JP4894322B2 - 現金処理装置 - Google Patents
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Description
本来、現金回収庫は売上金額を予想して、充分な現金収納容量を確保するものであるが、予測を大幅に上回る売上の発生は回避することができず、また装置の小型化というニーズがある状況の中で、現金収納容量を確保して満杯が生じることを防止するには限界があり、そのため装置稼動中に現金回収庫が満杯になった場合、満杯となった現金回収庫から現金を回収するために現金回収庫を取外して空の現金回収庫と交換する必要が生じてくる。
また、交換する現金回収庫の現金と、交換したことを示す情報を登録しているため、締上げや、回収の際に、これらを伝票に出力することで、交換した現金回収庫を忘れるミスを防止することができる。
本実施例の現金処理装置は、レジスタを使用する小売店等に設置されるもので、図において1は硬貨(現金)の入出金処理を行う硬貨処理機、2は紙幣(現金)の入出金処理を行う紙幣処理機である。
硬貨処理機1は、レジスタから回収した硬貨を一括して受け入れる硬貨入金口11と、この硬貨入金口11に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨鑑別部12と、この硬貨鑑別部12で鑑別計数された硬貨を一時保留する一時保留部13と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する硬貨を金種別に収納する複数の釣銭用硬貨収納庫(釣銭用現金収納庫)14、入金硬貨を金種別に収納する硬貨回収庫(現金回収庫)15と、釣銭用の硬貨を出金するための硬貨出金庫16と、硬貨リジェクト口17と、硬貨処理機1からの硬貨回収庫15の着脱を確認するためのセンサと、動作中や締上げ処理前に硬貨回収庫15の取外しを防止するための電磁ロック手段と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて硬貨処理機1全体の動作制御を行う制御部18を有している。
また、硬貨入金口11と硬貨鑑別部12との間には分離部により分離された硬貨を搬送する搬送ベルト等による搬送路が設けられ、釣銭用硬貨収納庫14と硬貨回収庫15及び硬貨出金庫16との間には、釣銭用硬貨収納庫14から排出される硬貨を硬貨回収庫15と硬貨出金庫16のいずれかに導く振分け手段と、通過する硬貨を金種毎に計数する計数手段が設けられている。
この釣銭用硬貨収納庫14にも硬貨を搬送路に繰出す繰出し手段が設けられている。
硬貨回収庫15は複数用意され、必要に応じて交換されるものであるが、本実施例の硬貨回収庫15には記憶部(識別情報保有部)15aが設けられていて、この記憶部15aには硬貨回収庫15を識別するためのID番号等の固有の識別情報が記憶され、制御部18または後述する主制御部がこの識別情報を認識して硬貨回収庫15を特定するものとなっている。
前記各釣銭用紙幣収納庫24に対しては、収納する紙幣の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された紙幣を収納するようになっている。
この釣銭用紙幣収納庫24にも紙幣の集積手段が紙幣を搬送路に繰出す繰出し手段と共に設けられている。
更に、紙幣回収庫25には、硬貨回収庫15と同様に記憶部(識別情報保有部)25aが設けられていて、この記憶部25aに紙幣回収庫25を識別するためのID番号等の固有の識別情報が記憶され、制御部18または後述する主制御部がこの識別情報を認識して紙幣回収庫25を特定するものとなっている。
3はLCD等による表示部で、各種の処理操作の案内、現金処理のための入力画面や入力された情報、及び金種別の入出金金額や入出金の合計金額等を表示する。
5はカードリーダで、当該現金処理装置の利用者であるレジ担当者や管理者等がそれぞれ携帯するIDカードの情報を読取る機能を有している。
尚、レジ担当者用のIDカードには、レジ番号などのレジスタを特定する情報も記録されている。
6は伝票記録部(プリンタ)で、硬貨処理機1や紙幣処理機2で行われた入金処理や出金処理の金額、金種別枚数等を伝票に記録(印字)して出力するものである。
8は記憶部7に格納された制御プログラムに基づいて装置全体の制御を行う主制御部で、本実施例では記憶部7のカウンタテーブルに登録する入金・出金処理履歴、回収庫交換履歴、釣銭収納庫入出金履歴、回収庫入金履歴を管理し、必要に応じてこれらの履歴情報の書込み、更新を行う他、操作部4から入力される締上げ処理要求に応じて、締上げ処理完了の入金情報及び出金情報を基にレジスタの売上金額合計、釣銭収納庫内の収納金額を演算する演算部として機能する。
図2は前記記憶部7のカウンタテーブルに記憶(登録)される履歴内容例を示す図で、同図(a)は入金・出金処理履歴、同図(b)は回収庫交換履歴、同図(c)は釣銭収納庫入出金履歴、同図(d)は回収庫入金履歴である。
また、利用者IDのエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったID番号等が書込まれ、処理日時のエリアには入金または出金処理を行ったときの日付及び時刻が書込まれる。
