JP2013020653A - 現金入出金機 - Google Patents

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Abstract

【課題】入金処理においてジャムが発生した場合、ジャム除去により機外に取り出し再投入させた現金の自動計数を可能とし、計数結果を印刷出力する。
【解決手段】搬送ジャムが発生して現金を取り除いた後、その取り除いた分の現金の再投入後に現金カウンタ24aで計数した計数値と、搬送ジャムの発生前に前記現金カウンタ24aで計数した計数値の合計を搬送ジャムの発生前に紙幣鑑別部22で計数した計数値と比較し、一致しなかった場合に不一致であるであることを示すマークを売上収納額と釣銭収納額欄に付し、再投入された現金の計数結果を戻し金額として伝票印刷部6により伝票に印刷する
【選択図】図1

Description

本発明は、小売店等に設置されるレジスタに補充される釣銭用の現金の出金処理や、レジスタから回収した現金の入金処理、及び締上げ処理を行う現金入出金機に関するものである。
従来の現金入出金機は、小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための釣銭用の現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能、レジスタから回収した売上金等の現金を入金し、釣銭分の現金は釣銭用現金収納庫に収納すると共に、売上分の現金は現金回収庫に収納する入金機能、入金及び出金の金額や金種毎の入出金枚数等を管理し、これらを締上げに集計して、その集計結果を表示部に表示すると共に、伝票に記録して放出する締上げ処理機能を有している。さらに、レジスタから回収した現金のうち釣銭分の現金は釣銭用現金収納庫に収納すると共に、売上分の現金は現金回収庫に収納することで、回収した現金を出金に利用できるようにしたリサイクル機能を持たせて現金の効率的な運用を可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−038062号公報
しかしながら、上述した従来の技術においては、入金取引で投入された現金を鑑別部で鑑別して計数し、それらの現金は回収庫や釣銭用収納庫へと搬送されて収納されるが、鑑別部から回収庫や釣銭用収納庫へ搬送される途中でジャム等の障害が発生して入金取引が中断した場合、係員により現金入出金機が開けられてジャムの原因となった現金、特に紙幣であればジャムによって乱雑に折れ曲がった紙幣が取り除かれた後、入金取引を再開しており、取り除かれた現金は現金入出金機には再投入されず別の金庫にまとめて保管されるようになる。
そのため、一日の売上確認で現金を計数する際には、ジャムの原因となった現金が保管されている金庫内にある現金と釣銭用収納庫および回収庫とに収納された現金の合計額が、鑑別部において計数された金額の合計額と一致するかを確認することとなるが、ジャムの原因となった現金を金庫に運ぶ際にその一部の現金を落としてしまう等で合計額が一致しなくなる。そして、すぐ後に落とした現金が見つかった場合でも、特定の資格を持つ担当者によって現金入出金機内および金庫内の現金の再計数が必要であり、この再計数は非常に時間がかかるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
そのため、本発明は、表示部と、投入された現金を鑑別して計数する鑑別部と、該鑑別部で計数された現金を収納する収納庫を有する現金入出金機において、前記収納庫に収納される現金を計数するカウンタと、処理結果を示す伝票を印刷する印刷部と、前記搬送ジャムが発生する前に前記鑑別部で計数した現金の計数値および前記カウンタで計数した現金の計数値を記憶する記憶手段を有し、搬送ジャムが発生して現金を取り除いた後、その取り除いた分の現金の再投入後に前記カウンタで計数した計数値と搬送ジャムの発生前に前記カウンタで計数した計数値の合計を搬送ジャムの発生前に前記鑑別部で計数した計数値と比較し、一致しなかった場合に不一致であるであることを示すマークを売上収納額と釣銭収納額欄に付し、再投入された現金の計数結果を戻し金額として前記印刷部により伝票に印刷することを特徴とする。
これにより、本発明は、搬送ジャムが発生して入金処理を中断した場合、係員にジャムの原因となった現金を取り除かせてその金額分の現金を再度投入させるので、ジャムの原因となった現金を金庫に保管するときに現金を紛失する等の事態を招くことを回避することができ、このような事態が原因となる売上確認の再計数の発生を防止することができるという効果が得られる。
