JP2005038062A - 現金管理装置および現金管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗の営業に必要な釣銭準備金を確実に供給できるようにして店員や店長の負担を軽減することができる現金管理装置を提供する。
【解決手段】現金管理装置が、現金を投入する現金入金口と、釣銭のための現金を収納する釣銭収納庫と、売上金を収納する現金金庫とを備え、予め釣銭収納庫に収納する釣銭金種毎の保管基準額を設定しておき、現金入金口にレジスタから回収した現金を投入したときに、釣銭収納庫へは釣銭金種別に保管基準額の現金を収納し、現金金庫へは保管基準額を超えた現金を収納して釣銭を循環使用する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスストア等の小売業の店舗に設置され、レジスタに収納された売上金等を管理する現金管理装置およびその現金管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の現金管理システムは、店舗の売上金がある程度蓄積すると店舗に設置された貨幣入出金装置にその売上金を入金して収納し、入金された現金の一部をキャッシュカード等の所有者である個人に出金すると共に、その入出金情報を定期的に通信網を介して接続している入出金情報処理装置へ送信し、入出金情報処理装置は個人に出金された現金を精算して店舗の売上金を本部に入金して貨幣入出金装置に入金された売上金の効率的な運用を図っている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
Figure 2005038062
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術においては、レジスタの売上金のみを貨幣入出金装置へ入金して管理しているため、店舗の閉店後にレジスタの締めを行うときに売上金に相当する現金を店員が計数して抜き出し、売上金を入金すると共にレジスタに残った現金が開店前等にレジスタに準備された釣銭のための現金(釣銭準備金という。)の額と一致しているか否かを店員が計数する必要があり、店員の負担が増大するという問題がある。
【0005】
また、売上金を抜き出した後の残金は、一般に金額は一致していても金種毎の枚数は釣銭準備金として準備した現金の金種毎の枚数とは一致しないために、その両替ための金融機関等での小銭への両替作業は店舗の管理者である店長の業務であり、これに加えて店長は釣銭の補充や店舗内の釣銭準備金の管理を行わなければならず、店長に多大な負担を強いることになるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、店舗の営業に必要な釣銭準備金を確実に供給できるようにして店員や店長の負担を軽減することができる現金管理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、現金管理装置が、現金を投入する現金入金口と、釣銭のための現金を収納する釣銭収納庫と、現金を収納する現金金庫とを備え、前記釣銭収納庫に収納する釣銭金種毎の保管基準額を設定しておき、前記現金入金口に現金を投入したときに、前記釣銭収納庫へは前記釣銭金種別に前記保管基準額の現金を収納し、前記現金金庫へは前記保管基準額を超えた現金を収納することを特徴とする。
【0008】
また、現金管理システムが、店舗に設置され、釣銭のための現金を収納する釣銭収納庫と、現金を収納する現金金庫と、売上高を記憶する記憶部とを備えて店舗の現金を管理する現金管理装置と、センタに設置され、前記現金管理装置の入出金を管理する中央情報処理装置とを備え、前記中央情報処理装置が、前記現金管理装置から送信される入金情報と出金情報と売上高情報を基に、釣銭金額を算出し、前記店舗の売上高を売上金口座へ振込むと共に釣銭金額を釣銭口座に振込んで釣銭を管理することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明による現金管理システムの実施の形態について説明する。
図1は実施の形態の現金管理装置を示すブロック図、図2は実施の形態のシステム構成を示す説明図、図3は実施の形態の現金管理装置の外観を示す斜視図である。
【0010】
図2において、1は現金管理装置であり、百貨店やスーパーマーケット、コンビニエンスストア等の小売業の店舗等に設置され、店舗の出納係やレジスタ2のオペレータ等の店員が操作して店舗の売場に設置されているレジスタ2へ釣銭準備金や補充する釣銭の出金およびレジスタ2から回収された現金の入金等を行って店舗の現金を管理する。
【0011】
3は店舗に設置された管理端末であり、店舗内に設置された現金管理装置1に接続してこれらを統括する。
また、管理端末3は温度や煙、赤外線等により保安や火災等の状態を監視するための各種の監視センサ4と接続して店舗内の警備体制をも統括し、異常が検出された時に警報を発する。
【0012】
更に、管理端末3は電話回線や専用回線等の通信回線5によりセンタに接続され、複数の店舗と契約して売上金や釣銭等を管理する統括管理会社のセンタに設置されている中央情報処理装置6および警備情報処理装置7と接続して相互に通信可能に構成されている。
中央情報処理装置6は、契約した各店舗の現金管理装置1から管理端末3、通信回線5を経由して送信される入金情報や出金情報等を格納する企業情報データベース6aを備えてこれらを管理する一方、店舗の売上金を入金するための口座(売上金口座という。)を管理する金融機関である銀行8と接続すると共に、店舗の現金管理装置1への釣銭の供給や売上金の回収を行う専用車である集配車9を保有する地域管理センタの地域端末10と接続している。
