JP4319869B2 - 金融営業店における貨幣取引処理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融機関の営業店の顧客用ロビーの一部などに個室を設け、その個室内に大口の現金の入出金を顧客自らの操作によって行い得る貨幣取引処理機を設置するとともに、個室の扉に電子錠の開閉を制御する電子錠制御装置を設けた金融営業店における貨幣取引処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば銀行の支店や営業所などに代表される金融営業店においては、ATMと称される現金自動受払い機(Automatic Teller Machine、以下単に「ATM」と称する)を顧客用ロビーの内部などに設置し、窓口業務の煩雑化を防止するとともに人件費を削減するなどの目的を図っている。しかし、通常のATMでは取り扱い金額に制限が設けられている場合が多いため、大口の現金を出納する場合には、通常のATMを用いることができない。また、大口の現金を出納する場合には、小額の現金を出納する場合以上に、顧客がひったくりなどの犯罪に遭遇する危険が高く、また顧客のプライバシーを確実に保護することが求められる。そのため、金融営業店の顧客用ロビーの一部などの場所に、大口の現金の出納や両替を行うことができる顧客操作型の貨幣取引処理機を内部に配設する方法を用いて防犯性を高めると共に顧客のプライバシーを保護することが考えられる(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特願2002−225954
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に記載された方法を用いて、顧客が大口の金銭の出納などを行う際の防犯性を高め、プライバシーを確実に保護するためには、個室の外部から個室の室内が見えなくなるように室内を視覚的に遮蔽しなければならない。しかしながら、個室の室内を視覚的に遮蔽すると、一の顧客が個室内で貨幣取引処理機を用いて現金を出納しているときであっても、他の顧客は個室の室内の顧客の存在状況が分からないために個室に入室してしまい、一の顧客のプライバシーが保護されず、また、防犯性を高めることもできないという問題があった。
【0005】
また、個室内で出納される金額は相対的に大きく、出納した金銭やレシートなどを貨幣取引処理機から取り忘れた場合における顧客の被る損害が大きくなるので、一般のATMを用いた出納の場合よりも、現金や通帳、カードなどの取り忘れ対策が重視される。
【0006】
さらに、仮に個室内で貨幣取引処理機を使用する顧客に音声などを用いて現金や通帳、カードなどの取り忘れに注意するよう喚起しても、顧客の取り忘れを確実に防止することはできない。このため、取り忘れに注意するよう顧客の聴覚にのみ訴えるよりも、確実に取り忘れを防止できる手段を講ずる必要がある。
【0007】
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、金融営業店において顧客や職員が大口の現金を取り扱う際の防犯性を高め、大口の現金を取り扱う顧客のプライバシーを確実に保護し、貨幣取引処理機によって貨幣等を出納する顧客が貨幣等を取り忘れることを確実に防止する、金融営業店における貨幣取引処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項記載の貨幣取引処理装置は、金融営業店の顧客用ロビーおよび職員用スペースのうち少なくとも一方の一部または前記顧客用ロビーおよび前記職員用スペースのうち少なくとも一方に隣接した場所に設置されるとともに貨幣取引処理機が設置された個室と、前記個室と前記顧客用ロビーとを往来可能に貫通する顧客用出入口を開閉可能に閉塞する顧客扉に設けられた顧客扉用電子錠と、前記個室と前記職員用スペースとを往来可能に貫通する職員用出入口を開閉可能に閉塞する職員扉に設けられた職員扉用電子錠と、前記貨幣取引処理機の処理状態または前記個室内の在室状態のうち少なくとも一方を検知する検知手段と、前記検知手段が前記貨幣取引処理機の処理状態または前記個室内の在室状態を検知したときに前記顧客扉用電子錠を解錠不能に制御する第1の電子錠制御手段と、前記検知手段が前記個室内の在室状態を検知したときに前記職員扉用電子錠を解錠不能に制御する第2の電子錠制御手段とを有するものである。
【0013】
