻って再度繰り返す。再通報回数をオー
バすると,通報不能終了となる。
【0040】図6はセンターの構成とネットワークの構
成を示す。図6において,10,15〜19,21,2
2は上記図2と同じ各部を表し,10は店舗,15はネ
ットワーク(電話網,専用回線等),16はセンター,
17は警備センターホスト,18は入金処理センターホ
スト,19は地域監視センター,21は警備,入金の業
務を行う会社の経理システム,22は店舗側(ユーザ)
の口座がある銀行である。
【0041】警備センターホスト17と入金処理センタ
ーホスト18は同様の構成を備え,両者はLANにより
接続されている。図中,170,180はCPU,17
1,181はメモリ(MEM),172,182はキー
ボード付きディスプレイ,173,183はプリンタ,
174,184はディスク,175,185は通信制御
装置,176,186はLANによる通信を行うための
アダプタ,177,187はLANと結合するためのト
ランシーバである。また,178は警備センターホスト
17に設けられたパトライト及び鳴動ブザーであり,パ
トライトは回転しながら点滅するライトである。
【0042】警備センターホスト17は,主として次の
3つの処理を行う。 IDコード管理:各店舗の入金機に対して,アクセス
(入金操作,売り上げの締めの操作,金庫内の各金庫カ
セットの回収と装填)する時に,それぞれの操作をする
資格をチェックするためのIDカードのコードを一元管
理し,IDの登録,更新及び削除と,カードの発行を行
う。
【0043】指定入金機及び入金処理センターホスト
への必要なデータ(登録IDコードや異常状態によるア
ラーム情報等)のダウンロード(送信)。 店舗のコントローラから送られる警備(防犯)データ
(各センサの状態)の管理,地域監視センターへの対処
指示を行う。
【0044】入金処理センターホスト18は,主として
次の5つの処理を行う。 入金機から送られる入金情報の収集管理処理 釣り銭受託処理,すなわち各店舗に届ける釣り銭を予
め店舗側から受託して,各地域監視センターに対し交換
用の硬貨金庫カセットへ釣り銭を格納(装填)するよう
送信する。
【0045】集配作業情報(集配が必要な店舗の情
報)を収集し,集配金額を指示された金額と照合管理す
る。 カセット管理,すなわち各店舗へ持って行く空きの各
金庫カセット(釣り銭が格納された硬貨金庫カセットと
空き紙幣金庫カセット)を管理する。
【0046】売り上げ情報の送信,経理システムへの
銀行振込処理を代行する。地域監視センター19では,
端末19aにより次の処理を行う。 各地域監視センター19の担当エリアの店舗からの釣
り銭受託情報を入金処理センターホスト18に送信す
る。
【0047】当日の集配作業情報を入金処理センター
ホスト18から受信する。 集配する各金庫カセット(入金機へ装填する金庫カセ
ット)を管理する。 集配後の現金の照合結果を入力し,確認する。
【0048】この他に,地域管理センター19では,警
備センターホスト17からの指示により異常発生時の店
舗及び入金機の点検を行う。また,経理システム21は
入金処理センターホスト18からの売り上げの締めの入
金総額をネットワークを介して受け取ると,対応する金
額を店舗側(ユーザ)の口座へ振り込む。この場合,経
理システム21から店舗側(ユーザ)の本社(または経
理部門)23に対して振り込み金額を通知する。銀行2
2は本社23に対して振り込みがあったことを通知す
る。なお,現金は,地域監視センター19で収集した現
金入の金庫カセットを経理システムで集めて本社(セン
ター運営の)の取引銀行の口座へ入金するか,または地
域監視センター19から取引銀行に入金する。
【0049】次に上記図2に示すシステム構成における
入金処理,締切処理,集配処理及びセンターにおける処
理を以下に説明する。図7,図8は入金処理のフロー
(その1),(その2)であり,図9は締切処理のフロ
ー,図10は集配処理のフロー,図11は入金機とセン
ターとの間で送受される電文の例である。
【0050】最初に図7において,入金機において入金
キーが操作され(図7のS1),IDカードがスキャン
によりカードが識別されると(同S2),そのカードに
よる入金が可能か判別され(同S3),不可の場合は処
理を終了するが,可能な場合は,現金が図3に示す紙幣
と硬貨の各挿入口に投入される(同S4)。続いて,投
入金額が図4に示す計数/識別部39a,39bで紙
幣,硬貨別に計数と識別が行われる(図7のS5)。計
