JP2016122233A - 現金処理装置および現金処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】障害復旧動作に伴う現金返却のセキュリティを向上することが可能な、新規かつ改良された現金処理装置および現金処理方法を提供する。
【解決手段】現金処理装置であって、前記現金処理装置の操作者を認証する認証部と、前記認証部による認証が成功したことに基づき、前記現金処理装置の障害復旧動作時に所定領域に残留する現金の返却処理を制御する制御部と、を備える、現金処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、現金処理装置および現金処理方法に関する。
近年、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設において、売上金等の現金を処理する現金処理装置が設置されている。オペレータは、この現金処理装置において、各種操作を行うことにより、入金、出金などの取引を行う事ができる。
現金処理装置において紙幣詰まりのような障害が発生した場合、オペレータは、復旧動作を指示するための復旧ボタンの選択、または、電源OFF/ON操作により、現金処理装置に障害復旧動作を行わせることができる。なお、現金処理装置の電源ON時の動作については例えば特許文献1に開示されている。
特開2013−257622号公報
しかし、障害復旧動作時に一時保留部や硬貨出金箱などの所定領域に現金が残留している場合、従来の現金処理装置は、残留現金を自動的に返却していた。このため、従来の現金処理装置では、第三者が障害復旧動作を指示し、障害復旧動作の実施に伴って自動的に返却された現金を第三者が盗難する恐れがあった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、障害復旧動作に伴う現金返却のセキュリティを向上することが可能な、新規かつ改良された現金処理装置および現金処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、現金処理装置であって、前記現金処理装置の操作者を認証する認証部と、前記認証部による認証が成功したことに基づき、前記現金処理装置の障害復旧動作時に所定領域に残留する現金の返却処理を制御する制御部と、を備える現金処理装置が提供される。
また、前記現金処理装置は、表示部をさらに備え、前記制御部は、前記現金処理装置の障害復旧動作時に前記所定領域に現金が残留していることに基づき、前記操作者による認証操作を誘導する認証誘導画面を前記表示部に表示させてもよい。
また、前記制御部は、所定種別の取引において前記現金処理装置の障害が発生したことに基づき、かつ、前記現金処理装置の障害復旧動作時に前記所定領域に現金が残留していることに基づき、前記認証誘導画面を前記表示部に表示させ、前記認証部による認証が成功したことに基づき前記現金の返却処理を制御し、前記所定種別以外の取引において前記現金処理装置の障害が発生したことに基づき、前記認証誘導画面の表示および前記認証部による認証無しに、前記現金の返却処理を制御してもよい。
また、前記現金処理装置は、前記制御部により制御された前記現金の返却処理の内容を示す情報を印字する印字部をさらに備えてもよい。
また、前記現金処理装置は、前記制御部は前記認証部による認証が成功したことに基づき前記現金の返却処理を制御した場合、前記現金の返却処理に関連付けて前記認証部により認証された前記操作者を示す情報を記憶する記憶部をさらに備えてもよい。
また、前記制御部は、前記所定領域に残留する現金を排出口へ排出する返却処理を制御してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、現金処理装置の操作者を認証することと、前記操作者の認証が成功したことに基づき、前記現金処理装置の障害復旧動作時に所定領域に残留する現金の返却処理を制御することと、を含む現金処理方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、障害復旧動作に伴う現金返却のセキュリティを向上することが可能である。
本実施形態による現金処理装置の構成を示す説明図である。 障害復旧時の流れを説明する画面遷移図である。 障害復旧時の流れを説明する画面遷移図である。 本実施形態による現金処理装置の構成を示す説明図である。 本実施形態による現金処理装置の第1の動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態による障害復旧時における残留現金返却の流れを説明する画面遷移図である。 本実施形態による返却レシートの一例を示す図である。 本発明の実施形態による現金処理装置の第2の動作例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
本発明は、本明細書において説明するように、多様な形態で実施され得る。また、本発明の実施形態による現金処理装置(10)は、
A.前記現金処理装置の操作者を認証する認証部(171)と、
B.前記認証部による認証が成功したことに基づき、前記現金処理装置の障害復旧動作時に所定領域に残留する現金の返却処理を制御する制御部(17)と、
を備える。