実施例1の現金入出金機を示すブロック図 記憶部のカウンタテーブルに記憶される履歴内容例を示す図 実施例1の現金入出金機における入金処理を示すフローチャート 待機画面を示す説明図 入金処理が中断した場合に発行される入金伝票例を示す図 入金戻し処理の入金戻し伝票例を示す図
以下に、図面を参照して本発明による現金入出金機の実施例について説明する。
図1は実施例1の現金入出金機を示すブロック図である。
本実施例の現金入出金機は、レジスタを使用する小売店等に設置されるもので、図1において1は硬貨(現金)の入出金処理を行う硬貨取扱部、2は紙幣(現金)の入出金処理を行う紙幣取扱部である。
硬貨取扱部1は、レジスタから回収した硬貨を一括して受け入れる硬貨入金口11と、この硬貨入金口11に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨鑑別部12と、この硬貨鑑別部12で鑑別計数された硬貨を一時保留する硬貨一時保留部13と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する硬貨を金種別に収納する複数の釣銭用硬貨収納庫(収納庫)14、入金硬貨を金種別に収納する硬貨回収庫(収納庫)15と、釣銭用の硬貨を出金するための硬貨出金庫16と、硬貨リジェクト口17と、硬貨取扱部1からの硬貨回収庫15の着脱を確認するためのセンサと、動作中や締上げ処理前に硬貨回収庫15の取外しを防止するための電磁ロック手段と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて硬貨取扱部1全体の動作制御を行う硬貨処理制御部18を有している。
ここで硬貨一時保留部13、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、及び硬貨出金庫16は、金種毎に分けて硬貨を集積、収納できるように内部が区切られている。
また、硬貨入金口11と硬貨鑑別部12との間には分離部により分離された硬貨を搬送する搬送ベルト等による搬送路が設けられ、釣銭用硬貨収納庫14と硬貨回収庫15及び硬貨出金庫16との間には、釣銭用硬貨収納庫14から排出される硬貨を硬貨回収庫15と硬貨出金庫16のいずれかに導く振分け手段と、通過する硬貨を金種毎に計数する計数手段が設けられている。
また、前記各釣銭用硬貨収納庫14に対しては、収納する硬貨の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された硬貨を収納するようになっている。
この釣銭用硬貨収納庫14にも硬貨を搬送路に繰出す繰出し手段が設けられている。
なお、釣銭用硬貨収納庫14の手前の搬送路には、搬送される硬貨を検知してその金種を鑑別するための現金カウンタ14aが設けられている。
硬貨回収庫15は複数用意され、必要に応じて交換されるものであるが、本実施例の硬貨回収庫15には記憶部(識別情報保有部)15aが設けられていて、この記憶部15aには硬貨回収庫15を識別するためのID番号等の固有の識別情報が記憶され、硬貨処理制御部18または後述する主制御部がこの識別情報を認識して硬貨回収庫15を特定するものとなっている。
また、硬貨回収庫15の手前の搬送路には、搬送される硬貨を検知してその金種を鑑別するための現金カウンタ19が設けられている。
一方、紙幣取扱部2は、入金処理時にレジスタから回収した紙幣を一括して受け入れると共に出金処理時に釣銭としての紙幣を排出する紙幣入出金口21と、この紙幣入出金口21に受け入れた紙幣を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、紙幣の金種等を鑑別すると共に鑑別した紙幣を金種毎に計数する紙幣鑑別部22と、この紙幣鑑別部22で鑑別計数された紙幣を集積して一時保留する紙幣一時保留部23と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する特定金種(例えば、五千円、千円)の紙幣を金種別に収納する釣銭用紙幣収納庫(収納庫)24と、入金紙幣を金種別に収納する紙幣回収庫(収納庫)25と、紙幣リジェクト部26と、これらの間で紙幣を搬送ベルト等で挟持して搬送する搬送路と、紙幣取扱部2からの紙幣回収庫25の着脱を確認するためのセンサと、動作中や締上げ処理前に紙幣回収庫25の取外しを防止するための電磁ロック手段と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて紙幣取扱部2全体の動作制御を行う紙幣処理制御部27を備えている。