数された合計金額は表示部(図3の31d)に表示され
ると(同S6),正しくない場合は非確定(または誤
り)のキー(図3の操作ボタン)を操作すると,投入さ
れた現金は返却される(図7のS7)。正しい場合,確
定キーが操作されると(図7のS8),計数された紙幣
と硬貨がそれぞれ金庫(図4の金庫部42の紙幣金庫カ
セット42aと硬貨金庫カセット42b)へ収納される
(図7のS9)。
【0051】この後,金庫に収納された紙幣や硬貨がニ
アフルの状態(充満に近い状態)であるか入金データの
合計金額(紙幣,硬貨の合計枚数)により判別する(図
7のS10)。ニアフルでない場合は,入金額が予め設
定した一定金額を越えているか判別し(同S11),越
えていない場合は入金データを保存する(同S12)。
これは小額の入金については,センターへ送信する手間
を省くためである。一定金額を越えている場合は,セン
ターへ入金データを送信(アップロード)する(同S1
3)。この入金データは図11の(1) に示され,建物コ
ード,入金機号機コードや,日時,金種データ,IDカ
ード入金コード,入金ログデータ,顧客(店舗経営会
社)コード,店舗コード等で構成される。続いて,送信
データ(入金データ)を保存し(図7のS14),セン
ターホストからの処理結果を受信した場合,その受信デ
ータを保存する(同S15)。
【0052】上記S10において,ニアフルの場合,入
金ニアフル状態をセンターに送信すると(同S16),
入金ホストでこれが受信される(同S17)。金庫ニア
フルの電文は図11の(5) に示す内容である。この金庫
ニアフルの電文を受信すると,図8に移行して,センタ
ーホスト(図2の入金処理センターホスト)はその入金
機に対して集配を行う予定があるか判別する(図8のS
18)。予定がない場合は,追加集配処理を行うことに
し(同S19),予定がある場合は,当日集配処理を行
うことにし(同S20),急ぎか否かを判定する(同S
21)。
【0053】急ぎでない場合は,処理を終了し,急ぎの
場合及び追加集配処理の場合は臨時集配処理を行うこと
とし(図8のS22),集配支店(図2の地域監視セン
ター19と同じ)コードを検索する(同S23)。すな
わち,入金機の号機コード(機番)をキーに取り扱う支
店をセンターのマスターテーブル(後述する図15参
照)を検索する。これにより支店コードが得られると,
その支店に対し集配指示を送信(アップロード)する
(同S24)。一方,支店では,この集配指示を受信
(ダウンロード)すると(図8のS25),臨時集配の
ために集配担当者が集配車により該当入金機のある店舗
へ出発する(同S26)。
【0054】図9は締切処理のフローである。この締切
の操作は,店舗の責任者が売り上げの締めを行う場合
(毎日行う場合は閉店後,毎日行わない場合は一定日数
毎)に入金機に対して実行される。最初に,入金機キー
の締切キーが操作され(図9のS1),次にその責任者
がIDカードをカードリーダでスキャニングすると,そ
のIDを識別し(同S2),そのIDカードの操作者が
締切の操作を行う資格を持つか判別し(同S3),締切
を行う資格がない場合は,処理を終了し,アラームを鳴
動させる。締切が可能な操作者の場合,センターへ売り
上げの締め(締切と同じ)を表示すると共に入金された
金額の合計を含む電文(データ)を送信する(図9のS
4)。
【0055】図11の(2) に入金機からの締めデータの
内容を示し,その中のIDカード締めコードによりセン
ターにおいて締めデータであることを識別する。この時
の送信データは,入金機内に保存され(図9のS5),
相手側のセンターホストでは受信処理が行われる(同S
6)。なお,入金機に保存された,前回の締め以後に入
金された各入金データ及び合計金額のデータは削除され
る(または保存も可能)。この締めデータを受信した時
のセンターホストにおける処理は後述する(図12,図
13)。
【0056】上記の図9は店舗の責任者が締切の操作を
行っているが,上記図7の入金処理の動作において,金
庫がニアフルであると判別されてセンターにその状態が
送信された時(図7のS16),センターから締め要求
を入金機へ送信する処理を行うようにすることができ
る。その場合の締め要求電文は,図11の(3) に示す構
成となる。締め要求を受けると,入金機ではそれまでの
入金された金種別金額や合計金額を含む締めデータを発
生すると共に保存する。
【0057】図10は集配処理のフローである。この集
配処理は,上記の図2のシステム構成において,地域監