また、万、五千・・・一等の金種エリアには処理した金種毎の枚数がそれぞれ書込まれ、更に締上げ日時のエリアには締上げを行ったときの日時が書込まれる。この締上げ日時は、締上げ処理されたか否かを示す情報で、これが書込まれたものについては締め上げ処理対象から除外される。
また、処理日時のエリアには入金または出金処理を行ったときの日付及び時刻が書込まれ、区分のエリアには回収処理による交換か交換処理による交換かを示す情報が書込まれる。
また、金額のエリアには交換前の回収庫に収納されていた現金の金額が書込まれ、更に万、五千・・・一等の金種エリアには処理した金種毎の枚数がそれぞれ書込まれる。
また、区分のエリアには処理が入金であるか出金があるかを示す情報が書込まれ、更に万、五千・・・一等の金種エリアには処理した金種毎の枚数がそれぞれ書込まれる。
また、庫IDのエリアには硬貨回収庫15と紙幣回収庫25のID番号が書込まれ、更に万、五千・・・一等の金種のエリアには処理した金種毎の枚数がそれぞれ書込まれる。
尚、釣銭の補充とレジスタからの回収はレジ担当者の交代毎に行われる。また、業務終了時には出金額、入金額、売上額の集計が行われ、締上げ処理後、現金の回収が行われる。
尚、以下に説明において、主制御部8や制御部18、27による制御の説明については、必要な説明を除いて省略する。
まず、レジ担当者がレジスタに釣銭を補充する現金を出金させる場合の出金処理について説明する。
レジ担当者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、レジNo.を読取る(S1)。
また、レジ担当者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S2)。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「出金」を選択すると、主制御部8は「出金」の選択を受付け(S4)、表示部3に出金金額入力画面を表示する。
釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内の現金の不足により出金不可と判断した場合、その旨のメッセージ画面を表示部3に表示して終了する。
出金が終了すると主制御部8は今回の出金処理結果として通番、レジNo.、利用者ID、処理日時、区分、出金金額、金種別枚数等を記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴(入出金処理情報登録部)に書込んで更新すると共に、釣銭収納庫入出金履歴に通番、処理日時、区分、金種別枚数等を書込んで更新し(S8)、更に伝票記録部6で処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する(S)。
図8はこの出金処理結果が記録された伝票の例を示す図で、出金処理日時、レジNo.、利用者のID番号、金種別枚数、出金金額等が記録されている。
次に、レジ担当者がレジスタから回収した現金を入金させる場合の入金処理について説明する。
レジ担当者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、レジNo.を読取る(S11)。
また、レジ担当者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S12)。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「入金」を選択すると、主制御部8は「入金」の選択を受付ける(S14)。
NGの場合、一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却する(S17)。
硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25への収納が終了すると、主制御部8は今回の処理結果として通番、レジNo.、利用者ID、区分、入金金額、金種別枚数等を記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴(入出金処理情報登録部)に書込んで更新すると共に、釣銭収納庫入出金履歴には通番、処理日時、区分、金種別枚数等を、また、回収庫入金履歴には通番、処理日時、回収庫ID、金種別枚数等書込んで更新し(S18)、更に伝票記録部6で処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する(S19)。
図9はこの入金処理結果が記録された伝票の例を示す図で、入金処理日時、レジNo.、利用者のID番号、金種別枚数、入金金額等が記録されている。
その後、主制御部8は硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25がフル(満杯)か否かを確認し(S20)、満杯の場合はその旨を表示部に表示したり、警報ランプを点灯して報知する(S21)。
次に、管理者による締上げ処理について説明する。
図5は締上げ処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
また、管理者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S32)。
