JP2007272507A - 現金処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】締上げ処理前に翌日の釣銭に使うための現金を出金しても、締上げ処理において違算が生じないようにする。
【解決手段】主制御部8は入金処理時に記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴をから同一のレジスタについて直近の入金処理(前回の入金処理)までの間に存在する出金処理を検索して、その出金処理対して突合せ処理が完了した旨の情報を書込み、締上げ処理時には、記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴をから締上げ日時が未記入の入金処理の金額、締上げ日時が未記入で突合せが未記入の出金処理の金額を抽出して集計し、すべてのレジスタの出金合計額、入金合計額、売上金合計額、及びレジスタ毎の出金合計額、入金合計額、売上金合計額を演算する。
【選択図】図1

Description

本発明は、小売店等に設置されるレジスタに補充される釣銭用の現金の出金処理や、レジスタから回収した現金の入金処理、及び締上げ処理を行う現金処理装置に関するものである。
従来のこの種の現金処理装置として、小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための釣銭用の現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能、レジスタから回収した売上金等の現金を入金し、釣銭分の現金は釣銭用現金収納庫に収納すると共に、売上分の現金は現金回収庫に収納する入金機能、入金及び出金の金額や金種毎の入出金枚数等を管理し、これらを締上げに集計して、その集計結果を表示部に表示すると共に、伝票に記録して放出する締上げ処理機能を有する装置が提案されており、この装置はレジスタから回収した現金のうち釣銭分の現金は釣銭用現金収納庫に収納すると共に、売上分の現金は現金回収庫に収納することで、回収した現金を出金に利用できるようにしたリサイクル機能を持たせて現金の効率的な運用を可能にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−038062号公報(段落「0027」〜段落「0061」、図1、図4〜図6)
しかしながら、上述した従来の技術においては、締上げ処理の前に翌日の釣銭に使う現金を出金すると、その出金分が当日の出金として取扱われるため、締上げ処理した時に違算が生じるという問題がある。
すなわち、この種の現金処理装置では、レジスタに補充する釣銭用の現金を出金し、レジスタから回収した現金を入金するもので、釣銭の補充とレジスタからの回収はレジ担当者の交代毎に行われ、入金額の合計から出金額額の合計を差引いた金額が売上額になる。
そして、業務終了時には各レジスタからの回収された現金に入金処理を行った後、締上げ処理として、当日分の出金額、入金額、売上額の集計が行われるが、締上げ処理の前に翌日の釣銭に使う現金を出金すると、その出金額が入金額から差引かれてしまうため、売上額を正確に算出できなくなる。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能とレジスタから回収した現金を入金して前期釣銭用現金収納庫と現金回収庫に収納する入金機能とを備えた現金処理装置において、出金処理情報及び入金処理情報を、出金処理と入金処理とを関連付ける関連付け情報と共に登録する入出金情報登録部と、入金処理時に関連付け情報を参照して該入金処理に関連する出金処理情報を検索して、その検索した出金処理情報に対して関連する入金処理が存在する旨の突合せ情報を登録すると共に、締上げ処理後に演算に利用した出金処理情報と入金処理情報に対して締上げ完了情報を登録する制御部と、締上げ処理が選択されたとき、締上げ処理が未完了の入金情報と、締上げ処理が未完了でありかつ突合せ情報が登録された出金情報を基にレジスタの売上金額合計を演算する演算部と、演算結果を出力する出力部とを備えたことを特徴とする。
このようにした本発明は、レジスタ毎に今回の締上げ処理とその直近の入金処理つまり最後の入金処理との間で例えば翌日の釣銭に使うために行われた出金処理については締上げ処理の対象から外すことができ、そのため締上げ処理において違算が生じることを防止できるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による現金処理装置の実施例を説明する。
図1は実施例の構成を示すブロック図である。
本実施例の現金処理装置は、レジスタを使用する小売店等に設置されるもので、図において1は硬貨(現金)の入出金処理を行う硬貨処理機、2は紙幣(現金)の入出金処理を行う紙幣処理機である。
硬貨処理機1は、レジスタから回収した硬貨を一括して受け入れる硬貨入金口11と、この硬貨入金口11に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨鑑別部12と、この硬貨鑑別部12で鑑別計数された硬貨を一時保留する硬貨一時保留部13と、レジスタ用の釣銭として使用する硬貨を金種別に収納する釣銭用硬貨収納庫(釣銭用現金収納庫)14と、入金硬貨を金種別に収納する硬貨回収庫(現金回収庫)15と、釣銭用の硬貨を出金するための硬貨出金庫16と、硬貨リジェクト口17と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて硬貨処理機1全体の動作制御を行う制御部18を有している。