【0013】
また、警備情報処理装置7も地域管理センタの地域端末10と接続しており、管理端末3から警報が発信された時に地域端末10に通知して警備車や警備員等を派遣する
図1、図3において、11は現金管理装置1の主制御部であり、現金管理装置1内の各部を制御して各種の処理等を実行する。
【0014】
12は記憶部であり、主制御部11が実行するプログラムや主制御部11による処理結果等が格納される。
13は表示部であり、LCD等の表示画面を備えており、各種の処理操作の案内および入金処理や出金処理の金種別の金額やその合計金額等が表示される。
14はカードリーダであり、レジスタ2の現金を入出金する店員や売上げの締めを行う店長および現金管理装置1の現金の集配を行う地域管理センタの集配担当者等がそれぞれ携帯するIDカードを受入れ、そのIDカード情報を読取る機能を有している。
【0015】
15は入力部であり、店員や店長、集配担当者が入金処理や出金処理、締め処理、補充処理、回収処理等を行うことを指示するための操作キー15aおよび売上金の金額等を入力するためのテンキー15b等により構成されている。
16はジャーナルプリンタ等の伝票印刷部であり、現金管理装置1による入金処理や出金処理の金額(金種別の金額を含む。)等を伝票に印刷して出力する。
【0016】
20は現金取扱部としての紙幣取扱部であり、以下に示す構成を備えている。
21は紙幣入出金口であり、紙幣入出金口21を開閉するための紙幣シャッタ21aが設けられており、店員等が投入した紙幣を受入れる紙幣入金口および店員等へ釣銭準備金等を排出する紙幣出金口として機能する。
22は現金鑑別部としての紙幣鑑別部であり、紙幣搬送路により搬入された紙幣の真偽、正損、金種等を鑑別して金種毎に計数する。
【0017】
23は紙幣一時保留部であり、紙幣入出金口21に投入され、紙幣鑑別部22で鑑別、計数された紙幣を集積して一時待機させる。
24は釣銭収納庫としての紙幣釣銭収納庫であり、釣銭として使用する金種(釣銭金種という。)の紙幣を金種別に収納する金庫であって、その金種毎に保管基準額が設定されている。
【0018】
25は現金金庫としての紙幣金庫であり、堅牢な筐体に交換可能な紙幣金庫カセットが装備された金庫であって、店舗の売上金の内の紙幣が金種別に収納される。
30は現金取扱部としての硬貨取扱部であり、以下に示す構成を備えている。
31は現金入金口としての硬貨入金口であり、硬貨入金口31を開閉するための硬貨シャッタ31aが設けられており、店員等が投入した硬貨を受入れる。
【0019】
32は現金鑑別部としての硬貨鑑別部であり、硬貨搬送路またはリフタ等により搬入された硬貨の真偽、正損、金種等を鑑別して金種毎に計数する。
33は硬貨リジェクト口であり、硬貨鑑別部32で偽硬貨等と鑑別された不良硬貨が搬送されて集積され、店員等に返却される。
34は硬貨一時保留部であり、硬貨入出金口31に投入され、硬貨鑑別部32で鑑別、計数された硬貨を金種別に集積して一時待機させる。
【0020】
35は釣銭収納庫としての硬貨釣銭収納庫であり、釣銭金種の硬貨を金種別に収納する金庫であって、その金種毎に保管基準額が設定されている。
36は現金出金口としての硬貨出金口であり、開店前に店員等へ供給する釣銭準備金としての硬貨を排出する。
37は現金金庫としての硬貨金庫であり、堅牢な筐体に交換可能な硬貨金庫カセットが装備された金庫であって、店舗の売上金の内の硬貨が金種別に収納される。
【0021】
38は回収扉であり、紙幣金庫25や硬貨金庫37に装着された紙幣金庫カセットや硬貨金庫カセットを集配担当者が回収する場合に電子錠等が開錠されて開錠可能とされ、集配担当者の所持する鍵等で開錠される。
なお、図1に示した実線は、紙幣搬送路や硬貨搬送路等による各部位の機械的な接続状態を示し、破線は主制御部11と各部との間の電気信号の送受のための電気的な接続状態を示す。
【0022】
上述した構成の作用について説明する。
本実施の形態の現金管理システムは、統括管理会社のセンタに設置された中央情報処理装置6より運用され、統括管理会社は複数の店舗と契約して売上金回収やその売上金口座への振込、釣銭の供給について管理する一方、警備情報処理装置7により契約した店舗の管理端末3から送信される警報に応じて店舗に対する警備員の派遣等を行い、防犯、防災についても管理する。
【0023】
統括管理会社は、契約した店舗から釣銭に充当するための預託金を預かっており、これを釣銭口座に入金して管理すると共に、中央情報処理装置6の企業情報データベース6aにその店舗の預託金を管理するための釣銭台帳を設けている。
また、中央情報処理装置6の企業情報データベース6aには契約した店舗の売上金を振込むためのその店舗の売上金口座の銀行名や口座番号等を売上金口座情報として格納する口座情報ファイルが設けられている。
【0024】
更に、本実施の形態では、店舗の店長や店員および集配担当者には事前に契約している企業や店舗等を識別するための企業コード、その店舗を識別するための店舗コードおよびIDカードの所持者である店長や店員、集配担当者を識別するための従業員コードと入金や出金、締め、補充等の処理の有資格者であることを識別するためのIDカードコード等のIDカード情報を記録したIDカードが支給されている。
【0025】
本実施の形態の現金管理システムを利用する店舗は、釣銭のための預託金を統括管理会社に預ける一方、釣銭として使用する釣銭金種(本実施の形態では5千円、2千円、千円の紙幣および500円、100円、50円、10円、5円、1円の硬貨)を設定し、その店舗の業態や日付、曜日、時間帯および売場の商品構成等を考慮して開店前に各レジスタ2にセットする釣銭準備金の金種毎の枚数を複数の出金パターンにして設定し、これを現金管理装置1の記憶部12に登録する。