そして、貨幣取引処理機を個室内に配設することによって貨幣取引処理機を利用する顧客を他の顧客から物理的に遮蔽し、また、貨幣取引処理機の処理状態や個室内の顧客の在室状態などの情報に基づいて顧客扉用電子錠を制御することにより個室内で貨幣等の取り扱いを行う際に個室内への顧客の自由な進入を防止することができる。また、職員用スペースと個室との間に職員扉を設けたことにより、職員が個室に出入室することが容易になる。さらに、職員扉に電子錠を設けて電子錠制御手段によって検知手段の検知情報に基づいて職員扉用電子錠を制御することにより、個室の室内に人が存在する場合には職員扉用電子錠を自動的に施錠し、または職員扉用電子錠が常に施錠された状態にすることで顧客など職員以外の者が職員用スペースに進入することを防止することが可能になる。
【0014】
本発明の請求項記載の貨幣取引処理装置は、請求項1に記載の貨幣取引処理装置において、前記顧客扉の前記顧客用ロビー側に前記顧客扉用電子錠を解錠するための第1の解錠手段が設けられ、前記第1の電子錠制御手段は、前記検知手段が前記貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでの間、前記第1の解錠手段を解錠不能に制御するものである。
【0015】
そして、検知手段が貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでの間、電子錠制御手段によって第1の解錠手段が解錠不能となるため、顧客は検知手段が貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまで個室から退室できなくなる。
【0016】
本発明の請求項記載の貨幣取引処理装置は、請求項または記載の貨幣取引処理装置において、前記顧客扉の前記個室内側に、前記検知手段が前記貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでの間、前記貨幣取引処理機の処理が未完了であることを表示するディスプレイ装置が設けられているものである。
【0017】
そして、検知手段が貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでディスプレイ装置に処理が未完了であることが表示されることにより、顧客に対し、取り忘れが起きていることを視覚情報によって確実に報知することができる。
【0018】
本発明の請求項記載の貨幣取引処理装置は、請求項ないしのいずれかに記載の貨幣取引処理装置において、前記顧客扉の前記顧客用ロビー側に前記顧客扉用電子錠を解錠するための第2の解錠手段が設けられ、前記第1の電子錠制御手段は、前記検知手段が前記個室内に存在する顧客を検知した場合には前記第2の錠手段を解除不能に制御するものである。
【0019】
そして、個室内に顧客や職員が存在する場合には第2の解錠手段が解錠不能になるため、個室内で顧客が出納を行っているときや職員が貨幣取引処理機の内部に蓄えられた貨幣等の収集や整理などの作業を行うときに顧客用ロビーから第三者が個室に入室することを防止できる。
【0020】
本発明の請求項5記載の貨幣取引処理装置は、請求項記載の貨幣取引処理装置において、前記顧客扉の前記顧客用ロビー側に前記顧客扉用電子錠を解錠するための第1の解錠手段または第2の解錠手段が設けられ、前記第1の解錠手段は、前記検知手段が前記貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでの間、前記第1の電子錠制御手段によって解錠不能に制御され、且つ、前記顧客用ロビーに居る営業店職員が具備する職員用鍵によって常に前記顧客用ロビー側から解錠可能であり、前記第2の解錠手段は、前記検知手段が前記個室内に存在する顧客を検知した場合に前記第1の電子錠制御手段によって解錠不能に制御され、且つ、前記職員用鍵によって常に前記顧客用ロビー側から解錠可能であるものである。
【0021】
そして、職員用鍵によって第1の解錠手段および第2の解錠手段を解錠することが可能であることにより、顧客用ロビーに居る職員が職員用鍵を所持すれば、この職員は顧客用ロビー側からいつでも個室内に入室することができる。
【0022】
本発明の請求項記載の貨幣取引処理装置は、請求項に記載の貨幣取引処理装置において、前記職員扉の前記個室内側には、暗証番号入力式の第3の解錠手段を設置するものである。
【0023】
そして、職員扉の個室内側に第3の解錠手段を設けたことにより、個室内側から職員扉を解錠し開放することが可能になる。また、第3の解錠手段を暗証番号入力式としたことにより、職員用鍵を持っていない職員であっても職員扉用電子鍵を解錠することが可能になる。
【0024】
本発明の請求項記載の貨幣取引処理装置は、請求項またはに記載の貨幣取引処理装置において、前記職員扉の前記職員用スペース側には、前記貨幣取引処理機がいかなる状態であっても前記職員用スペース側から個室内への出入りを可能とする第4の解錠手段を設けたものである。