ここで硬貨一時保留部13、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、及び硬貨出金庫16は金種毎に分けて硬貨を集積、収納できるように内部が区切られている。
また、硬貨入金口11と硬貨鑑別部12との間には分離部により分離された硬貨を搬送する搬送ベルト等による搬送路が設けられ、釣銭用硬貨収納庫14と硬貨回収庫15及び硬貨出金庫16との間には、釣銭用硬貨収納庫14から排出される硬貨を硬貨回収庫15と硬貨出金庫16のいずれかに導く振分け手段と、通過する硬貨を金種毎に計数する計数手段が設けられている。
また、前記各釣銭用硬貨収納庫14に対しては、収納する硬貨の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された硬貨を収納するようになっている。
この釣銭用硬貨収納庫14にも硬貨を搬送路に繰出す繰出し手段が設けられている。
硬貨回収庫15は複数用意され、必要に応じて交換されるものとなっている。
一方、紙幣処理機2は、入金処理時にレジスタから回収した紙幣を一括して受け入れると共に出金処理時に釣銭としての紙幣を排出する紙幣入出金口21と、この紙幣入出金口21に受け入れた紙幣を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、紙幣の金種等を鑑別すると共に鑑別した紙幣を金種毎に計数する紙幣鑑別部22と、この紙幣鑑別部22で鑑別計数された紙幣を集積して一時保留する紙幣一時保留部23と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する特定金種(例えば、五千円、千円)の紙幣を金種別に収納する複数の釣銭用紙幣収納庫(釣銭用現金収納庫)24と、入金紙幣を金種別に収納する複数の紙幣回収庫(現金回収庫)25と、紙幣リジェクト庫26と、これらの間で紙幣を搬送ベルト等で挟持して搬送する搬送路と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて紙幣処理機2全体の動作制御を行う制御部27を備えている。
尚、紙幣一時保留部23には紙幣を繰出す繰出し手段が設けられている。
前記各釣銭用紙幣収納庫24に対しては、収納する紙幣の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された紙幣を収納するようになっている。
この釣銭用紙幣収納庫24にも紙幣の集積手段が紙幣を搬送路に繰出す繰出し手段と共に設けられている。
紙幣回収庫25は複数用意され、必要に応じて交換されるものとなっている。
3はLCD等による表示部で、各種の処理操作の案内、現金処理のための入力画面や入力された情報、及び金種別の入出金金額や入出金の合計金額等を表示する。
4はレジスタの現金を入出金するレジ担当者や売上の締めを行う管理者が操作するキーボードあるいは表示部3上に配置されたタッチパネル等の操作部で、入金処理や出金処理、締上げ処理、回収処理等を行うことを指示(入力)するするためのキーや金額等を入力するためのテンキー等を備えている。
5はカードリーダで、当該現金処理装置の利用者であるレジ担当者や管理者等がそれぞれ携帯するIDカードの情報を読取る機能を有している。
IDカードには装置利用者であるレジ担当者、管理者、現金回収者を識別するための区分情報が記録されており、これらレジ担当者、管理者、現金回収者に該当する区分情報が記録されたIDカードが配布されている。
尚、レジ担当者用のIDカードには、レジ番号などのレジスタを特定する情報も記録されている。
このレジ担当者用のIDカードは、レジスタ毎またはレジ担当者毎に用意され、レジ担当者毎に配布する場合、レジ担当者が複数のレジスタを操作するのであれば、使用するレジスタ毎にIDカードが与えられる。
6は伝票記録部(プリンタ)で、硬貨処理機1や紙幣処理機2で行われた入金処理や出金処理の金額、金種別枚数等を伝票に記録(印字)して出力するものである。
7は記憶部で、入金・出金処理履歴、回収庫交換履歴、釣銭収納庫入出金履歴、回収庫入金履歴等を格納するカウンタテーブルを有し、またこの記憶部7には後述する主制御部が実行する制御プログラムが格納され、更に主制御部による処理結果も記憶するものとなっている。
8は記憶部7に格納された制御プログラムに基づいて装置全体の制御を行う主制御部で、本実施例では記憶部7のカウンタテーブルに格納する入金・出金処理履歴を管理し、必要に応じて履歴情報の書込み、更新を行う他、操作部4から入力される締上げ処理要求に応じて、締上げ処理完了の入金情報及び出金情報を基にレジスタの売上金額合計、釣銭収納庫内の収納金額を演算する演算部として機能する。
尚、硬貨処理機1の制御部18及び紙幣処理機2の制御部27はこの主制御部8の指示により硬貨処理機1及び紙幣処理機2を制御するものとなっている。
図2は前記記憶部7のカウンタテーブルに記憶される入金・出金処理履歴の内容例を示す図である。
