JPH1040438A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

Info

Publication number
JPH1040438A
JPH1040438A JP8190675A JP19067596A JPH1040438A JP H1040438 A JPH1040438 A JP H1040438A JP 8190675 A JP8190675 A JP 8190675A JP 19067596 A JP19067596 A JP 19067596A JP H1040438 A JPH1040438 A JP H1040438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
customer
automatic
transaction
automatic transaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8190675A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Nakao
雅純 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8190675A priority Critical patent/JPH1040438A/ja
Publication of JPH1040438A publication Critical patent/JPH1040438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引操作中における顧客のプライバシー、安
全性を確保できる自動取引装置を提供する。 【解決手段】 扉16の自動施錠機能を有するドアロッ
ク装置17を備えた取引ボックス15内にこの自動取引
装置1を配置して顧客を外部から隔離し、ドアロック装
置17により前記扉16を顧客の入場後、この顧客によ
る開扉操作まで自動的に施錠状態とするものであるか
ら、操作中における顧客を完全に不特定多数の者から隔
離でき、顧客のプライバシー、安全性を確保し、しか
も、防犯上の問題を無くすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動取引装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の現金自動取引装置は、顧客が取引
内容を指定する入力手段である「接客卓」、顧客が現金
を収受する「現金取出口」、顧客がキャッシュカードを
収受する「カード口」、顧客が通帳を収受する「通帳
口」を中心に構成している。
【0003】顧客は、この現金自動取引装置の前に立っ
て、取引内容を入力し、現金、キャッシュカード、通帳
を収受する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の現金自動取引装置の場合、接客卓、現金取り出
し口、カード口及び通帳口が露出状態で配置されてお
り、このため、顧客が現金自動取引装置の操作中に、顧
客が手にする現金、キャッシュカード、通帳を、顧客の
周りにいる不特定多数の者に奪取される可能性や、入力
中の暗証番号を、顧客の周りにいる不特定多数の者に読
み取られる可能性があり、顧客のプライバシーや安全性
の点で問題がある。
【0005】この現金自動取引装置が、無人店舗等、監
視の目が届きにくいところに設置されている場合には特
に防犯上の課題が存在する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、取引操作中における顧客を完全に不特定多数の
者から隔離でき、顧客のプライバシー、安全性を確保
し、しかも、防犯上の問題を無くすことができる自動取
引装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、出入用扉の自
動施錠機能を有する個室内にこの自動取引装置を配置し
て顧客を外部から隔離し、扉自動施錠手段により前記出
入用扉を顧客の入場後、この顧客による開扉操作まで自
動的に施錠状態とするものであるから、操作中における
顧客を完全に不特定多数の者から隔離でき、顧客のプラ
イバシー、安全性を確保し、しかも、防犯上の問題を無
くすことができる。
【0008】前記扉自動施錠手段による前記出入用扉の
施錠、開錠のタイミングは、顧客の入場後の取り引き開
始操作の時点からこの顧客による開扉操作の時点までと
することで、顧客のプライバシー、安全性を確保し、し
かも、防犯上の問題を無くすことができる。
【0009】さらに、前記扉自動施錠手段により、顧客
の入場後の取り引き開始操作の時点で出入用扉を自動的
に施錠状態とし、顧客に対する取引媒体の返却処理が終
了した時点で前記出入用扉を自動的に開錠状態とする構
成でも同様な作用を発揮できる。
【0010】また、本発明の自動取引装置は、上述した
構成に、扉自動施錠手段の施錠状態の有無を確認し、施
錠無しと判断したとき前記出入用扉の閉扉を促す手段を
