JP2774206B2 - 自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法 - Google Patents
自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動取引装置から顧客
に支払われる現金を顧客が取り忘れた場合の制御方法に
関する。
に支払われる現金を顧客が取り忘れた場合の制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動取引装置において、排出され
る現金を顧客が取り忘れている場合、一定時間(約60
秒)の時間監視を行い、一定時間経過すると現金受取口
のシャッターが閉まり、その現金は再計数され、自動取
引装置内部の現金取り忘れボックスに収納していた。
る現金を顧客が取り忘れている場合、一定時間(約60
秒)の時間監視を行い、一定時間経過すると現金受取口
のシャッターが閉まり、その現金は再計数され、自動取
引装置内部の現金取り忘れボックスに収納していた。
【0003】そして、同日中に顧客が取り忘れに気付い
た場合は、行員が自動取引装置の扉を開け、取り込みボ
ックスの中にある現金を返却することで対応していた。
また、顧客が取り忘れに気付かなかった場合は、後日、
金融機関側は現金取り忘れがあった情報をもとに、取り
忘れた顧客の口座残高を元に戻すという訂正処置を施し
ていた。
た場合は、行員が自動取引装置の扉を開け、取り込みボ
ックスの中にある現金を返却することで対応していた。
また、顧客が取り忘れに気付かなかった場合は、後日、
金融機関側は現金取り忘れがあった情報をもとに、取り
忘れた顧客の口座残高を元に戻すという訂正処置を施し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の従来技術によれば、内部に取り込むまでの時
間、顧客がいるいないにかかわらず、一定時間現金を露
出した状態のままであり、他の客が容易に取ることがで
きる危険性がある。また、同日中に顧客が取り忘れに気
付いた場合は、行員の手による対応が必要となるという
問題があった。特に、無人の設置場所においては、行員
が現地に出向かねばならならず、手間は増大する。
た構成の従来技術によれば、内部に取り込むまでの時
間、顧客がいるいないにかかわらず、一定時間現金を露
出した状態のままであり、他の客が容易に取ることがで
きる危険性がある。また、同日中に顧客が取り忘れに気
付いた場合は、行員の手による対応が必要となるという
問題があった。特に、無人の設置場所においては、行員
が現地に出向かねばならならず、手間は増大する。
【0005】
【0006】さらに、本発明は、本取引の顧客が立ち去
った場合には取り忘れ現金を直ちに取り込む構成を得
て、他の顧客が取り忘れ現金に触れることができないよ
うにし、取り忘れ現金に係る防犯性を高めることを目的
とする。
った場合には取り忘れ現金を直ちに取り込む構成を得
て、他の顧客が取り忘れ現金に触れることができないよ
うにし、取り忘れ現金に係る防犯性を高めることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の1つは、上位装置に接続した自動取引装置
の支払い現金取り忘れ時の制御方法において、自動取引
装置の現金受取口に排出した支払い現金の取り忘れが発
生した場合、その取り忘れ現金を取り出し機構を具備し
た一時取り込みボックスへ取り込み、その現金の金額と
取り忘れた顧客を特定する情報を取り忘れ情報として前
記上位装置に送信し、その後、同一の自動取引装置にお
いて、顧客が取り忘れ現金再排出の指定を行うと共に、
自身を特定する情報及び取り忘れ現金の金額を入力する
と、その情報を前記上位装置に送信し、上位装置で保持
している取り忘れ情報をサーチして、一致している情報
があった場合、前記自動取引装置の前記一時取り込みボ
ックス内の現金を取り出して現金受取口から顧客に返却
することを特徴とする。
め、本発明の1つは、上位装置に接続した自動取引装置
の支払い現金取り忘れ時の制御方法において、自動取引
装置の現金受取口に排出した支払い現金の取り忘れが発
生した場合、その取り忘れ現金を取り出し機構を具備し
た一時取り込みボックスへ取り込み、その現金の金額と
取り忘れた顧客を特定する情報を取り忘れ情報として前
記上位装置に送信し、その後、同一の自動取引装置にお
いて、顧客が取り忘れ現金再排出の指定を行うと共に、
自身を特定する情報及び取り忘れ現金の金額を入力する
と、その情報を前記上位装置に送信し、上位装置で保持