視センター19がセンター16からの集配の指示を端末
19aで受けて予め,交換用の金庫カセット(空き紙幣
金庫カセットと指示された釣り銭を収納した硬貨金庫カ
セット)を各入金機用に用意して担当者が集配車により
出向く。担当者が店舗へ入店して入金機に対し集配キー
が操作され(図10のS1),続いてIDカードをスキ
ャニングするとカード内容を識別する(同S2)。この
カード内のIDにより集配が可能(資格を持つ)か否か
を判別し(同S3),不可の場合は終了し,可能な場合
は金庫扉の施錠が解かれてオープンする(同S4)。こ
の時,ドア監視データ(図4の34b)としてドアの開
閉を検出する接点出力によりドアが開いた出力を警備セ
ンターホストへ送ることにより監視が行われる。また,
図10には示されないが,ドア監視情報として,図11
の(4) に示す集配作業電文が送信される。金庫扉がオー
プンすると,作業時間監視がスタートし(図10のS
5),タイマによる監視が行われる。予め決められた時
間を経過しても金庫扉が閉じない場合は,センターへア
ラーム情報が送信される(同S11)。異常またはアラ
ームの電文の構成は図11の(6) に示す。監視時間内に
金庫カセットの交換が行われ(同S7),金庫扉が閉じ
られたことを検出すると(同S8),センターに対し図
11の(4) に示す集配作業電文が送信され(同S9),
その送信データは入金機に保存する(同S10)。セン
ター側では,アラーム情報や集配情報の受信データを保
存する(同S12)。
【0058】なお,センターの警備センターホスト(図
2の17)でも集配作業中は,金庫扉が開いてから,閉
じられるまでの状態を監視し,ドアが開いて閉じるまで
の時間が一定時間経過した場合や,入金機からのアラー
ム情報を受信すると,直ちに店舗の近くに位置する地域
監視センター(図2の19)へ,端末または電話により
通知して,警備員の派遣を指示する等の処理を行う。
【0059】次に図12,図13に示すセンターホスト
の受信処理のフロー(その1),(その2)を説明す
る。この場合の受信処理は,主として図2,図6の入金
処理センターホスト18において実行され,警備関係の
処理は図2,図6の警備センターホスト17で実行され
る。また,センターホストには,図14に示すデータを
多数格納したマスターテーブル(またはファイル)を備
えている。
【0060】図14に示すように,マスターテーブル
は,番号,区分(各データの種別を表し,管理データ,
警備データ,運用データ,入金データ,経理データ
等),レベル(重要度を表す),各データ項目(建物コ
ード,入金機号機コード等多種の項目がある)が格納さ
れ,各データ項目についてそれぞれ実際の建物,入金
機,等の多数のデータが関連付けて設定されている。こ
のマスターテーブルを参照,更新して,センターホスト
(警備センターホスト17及び入金処理センターホスト
18)は各種の処理を行う。
【0061】図12において,センターホストがデータ
を受信すると,受信データを識別し(図12のS1),
警備用の異常・アラームを表すデータの場合は(同S
2),パトライト・アラーム鳴動の動作をさせ(同S
3),異常状態画面を表示し(同S4),異常データの
集計(ログ)を行うと共に異常に対処するための連絡
(地域監視センターに対し警備員を異常発生店舗に派遣
する等)を行う(同S6)。
【0062】受信データが締切を要求するものであると
(図12のS7),売り上げ金額の集計を行い(同S
8),売り上げ伝票の作成(同S9),経理処理(同S
10)を行う。また,受信データが入金データである場
合は(同S12),受信データに含まれた入金金額によ
り入金機別の集計を行い(同S13),上記売り上げの
集計を行う。更に,受信データが集配データである場合
は,集配金額の集計を行い(同S14,S15),集配
伝票の作成を行って(同S16),経理処理(同S1
0)が行われる。受信データが何れの種別にも属さない
場合は,受信処理を終了する。
【0063】受信データについて経理処理を終了する
と,店舗コードマスタを検索する(図12のS11)。
すなわち,締めデータに含まれた入金機号機コード,店
舗コードによりマスタテーブルを検索する。
【0064】次に,図13に移行して,上記S11で検
索した店舗コードマスタ(図14参照)を更新する(図
13のS17)。この更新は,マスタテーブル内の店舗
コードマスタ(各店舗コードとその店舗に設置された入
金機の情報)と呼ばれるテーブルに,入金機に対する入
金,締め,集配等の実行状態が記録(ログ)される。
