JP4823773B2 - 現金カセット監視システム - Google Patents

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本発明は、現金を現金カセットに入れて運搬する場合に用いて好適な現金カセット監視システムに関する。
例えば、百貨店、大規模スーパーマーケット等においては、各売り場の売上金の入金管理を行うために、管理エリアに複数台の入金機を設置して、各店舗から適宜のタイミングで売上金を適宜の入金機に入金することが行われている。このシステムでは、別途警備会社の担当者が、適宜のタイミングで入金機から現金を回収する作業を行うことになるが、このような作業を安全かつ簡単に行うために、入金機から現金カセットごと現金を回収し、代わりに空の現金カセットを入金機に装填する技術がある(例えば特許文献1参照)。
特開平9−16691号公報
上記のように入金機から現金カセットを回収する際には、その持ち出し管理を行う必要があるが、このような持ち出し管理を行う場合に、管理データと実際に持ち出す現金カセットとが整合していないと、管理上問題が発生してしまう。
したがって、本発明は、所定のエリアに設置された複数の入金機から選択的に現金カセットを持ち出す際に、入力された管理データと整合しない状態で現金カセットが持ち出されることを防止できる現金カセット監視システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、所定のエリア内に配置された複数の入金機と、これら複数の入金機に装填されるとともに、個別の監視用カセットID情報を有するRFIDインレットがそれぞれ取り付けられた複数の現金カセットと、前記複数の現金カセットのうち取り出す現金カセットの入力用カセットID情報が入力される管理機と、前記エリアの出入口近傍に設けられ前記現金カセットのRFIDインレットから監視用カセットID情報を読み取るゲート用RFIDリーダと、前記出入口のドアをロックするドアロック手段と、前記ゲート用RFIDリーダで検出した監視用カセットID情報から、前記管理機に入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報を確認した場合に、前記ドアロック手段で前記ドアをロック状態とする制御手段とを有することを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、警報を発生する警報手段を有し、前記制御手段は、前記ゲート用RFIDリーダで検出した監視用カセットID情報から、前記管理機に入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報を確認した場合に、前記警報手段に警報を発生させることを特徴としている。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記管理機は、認証手段を有しており、該認証手段で適正な認証が行われた場合に限り、持ち出す前記現金カセットの入力用カセットID情報の入力を許可することを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、前記複数の入金機のそれぞれのカセット装填部には、装填される前記現金カセットの前記RFIDインレットから監視用カセットID情報を読み取り可能な装填部RFIDリーダが設けられており、且つ、前記複数の入金機と前記管理機とは通信可能とされていることを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、前記管理機は、入力用カセットID情報として前記現金カセットを取り出す入金機の個別の入金機ID情報と全指定の選択が入力されると、当該入金機に装填されているすべての前記現金カセットの前記RFIDインレットから前記装填部RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取ることを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に係る発明において、前記ゲート用RFIDリーダは、作業者の作業者ID情報を読み取り可能であり、前記ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、該監視用カセットID情報に、該監視用カセットID情報の読み取りに関連して読み取った作業者ID情報を関連付けして記憶する記憶手段を有することを特徴としている。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に係る発明において、前記ゲート用RFIDリーダは、作業者の作業者ID情報を読み取り可能であり、前記制御手段は、前記ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、該監視用カセットID情報の読み取りに関連して前記ゲート用RFIDリーダで作業者ID情報を読み取れない場合に、前記ドアロック手段で前記ドアをロック状態とすることを特徴としている。
請求項8に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に係る発明において、前記管理機は、作業者の作業者ID情報を読み取り可能な作業者登録用RFIDリーダを有しており、入力された入力用カセットID情報と、該入力用カセットID情報の入力に関連して前記作業者登録用RFIDリーダで読み取られた作業者ID情報とを関連付けして事前登録する記憶手段を有することを特徴としている。