している取り忘れ情報をサーチして、一致している情報
があった場合、前記自動取引装置の前記一時取り込みボ
ックス内の現金を取り出して現金受取口から顧客に返却
することを特徴とする。
【0008】また、本発明の別の1つは、上位装置に接
続した自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法
において、自動取引装置の現金受取口に排出した支払い
現金の取り忘れが発生した場合、その取り忘れ現金を再
計数することにより支払い時の現金との一致を確認して
装置内の入出金金庫に取り込み、その現金の金額と取り
忘れた顧客を特定する情報を取り忘れ情報として前記上
位装置に送信し、その後、前記上位装置と接続した自動
取引装置の何れかにおいて、顧客が取り忘れ現金再排出
の指定を行うと共に、自身を特定する情報及び取り忘れ
現金の金額を入力すると、その情報を前記上位装置に送
信し、上位装置で保持している取り忘れ情報をサーチし
て、一致している情報があった場合、前記自動取引装置
は取り忘れ現金と同等の現金を装置内の入出金金庫から
出金して現金受取口から顧客に支払うことを特徴とす
る。
続した自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法
において、自動取引装置の現金受取口に排出した支払い
現金の取り忘れが発生した場合、その取り忘れ現金を再
計数することにより支払い時の現金との一致を確認して
装置内の入出金金庫に取り込み、その現金の金額と取り
忘れた顧客を特定する情報を取り忘れ情報として前記上
位装置に送信し、その後、前記上位装置と接続した自動
取引装置の何れかにおいて、顧客が取り忘れ現金再排出
の指定を行うと共に、自身を特定する情報及び取り忘れ
現金の金額を入力すると、その情報を前記上位装置に送
信し、上位装置で保持している取り忘れ情報をサーチし
て、一致している情報があった場合、前記自動取引装置
は取り忘れ現金と同等の現金を装置内の入出金金庫から
出金して現金受取口から顧客に支払うことを特徴とす
る。
【0009】また、前記それぞれの発明において、自動
取引装置の現金受取口に排出した支払い現金の取り忘れ
を監視し、顧客が支払い現金を取り忘れ、前記自動取引
装置に設けた近接センサにより当該取引を操作していた
顧客の立ち去りを検知した場合、自動取引装置はこの取
り忘れ現金をただちに装置内へ取り込むことを特徴とす
る。
取引装置の現金受取口に排出した支払い現金の取り忘れ
を監視し、顧客が支払い現金を取り忘れ、前記自動取引
装置に設けた近接センサにより当該取引を操作していた
顧客の立ち去りを検知した場合、自動取引装置はこの取
り忘れ現金をただちに装置内へ取り込むことを特徴とす
る。
【0010】
【作用】以上の構成により、前者の発明は、通常の支払
い取引により現金を現金受取口に排出し、その現金を顧
客が取り忘れた場合、その現金の金額と取り忘れた顧客
を特定する情報を取り忘れ情報として前記上位装置に送
信し、その後、同一の自動取引装置において、顧客が取
り忘れ現金の再排出の指定を行うと共に、自身を特定す
る情報及び取り忘れ現金の金額を入力すると、その情報
を前記上位装置に送信し、上位装置で保持している取り
忘れ情報をサーチして、一致している情報があった場
合、前記自動取引装置の前記一時取り込みボックス内の
現金を取り出して現金受取口から顧客に返却する。
い取引により現金を現金受取口に排出し、その現金を顧
客が取り忘れた場合、その現金の金額と取り忘れた顧客
を特定する情報を取り忘れ情報として前記上位装置に送
信し、その後、同一の自動取引装置において、顧客が取
り忘れ現金の再排出の指定を行うと共に、自身を特定す
る情報及び取り忘れ現金の金額を入力すると、その情報
を前記上位装置に送信し、上位装置で保持している取り
忘れ情報をサーチして、一致している情報があった場
合、前記自動取引装置の前記一時取り込みボックス内の
現金を取り出して現金受取口から顧客に返却する。
【0011】また、後者の発明では、通常の支払い取引
により現金を現金受取口に排出し、その現金を顧客が取
り忘れた場合、その取り忘れ現金を再計数することによ
り支払い時の現金との一致を確認した後、装置内の入出
金金庫に取り込んで、その現金の金額と取り忘れた顧客
を特定する情報を取り忘れ情報として前記上位装置に送
信し、その後、前記上位装置と接続した自動取引装置の
何れかにおいて顧客が取り忘れ現金再排出の指定を行う
と共に、自身を特定する情報及び取り忘れ現金の金額を
入力すると、その情報を前記上位装置に送信し、上位装