なお、紙幣一時保留部23には紙幣を繰出す繰出し手段が設けられている。
前記各釣銭用紙幣収納庫24に対しては、収納する紙幣の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された紙幣を収納するようになっている。
この釣銭用紙幣収納庫24にも紙幣の集積手段が紙幣を搬送路に繰出す繰出し手段と共に設けられている。
釣銭用紙幣収納庫24の手前の搬送路には、搬送される紙幣を検知してその金種を鑑別するための現金カウンタ24aが設けられている。
また、紙幣回収庫25は複数用意され、必要に応じて交換されるものであるが、各紙幣回収庫25には、ニアフルやフルを検知するセンサが設けられており、これらのセンサにより紙幣の有無や、満杯状態を確認できるようになっている。但し、収納量は後述するテーブルに格納される入金履歴からも把握可能である。
更に、紙幣回収庫25には、硬貨回収庫15と同様に記憶部(識別情報保有部)25aが設けられていて、この記憶部25aに紙幣回収庫25を識別するためのID番号等の固有の識別情報が記憶され、紙幣処理制御部27または後述する主制御部がこの識別情報を認識して紙幣回収庫25を特定するものとなっている。
紙幣回収庫25の手前の搬送路には、搬送される紙幣を検知してその金種を鑑別するための現金カウンタ28が設けられている。
なお、記憶部15a、25aを設ける代わりに硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25の一部を特徴的な形状にして固有の識別情報保有部とし、その形状の差を光学センサやマイクロスイッチ、あるいは磁気検知器で検出することにより硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25を識別することも可能である。
3はLCD等による表示部で、各種の処理操作の案内、現金処理のための入力画面や入力された情報、及び金種別の入出金金額や入出金の合計金額等を表示する。
4はレジスタの現金を入出金するレジ担当者や売上の締めを行う管理者が操作するキーボードあるいは表示部3上に配置されたタッチパネル等の操作部で、入金処理や出金処理、締上げ処理、回収処理等を行うことを指示(入力)するためのキーや金額等を入力するためのテンキー等を備えている。
5はカードリーダで、当該現金処理装置の利用者であるレジ担当者や管理者等がそれぞれ携帯するIDカードの情報を読取る機能を有している。
IDカードには装置利用者であるレジ担当者、管理者、現金回収者を識別するための区分情報が記録されており、これらレジ担当者、管理者、現金回収者に該当する区分情報が記録されたIDカードが配布されている。
なお、レジ担当者用のIDカードには、店舗Noなどのレジ担当者が居る店舗を特定する情報や、レジ番号などのレジスタを特定する情報も記録されている。
このレジ担当者用のIDカードは、レジスタ毎またはレジ担当者毎に用意され、レジ担当者毎に配布する場合、レジ担当者が複数のレジスタを操作するのであれば、使用するレジスタ毎にIDカードが与えられる。
6は伝票印刷部(印刷部)で、硬貨取扱部1や紙幣取扱部2で行われた入金処理や出金処理の金額、金種別枚数等を伝票に記録(印字)して出力するものである。
7は記憶部で、入金・出金処理履歴、回収庫交換履歴、釣銭収納庫入出金履歴、回収庫入金履歴を格納するカウンタテーブルを有し、またこの記憶部7には後述する主制御部が実行する制御プログラムが格納され、更に主制御部による処理結果も記憶するものとなっている。
8は記憶部7に格納された制御プログラムに基づいて装置全体の制御を行う主制御部で、本実施例では記憶部7のカウンタテーブルに登録する入金や出金処理等の各取引処理の履歴を管理し、必要に応じて履歴情報の書込み、更新を行う他、操作部4から入力される締上げ処理要求に応じて、締上げ処理完了の入金情報及び出金情報を基にレジスタの売上金額合計、釣銭収納庫内の収納金額を演算する演算部として機能する。
なお、硬貨取扱部1の硬貨処理制御部18及び紙幣取扱部2の紙幣処理制御部27はこの主制御部8の指示により硬貨取扱部1及び紙幣取扱部2を制御するものとなっている。