請求項9に係る発明は、請求項8に係る発明において、前記ゲート用RFIDリーダは、作業者の作業者ID情報を読み取り可能であり、前記制御手段は、前記ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、該監視用カセットID情報と、該監視用カセットID情報の読み取りに関連して前記ゲート用RFIDリーダで読み取った作業者ID情報との組み合わせが事前登録した内容と不一致の場合に、前記ドアロック手段で前記ドアをロック状態とすることを特徴としている。
請求項10に係る発明は、請求項9に係る発明において、警報を発生する警報手段を有し、前記制御手段は、前記ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、該監視用カセットID情報と、該監視用カセットID情報の読み取りに関連して前記ゲート用RFIDリーダで読み取った作業者ID情報との組み合わせが事前登録した内容と不一致の場合に、前記警報手段に警報を発生させることを特徴としている。
請求項11に係る発明は、請求項1乃至10のいずれか一項に係る発明において、前記ゲート用RFIDリーダが、前記出入り口への入出方向に沿って複数配置されていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、所定のエリア内に設置された複数の入金機の中から所定の現金カセットを持ち出すに当たって、持ち出すべき所定の現金カセットの入力用カセットID情報を管理機に入力する。そして、現金カセットを持ち出そうとゲート用RFIDリーダに近づくと、持ち出そうとした現金カセットの監視用カセットID情報をゲート用RFIDリーダが読み取る。制御手段は、ゲート用RFIDリーダで検出した監視用カセットID情報から、管理機に入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報を確認した場合に、ドアロック手段でドアをロック状態とする。このように出入口のドアをロックして、管理機に入力された入力用カセットID情報に対応する監視用カセットID情報を有する現金カセットではない現金カセットの持ち出しを規制することになる。したがって、複数の入金機から選択的に現金カセットを持ち出す際に、入力された管理データと整合しない状態で現金カセットがエリアから持ち出されることを防止できる。
請求項2に係る発明によれば、制御手段は、ゲート用RFIDリーダで検出した監視用カセットID情報から、管理機に入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報を確認した場合に、警報手段に警報を発生させるため、入力された管理データと整合しない状態で現金カセットを持ち出そうとしていることを警報でも知らせることができる。
請求項3に係る発明によれば、管理機は認証手段で適正な認証が行われた場合に限り、持ち出す現金カセットの入力用カセットID情報の入力を許可するため、認証手段で適正な認証が行われない場合にはいずれの現金カセットも持ち出し不可となる。これにより、例えば、持ち出し作業者よりも上位の管理者の認証を義務づければ、現金カセットの持ち出しの管理者によるチェックが可能となる。
請求項4に係る発明によれば、複数の入金機のそれぞれのカセット装填部に設けられた装填部RFIDリーダが、装填される現金カセットのRFIDインレットから監視用カセットID情報を読み取ると、入金機はこの監視用カセットID情報を管理機に通信することができる。よって、入力用カセットID情報と監視用カセットID情報とが予め関連づけられていなくても、持ち出す際に管理機にいずれの入金機のいずれのカセット装填部の現金カセットを取り出すかを入力すれば、持ち出すべき実際の現金カセットの監視用カセットID情報を入力用カセットID情報として入力することができる。
請求項5に係る発明によれば、入力用カセットID情報として現金カセットを取り出す入金機の個別の入金機ID情報と全指定の選択が入力されると、管理機は、この入金機ID情報を有する入金機のカセット装填部に設けられた装填部RFIDリーダが、この入金機に装填されているすべての現金カセットのRFIDインレットから監視用カセットID情報を読み取ることになり、入金機はこの監視用カセットID情報を管理機に送信する。よって、入力用カセットID情報と監視用カセットID情報とが予め関連づけられていなくても、管理機に入金機ID情報を入力すれば、この入金機ID情報を有する入金機に装填されたすべての現金カセットの監視用カセットID情報を自動的に入力用カセットID情報として入力することができる。したがって、入金機ID情報を入力すれば良いため、入力作業が容易となる。
請求項6に係る発明によれば、ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、記憶手段が、この監視用カセットID情報に、監視用カセットID情報の読み取りに関連してゲート用RFIDリーダで読み取った作業者ID情報を関連付けして記憶するため、持ち出し作業者を自動的に記憶できる。