【0065】次に,顧客コードマスタ検索が実行される
(同S18)。これにより,顧客コードマスタ(各店舗
コードの店舗を経営する顧客のコード情報を備える)か
ら,当該店舗を経営する顧客を識別し,その顧客につい
て顧客コードマスタを更新(締めを行ったことを記録)
する(同S19)。この後,店舗別の売り上げの集計を
行い(同S20),更に顧客別の売り上げを集計する
(同21)。この顧客別の売り上げの集計で,同じ経営
会社(顧客)に属する複数の店舗の売り上げが集計され
る。次に,銀行コードマスタを検索し,顧客が契約して
いる銀行コード(銀行名と口座番号)をマスターテーブ
ルで検索する(同S22)。この結果銀行コードが検索
されたか判別し,検索されるとその指定銀行の口座への
送金(振り込み)を行う(同S26)。検索により銀行
コードが得られない場合,ユーザ(顧客)に問い合わせ
て,銀行コードが得られると新規銀行コードをマスター
テーブルに登録する(同S24,S25)。
【0066】図15はID管理の処理フローである。こ
の処理は主としてセンターの警備センターホストで実行
される。IDカードは,入金操作者による現金投入の資
格,締切操作者による投入された現金の合計を求めて締
切処理を行う資格,集配(金庫部の扉を開けて各金庫カ
セットの回収と装填をする資格)のそれぞれについてチ
ェックするために使用される。なお,入金操作と締切操
作に使用するIDカードは店舗側の操作者が保持し,集
配の操作に使用するIDカードはセンター側(集配会
社)の担当者が保持する。
【0067】このような,IDカード用のID(識別番
号)を登録する場合,警備センターホストの端末で登録
したいIDを入力する(図15のS1)。これに応じ
て,その登録は新規であるか判別し(同S2),新規の
場合はマスター(マスターテーブル)に登録する(同S
3)。新規でない場合,登録が以前のIDを更新するも
のであるか判別し(同S4),更新の場合は,入力され
たIDによりマスターを更新する(同S5)。IDの新
規登録と更新の場合は,対応するIDカードを発行する
(同S6)。新規,更新の何れでもない場合,削除であ
るか判別し(同S7),削除であればマスターを削除し
(同S8),何れでもない場合は処理を終了する。
【0068】IDカードを発行した時及びIDを削除し
た時は,発行帳票を出力し(図15のS9),IDコー
ドを店舗の入金機に送信する(同S10))。入金機側
ではIDコードを受信して保存し(同S11),以後の
入金機の処理においてそのIDコードを反映(チェック
に使用)する(同S12)。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば,店舗の担当者は入金機
へ売り上げの現金を入金するだけで,銀行に出向くこと
なく実質的に銀行へ入金したのと同様に取り扱われるた
め,現金輸送のための手間と時間を無くすと共に犯罪に
巻き込まれる可能性を少なくすることができる。また,
入金と同時にデータがセンターへ入金データが送信さ
れ,締めの操作で入金された金額の合計(売り上げ総
額)がセンターへ送られと,すみやかに店舗側の銀行口
座に売り上げの金額が振り込まれるので,店舗経営の上
で資金を有効に活用することが可能となる。
【0070】また,店舗及び入金機の警備情報がセンタ
ー側で一括して監視及び管理されるため,事故の発生に
対して迅速に対処して,防犯,防災を図ることが可能と
なる。また,金庫に現金が収納されると,集配を行う担
当者は,現金を取り扱うことなく現金が入った金庫カセ
ットを回収し,交換用の金庫カセットを金庫内に装填す
る作業を行うだけであり,現金を直接扱う必要がないた
め,迅速な集配が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例のシステム構成図である。
【図3】入金機の外観図である。
【図4】入金機の内部構成図である。
【図5】コントローラの説明図である。
【図6】センターの構成とネットワークの構成を示す図
である。
【図7】入金処理のフロー(その1)を示す図である。
【図8】入金処理のフロー(その2)を示す図である。
【図9】締切処理のフローを示す図である。
【図10】集配処理のフローを示す図である。
【図11】入金機とセンター間で送受される電文の例を
示す図である。
【図12】センターホストの受信処理のフロー(その
1)を示す図である。
【図13】センターホストの受信処理のフロー(その
2)を示す図である。
【図14】マスターテーブル(ファイル)のデータを示
