JPS58103088A - 紙幣処理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多数の紙幣を所望の区分に区分集積する装置に
関する。

従来より銀行等における紙幣の整理業務においてｌは紙
幣枚数を計数し、結束する処理の前処理として、混入し
ている異金種の排除、損券の仕分おおよび表裏の方向合
わせなどがあり、これらの前処匪は必要不可欠である、
又混合金種を処理する場合ｊｄまずこれらを金種別に区
分し、その後正損、表裏等の仕分けをする必要がある。

従来より存在する紙幣処理機には単に紙幣の枚数を計数
するもの又は単に結束するもの等があり又近年混合金種
の紙幣を金種別に区分集積するもの、該当金種について
正損を仕分けするもの、表裏の区分が行えるもの等が出
現している。

しかしながらこれら処理機は前述の紙幣整理業務の一部
の省力化を受けもつだけで合理性に欠けていた。又これ
らの１？能のいくつがを合わせそなえている装置も出現
して来ているが、装置が大がかりとなり、特に区分集積
部の故が多くなって、取扱いが複雑になるとともに、装
置の価格も高価ｔものとなっている。

本発明の目的は、区分集積部の数があまり多くなく、安
価で、しかも中広い紙幣処理業務に省力化を図ることが
できる紙幣処理機を提供することにある。

（３） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
１図は本発明にかかわる紙幣処理機の概略図である。機
体１の上部には被処理紙幣を装填するホッパー２がある
。該ホッパー２０側端には該ホッパー内の紙幣を１枚ず
つ繰り出す繰り出しローラ３が設けられている（、４は
１枚ずつ繰り出された紙幣を搬送する搬送通路であり該
搬送通路上には紙幣判別装置５が配設されている。該判
別装置は通過する紙幣の金種、表裏、正損等を判別才ろ
機能を有するものである。Ｇｌ　＋　Ｇ、＋　Ｇ　３　
＋　Ｇ４（ｒ！、振り分はガイド板でありＧ１は搬送路
４に搬送されてくる紙幣を搬送路６又は搬送路７へ切替
え搬送する。８　、９　、１０．１１．１．２は各々区
分集積部であり本実椎例ではこれら集積部はそれぞれ２
つの異なるモードにおいて、第１表に示す種類状態の紙
幣を集積するように定められている。

第１表 （４） 尚第１表で、第１金種、第２金種、残余の金種とは処理
の対象となる金種のうち、予め定められた第１の金種、
第２の金種および前記第１および第２の金種以外の金種
をそれぞれ意味し、例えば流通量の最も多いもの、次に
多いものがそれぞれ第１の金種、第２の金種と定められ
る。以下、処理の対象が我国の現行の紙幣であり、第１
の金種が万円券、第２の金種が千円券、その他の金種が
五千円券および五百円券である場合につ・・負で説明す
る。また第１表でリジェクトとは識別不能券を意味する
。

集積部１２は搬送されてくる紙幣を所定枚数ずつ区分集
積するとともに順次搬送路１３へ排出する機能を有する
ものである。

１３は集積部１２で区分集積された紙幣を後段の紙幣結
束部１４へ搬送する集積紙幣排出搬送路である。

第２図は本実施例の紙幣処理機の操作表示部の詳細を示
すものである。２１　、２２はモードセレクトキーであ
り、２１は計数モード、２２は整理モードをそれぞれ指
示入力するものである。２”（、２，１、２５，２６は
金種指定キーであり整理モード時に、該尚金種を指示入
力するためのキーである。４１〜４８はそれぞれ破線内
に示す文字を表示する装置で、計数モードにおいて４１
〜４４が表示され、整理モードにおいては４５〜４８が
表示されている。

２８は横移判定レベル調整ポリウムでるる。紙幣の損傷
の限界の判定基準は定量化しにくく従ってユーザーによ
り又装置により異ってくる。従ってこれを調整するため
損券の判定レベルを変更するためのボリウムが公である
。３１はクリアキーであり、各種計数記憶値のすべてを
クリアするためのキーである。表示器５１〜５４は各金
種又は正、損、裏、異金種等の各金額値を表示する表示
器であり、表示器５５はこれらの合計値を表示する表示
器である。表示器５６〜５９は上記各種類ごとの枚数を
表示するものであり、６０はそれらの合計枚数を表示す
るものである。

