JP6878223B2 - 貨幣処理システム、貨幣処理装置、鍵管理装置及び貨幣処理方法 - Google Patents

貨幣処理システム、貨幣処理装置、鍵管理装置及び貨幣処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、出納機等の貨幣処理装置において本金庫等の貨幣収納部の貨幣の在高を管理する場合に、貨幣収納部に収納された貨幣と貨幣処理装置にて管理される在高とを対応付けた状態で効率良く管理することができる貨幣処理システム、貨幣処理装置、鍵管理装置及び貨幣処理方法に関する。
従来、金融機関等の営業店のバックヤードには、出納機と呼ばれる貨幣処理装置が配設されている。かかる出納機は、貨幣の入金又は出金を行う場合に、窓口担当者や役席者等の行員により操作される装置である。この出納機は、出納機に補充するための貨幣等を収納する鍵付き本金庫内の貨幣の在高を管理することも多い。
このため、金融機関等のセンタや警送会社から営業店に貨幣が持ち込まれ、この貨幣を鍵付き本金庫に保管する場合には、担当者は、出納機を操作して本金庫の貨幣の在高を更新するとともに、鍵管理装置から取り出した鍵を用いて本金庫を解錠し、本金庫に貨幣を収納した後に本金庫を施錠し、鍵が鍵管理装置に返却されている。
特許5042099号公報
しかしながら、上記の従来技術では、担当者が出納機を操作して本金庫内の貨幣の在高を更新する事象と、鍵管理装置から取り出した鍵を用いて本金庫に貨幣を収納する事象とが独立しているため、本金庫内の貨幣の在高が出納機において正確に管理されていないという問題がある。
例えば、担当者が、出納機を操作して本金庫内の貨幣の在高を更新した後、何らかの事情で本金庫に貨幣を収納しなかった場合に、役席者が出納機の履歴を参照したとしても、かかる状況を把握することができず、貨幣の所在に関する問題を認識することができない。
このため、出納機において本金庫内の貨幣の在高を管理する場合に、本金庫内に所在する貨幣と出納機にて管理する在高とを対応付けるかが重要な課題となっている。かかる課題は、出納機以外の貨幣処理装置で本金庫の在高を管理する場合や、かかる貨幣処理装置で本金庫以外の貨幣収納部に収納された貨幣を管理する場合にも同様に生ずる課題である。
なお、特許文献1には、貨幣処理装置と鍵管理装置とを連携し、補充/回収などのイベント情報を貨幣処理装置から鍵管理装置に送信することにより、イベントに対応する鍵を鍵管理装置から抜き取り可能にする技術が開示されている。しかし、この特許文献1のものは、貨幣処理装置の貨幣処理に必要となる鍵を抜き取り可能にする技術に関するものであり、貨幣処理装置で管理する機外の貨幣を管理するものではないため、かかる特許文献1を用いたとしても、上記の課題を解決することはできない。
本発明は、上記従来技術の問題点(課題)を解消するためになされたものであって、貨幣処理装置において貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の貨幣の在高を管理する場合に、貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部に収納された貨幣と貨幣処理装置にて管理される在高とを対応付けた状態で効率良く管理することができる貨幣処理システム、貨幣処理装置、鍵管理装置及び貨幣処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、貨幣の入出金処理を行う貨幣処理装置と、貨幣を収納する貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部と、貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の施解錠に用いられる所定の鍵を管理する鍵管理装置とを有する貨幣処理システムであって、前記貨幣処理装置は、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の貨幣在高を記憶する記憶部と、少なくとも前記貨幣の収納を行う場合に、前記記憶部に記憶された貨幣在高の在庫更新操作を受け付ける操作受付部と、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知、又は、前記所定の鍵が取り出された旨を示す鍵取出通知を前記鍵管理装置から受け付けた場合に、前記操作受付部により受け付けた在庫更新操作に基づいて前記記憶部に記憶された貨幣在高を更新するよう制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記貨幣処理装置は、前記操作受付部により在庫更新操作を受け付けた場合に、前記鍵管理装置に管理された前記所定の鍵の使用の要否を判定する判定部と、前記判定部により前記所定の鍵の使用を要すると判定された場合に、前記鍵管理装置に対して前記所定の鍵の使用要求を通知する鍵使用要求通知部とをさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制御部は、前記鍵使用要求通知部により前記所定の鍵の使用要求が通知されたことを条件として、前記操作受付部により受け付けた在庫更新操作に基づいて更新される更新貨幣在高を前記記憶部に一時記憶することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記制御部は、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の解錠後に所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知、又は、前記所定の鍵が取り出された旨を示す鍵取出通知を前記鍵管理装置から受け付けた場合に、前記記憶部に一時記憶された更新貨幣在高を用いて前記記憶部に記憶された貨幣在高を更新するよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記貨幣処理装置は、前記操作受付部により在庫更新操作を受け付けた場合に、前記鍵管理装置に管理された前記所定の鍵の使用の要否を所定の管理装置に対して判定要求する判定要求部をさらに備え、前記所定の管理装置は、前記貨幣処理装置から受け付けた判定要求に応じて、前記操作受付部により在庫更新操作に応答して前記鍵管理装置に管理された前記所定の鍵の使用の要否を判定する判定部と、前記判定部により前記所定の鍵の使用を要すると判定された場合に、前記鍵管理装置に対して前記所定の鍵の使用要求を通知する鍵使用要求通知部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記判定部は、前記貨幣処理装置の機内在高と、収納対象となる貨幣の貨幣量とに基づいて、前記鍵管理装置に管理された前記所定の鍵の使用の要否を判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記鍵管理装置は、前記所定の鍵の使用要求を受信してから前記所定の鍵を用いた施解錠に要する基準時間となる所定の時間が経過した後に、前記所定の鍵が返却された場合に、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知を送信することを特徴とする。
