JP2001093026A - 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法 - Google Patents

紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法

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JP2001093026A
JP2001093026A JP26555299A JP26555299A JP2001093026A JP 2001093026 A JP2001093026 A JP 2001093026A JP 26555299 A JP26555299 A JP 26555299A JP 26555299 A JP26555299 A JP 26555299A JP 2001093026 A JP2001093026 A JP 2001093026A
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paper
sheet
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JP26555299A
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English (en)
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Yoshisato Kida
義覚 木田
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】オペレータの負担を軽減できるとともに、処理
効率を向上できる紙幣処理装置及び紙幣処理方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】センサS3により通過が検知された券の枚
数、及び、センサS5により通過が検知された券の枚数
をそれぞれ計数する。このとき、センサS3において検
知された通過枚数が、所定の時間が経過した後でも、セ
ンサS5において検知された通過枚数より大きい場合に
は、これらのセンサの間でジャムが発生したと判断し、
紙幣処理装置1全体の券の搬送を停止する。そして、オ
ペレータにジャムの発生位置を報知するとともに、これ
らのセンサの間に位置する券のジャム解除処理を行うよ
うに指示する。このジャム解除処理を完了したときに
は、オペレータによる初期化処理により、センサS5に
よって通過が検知された券については、通過数を確定
し、所定の搬送先まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙葉類処理装置
及び紙葉類処理方法に係り、特に、紙葉類の搬送中に発
生したジャムの解除処理に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユニットが連接された紙幣処理装
置において、紙幣を搬送する搬送路中、または、搬送さ
れた紙幣に対して施封などの処理を施す処理部内で紙幣
のジャムが発生した場合、ジャムが発生したユニット及
びこのユニットに連動するすべてのユニットにおいてジ
ャム解除処理を行う必要がある。
【0003】すなわち、一連のユニットのうち、あるユ
ニット内において紙幣の搬送中にジャムが発生した場
合、ジャムが発生したユニット及びこのユニットの搬送
方向下流側に位置するユニットにおいて、オペレータが
搬送中の紙幣をすべて回収し、再度、回収した紙幣を装
置に投入して、処理をやり直す必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ある
ユニット内でジャムが発生した際、そのユニットの後段
に連動するジャムを発生していないユニットにおいても
ジャム解除処理を行う必要がないにもかかわらず、これ
らのすべてのユニットでジャム解除処理を行う必要があ
り、処理効率を悪化させる。
【0005】また、オペレータは、ジャムを発生してい
ないユニットに対してもジャム解除処理を行う必要があ
り、オペレータの負担を増大する問題が発生する。
【0006】この発明は、上述した問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、ジャムを発生したユニッ
トのみに対してジャム解除処理を行い、オペレータの負
担を軽減できるとともに、処理効率を向上できる紙幣処
理装置及びこの紙幣処理装置に適用される紙幣処理方法
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の紙葉類処理装置は、
紙葉類を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬
送される紙葉類の搬送先を判断する判断手段と、前記搬
送手段上に複数設けられ、紙葉類の通過を検知する検知
手段と、前記搬送手段上の2箇所に配置された検知手段
のうち、紙葉類搬送方向の上流側に配置された第1検知
手段からの出力信号に基づいた紙葉類の通過数が、所定
時間経過した後に、下流側に配置された第2検知手段か
らの出力信号に基づいた紙葉類の通過数より大きい場合
には、これらの検知手段間でジャムが発生したと判断
し、前記第2検知手段によって通過を検知された紙葉類
を前記判断手段によって判断された搬送先に搬送する制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の紙葉類処理装置は、紙葉
類を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送さ
れる紙葉類の搬送先を判断する判断手段と、前記搬送手
段上に複数設けられ、紙葉類の通過を検知する検知手段