２７ハ表示入替キーであり、整理モード時において万円
券、五千円券、千円券、五百円券を順次整理作業を行っ
た場合、各金種ごとの整理作業時に表示器４５〜４８が
表示を行ない、その内容表示は正券の表、損券、裏券、
異金種の各金額及び枚数となるが、該表示入替キーを押
すと表示器４１〜４４が表示を行ない、それまでに整理
した各金種の正券の表の枚数及び金額が表示される。

３２は本装置を起動するためのスタートキーであり、該
キーを押すごとに前記表示器５１〜６０はクリアされ（
表示内容の記憶はクリアされない）るとともに装置は起
動する。３３は再スタートキーでありこのキーを使用し
て装置を起動する場合前記表示はクリアされない。従っ
てキー４３によって起動させた場合はそれ以降１ｄその
時の表示内容に加算表示される。

第３図は本実施例の紙幣処理機の制御ブロック図である
。１０１は演算制御部であり、パスライン１０２を通じ
てすべての端末をコントロールするとともに端末から得
られたデータの演算を行うものである。１０３ｒｄメモ
リ装置ｑであり演算制御部が行う各種演算制御プログラ
ムを記憶するとともに、前記金種別及び所定区分別の計
数データを１回の（７） 処理ごとに記憶するバッファ部及び累積記憶するトータ
ルメモリその他演算用各種レジスタを含むものである。

１０４及び１０５は本装置の駆動部分及び検出器を演算
制御部の指令にもとづいて制御するデバイスコントロー
ラである。該デバイスコントローラには惚込み駆動部１
０６、搬送駆動部１０７、紙幣判別回路１０８、振り分
は駆動部１０９、集積紙幣排出駆動部１１０及び結束駆
動部１１１等が接続されている。取込み駆動部１０６は
第１図における繰り出しロー２３等の駆動を行う。搬送
駆動部１０７はを込み部から１枚ずつ取込まれた紙幣を
搬送路４及び６又は７にそった搬送ベルト等によって順
次搬送する機構を駆動する。紙幣判別回路１０８は搬送
路４にそって搬送される紙幣の金種、表裏、正損を判別
し当該信号を発生するとともに、２枚重さなり等判別不
能信号をも発生するものである。

紙幣判別回路１０８は搬送されてくる紙幣を識別し、判
別信号を積算制御部１０１に与える。演算制御部１０１
は該判別信号に基いて、第２表に示すように、紙幣がい
ずれの区分（種類、状態）に属す（８） るかに応じてコード化信号を発生する。コード比倍第２
表 号の５つのビットＢ、〜Ｂ１はそれぞれ第２表の下部に
記載したように、識別可／不可、金種（２ビツトにより
４種類を示す）、正／損、表／裏を示すもので、表中×
は各区分において］、Ｏのいずれもあり得ることを示す
○そして演算制御部１０１は該コード化信号を発生した
順序でＣＰ’Ｕ内の後述の搬送レジスタに順次記憶する
。なお、本実施例では紙幣療送路上で紙幣判別機５より
下流側で滞流する紙幣の最大枚数はその構造上４枚（２
枚重なりの場合はここでは１枚と数える）である。即ち
各検知器ＰＩ（、’、ＰＨ３，ＰＨ５，ＰＨ７の間に各
１枚ずつ滞流するよう搬送間隔が設定されている。

これら紙幣は前記検知器の各々によってその搬送位蔚が
検知される。又、デバイスコントローラ１０４には、通
過する紙幣を検知するため、それぞれ振り分はゲート板
Ｇ、、Ｇｌ。

Ｇ、、Ｇ、の手前に配置された検知器Ｐ　Ｈ２，ＰＨ３
，ＰＨ５，ＰＨ，。

が接続されている。演算制御装置１０１１−ｊ、、検知
器Ｐ　Ｈ，、ＰＨ。

ＰＨ，、ＰＨｐ各々が紙幣を検知するごとに、その直後
に設けられている振り分はゲート板Ｇ１　＋　Ｇ２　＋
　ＧＢ　＋　Ｇ４に搬送路より紙幣を振り分けさせるか
否かを判別するためにメモリ装作１０３内のゲートテー
ブル１１７を参照する。