【0025】
そして、第4の解錠手段は職員扉の職員用スペース側に設けられて、いかなる状態であっても職員用スペース側から個室内への出入りが可能になるため、職員は職員用スペースから個室に入室することが可能となり、たとえば個室内で不測の事態が起きた場合にも容易に対処することが可能になる。
【0026】
本発明の請求項記載の貨幣取引処理装置は、請求項1、6またはのいずれかに記載の貨幣取引処理装置において、職員扉には扉開放検知手段を設けるとともに、個室の室内側には、前記職員扉が開放状態であることを前記扉開放検知手段が検知したときに電子音を発生するブザーを備えたものである。
【0027】
そして、職員扉が開放状態であるときには扉開放検知手段が検知し、また、扉開放検知手段の検知信号を受けたブザーが電子音を発生するので、職員扉が開放されていることを職員に確実に報知することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する本発明の実施の形態において、「貨幣」とは、紙幣や硬貨などの通貨に加え、手形や小切手などの有価証券も含まれるものとする。
【0029】
図1に示すように、貨幣取引処理装置を構成する個室1は、金融営業店、たとえば銀行の支店や営業所などの顧客の出入りに便利な場所に設置される。個室1は、たとえば銀行側のカウンタ2を隔てて隣接する顧客用ロビー3の一部と、職員用スペース4の一部とにまたがって天井が開口した箱型に形成され、また、室内は四方の壁面の上半分がスリガラスとなっており外部からも視認出来るようになっている。なお、この個室1は、四方の壁面に加えて上方に天井を設けた略箱型に形成してもよい。
【0030】
そして、個室1の顧客用ロビー3に面した壁面には、顧客用出入口5が設けられている。この顧客用出入口5は、個室1と顧客用ロビー3とを往来可能に貫通している。また、この顧客用出入口5には顧客扉6が設けられている。この顧客扉6はアルミニウムやスチールなど剛性の高い材質、または木材などによって形成され、片開き式であって顧客用出入口5を開閉可能に閉塞する。なお、この顧客扉6は片開き式には限定されず、両開き式や引戸式など各種の開閉方式によっても実現可能である。
【0031】
また、顧客扉6には顧客扉用電子錠7が設けられている。この顧客扉用電子錠7は、電子制御によって顧客扉6を施錠し、また、後述する第1の解錠手段8または後述する第2の解錠手段9からの解錠命令によって解錠する。
【0032】
顧客扉6の個室1の室内側には、第1の解錠手段8が設けられている。この第1の解錠手段8は、図2に示すようなサムターン式電子錠解錠手段であり、解錠用のサムターン10とドアノブ11とを有する。
【0033】
また、個室1の顧客用ロビー3側には第2の解錠手段9が設けられている。この第2の解錠手段9は、図3に示すようなカードリーダ付電子錠解錠手段であり、IDカード(図示せず)をスルーさせて情報を読み込む解錠用のカードリーダ部12と、0〜9の数字で暗証番号等を入力するための解錠用のテンキー13とを有する。
【0034】
さらに、顧客扉6の室内側には、後述する検知手段としての取り忘れ検出部2326,2327,2328からの取り忘れ情報を受けて、画面表示を行うディスプレイ装置13aが設けられている。
【0035】
そして、個室1の職員用スペース4に面した壁面には、職員用出入口14が設けられている。この職員用出入口14は、個室1と職員用スペース4とを往来可能に貫通している。また、この職員用出入口14には職員扉15が設けられている。職員扉15はアルミニウムやスチールなど剛性の高い材質、または木材などによって形成され、片開き式であって職員用出入口14を開閉可能に閉塞する。なお、職員扉15は片開き式には限定されず、両開き式や引戸式など各種の開放方式によっても実現可能である。
【0036】
また、職員扉15には職員扉用電子錠16が設けられる。この職員扉用電子錠16は、電子制御によって職員扉15を施錠し、また、後述する第3の解錠手段17または後述する第4の解錠手段19からの解錠命令によって解錠する。職員扉15の個室1室内側には、第3の解錠手段17が設けられている。この第3の解錠手段17は、図4に示すように0〜9の数字で暗証番号等を入力するための解錠用のテンキー18を有する。
【0037】
さらに、職員扉15の職員用スペース4側には、第4の解錠手段19が設けられている。この第4の解錠手段19は、図2に示すようなサムターン式電子錠解錠手段であり、解錠用のサムターン10とドアノブ11とを有する。この第4の解錠手段19は、後述する貨幣取引処理機23がいかなる状態であっても職員扉用電子錠16を解錠することができる。
【0038】