【0026】
また、その店舗の売上げの規模やレジスタ2の台数、釣銭収納庫への定期的な補充間隔、近隣のイベントの開催等の外部要因による釣銭準備金の一時的な増加等を考慮して釣銭金種毎に紙幣釣銭収納庫24および硬貨釣銭収納庫35に標準的に収納するその金種の上限額である保管基準額を設定し、これを記憶部12に登録する。
【0027】
そして、店舗に現金管理装置1が設置された時に、紙幣釣銭収納庫24や硬貨釣銭収納庫35には統括管理会社が預託金の中から供給した釣銭金種毎の保管基準額に相当する紙幣や硬貨(釣銭引当金という。)充填されており、紙幣金庫25や硬貨金庫37は空の状態になっている。
このようにして紙幣釣銭収納庫24および硬貨釣銭収納庫35に保管基準額の紙幣や硬貨が充填された現金管理装置1による開店前の釣銭準備金の出金処理の作動について、図4示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
【0028】
S1、開店前に釣銭を準備する店員は、入力部15の操作キー15aから出金処理を選択してその操作キー15aを押下する。
S2、これを検知した現金管理装置1の主制御部11は、表示部13にIDカードの挿入を促す旨の文言を表示し、店員が支給されているIDカードを現金処理装置2のカードリーダ14に挿入すると、主制御部11はこれを検知してIDカードを受付け、カードリーダ14によりIDカードに記録されているIDカード情報を読取る。
【0029】
S3、IDカード情報を読取った主制御部11は、IDカードの正当性を判定し、IDカードが正当である場合は読取ったIDカードコードによりその店員が釣銭準備金の出金を許可されている有資格者であることを判定してステップS4へ移行する。
IDカードが正当でない、または釣銭準備金出金の有資格者でないと判定した場合は、その旨を表示部13に表示して出金処理を終了させる。
【0030】
S4、IDカードが正当である等を判定した主制御部11は、表示部13に記憶部12に登録されている釣銭準備金の複数の出金パターンや釣銭金種の金種毎の枚数入力欄等を表示した出金内訳入力画面を表示する。
店員は、釣銭準備金の出金パターンの一つを選択するか、またはテンキー15bにより金種毎の出金枚数を入力するかして出金内訳を入力する。
【0031】
S5、出金パターンまたは金種毎の枚数入力により出金すべき金種とその枚数を認識した主制御部11は、その金種に該当する紙幣を紙幣釣銭収納庫24から指定枚数を計数して繰出し、紙幣入出金口21へ搬送して集積すると共に、その金種に該当する硬貨を硬貨釣銭収納庫24から指定枚数を計数して繰出し、硬貨出金口36へ搬送して集積する。
【0032】
S6、紙幣や硬貨(これらをまとめていう場合は現金という。)の集積を終えた主制御部11は、紙幣入出金口21の紙幣シャッタ21aを開放すると共に表示部13に現金の集積を終えた旨を表示し、店員は紙幣入出金口21および硬貨出金口36に集積された現金を取出す。
S7、現金の取出しを確認した主制御部11は、紙幣シャッタ21aを閉鎖すると共に出金情報を作成し、これを管理端末3、通信回線5を経由してセンタの中央情報処理装置6へ送信する(中央情報処理装置6の作動は後述する。)。
【0033】
出金情報は、出金処理が行われた日時、出金処理を実行したことを示す処理コードである出金コード、出金された金種毎の枚数とその合計金額、出金動作のタイムチャートを示す出金ログデータ、現金管理装置1が設置されている建物を示す建物コード、現金管理装置1の現金管理装置号機コードおよびIDカードから読取った従業員コードやIDカードコードであるIDカード出金コード等のIDカード情報等により構成される。
【0034】
S8、出金情報の送信を終えた主制御部11は、IDカード情報や出金した金種毎の枚数とその合計金額等の実行した出金処理の内容を記載した伝票を伝票印刷部16により印刷して発行し、店員はこの伝票を受取る。
その後、店員は取出した現金を担当するレジスタ2へ運び、そのレジスタ2にセットして顧客の来店を待って待機する。
【0035】
S9、伝票を発行した主制御部11は、紙幣釣銭収納庫24および硬貨釣銭収納庫35の残量を金種別に確認し、少なくとも一つの金種の残量がニアエンド基準値以下の場合は釣銭収納庫への補充が必要と判定してステップS10へ移行する。全ての金種がニアエンド基準値を超えている場合は出金処理を終了させる。
S10、釣銭収納庫への補充が必要と判定した主制御部11はニアエンド情報を作成し、管理端末3、通信回線5を経由してセンタの中央情報処理装置6へ送信して出金処理を終了させる。
【0036】
ニアエンド情報は、補充の必要性を判定した日時、釣銭のニアエンドを示す処理コードであるニアエンドコード、現金の金種毎の残枚数、建物コードおよび現金管理装置号機コード等により構成される。
上記の釣銭準備金の出金処理後に営業を開始した店舗において、不測の事態等により営業の途中でレジスタ2の釣銭が不足したときは、その店員は現金管理装置1により現金を出金(途中出金という。)し、不足した釣銭を補給する。
【0037】
この場合に店員は、上記のステップS4において補給する金種の枚数を入力するようにして出金処理を行う。その他の作動は上記出金処理の作動と同様であるのでその説明を省略する。
営業の途中でレジスタ2に収納された売上金が多くなり、レジスタ2の現金が多量になった場合、店員は現金取扱の効率化や防犯のためにレジスタ2の過剰な現金を現金管理装置1へ入金(途中入金という。)する。
【0038】
また、店舗の閉店後に店員は締め作業を行う。この時レジスタ2からはその日の売上高が出力され、店員はレジスタ2に収納されている現金(売上金と釣銭準備金が混在している。)を取出し、これを現金管理装置1へ持参して入金(締め入金という。)する。