この入金・出金処理履歴は、図示したように通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、処理日時、区分、金額、金種、締上げ日時、突合せにより構成されており、通番のエリアには処理毎に付与される通し番号が書込まれ、カードNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったカードの番号が書込まれる。このカードNo.はカードを特定するための情報である。
レジNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったレジスタの番号が書込まれる。このレジNo.はレジスタ毎に集計する際に利用されるもので、同一レジスタに対する出金処理と入金処理とを関連付ける関連付け情報として用いられる。
また、利用者IDのエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったID番号等が書込まれ、処理日時のエリアには入金または出金処理を行ったときの日付及び時刻が書込まれる。
区分のエリアには処理が入金であるか出金があるかを示す情報が書込まれ、金額のエリアには入金または出金処理の処理金額が書込まれる。
また、万、五千・・・一等の金種エリアには処理した金種毎の枚数がそれぞれ書込まれ、更に締上げ日時のエリアには締上げを行ったときの日時が書込まれる。この締上げ日時は、締上げ処理されたか否かを示す情報で、これが書込まれたものについては締め上げ処理対象から除外される。
突合せのエリアには、突合せ処理により検索した出金処理に対して、突合せ処理が完了した旨の情報が書込まれる。
この突合せ処理は、入金処理の際に同一のレジNo.及びカードNo.の処理履歴を遡って直近の入金処理までの間に存在する出金履歴を検索する処理であって、この処理により同一レジスタにおける最後の入金処理から締上げ処理までの間に行われた出金処理については突合せ処理が完了した旨の情報が書込まれないことになる。
上述した構成の作用について説明する。
尚、以下に説明において、主制御部8や制御部18、27による制御の説明については、必要な説明を除いて省略する。
まず、レジ担当者がレジスタに釣銭を補充する現金を出金させる場合の出金処理について説明する。
図3はその出金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
レジ担当者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、レジNo.を読取る(S1)。
また、レジ担当者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S2)。
主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードを照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S3)、レジ担当者に選択させる。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「出金」を選択すると、主制御部8は「出金」の選択を受付け(S4)、表示部3に出金金額入力画面を表示する。
この画面を見てレジ担当者が操作部4を操作して、出金金額(硬貨及び紙幣の金種毎の枚数)を入力すると、主制御部8はその入力金額を受付けて(S5)、その出金金額と硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納庫24内の現金を比較し、出金の可否を判断する(S6)。
釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内の現金の不足により出金不可と判断した場合、その旨のメッセージ画面を表示部3に表示して終了する。
出金可能な場合は、硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納庫24から該と金種の硬貨及び紙幣が繰出され、硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22で鑑別、計数され、硬貨出金庫16や紙幣入出金口21に出金される(S7)。
出金が終了すると主制御部8は今回の出金処理結果として通番、レジNo.、利用者ID、処理日時、区分、出金金額、金種別枚数等を記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴(入出金処理情報登録部)に書込んで更新すると共に、釣銭収納庫入出金履歴に通番、処理日時、区分、金種別枚数を書込んで更新し(S8)、更に伝票記録部6で処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する(S)。
尚、入金・出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
図6はこの出金処理結果が記録された伝票の例を示す図で、出金処理日時、レジNo.、利用者のID番号、金種別枚数、出金金額等が記録されている。
次に、レジ担当者がレジスタから回収した現金を入金させる場合の入金処理について説明する。
図4はその入金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
レジ担当者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、レジNo.、カードNo.を読取る(S11)。