また、本発明は、所定の貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の施解錠に用いられる所定の鍵を管理する鍵管理装置と通信可能に接続され、貨幣の入出金処理を行う貨幣処理装置であって、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の貨幣在高を記憶する記憶部と、少なくとも前記貨幣の収納を行う場合に、前記記憶部に記憶された貨幣在高の在庫更新操作を受け付ける操作受付部と、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知、又は、前記所定の鍵が取り出された旨を示す鍵取出通知を前記鍵管理装置から受け付けた場合に、前記操作受付部により受け付けた在庫更新操作に基づいて前記記憶部に記憶された貨幣在高を更新するよう制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の施解錠に用いられる所定の鍵を収納する鍵収納部と、前記鍵収納部に所定の鍵が返却されたことを検知する検知部と、自装置と通信可能に接続された貨幣処理装置から所定の鍵の使用要求を受信する受信部と、前記受信部により前記所定の鍵の使用要求を受信してから前記所定の鍵を用いた施解錠に要する基準時間となる所定の時間が経過した後に、前記所定の鍵が返却された場合に、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知を出力する出力部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、貨幣の入出金処理を行う貨幣処理装置と、貨幣を収納する貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部と、該貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施解錠に用いられる所定の鍵を管理する鍵管理装置とを有する貨幣処理システムにおける貨幣処理方法であって、前記貨幣処理装置が、少なくとも前記貨幣の収納を行う場合に、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の貨幣在高を記憶する記憶部に記憶された貨幣在高の在庫更新操作を受け付ける操作受付工程と、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知、又は、前記所定の鍵が取り出された旨を示す鍵取出通知を前記鍵管理装置から受け付けた場合に、前記操作受付工程により受け付けた在庫更新操作に基づいて前記記憶部に記憶された貨幣在高を更新するよう制御する制御工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、貨幣処理装置において貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の貨幣の在高を管理する場合に、貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部に収納された貨幣と貨幣処理装置にて管理される在高とを対応付けた状態で効率良く管理することができる。
図1は、本実施例に係る貨幣処理システムの概念を説明するための説明図である。 図2は、図1に示した出納機の外観を示す斜視図である。 図3は、図1に示した出納機の内部構成を示す機能ブロック図である。 図4は、図1に示した鍵管理装置の外観を示す斜視図である。 図5は、図1に示した鍵管理装置の内部構成を示す機能ブロック図である。 図6は、図1に示した出納機における本金庫への貨幣の収納時または回収時における在高管理処理の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、図1に示した鍵管理装置における鍵管理処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、変形例に係る貨幣処理システムのシステム構成を示す図である。 図9は、図8に示した出納機の構成を示す機能ブロック図である。 図10は、図8に示した管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図11は、変形例に係る貨幣処理システムにおける在高管理処理の処理手順を示すシーケンス図である。
以下に、本発明に係る貨幣処理システム、貨幣処理装置、鍵管理装置及び貨幣処理方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施例に係る貨幣処理システムの概念について説明する。図1は、本実施例に係る貨幣処理システムの概念を説明するための説明図である。ここでは、店舗外から持ち込まれた貨幣を本金庫30に収納する場合に、出納機10を用いて本金庫30内の在高管理を行う状況を示している。
ここで、出納機10は、店舗内のバックヤードに配置される。また、出納機10は、バラ紙幣、所定枚数単位で結束された束紙幣、バラ硬貨及び所定枚数単位で包装された包装硬貨を取り扱う貨幣処理装置である。出納機10は、かかる貨幣の払出指示操作を受け付けて、受け付けた指示操作に応じた貨幣の払出処理を行う。また、出納機10は、貨幣の収納指示操作を受け付けて、受け付けた指示操作に応じて貨幣の収納処理を行う。
また、出納機10は、本金庫30などの他の貨幣収納庫や他の貨幣処理装置の在高管理を行っており、本金庫30などの他の貨幣収納庫や他の貨幣処理装置に対する貨幣の補充指示、又は、他の貨幣収納庫や他の貨幣処理装置からの貨幣の回収指示を受け付けたならば、他の貨幣収納庫や他の貨幣処理装置の在高を更新する。出納機10は、かかる在高の更新に関する指示を受け付けたならば、必要な他の貨幣収納庫や他の貨幣処理装置の鍵を特定し、特定した鍵に係る情報を鍵管理装置20に送信する。
鍵管理装置20は、貨幣処理システムに含まれる各種装置の操作に必要な鍵を保管する装置である。鍵管理装置20は、取出対象となる鍵の指定操作を受け付けたならば、指定された鍵を取り出し可能とする。また、鍵管理装置20は、ネットワークNを介して取出対象となる鍵を特定するための情報を受け付けたならば、この情報により特定される鍵を取出可能とする。
本金庫30は、貨幣を収納するための貨幣収納庫である。本金庫30に貨幣を収納する場合や、収納された貨幣を取り出す場合には、本金庫30を解錠するための鍵Kが必要となる。