す図である。
【図15】ID管理の処理フロー示す図である。
【図16】従来の警備システムの概要を示す図である。
【図17】従来の売り上げ金管理方法の説明図である。
【符号の説明】
1 店舗 2 入金機 2a 現金処理手段 2b データ処理手段 2c カード読取手段 2d 金庫手段 3 通信手段 4 警備手段 5 店舗の本社(または店舗経営者) 6 センター 6a 警備センター 6b 入金センター 7 銀行 8 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 繁彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 加藤 泰司 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 田中 隆比古 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 田村 純一 東京都千代田区外神田3丁目12番9号 日 本通運株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗の売り上げ金が入金される入金機と
    通信手段を備えた店舗側装置と,通信回線を介して各店
    舗側装置と接続されたセンターとで構成された店舗の現
    金管理システムにおいて,店舗の入金機は,店舗の売り
    上げの現金が入金のために投入されると,現金の識別と
    計数を行う現金処理手段と,計数された金額を記憶する
    と共に前記通信手段を介してセンターへ入金額及び店舗
    の識別子を含む入金データを送信する制御を行うデータ
    処理手段と,前記識別と計数を行った現金を収納する金
    庫手段とを備え,前記センターは前記入金機から送信さ
    れた入金データを受信すると,前記入金金額を店舗の識
    別子に対応する店舗側の銀行口座に対して入金する処理
    を行うと共に,前記店舗の入金機の金庫手段の現金を回
    収することを特徴とする店舗の現金管理システム。
  2. 【請求項2】 店舗の売り上げ金が入金される入金機と
    通信手段を備えた店舗側装置と,通信回線を介して各店
    舗側装置と接続されたセンターとで構成された現金管理
    システムにおいて,店舗の入金機は,店舗の売り上げの
    現金が入金のために投入されると,現金の識別と計数を
    行う現金処理手段と,計数された入金金額を記憶し,売
    り上げの締めを指示する操作入力に対し,前回の売り上
    げ締め以後に入金された金額の合計及び入金機の識別子
    を含む締めデータを送信するデータ処理手段を備え,前
    記センターは,締めデータを受信すると,前回の締めデ
    ータ受信以降に受信した入金データの合計金額を店舗側
    の銀行口座に対し入金する処理を行うことを特徴とする
    店舗の現金管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において,前記入金機
    の前記データ処理手段は,入金による金庫手段への入金
    時に金庫手段へ収納された現金の量が予め設定した量に
    なったことを検出すると,前記金庫の収納状態の表示と
    入金機の識別子を含むデータを前記センターへ送信し,
    前記センターは,前記金庫の収納状態を表すデータを受
    信すると,該当する入金機の所在を求めて現金回収の指
    示を発生することを特徴とする店舗の現金管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3において,前記センターは,前
    記入金機の所在を求めると,該入金機が各地域に設けら
    れた地域監視センターの何れの管理に属するかを識別し
    て,識別された地域監視センターの端末に対し金庫手段
    からの現金回収の指示を送信することを特徴とする店舗
    の現金管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において,前記入金機の金庫手
    段は,入金された現金の紙幣と硬貨をそれぞれ収納する
    交換可能な紙幣金庫カセットと硬貨金庫カセットとを備
    え,前記回収指示を受信した地域監視センターは,予め
    前記店舗で必要な釣り銭を格納した交換用の硬貨金庫カ
    セットと,空きの紙幣金庫カセットを備え,前記交換用