付加する構成とすることもできる。これにより、前記出
入用扉の施錠状態を確実に確保でき、より安全性が向上
する。
【0011】また、本発明は、上述した構成にさらに前
記顧客との取り引き処理実行中に前記出入用扉の開扉操
作があった場合、取り引き処理を中断し、前記扉自動施
錠手段を開錠状態とするとともに、顧客による識別情報
の入力を確認して前記扉自動施錠手段を施錠状態とし取
り引き処理を再開する制御手段を付加することで、何等
可の原因で顧客による出入用扉の開操作があった場合で
も、一旦取り引き処理を中断した後速やかに取り引き処
理を再開できる。
【0012】また、本発明は、出入用扉を備え、自動取
引装置自体を外部から隔離する個室と、前記出入用扉を
顧客の入場後の取り引き開始操作の時点からこの顧客に
よる開錠操作まで自動的に施錠状態とする扉自動施錠手
段と、前記個室内の顧客の存在を検出する顧客検出手段
と、前記個室内の異常状態を検出する異常検出手段と、
前記顧客検出手段により個室内の顧客の存在が検出さ
れ、かつ、異常検出手段により前記個室内の異常状態が
検出されたとき、前記扉自動施錠手段による前記出入用
扉の施錠状態を解除する制御手段とを有するものである
から、前記個室内に顧客が存在し、かつ、前記個室内に
火災等の異常状態が生じた場合の救援対策も万全とな
る。
【0013】さらに、本発明は、上述した構成に加え
て、前記個室の外側に配置され、係員操作により前記出
入用扉の施錠状態を解除する係員用扉開錠手段を設けた
構成であるため、係員操作によっても前記出入用扉のを
施錠状態を解除でき、より安全性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0015】まず、図1を参照して本実施の形態に係る
自動取引装置(例えば、現金自動預出金機)1及びこの
自動取引装置を外部から隔離(外側から内部の様子は直
接見ることが難しい)する個室である取引ボックス15
の外観構成を説明する。
【0016】前記取引ボックス15は、自動取引装置1
を内部に収納し、顧客(操作者)が1人入ることのでき
る直方体状に形成され、その一面には、顧客が出入可能
な扉(ドア)16が設けられている。
【0017】前記扉16は、顧客ににより開閉され、顧
客が取引ボックス15に入場後、自動的に閉扉する94
になっている。即ち、前記扉16と取引ボックス15と
の接合領域には、顧客の操作に基づく自動取引装置1か
らの指令で前記扉16を施錠する扉自動施錠手段である
ドアロック装置17が組み込まれている。
【0018】このドアロック装置17による施錠実施時
には、取引ボックス15の外部からは原則的に施錠は解
除できないようになっている。但し、顧客が取引ボック
ス15の内部から前記扉16の開扉操作を行うことでド
アロック装置17の施錠は解除されるようになってい
る。
【0019】また、前記取引ボックス2の外壁に設けた
係員用のロック解除手段14を操作することによって、
ドアロック装置17の施錠が解除できるようになってい
る。
【0020】この他、地震、火災等の異常事態が発生し
た場合、その異常事態を検出する地震計、火災報知機等
を組み合わせた異常検出手段である災害検知センサ18
と、取引ボックス2内の顧客の存在の有無を常時検出す
る顧客検出手段である顧客センサ19とが、前記取引ボ
ックス2の天井に設けられている。
【0021】前記自動取引装置1は、箱状の筐体1Aの
前面に、略L字状の接客操作領域2を設けている。
【0022】接客操作領域2の略L字状の略水平面の部
分には、紙幣を多数枚一括して投入し得るとともに、放
出された紙幣やレシートを一括して受取る紙幣口3が設
けられ、扉4により開閉可能となっている。
【0023】また、この略水平面の部分には、操作画面
5が設けられている。操作画面5は、透明なタッチセン
サーパネルおよびカラーCRTが組み合わされている。
即ち、カラーCRTには、操作手順、その他の情報を文
字、文言、イラストあるいは画像情報によって画面表示
し、顧客の操作を案内するようになっている。また、数
字、カタカナ、アルファベット、確認や取り消しの文字
の表示に対応するタッチセンサーパネルの部位を指で触
れることにより、所望の情報の入力が行えるようになっ
ている。
【0024】接客操作領域2の略L字状の略垂直部分に
は、カード口6および通帳口7が設けられている。カー
ド口6は、暗証番号、口座番号、発行銀行のコードなど
が磁気ストライプに記録されている記録媒体としてのカ
ードを受け入れる。通帳口7は、同じく記録媒体として
の通帳あるいは振り込みカードを受け入れる。
【0025】また、この垂直部分には、取引内容などを
印字したレシート(明細票)を排出するレシート口8、
硬貨を多数枚一括して投入し得る硬貨投入口9、放出さ
れた硬貨を一括して受取る硬貨受取口10、係員が操作
する係員キー11等を設けている。
【0026】図2は、前記自動取引装置1の制御系を示
すもので、前記筐体1A内に、カードリーダユニット2
1、レシートプリンタユニット22、通帳プリンタユニ