と、前記搬送手段上の2箇所に配置された検知手段のう
ち、紙葉類搬送方向の上流側に配置された第1検知手段
からの出力信号に基づいた紙葉類の通過数が、所定時間
経過した後に、下流側に配置された第2検知手段からの
出力信号に基づいた紙葉類の通過数より大きい場合に
は、これらの検知手段間でジャムが発生したと判断し、
前記第2検知手段と前記第1検知手段との間に位置する
紙葉類に対してジャム処理を行うように指示するととも
に、前記第2検知手段によって通過を検知された紙葉類
を前記判断手段によって判断された搬送先に搬送する制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の紙葉類処理装置は、第1
ユニット及びこの第1ユニットに隣接して配置された第
2ユニットにわたって紙葉類を搬送する搬送手段と、前
記第1ユニットにおいて、前記第2ユニットに搬送すべ
き紙葉類の枚数を計数する計数手段と、前記搬送手段上
における前記第1ユニットと前記第2ユニットとの境界
位置に設けられ、前記第1ユニットから前記第2ユニッ
ト内への紙葉類の搬入を検知する検知手段と、前記計数
手段によって計数された紙葉類の枚数が、所定時間経過
した後に、前記検知手段からの出力信号に基づいた前記
第2ユニット内への紙葉類の搬入枚数より大きい場合に
は、前記第1ユニット内における前記搬送手段上でジャ
ムが発生したと判断し、前記搬送手段上における前記計
数手段と前記検知手段との間に位置する紙葉類に対して
ジャム処理を行うように指示するとともに、前記検知手
段によって搬入を検知された紙葉類を前記第2ユニット
の所定の搬送先に搬送する制御手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0010】請求項4に記載の紙葉類処理装置は、第1
ユニット、この第1ユニットに隣接して配置された第2
ユニット、及びこの第2ユニットに隣接して配置された
第3ユニットにわたって紙葉類を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送先が前記
第2ユニットか前記第3ユニットかを判断する判断手段
と、前記第1ユニットにおいて、前記第2ユニット及び
前記第3ユニットに搬送すべき紙葉類の枚数を計数する
計数手段と、前記搬送手段上における前記第1ユニット
と前記第2ユニットとの境界位置に設けられ、前記第1
ユニットから前記第2ユニット内への紙葉類の搬入を検
知する第1検知手段と、前記搬送手段上における前記第
2ユニットと前記第3ユニットとの境界位置に設けら
れ、前記第2ユニットから前記第3ユニット内への紙葉
類の搬入を検知する第2検知手段と、前記判断手段によ
り前記第3ユニットに搬送すべきと判断された紙葉類
の、前記第1検知手段からの出力信号に基づいた前記第
2ユニット内への紙葉類の搬入枚数が、所定時間経過し
た後に、前記第2検知手段からの出力信号に基づいた前
記第3ユニット内への紙葉類の搬入枚数より大きい場合
には、前記第2ユニット内における前記搬送手段上でジ
ャムが発生したと判断し、前記搬送手段上における前記
第1検知手段と前記第2検知手段との間に位置する紙葉
類に対してジャム処理を行うように指示するとともに、
前記第2検知手段によって搬入を検知された紙葉類を前
記第3ユニットの所定の搬送先に搬送する制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の紙葉類処理装置は、第1
ユニット、この第1ユニットに隣接して配置された第2
ユニット、及びこの第2ユニットに隣接して配置された
第3ユニットにわたって紙葉類を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送先が前記
第2ユニットか前記第3ユニットかを判断する判断手段
と、前記搬送手段上における前記第1ユニットと前記第
2ユニットとの境界位置に設けられ、前記第1ユニット
から前記第2ユニット内への紙葉類の搬入を検知する第
1検知手段と、前記搬送手段上における前記第2ユニッ
トと前記第3ユニットとの境界位置に設けられ、前記第
2ユニットから前記第3ユニット内への紙葉類の搬入を
検知する第2検知手段と、前記第2ユニット内に設けら
れ、前記第2ユニットを搬送先とする紙葉類の集積を検
知する第3検知手段と、前記判断手段により前記第3ユ
ニットに搬送すべきと判断された紙葉類の、前記第1検
知手段からの出力信号に基づいた前記第2ユニット内へ
の紙葉類の搬入枚数から前記第3検知手段からの出力信
号に基づいた前記第2ユニット内への紙葉類の集積枚数
を差し引いた値が、所定時間経過した後に、前記第2検
知手段からの出力信号に基づいた前記第3ユニット内へ
の紙葉類の搬入枚数より大きい場合には、前記第2ユニ
ット内における前記搬送手段上でジャムが発生したと判
断し、前記搬送手段上における前記第1検知手段と前記
第2検知手段との間に位置する紙葉類に対してジャム処
理を行うように指示するとともに、前記第2検知手段に
よって搬入を検知された紙葉類を前記第3ユニットの所
定の搬送先に搬送する制御手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0012】請求項6に記載の紙葉類処理方法は、紙葉
類を搬送し、搬送される紙葉類の搬送先を判断し、搬送
されている紙葉類の通過を検知し、紙葉類搬送方向の上
流側の第1位置で通過を検知された紙葉類の通過数が、
所定時間経過した後に、下流側の第2位置で通過を検知
された紙葉類の通過数より大きい場合には、これら第1
位置と第2位置との間でジャムが発生したと判断し、前
記第2位置で通過を検知された紙葉類を判断された搬送
先に搬送する、ことを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の紙葉類処理方法は、紙葉