図2は記憶部7のカウンタテーブルに記憶される履歴内容例を示す図である。
図2の履歴内容は、通番、店舗No、レジNo、利用者ID、処理日時、区分、計数金額、収納済金額、戻し金額、釣銭収納額、売上収納額、未収納額によって構成されている。
通番のエリアには処理ごとに付与される通し番号が書込まれ、店舗Noのエリアにはレジ担当者のIDカードから読み取った店舗Noが書込まれ、レジNoのエリアにはレジ担当者のIDカードから読み取ったレジNoが書込まれる。
上記の店舗Noは、店舗ごとに集計する際に利用され、またレジNoはレジスタごとに集計する際に利用される。
利用者IDのエリアには、レジ担当者のIDカードから読み取ったID番号等が書込まれ、処理日時のエリアには入金または出金処理を行ったときの日付および時刻が書込まれる。
区分のエリアには、処理が入金や出金、入金戻しであるかを区分けする情報が書込まれ、計数金額のエリアには入金処理や出金処理等の各処理で硬貨鑑別部12および紙幣鑑別部22で計数されてレジ担当者によって確認された処理金額や金種別枚数が書込まれる。
収納済金額のエリアには、入金処理で実際に釣銭用硬貨収納庫14や硬貨回収庫15、釣銭用紙幣収納庫24、紙幣回収庫25に収納された金額が書込まれ、戻し金額のエリアには入金戻し処理で再投入され釣銭用硬貨収納庫14や硬貨回収庫15、釣銭用紙幣収納庫24、紙幣回収庫25に収納された金額が書込まれる。
上記の入金戻し処理とは、入金処理の途中でジャムが発生して処理が中断したときに、ジャムの原因となった現金や中断したことで搬送されなかった現金を改めて搬送するための処理である。
釣銭収納額のエリアには、釣銭用硬貨収納庫14および釣銭用紙幣収納庫24に実際に収納されている現金の総額が書込まれ、売上収納額のエリアには硬貨回収庫15および紙幣回収庫25に収納される現金の額が書込まれる。
未収納額のエリアには、上記の金額のエリアに書込まれた額と上記の収納済金額のエリアに書込まれた額との差額が書込まれる。
上述した構成の作用について、図3に示す実施例1の現金入出金機における入金処理を示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従ってレジ担当者がレジスタから回収した現金を入金する入金処理について説明する。
図4は待機画面を示す説明図である。
S1、主制御部8は表示部3に図4に示すように「カードをパスして下さい」等のIDカードの挿入を促す文言等を配した待機画面を表示して待機しており、レジスタから回収した現金を現金入出金機に入金させるレジ担当者が自分のIDカードをカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダによってIDカードから利用者の区分、レジNoとを読み取る。
S2、主制御部8は、表示部3にレジ担当者の個人ID(利用者ID)、パスワードの入力を促す画面を表示し、レジ担当者がIDカードの挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力すると、レジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当であることを確認する。
S3、主制御部8は、IDカードから読み取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示する。
レジ担当者は、操作部4を操作してメニュー画面から「入金」を選択する。
S4、主制御部8は、レジ担当者によってメニュー画面から「入金」の選択入力を受付けると、入出金口開放指示を硬貨処理制御部18及び紙幣処理制御部27に送って、硬貨入金口11及び紙幣入出金口21に設けられているシャッタをそれぞれ開放する。
S5、主制御部8は、レジ担当者がレジスタから回収した現金である硬貨および紙幣を硬貨入金口11および紙幣入出金口21に投入すると、その現金を受け入れて硬貨鑑別部12および紙幣鑑別部22で鑑別、計数して硬貨一時保留部13または紙幣一時保留部23に集積して一時保留する。
S6、主制御部8は、金種ごとの枚数および金額、全金種の合計額を計数結果として表示部3に表示し、レジ担当者に金額を確認させて収納の可否(OK/NG)を入力させ、その確認結果がOKの場合、一時保留した硬貨及び紙幣の内、売上金の分を硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に収納し、釣銭の分は釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に搬送する。