以下に、図5に示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って本実施の形態の現金管理装置1による途中入金および締め入金の入金処理の作動について説明する。
【0039】
SA1、入金を行う店員は、入力部15の操作キー15aから入金処理を選択してその操作キー15aを押下する。
SA2、これを検知した現金管理装置1の主制御部11は、上記出金処理のステップS2と同様にしてIDカードの挿入を促し、店員がIDカードをカードリーダ14に挿入すると、これを受付けてIDカード情報を読取る。
【0040】
SA3、IDカード情報を読取った主制御部11は、上記出金処理のステップS3と同様にしてIDカードの正当性を判定し、IDカードが正当である場合はIDカードコードにより入金を許可されている有資格者であることを判定してステップSA4へ移行する。IDカードが正当でない、または入金の有資格者でないと判定した場合は、その旨を表示部13に表示して入金処理を終了させる。
【0041】
SA4、IDカードが正当である等を判定した主制御部11は、表示部13に現金の投入を促す旨の文言を表示すると共に、紙幣入出金口21の紙幣シャッタ21aおよび硬貨入金口31の硬貨シャッタ31aを開放して店員からの現金の投入を受付ける。
店員は、持参した途中入金または締め入金のための現金を紙幣と硬貨に区別して紙幣入出金口21と硬貨入金口31へ投入する。
【0042】
SA5、現金の投入を検知した主制御部11は、紙幣シャッタ21aおよび硬貨シャッタ31aを閉鎖して投入された現金の計数を行う。
すなわち、主制御部11は、紙幣入出金口21へ投入された紙幣を紙幣鑑別部22へ搬送し、その紙幣の真偽、金種等を鑑別して金種毎に計数し、鑑別された紙幣を紙幣一時保留部23へ搬送して一時保管する。この時偽券等の不良紙幣と鑑別された紙幣は紙幣入出金口21へ搬送されて店員に返却される。
【0043】
また、硬貨入出金口31へ投入された硬貨を硬貨鑑別部32へ搬送し、その硬貨の真偽、金種等を鑑別して金種毎に計数し、鑑別された硬貨を硬貨一時保留部34へ搬送して金種別に一時保管する。この時偽硬貨等の不良硬貨と鑑別された硬貨は硬貨リジェクト口33へ搬送されて店員に返却される。
なお、途中入金のように主に1万円札等の紙幣のみが投入された場合は、主制御部11は所定の時間経過後に硬貨シャッタ31aを閉鎖し、硬貨の計数を省略する。
【0044】
SA6、現金の計数を終えた主制御部11は、表示部13に金種毎の計数結果とその確認を促す旨の文言を表示した計数結果確認画面を表示する。
店員は、表示された計数結果が正しいと判断した場合は入力部15の操作キー15aによって「YES」を押下する。これを検知した主制御部11は計数結果が確定されたと認識してステップSA8へ移行する。
【0045】
店員が表示された計数結果と持参した現金とが一致しないと判断した場合は入力部15の操作キー15aによって「NO」を押下する。これを検知した主制御部11はこれを返却要求と認識してステップSA7へ移行する。
SA7、返却要求を認識した主制御部11は、紙幣一時保留部23に一時保管した紙幣を紙幣入出金口21へ、硬貨一時保留部34に一時保管した硬貨を硬貨出金口36へ搬送して投入された現金を店員に返却し、店員の受取りを確認して入金処理を終了する。その後店員は返却された現金を確認して再度入金処理を実行する。
【0046】
SA8、計数結果が確定されたことを認識した主制御部11は、表示部13に売上高の入力を促す旨の文言およびその入力欄を表示した売上高入力画面を表示して店員に売上高の入力を促し、店員はレジスタ2から出力された売上高を参照して入力部15のテンキー15bにより売上高を入力する。これにより主制御部11は売上高を認識し、これを記憶部12に記憶してステップSA9へ移行する。
【0047】
なお、途中入金の入金処理においては入力すべき売上高がないので店員は操作キー15bによって「NO」を押下する。これにより主制御部11は売上高を「0」と認識し、入力を省略してステップSA9へ移行する。
SA9、主制御部11は入力された売上高(途中入金の場合は「0」)により売上高情報を作成すると共に入金情報を作成し、これらを管理端末3、通信回線5を経由してセンタの中央情報処理装置6へ送信する。
【0048】
入金情報は、入金処理が行われた日時、入金処理を実行したことを示す処理コードである入金コード、入金された金種毎の枚数とその合計金額、入金動作のタイムチャートを示す入金ログデータ、建物コード、現金管理装置号機コードおよびIDカード情報等により構成される。
SA10、入金情報等の送信を終えた主制御部11は、IDカード情報や入金された金種毎の枚数とその合計金額等の実行した入金処理の内容を記載した伝票を伝票印刷部16により印刷して発行し、店員はこの伝票を受取って入金操作を終了する。
【0049】
SA11、伝票を発行した主制御部11は、一時保留部に一時保留されている現金を釣銭収納庫へ収納する。
すなわち、主制御部11は、紙幣一時保留部23に一時保留されている紙幣を紙幣鑑別部22へ再度搬送し、その紙幣の金種等を鑑別して金種毎に計数し、鑑別した紙幣が釣銭金種以外の紙幣(本実施の形態では1万円札が該当する。)の場合は紙幣金庫25へ搬送して金種別に収納し、鑑別された紙幣が釣銭金種の場合は紙幣釣銭収納庫24へ搬送して金種別に収納する。
【0050】
また、硬貨一時保留部34に金種別に一時保留されている硬貨を硬貨一時保留部34からそれぞれの金種の硬貨釣銭収納庫35へ放出して金種別に収納する。