請求項7に係る発明によれば、ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、制御手段が、この監視用カセットID情報の読み取りに関連してゲート用RFIDリーダで作業者ID情報を読み取れない場合に、ドアロック手段でドアをロック状態とするため、持ち出し作業者が認識できない場合の現金カセットの持ち出しを規制できる。
請求項8に係る発明によれば、管理機に入力された入力用カセットID情報と、この入力用カセットID情報の入力に関連して作業者登録用RFIDリーダで読み取られた作業者ID情報とを関連付けして記憶手段に事前登録するため、持ち出し作業者を自動的に記憶できる。
請求項9に係る発明によれば、ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、この監視用カセットID情報と、その読み取りに関連してゲート用RFIDリーダで読み取った作業者ID情報との組み合わせが、事前登録した内容と対応しない場合に、制御手段が、ドアロック手段でドアをロック状態とするため、事前登録した内容と対応しない場合の持ち出しを規制できる。
請求項10に係る発明によれば、ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、この監視用カセットID情報と、その読み取りに関連してゲート用RFIDリーダで読み取った作業者ID情報との組み合わせが、事前登録した内容と対応しない場合に、制御手段が、警報手段に警報を発生させるため、警報でも知らせることができる。
請求項11に係る発明によれば、ゲート用RFIDリーダが、出入口への入出方向に沿って複数配置されているため、現金カセットの持ち出しであるか持ち込みであるか、移動方向がわかり、例えば持ち出し時にのみ持ち出しの監視制御を行うことができる。
本発明の一実施形態の現金カセット監視システムを図面を参照して以下に説明する。
図1は、百貨店、大規模スーパーマーケット等において各売り場の売上金の入金管理を行うために設置された入金室(所定のエリア)11を示すものである。この入金室11は、四方が側壁12a〜12dで囲まれて構成されており、所定の側壁12aのみに一カ所の出入口13が形成されていて、この出入口13には出入口13を開閉するドア14が取り付けられている。よって、入金室11は一カ所設けられたドア14が閉じられた状態では人の出入りが不可とされ、このドア14が開かれた状態でのみ人の出入りが可能とされている。このドア14には、これを閉状態でロックする電磁駆動式のドアロック装置(ドアロック手段)15が設けられている。
入金室11内には、売上金を入金するための入金機18が複数台設置されている。すべての入金機18には、他の入金機18と識別するための個別の入金機ID情報(具体的には入金機識別番号)が設定されている。
各入金機18は、機外から投入された貨幣を計数して収納するものであり、それぞれの内部には、貨幣を収納する金庫型の現金カセット20を着脱可能に装填させるカセット装填部21が複数設けられている。各現金カセット20は、入金室11内のすべての入金機18のすべてのカセット装填部21に対し着脱可能であり、装填時に自動的に入金機18に対し現金を受け入れ可能となり、取り外し時には現金の取り出しを規制することになって、さらに、取り外した状態でも別途のキーで現金の取り出しが可能となる構造になっている。現金カセット20は、適宜のタイミングで警備会社の作業者によって入金機18から取り外されて入金室11から持ち出され、警備会社の各地区毎に設置された現金収集センタに運ばれる。そして、各現金収集センタでは、現金カセット20を別途のキーで操作して貨幣を取り出し、貨幣を精算処理して金融機関の該当顧客の口座に入金することになる。なお、現金カセット20を入金機18から取り外す際に作業者は空の現金カセット20を代わりに装填することになる。
すべてのカセット装填部21には、それぞれが設けられた入金機18の入金機ID情報と関連づけして、他のカセット装填部21と識別するための個別の装填部ID情報(具体的には入金機識別番号の枝番としての装填部識別番号)が設定されている。
すべての現金カセット20には、他の現金カセット20と識別するための個別の監視用カセットID情報(具体的にはRFID番号)を有するRFID(Radio Frequency Identification)インレット23がそれぞれ一つずつ取り付けられている。RFIDインレット23は、図2に示すように、監視用カセットID情報を記憶するICチップ23aと、所定の電波を受信することで起電力を発生させてICチップ23aを駆動するとともに、駆動したICチップ23aからの監視用カセットID情報を無線で送信するコイルからなるアンテナ23bとを備えている。
図1に示すように、入金室11内のすべての入金機18のすべてのカセット装填部21には、それぞれに一つずつ装填される現金カセット20のRFIDインレット23を所定の電波で駆動してそのICチップ23aに記憶されたデータのみを無線で読み取る個別の装填部RFIDリーダ25が設けられている。各入金機18には、入金処理を制御する制御部27が設けられており、各制御部27は、それぞれが設けられた入金機18への金種別の入金データ、それぞれが設けられた入金機18のすべての現金カセット20の収納量の計数値、同じ機内の装填部RFIDリーダ25で読み取った監視用カセットID情報等が入力されるようになっている。そして、各制御部27は、現金カセット20の収納量の計数値から各現金カセット20の満杯を検出するようになっている。なお、計数値ではなく、各現金カセット20の満杯を貨幣で遮光されることで検出する光学的な満杯センサを設けて満杯を検出しても良く、両方の組み合わせで満杯を検出しても良い。