ット23、紙幣入出金ユニット24、硬貨入出金ユニッ
ト25、前記操作画面5を含む接客ユニット26、音声
案内ユニット27、内部モニタ28を具備している。
【0027】また、自動取引装置1は、記憶部29、フ
ロッピーディスク部30、伝送制御部31、後述する図
3、図4に示すような動作プログラムに基づき動作する
とともに、全体の制御を行う主制御部32、電源部33
等を具備している。
【0028】前記カードリーダユニット21は、カード
口7から受け入れたカードの磁気ストライプから暗証番
号及び口座番号等の口座情報を読み取るとともに、カー
ドをカード口7へ返却する動作も行うようになってい
る。
【0029】前記レシートプリンタユニット22は、取
引内容を印字したレシート(明細票)を発行し、レシー
ト口8から排出するようになっている。
【0030】前記通帳プリンタユニット23は、通帳口
から受け入れた通帳の磁気ストライプに対して情報の読
み取りまたは書き込みを行うとともに、必要に応じて該
通帳および記録ようのジャーナル用紙への取引内容など
の印字を行う。また、振り込みカードの原券に振り込み
取引の振り込み情報を記録することにより振り込みカー
ドを発行し、それを通帳口8から排出したり、さらに
は、通帳口8から受け入れた振り込みカードの磁気スト
ライプに対し情報の読み取り、書き込みを行うようにな
っている。
【0031】前記紙幣入出金ユニット24は、紙幣口5
に一括して投入された紙幣を判別、計数して納入すると
ともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納された紙
幣を所定枚数だけ取り出して紙幣口5から一括して払い
出すようになっている。
【0032】前記硬貨入出金ユニット25は、硬貨口6
に一括して投入された硬貨を判別、計数して納入すると
ともに、必要に応じて、あらかじめ金庫に収納された硬
貨を所定枚数だけ取り出して硬貨口6から一括して払い
出すようになっている。
【0033】前記音声案内ユニット27は、音声により
顧客の操作の誘導案内を行うようになっている。
【0034】前記内部モニタ28は、この自動取引装置
1の運用に携わる係員に装置状態を伝達するとともに、
透明なタッチセンサーを画面上に有して係員による操作
指示の入力を行う入力手段となるものである。
【0035】前記主制御部32は、フロッピーディスク
部30内のプログラム情報を参照しつつ、前記各ユニッ
ト21乃至27、内部モニタ28、記憶部29および伝
送制御部31を各々制御し、これらに所定の動作を行わ
せるようになっている。
【0036】また、前記主制御部32には、必要に応じ
てリモートモニタ34を接続し、遠方から監視すること
を可能にしている。リモートモニタ34は、主制御部3
2によって制御され、内部モニタ28とほぼ同じ情報を
表示するとともに、この自動取引装置1に異常が発生し
た場合には、ブザーなどの鳴動手段を併用して異常を報
知するようになっている。
【0037】記憶部29は、各種情報等を記憶するよう
になっている。
【0038】前記フロッピーディスク部30は、この自
動取引装置1の運用に係る処理手順のプログラムを格納
するとともに、取引に供する各種の情報や取引の記録、
自動取引装置1の稼働状況の記録、自動取引装置1固有
に設定された特殊な情報の格納等を行う。
【0039】前記伝送制御部31は、通信回線を介して
センタのホストコンピュータとオンライン接続されてい
て、必要に応じてホストコンピュータとオンライン交信
するようになっている。そして、主制御部32は、フロ
ッピーデスク部30内のプログラム情報を参照しつつ、
伝送制御部31を介してホストコンピュータから送られ
てくる電文の中から必要な情報を読み取るようになって
いる。
【0040】さらに、前記主制御部32には、前記係員
用のロック解除手段14、ドアロック装置17、災害検
知センサ18、顧客センサ19が接続され、主制御部3
2によりこれらの動作制御を行うようになっている。
【0041】次に、上述した自動取引装置1の動作を、
顧客の取引ボックス15への入場、退場時の動作を主に
し、かつ、図3、図4に示すフローチャートをも参照し
て説明する。
【0042】この自動取引装置1を使用した取り引き処
理を希望する顧客は、まず、扉16を開け(ステップS
1)、取引ボックス15内に入場する(ステップS
2)。このとき、主制御部32からドアロック装置17
に対して施錠命令が発せられている場合には、扉16は
開かず、取引ボックス15外の第三者は取引ボックス1
5内に入場できなくなる。
【0043】顧客の入場後、扉16は自動的に閉じ、こ
の時点では、ドアロック装置17はは非施錠状態である
が、顧客が自動取引装置1の接客操作領域2において例
えばカード挿入等の何等かの取引開始操作(ステップS
3)を行うと、自動取引装置1による取引開始処理が開
始され(ステップS4)、前記主制御部32により扉1
6が閉じているか否かが確認(ドアロック装置17の施
錠状態、非施錠状態の確認)され(ステップS5)、扉
16が開いている場合には、例えば前記接客操作領域2