SA12、現金を釣銭収納庫に収納した主制御部11は、紙幣釣銭収納庫24および硬貨釣銭収納庫24の収納量を金種別に確認して記憶部12に登録されている釣銭金種毎の保管基準額と比較し、保管基準額を超えている金種の紙幣や硬貨、つまり余剰金の紙幣や硬貨をそれぞれ紙幣金庫25や硬貨金庫37へ搬送して金種別に収納する。
【0051】
SA13、余剰金の現金金庫への収納を終えた主制御部11は、紙幣金庫25および硬貨金庫37の収納量を確認し、少なくとも一つの金種の収納量がニアフル基準値を超えている場合は現金の回収が必要と判定してステップSA14へ移行する。全ての金種がニアフル基準値以下の場合は入金処理を終了させる。
SA14、現金金庫の現金の回収が必要と判定した主制御部11はニアフル情報を作成し、管理端末3、通信回線5を経由してセンタの中央情報処理装置6へ送信して入金処理を終了させる。
【0052】
ニアフル情報は、回収の必要性を判定した日時、現金のニアフルを示す処理コードであるニアフルコード、現金の金種毎の収納枚数、建物コードおよび現金管理装置号機コード等により構成される。
なお、紙幣金庫25や硬貨金庫37へ収納する紙幣や硬貨は、それぞれ紙幣金庫25や硬貨金庫37に金種を混在させて収納するようにしてもよい。これにより紙幣金庫25や硬貨金庫37の構造の簡素化を図ることができると共に紙幣金庫25や硬貨金庫37の収納量を増加させることができ、後述する現金の回収の周期を長く設定することができる。
【0053】
このように、原則として釣銭収納庫にはレジスタ2から回収された釣銭金種の紙幣や硬貨が循環使用されて保管基準額に相当する枚数の紙幣や硬貨が収納され、現金金庫には売上金に相当する紙幣や硬貨が収納され、全てのレジスタ2の締め入金の終了後には現金管理装置1の釣銭収納庫と現金金庫に収納されている現金は、常に当初の釣銭引当金と売上金の総額となる。
【0054】
ところで、締め入金においてレジスタ2から回収される現金の総額は当初の釣銭準備金とそのレジスタ2の売上金(途中入金、途中出金が行われた場合はその額を増減した額)で構成されるが、釣銭準備金として出金された金種は商品代金を精算する時にさまざまに変化し、閉店後にはその金種別内訳が変ってしまうのが常である。
【0055】
従って、締め入金の終了後に現金管理装置1の釣銭収納庫に収納されている現金は、原則として上記の保管基準額に相当する枚数の現金であるが、特定の金種、例えば100円硬貨や10円硬貨、1円硬貨といった釣銭としてよく使用されるが商品代金として支払われることが少ない金種の場合は、余剰金がでないために釣銭収納庫のその金種は不足した状態で収納されている。
【0056】
このとき、釣銭収納庫の不足分に相当する金額、つまり釣銭準備金として出金された現金の中で現金金庫に収納された金額は他の金種、例えば1万円札や千円札に加えられて現金金庫に収納されている。
以下に、図6のフローチャートを用い、SBで示すステップに従って本実施の形態の現金管理装置1による締め処理の作動について説明する。
【0057】
SB1、全てのレジスタ2の締め入金の入金処理の終了後に店舗の責任者、例えば店長は、入力部15の操作キー15aから締め処理を選択してその操作キー15aを押下する。
SB2、これを検知した現金管理装置1の主制御部11は、上記出金処理のステップS2と同様にしてIDカードの挿入を促し、店長がIDカードをカードリーダ14に挿入すると、主制御部11はこれを受付けてIDカード情報を読取る。
【0058】
SB3、IDカード情報を読取った主制御部11は、上記出金処理のステップS3と同様にしてIDカードの正当性を判定し、IDカードが正当である場合はIDカードコードにより締め処理を許可されている有資格者であることを判定してステップSB4へ移行する。IDカードが正当でない、または締め処理の有資格者でないと判定した場合は、その旨を表示部13に表示して締め処理を終了させる。
【0059】
SB4、IDカードが正当である等を判定した主制御部11は、締め情報を作成し、これを管理端末3、通信回線5を経由してセンタの中央情報処理装置6へ送信する。
締め情報は、締め処理が行われた日時、締め処理を実行したことを示す処理コードである締めコード、締め動作のタイムチャートを示す締めログデータ、建物コード、現金管理装置号機コードおよびIDカード情報等により構成される。
【0060】
締め情報を受信した中央情報処理装置6は、前回の締め処理から今回の締め処理までの間の店舗における現金の移動を集計し、これを現金移動情報として送信元の現金管理装置1へ送信する(後述する図7のステップSC14)。
SB5、現金移動情報を受信した現金管理装置1の主制御部11は、現金移動情報を基に前回の締め処理から今回の締め処理までの間の店舗の売上高と入金された金種毎の枚数や従業員コード別(各レジスタ2に相当する。)の売上高とその金種毎の枚数等を表示部13に表示し、店長は表示された内容を確認して入力部15の操作キー15aによって「YES」を押下する。
【0061】
SB6、これを検知した主制御部11は、売上高等が確認されたことを認識し、中央情報処理装置6に対して確認通知を送信する。
SB7、確認通知を送信した主制御部11は、受信した現金移動情報や締め処理を行った店長のIDカード情報等を記載した伝票を伝票印刷部16により印刷して発行し、店長が伝票を受取ったことを確認して締め処理を終了させる。
【0062】
上記のようにして現金管理装置1から各種の情報を受取った中央情報処理装置6の業務処理の作動について図7に示すフローチャートを用い、SCで示すステップに従って説明する。
SC1、中央情報処理装置6は現金管理装置1からの各種の情報の着信を待って待機しており、情報を受信した時にステップSC3へ移行する。情報を受信しない場合はステップSC2へ移行する。
【0063】