類を搬送し、搬送される紙葉類の搬送先を判断し、搬送
されている紙葉類の通過を検知し、紙葉類搬送方向の上
流側の第1位置で通過を検知された紙葉類の通過数が、
所定時間経過した後に、下流側の第2位置で通過を検知
された紙葉類の通過数より大きい場合には、これら第1
位置と第2位置との間でジャムが発生したと判断し、前
記第1位置と前記第2位置との間に位置する紙葉類に対
してジャム処理を行うように指示し、前記第2位置で通
過を検知された紙葉類を判断された搬送先に搬送する、
ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の紙葉類処理装置
及びこの紙葉類処理装置に適用される紙葉類処理方法の
一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】図1に示すように、紙葉類処理装置の一実
施の形態に係る紙幣処理装置1は、第1ユニット10、
第2ユニット20、及び第3ユニット30を有してい
る。
【0016】第1ユニット10は、複数の紙幣をセット
し、セットされた紙幣を1枚ずつ取り出して搬送機構4
0に送り出す取出ローラ11を有する供給装置12と、
搬送機構40によって搬送されている紙幣の区分、すな
わち、正損、真偽、正券の表裏及び向きの判別を行うと
ともに、搬送先毎に搬送すべき紙幣の枚数を計数する検
知装置13と、検知装置13によって排除券、すなわち
偽券と判別された券を集積する排除券集積装置14とを
備えている。
【0017】第2ユニット20及び第2ユニット30
は、検知装置13により再利用可能と判別された正券の
表裏及び向き毎に区分された第1集積部21、第2集積
部22、第3集積部31、及び第4集積部32を備えて
いる。
【0018】各集積部21、22、31、32は、正券
を集積する集積装置21A、22A、31A、32A
と、集積装置に集積された正券を例えば100枚ずつ施
封帯により施封する施封装置21B、22B、31B、
32Bと、この施封装置で施封された正券の特徴(集積
状態、施封状態)を検査する検査装置21C、22C、
31C、32Cと、施封された正券をさらに10把ずつ
まとめて結束帯により結束する結束装置21D、22
D、31D、32Dとを備えている。
【0019】集積装置21A、22A、31A、32A
は、それぞれ羽根車21E、22E、31E、32E
と、羽根車に1枚ずつ受け取られた紙葉類に振動を与え
て整然と集積収納する集積箱21F、22F、31F、
32Fとを有している。
【0020】また、第3ユニット30は、検知装置13
により再利用不可能と判別された損券を予め定めた割合
で任意に抽出して集積する損券集積装置33と、損券を
裁断する裁断装置34とを備えている。
【0021】搬送機構40は、複数の搬送ベルト、複数
の搬送ローラ、及び複数の振分ゲート40−1、2、
3、4、5、6によって構成されている。
【0022】この搬送機構40は、第1ユニット10内
において、取出ローラ11から取り出した券を検知装置
13を介して第1ゲート40−1まで搬送する第1搬送
路41と、第1ゲート40−1から排除券集積装置14
まで券を搬送する第2搬送路42と、第1ゲート40−
1から第2ユニット20の入り口まで券を搬送する第3
搬送路43とを有している。
【0023】また、この搬送機構40は、第2ユニット
20内において、第2ユニット20の入口付近に設けら
れた振分ゲート40−2から第1集積部21まで券を搬
送する第4搬送路44と、振分ゲート40−2から振分
ゲート40−3まで券を搬送する第5搬送路45と、振
分ゲート40−3から第2集積部22まで券を搬送する
第6搬送路46と、振分ゲート40−3から第3ユニッ
ト30の入口まで券を搬送する第7搬送路47と、を有
している。
【0024】さらに、この搬送機構40は、第3ユニッ
ト30内において、第3ユニット30の入口付近に設け
られた振分ゲート40−4から第3集積部31まで券を
搬送する第8搬送路48と、振分ゲート40−4から振
分ゲート40−5まで券を搬送する第9搬送路49と、
振分ゲート40−5から第4集積部32まで券を搬送す
る第10搬送路50と、振分ゲート40−5から振分ゲ
ート40−6まで券を搬送する第11搬送路51と、振
分ゲート40−6から損券集積装置33まで券を搬送す
る第12搬送路52と、振分ゲート40−6から裁断装
置34まで券を搬送する第13搬送路53と、を有して
いる。
【0025】第1ユニット10において、第2搬送路4
2上には、排除券の搬送を検知するセンサS2が配置さ
れている。
【0026】第2ユニット20において、第3搬送路4
3上における振分ゲート40−2の上流位置には、正券
の搬送を検知するセンサS3が配置されている。第4搬
送路44上には、正券の搬送を検知するセンサS4が配
置されている。第5搬送路45上における振分ゲート4
0−3の上流位置には、正券の搬送を検知するセンサS
5が配置されている。第6搬送路46上には、正券の搬
送を検知するセンサS6が配置されている。
【0027】第3ユニット30において、第7搬送路4
7上における振分ゲート40−4の上流位置には、正券
の搬送を検知するセンサS7が配置されている。第8搬
送路48上には、正券の搬送を検知するセンサS8が配
置されている。第9搬送路49上における振分ゲート4
0−5の上流位置には、正券の搬送を検知するセンサS
9が配置されている。第10搬送路50上には、正券の
搬送を検知するセンサS10が配置されている。第11
搬送路51上における振分ゲート40−6の上流位置に
は、正券の搬送を検知するセンサS11が配置されてい
る。第12搬送路52上には、正券の搬送を検知するセ
ンサS12が配置されている。第13搬送路53上に
は、正券の搬送を検知するセンサS13が配置されてい
る。
【0028】図2に示すように、この紙幣処理装置1