以下では、まず、このような本発明の実施形態による現金処理装置の基本構成について図1を参照して説明する。なお、本発明の実施形態による現金処理装置は、例えば小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設に設置される現金処理装置に適用される。
<1.現金処理装置の基本構成>
図1は、本実施形態による現金処理装置10の構成を示す説明図である。図1に示したように、本実施形態による現金処理装置10は、紙幣投入口1と、紙幣一時保留部2と、紙幣鑑別部3と、万券カセット4と、五千券カセット5と、千券カセット6と、回収カセット7と、リジェクト部8と、硬貨投入口20と、硬貨鑑別部21と、硬貨一時保留部22と、硬貨返却部23と、出金ホッパ24と、硬貨回収庫25と、硬貨出金箱26と、カードリーダ部13と、印字部14と、操作表示部15と、電源スイッチ19と、を備える。
紙幣投入口1は、現金処理装置10に入金される紙幣が投入される投入口である。また、紙幣投入口1は、紙幣の出金口でもあり、紙幣投入口1から売上入金の取り消しにより返却される紙幣、出金される紙幣、および紙幣鑑別部3により正常ではないとしてリジェクトされた紙幣が出金される。
紙幣一時保留部2には、入金計数時および売上金作成時に、一時的に紙幣が集積される。また、紙幣鑑別部3は、投入された紙幣が正常な紙幣であるか否かを各種センサによって鑑別する。
万券カセット4、五千券カセット5、および千券カセット6は、それぞれ万券、五千券、および千券の紙幣を収納するリサイクルカセットである。具体的には、万券カセット4、五千券カセット5、および千券カセット6(各紙幣カセット)には、バラ状態の各種紙幣が釣銭準備金として収納される。また、各紙幣カセットには、売上として入金され、紙幣鑑別部3で正常と鑑別された各種紙幣が収納される。さらに、釣銭出金時には、各紙幣カセットから各種紙幣が出金される。
回収カセット7は、売上回収のためのカセットである。具体的には、回収カセット7には、精算集計時に、各紙幣カセットから移動された紙幣が売上金として収納される。
リジェクト部8には、紙幣鑑別部3によって正常な紙幣ではないと鑑別された紙幣、すなわちリジェクトされた紙幣が集積される。具体的には、リジェクト部8には、売上入金時に紙幣一時保留部2から各紙幣カセットに紙幣を搬送する過程で紙幣鑑別部3によってリジェクトされた紙幣、各紙幣カセットから釣銭出金を行う過程で紙幣鑑別部3によってリジェクトされた紙幣、精算集計時に各紙幣カセットから回収カセット7に紙幣を搬送する過程で紙幣鑑別部3によってリジェクトされた紙幣などが集積される。
硬貨投入口20は、硬貨が投入される開口である。また、硬貨鑑別部21は、投入された硬貨が正常な硬貨であるか否かを各種センサによって鑑別する。さらに、硬貨一時保留部22には、入金計数時および精算集計時に、一時的に硬貨が集積される。
硬貨返却部23は、硬貨の返却口であり、計数が行われた硬貨、売上入金の取り消しがなされた硬貨が返却される。また、出金ホッパ24には、売上入金によって投入された各種硬貨が収納されており、釣銭出金時には出金ホッパ24から各種硬貨が出金される。
硬貨回収庫25は、売上回収のためのカセットである。具体的には、硬貨回収庫25には、精算集計時に出金ホッパ24から移動された硬貨が売上金として収納される。また、硬貨出金箱26は、釣銭出金時に硬貨を出金するための硬貨出金口である。
カードリーダ部13は、レジカードやIDカード等に書き込まれた情報を読み取る。レジカードやIDカード等に書き込まれる情報として、例えば、カードを利用するオペレータを識別するための情報、および許可されている取引の種類を示す情報が挙げられる。このカードリーダ部13から読み取られる情報が事前に登録されている情報と一致する場合、現金処理装置10の利用が許可される。なお、現金処理装置10は、カードリーダ部13に加えて、あるいはカードリーダ部13に代えて、指紋認識を行う指紋認識部、または暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力部を有してもよい。
印字部14は、取引終了後に取引内容を印字した明細票(レシート)を排出する。
操作表示部15は、オペレータ操作を検出する操作部としての機能、および各種画面を表示する表示部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、表示部および操作部の機能は分離して構成されてもよい。
電源スイッチ19は、現金処理装置10の電源ON/OFFを制御するためのスイッチである。電源スイッチ19は、障害発生時にイニシャル動作による復旧を行うためにも利用され得る。
以上のような構成を有する現金処理装置10は、「釣銭出金」、「売上入金」、「計数」、「補充」、「抜き取り」、「清算集計」、「回収」、「精査」の各種取引を行う。具体的には、現金処理装置10は、操作表示部15にメニュー画面を表示し、メニュー画面に含まれる各種取引の選択ボタンからオペレータにより選択された取引を実行する。なおメニュー画面は、事前に登録済みのレジカートやIDカードをカードリーダ部13により読みこみ、現金処理装置10に認証されると操作表示部15に表示される。
(釣銭出金)
釣銭出金は、各紙幣カセットおよび出金ホッパ24から釣銭準備金を出金するための処理である。例えば、メニュー画面においてオペレータにより「釣銭出金」ボタンが選択されると、操作表示部15は、事前に登録された出金量(金種と枚数)または金種ごとの出金量を入力可能な出金量入力画面を表示する。そして、現金処理装置10は、オペレータの操作に従って、レジの釣銭用紙幣と硬貨を出金する。