の操作画面5に扉16を閉めること(ドア閉)を促すメ
ッセーッジ等を表示して扉16の閉操作を催促する(ス
テップS6)。
【0044】この段階で、顧客が扉16を閉めた場合
(ステップS7)及び前記ステップS5で扉16が閉じ
ていると確認された場合には、前記ドアロック装置17
が作動し(ステップS8)、扉16は施錠(ドアロッ
ク)状態になる(ステップS9)。
【0045】このような動作により、前記扉16の施錠
状態を確実に確保でき、安全性が向上する。
【0046】次に、顧客が前記操作画面に対して自己の
暗証番号を入力すると(ステップS10)、前記主制御
部32により暗証番号の入力が確認され(ステップS1
1)、顧客による現金、キャッシュカード、通帳の出入
操作(ステップS12)、自動取引装置1による現金、
キャッシュカード、通帳による取扱い(ステップS1
3)処理が行われる。
【0047】やがて、取引操作の終了(ステップS1
4)、取引処理の終了(ステップS15)となり、キャ
ッシュカード、通帳等が顧客に返却され、顧客が前記扉
16の開扉(ドア開)操作を行う(ステップS16)こ
とで、前記ドアロック装置17による施錠状態が自動的
に解除されて(ステップS17)、扉16が顧客により
開かれ、顧客は取引ボックス15から外部に退場する。
【0048】以上の一連の操作及び処理により、自動取
引装置1の操作中における顧客を完全に不特定多数の者
から隔離でき、暗証番号の盗み見や現金の当難事故等が
防止され、顧客のプライバシー、安全性を確保し、しか
も、防犯上の問題を無くすことが可能となる。
【0049】次に、本発明の他の実施の形態を図4を参
照して説明する。尚、図4に示す他の実施の形態の操作
及び処理の流れにおいて、ステップS1乃至ステップS
13までの操作及び処理の流れは図3に示す場合と同様
である。
【0050】既述した顧客による現金、キャッシュカー
ド、通帳の出入操作(ステップS12)、自動取引装置
1による現金、キャッシュカード、通帳による取扱い
(ステップS13)処理が行われている段階で、仮に顧
客が前記扉16の開扉操作を行った場合には(ステップ
S21)、前記主制御部32により扉16の開閉状態が
確認され(ステップS22)、扉16が開いている場合
には自動取引装置1の取り引き処理が中断する。
【0051】この後、顧客が閉扉操作を行った場合には
(ステップS24)、主制御部32は前記顧客センサ1
9の検出信号を基に取引ボックス15内に顧客が存在す
るか否かを判断し(ステップS25)、取引ボックス1
5内に顧客が存在しないと判断したときには終了となり
(ステップS26)、また、取引ボックス15内に顧客
が存在すると判断し、かつ、顧客が操作画面5に対して
暗証番号を入力したことを確認して(ステップS27、
S28)、ドアロック装置17を施錠状態とし、(ステ
ップS29)、自動取引装置1の取り引き処理を再開す
る(ステップS30)。
【0052】この後、既述した場合と同様、取引操作の
終了(ステップS14)、取引処理の終了(ステップS
15)となり、キャッシュカード、通帳等が顧客に返却
され、顧客が前記扉16の開扉操作を行う(ステップS
16)ことで前記ドアロック装置17による施錠状態が
自動的に解除されて(ステップS17)、扉16が顧客
により開かれ、顧客は取引ボックス15から外部に退場
する。
【0053】また、上述したステップS24の操作で、
顧客が閉扉操作を行なわない場合には、顧客が取引ボッ
クス15から外部に退場したことになる(ステップS3
1)。
【0054】このような一連の動作により、自動取引装
置1の操作中において顧客が何等かの原因で一旦取り引
き操作を止め開扉操作をした場合においても、再度暗証
番号の入力操作を行うことで自動取引装置1との取り引
きを速やかに再開でき、顧客に対するサービス性が向上
する。
【0055】また、上述した実施の形態の他、前記ドア
ロック装置17により顧客の入場後の取り引き開始操作
の時点で扉16を自動的に施錠状態とし、顧客に対する
通帳等の取引媒体の返却処理が終了した時点で前記扉1
6を自動的に開錠状態とすることもできる。
【0056】また、前記災害検知センサ18により取引
ボックス15内を常時監視し、かつ、前記顧客センサ1
9により個室内の顧客の存在を検出して、前記ドアロッ
ク装置17による前記扉16の施錠状態を自動的に解除
するようにすることで、前記取引ボックス15内に顧客
が存在し、かつ、前記取引ボックス15内に火災等の異
常状態が生じた場合の救援対策も万全となる。
【0057】さらに、前記取引ボックス15の外側に配
置され、係員操作により前記扉16の施錠状態を解除す
る係員用のロック解除手段14を設けているので、係員
操作によっても前記扉16の施錠状態を解除でき、より
安全性が向上する。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、操作中における顧客を
完全に不特定多数の者から隔離でき、顧客のプライバシ
ー、安全性を確保し、しかも、防犯上の問題を無くすこ
とができる自動取引装置を提供することができる。