図1に示すように、出納機10は、店舗外から持ち込まれた貨幣を本金庫30に収容する場合に、本金庫30の在高更新操作を受け付けたならば(ステップS1)、更新する在高を一時記憶して在高更新を保留状態にする(ステップS2)。その後、出納機10は、本金庫30の鍵Kの使用を要求する鍵使用要求通知を鍵管理装置20に送信する(ステップS3)。この鍵使用要求通知には、本金庫30の鍵Kを特定した鍵識別情報、操作者を識別する操作者識別情報及び操作内容を識別する操作識別情報が含まれる。
鍵管理装置20は、鍵使用要求通知を受信した後、操作者による鍵使用操作を受け付けたならば、本金庫30の鍵Kを保持するロック機構を解除し、本金庫30の鍵Kの取り出しを可能にする。操作者は、鍵管理装置20から本金庫30の鍵Kを取り出し(ステップS4)、本金庫30の鍵を解錠する(ステップS5)。
その後、操作者は、本金庫30に貨幣を収納する(ステップS6)。本金庫30への貨幣の収納が終了したならば、操作者は本金庫30を施錠し(ステップS7)、本金庫30の鍵Kを鍵管理装置20に返却する(ステップS8)。鍵管理装置20は、鍵Kの返却を検知すると、鍵返却通知を出納機10に送信する(ステップS9)。
出納機10は、鍵返却通知を受信したならば、保留状態で一時記憶されていた本金庫30の在高を更新する本登録を行う(ステップS10)。
このように、出納機10は、店舗外から持ち込まれた貨幣を本金庫30に収容する場合に、本金庫30の在高更新操作を受け付けたならば、更新対象となる在高を一時記憶して登録を保留状態にし、鍵管理装置20から本金庫30の鍵Kの鍵返却通知を受け付けたことを条件として、保留状態とされていた在高を更新する本登録を行うことにより、本金庫30に収納された貨幣の実際の在高と出納機10で管理する在高とが対応付けられた状態で管理することができる。
なお、ここでは、鍵付きの貨幣収納庫の一例として本金庫30を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、鍵付きであることを条件として、店舗内の両替機や自動機などの各種貨幣処理装置にも適用することができる。なお、両替機は、店舗のロビー等に配設された両替処理を行う装置である。両替機は、両替する貨幣及び両替する金種別の数量の指定操作を受け付けたならば、受け付けた貨幣を装置内部に収納するとともに、指定された金種別の数量の貨幣を払い出す。また、両替機に対する貨幣の補充又は回収を行う場合には、両替機の扉を開けるための鍵と、紙幣カセットを開けるための鍵と、硬貨カセットを開けるための鍵とが必要となる。自動機は、店舗の自動機コーナーに配設された各種の取引業務(入金、出金及び振込等)を行う装置である。自動機に対する貨幣の補充又は回収を行う場合には、自動機の扉を開けるための鍵と、紙幣カセットを開けるための鍵と、硬貨カセットを開けるための鍵とが必要となる。なお、本発明は、鍵付きの貨幣収納庫や貨幣処理装置に限らず、上記の紙幣カセットや硬貨カセットなどの店内装置内に設けられる鍵付きの貨幣収納部についても、同様に処理対象とすることができる。
また、ここでは説明の便宜上、店舗外から持ち込まれた貨幣を本金庫30に収容する場合を示したが、本金庫30内に収納された貨幣を店舗外に持ち出して回収する場合についても同様の処理となる。また、店舗内において、出納機10から出金した貨幣を本金庫30内に収納する場合、又は、本金庫30から貨幣を取り出して出納機10に入金する場合における本金庫30の在高管理にも適用することができる。
なお、本実施例では、出納機10と鍵管理装置20とがネットワークNに接続されており、本金庫30がネットワークNに接続されていない状況を示したが、本金庫30が、ネットワークNに接続されていてもよい。上記の自動機などは、顧客による入出金処理の都度、在高が変化するのでネットワークNに接続される。
<出納機10の構成>
次に、図1に示した出納機10の外観について説明する。図2は、図1に示した出納機10の外観を示す斜視図である。図2に示すように、出納機10は、束紙幣処理部32、バラ紙幣処理部31、包装硬貨処理部34及びバラ硬貨処理部33を有する。また、かかるバラ硬貨処理部33及び包装硬貨処理部34の上部には表示部11、操作部12、カードリーダ13及びプリンタ14を有する。
束紙幣処理部32は、所定枚数単位で結束された束紙幣の入金及び出金を行う処理部である。図2に示すように、束紙幣処理部32は、入金する束紙幣の受け付けと出金する束紙幣の払い出しを行う束紙幣入出金口32aと、束紙幣を払い出す束紙幣放出口32bとを備える。
バラ紙幣処理部31は、バラ紙幣の入金及び出金を行う処理部である。図2に示すように、バラ紙幣処理部31は、入金するバラ紙幣を受け付けるバラ紙幣入金口31aと、出金するバラ紙幣を払い出すバラ紙幣出金口31bとを備える。
包装硬貨処理部34は、所定枚数単位で包装された包装硬貨の出金を行う処理部である。図2に示すように、包装硬貨処理部34は、出金する包装硬貨を払い出す包装硬貨出金口34aを備える。
バラ硬貨処理部33は、バラ硬貨の入金及び出金を行う処理部である。図2に示すように、バラ硬貨処理部33は、出金するバラ硬貨を払い出すバラ硬貨出金口33cと、上方に向けて開口する入金するバラ硬貨を受け付けるバラ硬貨入金口33aと、バラ硬貨入金口33aに投入したバラ硬貨のうち識別できなかった硬貨を排出するリジェクト部33bとを備える。
表示部11は、液晶パネル又はディプレイ等の表示装置であり、操作部12は、キーボード及びマウスなどの入力装置である。出納機10を操作する場合には、操作者は、操作部12を用いて出納機10に対する指示操作を行い、表示部11に処理結果等が表示される。カードリーダ13は、担当者カードの情報を読み取るための入力部である。プリンタ14は、出納機10における処理内容等を紙媒体に出力するための出力部である。
次に、図1に示した出納機10の内部構成について説明する。図3は、図1に示した出納機10の内部構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、出納機10は、表示部11、操作部12、カードリーダ13、プリンタ14、通信部15、バラ紙幣処理部31、束紙幣処理部32、バラ硬貨処理部33、包装硬貨処理部34、貨幣収納部35、記憶部16及び制御部17を有する。図3の構成の説明においては、図2で既に説明した表示部11、操作部12、カードリーダ13、プリンタ14、バラ紙幣処理部31、束紙幣処理部32、バラ硬貨処理部33及び包装硬貨処理部34についての説明は省略する。通信部15は、鍵管理装置20とネットワークNを介してデータ通信するインタフェース部である。また、貨幣収納部35は、バラ紙幣処理部31、束紙幣処理部32、バラ硬貨処理部33及び包装硬貨処理部34がそれぞれ処理した貨幣をそれぞれ収納する複数の収納部である。