（１０） 例えばＰ　Ｈ，が紙幣の通過を検知したとき該紙幣が第
２表のいずれの区分に属するかけ後述の搬送レジスタに
蓄えられたコード化信号によって判別されるが、一方振
り分はゲート板Ｇ１がどの種類の紙幣を搬送路より振り
分けるかは整理モード、計数モードの別によって異り、
又整理モード時では指定金種によって異る。そして今指
定されているモード及び、整理モードの場合には、指定
されている金種のコードと前記Ｐ　Ｈ２で検知された紙
幣の区分を示すコードとの一致を判定し、一致が得られ
たとき、振り分はゲート板Ｇ、は搬送紙幣を区分集積部
１２へ振り分け、演算制御部１０１は、前記搬送レジス
タを操作して当該紙幣が振り分けられた状態とする。一
致が得られなかったときは該ゲート板は動作されずに紙
幣は下流側へ搬送されるとともに演算制御部１０１は搬
送レジスタを操作して当該紙幣が下流側へ搬送された状
態とする。振り分はゲート板０２〜Ｇ４についても同様
にして一致が判定される。各振り分はゲートが振り分け
るべき紙幣のコードは第３表に示すゲートテーブル１１
７のとおりである。

（１１） 第３表 尚第３表のうち、Ｇ４は、整理モード時は、上位４ビツ
トの一致で振り分ける一方、計数モード時は、上位３ピ
ツトの一致で振り分ける。

振り分は駆動部１０９は例えば第１図に示す振り分はガ
イド板Ｇ、、　Ｇ２．　Ｇ３．　Ｇ４を駆動するための
ステップモータ駆動回路である。該ステップモータに代
えてソレノイドを用いることも可能である。

集積紙幣排出駆動部１１０は区分集積部１２内に集積さ
れる紙幣が所定枚数例えば１００枚になるごとに引き続
き集積されてくる紙幣と区分する区分装置を駆動すると
ともに、記区分された１００枚の紙幣を前記区分集積部
の下部より排出する機構を駆動する（１２） ものである。

各区分集積部８　、９．１．０．１１．１２には該集積
部内に集積される紙幣の数を計数するための検知機ＰＨ
，。

ＰＨ６，ＰＨ，、ＰＨ，、ＰＨ，。、が設けられている
。

又図示しないが、区分集積部１２から排出される１００
枚ごとの紙幣を搬送路１３を経て紙幣結束部１４へ搬送
させるための駆動部が設けられている。

結束駆動部１１１鵡送路１３を搬送されてくる紙幣を受
は入れて、結束テープにて結束するための各種駆動回路
及び駆動制御のためのセンサーを含むものである。

操作キー１１２及びディスプレー１１３は第２図に示す
操作パネルの各デバイスに対応するものである。

オペレーションコンソールＩ　／　Ｆ　１１４１ｒｉ　
前記操作キー１１２及びディスプレー１１３とパスライ
ン１０２とのインターフェース回路である。プリンター
１１５は各区分ごとの計数データ及びトータルデータを
１処理ごと及び累積結果としてプリントアウトする。

プリンターＩ／Ｆ１１６は該プリンター装置とパスライ
ンとのインターフェース回路である。

（１，３）　　　　　　　　　　　　　ｒ、、ｒ次に動
作について説明する。

まず整理モードについて説明する。整理モードでは所望
の金種について、これを正券の表、正券の裏、損券及び
異金種の４金種に区分集積するとともに、正券の表につ
いてはこれを所定枚数例えば１００枚ごとに結束テープ
にて結束する。

上記の紙幣処理機を整理モードで動作させるには、オペ
レータはまずモードセレクトキー２１　、２２のうち整
理モード指定キー２２を押す。これによって演算制御部
］０１は整理モードに設定される。次にオペレータはど
の金種について紙幣の整理を行なうかを演算制御部１０
１に指示するため金種キーＺ〜２６のいずれかを押す。

今千円券指定キー５が押されたとすると、演算制御部１
０１はこの金種を記憶し以下これにもとづいて紙幣判別
を行なう。

次にオペレータは例えば１０ツトの千円紙幣をホッパー
２に装填しスタートスイッチ３２を押す。これ（Ｃより
取り込み駆動部１０６及び搬送駆動部１０７が動作する
とともに紙幣判別部５は紙幣の到来に待機する。