なお、第1の解錠手段8、第2の解錠手段9は、いずれも営業店職員が具備する職員用鍵(図示せず)によって解錠することができる。職員用鍵(図示せず)は、主に顧客用ロビー3に居る営業店職員によって所持される。また、前記第1の解錠手段9、前記第2の解錠手段9は、前記職員用スペース4にいる職員が後述する貨幣取引処理機23を操作することによって強制的に解錠することもできる。
【0039】
また、個室1の室内側上部には、個室1の室内における顧客の入室状態を監視するための監視カメラ20が設置されている。また、職員扉15には扉開放検知手段21が設けられており、個室1の室内側には、扉開放検知手段21からの信号を受けて電子音を発生するブザー22が備えられている。そして、前記ブザー22は、前記電子音の発生を停止させる電子音停止機構(図示せず)が設けられている。
【0040】
個室1の室内フロアーには、貨幣取引処理機23が設置されている。
【0041】
図1に示すように、貨幣取引処理機23は、たとえば束紙幣出金部2301と、バラ紙幣入出金部2302と、紙幣結束部2303と、新券出金部2304と、包装硬貨出金部2305と、バラ硬貨入出金部2306と、硬貨包装部2307と、出金伝票に認証印字を行うための認証印字用プリンタ2308と、貨幣取引処理機23の各種操作用のキーを表示するタッチパネルからなる操作表示部2309と、後述する制御用のCPU、すなわち中央演算装置(以下単に「CPU」と称する。)2321や後述するROM2322などを内部に持つターミナル部2310とを備えている。また、貨幣取引処理機23は、顧客のID情報すなわち個人認証情報が格納されたIDカードを挿入し処理するためのカード処理部2312と、貨幣取引処理機23の処理内容を記載したレシートを発行するためのレシート発行部2313と、認証印字用およびジャーナル用の認証・ジャーナルプリンタ2314と、小切手や手形などを挿入するための現金外ボックス2315と、通帳への印字処理などを行う通帳処理部2316などを備えている。
【0042】
そして、図5において、貨幣取引処理機23および電子錠制御装置の内部構成例を示す。
【0043】
図5に示すように、貨幣取引処理機23において、ターミナル部2310の有するCPU2321は、ROM2322に格納されたプログラムにしたがって貨幣取引処理機23の全体を制御するようになっており、また、CPU2321の作業用メモリとしてのRAMすなわちRandom Access Memory2323を有する。また、CPU2321には、データを記憶する記憶部2324と、通信制御部2325と、監視部2325aとが接続されている。また、ターミナル部2310には、操作表示部2311、カード処理部2312、認証・ジャーナルプリンタ2314、レシート発行部2313、通帳処理部2316がそれぞれ接続されている。さらに、ターミナル部2310には、バラ硬貨入出金部2306と、包装硬貨出金部2305と、硬貨包装部2307とを有する硬貨処理部2305aと、バラ紙幣入出金部2302と、紙幣結束部2303と、束紙幣出金部2301とを有する紙幣処理部2300と、新券出金部2304とが接続されている。そして、硬貨処理部2305aはバラ硬貨入出金部2302には検知手段としての取り忘れ検出部2326が設けられ、紙幣処理部2300には検知手段としての取り忘れ検出部2327が設けられ、また、新券出金部2304には検知手段としての取り忘れ検出部2328が設けられている。また、レシート発行部2313、通帳処理部2316にも、それぞれ検知手段としての取り忘れ検出部(図示せず)が設けられている。
【0044】
また、ターミナル部2310の監視部2325aには、第1の電子錠制御手段および第2の電子錠制御手段としての電子錠制御手段2330が接続されている。電子錠制御手段2330は、個室1の室内に配設された監視カメラ20に接続されるとともに、バラ硬貨入出金部2306の取り忘れ検出部2326、バラ紙幣入出金部2302の取り忘れ検出部2327、および新券検出部2304の取り忘れ検出部2328と有線または無線によって接続し、さらに、第1の解錠手段8と、第2の解錠手段9と、第3の解錠手段17と、第4の解錠手段19とにそれぞれ接続されている。
【0045】
次に、上述のような構成において、本発明の実施の形態の作用について説明する。
【0046】