SC2、中央情報処理装置6はそのタイマー機能により、業務時間の終了を判定し、業務時間中の場合はステップSC1へ戻って上記の待機を継続し、業務時間が終了している場合は業務処理を終了させる。
SC3、中央情報処理装置6は受信した情報の処理コードが出金コード(出金情報)であるときはステップSC4へ移行する。他の処理コードの場合はステップSC5へ移行する。
【0064】
SC4、出金情報を受信した中央情報処理装置6は、その出金情報を建物コード、現金管理装置号機コードで分類して企業情報データベース6aに格納し、ステップSC1へ戻って情報の着信を待って待機する。
SC5、中央情報処理装置6は受信した情報の処理コードが入金コード(入金情報)であるときはステップSC6へ移行する。他の処理コードの場合はステップSC7へ移行する。
【0065】
SC6、入金情報を受信した中央情報処理装置6は、その入金情報と売上高情報を建物コード、現金管理装置号機コードで分類して企業情報データベース6aに格納し、ステップSC1へ戻って情報の着信を待って待機する。
SC7、中央情報処理装置6は受信した情報の処理コードがニアエンドコード(ニアエンド情報)であるときはステップSC8へ移行する。他の処理コードの場合はステップSC11へ移行する。
【0066】
SC8、ニアエンド情報を受信した中央情報処理装置6は、建物コードにより契約した店舗を特定し、その店舗の預託金の範囲内で現金の金種毎の残枚数から補充すべき金種毎の補充枚数を算出し、その合計額である補充額を企業情報データベース6aの釣銭台帳から引落として釣銭台帳を更新すると共に、釣銭口座を開設している銀行等の金融機関へ出金する金種別の枚数を通知して釣銭口座からその補充額を出金する。
【0067】
SC9、補充額を出金した中央情報処理装置6は、ニアエンド情報の建物コードや現金管理装置号機コード、釣銭口座の銀行の銀行コードおよび金種毎の補充枚数等から構成される補充指示を地域管理センタ10へ送信する。
補充指示を受信した地域端末10はその内容を表示し、集配担当者は集配車9により銀行コードの銀行から補充枚数の現金を受取って現金管理装置1へ釣銭を補充する(補充の作動は後述する。)。
【0068】
SC10、補充指示を送信した中央情報処理装置6は、受信したニアエンド情報に釣銭台帳を更新した日時とその金種毎の補充枚数等を添付したニアエンド処理情報を建物コード、現金管理装置号機コードを基に企業情報データベース6aに格納してステップSC1へ戻り、情報の着信を待って待機する。
SC11、中央情報処理装置6は受信した情報の処理コードがニアフルコード(ニアフル情報)であるときはステップSC12へ移行する。他の処理コード、つまり締めコード(締め情報)の場合はステップSC14へ移行する。
【0069】
SC12、ニアフル情報を受信した中央情報処理装置6は、現金の金種毎の収納枚数から回収すべき金種を判定し、その金種とニアフル情報の建物コードや現金管理装置号機コード等から構成される回収指示を地域管理センタ10へ送信する。
回収指示を受信した地域端末10はその内容を表示し、集配担当者は集配車9により現金管理装置1の店舗へ行って回収すべき金種を回収する(回収の作動は後述する。)。
【0070】
SC13、回収指示を送信した中央情報処理装置6は、受信したニアフル情報に回収すべき金種等を添付したニアフル処理情報を建物コード、現金管理装置号機コードを基に企業情報データベース6aに格納してステップSC1へ戻り、情報の着信を待って待機する。
SC14、締め情報を受信した中央情報処理装置6は、受信した建物コードを基に企業情報データベース6aのその建物コードの前回締め処理から今回締め処理までの入金情報と出金情報、売上高情報を全て抽出し、売上高情報を基にその店舗の売上高を集計し、入金情報の金種毎の枚数を基に入金された金種毎の枚数を集計し、これに従業員コード別の売上高とその金種毎の枚数、この間に実行された入金処理と出金処理の履歴および締め情報を受信した日時等から構成される現金移動情報を作成してこれを送信元の現金管理装置1(図6のステップSB5)へ送信する。
【0071】
SC15、中央情報処理装置は現金管理装置1(図6のステップSB6)からの確認通知の受信を待って待機し、確認通知を受信したことによって売上高等が確認されたことを認識する。
SC16、中央情報処理装置1は、締め情報の建物コードまたはIDカード情報の企業コードを参照して契約した店舗を特定し、これを基に企業情報データベース6aに格納されている口座情報ファイルを検索して該当する店舗の売上金口座情報を抽出し、その銀行8の売上金口座に確認された売上高を振込む。
【0072】
売上高口座への振込を受付けた銀行8は、売上高が振込まれた旨を口座の開設者である店舗へ通知する。
SC17、売上高の振込を終えた中央情報処理装置6は、入金情報を基に現金管理装置1に入金された金額を集計し、この入金額から売上高を減じて釣銭金額を算出し、この釣銭金額を釣銭口座に振込む。
【0073】
SC18、釣銭金額の振込を終えた中央情報処理装置6は、受信した締め情報に作成した現金移動情報および売上高を振込んだ日時とその売上金口座情報と振込額、並びに釣銭金額を振込んだ日時とその振込額等を添付した締切処理情報を建物コード、現金管理装置号機コードを基に企業情報データベース6aに格納してステップSC1へ戻り、情報の着信を待って待機する。
【0074】
このようにして、店舗の売上高や釣銭金額がそれぞれ振込まれるが、この入金は統括管理会社の立替払いとなっているので実際の現金が収納されている現金管理装置1からその現金を回収する必要がある。
このため、統括管理会社は地域管理センタによって上記のニアフル情報やニアエンド情報による突発的な回収や補充の他に、現金管理装置1の現金の回収や補充を定期的に行っている。
【0075】