そして、すべての入金機18の制御部27は、入金室11に設置されたパーソナルコンピュータからなる管理機30に通信可能に接続されており、すべての入金機18の入金処理による入金データや、すべての入金機18のすべての現金カセット20の収納量データ、装填部RFIDリーダ25で読み取った監視用カセットID情報等を管理機30に送信するようになっている。
入金室11の出入口13の近傍には、仕切壁12eと側壁12bとでゲート33が形成されており、入金室11に入室する人は出入口13からこのゲート33を必ず通ることになり、入金室11から退室する人はこのゲート33を必ず通って出入口13から出ることになる。このゲート33には、ゲート33を通るRFIDインレット23を所定の電波で駆動してそのICチップ23aに記憶されたID情報を無線で読み取るゲート用RFIDリーダ34が設けられている。ここでは、ゲート用RFIDリーダ34が、出入口13に対する人の入出方向に沿って間隔をあけて複数配置されている。
図3に示すように、上記した管理機30は、持ち出し作業者Wよりも上位の管理者Mによる操作入力が行われるキーボード37aおよびカードリーダ37b(認証手段)を含む操作部37と、操作者に対し表示を行う表示部38と、すべての入金機18の入金データ等を記憶する記憶部(記憶手段)39と、これらを制御する制御部(制御手段)40とを有している。この管理機30の制御部40には、上記したドアロック装置15およびゲート用RFIDリーダ34が接続されるとともに、警報を発生する警報装置(警報手段)41と、作業者登録用RFIDリーダ42とが接続されている。この作業者登録用RFIDリーダ42は、作業者毎に所持する、各持ち出し作業者Wを他の持ち出し作業者Wと識別するための作業者ID情報(具体的には作業者識別番号)を記憶したRFIDインレット44を有する作業者IDカード45から、作業者ID情報を読み込むものである。
管理機30は、通信制御装置47を介して、外部または社内LANと通信可能に接続されており、すべての入金機18の入金処理による入金データ、すべての入金機18のすべての現金カセット20の収納量データ、すべての入金機18のすべての現金カセット20の満杯検出データを関係部署に送信するようになっている。
ここで、管理機30の記憶部39には、すべての入金機18の入金機ID情報と、すべてのカセット装填部21の装填部ID情報とが記憶されており、さらに、すべてのカセット装填部21の装填部ID情報と、装填部ID情報のそれぞれに一対一で対応する装填部RFIDリーダ25との対応関係が記憶されている。
まず、営業開始前の適宜のタイミングで管理者Mが入金室11に入室し、すべての入金機18および管理機30をそれぞれのシステムプログラムを立ち上げて待機状態とする。各入金機18には、営業開始後に各店舗から適宜のタイミングで売上金が入金されることになる。
警備会社では、予め設定された回収ルートに基づく適宜のタイミング、あるいは所定台数以上の現金カセット20で満杯が検出されて管理機30の制御部40から回収依頼信号が送られたタイミングで、持ち出し作業者Wを入金室11に向かわせて現金カセット20の回収を行わせることになるが、持ち出し作業者Wが入金室11に入室し、現金カセット20の持ち出しを管理者Mに要求すると、管理者Mは、待機状態にある管理機30に対し、管理者Mのみが所持する管理者IDカード50を操作部37のカードリーダ37bに読み取らせる。管理機30は、カードリーダ37bで読み取った管理者ID情報(具体的には管理者識別番号)から管理者Mの適正な認証が行われた場合に限り、その後、入金室11から持ち出す現金カセット20の入力用カセットID情報の入力を許可する状態となる。つまり、記憶部39には適正な管理者Mの管理者ID情報のリストが記憶されており、制御部40は、カードリーダ37bで読み取った管理者ID情報に対応する管理者ID情報が記憶部39のリストに載っていれば管理者Mが適正であると認証して入力用カセットID情報の入力を許可する一方、リストに載っていなければ管理者Mが不適正と判断して入力用カセットID情報の入力を許可せずに、警報装置41にアラームを発生させる。
管理者Mの適正な認証が行われると、管理者Mは、いずれの入金機18のいずれのカセット装填部21の現金カセット20を持ち出すかを管理機30の操作部37に入力する。このとき、管理機30の制御部40が、入金室11にあるすべての入金機18のすべてのカセット装填部21の現金カセット20について、満杯を含む収納量の状況を判定し、所定の収納量以上の現金カセット20が装填されたカセット装填部21のみを回収対象として表示部38に表示させることになり、これに基づいて管理者Mが指定入力を行う。つまり、管理者Mは、管理機30の操作部37で、回収対象の入金機18の入金機ID情報(具体的には入金機識別番号)およびこれに関連する回収対象の装填部ID情報(具体的には入金機識別番号の枝番としての装填部識別番号)を、回収対象の持ち出す現金カセット20の入力用カセットID情報として入力する。なお、操作部37で自動入力の入力操作が行われると、制御部40が、上記した回収対象のカセット装填部21について、回収対象の入金機18の入金機ID情報および装填部ID情報を、回収対象の持ち出す現金カセット20の入力用カセットID情報として自動で入力する。