は、装置全体の駆動を制御する制御手段として機能する
とともに、検査装置21C、22C、31C、32Cに
よる検査結果に基づいて券の搬送先を判断する判断手段
として機能するCPU100を備えている。
【0029】このCPU100には、装置全体の制御プ
ログラムや種々のデータを記憶するメモリ60、供給装
置12の駆動を制御する供給制御回路101、検知装置
13の駆動を制御する検知制御回路102、排除券集積
装置14の駆動を制御する排除券集積制御回路103、
各搬送路上に設けられたセンサS1乃至S13からの出
力信号に基づいて搬送路上の券の通過を検知する検知手
段として機能するセンサ制御回路104、および、第1
乃至第13搬送路41乃至53からなる搬送機構40の
駆動、及び各搬送路の分岐部に設けられた振分ゲート4
0−1乃至40−6の駆動を制御する搬送制御回路10
5が接続されている。
【0030】また、このCPU100には、集積装置2
1A、22A、31A、32Aの駆動を制御する集積制
御回路106、施封装置21B、22B、31B、32
Bの駆動を制御する施封制御回路107、検査装置21
C、22C、31C、32Cの駆動を制御する検査制御
回路108、結束装置21D、22D、31D、32D
の駆動を制御する結束制御回路109、損券集積装置3
3の駆動を制御する損券集積制御回路110、裁断装置
34の駆動を制御する裁断制御回路111、および、オ
ペレータによる各種操作の入力を受け付けるとともにオ
ペレータに対して種々の情報を表示する表示装置71を
含む操作パネル70の駆動を制御する操作パネル制御回
路112などが接続されている。
【0031】この紙幣処理装置では、供給装置12にセ
ットされた同一金種の紙葉類、すなわち再利用可能な正
券、再利用不可能な損券、偽券などの排除などを含む券
は、取出ローラ11によって取り出され、搬送機構40
によって搬送される。
【0032】第1搬送路41を搬送券は、検知装置13
を通過する際に、検知装置13により、真偽、正損、正
券の表裏、及び向きが判断され、CPU100により券
の搬送先が決定される。また、このとき、CPU100
は、判断した搬送先ごとに、搬送すべき券の枚数を計数
する。そして、CPU100は、搬送制御回路105を
制御して、判断した搬送先に券を搬送するように搬送機
構40及び振分ゲート40−1乃至40−6を制御す
る。
【0033】すなわち、偽券などの排除券と判断された
券は、第1搬送路41を搬送された後、振分ゲート40
−1により第2搬送路42を搬送され、排除券集積装置
14に集積される。損券と判断された券は、第1搬送路
41を搬送された後、第3搬送路43、第5搬送路4
5、第7搬送路47、第9搬送路49、及び第11搬送
路51を搬送され、ある所定の割合の損券は、振分ゲー
ト40−6により、第12搬送路52を搬送された後、
損券集積装置33に集積され、他の損券は、振分ゲート
40−6により、第13搬送路53を搬送された後、裁
断装置34によって裁断される。
【0034】正券と判断された券は、表裏及び向きの組
み合わせによって第1乃至第4集積部21、22、2
3、24に集積される。例えば、第1集積部41を搬送
先と判断された券は、第1搬送路41、第3搬送路43
を通過された後、振分ゲート40−2により、第4搬送
路44を搬送される。そして、この券は、集積装置21
Aによって集積され、施封装置21Bにより、例えば1
00枚ずつ施封帯により施封される。そして、施封され
た券は、検査装置21Cにより、その特徴(集積状態、
施封状態)が検査された後、結束装置21Dによって結
束帯によりさらに10把ずつまとめて結束される。
【0035】第2集積部42、第3集積部43、及び第
4集積部44を搬送先とする正券についても同様に、C
PU100の制御によって振分ゲートが駆動されて搬送
路が選択され、所定の搬送路を搬送された後、それぞれ
の集積部において集積されて施封され、さらに、結束さ
れる。
【0036】次に、上述したような紙幣処理装置におい
て、券の搬送中にジャムが発生した場合のジャム解除方
法について説明する。
【0037】すなわち、この紙幣処理装置1では、各搬
送路に設けられたセンサからの出力信号に基づいて、セ
ンサ制御回路104によって券の通過が検知され、さら
に、CPU100では、これらの検知結果に基づいて、
各センサを通過した券の通過数を計数する。このとき、
所定の搬送先に搬送すべき券の枚数において、券の搬送
方向上流側に配置されたセンサにおいて検知された通過
数と、下流側に配置されたセンサにおいて検知された通
過数との間に、所定の時間が経過した後でも差がある場
合、すなわち上流側のセンサの通過数が下流側のセンサ
の通過数より大きい場合には、CPU100は、これら
のセンサの間でジャムが発生したと判断し、紙幣処理装
置1全体の券の搬送を停止する。
【0038】そして、CPU100は、操作パネル70
の表示装置71上にジャムの発生位置を表示してオペレ
ータに放置するとともに、これらのセンサの間に位置す
る券を回収し、再度、供給装置12から投入するジャム
解除処理を行うように指示する。
【0039】また、これらのジャム解除処理を完了した
ときには、オペレータによる初期化処理により、下流側
のセンサによって通過が検知された券については、通過
数を確定し、所定の搬送先まで搬送する。
【0040】次に、具体的なジャム解除処理について説
明する。
【0041】まず、第1ユニット10における第3搬送
路43においてジャムが発生した場合について説明す
る。
【0042】図3に示すように、CPU100は、ま
ず、供給制御回路101を制御して、供給装置12にセ
ットされた券を取出ローラ12により取り出し、搬送機
構40に供給する(ST11)。そして、CPU100
は、搬送制御回路105を制御して、搬送機構40及び
振分ゲートを駆動して券を所定の搬送先に搬送する。