【0059】また、本発明によれば、何等かの原因で顧
客による出入用扉の開操作があった場合でも、一旦取り
引き処理を中断した後簡略な操作のみで速やかに取り引
き処理を再開できる自動取引装置を提供することができ
る。
【0060】さらに、本発明によれば、前記個室内に顧
客が存在し、かつ、前記個室内に火災等の異常状態が生
じた場合の救援対策も万全であり、さらに、係員操作に
よっても前記出入用扉のを施錠状態を解除でき、より安
全性に優れた自動取引装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の自動取引装置及び取引ボ
ックスを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の自動取引装置及び取引ボ
ックスの制御系を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における一連の取引操作及
び取引処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態における一連の取引操
作及び取引処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動取引装置 1A 筐体 2 接客操作領域 3 紙幣口 5 操作画面 6 カード口 7 通帳口 14 ロック解除手段 15 取引ボックス 16 扉 17 ドアロック装置 18 災害検知センサ 19 顧客センサ 32 主制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引媒体を用いて顧客操作に応じた自動
    的な取り引き処理を実行する自動取引装置であって、 出入用扉を備え、自動取引装置自体を外部から隔離する
    個室と、 前記出入用扉を顧客の入場後、この顧客による開扉操作
    まで自動的に施錠状態とする扉自動施錠手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 取引媒体を用いて顧客操作に応じた自動
    的な取り引き処理を実行する自動取引装置であって、 出入用扉を備え、自動取引装置自体を外部から隔離する
    個室と、 前記出入用扉を顧客の入場後の取り引き開始操作の時点
    からこの顧客による開扉操作の時点まで自動的に施錠状
    態とする扉自動施錠手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  3. 【請求項3】 取引媒体を用いて顧客操作に応じた自動
    的な取り引き処理を実行する自動取引装置であって、 出入用扉を備え、自動取引装置自体を外部から隔離する
    個室と、 前記出入用扉を顧客の入場後の取り引き開始操作の時点
    で自動的に施錠状態とし、顧客に対する取引媒体の返却
    処理が終了した時点で前記出入用扉を自動的に開錠状態
    とする扉自動施錠手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  4. 【請求項4】 取引媒体を用いて顧客操作に応じた自動
    的な取り引き処理を実行する自動取引装置であって、 出入用扉を備え、自動取引装置自体を外部から隔離する
    個室と、 前記出入用扉を顧客の入場後の取り引き開始操作の時点
    からこの顧客による開扉操作まで自動的に施錠状態とす
    る扉自動施錠手段と、 この扉自動施錠手段の施錠状態の有無を確認し、施錠無
    しと判断したとき前記出入用扉の閉扉を促す手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  5. 【請求項5】 取引媒体を用いて顧客操作に応じた自動
    的な取り引き処理を実行する自動取引装置であって、 出入用扉を備え、自動取引装置自体を外部から隔離する
    個室と、 前記出入用扉を顧客の入場後の取り引き開始操作の時点
    からこの顧客による開扉操作まで自動的に施錠状態とす
    る扉自動施錠手段と、 前記顧客との取り引き処理実行中に前記出入用扉の開操
    作があった場合、取り引き処理を中断し、前記扉自動施
    錠手段を開錠状態とするとともに、顧客による識別情報
    の入力を確認して前記扉自動施錠手段を施錠状態とし取
    り引き処理を再開する制御手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  6. 【請求項6】 取引媒体を用いて顧客操作に応じた自動
    的な取り引き処理を実行する自動取引装置であって、 出入用扉を備え、自動取引装置自体を外部から隔離する
    個室と、 前記出入用扉を顧客の入場後の取り引き開始操作の時点
    からこの顧客による開扉操作まで自動的に施錠状態とす
    る扉自動施錠手段と、 前記個室内の顧客の存在を検出する顧客検出手段と、 前記個室内の異常状態を検出する異常検出手段と、 前記顧客検出手段により個室内の顧客の存在が検出さ