置で保持している取り忘れ情報をサーチして、一致して
いる情報があった場合、前記自動取引装置は取り忘れ現
金と同等の現金を装置内の入出金金庫から出金して現金
受取口から顧客に支払う。
により現金を現金受取口に排出し、その現金を顧客が取
り忘れた場合、その取り忘れ現金を再計数することによ
り支払い時の現金との一致を確認した後、装置内の入出
金金庫に取り込んで、その現金の金額と取り忘れた顧客
を特定する情報を取り忘れ情報として前記上位装置に送
信し、その後、前記上位装置と接続した自動取引装置の
何れかにおいて顧客が取り忘れ現金再排出の指定を行う
と共に、自身を特定する情報及び取り忘れ現金の金額を
入力すると、その情報を前記上位装置に送信し、上位装
置で保持している取り忘れ情報をサーチして、一致して
いる情報があった場合、前記自動取引装置は取り忘れ現
金と同等の現金を装置内の入出金金庫から出金して現金
受取口から顧客に支払う。
【0012】さらに、前記両発明において、自動取引装
置の現金受取口に排出した支払い現金の取り忘れを監視
し、顧客が支払い現金を取り忘れ、前記自動取引装置に
設けた近接センサにより当該取引を操作していた顧客の
立ち去りを検知した場合、自動取引装置はこの取り忘れ
現金をただちに装置内へ取り込むようにする。
置の現金受取口に排出した支払い現金の取り忘れを監視
し、顧客が支払い現金を取り忘れ、前記自動取引装置に
設けた近接センサにより当該取引を操作していた顧客の
立ち去りを検知した場合、自動取引装置はこの取り忘れ
現金をただちに装置内へ取り込むようにする。
【0013】
【実施例】以下図面に従って実施例を説明する。図1,
図2は本発明の第1の実施例を示すフローチャートであ
り、図1は支払取引処理、図2は取り忘れ現金再排出処
理を示す。また、図1と図2を合わせて図7とし、この
図7を本願の選択図面とし、図7(A)は図1、同図
(B)は図2を示している。図3は同実施例の自動取引
装置の構成を示すブロック図、図4は同実施例のシステ
ム形態を示すブロック図である。
図2は本発明の第1の実施例を示すフローチャートであ
り、図1は支払取引処理、図2は取り忘れ現金再排出処
理を示す。また、図1と図2を合わせて図7とし、この
図7を本願の選択図面とし、図7(A)は図1、同図
(B)は図2を示している。図3は同実施例の自動取引
装置の構成を示すブロック図、図4は同実施例のシステ
ム形態を示すブロック図である。
【0014】まず、図3において、1は自動取引装置、
2は支払い現金を排出する現金受取口、3は取り忘れ現
金を収納する一時取り込みボックス、4は光学的に顧客
の近接を検知する近接センサ、5は出金用紙幣を収納す
る金種別の金庫、6は自動取引装置1の各要素の動作制
御を行う制御部である。図4において、11は自動取引
装置1にオンライン接続したセンタコンピュータ、12
は自動取引装置1に公衆網13を介して接続した監視シ
ステム、14は公衆網13への接続アダプタである。
2は支払い現金を排出する現金受取口、3は取り忘れ現
金を収納する一時取り込みボックス、4は光学的に顧客
の近接を検知する近接センサ、5は出金用紙幣を収納す
る金種別の金庫、6は自動取引装置1の各要素の動作制
御を行う制御部である。図4において、11は自動取引
装置1にオンライン接続したセンタコンピュータ、12
は自動取引装置1に公衆網13を介して接続した監視シ
ステム、14は公衆網13への接続アダプタである。
【0015】監視システムは、その金融機関の設置する
全自動取引装置1の各々の状態を監視,把握するシステ
ムであり、図4に示す如く、CRT15,キーボード1
6,記憶部17、プリンタ18等を備えている。以下
に、図1,図2のフローチャートに従って本実施例の動
作を説明する。まず、通常の支払い取引により現金を排
出する(SA1〜SA9)。顧客に受け取られない場合
(SA10)、近接センサ4により顧客が立ち去ったか
を判別し(SA11)、顧客がいる間は従来通り画面及
び音声にて誘導を行い、一定時間の時間監視を行う(S
A12)。
全自動取引装置1の各々の状態を監視,把握するシステ
ムであり、図4に示す如く、CRT15,キーボード1
6,記憶部17、プリンタ18等を備えている。以下
に、図1,図2のフローチャートに従って本実施例の動
作を説明する。まず、通常の支払い取引により現金を排
出する(SA1〜SA9)。顧客に受け取られない場合
(SA10)、近接センサ4により顧客が立ち去ったか
を判別し(SA11)、顧客がいる間は従来通り画面及
び音声にて誘導を行い、一定時間の時間監視を行う(S
A12)。
【0016】顧客が現金を取り忘れて、近接センサ4の