【0043】そして、CPU100は、検知制御回路1
02を制御して、搬送機構40の第1搬送路41を搬送
されている券を検知装置13によって検知し、搬送先ご
とに搬送すべき券の枚数を計数する(ST12)。すな
わち、検知装置13を通過した券は、排除券集積装置1
4、第1集積部21、第2集積部22、第3集積部3
1、第4集積部、損券集積装置33、および裁断装置3
4のいずれかに搬送先が決定される。そして、CPU1
00では、これらの搬送先ごとに、検知装置13を通過
した搬送すべき券の枚数を計数する。
【0044】そして、CPU100は、センサ制御回路
104を制御して、第1ユニット10から第2ユニット
20に搬入された券の枚数をセンサS3からの出力信号
に基づいて計数する。すなわち、第1集積部21、第2
集積部22、第3集積部31、第4集積部、損券集積装
置33、および裁断装置34のいずれかに搬送先が決定
された券は、第3搬送路43を通過して第2ユニット2
0の搬入口付近にてセンサS3により通過が検知され
る。CPU100は、第1集積部21、第2集積部2
2、第3集積部31、第4集積部、損券集積装置33、
および裁断装置34のいずれかに搬送先が決定された券
の検知装置13にて計数した枚数と、センサS3を通過
した券の通過枚数とを比較する(ST13)。
【0045】そして、CPU100は、比較を行ってか
ら所定時間が経過下後(ST14、Y)、検知装置13
によって計数した枚数が通過枚数に一致するか否かを判
断する(ST15)。
【0046】CPU100は、計数した計数値すなわち
枚数が通過枚数と一致した場合には(ST15、Y)、
正常に処理されたと判断し(ST16)、通過した券の
枚数を確定して後段の処理の制御を行う。
【0047】一方、CPU100は、計数した枚数が通
過枚数より大きいと判断した場合には(ST15、
N)、搬送制御回路105を制御して、紙幣処理装置1
全体の搬送機構40による券の搬送を停止する(ST1
7)。
【0048】そして、CPU100は、計数値と通過枚
数とが一致しなかった区間、すなわち、この実施の形態
では検知装置13とセンサS3との間の第3搬送路43
上でジャムが発生したと判断し、操作パネル制御回路1
12を制御して、ジャムの発生位置及び該当区間内のジ
ャム解除処理を行う旨のメッセージを操作パネル70の
表示装置71に表示し、オペレータに報知する(ST1
8)。
【0049】そして、CPU100は、オペレータによ
るジャム解除処理が行われたか否かを判断し(ST1
9)、ジャム解除処理が行われたと判断した場合には
(ST19)、オペレータにより初期化処理が行われた
か否かを判断する(ST20)。
【0050】そして、CPU100は、オペレータによ
る初期化処理が行われたと判断した場合には(ST2
0、Y)、搬送制御回路105を制御して、センサS3
によって通過が検知された券の通過数を確定し、通過し
た券を所定の搬送先にすべて搬送する(ST21)。
【0051】このようにして、券を搬送中にジャムが発
生した場合のすべてのジャム解除処理が行われる。
【0052】次に、第2ユニット20における第5搬送
路45においてジャムが発生した場合について、ジャム
解除処理の一例を説明する。例えば、検知装置13にお
いて、搬送先を第2集積部22とする券の枚数が50枚
である場合を例として説明する。
【0053】図4に示すように、CPU100は、ま
ず、センサ制御回路104を制御して、センサS3によ
り、第1ユニット10から第2ユニット20に搬入され
た券の通過を検知する(ST31)。そして、CPU1
00は、センサS3からの出力信号に基づいて、第3搬
送路43を搬送される券の通過がセンサS3によって検
知された場合には(ST31、Y)、通過した券の枚数
を計数する(ST32)。
【0054】そして、CPU100は、センサ制御回路
104を制御して、センサS5により、第5搬送路45
を搬送される券の通過を検知する(ST33)。そし
て、CPU100は、センサS5からの出力信号に基づ
いて、第5搬送路45を搬送される券の通過がセンサS
5によって検知された場合には(ST33、Y)、通過
した券の枚数を計数する(ST34)。
【0055】そして、CPU100は、センサS3によ
って通過を検知された券の通過枚数と、センサS5によ
って通過を検知された券の通過枚数とを比較する(ST
35)。すなわち、第2集積部22を搬送先とする券
は、第3搬送路43を通過して第5搬送路45を通過し
た後、第6搬送路46を搬送されて第2集積部22に集
積される。したがって、ジャムが発生することなく券が
搬送されていれば、センサS3からの出力信号に基づく
通過枚数は、センサS5からの出力信号に基づく通過枚
数と一致する。
【0056】CPU100は、それぞれのセンサによっ
て検知された通過枚数を比較して、所定時間が経過した
か否かを判断する(ST36)。そして、CPU100
は、比較を行ってから所定時間が経過下後(ST36、
Y)、上述した図3のフローチャートに示したように、
ステップST15において、センサS3によって計数し
た通過枚数がセンサS5によって計数した通過枚数に一
致するか否かを判断する(ST15)。
【0057】そして、CPU100は、これらの通過枚
数と一致した場合には(ST15、Y)、正常に処理さ
れたと判断し(ST16)、通過した券の枚数を確定し
て後段の処理の制御を行う。
【0058】一方、CPU100は、センサS3による
通過枚数がセンサS5による通過枚数より大きいと判断
した場合には(ST15、N)、例えば、センサS3に
よる通過枚数が50枚であるのに対してセンサS5によ
る通過枚数が49枚である場合には、搬送制御回路10
5を制御して、紙幣処理装置1全体の搬送機構40によ
る券の搬送を停止する(ST17)。
【0059】そして、CPU100は、通過枚数とが一