まず、貨幣取引処理機23を利用する顧客は、顧客用ロビー3から入室し、個室1の顧客用出入口5に設けられた顧客扉6の第2の解錠手段9のカードリーダ部12にIDカード(図示せず)をスルーさせると共にテンキー13をプッシュ操作して暗証番号を入力し顧客扉6を開放し、個室1の室内に入室する。なお、顧客は第2の解錠手段9のテンキー13に暗証番号を入力しなくてもカードリーダ部12にIDカード(図示せず)などをスルーさせれば顧客扉6が開放するものとしてもよく、また、職員は第2の解錠手段9のカードリーダ部12にIDカード(図示せず)などをスルーさせなくてもテンキー13に暗証番号を入力すれば顧客扉6が開放するものとしてもよい。貨幣取引処理機23は個室1の室内に設置されているので、貨幣取引処理機23を利用する顧客を他の顧客から物理的に遮蔽し、貨幣の取引時における防犯性を高め、顧客のプライバシーを確実に保護することができる。また、個室1の顧客扉6に設けた第1の解錠手段8は、原則的にIDカード(図示せず)の読み取りとテンキー13への暗証番号の入力とによって解錠されるため、IDカード(図示せず)を有し暗証番号を知っている特定の顧客のみが入室可能となり、個室1の室内の防犯性を高めるとともに利用する顧客のプライバシーの保護を確実にはかることができる。
【0047】
次に、個室1に入室した顧客は、室内に設けられた検知手段としての監視カメラ20によって認識される。監視カメラ20は、顧客が在室状態である旨の信号を電子錠制御手段2330に送信し、電子錠制御手段2330はこの在室状態である旨の信号を受信すると職員扉15の職員扉用電子錠16を施錠して開閉不能にする。このように、個室1内の在室状態によって職員扉用電子錠16を自動的に施錠することができるので、個室1に在室する顧客が、職員用出入口14から職員用スペース4に進入することを確実に防止することができ、職員用スペース4の防犯性の低下を防ぐことができる。なお、職員扉15の職員扉用電子錠16は常に施錠されていてもよい。そして、職員扉用電子錠16が常に施錠されていることにより、職員用スペース4の防犯性の低下を確実に防ぐことができる。また、電子錠制御手段2330は、個室1の室内に人が存在する場合には第2の解錠手段9を施錠するため、顧客が個室1の室内で貨幣等の取引などを行っている際に顧客用ロビー3から第三者が個室1に入室することを防止でき、防犯性を高めることができると共に顧客のプライバシーの保護を確実に図ることができる。
【0048】
次に、個室1に入室した顧客は、貨幣取引処理機23を用い、たとえばIDカード(図示せず)をカード処理部2312に認識させ、または通帳(図示せず)を通帳処理部2316に認識させ、硬貨や紙幣などの出納や、通帳への記入や、レシート発行などの処理を行わせる。そして、顧客が貨幣取引処理機23にバラ硬貨を取り忘れた場合や、紙幣を取り忘れた場合や、新券を取り忘れた状態で個室1から退出しようとした場合には、バラ硬貨入出金部2306の有する取り忘れ検出部2326、バラ紙幣入出金部2302の有する取り忘れ検出部2327、新券出金部2304の有する取り忘れ検出部2328がそれぞれ取り忘れを検知して電子錠制御手段2330に取り忘れ情報を送信する。なお、レシート発行部2313におけるレシートや通帳処理部2316における通帳の取り忘れについてもそれぞれ取り忘れ検出部(図示せず)が取り忘れを検知して電子錠制御手段2330にとり忘れ情報を送信する。電子錠制御手段2330は送信された取り忘れ情報に基づいて顧客扉6を扉開不能にする。この状態において、顧客は顧客扉6を扉開して個室1から退室することができなくなるので、顧客が貨幣取引処理機23が出金した硬貨や紙幣などを取り忘れる事態を確実に防止できる。さらに、取り忘れ検出部2326,2327,2328からの取り忘れ情報を受けて、顧客扉6の個室1室内側に設けられたディスプレイ装置13aに取り忘れが起きている旨表示されることにより、顧客に対し、取り忘れが起きていることを視覚情報によって確実に報知でき、顧客が貨幣取引処理機23が顧客に払い出した貨幣等を取り忘れることを確実に防止できる。
【0049】
次に、顧客が貨幣取引処理機23の操作を完全に終了した場合には、顧客はサムターン10を回動させると共にドアノブ11を回動させて顧客扉用電子錠7を解錠する。そして、第1の解錠手段8は、サムターン10の回動とドアノブ11の回動によって解錠可能なサムターン式電子錠解錠手段であることにより、個室1の室内側から簡易な操作にて確実に解錠することができる。尚、第1の解錠手段8は、ドアノブ11を回動させるだけで顧客扉用電子錠7を解錠するようにしてもよい。
【0050】
さらに、たとえば個室1の室内に顧客が存在し貨幣取引処理機23の操作が完全に終了する前に個室1の室内で不慮の事故が発生した場合など、第1の解錠手段8および第2の解錠手段9のいずれも顧客の取り得る手段によっては事実上解錠不能である場合であっても、顧客用ロビー3に居る職員は、所持する職員用鍵(図示せず)によって、いかなる場合であっても第1の解錠手段8および第2の解錠手段9を解錠することができる。そして、職員用鍵(図示せず)によって第1の解錠手段8および第2の解錠手段9を解錠することが可能であることにより、顧客用ロビー3に居る職員が職員用鍵(図示せず)を所持すれば、この職員は顧客用ロビー3側からいつでも個室1に入室することができる。このため、たとえば個室1の室内で緊急事態が発生したような場合であっても、顧客用ロビー3に居る職員が個室1の室内に自在に入室し、緊急事態に迅速に対処することが可能になる。
