JP5464253B2 - 現金入出金機 - Google Patents
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本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本実施例の現金入出金機は、レジスタを使用する小売店等に設置されるもので、図1において1は硬貨(現金)の入出金処理を行う硬貨取扱部、2は紙幣(現金)の入出金処理を行う紙幣取扱部である。
硬貨取扱部1は、レジスタから回収した硬貨を一括して受け入れる硬貨入金口11と、この硬貨入金口11に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨鑑別部12と、この硬貨鑑別部12で鑑別計数された硬貨を一時保留する硬貨一時保留部13と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する硬貨を金種別に収納する複数の釣銭用硬貨収納庫(収納庫)14、入金硬貨を金種別に収納する硬貨回収庫(収納庫)15と、釣銭用の硬貨を出金するための硬貨出金庫16と、硬貨リジェクト口17と、硬貨取扱部1からの硬貨回収庫15の着脱を確認するためのセンサと、動作中や締上げ処理前に硬貨回収庫15の取外しを防止するための電磁ロック手段と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて硬貨取扱部1全体の動作制御を行う硬貨処理制御部18を有している。
また、硬貨入金口11と硬貨鑑別部12との間には分離部により分離された硬貨を搬送する搬送ベルト等による搬送路が設けられ、釣銭用硬貨収納庫14と硬貨回収庫15及び硬貨出金庫16との間には、釣銭用硬貨収納庫14から排出される硬貨を硬貨回収庫15と硬貨出金庫16のいずれかに導く振分け手段と、通過する硬貨を金種毎に計数する計数手段が設けられている。
この釣銭用硬貨収納庫14にも硬貨を搬送路に繰出す繰出し手段が設けられている。
なお、釣銭用硬貨収納庫14の手前の搬送路には、搬送される硬貨を検知してその金種を鑑別するための現金カウンタ14aが設けられている。
また、硬貨回収庫15の手前の搬送路には、搬送される硬貨を検知してその金種を鑑別するための現金カウンタ19が設けられている。
前記各釣銭用紙幣収納庫24に対しては、収納する紙幣の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された紙幣を収納するようになっている。
この釣銭用紙幣収納庫24にも紙幣の集積手段が紙幣を搬送路に繰出す繰出し手段と共に設けられている。
また、紙幣回収庫25は複数用意され、必要に応じて交換されるものであるが、各紙幣回収庫25には、ニアフルやフルを検知するセンサが設けられており、これらのセンサにより紙幣の有無や、満杯状態を確認できるようになっている。但し、収納量は後述するテーブルに格納される入金履歴からも把握可能である。
紙幣回収庫25の手前の搬送路には、搬送される紙幣を検知してその金種を鑑別するための現金カウンタ28が設けられている。
3はLCD等による表示部で、各種の処理操作の案内、現金処理のための入力画面や入力された情報、及び金種別の入出金金額や入出金の合計金額等を表示する。
5はカードリーダで、当該現金処理装置の利用者であるレジ担当者や管理者等がそれぞれ携帯するIDカードの情報を読取る機能を有している。
なお、レジ担当者用のIDカードには、店舗Noなどのレジ担当者が居る店舗を特定する情報や、レジ番号などのレジスタを特定する情報も記録されている。
6は伝票印刷部(印刷部)で、硬貨取扱部1や紙幣取扱部2で行われた入金処理や出金処理の金額、金種別枚数等を伝票に記録(印字)して出力するものである。
7は記憶部で、入金・出金処理履歴、回収庫交換履歴、釣銭収納庫入出金履歴、回収庫入金履歴を格納するカウンタテーブルを有し、またこの記憶部7には後述する主制御部が実行する制御プログラムが格納され、更に主制御部による処理結果も記憶するものとなっている。
なお、硬貨取扱部1の硬貨処理制御部18及び紙幣取扱部2の紙幣処理制御部27はこの主制御部8の指示により硬貨取扱部1及び紙幣取扱部2を制御するものとなっている。
図2の履歴内容は、通番、店舗No、レジNo、利用者ID、処理日時、区分、計数金額、収納済金額、戻し金額、釣銭収納額、売上収納額、未収納額によって構成されている。
通番のエリアには処理ごとに付与される通し番号が書込まれ、店舗Noのエリアにはレジ担当者のIDカードから読み取った店舗Noが書込まれ、レジNoのエリアにはレジ担当者のIDカードから読み取ったレジNoが書込まれる。
利用者IDのエリアには、レジ担当者のIDカードから読み取ったID番号等が書込まれ、処理日時のエリアには入金または出金処理を行ったときの日付および時刻が書込まれる。
区分のエリアには、処理が入金や出金、入金戻しであるかを区分けする情報が書込まれ、計数金額のエリアには入金処理や出金処理等の各処理で硬貨鑑別部12および紙幣鑑別部22で計数されてレジ担当者によって確認された処理金額や金種別枚数が書込まれる。
上記の入金戻し処理とは、入金処理の途中でジャムが発生して処理が中断したときに、ジャムの原因となった現金や中断したことで搬送されなかった現金を改めて搬送するための処理である。
未収納額のエリアには、上記の金額のエリアに書込まれた額と上記の収納済金額のエリアに書込まれた額との差額が書込まれる。