記憶部16は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、対応テーブル16a、連携処理データ16b、連携鍵データ16c、在高データ16d及び仮在高データ16eを記憶する。対応テーブル16a、連携処理データ16b及び連携鍵データ16cは、出納機10で行った操作により、鍵管理装置20に保管される他装置の鍵を取り出し可能にする処理を実現するためのデータである。在高データ16dは、出納機10で管理する各装置の在高と店舗内各装置の総在高のデータである。仮在高データ16eは、仮の在高データとして一時記憶されるデータである。
対応テーブル16aは、出納機10における鍵利用を伴う操作に対する処理(以下、「鍵連携処理」と言う)と、他装置の鍵とを関係付けたデータである。つまり、出納機10で鍵利用を伴う操作がなされた場合に、かかる対応テーブル16aにより、鍵管理装置20から取り出すべき鍵を特定することができる。
連携処理データ16bは、出納機10での操作に対する鍵連携処理と、該操作を行った操作者の識別情報と、かかる操作を識別する操作識別情報とを関係づけたデータである。この操作識別情報には、例えば操作の一連番号を示す操作通番が含まれる。この操作通番は、プリンタ14から出力される。
連携鍵データ16cは、出納機10での操作に対する鍵連携処理が行われた場合に生成されるデータであり、生成された連携鍵データ16cは、鍵使用要求通知として鍵管理装置20に送信される。かかる連携鍵データ16cは、出納機10での操作に対する鍵連携処理に対応する操作者識別情報、操作識別情報及び鍵管理装置20から取り出し可能にする鍵の鍵識別情報などを含むデータである。
制御部17は、出納機10の全体を制御する制御部であり、操作受付部17a、貨幣処理部17b、鍵要否判定部17c、連携鍵データ生成部17d、鍵使用要求通知部17e及び在高管理部17fを有する。実際には、操作受付部17a、貨幣処理部17b、鍵要否判定部17c、連携鍵データ生成部17d、鍵使用要求通知部17e及び在高管理部17fに対応するプログラムを不揮発性メモリは磁気ディスク装置などの記憶装置に記憶しておき、これらのプログラムをメモリにロードして、CPUで実行することで、対応するプロセスを実行させることになる。
操作受付部17aは、操作者による各種の操作を受け付ける受付部であり、具体的には、操作部12上で操作された操作内容を受け付ける。
貨幣処理部17bは、操作部12からの指示操作を受け付けて、貨幣の入金処理又は出金処理を制御する処理部である。かかる貨幣処理部17bは、出納機10単独で行われる貨幣の入金又は出金処理を制御する処理部である。
鍵要否判定部17cは、操作部12から本金庫30などの貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の在高更新操作を受け付け、貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部は鍵が必要であるか否かを判定する。具体的には、鍵要否判定部17cは、対応テーブル16aを参照して鍵が必要であるか否かを判定する。
連携鍵データ生成部17dは、在高更新操作などの鍵連携処理に係る操作を受け付けたならば、連携処理データ16bを生成するとともに、生成された連携処理データ16bと、対応テーブル16aとに基づいて、かかる鍵連携処理に対応する鍵を特定し、連携鍵データ16cを生成する。
鍵使用要求通知部17eは、在高更新操作で鍵を使用する場合に、連携鍵データ16cを含む情報を鍵使用要求通知として鍵管理装置20に送信する。
在高管理部17fは、出納機10が管理する貨幣収納庫、貨幣処理装置及び貨幣収納部の在高を管理する。在高管理部17fは、在高更新操作が鍵付き装置に対する指示操作である場合、この更新する在高を仮在高データ16eとして一時記憶し、鍵管理装置20から鍵返却通知を受けた場合に、在高データ16dとして本登録する。
<鍵管理装置20の構成>
次に、図1に示した鍵管理装置20の外観について説明する。図4は、図1に示した鍵管理装置20の外観を示す斜視図である。図4に示すように、鍵管理装置20は、扉20aにて開閉される鍵収納部20b、表示操作部21、カードリーダ22及びレシート取出口25aを有する。
鍵収納部20bには、複数の鍵保持部23が設けられている。鍵保持部23は、保管対象となる鍵がリングにより繋がれたホルダー24を着脱可能に保持する。各鍵保持部23は、ホルダー24の取り出しを許可又は禁止できるようにするために、図示しないロック機構を有する。鍵管理装置20は、各鍵保持部23に対するロック機構を制御することによって、各ホルダー24からの鍵の取り出しの許可又は禁止を制御する。
表示操作部21は、タッチ式のディスプレイ装置であり、操作者の入力操作を受け付ける。カードリーダ22は、担当者カードの情報を読み取るための入力部である。レシート取出口25aは、図示しないプリンタ25で印刷した紙が取り出し可能に排出される口である。
次に、図1に示した鍵管理装置20の内部構成について説明する。図5は、図1に示した鍵管理装置20の内部構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、鍵管理装置20は、表示操作部21、カードリーダ22、鍵保持部23、鍵返却検知部23a、プリンタ25、通信部26、記憶部27及び制御部28を有する。表示操作部21、カードリーダ22及び鍵保持部23については、図4を用いてすでに説明したため、ここではその詳細な説明を省略する。
プリンタ25は、ロール紙に対して印刷する感熱式又はインクジェット式等の印刷部であり、鍵管理装置20で管理される鍵ごとの使用状況等を印刷する。通信部26は、ネットワークNを介して出納機10とデータ通信するためのインタフェース部である。鍵返却検知部23aは、鍵保持部23から取り出された鍵が鍵保持部23に返却されたことを検知するセンサである。
記憶部27は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスであり、鍵管理テーブル27a及び連携鍵データ27bを記憶する。鍵管理テーブル27aは、鍵管理装置20で保管された鍵の状態を管理するデータである。連携鍵データ27bは、出納機10から受信したデータを蓄積したデータである。この連携鍵データ27bは、取り出し可能に制御する鍵を特定するための情報が含まれる。