【0051】
次に、たとえば対顧客業務が終了した後に職員が貨幣取引処理機23の内部に蓄えられた貨幣等の収集や整理などの作業を行う場合には、職員が職員用スペース4から個室1の室内に入室して作業を行う。そして、職員が職員用スペース4から個室1の室内に入室する場合には、職員用スペース4から、個室1の職員用出入口14に設けられた職員扉15のサムターン10を回動させると共に、ドアノブ11を回動させて第4の解錠手段19を解除させ職員扉15を開放し、個室1の室内に入室する。そして、第4の解錠手段19は職員扉15の職員用スペース4側に設けられて貨幣取引処理機23がいかなる状態であっても、職員用スペース4から個室1の室内への入室を可能とするため、個室1の室内における不測の事態にも容易に対処することが可能になり、個室1の室内での危機管理を向上させることができる。また、第4の解錠手段19は、サムターン10の回動とドアノブ11の回動とによって解錠可能なサムターン式電子錠解錠手段であることにより、職員扉用電子錠16は個室1の室内側から簡易な操作にて確実に解錠することができる。なお、第4の解錠手段19は、ドアノブ11を回動させるだけで職員扉用電子錠16を解錠するようにしてもよい。
【0052】
また、職員が個室1から職員用スペース4に移動する場合には、職員扉15の個室1の室内側に設けられた第3の解錠手段17のテンキー18に暗証番号を入力してこの第3の解錠手段17を解錠し、職員扉15を開放する。そして、職員扉15の個室1の室内側に第3の解錠手段17を設けていることにより、個室1の室内側から職員扉15を解錠し開放することが可能になり、職員は個室1室内での業務を効率的に行うことができる。また、第3の解錠手段17をテンキー18による暗証番号入力式としたことにより、職員用鍵(図示せず)を持っていない職員であっても、職員扉用電子鍵16を個室1の室内側から解錠することが可能になり、職員が個室1の室内から職員用スペース4に容易に移動することができる。
【0053】
また、職員扉15が開放されているときには、職員扉15に設けられた扉開放検知手段21が開放を検知し、個室1の室内側に設けられたブザー22に信号を送信し、ブザー22はこの信号を受けて電子音を発生する。そして、職員扉15が開放状態であるときには扉開放検知手段21が検知し、扉開放検知手段21の検知信号を受けたブザー22が電子音を発生するので、職員扉15が開放されていることを職員に確実に報知することができ、職員の防犯意識を高め、事故や犯罪に遭遇する事態を未然に防ぐことができる。また、ブザー22の発生する電子音は、ブザー22に設けられた電子音停止機構(図示せず)によって発生を停止させることができる。
【0054】
なお、上記実施の形態においては、個室1は顧客用ロビー3の一部と職員用スペース4の一部とにまたがって形成されているが、これに限定されるものではなく、個室1は顧客用ロビー3と職員用スペース4とに隣接して設けられてもよく、また、顧客用ロビー3と職員用スペース4とのうちいずれか一方の一部に設けられるとともに他方に隣接して設けられる構成としてもよい。
【0055】
また、上記実施の形態においては第2の解錠手段9のカードリーダ部12はIDカード(図示せず)をスルーさせて情報を読み込む方式に形成したが、これに限定されるものではなく、たとえば非接触ICカードを近接させて情報と読み込む形式など他の読み込み形式に構成してもよい。
【0056】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、貨幣取引処理機を個室の室内に配設することによって貨幣取引処理機を利用する顧客を他の顧客から物理的に遮蔽し、また、貨幣取引処理機の処理状態や個室内の顧客の在室状態などの情報に基づいて顧客扉用電子錠を制御することにより個室内で貨幣等の取り扱いを行う際に個室内への顧客の自由な進入を防止することができるので、貨幣等の取引時における防犯性を高め、また、顧客のプライバシーを確実に保護することができる。
【0057】