すると、管理機30の制御部40は、入金機ID情報および装填部ID情報の組み合わせに対し、一対一で対応する装填部RFIDリーダ25で、これが設けられたのと同じカセット装填部21に装填された現金カセット20のRFIDインレット23から監視用カセットID情報を読み出させて、記憶部39に記憶させる。このとき、回収対象の持ち出す現金カセット20の入力用カセットID情報として、入金機ID情報を入力するとともに機内すべてのカセット装填部21を指定する旨の全指定の入力操作を行うと、管理機30は、入金機ID情報に対応する入金機18のすべてのカセット装填部21を回収対象として、当該入金機18のすべてのカセット装填部21に装填されているすべての現金カセット20のRFIDインレット23から装填部RFIDリーダ25で監視用カセットID情報を読み取らせて関連づけして記憶部39に記憶させる。
その後、回収対象として入力されたカセット装填部21から持ち出し作業者Wによって現金カセット20が取り出され入金室11から持ち出されることになるが、その際に、持ち出し作業者Wが現金カセット20を持って出入口13近傍に設けられたゲート33を通ると、ゲート33の複数のゲート用RFIDリーダ34が通過した現金カセット20のRFIDインレット23から監視用カセットID情報を読み取って管理機30に出力することになる。管理機30の制御部40は、この読み取った監視用カセットID情報から、管理機30に入力された入力用カセットID情報に対応する監視用カセットID情報と同じ監視用カセットID情報を確認した場合には、制御部40は、持ち出しが適正であると判定して、この監視用カセットID情報を有する現金カセット20が持ち出されたことを記憶部39に記憶するとともに管理機30を上記した待機状態に戻す。このとき、管理機30は、ドアロック装置15を作動させることはなく、ドア14はロック解除状態とされ、持ち出し作業者Wがドア14を開けて退室する。なお、持ち出し作業者Wが一度に複数台の現金カセット20を持ち出す場合には、管理者Mは、複数台の現金カセット20の入力用カセットID情報を一連の入力操作で管理機30に入力することになり、各入力用カセットID情報について上記と同様に管理を行う。そして、入力された一連の入力用カセットID情報に対応する監視用カセットID情報がすべてゲート用RFIDリーダ34で読み取られると、管理機30を上記した待機状態に戻す。
他方、ゲート用RFIDリーダ34で現金カセット20に設けられたRFIDインレット23の監視用カセットID情報を検出し、管理機30に入力された入力用カセットID情報に対応する監視用カセットID情報と同じ監視用カセットID情報以外の監視用カセットID情報を確認した場合に、制御部40が、持ち出しが不適であると判断して、警報装置41で警報を発生させるとともに、ドアロック装置15を作動させることになり、ドア14はロック状態とされ、持ち出し作業者Wのドア14を開けての退室を規制する。
具体的には、今回のシステム立ち上げ後にカードリーダ37bおよび管理者IDカード50で管理者Mの適正な認証が行われず入力用カセットID情報の入力が許可されていない状態でいずれかの現金カセット20のRFIDインレット23から監視用カセットID情報をゲート用RFIDリーダ34が読み取った場合と、今回のシステム立ち上げ後にカードリーダ37bおよび管理者IDカード50で管理者Mの適正な認証が行われたものの、現金カセット20の入力用カセットID情報が管理機30に入力されていない状態でいずれかの現金カセット20のRFIDインレット23から監視用カセットID情報をゲート用RFIDリーダ34が読み取った場合と、今回のシステム立ち上げ後にカードリーダ37bおよび管理者IDカード50で管理者Mの適正な認証が行われ、現金カセット20の入力用カセットID情報が管理機30に入力された状態で、この入力用カセットID情報とは一対一で対応しない監視用カセットID情報をゲート用RFIDリーダ34がRFIDインレット23から読み取った場合とについては、警報を発生させるとともにドア14をロックする。
ここで、入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報をゲート用RFIDリーダ34がRFIDインレット23から読み取る場合としては、操作部37に入力された入力用カセットID情報の入力を間違うとともに正しい現金カセット20の監視用カセットID情報をRFIDインレット23から読み取る場合と、操作部37に入力された入力用カセットID情報が正しいものの間違った現金カセット20の監視用カセットID情報をRFIDインレット23から読み取る場合とがある。
なお、出入口13への入出方向に沿って複数配置されたゲート用RFIDリーダ34による同一の監視用カセットID情報の検出のタイミングのずれによって、出入口13側から順に検出が行われた場合には、制御部40が現金カセット20の持ち込みであると判断する。他方、出入口13に対し反対側から順に検出が行われた場合には、制御部40が現金カセット20の持ち出しであると判断する。持ち込みであると判断した場合には、制御部40は、上記した持ち出し時の制御はキャンセルすることになる。なお、ゲート用RFIDリーダ34を入出方向に沿って複数設けなくても、入金機18に一旦装填された現金カセット20のRFIDインレット23の監視用カセットID情報を入金室11から持ち出されるまで記憶しておけば、持ち込みか持ち出しかを判断できる。つまり、入金機18への装填が記憶されていない監視用カセットID情報をゲート用RFIDリーダ34で読み取った場合には、すべて持ち込みの現金カセット20と判断し、入金機18への装填が記憶された持ち出し前の監視用カセットID情報をゲート用RFIDリーダ34で読み取った場合には、すべて持ち出しの現金カセット20と判断すればよい。