尚、出金の際に使用したIDカードを紛失したり、IDカードを破損する等の不具合が生じた場合、同一レジ用の他のカードを使用する。この場合カードNo.は異なるが、レジNo.は同一であるので、レジスタは特定することができる。
続いて、レジ担当者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S12)。
主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードを照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S13)、レジ担当者に選択させる。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「入金」を選択すると、主制御部8は「入金」の選択を受付ける(S14)。
硬貨処理機1及び紙幣処理機2は主制御部8の指示により、硬貨入金口11及び紙幣入出金口21に設けられているシャッタをそれぞれ開放して、レジ担当者がレジスタから回収してきた現金である硬貨及び紙幣を受入れ、硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22で鑑別、計数して硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留する(S15)。
受入れたすべての硬貨及び紙幣を計数して一時保留すると、主制御部8は金種毎の枚数及び金額、全金種の合計額を計数結果として表示部3に表示し、レジ担当者に金額を確認させて収納の可否(OK/NG)を入力させる(S16)。
NGの場合、一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却する(S17)。
OKの場合、一時保留した硬貨及び紙幣の内、売上金の分を硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に収納し、釣銭の分は釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納する。
硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25への収納が終了すると、主制御部8は今回の処理結果として通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、区分、入金金額、金種別枚数等を記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴(入出金処理情報登録部)に書込んで更新するが(S18)、その際、突合せ処理を行う。この突合せ処理は、上述したように同一レジスタのレジNNo.、カードNo.の処理履歴を遡って直近の入金処理までの間に存在する出金処理の履歴を検索する処理で、その検索した出金処理に対して突合せのエリアに突合せ処理が完了した旨の情報を書込む。このように同一のレジスタに付いて、直近の入金処理(前回の入金処理)までの間に存在する出金処理に対して突合せ処理が完了した旨の情報を書込むようにしているため、各レジス毎に最後の入金処理と後述する締上げ処理との間で出金処理が行われた場合、その出金処理に対しては突合せ処理が完了した旨の情報は書込まれないことになる。
その後、伝票記録部6で入金処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する(S19)。
尚、入金・出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
図7はこの入金処理結果が記録された伝票の例を示す図で、入金処理日時、レジNo.、利用者のID番号、金種別枚数、入金金額等が記録されている。
次に、管理者による締上げ処理について説明する。
図5は締上げ処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
管理者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分を読取る(S21)。
また、管理者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S22)。
主制御部8は管理者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードを照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、管理者が操作可能な「締上げ」、「回収」、「交換」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S23)、管理者に選択させる。
ここで管理者が操作部4を操作して「締上げ」を選択すると、主制御部8は「締上げ」の選択(締上げ要求)を受付ける(S24)。
そして、主制御部8は、記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴から締上げ日時が未記入の入金処理の金額、締上げ日時が未記入で突合せが未記入の出金処理の金額を抽出して集計し、すべてのレジスタの出金合計額、入金合計額、売上金合計額、及びレジスタ毎の出金合計額、入金合計額、売上金合計額を演算し、その演算結果を締上げ処理結果として記憶部7のカウンタテーブルの締上げ情報登録部に書込むと共に表示部3に表示する(S25)。