請求項2記載の発明によれば、職員用スペースと個室との間に職員扉を設けたことにより、職員が個室に出入室することが容易になり、職員は個室での業務を効率的に行うことができる。また、職員扉に電子錠を設けて電子錠制御手段によって検知手段の検知情報に基づいて職員扉用電子錠を制御することにより、個室の室内に人が存在する場合には職員扉用電子錠を自動的に施錠し、または職員扉用電子錠が常に施錠された状態にすることで顧客など職員以外の者が職員用スペースに進入することを防止することが可能になるため、職員用スペースの防犯性の低下を防ぐことができる。
【0058】
請求項3記載の発明によれば、貨幣取引処理機を個室の室内に配設することによって貨幣取引処理機を利用する顧客を他の顧客から物理的に遮蔽し、また、貨幣取引処理機の処理状態や個室内の顧客の在室状態などの情報に基づいて顧客扉用電子錠を制御することにより個室内で貨幣等の取り扱いを行う際に個室内への顧客の自由な進入を防止することができるので、貨幣等の取引時における防犯性を高め、また、顧客のプライバシーを確実に保護することができる。さらに、職員用スペースと個室との間に職員扉を設けたことにより、職員が個室に出入室することが容易になり、職員は個室での業務を効率的に行うことができる。また、職員扉に電子錠を設けて電子錠制御手段によって検知手段の検知情報に基づいて職員扉用電子錠を制御することにより、個室の室内に人が存在する場合には職員扉用電子錠を自動的に施錠し、また職員扉用電子錠を常に施錠された状態にすることで顧客など職員以外の者が職員用スペースに進入することを防止することが可能になるため、職員用スペースの防犯性の低下を防ぐことができる。
【0059】
請求項4記載の発明によれば、検知手段が貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでの間、電子錠制御手段によって第1の解錠手段が解錠不能となり、顧客は検知手段が貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまで個室から退室できなくなるため、顧客が貨幣取引処理機が払い出した貨幣等を取り忘れる事態を確実に防止できる。
【0060】
請求項5記載の発明によれば、検知手段が貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでディスプレイ装置に処理が未完了であることが表示されることにより、顧客に対し、取り忘れが起きていることを視覚情報によって確実に報知することができ、特に貨幣取引処理機から離れてしまった顧客が貨幣取引処理機が払い出した貨幣等を取り忘れることを確実に防止できる。
【0061】
請求項6記載の発明によれば、個室内に顧客や職員が存在する場合には第2の解錠手段が解錠不能になるため、個室内で顧客が出納を行っているときや職員が貨幣取引処理機の内部に蓄えられた貨幣等の収集や整理などの作業を行うときに顧客用ロビーから第三者が個室に入室することを防止でき、防犯性を高めることができるとともに顧客のプライバシーを確実に保護することができる。
【0062】
請求項7記載の発明によれば、職員用鍵によって第1の解錠手段および第2の解錠手段を解錠することが可能であることにより、顧客用ロビーに居る職員が職員用鍵を所持すれば、この職員は顧客用ロビー側からいつでも個室に入室することができ、個室の室内で緊急事態が発生したような場合であっても顧客用ロビーに居る職員が個室の室内に自在に入室し自在に入室し、緊急事態に迅速に対処することが可能になる。
【0063】
請求項8記載の発明によれば、職員扉の個室内側に第3の解錠手段を設けたことにより、個室内側から職員扉を解錠し開放することが可能になり、職員は個室内での業務を効率的に行うことができる。また、第3の解錠手段を暗証番号入力式としたことにより、職員用鍵を持っていない職員であっても職員扉用電子鍵を解錠することが可能になり、職員は個室内から職員用スペースに容易に移動することができる。
【0064】
請求項9記載の発明によれば、第4の解錠手段は職員扉の職員用スペース側に設けられて、いかなる状態であっても職員用スペース側から個室内への出入りが可能になるため、職員は職員用スペースから個室に入室することが可能となり、たとえば個室内で不測の事態が起きた場合にも容易に対処することが可能になり、個室内での危機管理を向上させることができる。
【0065】
請求項10記載の発明によれば、職員扉が開放状態であるときには扉開放検知手段が検知し、扉開放検知手段の検知信号を受けたブザーが電子音を発生するので、職員扉が開放されていることを職員に確実に報知することができ、職員の防犯意識を高め事故や犯罪に遭遇する事態を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金融営業店における貨幣取引処理装置の一例を示す斜視構成図である。
【図2】本発明で使用する第1の解錠手段および第4の解錠手段の一例を示す正面図である。