    れ、かつ、異常検出手段により前記個室内の異常状態が
    検出されたとき、前記扉自動施錠手段による前記出入用
    扉の施錠状態を解除する制御手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
  7. 【請求項7】 取引媒体を用いて顧客操作に応じた自動
    的な取り引き処理を実行する自動取引装置であって、 出入用扉を備え、自動取引装置自体を外部から隔離する
    個室と、 前記出入用扉を顧客の入場後の取り引き開始操作の時点
    からこの顧客による開扉操作まで自動的に施錠状態とす
    る扉自動施錠手段と、 前記個室内の顧客の存在を検出する顧客検出手段と、 前記個室内の異常状態を検出する異常検出手段と、 前記個室の外側に配置され、係員操作により前記出入用
    扉の施錠状態を解除する係員用扉開錠手段と、 前記顧客検出手段により個室内の顧客の存在が検出さ
    れ、かつ、異常検出手段により前記個室内の異常状態が
    検出されたとき、前記扉自動施錠手段による前記出入用
    扉の施錠状態を解除する制御手段と、 を有することを特徴とする自動取引装置。
JP8190675A 1996-07-19 1996-07-19 自動取引装置 Pending JPH1040438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8190675A JPH1040438A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8190675A JPH1040438A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 自動取引装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1040438A true JPH1040438A (ja) 1998-02-13

Family

ID=16262023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8190675A Pending JPH1040438A (ja) 1996-07-19 1996-07-19 自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1040438A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107808464A (zh) * 2017-11-10 2018-03-16 郑州云海信息技术有限公司 一种基于封闭式atm取款机的防遗卡系统和方法
JP2020126476A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 グローリー株式会社 有価媒体処理システム、有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107808464A (zh) * 2017-11-10 2018-03-16 郑州云海信息技术有限公司 一种基于封闭式atm取款机的防遗卡系统和方法
JP2020126476A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 グローリー株式会社 有価媒体処理システム、有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4866021B2 (ja) 現金自動取引装置
JP4878595B2 (ja) Pos装置
JPH1049728A (ja) 自動取引装置
JP5260197B2 (ja) 貨幣管理装置
JP2001043429A (ja) 自動取引装置監視システム及び監視方法
JPH06119525A (ja) 現金自動取引機の管理方法
JP2000030115A (ja) 自動取引装置
JPH1040438A (ja) 自動取引装置
JPH1125330A (ja) 自動取引装置
JP4319869B2 (ja) 金融営業店における貨幣取引処理装置
JP6778057B2 (ja) 貨幣処理システム及び貨幣処理方法
JP2690291B2 (ja) 現金処理装置
JPH0430628B2 (ja)
JPS5911149B2 (ja) 自動金銭取引装置の監視装置
JP2005346174A (ja) 自動取引装置
JP3348931B2 (ja) 現金自動取引装置
JPH11213214A (ja) 電子錠管理システム
JP2932306B2 (ja) 現金自動取引方法
JP4020939B2 (ja) 電子マネー取扱装置及びその制御方法
JP2006099617A (ja) 自動取引装置
JPH0431430B2 (ja)
JPH10261140A (ja) 自動取引システム装置
JP2010026761A (ja) 現金処理システム
JP6652889B2 (ja) 自動取引装置
JPH07175958A (ja) 自動取引装置