    の各金庫カセットを指示された店舗の入金機に装填され
    た各金庫カセットと交換することを特徴とする店舗の現
    金管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5において,前記入金機
    は,現金回収の操作入力に対し,有資格者であることを
    確認すると金庫手段の扉を開くと共にタイマ監視手段の
    起動と,センターへの回収開始を送信し,前記タイマ監
    視手段による設定時間内に前記金庫カセットの回収を終
    了したことを表す信号を検知しないと,当該入金機の識
    別子を含む警報データを前記通信手段により送信する制
    御を行うことを特徴とする店舗の現金管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において,前記警報データを受
    信したセンターは,警報データに含まれる入金機のコー
    ドを用いて警報を発生した入金機の所在を求め,求めら
    れた所在を含む情報を警備員の駐在場所の端末へ通知す
    ることを特徴とする店舗の現金管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6において,前記入金機に
    カード読取手段を備え,入金機への現金の入金操作及び
    売り上げの締切の操作及び現金回収の操作について,そ
    れぞれの操作を許可する識別(ID)コードを予め前記
    入金機に登録し,操作の指示と共に操作者の識別カード
    が前記カード読取手段により読取られるとその識別コー
    ドが前記登録された識別コードであるか確認し,それぞ
    れの処理または操作の許否を制御することを特徴とする
    店舗の現金管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至5において,店舗に複数の
    防犯用のセンサの出力が入力されて異常発生を検出する
    警備手段を備え,センターは入金,締め及び現金回収の
    処理を行う入金センターと各店舗の状態を監視する警備
    センターとで構成され,前記警備手段は異常の発生を検
    出すると店舗の識別コードを含む警報信号を前記通信手
    段からセンターの前記警備センターへ送信し,前記警備
    センターは,前記警報信号を受信すると店舗の所在を求
    めてその店舗を管理する地域監視センターを識別し,識
    別された地域監視センターに対し前記警報を発生した店
    舗の警備の指示を送信することを特徴とする店舗の現金
    管理システム。
  10. 【請求項10】 店舗内に設置されて売り上げの現金が
    入金される店舗の現金管理システムの入金機において,
    前記入金機は,入金された金額を所定の銀行口座へ入金
    処理を行う遠隔のセンターと通信回線を介して接続され
    た通信手段とのインタフェース,操作種別を入力する操
    作キーと,現金が投入されると,紙幣・硬貨の各種別に
    応じて計数を行う手段と,計数結果を入金データとして
    記憶する記憶手段と,投入された紙幣及び硬貨をそれぞ
    れ紙幣金庫カセットと硬貨金庫カセットへ収納する金庫
    部と,前記センターへ店舗及び入金機の識別コードと共
    に入金データを送信する処理手段を備えることを特徴と
    する店舗の現金管理システムの入金機。
  11. 【請求項11】 請求項10において,前記記憶手段
    は,複数回に渡って投入された現金の計数結果の合計金
    額を記憶し,前記処理手段は売り上げの締切を指示する
    操作入力により前記記憶手段の売り上げの合計金額を送
    信することを特徴とする店舗の現金管理システムの入金
    機。
  12. 【請求項12】 請求項10において,前記処理手段
    は,金庫への入金時に収納された現金の量が一定量であ
    ることを検出すると,センターに対し当該入金機の識別
    コードを含む現金の回収要求を表すデータを送信するこ
    とを特徴とする店舗の現金管理システムの入金機。
JP16577895A 1995-06-30 1995-06-30 現金管理システム,現金集配会社のセンター及び入金および現金の集配の処理方法 Expired - Lifetime JP3542051B2 (ja)

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