このように集計の際、出金処理の金額について締上げ日時が未記入で突合せが未記入のものを抽出するようにしているため、レジスタ毎に今回の締上げ処理とその直近の入金処理つまり最後の入金処理との間で例えば翌日の釣銭に使うために行われた出金処理については抽出されないため、違算が生じることはない。
尚、IDカードに不具合が生じたことで他のIDカードを用いて入金処理した場合の集計結果の不具合を防止するためには、締上げ日時前の24時間以前の締上げ日時が未入力の出金処理の金額も併せて抽出して集計する。
続いて主制御部8は記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴に締上げ処理日時を書込んで更新し(S26)、更に伝票記録部6で締め上げの処理結果を伝票に記録して管理者に発行する(S27)。
図8はこの締上げ処理結果が記録された伝票の例を示す図で、締め上げ処理日時、利用者のID番号、すべてのレジスタの出金合計額、入金合計額、売上金合計額、レジスタ毎の出金合計額、入金合計額、売上金合計等が記録されている。
以上説明した実施例によれば、入金処理時に記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴をから同一のレジスタについて直近の入金処理(前回の入金処理)までの間に存在する出金処理を検索して、その出金処理対して突合せ処理が完了した旨の情報を書込み、締上げ処理時には、記憶部7のカウンタテーブルの入金・出金処理履歴をから締上げ日時が未記入の入金処理の金額、締上げ日時が未記入で突合せが未記入の出金処理の金額を抽出して集計し、すべてのレジスタの出金合計額、入金合計額、売上金合計額、及びレジスタ毎の出金合計額、入金合計額、売上金合計額を演算するようにしているため、レジスタ毎に今回の締上げ処理とその直近の入金処理つまり最後の入金処理との間で例えば翌日の釣銭に使うために行われた出金処理については締上げ処理の対象から外すことができ、そのため締上げ処理において違算が生じることを防止できるという効果が得られる。
また、締上げ処理時に、締上げ日時前の24時間以前の締上げ日時が未入力の出金処理の金額も併せて抽出して集計するようにしているため、IDカードに不具合が生じたことで他のIDカードを用いて入金処理した場合の集計結果の不具合を防止することができるという効果も得られる。
尚、上述した実施例では、入金処理や出金処理の履歴と、後述する釣銭収納庫の入出金履歴、回収庫の入金履歴を格納するカウンタテーブルを記憶部7に設けて現金管理を行うものとしたが、硬貨処理機1や紙幣処理機2の記憶部にテーブルを設けて現金管理を行うようにしてもよい。
また、上述した実施例では、レジNo.はIDカードには記録するものとしたが、レジNo.はIDカードには記録せず、個人IDと関連付けて記憶するようにしてもよく、画面入力させることも可能である。
実施例の構成を示すブロック図 カウンタテーブルに記憶される履歴内容例を示す図 出金処理の手順を示すフローチャート 入金処理の手順を示すフローチャート 締上げ処理の手順を示すフローチャート 出金処理結果が記録された伝票の例を示す図 入金処理結果が記録された伝票の例を示す図 締上げ処理結果が記録された伝票の例を示す図
符号の説明
1 硬貨処理機
2 紙幣処理機
3 表示部
4 操作部
5 カードリーダ
6 伝票記録部
7 記憶部
8 主制御部
11 硬貨入金口
12 硬貨鑑別部
13 硬貨一時保留部
14 釣銭用硬貨収納庫
15 硬貨回収庫
16 硬貨出金庫
17 硬貨リジェクト口
18 制御部
21 紙幣入出金口
22 紙幣鑑別部
23 紙幣一時保留部
24 釣銭用紙幣収納庫
25 紙幣回収庫
26 紙幣リジェクト庫
27 制御部

Claims (2)

  1. 小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能とレジスタから回収した現金を入金して前期釣銭用現金収納庫と現金回収庫に収納する入金機能とを備えた現金処理装置において、
    出金処理情報及び入金処理情報を、出金処理と入金処理とを関連付ける関連付け情報と共に登録する入出金情報登録部と、
    入金処理時に、関連付け情報を参照して該入金処理に関連する出金処理情報を検索して、その検索した出金処理情報に対して関連する入金処理が存在する旨の突合せ情報を登録すると共に、締上げ処理後に演算に利用した出金処理情報と入金処理情報に対して締上げ完了情報を登録する制御部と、
    締上げ処理が選択されたとき、締上げ処理が未完了の入金情報と、締上げ処理が未完了でありかつ突合せ情報が登録された出金情報を基にレジスタの売上金額合計を演算する演算部と、
    演算結果を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする現金処理装置。
  2. 請求項1に記載の現金処理装置において、
    前記演算部は、締上げ処理完了時に、所定時間前の締上げ処理未完了の出金情報を含めて演算することを特徴とする現金処理装置。
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