以上に述べた本実施形態の現金カセット監視システムによれば、所定のエリアである入金室11内に設置された複数の入金機18の中から所定の現金カセット20を持ち出すに当たって、持ち出すべき所定の現金カセット20の入力用カセットID情報を管理機30に入力する。つまり、管理機30の操作部37に、入金機ID情報およびこれに関連する装填部ID情報を入力する。すると、管理機30の制御部40が、これら入金機ID情報および装填部ID情報の組み合わせに対し一対一で対応する装填部RFIDリーダ25でこれが設けられたのと同じカセット装填部21に装填された現金カセット20のRFIDインレット23から監視用カセットID情報を読み出させる。そして、その後、現金カセット20を持ち出そうとゲート用RFIDリーダ34に近づくと、持ち出そうとした現金カセット20の監視用カセットID情報をRFIDインレット23からゲート用RFIDリーダ34が読み取る。管理機30の制御部40は、ゲート用RFIDリーダ34で検出したRFIDインレット23の監視用カセットID情報から、事前に管理機30に入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報を確認した場合に、ドアロック装置15でドア14をロック状態とする一方、ゲート用RFIDリーダ34で検出した監視用カセットID情報から、事前に管理機30の操作部37に入力された入力用カセットID情報に対応する監視用カセットID情報を確認した場合に、ドアロック装置15でドア14をロック解除状態とする。このように出入口13のドア14をロックして、管理機30に入力された入力用カセットID情報に対応する監視用カセットID情報を有する現金カセット20ではない現金カセット20の持ち出しを規制することになる。したがって、複数の入金機18から選択的に現金カセット20を持ち出す際に、入力された管理データと整合しない状態で現金カセット20がエリアから持ち出されることを防止できる。
また、管理機30の制御部40は、ゲート用RFIDリーダ34で検出したRFIDインレット23の監視用カセットID情報から、操作部37への入力に基づいて制御部40に装填部RFIDリーダ25から入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報を確認した場合に、警報装置41に警報を発生させるため、入力された管理データと整合しない状態で現金カセット20を持ち出そうとしていることを、警報でも知らせることができる。
加えて、管理機30はカードリーダ37bで適正な認証が行われた場合に限り、持ち出す現金カセット20の入力用カセットID情報の入力を許可するため、カードリーダ37bで適正な認証が行われない場合にはいずれの現金カセット20も持ち出し不可となる。これにより、持ち出し作業者Wよりも上位の管理者Mの管理者IDカード50のカードリーダ37bによる認証を義務づけることで、現金カセット20の持ち出しの管理者Mによるチェックが可能となる。
さらに、ゲート用RFIDリーダ34が、出入口13への入出方向に沿って複数配置されているため、現金カセット20の持ち出しであるか持ち込みであるか、移動方向がわかり、持ち出し時にのみ上記した持ち出しの監視制御を行うことができる。
加えて、入力用カセットID情報として現金カセット20を取り出す入金機18の個別の入金機ID情報と全指定の選択が入力されると、この入金機ID情報を有する入金機18のカセット装填部21に設けられた装填部RFIDリーダ25が、この入金機18に装填されているすべての現金カセット20のRFIDインレット23から監視用カセットID情報を読み取ることになり、入金機18はこの監視用カセットID情報を管理機30に送信する。よって、入力用カセットID情報と監視用カセットID情報とが予め関連づけられていなくても、管理機30に入金機ID情報を入力すれば、この入金機ID情報を有する入金機18に装填されたすべての現金カセット20の監視用カセットID情報を自動的に入力用カセットID情報として入力することができる。したがって、入金機ID情報を入力すれば良いため、入力作業が容易となる。
なお、持ち出し作業者Wを他の持ち出し作業者Wと識別する作業者ID情報(具体的には作業者識別番号)を記憶したRFIDインレット44を設けた作業者IDカード45を持ち出し作業者Wに付帯させる場合に、管理機30は、現金カセット20の持ち出し時にゲート用RFIDリーダ34でゲート33を通る現金カセット20のRFIDインレット23から監視用カセットID情報を読み取って持ち出しが適正であると判断したときに、ゲート33を通る持ち出し作業者WのRFIDインレット44から作業者ID情報をも読み取るようにして、管理機30の制御部40が、監視用カセットID情報に、その読み取りに関連して読み取った作業者ID情報を関連付けして記憶部39に記憶するようにしても良い。この場合、制御部40は、例えばゲート用RFIDリーダ34での監視用カセットID情報の読み取り時刻と、これと所定の時間差内で初めてゲート用RFIDリーダ34で読み取った作業者ID情報とを互いに関連する情報と判断する。