主制御部8は管理者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードを照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、管理者が操作可能な「締上げ」、「回収」、「交換」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S33)、管理者に選択させる。
管理者が回収庫を回収しないこと(回収無)を選択すると、主制御部8は記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴に締上げ処理日時を書込んで更新し(S37)、更に伝票記録部6で締め上げの処理結果を伝票に記録して管理者に発行する(S38)。
また、管理者が回収庫を回収すること(回収有)を選択すると、主制御部8は記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴に締上げ処理日時を書込んで更新し(S39)、更に伝票記録部6で前記と同様の締め上げの処理結果を伝票に記録して管理者に発行した(S40)後、現金回収処理のための操作を促す画面を表示部3に表示して(S41)、回収処理に移行する。
管理者または現金回収者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分を読取る(S51)。
主制御部8は管理者または現金回収者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードを照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、管理者の場合は「締上げ」、「回収」、「交換」を、現金回収者の場合は「回収」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S53)、管理者または現金回収者に選択させる。
電磁ロック手段のロックを解除により硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25が取外し可能な状態になるので、管理者または現金回収者は硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25の交換を行う。すなわち、それまで硬貨処理機1及び紙幣処理機2に装着されていた硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25を取外して回収し、新たな硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25を取付ける。
主制御部8は回収庫交換完了の入力を受付けて(S56)、その旨を硬貨処理機1及び紙幣処理機2に通知し、この通知により硬貨処理機1及び紙幣処理機2の制御部18、27は電磁ロック手段により交換された硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25をロック(S57)すると共に記億部15a、25aから回収庫のIDを読み出し、主制御部8に通知する。
一致の場合は、交換が行われなかったものとして、その旨を表示部3に表示あるいはスピーカからの音声で報知して交換を促し、S55からの処理をやり直す。
主制御部8は記憶部7のカウンタテーブルの回収庫交換履歴(回収庫情報登録部)に今回の交換の処理結果として通番、利用者ID、区分、前後、金額、金種別枚数等を書込んで更新し(S59)、更に伝票記録部6で回収処理結果を伝票に記録して管理者または現金回収者に発行する(S60)。
図11はこの回収処理結果が記録された伝票の例を示す図で、回収処理日時、利用者のID番号、回収した硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25内に収納されている現金の金種毎の枚数、前回の締上げから今回の回収までに硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25の交換があった場合の回収庫ID、そのとき硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25内に収納されていた現金の金種毎の枚数、硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25毎の交換回数、金種毎の合計枚数、全金種の合計額等が記録されている。
図7は回収庫交換処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
管理者自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分を読取る(S71)。
主制御部8は管理者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードを照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、管理者の操作可能な「締上げ」、「回収」、「交換」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S73)、管理者に選択させる。