致しなかった区間、すなわち、この例ではセンサS3と
センサS3との間の第5搬送路45上で、1枚の券のジ
ャムが発生したと判断し、操作パネル制御回路112を
制御して、ジャムの発生位置及び該当区間内にある1枚
の券のジャム解除処理を行う旨のメッセージを操作パネ
ル70の表示装置71に表示し、オペレータに報知する
(ST18)。
【0060】そして、CPU100は、オペレータによ
るジャム解除処理が行われたか否かを判断し(ST1
9)、ジャム解除処理が行われたと判断した場合には
(ST19)、オペレータにより初期化処理が行われた
か否かを判断する(ST20)。
【0061】そして、CPU100は、オペレータによ
る初期化処理が行われたと判断した場合には(ST2
0、Y)、搬送制御回路105を制御して、センサS5
によって通過が検知された券の通過数を確定し、通過し
た券を所定の搬送先にすべて搬送する(ST21)。
【0062】このようにして、券を搬送中にジャムが発
生した場合のすべてのジャム解除処理が行われる。
【0063】なお、ここでは、第2集積部22に集積さ
れるべき券の通過枚数をセンサS5の出力信号に基づい
て判断したが、第6搬送路46を搬送される券の通過枚
数をセンサS6によって検知して、この検知結果に基づ
いて通過枚数を判断しても良い。すなわち、上述した例
では、センサS3による通過枚数とセンサS5による通
過枚数とを比較したが、センサS3による通過枚数とセ
ンサS6による通過枚数とを比較して上述した制御を行
っても良い。
【0064】次に、第2ユニット20における第5搬送
路45においてジャムが発生した場合について、ジャム
解除処理の他の例を説明する。例えば、検知装置13に
おいて、搬送先を第1集積部21とする券の枚数が10
0枚で、第2集積部22とする券の枚数が50枚である
場合を例として説明する。
【0065】図5に示すように、CPU100は、ま
ず、センサ制御回路104を制御して、センサS3によ
り、第1ユニット10から第2ユニット20に搬入され
た券の通過を検知する(ST41)。そして、CPU1
00は、センサS3からの出力信号に基づいて、第3搬
送路43を搬送される券の通過がセンサS3によって検
知された場合には(ST41、Y)、通過した券の枚数
を計数する(ST42)。すなわち、CPU100は、
第1集積部21及び第2集積部22に集積される券の枚
数を計数する。
【0066】そして、CPU100は、センサ制御回路
104を制御して、センサS4により、第4搬送路44
を搬送される券の通過を検知する(ST43)。そし
て、CPU100は、センサS4からの出力信号に基づ
いて、第4搬送路44を搬送される券の通過がセンサS
4によって検知された場合には(ST43、Y)、通過
した券の枚数を計数する(ST44)。すなわち、CP
U100は、第1集積部21に集積される券の枚数を計
数する。
【0067】そして、CPU100は、センサ制御回路
104を制御して、センサS5により、第5搬送路45
を搬送される券の通過を検知する(ST45)。そし
て、CPU100は、センサS5からの出力信号に基づ
いて、第5搬送路45を搬送される券の通過がセンサS
5によって検知された場合には(ST45、Y)、通過
した券の枚数を計数する(ST46)。すなわち、CP
U100は、第2集積部22に集積される券の枚数を計
数する。
【0068】そして、CPU100は、センサS3によ
って通過を検知された券の通過枚数からセンサS4によ
って通過を検知された券の痛快枚数を差し引いた値と、
センサS5によって通過を検知された券の通過枚数とを
比較する(ST47)。すなわち、第1集積部21を搬
送先とする券は、第3搬送路43を通過して第4搬送路
44を通過した後、第1集積部21に集積される。ま
た、第2集積部22を搬送先とする券は、第3搬送路4
3を通過して第5搬送路45を通過した後、第6搬送路
46を搬送されて第2集積部22に集積される。
【0069】したがって、ジャムが発生することなく券
が搬送されていれば、センサS3からの出力信号に基づ
く通過枚数からセンサS4からの出力信号に基づく通過
枚数を差し引いた値は、センサS5からの出力信号に基
づく通過枚数と一致する。
【0070】CPU100は、それぞれのセンサによっ
て検知された通過枚数を比較して、所定時間が経過した
か否かを判断する(ST48)。そして、CPU100
は、比較を行ってから所定時間が経過下後(ST48、
Y)、上述した図3のフローチャートに示したように、
ステップST15において、センサS3によって計数し
た通過枚数からセンサS4によって計数した通過枚数を
差し引いた値がセンサS5によって計数した通過枚数に
一致するか否かを判断する(ST15)。
【0071】そして、CPU100は、これらの通過枚
数と一致した場合には(ST15、Y)、正常に処理さ
れたと判断し(ST16)、通過した券の枚数を確定し
て後段の処理の制御を行う。
【0072】一方、CPU100は、センサS3による
通過枚数からセンサS4による通過枚数を差し引いた値
がセンサS5による通過枚数より大きいと判断した場合
には(ST15、N)、例えば、センサS3による通過
枚数が150枚であって、センサS4による通過枚数が
100枚であり、差し引いた値が50であるのに対し
て、センサS5による通過枚数が49枚である場合に
は、搬送制御回路105を制御して、紙幣処理装置1全
体の搬送機構40による券の搬送を停止する(ST1
7)。
【0073】そして、CPU100は、通過枚数とが一
致しなかった区間、すなわち、この例ではセンサS3と
センサS3との間の第5搬送路45上で、1枚の券のジ
ャムが発生したと判断し、操作パネル制御回路112を
制御して、ジャムの発生位置及び該当区間内にある1枚
の券のジャム解除処理を行う旨のメッセージを操作パネ
ル70の表示装置71に表示し、オペレータに報知する