このように構成すれば、ゲート用RFIDリーダ34でRFIDインレット23から監視用カセットID情報を読み取った場合に、記憶部39が、この監視用カセットID情報に、監視用カセットID情報の読み取りに関連してRFIDインレット44から読み取った作業者ID情報を関連付けして記憶するため、持ち出し作業者Wを自動的に記憶できる。
また、管理機30の制御部40は、現金カセット20の持ち出し時にゲート用RFIDリーダ34で監視用カセットID情報を読み取って持ち出しが適正であると判断したときであっても、この監視用カセットID情報の読み取りに関連してゲート用RFIDリーダ34で作業者ID情報を読み取れない場合に、持ち出しの最終判断を不適として、警報装置41に警報を発生させるとともに、ドアロック装置15でドア14をロック状態としても良い。
このように構成すれば、ゲート用RFIDリーダ34でRFIDインレット23から監視用カセットID情報を読み取った場合に、管理機30の制御部40が、この監視用カセットID情報の読み取りに関連してゲート用RFIDリーダ34でRFIDインレット44の作業者ID情報を読み取れない場合に、ドアロック装置15でドア14をロック状態とするため、持ち出し作業者Wが認識できない場合の現金カセット20の持ち出しを規制できる。
同様に、持ち出し作業者Wを他の持ち出し作業者Wと識別する作業者ID情報を記憶したRFIDインレット44を設けた作業者IDカード45を持ち出し作業者Wに付帯させる場合に、入力用カセットID情報の操作部37を介しての入力時に、作業者登録用RFIDリーダ42で持ち出し作業者Wの作業者ID情報をRFIDインレット44から読み取るようにしても良い。この場合、管理機30の制御部40は、入力用カセットID情報に対応する監視用カセットID情報と、入力用カセットID情報の入力に関連して作業者登録用RFIDリーダ42で読み取られた作業者ID情報とを関連付けして事前登録として記憶部39に記憶することになる。制御部40は、例えば一連の操作で操作部37へ入力された入力用カセットID情報と作業者登録用RFIDリーダ42で読み取った作業者ID情報とを互いに関連する情報と判断する。
そして、管理機30の制御部40は、上記のように入力時に関連づけして記憶部39に事前登録した現金カセット20の監視用カセットID情報と持ち出し作業者Wの作業者ID情報とに対し、その後、ゲート用RFIDリーダ34で読み取ったRFIDインレット23の監視用カセットID情報と、監視用カセットID情報の読み取りに関連してゲート用RFIDリーダ34で読み取ったRFIDインレット44の作業者ID情報との組み合わせが、上記した事前登録した内容と対応しない場合に、持ち出しの最終判断を不適として、警報装置41に警報を発生させるとともに、ドアロック装置15でドア14をロック状態とするようにしても良い。つまり、事前登録された監視用カセットID情報および作業者ID情報の組み合わせと、少なくともいずれか一方のID情報が対応しなければ、持ち出しの最終判断を不適として、警報を発生させるとともにドア14をロック状態とする。この場合、制御部40は、例えばゲート用RFIDリーダ34での監視用カセットID情報の読み取り時刻と、これと所定の時間差内で初めてゲート用RFIDリーダ34で読み取った作業者ID情報とを互いに関連する情報と判断する。
このように構成すれば、ゲート用RFIDリーダ34で監視用カセットID情報を読み取った場合に、この監視用カセットID情報と、この監視用カセットID情報の読み取りに関連してゲート用RFIDリーダ34で読み取った作業者ID情報との組み合わせが事前登録した内容と対応しない場合に、制御部40が、ドアロック装置15でドア14をロック状態とするため、事前登録した内容と対応しない場合の持ち出しを規制できる。
しかも、ゲート用RFIDリーダ34で監視用カセットID情報を読み取った場合に、この監視用カセットID情報と、この監視用カセットID情報の読み取りに関連してゲート用RFIDリーダ34で読み取った作業者ID情報との組み合わせが事前登録した内容と対応しない場合に、制御部40が、警報装置41に警報を発生させるため、警報でも知らせることができる。
なお、管理者Mを認証する手段として、管理者IDカード50およびカードリーダ37bの組み合わせにかえて、指紋認証、掌認証、その他の生体認証用ユニットを用いても良い。
また、入金機は、入金処理機能を有していれば良く、例えば、釣銭用の準備金の支払いや両替が可能な入出金機であっても良い。また、一台の入金機に着脱可能に設けられる現金カセットは一つ以上であれば良い。
本発明の一実施形態の現金カセット監視システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態の現金カセット監視システムにおけるRFIDインレットを示すブロック図である。 本発明の一実施形態の現金カセット監視システムにおける管理機およびその周辺を示すブロック図である。
符号の説明
11 入金室(所定のエリア)
13 出入口
14 ドア
15 ドアロック装置(ドアロック手段)
20 現金カセット
21 カセット装填部
23 RFIDインレット
25 装填部用RFIDリーダ
30 管理機
34 ゲート用RFIDリーダ
37b カードリーダ(認証手段)
39 記憶部(記憶手段)
40 制御部(制御手段)
41 警報装置(警報手段)
42 登録用RFIDリーダ
44 RFIDインレット
45 作業者IDカード