【図3】本発明で使用する第2の解錠手段の一例を示す正面図である。
【図4】本発明で使用する第3の解錠手段の一例を示す正面図である。
【図5】本発明に係る金融営業店における貨幣取引処理機の内部構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 個室
3 顧客用ロビー
4 職員用スペース
5 顧客用出入口
6 顧客扉
7 顧客扉用電子錠
8 第1の解錠手段
9 第2の解錠手段
13a ディスプレイ装置
14 職員用出入口
15 職員扉
16 職員扉用電子錠
17 第3の解錠手段
19 第4の解錠手段
20 監視カメラ
21 扉開放検知手段
22 ブザー
23 貨幣取引処理機
2326 検知手段としての取り忘れ検出部
2327 検知手段としての取り忘れ検出部
2328 検知手段としての取り忘れ検出部
2330 電子錠制御手段

Claims (8)

  1. 金融営業店の顧客用ロビーおよび職員用スペースのうち少なくとも一方の一部または前記顧客用ロビーおよび前記職員用スペースのうち少なくとも一方に隣接した場所に設置されるとともに貨幣取引処理機が設置された個室と、前記個室と前記顧客用ロビーとを往来可能に貫通する顧客用出入口を開閉可能に閉塞する顧客扉に設けられた顧客扉用電子錠と、前記個室と前記職員用スペースとを往来可能に貫通する職員用出入口を開閉可能に閉塞する職員扉に設けられた職員扉用電子錠と、前記貨幣取引処理機の処理状態または前記個室内の在室状態のうち少なくとも一方を検知する検知手段と、前記検知手段が前記貨幣取引処理機の処理状態または前記個室内の在室状態を検知したときに前記顧客扉用電子錠を解錠不能に制御する第1の電子錠制御手段と、前記検知手段が前記個室内の在室状態を検知したときに前記職員扉用電子錠を解錠不能に制御する第2の電子錠制御手段とを有することを特徴とする貨幣取引処理装置。
  2. 前記顧客扉の前記顧客用ロビー側に前記顧客扉用電子錠を解錠するための第1の解錠手段が設けられ、前記第1の電子錠制御手段は、前記検知手段が前記貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでの間、前記第1の解錠手段を解錠不能に制御することを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引処理装置。
  3. 前記顧客扉の前記個室内側に、前記検知手段が前記貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでの間、前記貨幣取引処理機の処理が未完了であることを表示するディスプレイ装置が設けられていることを特徴とする請求項またはに記載の貨幣取引処理装置。
  4. 前記顧客扉の前記顧客用ロビー側に前記顧客扉用電子錠を解錠するための第2の解錠手段が設けられ、前記第1の電子錠制御手段は、前記検知手段が前記個室内に存在する顧客を検知した場合には前記第2の錠手段を解除不能に制御することを特徴とする請求項ないしのいずれかに記載の貨幣取引処理装置。
  5. 前記顧客扉の前記顧客用ロビー側に前記顧客扉用電子錠を解錠するための第1の解錠手段または第2の解錠手段が設けられ、前記第1の解錠手段は、前記検知手段が前記貨幣取引処理機の処理の完了を検知するまでの間、前記第1の電子錠制御手段によって解錠不能に制御され、且つ、前記顧客用ロビーに居る営業店職員が具備する職員用鍵によって常に前記顧客用ロビー側から解錠可能であり、前記第2の解錠手段は、前記検知手段が前記個室内に存在する顧客を検知した場合に前記第1の電子錠制御手段によって解錠不能に制御され、且つ、前記職員用鍵によって常に前記顧客用ロビー側から解錠可能であることを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引処理装置。
  6. 前記職員扉の前記個室内側には、暗証番号入力式の第3の解錠手段を設置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の貨幣取引処理装置。
  7. 前記職員扉の前記職員用スペース側には、前記貨幣取引処理機がいかなる状態であっても前記職員用スペース側から個室内への出入りを可能とする第4の解錠手段を設けた
    ことを特徴とする請求項またはに記載の貨幣取引処理装置。
  8. 職員扉には扉開放検知手段を設けるとともに、個室の室内側には、前記職員扉が開放状態であることを前記扉開放検知手段が検知したときに電子音を発生するブザーを備えた
    ことを特徴とする請求項1、6またはのいずれかに記載の貨幣取引処理装置。
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