(ST18)。
【0074】そして、CPU100は、オペレータによ
るジャム解除処理が行われたか否かを判断し(ST1
9)、ジャム解除処理が行われたと判断した場合には
(ST19)、オペレータにより初期化処理が行われた
か否かを判断する(ST20)。
【0075】そして、CPU100は、オペレータによ
る初期化処理が行われたと判断した場合には(ST2
0、Y)、搬送制御回路105を制御して、センサS5
によって通過が検知された券の通過数を確定し、通過し
た券を所定の搬送先にすべて搬送する(ST21)。
【0076】このようにして、券を搬送中にジャムが発
生した場合のすべてのジャム解除処理が行われる。
【0077】なお、ここでは、第2集積部22に集積さ
れるべき券の通過枚数をセンサS5の出力信号に基づい
て判断したが、第6搬送路46を搬送される券の通過枚
数をセンサS6によって検知して、この検知結果に基づ
いて通過枚数を判断しても良い。すなわち、上述した例
では、センサS3による通過枚数とセンサS5による通
過枚数とを比較したが、センサS3による通過枚数とセ
ンサS6による通過枚数とを比較して上述した制御を行
っても良い。
【0078】上述したように、この発明の紙葉類処理装
置及びこの紙葉類処理装置に適用される紙葉類処理方法
によれば、互いに連接された複数のユニットのうち、あ
るユニット内で券の搬送中にジャムが発生した場合に
は、オペレータに対してジャムを発生したユニットの所
定区間のみでジャム解除処理を行うように指示するとと
もに、ジャムを発生した区間より後段のユニットまで搬
送された券を所定の搬送先まで搬送するように制御され
ている。
【0079】したがって、ジャムが発生した場合であっ
てもオペレータの負担を増大することなく、また、処理
効率の低下を招くことなく紙幣を処理することが可能と
なる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ジャムを発生したユニットのみに対してジャム解除
処理を行い、オペレータの負担を軽減できるとともに、
処理効率を向上できる紙幣処理装置及びこの紙幣処理装
置に適用される紙幣処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の紙葉類処理装置の一実施の
形態に係る紙幣処理装置の構成を概略的に示す図であ
る。
【図2】図2は、図1に示した紙幣処理装置における制
御系の構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】図3は、図1に示した紙幣処理装置に適用され
る一連のジャム解除処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【図4】図4は、図1に示した紙幣処理装置に適用され
る一連のジャム解除処理の他の例を示すフローチャート
である。
【図5】図5は、図1に示した紙幣処理装置に適用され
る一連のジャム解除処理の他の例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…紙幣処理装置 10…第1ユニット 11…取出ローラ 12…供給装置 13…検査装置 14…排除券集積装置 20…第2ユニット 21…第1集積部 22…第2集積部 30…第3ユニット 31…第3集積部 32…第4集積部 33…損券集積装置 34…裁断装置 40…搬送機構 70…操作パネル 71…表示装置 S1〜S13…センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送先を判断
    する判断手段と、 前記搬送手段上に複数設けられ、紙葉類の通過を検知す
    る検知手段と、 前記搬送手段上の2箇所に配置された検知手段のうち、
    紙葉類搬送方向の上流側に配置された第1検知手段から
    の出力信号に基づいた紙葉類の通過数が、所定時間経過
    した後に、下流側に配置された第2検知手段からの出力
    信号に基づいた紙葉類の通過数より大きい場合には、こ
    れらの検知手段間でジャムが発生したと判断し、前記第
    2検知手段によって通過を検知された紙葉類を前記判断
    手段によって判断された搬送先に搬送する制御手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 【請求項2】紙葉類を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送先を判断
    する判断手段と、 前記搬送手段上に複数設けられ、紙葉類の通過を検知す
    る検知手段と、 前記搬送手段上の2箇所に配置された検知手段のうち、
    紙葉類搬送方向の上流側に配置された第1検知手段から
    の出力信号に基づいた紙葉類の通過数が、所定時間経過
    した後に、下流側に配置された第2検知手段からの出力
    信号に基づいた紙葉類の通過数より大きい場合には、こ
    れらの検知手段間でジャムが発生したと判断し、前記第
    2検知手段と前記第1検知手段との間に位置する紙葉類
    に対してジャム処理を行うように指示するとともに、前
    記第2検知手段によって通過を検知された紙葉類を前記
    判断手段によって判断された搬送先に搬送する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
  3. 【請求項3】第1ユニット及びこの第1ユニットに隣接
    して配置された第2ユニットにわたって紙葉類を搬送す
    る搬送手段と、 前記第1ユニットにおいて、前記第2ユニットに搬送す
    べき紙葉類の枚数を計数する計数手段と、 前記搬送手段上における前記第1ユニットと前記第2ユ
    ニットとの境界位置に設けられ、前記第1ユニットから