現金管理装置1の現金の回収や補充を定期的に行う場合は、地域管理センタから集配担当者が集配車9によって現金の回収後に装着する空の紙幣金庫カセットや硬貨金庫カセットおよび補充のための現金とを持参して該当する店舗を巡回し、以下のように行う。
現金管理装置1の現金を回収する場合は、集配担当者は入力部15の操作キー15aから回収処理を選択してその操作キー15aを押下し、これを検知した主制御部11は上記出金処理のステップS2と同様にしてIDカードの挿入を促し、集配担当者が持参したIDカードをカードリーダ14に挿入すると、これを受付けてIDカード情報を読取り、上記出金処理のステップS3と同様にしてIDカードが正当であり、IDカードコードにより回収を許可されている有資格者であること確認する。
【0076】
IDカードの正当性等を確認した主制御部11は、紙幣釣銭収納庫24の紙幣を紙幣金庫25に搬送して収納し、その後に電子錠等を開錠して回収扉38を開錠可能とする。
集配担当者は所持する鍵等で回収扉を開錠し、紙幣金庫25や硬貨金庫37に装着されている紙幣金庫カセットや硬貨金庫カセットを取出し、持参した空の紙幣金庫カセットや硬貨金庫カセットを装着して回収扉38を施錠する。
【0077】
これを検知した主制御部11は、回収扉38の電子錠等を施錠し、上記出金処理のステップS8と同様にして回収処理内容を伝票に印刷して発行し、集配担当者の受取を確認して回収処理を終了させる。
なお、上記の回収処理においては、紙幣金庫カセットと紙幣釣銭収納庫24を別に設けた場合について説明したが、これらを統合して紙幣金庫カセットと兼用にするようにしてもよい。これにより回収処理の効率化を図ることができると共に現金管理装置1の簡素化を図ることができる。
【0078】
このようにして空になった紙幣釣銭収納庫24および現金金庫へ回収されたために保管基準額に達していない硬貨釣銭収納庫35に現金を補充する場合は、集配担当者は入力部15の操作キー15aから補充処理を選択してその操作キー15aを押下し、上記と同様にして主制御部11がIDカードの正当性等を確認した後に、主制御部11は上記入金処理のステップSA4と同様にして現金入金口を開放し、集配担当者は持参した補充のための現金を現金入金口へ投入する。
【0079】
その後、上記入金処理のステップSA5と同様にして現金が計数されてその計数結果が表示され、計数結果が集配担当者により確定されると主制御部11は入金処理のステップSA11と同様にして一時保留部に一時保留されている現金を釣銭収納庫へ収納し、上記出金処理のステップS8と同様にして補充処理内容を伝票に印刷して発行し、集配担当者の受取りを確認して補充処理を終了させる。
【0080】
なお、ニアフル情報による回収は、上記の回収処理と同様であるが、回収する現金はニアフルとなった金種またはその金種を含む現金金庫カセットのみを回収するようにする。
また、ニアエンド情報による補充は、上記の補充処理と同様であるが、補充する現金はニアエンドとなった金種のみを補充するようにする。
【0081】
上記の回収処理により回収された現金は、集配車9により地域管理センタへ輸送され、回収された現金から売上高に相当する現金が立替払いとなっている現金に充当され、売上高を差し引いた残りの現金は釣銭の両替のために回収されたとして釣銭金額に充当される。
更に、店舗が設定した釣銭金種の保管基準額の変更は、店舗の要請によって行うことが可能であり、当初の預託金の額を変更して保管基準額の増額または減額を受付けるようにする。
【0082】
以上説明したように、本実施の形態では、営業活動によりレジスタに収納された全ての現金が現金入金口へ投入されたときに、釣銭収納庫へは釣銭金種別に保管限度額の現金を収納し、それを超えた現金は現金金庫へ収納するようにしたことによって、釣銭を循環使用することができ、店舗の営業に必要な釣銭準備金を確実に確保することができると共に、手作業により行っていた店員や店長の業務をなくしてその負担を軽減することができ、店舗における現金管理の効率化を図ることができる。
【0083】
また、現金入金口に投入された現金を一旦釣銭収納庫に収納し、保管基準額を残した余剰金を現金金庫に収納するようにしたことによって、釣銭引当金を適正に管理することができる。
更に、センタに設置した中央情報処理装置を設けて現金管理装置から送信される入金情報や出金情報を基に、店舗の売上高を売上高口座に振込むと共に釣銭金額を釣銭口座に振込んで釣銭を管理するようにしたことによって、釣銭準備金を確実に供給することが可能になると共に、店舗における事務効率を向上させることができる。
【0084】
更に、釣銭収納庫へ現金を補充するときに、釣銭口座から補充額を引落し、これを釣銭金種に両替して現金管理装置に供給するようにしたことによって、常に釣銭準備金を確実に供給することが可能になる。
更に、釣銭収納庫へ現金を回収するときに、紙幣は全て回収し、硬貨は硬貨金庫に収納された硬貨のみを回収するようにしたことによって、高額となる紙幣を再確認して現金管理の確実性を高めることができると共に、運搬する硬貨の重量を軽減することができる。
【0085】
更に、締め入金の入金処理において、売上高の入力後に直ぐに入金情報を中央情報処理装置へ送信するようにしたことによって、その後の現金の収納等の過程で万一ジャム等の障害や通信障害等が発生した場合においても入金情報を確実に中央情報処理装置へ送信することができる。
なお、本実施の形態においては、統括管理会社が1台の現金管理装置が設置されている店舗と契約している場合を例に説明したが、複数の現金管理装置を設置している店舗と契約した場合も同様である。この場合に締め処理は複数の現金管理装置の1台を用いて行うようにしてもよく、管理端末を用いて行うようにしてもよい。
【0086】
