JP4946283B2 - 現金処理装置 - Google Patents

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本発明は、小売店等に設置されるレジスタに補充される釣銭用の現金の出金処理や、レジスタから回収した現金の入金処理などを行う現金処理装置に関するものである。
従来のこの種の現金処理装置として、小売店の店舗に設置された複数のレジスタに収納するための釣銭用の現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能、各レジスタから回収した売上金等の現金を受入れて釣銭の分を釣銭用現金収納庫に収納すると共に売上の分を現金回収庫に収納する入金機能、入金及び出金の金額や金種毎の入出金枚数等を記憶部に記憶して管理し、営業終了時等にこれらを集計して、その集計結果を表示部に表示すると共に、伝票に記録して放出する締上げ処理機能を有する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−038062号公報(段落「0027」〜段落「0061」、図1、図4〜図6)
しかしながら、上述した従来の技術においては、以下の問題がある。
すなわち、現金処理装置に帰属する釣銭用の現金の有高は、釣銭用現金収納庫内に収納されている現金と、釣銭として釣銭用現金収納庫から出金してレジから戻ってきていないつまり現金処理装置に入金されていない現金の合計であり、このうち釣銭用現金収納庫内の有高は、元々釣銭用現金収納庫内に収納されていた現金の枚数と記憶部に記憶されている金種毎の入出金枚数に基づいて把握できるが、釣銭として釣銭用現金収納庫内から出金してレジから戻ってきていない現金についてはその有高を現金処理装置が把握することができないため、現金処理装置に帰属する釣銭用現金の有高を確認したい場合は、店長などの管理者が出金処理の際に現金処理装置から発行されるレジ毎の伝票を確認して出金処理に対する入金処理が行われていない現金の枚数を調べるようにしているが、この作業は非常に手間がかかるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能と、レジスタから回収した現金のうち前記出金した釣銭の分を前記釣銭用現金収納庫に収納すると共に残りの分を現金回収庫に収納する入金機能とを備えた現金処理装置において、出金処理した現金の金種毎の枚数、入金処理した現金の金種毎の枚数、及び出金に対して入金が行われたことを示す突合せ情報を入金・出金処理履歴として記憶すると共に、前記釣銭用現金収納庫から出金された現金及び入金された金種毎の枚数を釣銭収納庫入出金履歴として記憶する記憶部を備え、釣銭用現金の有高確認処理が選択されたとき、前記記憶部の入出金処理履歴の突合せ情報が記入されていない出金の金種毎の枚数と、釣銭収納庫入出金履歴から釣銭用現金の有り高を算出することを特徴とする。
このようにした本発明は、現金処理装置に帰属する釣銭用現金の有高を現金処理装置自身で確定することが可能になり、そのため管理者は任意のときに現金処理装置に帰属する釣銭用現金の有高を容易に確認することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による現金処理装置の実施例を説明する。
図1は実施例の構成を示すブロック図である。
本実施例の現金処理装置は、レジスタを使用する小売店等に設置されるもので、図において1は硬貨(現金)の入出金処理を行う硬貨処理機、2は紙幣(現金)の入出金処理を行う紙幣処理機であり、この両処理機については後で詳しく説明する。
3はLCD等による表示部で、各種の処理操作の案内、現金処理のための入力画面や入力された情報、及び金種別の入出金金額や入出金の合計金額等を表示する。
4はレジスタの現金を入出金するレジ担当者や売上の締めを行う店長(装置管理者)等が操作するキーボードあるいは表示部3上に配置されたタッチパネル等の操作部で、入金処理や出金処理、締上げ処理、回収処理等を行うことを入力指示するためのキーや金額等を入力するためのテンキー等を備えている。
5はカードリーダ(カード読取部)で、当該現金処理装置の利用者であるレジ担当者や店長等が使用するIDカードの情報を読取る機能を有している。
レジ担当者用のIDカードには、レジ番号などのレジスタを特定する情報も記録されている。このレジ担当者用のIDカードは、レジスタ毎またはレジ担当者毎に用意され、レジ担当者毎に配布する場合、レジ担当者が複数のレジスタを操作するのであれば、使用するレジスタ毎にIDカードが与えられる。
6は伝票記録部(プリンタ)で、硬貨処理機1や紙幣処理機2で行われた入金処理や出金処理の金額、金種別枚数等を伝票に記録(印字)して出力するものである。
7は記憶部で、この記憶部7には後述する主制御部が実行する制御プログラムが格納されている他、後述する入金・出金処理履歴(入出金処理情報登録部)が格納され、入金処理及び出金処理毎に処理結果が追加、更新(登録)されるものとなっている。
8は記憶部7に格納された制御プログラムに基づいて現金処理装置全体の制御を行う主制御部で、硬貨処理機1及び紙幣処理機2で入出金処理が行われる毎にこの主制御部8により記憶部7の入金・出金処理履歴が更新されるものとなっており、更に主制御部8は必要に応じて各種の演算を行う演算部としても機能する。