制御部28は、鍵管理装置20の全体を制御する制御部であり、操作受付部28a、鍵貸出処理部28b、鍵返却処理部28c、鍵返却通知部28d、連携データ取得部28e、認証処理部28f、連携データ特定部28g及び連携鍵貸出処理部28hを有する。実際には、操作受付部28a、鍵貸出処理部28b、鍵返却処理部28c、鍵返却通知部28d、連携データ取得部28e、認証処理部28f、連携データ特定部28g及び連携鍵貸出処理部28hに対応するプログラムを不揮発性メモリは磁気ディスク装置などの記憶装置に記憶しておき、これらのプログラムをメモリにロードして、CPU(Central Processing Unit)で実行することで、各処理部に対応するプロセスを実行させることになる。
操作受付部28aは、操作者による各種の操作を受け付ける受付部であり、具体的には、表示操作部21上で操作された操作内容を受け付ける。
鍵貸出処理部28bは、表示操作部21による鍵貸出操作を受け付け、受け付けた鍵貸出操作に基づいて貸出対象となる鍵を特定し、特定した鍵に応じた鍵保持部23のロックを解除して、該当するホルダー24を取り出し可能にする。また、鍵貸出処理部28bは、ホルダー24が鍵保持部23から取り出されたならば、取り出された鍵の状態を貸出中に変更する。
鍵返却処理部28cは、貸し出しされた鍵の返却を検知した旨を示す情報を鍵返却検知部23aから受け付けて、返却された鍵の状態を返却済みに変更する。
鍵返却通知部28dは、鍵使用要求通知を受信してから所定の時間が経過した後に、本金庫30などの貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部が施錠され、鍵の返却が検知された場合に、鍵が返却された旨を示す鍵返却通知を出納機10に送信する。この「所定の時間」は、担当者が鍵を用いて施解錠に要する場合に通常要する基準時間とする。かかる所定の時間が経過したことを要件とした理由は、貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部を実際に解錠及び解錠して貨幣の収納等を行わなかった場合を除くためである。このため、鍵使用要求通知の受信から鍵返却検知までの鍵使用時間が所定の時間未満である場合には、鍵を用いた施解錠を伴う本金庫30への貨幣の収納又は回収が行われなかったものとして取り扱う。この場合、鍵返却通知部28dは、出納機10に対してエラー通知を行う。
連携データ取得部28eは、鍵使用要求通知内に含まれる鍵の指定を含む連携鍵データ16cを出納機10から受信したならば、連携鍵データ27bに登録する。
なお、鍵管理装置20は、連携鍵データ16cを受信したことだけを条件として、鍵を取出可能に制御するわけでは無い。この連携鍵データ16cには、操作者の識別情報、操作者が行った操作を識別する操作識別情報が含まれており、カードリーダ22で操作者の識別情報が読み取られ、表示操作部21で操作識別情報の入力が行われると、対応する連携鍵データ2bに応じた鍵の取り出しが可能となるよう制御される。
認証処理部28fは、カードリーダ22により読み取られた操作者の識別情報に基づいて操作者の認証処理を行う。
連携データ特定部28gは、カードリーダ22により読み取られた操作者の識別情報と、表示操作部21で入力される操作識別情報に基づいて、連携鍵データ27bから処理対象のレコードを特定する。なお、連携データ特定部28gは、操作識別情報内の操作通番のみの操作受付に応じて処理対象のレコードを特定してもよい。
連携鍵貸出処理部28hは、連携データ特定部28gにより特定された連携鍵データ27bに含まれる処理対象となるレコードの内容に応じて、かかる連携鍵データ27bのレコードに指定された鍵を取出可能となるよう制御する。
なお、ここでは説明の便宜上、鍵管理装置20が管理する鍵が、機械的なロック機構部のロックを解錠するための鍵である場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電磁ロック機構を解錠するための鍵であってもよい。これらの鍵の機構は、鍵を用いる貨幣収納庫又は貨幣収納部が用いる錠のロック機構に対応する。
<出納機10の在高管理処理>
次に、図1に示した出納機10における在高更新操作に対応する在高管理処理の処理手順について説明する。図6は、図1に示した出納機10における本金庫30への貨幣の収納時又は回収時における在高管理処理の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、操作受付部17aにより在高更新操作が受け付けられか否かを判定する(ステップS101)。在高更新操作が受け付けられていない場合には(ステップS101;No)、ステップS101の判定処理を繰り返す。一方、在高更新操作を受け付けたならば(ステップS101;Yes)、鍵要否判定部17cが、対応テーブル16aを参照して、在高更新操作に伴う貨幣の収納又は回収に鍵が必要であるか否かを判定する(ステップS102)。鍵が必要でない場合には(ステップS102;No)、在高の更新登録を行って(ステップS106)、本処理を終了する。
これに対して、在高更新操作に伴う貨幣の収納又は回収に鍵が必要である場合には(ステップS102;Yes)、在高管理部17fは、在高更新操作された在高を仮在高データ16eとして一時記憶し(ステップS103)、今回の在高更新を保留状態にする。その後、鍵使用要求通知部17eは、連携鍵データ16cを含む鍵使用要求通知を鍵管理装置20に送信する(ステップS104)。
その後、操作受付部17aが、鍵管理装置20から鍵返却通知を受信したか否かを判定し(ステップS105)、鍵返却通知を受信した場合には(ステップS105;Yes)、保留状態となっていた在高を在高データ16dに本登録することによって在高の更新登録を行い(ステップS106)、上記一連の処理を終了する。
一方、鍵管理装置20から鍵返却通知を受信しない場合には(ステップS105;No)、鍵管理装置20からエラー通知を受信したか否かを判定する(ステップS107)。その結果、エラー通知を受信していない場合には(ステップS107;No)、ステップS105に移行する。これに対して、鍵管理装置20からエラー通知を受信した場合には(ステップS107;Yes)、エラー出力を行った後に(ステップS108)、上記一連の処理を終了する。
<鍵管理装置20の鍵管理処理>
次に、図1に示した鍵管理装置20における鍵管理処理の処理手順について説明する。図7は、図1に示した鍵管理装置20における鍵管理処理の処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、制御部28は出納機10から鍵使用要求通知を受信すると(ステップS201)、操作受付部28aが操作者による鍵使用操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS202)。その結果、鍵使用操作を受け付けていない場合には(ステップS202;No)、ステップS202の判定処理を繰り返し、鍵使用操作を受け付けた場合には(ステップS202;Yes)、連携データ特定部28gにより鍵を特定し(ステップS203)、鍵貸出処理部28bが、特定された鍵に応じた鍵保持部23のロックを解除する(ステップ204)。なお、かかる鍵保持部23のロック解除は、鍵の特定後に直ちに自動で行うことができるが、鍵管理装置20での本人認証後に行うこともできる。