（１４） ホッパー２内の繰り出しローラ側最前位の千円紙幣は該
繰り出しローラーによって繰り出され、該繰り出された
千円券は適宜な間隔があ　けられて、搬送路４にそって
搬送路下流側へ搬送される。

搬送路４ｆ：搬送される千円券は紙幣判別部５を通過す
る際その金種、正損、表裏が判別される。今第１番目に
到来した千円券が判別部５によって千円券の正券の表と
判別されると演算制御部１０１は該信号を受信し、以降
この千円券が消該区分集積部即ち区分集積部１２へ切替
集積される捷で該券の搬送を追跡するため千円券の正の
表としてのコード１０１１１を発生し演算制御部１０１
はこれを搬送レジスタに記憶する。第２番目に紙幣判別
部５に到来した紙幣が千円券の正の裏と判定されると演
算制御部１０１は該（Ｗ号を受信し、千円券の正の裏と
してのコード１０１１０　？Ｑ生し、これが搬送レジス
タに記憶される。同様にして、紙幣判別部５を紙幣が通
過するごとに、当該紙幣の種類、状態を示すコードが演
算制御部１０１によって搬送レジスタにセットされ、以
降当紙幣の搬送、振り分けのだ（１５） めの追跡は該レジスタにもとづいて行なわれる。

又紙幣判別部５に２枚重なり送り、読を不能等が判別さ
れたときは当該信号が出力され演算制御部４６は該紙幣
全りジエクト用集積部８へ区分集積するためのコード０
１１１１を発生する。

上述のようにして判別された紙幣は所定の間隔をもって
搬送路４又は６上を連続して搬送される。そしてこれら
紙幣は搬送中に、検知器ＰＨ２，ＰＨ３，ＰＨ，。

ＰＨ２を通過する際その搬送位置が検知される。そして
例えば千円券の正の表が検知器ＰＨ，ｆ：、さえぎると
、演算制御部はゲートテーブル７１７を参照してこれが
区分集積部に振り分けられるべきものであることを判定
し振り分はガイド板Ｇ１を搬送路７側へ切り替える。そ
の結界該紙幣は搬送路７へ送り込まれ、区分集積部１２
へ集積される。区分集積部１２では検知器Ｐ　）１．ｏ
により集積部内へ送り込まれた紙幣の枚数を計数しこれ
が１００枚となるとそれ以降に区分集積部１２へ送り込
まれる紙幣とは区分されて集積紙幣排出駆動部１１０に
より搬送路１３へ排出される。

この排出される１００枚単位の紙幣は検出器ＰＨ，、（
１６） により計数される。搬送路１３へ排出された１００枚単
位の紙幣は紙幣結束部１４へ送りこ１れ、ここで結束テ
ープにより結束されて排出される。

又千円券の正の裏が検出器ＰＨ，をさえぎると演算制御
部１０１はゲートテーブル１１７を参照してこれが、搬
送路６へ送り込まれるべへことを判定して振り分はガイ
ド板Ｇ１を搬送路６側へ切り替えたままとし、該紙幣が
検知器ＰＨ，をさえぎると振り分はガイド板Ｇ２に該紙
幣を搬送路Ｇ、の下流側へ切り替えた捷まとし、該紙幣
が検知器ＰＨ，をさえぎると、振り分はカイト板Ｇ３を
区分集積部９側へ切り替え、かくして、千円券の正の裏
は区分集積部９へ集積される。又このとき検知器ＰＨ６
により区分集積部９へ送りこ捷れた紙幣の計数が行なわ
れる。

上述のようにして、ホッパー１内に装填された千円紙幣
は最終的には区分集積部８．９．１０．１１゜１２のい
ずれかに区分集積されるとともに一区分乗積部１２へ集
積された正券の表の紙幣は１００枚単位で紙幣結束部１
４へ送り込咬れ、結束テープにより結束されて、図示し
ない収納箱へ排出される。