回収庫の交換が完了すると管理者は操作部4により交換完了の旨を入力するが、硬貨処理機1及び紙幣処理機2にセンサを設けて回収庫の着脱や扉の開閉を検知することにより入力に代えることも可能である。
一致の場合は、交換が行われなかったものとして、その旨を表示部3に表示あるいはスピーカからの音声で報知して交換を促し、S75からの処理をやり直す。
主制御部8は記憶部7のカウンタテーブルの回収庫交換履歴に今回の交換の処理結果として通番、利用者ID、区分、前後、金額、金種別枚数等を書込んで更新し(S80)、更に伝票記録部6で回収庫交換処理結果を伝票に記録して管理者に発行する(S81)。
図12はこの回収庫交換処理結果が記録された伝票の例を示す図で、交換処理日時、利用者のID番号、交換した硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25の回収庫ID、前回の締上げから今回の回収までに硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25の交換があった場合のそれぞれの交換回数、今回交換した硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25内に収納されている現金の金種毎の枚数(売上高)、全金種の合計額等が記録されている。
尚、上述した実施例では、入金処理や出金処理の履歴と、後述する釣銭収納庫の入出金履歴、回収庫の入金履歴を格納するカウンタテーブルを記憶部7に設けて現金管理を行うものとしたが、硬貨処理機1や紙幣処理機2の記憶部にテーブルを設けて現金管理を行うようにしてもよい。
2 紙幣処理機
3 表示部
4 操作部
5 カードリーダ
6 伝票記録部
7 記憶部
8 主制御部
11 硬貨入金口
12 硬貨鑑別部
13 硬貨一時保留部
14 釣銭用硬貨収納庫
15 硬貨回収庫
15a 記憶部
16 硬貨出金庫
17 硬貨リジェクト口
18 制御部
21 紙幣入出金口
22 紙幣鑑別部
23 紙幣一時保留部
24 釣銭用紙幣収納庫
25 紙幣回収庫
25a 記憶部
26 紙幣リジェクト庫
27 制御部
Claims (2)
- 小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能とレジスタから回収した現金を入金して前記釣銭用現金収納庫と現金回収庫に収納する入金機能とを備えた現金処理装置において、
各現金回収庫に設けられ、現金回収庫を識別するための識別情報を保有した識別情報保有部と、
この識別情報保有部から識別情報を取得する識別情報取得部と、
現金回収庫の着脱を規制するロック手段と、
出金情報及び入金情報を登録する入出金情報登録部と、
締上げ処理が選択されたとき前記入出金情報登録部に登録された出金情報及び入金情報を基にレジスタの売上合計金額、前記釣銭用現金収納庫内の収納金額、現金回収庫内の収納金額を演算する演算部と、
演算結果を出力する出力部と、
制御部とを備え、
締上げ処理時に現金回収庫の回収を選択可能とし、
前記制御部は、締上げ処理時に各レジスタの売上金額及びすべてのレジスタの売上金合計額を出力させ、締上げ処理時に現金回収庫の回収が選択された場合には、前記ロック手段によるロックを解除することで前記現金回収庫を交換可能な状態にして、現金回収庫の交換完了後、交換前後の現金回収庫の識別情報を比較し、両識別情報が不一致のとき回収庫交換処理を完了として、回収した現金回収庫内の収納金額、及びそれまで交換された現金回収庫の収納金額を出力させるよう制御することを特徴とする現金処理装置。 - 小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能とレジスタから回収した現金を入金して前記釣銭用現金収納庫と現金回収庫に収納する入金機能とを備えた現金処理装置において、
各現金回収庫に設けられ、現金回収庫を識別するための識別情報を保有した識別情報保有部と、
この識別情報保有部から識別情報を取得する識別情報取得部と、
出金情報及び入金情報を登録する入出金情報登録部と、
前記入出金情報登録部に登録された出金情報及び入金情報を基にレジスタの売上金額合計、前記釣銭用現金収納庫内の収納金額、現金回収庫内の収納金額を演算する演算部と、
演算結果を出力する出力部と、
制御部とを備え、
現金回収庫の回収と交換を選択可能とし、
前記制御部は、現金回収庫の回収が選択された場合、現金回収庫の交換完了後、交換前後の現金回収庫の識別情報を比較して、両識別情報が不一致のとき回収庫交換処理を完了とし、回収処理後に今回回収した現金回収庫内の収納金額、及びそれまで交換された現金回収庫の収納金額を前記出力部により出力させ、現金回収庫の交換が選択された場合は、現金回収庫の交換完了後、交換前後の現金回収庫の識別情報を比較して、両識別情報が不一致のとき回収庫交換処理を完了とし、交換前に装着されていた現金回収庫内の収納金額を出力させるよう制御することを特徴とする現金処理装置。
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