検知結果から顧客が立ち去ったと判断した場合には、直
ちに取引金額とカードストライプ内容と暗証番号を支払
い取引時の現金取り忘れ情報として監視システム12の
記憶部17に格納し(SA13)、現金を一時取り込み
ボックス3へ取り込む(SA14)。その後、受け取り
忘れに気付いた顧客が、同一自動取引装置1において取
り忘れ現金再排出の機能を選択し(SB1)、カードを
挿入し(SB2)、暗証入力後(SB3)、取引金額を
入力する(SB4)。すると、自動取引装置1はそれら
のデータを監視システム12に送信し(SB5)、監視
システム12側では、記憶部17に保持していた現金取
り忘れ情報を照合し(SB6)、一致していれば、監視
システム12からの遠隔操作により、前記一時取り込み
ボックス3に保管してある取り忘れ現金を分離繰り出
し、計数して、現金受取口2に送り顧客に返却する(S
B7)。現金取り忘れ情報が一致しない場合は、その旨
自動取引装置1が画面とレシートで顧客に支払えないこ
とを通知する(SB9)。
検知結果から顧客が立ち去ったと判断した場合には、直
ちに取引金額とカードストライプ内容と暗証番号を支払
い取引時の現金取り忘れ情報として監視システム12の
記憶部17に格納し(SA13)、現金を一時取り込み
ボックス3へ取り込む(SA14)。その後、受け取り
忘れに気付いた顧客が、同一自動取引装置1において取
り忘れ現金再排出の機能を選択し(SB1)、カードを
挿入し(SB2)、暗証入力後(SB3)、取引金額を
入力する(SB4)。すると、自動取引装置1はそれら
のデータを監視システム12に送信し(SB5)、監視
システム12側では、記憶部17に保持していた現金取
り忘れ情報を照合し(SB6)、一致していれば、監視
システム12からの遠隔操作により、前記一時取り込み
ボックス3に保管してある取り忘れ現金を分離繰り出
し、計数して、現金受取口2に送り顧客に返却する(S
B7)。現金取り忘れ情報が一致しない場合は、その旨
自動取引装置1が画面とレシートで顧客に支払えないこ
とを通知する(SB9)。
【0017】なお、現金返却の遠隔操作はセンタコンピ
ュータ11が行っても良い。図5,図6は本発明の第2
の実施例を示すフローチャートであり、第2の実施例に
おける自動取引装置の構成、システム形態は図3,図4
に示したものと同一であるので説明は省略し、符号も同
一のものを用いる。ただし、本実施例の説明においては
第1の実施例で示した近接センサ4を使用したセキュリ
ティの作用は省略する。
ュータ11が行っても良い。図5,図6は本発明の第2
の実施例を示すフローチャートであり、第2の実施例に
おける自動取引装置の構成、システム形態は図3,図4
に示したものと同一であるので説明は省略し、符号も同
一のものを用いる。ただし、本実施例の説明においては
第1の実施例で示した近接センサ4を使用したセキュリ
ティの作用は省略する。
【0018】以下に、図5,図6のフローチャートに従
って本実施例の動作を説明する。まず、通常の支払い取
引により現金を排出する(SC1〜SC9)。支払い現
金が顧客に受け取られない場合(SC10)、現金受取
口2にある現金を再計数し、支払い現金との一致を確認
し(SC11)、その金額とカードストライプ内容と暗
証番号を支払い取引時の現金取り忘れ情報として監視シ
ステム12の記憶部17に格納しておく(SC12)。
なお、支払い現金との一致が見られない場合は、再支払
いの対象とはならずに、従来通りの取り扱いとなる。そ
の後に、取り忘れた現金を自動取引装置1内部へ取り込
み(SC13)、その取引処理を終了する。
って本実施例の動作を説明する。まず、通常の支払い取
引により現金を排出する(SC1〜SC9)。支払い現
金が顧客に受け取られない場合(SC10)、現金受取
口2にある現金を再計数し、支払い現金との一致を確認
し(SC11)、その金額とカードストライプ内容と暗
証番号を支払い取引時の現金取り忘れ情報として監視シ
ステム12の記憶部17に格納しておく(SC12)。
なお、支払い現金との一致が見られない場合は、再支払
いの対象とはならずに、従来通りの取り扱いとなる。そ
の後に、取り忘れた現金を自動取引装置1内部へ取り込
み(SC13)、その取引処理を終了する。
【0019】その後、受け取り忘れに気付いた顧客が、
同一店舗内の自動取引装置1のどれかにおいて取り忘れ
現金再排出の機能を選択し(SD1)、カードを挿入し
(SD2)、暗証入力後(SD3)、取り忘れた現金の
金額を入力する(SD4)。すると、自動取引装置1は
それらのデータを監視システム12に送信し(SD