なお、主制御部8は確認結果がNGの場合は一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却して入金処理を終了する。
S7、主制御部8は、現金カウンタ14a、19、24a、28によって釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、釣銭用紙幣収納庫24、紙幣回収庫25に搬送される現金を検知して金種を鑑別し、記憶部7に鑑別した金種ごとの枚数をカウントすると共に、カウントした枚数に従って、釣銭用硬貨収納庫14と釣銭用紙幣収納庫24とに収納される釣銭収納額を計数し、また硬貨回収庫15と紙幣回収庫25とに収納される売上収納額を計数していく。
S8、主制御部8は、搬送される硬貨および紙幣を検知する図示しないセンサにより、搬送している硬貨および紙幣詰まり等による搬送ジャムが発生しているか否かを判断し、搬送ジャムが発生していない場合は次のステップS9へ進み、搬送ジャムが発生している場合はステップS10に移行する。
S9、主制御部8は、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、釣銭用紙幣収納庫24、紙幣回収庫25への現金の収納が終了すると、今回の処理結果として通番、レジNo、利用者ID、処理日時、区分、計数金額、収納済金額、釣銭収納額、売上収納額等を記憶部7のカウンタテーブルに書込んで更新し、更に伝票印刷部6で処理結果を印字した入金伝票をレジ担当者に発行して入金処理を終了する。
なお、カウンタテーブルの更新は入金伝票発行後に行うようにしてもよい。
S10、上記ステップS8で搬送ジャムが発生していると判断した主制御部8は、入金処理結果として通番、レジNo、利用者ID、処理日時、区分、計数金額、それまでに釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、釣銭用紙幣収納庫24、紙幣回収庫25に収納された金額を記憶部7のカウンタテーブルの収納済金額、釣銭収納額、売上収納額に書込んで更新し、伝票印刷部6でその入金処理結果を入金伝票に印刷してレジ担当者に発行し、表示部3に搬送ジャムとなった現金を取り出し、取り出した分の現金を再投入するように促す旨のメッセージを配したジャム除去案内画面を表示する。
ここで、図5は入金処理が中断した場合に発行される入金伝票例であり、入金処理が中断した場合、更新されたカウンタテーブルの計数金額と収納済金額のエリアに書込んだ金額が異なるために、図5に示すようにレジ担当者に発行する入金伝票には、釣銭収納額と売上収納額の欄の横に*(アスタリスク)マークを付しておくことで、レジ担当者に対して硬貨鑑別部12および紙幣鑑別部22で計数した金額と実際に収納された現金の金額とが不一致となっていることを示している。
このとき、主制御部8は記憶部7にカウントしていた現金の金種ごとの枚数を何もカウントしていない状態の初期値にリセットする。
また、本例では紙幣詰まりによる搬送ジャムが起きたものとし、レジ担当者は発行された入金処理結果の伝票を受け取った後、現金入出金機を開いてジャムの原因となった紙幣を取り除き、その後、現金入出金機を閉じる。
なお、ジャムの原因となった紙幣の後に続いて収納される紙幣の内、紙幣一時保留部23から繰出されて搬送路の途中に残った紙幣に対しては現金入出金機が閉じられた後に、紙幣一時保留部23に戻して集積するように搬送路を動作させるようになっている。
レジ担当者は、取り出した紙幣の再投入を行うが、紙幣の状態から再投入してもまたジャムを起こしてしまう可能性が高いと判断した場合には、状態の良い紙幣に代えて紙幣の再投入を行うものとする。
S11、主制御部8は、紙幣が再投入されると、その紙幣を紙幣鑑別部22で鑑別して真券であることを確認して紙幣一時保留部23に搬送することで、既に紙幣一時保留部23に集積している紙幣と合わせて集積し、紙幣一時保留部23に集積している全ての紙幣を釣銭用紙幣収納庫24又は紙幣回収庫25へと搬送する。
このとき、主制御部8は現金カウンタ24a、28によって釣銭用紙幣収納庫24又は紙幣回収庫25に収納する紙幣の金種を鑑別し、鑑別した金種ごとの枚数をカウントすることで、釣銭収納額と売上収納額を計数して記憶部7に記憶する。