    前記第2ユニット内への紙葉類の搬入を検知する検知手
    段と、 前記計数手段によって計数された紙葉類の枚数が、所定
    時間経過した後に、前記検知手段からの出力信号に基づ
    いた前記第2ユニット内への紙葉類の搬入枚数より大き
    い場合には、前記第1ユニット内における前記搬送手段
    上でジャムが発生したと判断し、前記搬送手段上におけ
    る前記計数手段と前記検知手段との間に位置する紙葉類
    に対してジャム処理を行うように指示するとともに、前
    記検知手段によって搬入を検知された紙葉類を前記第2
    ユニットの所定の搬送先に搬送する制御手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
  4. 【請求項4】第1ユニット、この第1ユニットに隣接し
    て配置された第2ユニット、及びこの第2ユニットに隣
    接して配置された第3ユニットにわたって紙葉類を搬送
    する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送先が前記
    第2ユニットか前記第3ユニットかを判断する判断手段
    と、 前記搬送手段上における前記第1ユニットと前記第2ユ
    ニットとの境界位置に設けられ、前記第1ユニットから
    前記第2ユニット内への紙葉類の搬入を検知する第1検
    知手段と、 前記搬送手段上における前記第2ユニットと前記第3ユ
    ニットとの境界位置に設けられ、前記第2ユニットから
    前記第3ユニット内への紙葉類の搬入を検知する第2検
    知手段と、 前記判断手段により前記第3ユニットに搬送すべきと判
    断された紙葉類の、前記第1検知手段からの出力信号に
    基づいた前記第2ユニット内への紙葉類の搬入枚数が、
    所定時間経過した後に、前記第2検知手段からの出力信
    号に基づいた前記第3ユニット内への紙葉類の搬入枚数
    より大きい場合には、前記第2ユニット内における前記
    搬送手段上でジャムが発生したと判断し、前記搬送手段
    上における前記第1検知手段と前記第2検知手段との間
    に位置する紙葉類に対してジャム処理を行うように指示
    するとともに、前記第2検知手段によって搬入を検知さ
    れた紙葉類を前記第3ユニットの所定の搬送先に搬送す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
  5. 【請求項5】第1ユニット、この第1ユニットに隣接し
    て配置された第2ユニット、及びこの第2ユニットに隣
    接して配置された第3ユニットにわたって紙葉類を搬送
    する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される紙葉類の搬送先が前記
    第2ユニットか前記第3ユニットかを判断する判断手段
    と、 前記搬送手段上における前記第1ユニットと前記第2ユ
    ニットとの境界位置に設けられ、前記第1ユニットから
    前記第2ユニット内への紙葉類の搬入を検知する第1検
    知手段と、 前記搬送手段上における前記第2ユニットと前記第3ユ
    ニットとの境界位置に設けられ、前記第2ユニットから
    前記第3ユニット内への紙葉類の搬入を検知する第2検
    知手段と、 前記第2ユニット内に設けられ、前記第2ユニットを搬
    送先とする紙葉類の集積を検知する第3検知手段と、 前記判断手段により前記第3ユニットに搬送すべきと判
    断された紙葉類の、前記第1検知手段からの出力信号に
    基づいた前記第2ユニット内への紙葉類の搬入枚数から
    前記第3検知手段からの出力信号に基づいた前記第2ユ
    ニット内への紙葉類の集積枚数を差し引いた値が、所定
    時間経過した後に、前記第2検知手段からの出力信号に
    基づいた前記第3ユニット内への紙葉類の搬入枚数より
    大きい場合には、前記第2ユニット内における前記搬送
    手段上でジャムが発生したと判断し、前記搬送手段上に
    おける前記第1検知手段と前記第2検知手段との間に位
    置する紙葉類に対してジャム処理を行うように指示する
    とともに、前記第2検知手段によって搬入を検知された
    紙葉類を前記第3ユニットの所定の搬送先に搬送する制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類処理装置。
  6. 【請求項6】紙葉類を搬送し、 搬送される紙葉類の搬送先を判断し、 搬送されている紙葉類の通過を検知し、 紙葉類搬送方向の上流側の第1位置で通過を検知された
    紙葉類の通過数が、所定時間経過した後に、下流側の第
    2位置で通過を検知された紙葉類の通過数より大きい場
    合には、これら第1位置と第2位置との間でジャムが発
    生したと判断し、 前記第2位置で通過を検知された紙葉類を判断された搬
    送先に搬送する、 ことを特徴とする紙葉類処理方法。
  7. 【請求項7】紙葉類を搬送し、 搬送される紙葉類の搬送先を判断し、 搬送されている紙葉類の通過を検知し、 紙葉類搬送方向の上流側の第1位置で通過を検知された
    紙葉類の通過数が、所定時間経過した後に、下流側の第
    2位置で通過を検知された紙葉類の通過数より大きい場
    合には、これら第1位置と第2位置との間でジャムが発
    生したと判断し、 前記第1位置と前記第2位置との間に位置する紙葉類に
    対してジャム処理を行うように指示し、 前記第2位置で通過を検知された紙葉類を判断された搬
    送先に搬送する、 ことを特徴とする紙葉類処理方法。
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