次に硬貨処理機1及び紙幣処理機2について説明する。
硬貨処理機1は、レジスタから回収した硬貨を一括して受け入れる硬貨入金口11と、この硬貨入金口11に受け入れた硬貨を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、硬貨の金種等を鑑別すると共に鑑別した硬貨を金種毎に計数する硬貨鑑別部12と、この硬貨鑑別部12で鑑別計数された硬貨を一時保留する一時保留部13と、レジスタ用の釣銭として使用する硬貨を金種別に収納する釣銭用硬貨収納庫(釣銭用現金収納庫)14と、入金硬貨のうちの売上金を金種別に収納する硬貨回収庫(現金回収庫)15と、釣銭用の硬貨を出金するための硬貨出金庫16と、硬貨リジェクト口17と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて硬貨処理機1全体の動作制御を行う制御部18を有している。
ここで一時保留部13、釣銭用硬貨収納庫14、硬貨回収庫15、及び硬貨出金庫16は金種毎に分けて硬貨を集積、収納できるように内部が区切られている。
また、硬貨入金口11と硬貨鑑別部12との間には分離部により分離された硬貨を搬送する搬送ベルト等による搬送路が設けられ、釣銭用硬貨収納庫14と硬貨回収庫15及び硬貨出金庫16との間には、釣銭用硬貨収納庫14から排出される硬貨を硬貨回収庫15と硬貨出金庫16のいずれかに導く振分け手段と、通過する硬貨を金種毎に計数する計数手段が設けられている。
また、前記各釣銭用硬貨収納庫14に対しては、収納する硬貨の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された硬貨を収納するようになっている。
この釣銭用硬貨収納庫14にも硬貨を搬送路に繰出す繰出し手段が設けられている。
硬貨回収庫15は複数用意され、必要に応じて交換されるものとなっている。
一方、紙幣処理機2は、入金処理時にレジスタから回収した紙幣を一括して受け入れると共に出金処理時に釣銭としての紙幣を排出する紙幣入出金口21と、この紙幣入出金口21に受け入れた紙幣を1枚ずつ分離する図示しない分離部と、紙幣の金種等を鑑別すると共に鑑別した紙幣を金種毎に計数する紙幣鑑別部22と、この紙幣鑑別部22で鑑別計数された紙幣を集積して一時保留する一時保留部23と、レジスタ用の釣銭準備金として使用する金種(例えば、五千円、千円)の紙幣を金種別に収納する複数の釣銭用紙幣収納庫(釣銭用現金収納庫)24と、入金紙幣のうちの売上金を金種別に収納する複数の紙幣回収庫(現金回収庫)25と、紙幣リジェクト庫26と、これらの間で紙幣を搬送ベルト等で挟持して搬送する搬送路と、図示しない記憶部に格納された制御プログラムに基づいて紙幣処理機2全体の動作制御を行う制御部27を備えている。
尚、紙幣一時保留部23には紙幣を繰出す繰出し手段が設けられている。
前記各釣銭用紙幣収納庫24に対しては、収納する紙幣の金種毎に保管基準額が設定されており、その保管基準額を保つために入金処理された紙幣を収納するようになっている。
この釣銭用紙幣収納庫24にも紙幣の集積手段が紙幣を搬送路に繰出す繰出し手段と共に設けられている。
紙幣回収庫25は複数用意され、必要に応じて交換されるものとなっている。
また、硬貨処理機1の制御部18及び紙幣処理機2の制御部27は主制御部8の指示により硬貨処理機1及び紙幣処理機2を制御するものとなっている。
図2は記憶部7に記憶(登録)される履歴内容例を示す図で、同図(a)は入金・出金処理履歴、同図(b)は釣銭収納庫入出金履歴である。
図2(a)の入金・出金処理履歴は、図示したように通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、処理日時、区分、金額、金種、締上げ日時、突合せにより構成されており、通番のエリアには処理毎に付与される通し番号が書込まれ、カードNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったカードの番号が書込まれる。このカードNo.はカードを特定するための情報である。
レジNo.のエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったレジスタの番号が書込まれる。このレジNo.はレジスタ毎に集計する際に利用されるもので、本実施例では同一レジスタに対する出金処理と入金処理とを関連付ける関連付け情報として用いられる。
また、利用者IDのエリアにはレジ担当者のIDカードから読取ったID番号等が書込まれ、処理日時のエリアには入金または出金処理を行ったときの日付及び時刻が書込まれる。
区分のエリアには処理が入金であるか出金があるかを示す情報が書込まれ、金額のエリアには入金または出金処理の処理金額が書込まれる。
また、万、五千・・・一等の金種エリアには処理した金種毎の枚数がそれぞれ書込まれ、更に締上げ日時のエリアには締上げを行ったときの日時が書込まれる。この締上げ日時は、締上げ処理されたか否かを示す情報で、これが書込まれたものについては締上げ処理対象から除外される。