5)、監視システム12側では、以前から記憶部17に
保持していた現金取り忘れ情報を照合し(SD6)、一
致していれば、その旨自動取引装置1へ通知し、取り忘
れた金額分の現金を各金種別の金庫5より出金し、現金
受取口2へ排出する(SD7)。現金取り忘れ情報が一
致しない場合は、その旨自動取引装置1が画面とレシー
トで顧客に支払えないことを通知する(SD9)。
同一店舗内の自動取引装置1のどれかにおいて取り忘れ
現金再排出の機能を選択し(SD1)、カードを挿入し
(SD2)、暗証入力後(SD3)、取り忘れた現金の
金額を入力する(SD4)。すると、自動取引装置1は
それらのデータを監視システム12に送信し(SD
5)、監視システム12側では、以前から記憶部17に
保持していた現金取り忘れ情報を照合し(SD6)、一
致していれば、その旨自動取引装置1へ通知し、取り忘
れた金額分の現金を各金種別の金庫5より出金し、現金
受取口2へ排出する(SD7)。現金取り忘れ情報が一
致しない場合は、その旨自動取引装置1が画面とレシー
トで顧客に支払えないことを通知する(SD9)。
【0020】なお、本実施例では現金取り忘れ情報の記
憶と照合を監視システムで行うが、営業店の複数台につ
いての情報を持つファイルサーバーにより行っても良
い。
憶と照合を監視システムで行うが、営業店の複数台につ
いての情報を持つファイルサーバーにより行っても良
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、上位装置
に接続した自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御
方法において、自動取引装置の現金受取口に排出した支
払い現金の取り忘れが発生した場合、その取り忘れ現金
を取り出し機構を具備した一時取り込みボックスへ取り
込み、その現金の金額と取り忘れた顧客を特定する情報
を取り忘れ情報として前記上位装置に送信し、その後、
同一の自動取引装置において、顧客が取り忘れ現金再排
出の指定を行うと共に、自身を特定する情報及び取り忘
れ現金の金額を入力すると、その情報を前記上位装置に
送信し、上位装置で保持している取り忘れ情報をサーチ
して、一致している情報があった場合、前記自動取引装
置の前記一時取り込みボックス内の現金を取り出して現
金受取口から顧客に返却するようにしているため、同一
の自動取引装置における顧客の取り忘れ現金再排出の指
定に従い、一旦保管した取り忘れ現金を自動的に返却す
ることができる。
に接続した自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御
方法において、自動取引装置の現金受取口に排出した支
払い現金の取り忘れが発生した場合、その取り忘れ現金
を取り出し機構を具備した一時取り込みボックスへ取り
込み、その現金の金額と取り忘れた顧客を特定する情報
を取り忘れ情報として前記上位装置に送信し、その後、
同一の自動取引装置において、顧客が取り忘れ現金再排
出の指定を行うと共に、自身を特定する情報及び取り忘
れ現金の金額を入力すると、その情報を前記上位装置に
送信し、上位装置で保持している取り忘れ情報をサーチ
して、一致している情報があった場合、前記自動取引装
置の前記一時取り込みボックス内の現金を取り出して現
金受取口から顧客に返却するようにしているため、同一
の自動取引装置における顧客の取り忘れ現金再排出の指
定に従い、一旦保管した取り忘れ現金を自動的に返却す
ることができる。
【0022】また、本発明は、上位装置に接続した自動
取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法において、
自動取引装置の現金受取口に排出した支払い現金の取り
忘れが発生した場合、その取り忘れ現金を再計数するこ
とにより支払い時の現金との一致を確認して装置内の入
出金金庫に取り込み、その現金の金額と取り忘れた顧客
を特定する情報を取り忘れ情報として前記上位装置に送
信し、その後、前記上位装置と接続した自動取引装置の
何れかにおいて、顧客が取り忘れ現金再排出の指定を行
うと共に、自身を特定する情報及び取り忘れ現金の金額
を入力すると、その情報を前記上位装置に送信し、上位
装置で保持している取り忘れ情報をサーチして、一致し
ている情報があった場合、前記自動取引装置は取り忘れ
現金と同等の現金を装置内の入出金金庫から出金して現
金受取口から顧客に支払うようにしているため、同一営
業店内の自動取引装置における顧客の取り忘れ現金再排
出の指定に従い、取り忘れ現金を上位装置に対しオフラ