このとき操作表示部では表示器４５〜４８が表示を行な
うとともに、区分集積部１２．８．９　、　ＴＯ，１１
に対応する正券の表、損券、正巻の艮、異金種の各金額
、枚数が対応する表示部５１〜５４および５６〜５９に
より表示される〇 次に計数モードの場合について説明する。計数モードで
は、混合金種の紙幣について、これを万券の正の表、万
券の裏及び万券の損、五千円及び五百円券、千円券の４
種に区□分集積する。そして、表示器４１〜４４が表示
を行なうとともに、表示器５１には万円券の正の表、５
２は五千円券、５３は千円券、５４は五百円券の各金額
を表示し、表示器５６〜５９には上記各金額に対応する
枚数を表示する。又、万券の正の表については１００枚
ずつ区分されて搬送路１３を紙幣結束部１４へ送り込ま
れて、ここで結束テープにより結束され排出される。

紙幣処理機全計数モードで動作させるには、オペレータ
がモードセレクトキー２１　、２２のうち計数モード指
定キー２１を押すと、これによって演算制両部は計数モ
ードに設定され、各紙幣が検出器ＰＨ，。

ＰＨ，、ＰＨ，、ＰＨ７を通過した時各ゲート０１〜Ｇ
４の制御のため参照されるゲートテーブル１１７計数モ
ードの部分を参照するようになる。次いでオペレータが
１０ツトの混合金種の紙幣をホッパー２に装填してスタ
ートキー４２を押すと、整理モード時と同様にして紙幣
（ｄ判別、振り分けが行なわれるのでそのステップの記
述は省略する。ここで整理モードと異る点は、演算制御
部１０１が参照するゲートテーブルの部分が計数モード
の部分であり、各区分集積部において検出される計数パ
ルスによって計数するカウンターが異なる。

本願発明は上述のように構成したので、少ない区分集積
部で種々の紙幣処理業務が行えるとともに、整理モード
では結束に供することができるまでに整理された区分を
得ることができ、又計数モードにおいては第１の金種（
例えば現行流通券として最も多い万円券）について、こ
れを結束に供するように区分集積したので、効率良く紙
幣の処理作業が行えるものである。

（１９）

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の紙幣処理機の概略を示す図
、第２図は第１図の紙幣処理機の操作表示部を示す図、
第３図は第１図の紙幣処理機の制御ブロック図である。 ２・・・紙幣ホッパ、４，６．７・・・搬送通路、５・
・・紙幣判別装置、８．９，１．０，１１，１２・・・
区分集積部、２１　、２２・・・モードセレクトキー、
乙〜２６・・・金種指定キー、 出願人代理人　　　猪　　股　　　　　清（７１））

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、紙幣ホッパーに装填された混合金種の紙幣を一枚ず
   つ分離して窄込み搬送路へ送り込み、搬送路上で判別を
   行った後、該判別結果にもとづいて前記紙幣を所定の区
   分に区分集積する紙幣処理徒において、被処理紙幣の金
   種を指定する金種指定手段と、搬送紙幣の金種、正券の
   表、正解の晟、損券のいずれであるかについて判別する
   判別装置と、上記判別部の判別結果にもとづいて、指定
   金種の正券の衣、指定金種の正券の裏、指定金種の損券
   、異金種および識別不能−ｎ？それぞれ集積する集積部
   を具備することを特徴とする紙幣処理機。 ２、紙幣ホッパーに装填された混合金種の紙幣を一枚ず
   つ分離して増込み、搬送路へ送り込み、搬送路上で判別
   ケ行った後、該判別結果にもとづいて前記紙幣を所定の
   区分に区分集積する紙幣処理機において、整理モードと
   計数モードを切替指定するモード指定手段と、整理モー
   ド時において、被判別紙幣の金種を指定する金種指定手
   段と、搬送紙幣の金種、表裏、正損を判別する判別装置
   と、判別された紙幣を区分集積する少くとも５つの集積
   部とを具備し、整理モード指定時には指定金種の正券の
   表、指定金種の正券の裏、指定金種の損券、異金種及び
   識別不能券いずれであるかについて、また計数モード指
   定時には、所定の第１の金種の正券の表、前記第１の金
   種の裏および損券、所定の第２の金種、前記第１および
   第２の金種以外のすべての金種、および識別不能券に分
   類し集積することを特徴とする紙幣処理機。