そして、鍵貸出処理部28bは、特定された鍵が鍵保持部23から取り出されたか否かを判定し(ステップS205)、鍵が取り出されていない場合には(ステップS205;No)、ステップS205の判定処理を繰り返す。一方、鍵が取り出された場合には(ステップS205;Yes)、鍵の取出から鍵返却検知までの鍵使用時間の計時を開始する(ステップS206)。
その後、鍵返却処理部28cは、鍵返却検知部23aの検知結果を用いて鍵が返却されたか否かを判定する(ステップS207)。鍵が返却されていない場合には(ステップS207;No)、ステップS207の判定処理を繰り返し、鍵が返却された場合には(ステップS207;Yes)、鍵使用時間の計時を終了する(ステップS208)。
その後、鍵返却通知部28dは、鍵使用時間が、鍵を用いた施解錠に要する基準時間となる所定の時間を超えたか否かを判定する(ステップS209)。鍵使用時間が所定の時間を超えた場合には(ステップS209;Yes)、鍵返却通知部28dは鍵返却通知を出納機10に送信し(ステップS210)、本処理を終了する。一方、鍵使用時間が所定の時間を超えていない場合には(ステップS209;No)、鍵返却通知部28dはエラー通知を出納機10に送信し(ステップS211)、本処理を終了する。
なお、上記の鍵使用時間は、鍵の取出から鍵返却を検知するまでの時間としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、鍵使用要求通知を受信してから鍵返却検知までの時間とすることもできる。このように、鍵使用時間には、操作者による鍵使用操作を含めることもできる。
上述してきたように、本実施例では、出納機10を操作して出納機10外の本金庫30の在高を更新する場合に、出納機10で一時的に在高を記憶し、鍵返却通知を受信したことを条件として在高を更新するようにしているので、操作者が在高更新操作した後、実際に本金庫30に対する貨幣の収納又は回収が実施されるまでの間に在高更新される状態が排除される。そして、出納機10にて管理される在高は、本金庫30に収納又は回収された貨幣に対応付けられた状態となる。
<変形例>
次に、貨幣処理システムの変形例について説明する。図8は、変形例に係る貨幣処理システムのシステム構成を示す図である。図8に示すように、本変形例では、出納機10及び鍵管理装置20の上位装置としての管理装置40がネットワークNに接続された場合を示している。
管理装置40は、出納機10を介して、出納機10機内の貨幣収納部、本金庫30などの貨幣収納庫及び店内装置の貨幣収納部の在高を管理する。また、管理装置40は、出納機10での在高更新に伴う貨幣量と、出納機10内の在高を含む店内の在高とに基づいて、在高更新に伴って鍵が必要であるか否かの鍵要否判定を行う。そして、管理装置40は、鍵が必要である場合に、鍵管理装置20に鍵使用要求通知を送信する。すなわち、管理装置40は、店内の在高を管理するとともに、上記実施例における出納機10による鍵使用要求通知の作成及び送信を行う
図9は、図8に示した出納機10の構成を示す機能ブロック図である。図9に示すように、本変形例に係る出納機10は、鍵要否判定部17cに替えて鍵要否判定要求部57cを有する。なお、本変形例に係る出納機10は、上記実施例の対応テーブル16a、連携処理データ16b、連携鍵データ生成部17d及び鍵使用要求通知部17eが削除され、その他の構成は、図3に示した出納機10の構成と同じである。鍵要否判定要求部57cは、操作受付部17aが在高更新操作を受け付けたならば、管理装置40に対して鍵要否判定要求を送信する。鍵要否判定要求には、在高更新する貨幣量が含まれる。
図10は、図8に示した管理装置40の構成を示す機能ブロック図である。図10に示すように、管理装置40は、表示部41、操作部42、通信部45、記憶部46及び制御部47を有する。表示部41及び操作部42はそれぞれ表示部11及び操作部12と同じものである。通信部45は、出納機10及び鍵管理装置20とネットワークNを介してデータ通信するインタフェース部である。なお、管理装置40には図示しない店内の端末装置が接続される。
記憶部46は、対応テーブル46a、連携処理データ、連携鍵データ46c及び在高データ46dを有する。対応テーブル46a、連携処理データ46b及び連携鍵データ46cは、上記実施例にて示した出納機10の対応テーブル16a、連携処理データ16b及び連携鍵データ16cに対応するデータである。なお、在高データ46dは在高データ16dと同一のものであり、在高データ16dの更新に伴って更新される。
制御部47は、操作受付部47a、鍵要否判定部47c、連携鍵データ生成部47d、鍵使用要求通知部47e及び在高管理部47fを有する。操作受付部47aは、操作部42、出納機10及び図示しない店内の端末装置からの各種操作を受け付ける。鍵要否判定部47cは、出納機10からの鍵要否判定要求を受信し、出納機10内の在高及び鍵要否判定要求内の収納又は回収する貨幣量に基づいて、収納又は回収する貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の鍵の使用の要否を判定する。この際、鍵要否判定部47cは、出納機10以外の他の貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の在高を参照する。鍵要否判定部47cは、鍵要否判定結果を出納機10に送信する。
連携鍵データ生成部47dは、連携データ生成部17dと同様に、対応テーブル46a及び連携処理データ46bを用いて連携鍵データ46cを生成する。
鍵使用要求通知部47eは、鍵使用要求通知部17eと同様に、鍵要否判定部47cが、鍵が必要である判定した場合、鍵管理装置20に鍵使用要求通知を送信する。
在高管理部47fは、出納機10を含む店内の貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の在高を管理する。在高管理部47fは、店内の貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の在高を参照し、ニアエンプティ又はエンプティとなっている店内の貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部がある場合には、その旨を図示しない端末装置に通知し、貨幣の補充を促す。また、在高管理部47fは、店内の貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の在高を参照し、ニアフル又はフルとなっている店内の貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部がある場合には、その旨を図示しない端末装置に通知し、貨幣の回収を促す。