突合せのエリアには、入金処理の際に行われる突合せ処理により検索した出金処理に対して、入金処理が行われたことを示す「済」の情報が書込まれる。すなわち、入金処理の際に同一のレジNo.及びカードNo.の出金処理を検索して、その出金処理に対応する入金処理が行われたことを示す突合せ情報を突合せのエリアに記入する処理が突合せ処理として行われる。
図2(b)の釣銭収納庫入出金履歴は、通番、処理日時、区分、金種により構成されており、通番のエリアには処理毎に付与される通し番号が書込まれ、処理日時のエリアには釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に対して入出金処理を行った日付及び時刻が書込まれる。
また、区分のエリアには処理が入金であるか出金であるかを示す情報が書込まれ、更に万、五千・・・一等の金種エリアには処理した金種毎の入金枚数または出金枚数がそれぞれ書込まれる。
このようにした入金・出金処理履歴と釣銭収納庫入出金履歴を用いることで、釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内に収納されている硬貨及び紙幣の金種毎の有高を算出することが可能である。
すなわち、釣銭収納庫入出金履歴において、前記入金・出金処理履歴の最も新しい締上げ日時より後の処理日時に該当する金種毎の出金枚数と入金枚数を集計してその金種毎の差の枚数を、前記締上げ日時に釣銭準備金として釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納されていた硬貨及び紙幣の金種毎の枚数から減算すれば、現在の釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内に収納されている硬貨及び紙幣の金種毎の有高(枚数)を算出することができる。
上述した構成の作用について説明する。
尚、以下に説明において、主制御部8や制御部18、27による記憶部7等からの情報の読出しやそれに基づく制御については、必要な場合を除いて省略する。
まず、レジ担当者がレジスタに釣銭として補充する現金を出金させる場合の出金処理について説明する。
図3はその出金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
レジ担当者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、レジNo.を読取る(S1)。
また、レジ担当者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S2)。
主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S3)、レジ担当者に選択させる。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「出金」を選択すると、主制御部8は「出金」の選択を受付け(S4)、表示部3に出金金額入力画面を表示する。
この画面を見てレジ担当者が操作部4を操作して、出金金額(硬貨及び紙幣の金種毎の枚数)を入力すると、主制御部8はその入力金額を受付けて(S5)、その出金金額と硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納庫24内の現金を比較し、出金の可否を判断する(S6)。
釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内の現金の不足により出金不可と判断した場合、その旨のメッセージ画面を表示部3に表示して終了する。
出金可能な場合は、硬貨処理機1の釣銭用硬貨収納庫14及び紙幣処理機2の釣銭用紙幣収納庫24から前記の入力された金種の硬貨及び紙幣が繰出され、硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22で鑑別、計数され、硬貨出金庫16や紙幣入出金口21に出金される(S7)。
出金が終了すると主制御部8は今回の出金処理結果として通番、レジNo.、利用者ID、処理日時、区分、出金金額、金種別枚数等を記憶部7の入金・出金処理履歴(入出金処理情報登録部)に書込んで更新すると共に、釣銭収納庫入出金履歴に通番、処理日時、区分、金種別枚数等を書込んで更新し(S8)、更に伝票記録部6で処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する(S9)。
尚、入金・出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
次に、レジ担当者がレジスタから回収した現金を入金させる場合の入金処理について説明する。
図4はその入金処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
レジ担当者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分、レジNo.、カードNo.を読取る(S11)。