また、複数の店舗をチェーン展開している企業等と契約した場合も同様である。この場合に各店舗の売上高は各店舗の売上金口座または企業の本社の売上金口座に店舗名を付して振込むようにする。
更に、上記の回収処理において、硬貨釣銭収納庫の硬貨を残して回収するとして説明したが、現金管理装置に収納されている紙幣と硬貨の全てを回収して、新たに釣銭収納庫に釣銭金種の現金を補充するようにしてもよい。これにより補充のために準備する現金を補充の度に確認する手間を省略して補充の準備の簡素化を図ることができる。
【0087】
更に、回収処理において、紙幣釣銭収納庫の紙幣を全て回収するとして説明したが、紙幣釣銭収納庫の紙幣を回収せずに硬貨釣銭収納庫と同様に保管基準額に達していない金種の紙幣を補充するようにしてもよい。
更に、上記の入金処理や補充処理において、投入された現金を一旦釣銭収納庫に収納した後に現金金庫へ収納するとして説明したが、一時保留されている現金を釣銭収納庫と現金金庫に分けて搬送することができる構成として釣銭収納庫の金種毎の保管基準額に達するまでは釣銭収納庫へ搬送して金種別に収納し、それを超えた金種の現金は現金金庫へ搬送して収納するようにしてもよい。これにより現金管理装置の稼動効率を向上させることができる。
【0088】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明は、レジスタから回収された現金が現金入金口へ投入されたときに、釣銭収納庫へは釣銭金種毎に保管基準額の現金を収納し、現金金庫へは保管基準額を超えた現金収納するようにしたことによって、釣銭を循環使用することができ、店舗の営業に必要な釣銭準備金を確実に確保することができると共に、手作業により行っていた店員や店長の業務をなくしてその負担を軽減することができるという効果が得られる。
【0089】
また、センタに設置した中央情報処理装置を設けて現金管理装置から送信される入金情報や出金情報を基に、店舗の売上高を売上高口座に振込むと共に釣銭金額を釣銭口座に振込んで釣銭を管理するようにしたことによって、釣銭準備金を確実に供給することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の現金管理装置を示すブロック図
【図2】実施の形態のシステム構成を示す説明図
【図3】実施の形態の現金管理装置の外観を示す斜視図
【図4】実施の形態の出金処理を示すフローチャート
【図5】実施の形態の入金処理を示すフローチャート
【図6】実施の形態の締め処理を示すフローチャート
【図7】実施の形態の中央情報処理装置の業務処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 現金管理装置
2 レジスタ
3 管理端末
4 監視センサ
5 通信回線
6 中央情報処理装置
6a 企業情報データベース
7 警備情報処理装置
8 銀行
9 集配車
10 地域端末
11 主制御部
12 記憶部
13 表示部
14 カードリーダ
15 入力部
15a 操作キー
15b テンキー
16 伝票印刷部
20 紙幣取扱部
21 紙幣入出金口
21a 紙幣シャッタ
22 紙幣鑑別部
23 紙幣一時保留部
24 紙幣釣銭収納庫
25 紙幣金庫
30 硬貨取扱部
31 硬貨入金口
31a 硬貨シャッタ
32 硬貨鑑別部
33 硬貨リジェクト口
34 硬貨一時保留部
35 硬貨釣銭収納庫
36 硬貨出金口
37 硬貨金庫
38 回収扉

Claims (6)

  1. 現金を投入する現金入金口と、釣銭のための現金を収納する釣銭収納庫と、現金を収納する現金金庫とを備え、
    前記釣銭収納庫に収納する釣銭金種毎の保管基準額を設定しておき、前記現金入金口に現金を投入したときに、前記釣銭収納庫へは前記釣銭金種別に前記保管基準額の現金を収納し、前記現金金庫へは前記保管基準額を超えた現金を収納することを特徴とする現金管理装置。
  2. 請求項1において、
    前記現金入金口に投入された現金の内の釣銭金種を、一旦前記釣銭収納庫に収納し、その後前記釣銭金種毎の保管基準額を超えた現金を前記現金金庫に収納することを特徴とする現金管理装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記釣銭収納庫として紙幣釣銭収納庫と硬貨釣銭収納庫を設けると共に、前記現金金庫として紙幣金庫と硬貨金庫を設け、紙幣釣銭収納庫と紙幣金庫とを兼用にしたことを特徴とする現金管理装置。
  4. 店舗に設置され、釣銭のための現金を収納する釣銭収納庫と、現金を収納する現金金庫と、売上高を記憶する記憶部とを備えて店舗の現金を管理する現金管理装置と、
    センタに設置され、前記現金管理装置の入出金を管理する中央情報処理装置とを備え、
    前記中央情報処理装置が、前記現金管理装置から送信される入金情報と出金情報と売上高情報を基に、釣銭金額を算出し、前記店舗の売上高を売上金口座へ振込むと共に釣銭金額を釣銭口座に振込んで釣銭を管理することを特徴とする現金管理システム。
  5. 請求項4において、
    前記釣銭収納庫へ現金を補充するときに、前記釣銭口座から補充額を引落し、これを釣銭金種に両替して前記現金管理装置に供給することを特徴とする現金管理システム。
  6. 請求項4または請求項5において、
    前記現金管理装置の釣銭収納庫として紙幣釣銭収納庫と硬貨釣銭収納庫を設けると共に、前記現金金庫として紙幣金庫と硬貨金庫を設け、前記現金管理装置から現金を回収するときに、紙幣釣銭収納庫と紙幣金庫とに収納された紙幣と硬貨金庫に収納された硬貨を回収ことを特徴とする現金管理システム。
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