Claims (11)

  1. 所定のエリア内に配置された複数の入金機と、
    これら複数の入金機に装填されるとともに、個別の監視用カセットID情報を有するRFIDインレットがそれぞれ取り付けられた複数の現金カセットと、
    前記複数の現金カセットのうち取り出す現金カセットの入力用カセットID情報が入力される管理機と、
    前記エリアの出入口近傍に設けられ前記現金カセットのRFIDインレットから監視用カセットID情報を読み取るゲート用RFIDリーダと、
    前記出入口のドアをロックするドアロック手段と、
    前記ゲート用RFIDリーダで検出した監視用カセットID情報から、前記管理機に入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報を確認した場合に、前記ドアロック手段で前記ドアをロック状態とする制御手段とを有することを特徴とする現金カセット監視システム。
  2. 警報を発生する警報手段を有し、
    前記制御手段は、前記ゲート用RFIDリーダで検出した監視用カセットID情報から、前記管理機に入力された入力用カセットID情報に対応しない監視用カセットID情報を確認した場合に、前記警報手段に警報を発生させることを特徴とする請求項1記載の現金カセット監視システム。
  3. 前記管理機は、認証手段を有しており、該認証手段で適正な認証が行われた場合に限り、持ち出す前記現金カセットの入力用カセットID情報の入力を許可することを特徴とする請求項1または2記載の現金カセット監視システム。
  4. 前記複数の入金機のそれぞれのカセット装填部には、装填される前記現金カセットの前記RFIDインレットから監視用カセットID情報を読み取り可能な装填部RFIDリーダが設けられており、且つ、前記複数の入金機と前記管理機とは通信可能とされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の現金カセット監視システム。
  5. 前記管理機は、入力用カセットID情報として前記現金カセットを取り出す入金機の個別の入金機ID情報と全指定の選択が入力されると、当該入金機に装填されているすべての前記現金カセットの前記RFIDインレットから前記装填部RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取ることを特徴とする請求項4記載の現金カセット監視システム。
  6. 前記ゲート用RFIDリーダは、作業者の作業者ID情報を読み取り可能であり、
    前記ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、該監視用カセットID情報に、該監視用カセットID情報の読み取りに関連して読み取った作業者ID情報を関連付けして記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の現金カセット監視システム。
  7. 前記ゲート用RFIDリーダは、作業者の作業者ID情報を読み取り可能であり、
    前記制御手段は、前記ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、該監視用カセットID情報の読み取りに関連して前記ゲート用RFIDリーダで作業者ID情報を読み取れない場合に、前記ドアロック手段で前記ドアをロック状態とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の現金カセット監視システム。
  8. 前記管理機は、作業者の作業者ID情報を読み取り可能な作業者登録用RFIDリーダを有しており、
    入力された入力用カセットID情報と、該入力用カセットID情報の入力に関連して前記作業者登録用RFIDリーダで読み取られた作業者ID情報とを関連付けして事前登録する記憶手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の現金カセット監視システム。
  9. 前記ゲート用RFIDリーダは、作業者の作業者ID情報を読み取り可能であり、
    前記制御手段は、前記ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、該監視用カセットID情報と、該監視用カセットID情報の読み取りに関連して前記ゲート用RFIDリーダで読み取った作業者ID情報との組み合わせが事前登録した内容と不一致の場合に、前記ドアロック手段で前記ドアをロック状態とすることを特徴とする請求項8記載の現金カセット監視システム。
  10. 警報を発生する警報手段を有し、
    前記制御手段は、前記ゲート用RFIDリーダで監視用カセットID情報を読み取った場合に、該監視用カセットID情報と、該監視用カセットID情報の読み取りに関連して前記ゲート用RFIDリーダで読み取った作業者ID情報との組み合わせが事前登録した内容と不一致の場合に、前記警報手段に警報を発生させることを特徴とする請求項9記載の現金カセット監視システム。
  11. 前記ゲート用RFIDリーダが、前記出入り口への入出方向に沿って複数配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項記載の現金カセット監視システム。
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