尚、出金の際に使用したIDカードを紛失したり、IDカードを破損する等の不具合が生じた場合、同一レジ用の他のカードを使用する。この場合カードNo.は異なるが、レジNo.は同一であるので、レジスタは特定することができる。
続いて、レジ担当者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S12)。
主制御部8はレジ担当者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、レジ担当者が操作可能な「出金」、「入金」等を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S13)、レジ担当者に選択させる。
ここでレジ担当者が操作部4を操作して「入金」を選択すると、主制御部8は「入金」の選択を受付ける(S14)。
硬貨処理機1及び紙幣処理機2は主制御部8の指示により、硬貨入金口11及び紙幣入出金口21に設けられているシャッタをそれぞれ開放して、レジ担当者がレジスタから回収してきた現金である硬貨及び紙幣を受入れ、硬貨鑑別部12及び紙幣鑑別部22で鑑別、計数して硬貨一時保留部13及び紙幣一時保留部23に一時保留する(S15)。
受入れたすべての硬貨及び紙幣を計数して一時保留すると、主制御部8は金種毎の枚数及び金額、全金種の合計額を計数結果として表示部3に表示し、レジ担当者に金額を確認させて収納の可否(OK/NG)を入力させる(S16)。
NGの場合、一時保留した硬貨は硬貨リジェクト口17から、紙幣は紙幣入出金口21からレジ担当者に返却して処理を終了する(S17)。
OKの場合、一時保留した硬貨及び紙幣の内、売上金の分を硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25に収納し、釣銭の分は釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納する(S18)。
硬貨回収庫15及び紙幣回収庫25への収納が終了すると、主制御部8は今回の処理結果として通番、レジNo.、カードNo.、利用者ID、区分、入金金額、金種別枚数等を記憶部7の入金・出金処理履歴(入出金処理情報登録部)に書込んで更新すると共に、釣銭収納庫入出金履歴に通番、処理日時、区分、金種別枚数等を書込んで更新するが(S19)、入金・出金処理履歴を更新する際、突合せ処理を行う。
この突合せ処理は、上述したように入金・出金処理履歴における同一レジスタのレジNo.、カードNo.に該当する直近の出金処理を検索して入金が行われたことを示す突合せ情報を記入する処理で、検索した出金処理に対して突合せのエリアに突合せ情報である「済」を記入する。
その後、伝票記録部6で入金処理結果を伝票に記録してレジ担当者に発行する(S20)。
尚、入金・出金処理履歴等の更新は伝票発行後に行うようにしてもよい。
次に、管理者による締上げ処理について説明する。
図5は締上げ処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
管理者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分を読取る(S21)。
また、管理者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S22)。
主制御部8は管理者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、管理者が操作可能な「有高確認」、「締上げ」等を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S23)、管理者に選択させる。
ここで管理者が操作部4を操作して「締上げ」を選択すると、主制御部8は「締上げ」の選択(締上げ要求)を受付ける(S24)。
そして、主制御部8は、記憶部7の入金・出金処理履歴から締上げ日時が未記入の入金処理の金額、締上げ日時が未記入で突合せ情報の「済」が記入された出金処理の金額を抽出して集計し、すべてのレジスタの出金合計額、入金合計額、売上金合計額、及びレジスタ毎の出金合計額、入金合計額、売上金合計額を演算し、その演算結果を締上げ処理結果として記憶部7に書込むと共に表示部3に表示する(S25)。
このように集計の際、出金処理の金額について締上げ日時が未記入で突合せ情報が記入されたもののみを抽出するようにしているため、レジスタ毎に今回の締上げ処理とその直近の入金処理つまり最後の入金処理との間で例えば翌日の釣銭に使うために行われた出金処理については抽出されないため、違算が生じることはない。
尚、IDカードに不具合が生じたことで他のIDカードを用いて入金処理した場合の集計結果の不具合を防止するためには、締上げ日時前の24時間以前の締上げ日時が未入力の出金処理の金額も併せて抽出して集計する。
続いて主制御部8は記憶部7の入金・出金処理履歴に締上げ処理日時を書込んで更新し(S26)、更に伝票記録部6で締上げの処理結果を伝票に記録して管理者に発行する(S27)。
次に、管理者による釣銭用現金の有高確認処理について説明する。
図6は釣銭用有高の確認処理の手順を示すフローチャートで、図中のSはステップを示し、以下このステップに従って説明する。