S12、紙幣の収納が終了すると、処理結果として通番、レジNo、利用者ID、処理日時、区分、戻し金額、釣銭収納額、売上収納額、未収納額を記憶部7のカウンタテーブルに書込んで更新する。
ここで、図6は入金戻し処理の入金戻し伝票例である。
S13、主制御部8は、記憶部7のカウンタテーブルを参照して、その未収納額、つまり硬貨鑑別部12および紙幣鑑別部22で計数した現金から、搬送ジャムが発生する前後で現金カウンタ14a、19、24a、28で計数した現金を差し引いた額が0になっていることを確認することで、表示部3に入金戻し処理を終了する旨の画面を表示し、挿入されているレジ担当者のIDカードを返却して伝票印刷部6によって図6に示す入金戻し処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する。
なお、主制御部8は、未収納額が0でないと判断した場合は、表示部3に硬貨鑑別部12および紙幣鑑別部22で計数した金額と実際に収納された現金の金額とが不一致である旨とその金額等を配した画面を表示し、入金戻し伝票の売上収納額と釣銭収納額の欄の横に上記の*マークをして印刷してレジ担当者に発行するものとする。
以上説明したように、本実施例では、入金処理で紙幣鑑別部で紙幣を計数した後、紙幣を紙幣収納庫や紙幣回収庫に搬送するまでの間に搬送ジャムが発生したときに、それまでに収納した紙幣の金額を記憶し、レジ担当者に対してジャムの原因となった紙幣を取り除き、取り除いた分の紙幣を再度投入させるように促す画面を表示することによって、搬送ジャムによって入金処理が中断した場合であっても、全ての紙幣を現金入出金機から分ける事無くまとめて保管するので、ジャムの原因となった紙幣を現金入出金機と分けて保管するような場合に紙幣が紛失してしまう事態を防止し、それによる再計数を行うことが無くなる。
また、入金処理において途中で処理を中断して入金戻し処理に移行する前に発行する入金伝票や、入金戻し処理で投入した現金が足りないときに各伝票の売上収納額と釣銭収納額の欄の横に*マークを付しておくので、レジ担当者にとっては一目で硬貨鑑別部及び紙幣鑑別部で計数された額と、実際に現金入出金機内に有る現金の額に違いがあることを認識できる。
なお、上記実施例1においては、紙幣の紙詰まりによって搬送ジャムが発生した場合を例に説明したが、硬貨詰まりによる硬貨の搬送ジャムの場合においても同様の動作を行うことは言うまでもない。
1 硬貨取扱部
2 紙幣取扱部
3 表示部
4 操作部
5 カードリーダ
6 伝票印刷部
7 記憶部
8 主制御部
11 硬貨入金口
12 硬貨鑑別部
13 硬貨一時保留部
14 釣銭用硬貨収納庫
14a、19、24a、28 現金カウンタ
15 硬貨回収庫
15a、25a 記憶部
16 硬貨出金庫
17 硬貨リジェクト口
18 硬貨処理制御部
21 紙幣入出金口
22 紙幣鑑別部
23 紙幣一時保留部
24 釣銭用紙幣収納庫
25 紙幣回収庫
26 紙幣リジェクト部
27 紙幣処理制御部

Claims (2)

  1. 表示部と、投入された現金を鑑別して計数する鑑別部と、該鑑別部で計数された現金を収納する収納庫を有する現金入出金機において、
    前記収納庫に収納される現金を計数するカウンタと、処理結果を示す伝票を印刷する印刷部と、前記搬送ジャムが発生する前に前記鑑別部で計数した現金の計数値および前記カウンタで計数した現金の計数値を記憶する記憶手段を有し、
    搬送ジャムが発生して現金を取り除いた後、その取り除いた分の現金の再投入後に前記カウンタで計数した計数値と搬送ジャムの発生前に前記カウンタで計数した計数値の合計を搬送ジャムの発生前に前記鑑別部で計数した計数値と比較し、一致しなかった場合に不一致であるであることを示すマークを売上収納額と釣銭収納額欄に付し、再投入された現金の計数結果を戻し金額として前記印刷部により伝票に印刷することを特徴とする現金入出金機。
  2. 請求項1記載の現金入出金機において、
    前記鑑別部で計数された現金を一時保留する一時保留部を有し、
    前記搬送ジャムが発生して現金を取り除いた後、前記搬送路中に存在する現金を前記一時保留部に戻して集積し、
    再投入された現金を鑑別してから前記一時保留部に搬送して、既に集積されている前記の現金と合わせて集積した後、該一時保留部に集積された全ての現金を前記収納部に搬送して収納することを特徴とする現金入出金機。
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