イン処理で返却することができる。
取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法において、
自動取引装置の現金受取口に排出した支払い現金の取り
忘れが発生した場合、その取り忘れ現金を再計数するこ
とにより支払い時の現金との一致を確認して装置内の入
出金金庫に取り込み、その現金の金額と取り忘れた顧客
を特定する情報を取り忘れ情報として前記上位装置に送
信し、その後、前記上位装置と接続した自動取引装置の
何れかにおいて、顧客が取り忘れ現金再排出の指定を行
うと共に、自身を特定する情報及び取り忘れ現金の金額
を入力すると、その情報を前記上位装置に送信し、上位
装置で保持している取り忘れ情報をサーチして、一致し
ている情報があった場合、前記自動取引装置は取り忘れ
現金と同等の現金を装置内の入出金金庫から出金して現
金受取口から顧客に支払うようにしているため、同一営
業店内の自動取引装置における顧客の取り忘れ現金再排
出の指定に従い、取り忘れ現金を上位装置に対しオフラ
イン処理で返却することができる。
【0023】これにより、両発明とも一旦取り込んだ取
り忘れ現金を自動的に返却することが可能となり、支払
い現金取り忘れに係わる処理を簡略化し、行員の手間を
大幅に削減するという効果が得られ、しかも取り忘れ現
金を入出金金庫内に収納する場合は、この取り忘れ現金
を装置の資金として還流し,運用することが可能とな
り、資金効率を高めることができるという効果も得られ
る。さらに、本発明は、自動取引装置の現金受取口に排
出した支払い現金の取り忘れを監視し、顧客が支払い現
金を取り忘れ、前記自動取引装置に設けた近接センサに
より当該取引を操作していた顧客の立ち去りを検知した
場合、自動取引装置はこの取り忘れ現金をただちに装置
内へ取り込むようにしているため、他の顧客が取り忘れ
現金に触れることができなくなり、これにより取り忘れ
現金に係る防犯性が向上するという効果がある。
り忘れ現金を自動的に返却することが可能となり、支払
い現金取り忘れに係わる処理を簡略化し、行員の手間を
大幅に削減するという効果が得られ、しかも取り忘れ現
金を入出金金庫内に収納する場合は、この取り忘れ現金
を装置の資金として還流し,運用することが可能とな
り、資金効率を高めることができるという効果も得られ
る。さらに、本発明は、自動取引装置の現金受取口に排
出した支払い現金の取り忘れを監視し、顧客が支払い現
金を取り忘れ、前記自動取引装置に設けた近接センサに
より当該取引を操作していた顧客の立ち去りを検知した
場合、自動取引装置はこの取り忘れ現金をただちに装置
内へ取り込むようにしているため、他の顧客が取り忘れ
現金に触れることができなくなり、これにより取り忘れ
現金に係る防犯性が向上するという効果がある。
【図1】第1の実施例を示すフローチャートである。
【図2】第1の実施例を示すフローチャートである。
【図3】第1の実施例の自動取引装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】第1の実施例のシステム形態を示すブロック図
である。
である。
【図5】第2の実施例を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施例を示すフローチャートである。
【図7】図1と図2を合わせた本願選択図である。
1 自動取引装置 2 現金受取口 3 一時取り込みボックス 4 近接センサ 5 金庫 6 制御部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 1/00 341 G07D 1/00 381 G06F 19/00
Claims (3)
- 【請求項1】 上位装置に接続した自動取引装置の支払
い現金取り忘れ時の制御方法において、自動取引装置の現金受取口に排出した 支払い現金の取り
忘れが発生した場合、その取り忘れ現金を取り出し機構
を具備した一時取り込みボックスへ取り込み、その現金
の金額と取り忘れた顧客を特定する情報を取り忘れ情報
として前記上位装置に送信し、 その後、同一の自動取引装置において、顧客が取り忘れ
現金再排出の指定を行うと共に、自身を特定する情報及
び取り忘れ現金の金額を入力すると、その情報を前記上
位装置に送信し、 上位装置で 保持している取り忘れ情報をサーチして、一
致している情報があった場合、前記自動取引装置の前記
一時取り込みボックス内の現金を取り出して現金受取口
から顧客に返却することを特徴とする自動取引装置の支
払い現金取り忘れ時の制御方法。 - 【請求項2】 上位装置に接続した自動取引装置の支払