図4は待機画面を示す説明図である。
S1、主制御部8は表示部3に図4に示すように「カードをパスして下さい」等のIDカードの挿入を促す文言等を配した待機画面を表示して待機しており、レジスタから回収した現金を現金入出金機に入金させるレジ担当者が自分のIDカードをカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダによってIDカードから利用者の区分、レジNoとを読み取る。
S3、主制御部8は、IDカードから読み取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示する。
レジ担当者は、操作部4を操作してメニュー画面から「入金」を選択する。
S5、主制御部8は、レジ担当者がレジスタから回収した現金である硬貨および紙幣を硬貨入金口11および紙幣入出金口21に投入すると、その現金を受け入れて硬貨鑑別部12および紙幣鑑別部22で鑑別、計数して硬貨一時保留部13または紙幣一時保留部23に集積して一時保留する。
なお、主制御部8は確認結果がNGの場合は一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却して入金処理を終了する。
S9、主制御部8は、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、釣銭用紙幣収納庫24、紙幣回収庫25への現金の収納が終了すると、今回の処理結果として通番、レジNo、利用者ID、処理日時、区分、計数金額、収納済金額、釣銭収納額、売上収納額等を記憶部7のカウンタテーブルに書込んで更新し、更に伝票印刷部6で処理結果を印字した入金伝票をレジ担当者に発行して入金処理を終了する。
なお、カウンタテーブルの更新は入金伝票発行後に行うようにしてもよい。
このとき、主制御部8は記憶部7にカウントしていた現金の金種ごとの枚数を何もカウントしていない状態の初期値にリセットする。
なお、ジャムの原因となった紙幣の後に続いて収納される紙幣の内、紙幣一時保留部23から繰出されて搬送路の途中に残った紙幣に対しては現金入出金機が閉じられた後に、紙幣一時保留部23に戻して集積するように搬送路を動作させるようになっている。
S11、主制御部8は、紙幣が再投入されると、その紙幣を紙幣鑑別部22で鑑別して真券であることを確認して紙幣一時保留部23に搬送することで、既に紙幣一時保留部23に集積している紙幣と合わせて集積し、紙幣一時保留部23に集積している全ての紙幣を釣銭用紙幣収納庫24又は紙幣回収庫25へと搬送する。
S12、紙幣の収納が終了すると、処理結果として通番、レジNo、利用者ID、処理日時、区分、戻し金額、釣銭収納額、売上収納額、未収納額を記憶部7のカウンタテーブルに書込んで更新する。
ここで、図6は入金戻し処理の入金戻し伝票例である。
なお、主制御部8は、未収納額が0でないと判断した場合は、表示部3に硬貨鑑別部12および紙幣鑑別部22で計数した金額と実際に収納された現金の金額とが不一致である旨とその金額等を配した画面を表示し、入金戻し伝票の売上収納額と釣銭収納額の欄の横に上記の*マークをして印刷してレジ担当者に発行するものとする。
なお、上記実施例1においては、紙幣の紙詰まりによって搬送ジャムが発生した場合を例に説明したが、硬貨詰まりによる硬貨の搬送ジャムの場合においても同様の動作を行うことは言うまでもない。
2 紙幣取扱部
3 表示部
4 操作部
5 カードリーダ
6 伝票印刷部
7 記憶部
8 主制御部
11 硬貨入金口
12 硬貨鑑別部
13 硬貨一時保留部
14 釣銭用硬貨収納庫
14a、19、24a、28 現金カウンタ
15 硬貨回収庫
15a、25a 記憶部
16 硬貨出金庫
17 硬貨リジェクト口
18 硬貨処理制御部
21 紙幣入出金口
22 紙幣鑑別部
23 紙幣一時保留部
24 釣銭用紙幣収納庫
25 紙幣回収庫
26 紙幣リジェクト部
27 紙幣処理制御部
Claims (2)
- 表示部と、投入された現金を鑑別して計数する鑑別部と、該鑑別部で計数された現金を収納する収納庫を有する現金入出金機において、
前記収納庫に収納される現金を計数するカウンタと、処理結果を示す伝票を印刷する印刷部と、前記搬送ジャムが発生する前に前記鑑別部で計数した現金の計数値および前記カウンタで計数した現金の計数値を記憶する記憶手段を有し、
搬送ジャムが発生して現金を取り除いた後、その取り除いた分の現金の再投入後に前記カウンタで計数した計数値と搬送ジャムの発生前に前記カウンタで計数した計数値の合計を搬送ジャムの発生前に前記鑑別部で計数した計数値と比較し、一致しなかった場合に不一致であるであることを示すマークを売上収納額と釣銭収納額欄に付し、再投入された現金の計数結果を戻し金額として前記印刷部により伝票に印刷することを特徴とする現金入出金機。 - 請求項1記載の現金入出金機において、
前記鑑別部で計数された現金を一時保留する一時保留部を有し、
前記搬送ジャムが発生して現金を取り除いた後、前記搬送路中に存在する現金を前記一時保留部に戻して集積し、
再投入された現金を鑑別してから前記一時保留部に搬送して、既に集積されている前記の現金と合わせて集積した後、該一時保留部に集積された全ての現金を前記収納部に搬送して収納することを特徴とする現金入出金機。
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