次に、本変形例に係る貨幣処理システムにおける在高管理処理の処理手順について説明する。図11は、本変形例に係る貨幣処理システムにおける在高管理処理の処理手順を示すシーケンス図である。図11に示すように、出納機10は、操作受付部17aが在高更新操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS301)。操作受付部17aが在高更新操作を受け付けたならば(ステップS301;Yes)、鍵要否判定要求部57cが鍵要否判定要求を管理装置40に送信する(ステップS302)。
管理装置40の鍵要否判定部47cは、鍵要否判定要求を受信したならば、鍵要否判定処理を行う(ステップS303)。鍵要否判定処理は、出納機10内の在高及び鍵要否判定要求内の収納又は回収する貨幣量に基づいて、収納又は回収する貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の鍵の使用の要否を判定する処理である。鍵要否判定部47cは、鍵要否判定処理結果を出納機10に送信する(ステップS304)。
管理装置40は、鍵要否判定の結果、鍵の使用が必要である場合には(ステップS305;Yes)、鍵使用要求通知部47eは鍵使用要求通知を鍵管理装置20に送信し(ステップS306)、処理を終了する。また、管理装置40は、鍵要否判定の結果、鍵の使用が必要でない場合には(ステップS305;No)、そのまま処理を終了する。
鍵管理装置20は、鍵使用要求通知を受け付けたならば、ステップS201〜S209に対応する鍵管理処理を行う(ステップS307)。そして、鍵管理装置20は、鍵返却通知を出納機10に送信し(ステップS308)、処理を終了する。
出納機10は、管理装置40から鍵要否判定結果を受信したならば、該鍵要否判定結果をもとに鍵の使用が必要か否かを判定する(ステップS309)。鍵の使用が必要ない場合には(ステップS309;No)、在高の更新登録を行って(ステップS312)、処理を終了する。
一方、鍵の使用が必要な場合には(ステップS309;Yes)、更新操作した在高を一時記憶する(ステップS310)。その後、出納機10は、鍵管理装置20から鍵返却通知を受信したか否かを判定する(ステップS311)。鍵返却通知を受信していない場合には(ステップS311;No)、ステップS311の判断処理を繰り返し、鍵返却通知を受信した場合には(ステップS311;Yes)、ステップS310で一時記憶した在高を更新登録して(ステップS312)、処理を終了する。なお、ステップS312で更新登録された在高は、管理装置40に送信される。
上述したように、本変形例では、在高更新操作の際に、貨幣の収納又は回収する貨幣収納庫などを指定するのではなく、在高更新すべき貨幣量を管理装置40に送信し、管理装置40が管理する在高及び該貨幣量に基づき、鍵要否判定結果として、貨幣の収納又は回収すべき貨幣収納庫などを特定しているので、現在の店内の在高状況に対応した貨幣の収納又は回収が行われ、結果として適切な在高更新が行われる。また、本変形例では、鍵使用要求通知の生成を出納機10ではなく、管理装置40側で行っているため、出納機10の処理負荷の分散を行うことができる。また、本変形例では、実施例と同様に、在高を更新する場合に、出納機10で一時的に在高を記憶し、鍵返却通知を受信したことを条件として在高を更新するようにしているので、操作者が在高更新操作した後、実際に貨幣収納庫に対する貨幣の収納又は回収が実施されるまでの間に在高更新される状態が排除される。
なお、上記の実施例及び変形例では、店舗外から持ち込まれた貨幣を収納する場合を中心に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、店舗内の別の区域に保管されていた貨幣を収納する場合も同様に処理することができる。
また、上記の実施例及び変形例では、鍵管理装置20から鍵返却通知を受信したことを条件として出納機10が在高を更新する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、鍵管理装置20から鍵が取り出された場合に鍵管理装置20が鍵取出通知を行い、出納機10は、鍵取出通知を受信したことを条件として在高を更新するよう構成することもできる。この場合は、鍵の取出と返却が一対の関係にあり、鍵の取出が行われたならば所定時間後に鍵が返却されると推定して在高を更新することになる。
また、上記の実施例及び変形例で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように、本発明に係る貨幣処理システム、貨幣処理装置、鍵管理装置及び貨幣処理方法は、貨幣処理装置において貨幣収納部の貨幣の在高を管理するとともに、貨幣収納部に収納された貨幣と貨幣処理装置にて管理される在高とを対応付けた状態で効率良く管理する場合に適している。
10 出納機
11,41 表示部
12,42 操作部
13,22 カードリーダ
14,25 プリンタ
15,26,45 通信部
16,27,46 記憶部
16a,46a 対応テーブル
16b,46b 連携処理データ
16c,27b,46c 連携鍵データ
16d,46d 在高データ
16e 仮在高データ
17,28,47 制御部
17a,28a,47a 操作受付部
17b 貨幣処理部
17c,47c 鍵要否判定部
17d,47d 連携鍵データ生成部
17e,47e 鍵使用要求通知部
17f,47f 在高管理部
20 鍵管理装置
20a 扉
20b 鍵収納部
21 表示操作部
23 鍵保持部
23a 鍵返却検知部
24 ホルダー
25a レシート取出口
27a 鍵管理テーブル
28b 鍵貸出処理部
28c 鍵返却処理部
28d 鍵返却通知部
28e 連携データ取得部
28f 認証処理部
28g 連携データ特定部
28h 連携鍵貸出処理部
30 本金庫
31 バラ紙幣処理部
31a バラ紙幣入金口
31b バラ紙幣出金口
32 束紙幣処理部
32a 束紙幣入出金口
32b 束紙幣放出口
33 バラ硬貨処理部
33a バラ硬貨入金口
33b リジェクト部
33c バラ硬貨出金口
34 包装硬貨処理部
34a 包装硬貨出金口
35 貨幣収納部
40 管理装置
57c 鍵要否判定要求部
N ネットワーク

Claims (10)

  1. 貨幣の入出金処理を行う貨幣処理装置と、貨幣を収納する貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部と、貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の施解錠に用いられる所定の鍵を管理する鍵管理装置とを有する貨幣処理システムであって、