い現金取り忘れ時の制御方法において、自動取引装置の現金受取口に排出した 支払い現金の取り
忘れが発生した場合、その取り忘れ現金を再計数するこ
とにより支払い時の現金との一致を確認して装置内の入
出金金庫に取り込み、その現金の金額と取り忘れた顧客
を特定する情報を取り忘れ情報として前記上位装置に送
信し、 その後、前記上位装置と接続した自動取引装置の何れか
において、顧客が取り忘れ現金再排出の指定を行うと共
に、自身を特定する情報及び取り忘れ現金の金額を入力
すると、その情報を前記上位装置に送信し、 上位装置で保持している 取り忘れ情報をサーチして、一
致している情報があった場合、前記自動取引装置は取り
忘れ現金と同等の現金を装置内の入出金金庫から出金し
て現金受取口から顧客に支払うことを特徴とする自動取
引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法。 - 【請求項3】 自動取引装置の現金受取口に排出した支
払い現金の取り忘れを監視し、顧客が支払い現金を取り
忘れ、前記自動取引装置に設けた近接センサにより当該
取引を操作していた顧客の立ち去りを検知した場合、自
動取引装置はこの取り忘れ現金をただちに装置内へ取り
込むことを特徴とする請求項1項または2項記載の自動
取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30946091A JP2774206B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30946091A JP2774206B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05143821A JPH05143821A (ja) | 1993-06-11 |
JP2774206B2 true JP2774206B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=17993262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30946091A Expired - Fee Related JP2774206B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 自動取引装置の支払い現金取り忘れ時の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2774206B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105023346A (zh) * | 2015-08-03 | 2015-11-04 | 昆山古鳌电子机械有限公司 | 纸张类处理装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4110666B2 (ja) * | 1999-05-10 | 2008-07-02 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
JP6153876B2 (ja) * | 2014-01-30 | 2017-06-28 | 富士通フロンテック株式会社 | 自動取引装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04182891A (ja) * | 1990-11-19 | 1992-06-30 | Hitachi Ltd | 現金自動取引装置 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP30946091A patent/JP2774206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105023346A (zh) * | 2015-08-03 | 2015-11-04 | 昆山古鳌电子机械有限公司 | 纸张类处理装置 |
CN105023346B (zh) * | 2015-08-03 | 2018-01-12 | 昆山古鳌电子机械有限公司 | 纸张类处理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05143821A (ja) | 1993-06-11 |
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