管理者が自分のIDカードを現金処理装置に設けられているカード挿入排出口に挿入すると、カードリーダ5がIDカードから利用者の区分を読取る(S31)。
また、管理者はカード挿入後、操作部4を操作して自分の個人ID(利用者ID)、パスワードを入力する(S32)。
主制御部8は管理者が入力した個人ID、パスワードを予め記憶部7等に登録されている個人ID、パスワードと照合し、正当性が確認された場合、IDカードから読取った利用者区分に基づき、管理者が操作可能な「有高確認」、「締上げ」等を選択するメニュー画面を表示部3に表示し(S33)、管理者に選択させる。
ここで管理者が操作部4を操作して「有高確認」を選択すると、主制御部8は「有高確認」の選択(有高確認要求)を受付ける(S34)。
これにより主制御部8は、記憶部7の入金・出金処理履歴と釣銭収納庫入出金履歴を参照して、現金処理装置に帰属する釣銭用現金の有高を確定する。
すなわち、主制御部8は、釣銭収納庫入出金履歴において、入金・出金処理履歴の最も新しい締上げ日時より後の処理日時に該当する金種毎の出金枚数と入金枚数を集計してその金種毎の差の枚数を、前記締上げ日時に釣銭準備金として釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納されていた硬貨及び紙幣の金種毎の枚数から減算することで、現在の釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内に収納されている硬貨及び紙幣の金種毎の有高(枚数)を算出する。そして、その算出した有高に入金・出金処理履歴の出金のうち、締上げ日時が記入されていて入金されていない出金つまり突合済みの情報が記入されていない出金の金種毎の枚数を加算することで、現金処理装置に帰属する釣銭用現金の有高を算出し、算出した釣銭用現金の有高を表示部3に表示する(S35)。
この表示内容を見て管理者が操作部4により確認入力を行うと、伝票記録部6で釣銭用現金の有高の内容つまり金種毎の枚数及び金額を伝票に記録して管理者に発行する(S36)。
以上説明した実施例によれば、管理者が操作部4で「有高確認」を選択すると、主制御部8が、記憶部7の釣銭収納庫入出金履歴において、入金・出金処理履歴の最も新しい締上げ日時より後の処理日時に該当する金種毎の出金枚数と入金枚数を集計してその金種毎の差の枚数を、前記締上げ日時に釣銭準備金として釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24に収納されていた硬貨及び紙幣の金種毎の枚数から減算することで、現在の釣銭用硬貨収納庫14及び釣銭用紙幣収納庫24内に収納されている硬貨及び紙幣の金種毎の有高(枚数)を算出し、その算出した有高に入金・出金処理履歴の出金のうち、締上げ日時が記入されていて入金されていない出金つまり突合せ情報が記入されていない出金の金種毎の枚数を加算することで、現金処理装置に帰属する釣銭用現金の有高を算出するようにしているため、現金処理装置に帰属する釣銭用現金の有高を現金処理装置自身で確定することが可能になり、そのため管理者は任意のときに現金処理装置に帰属する釣銭用現金の有高を容易に確認することができるという効果が得られる。
尚、上述した実施例では、レジNo.はIDカードには記録するものとしたが、レジNo.はIDカードには記録せず、個人IDと関連付けて記憶するようにしてもよく、画面入力させることも可能である。
実施例の構成を示すブロック図 記憶部に記憶される履歴内容例を示す図 出金処理の手順を示すフローチャート 入金処理の手順を示すフローチャート 締上げ処理の手順を示すフローチャート 釣銭用現金の有高確認処理の手順を示すフローチャート
符号の説明
1 硬貨処理機
2 紙幣処理機
3 表示部
4 操作部
5 カードリーダ
6 伝票記録部
7 記憶部
8 主制御部
11 硬貨入金口
12 硬貨鑑別部
13 硬貨一時保留部
14 釣銭用硬貨収納庫
15 硬貨回収庫
16 硬貨出金庫
17 硬貨リジェクト口
18 制御部
21 紙幣入出金口
22 紙幣鑑別部
23 紙幣一時保留部
24 釣銭用紙幣収納庫
25 紙幣回収庫
26 紙幣リジェクト庫
27 制御部

Claims (1)

  1. 小売店の店舗に設置されたレジスタに収納するための現金を釣銭用現金収納庫から出金する出金機能と、レジスタから回収した現金のうち前記出金した釣銭の分を前記釣銭用現金収納庫に収納すると共に残りの分を現金回収庫に収納する入金機能とを備えた現金処理装置において、
    出金処理した現金の金種毎の枚数、入金処理した現金の金種毎の枚数、及び出金に対して入金が行われたことを示す突合せ情報を入金・出金処理履歴として記憶すると共に、前記釣銭用現金収納庫から出金された現金及び入金された金種毎の枚数を釣銭収納庫入出金履歴として記憶する記憶部を備え、
    釣銭用現金の有高確認処理が選択されたとき、前記記憶部の入出金処理履歴の突合せ情報が記入されていない出金の金種毎の枚数と、釣銭収納庫入出金履歴から釣銭用現金の有り高を算出することを特徴とする現金処理装置。
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