    前記貨幣処理装置は、
    前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の貨幣在高を記憶する記憶部と、
    少なくとも前記貨幣の収納を行う場合に、前記記憶部に記憶された貨幣在高の在庫更新操作を受け付ける操作受付部と、
    前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知、又は、前記所定の鍵が取り出された旨を示す鍵取出通知を前記鍵管理装置から受け付けた場合に、前記操作受付部により受け付けた在庫更新操作に基づいて前記記憶部に記憶された貨幣在高を更新するよう制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする貨幣処理システム。
  2. 前記貨幣処理装置は、
    前記操作受付部により在庫更新操作を受け付けた場合に、前記鍵管理装置に管理された前記所定の鍵の使用の要否を判定する判定部と、
    前記判定部により前記所定の鍵の使用を要すると判定された場合に、前記鍵管理装置に対して前記所定の鍵の使用要求を通知する鍵使用要求通知部と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理システム。
  3. 前記制御部は、
    前記鍵使用要求通知部により前記所定の鍵の使用要求が通知されたことを条件として、前記操作受付部により受け付けた在庫更新操作に基づいて更新される更新貨幣在高を前記記憶部に一時記憶する
    ことを特徴とする請求項2に記載の貨幣処理システム。
  4. 前記制御部は、
    前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の解錠後に所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知、又は、前記所定の鍵が取り出された旨を示す鍵取出通知を前記鍵管理装置から受け付けた場合に、前記記憶部に一時記憶された更新貨幣在高を用いて前記記憶部に記憶された貨幣在高を更新するよう制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の貨幣処理システム。
  5. 前記貨幣処理装置は、
    前記操作受付部により在庫更新操作を受け付けた場合に、前記鍵管理装置に管理された前記所定の鍵の使用の要否を所定の管理装置に対して判定要求する判定要求部をさらに備え、
    前記所定の管理装置は、
    前記貨幣処理装置から受け付けた判定要求に応じて、前記操作受付部により在庫更新操作に応答して前記鍵管理装置に管理された前記所定の鍵の使用の要否を判定する判定部と、
    前記判定部により前記所定の鍵の使用を要すると判定された場合に、前記鍵管理装置に対して前記所定の鍵の使用要求を通知する鍵使用要求通知部と
    を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理システム。
  6. 前記判定部は、
    前記貨幣処理装置の機内在高と、収納対象となる貨幣の貨幣量とに基づいて、前記鍵管理装置に管理された前記所定の鍵の使用の要否を判定する
    ことを特徴とする請求項2又は5に記載の貨幣処理システム。
  7. 前記鍵管理装置は、
    前記所定の鍵の使用要求を受信してから前記所定の鍵を用いた施解錠に要する基準時間となる所定の時間が経過した後に、前記所定の鍵が返却された場合に、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知を送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の貨幣処理システム。
  8. 所定の貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の施解錠に用いられる所定の鍵を管理する鍵管理装置と通信可能に接続され、貨幣の入出金処理を行う貨幣処理装置であって、
    前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の貨幣在高を記憶する記憶部と、
    少なくとも前記貨幣の収納を行う場合に、前記記憶部に記憶された貨幣在高の在庫更新操作を受け付ける操作受付部と、
    前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知、又は、前記所定の鍵が取り出された旨を示す鍵取出通知を前記鍵管理装置から受け付けた場合に、前記操作受付部により受け付けた在庫更新操作に基づいて前記記憶部に記憶された貨幣在高を更新するよう制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする貨幣処理装置。
  9. 貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部の施解錠に用いられる所定の鍵を収納する鍵収納部と、
    前記鍵収納部に所定の鍵が返却されたことを検知する検知部と、
    自装置と通信可能に接続された貨幣処理装置から所定の鍵の使用要求を受信する受信部と、
    前記受信部により前記所定の鍵の使用要求を受信してから前記所定の鍵を用いた施解錠に要する基準時間となる所定の時間が経過した後に、前記所定の鍵が返却された場合に、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知を出力する出力部と
    を備えたことを特徴とする鍵管理装置。
  10. 貨幣の入出金処理を行う貨幣処理装置と、貨幣を収納する貨幣収納庫又は店内装置の貨幣収納部と、該貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施解錠に用いられる所定の鍵を管理する鍵管理装置とを有する貨幣処理システムにおける貨幣処理方法であって、
    前記貨幣処理装置が、少なくとも前記貨幣の収納を行う場合に、前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の貨幣在高を記憶する記憶部に記憶された貨幣在高の在庫更新操作を受け付ける操作受付工程と、
    前記貨幣収納庫又は店内装置の前記貨幣収納部の施錠に伴って所定の鍵が返却された旨を示す鍵返却通知、又は、前記所定の鍵が取り出された旨を示す鍵取出通知を前記鍵管理装置から受け付けた場合に、前記操作受付工程により受け付けた在庫更新操作に基づいて前記記憶部に記憶された貨幣在高を更新するよう制御する制御工程と
    を含んだことを特徴とする貨幣処理方法。
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