(売上入金)
売上入金は、レジから回収された紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ24に収納するための処理である。例えば、メニュー画面においてオペレータにより「売上入金」ボタンが選択されると、現金処理装置10は、紙幣投入口1および硬貨投入口20のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部15に表示する。その後、現金処理装置10は、紙幣投入口1および硬貨投入口20から投入された紙幣および硬貨を計数し、紙幣鑑別部3により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部2に集積し、硬貨鑑別部21により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部22に集積する。また、紙幣鑑別部3によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口1から返却され、硬貨鑑別部21によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部23から返却される。また、操作表示部15は、計数により得られた入金合計金額を表示する。そして、オペレータにより入金合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部2から紙幣カセットに紙幣が搬送され、紙幣カセットが当該紙幣を収納する。同様に、硬貨一時保留部22から出金ホッパ24に硬貨が搬送され、出金ホッパ24が当該硬貨を収納する。なお、紙幣および硬貨の収納時点で売上(入金合計が出金合計を上回る金額)が発生している場合、高額な紙幣が優先的に回収カセット7に収納される。
(計数)
計数は、投入された紙幣および硬貨の計数を行った後、紙幣および硬貨を返却する処理である。例えば、メニュー画面においてオペレータにより「計数」ボタンが選択されると、現金処理装置10は、紙幣投入口1および硬貨投入口20のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部15に表示する。その後、現金処理装置10は、紙幣投入口1および硬貨投入口20から投入された紙幣および硬貨を計数し、紙幣鑑別部3により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部2に集積され、硬貨鑑別部21により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部22に集積される。また、紙幣鑑別部3によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口1から返却され、硬貨鑑別部21によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部23から返却される。また、操作表示部15は、計数により得られた入金合計金額を表示する。そして、オペレータにより入金合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部2の紙幣が紙幣投入口1から返却され、硬貨一時保留部22の硬貨が硬貨返却部23から返却される。
(補充)
補充は、釣銭用の紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ24に補充するための処理である。例えば、メニュー画面においてオペレータにより「補充」ボタンが選択されると、現金処理装置10は、紙幣投入口1および硬貨投入口20のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部15に表示する。そして、紙幣投入口1および硬貨投入口20に紙幣および硬貨が投入されると、現金処理装置10は、投入された紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ24に収納するための制御を行う。
(抜き取り)
抜き取りは、現金精査のために現金処理装置10内の全ての紙幣・硬貨、若しくは、入金過多で溢れそうになった(フル検知された)紙幣カセットの紙幣や出金ホッパ24の硬貨を、紙幣投入口1や硬貨出金箱26に出金して抜き取る処理である。
(精算集計)
精算集計は、それまでの出金および入金取引を集計し、売上額(入金合計―出金合計)を算出する処理である。例えば、メニュー画面においてオペレータにより「精算集計」ボタンが選択されると、現金処理装置10は、売上額と既に回収カセット7に収納した紙幣額との差分を売上移動金額として算出する。そして、現金処理装置10は、高額券の紙幣を優先して紙幣カセットから回収カセット7に移動させ、出金ホッパ24から硬貨を回収カセット7に移動させ、売上金を作成するための制御を行う。
(回収)
回収は、オペレータによる売上金の回収を可能とするための処理である。例えば、メニュー画面においてオペレータにより「売上回収」ボタンが選択されると、現金処理装置10は装置扉を解錠し、回収カセット7の脱着誘導を操作表示部15に表示する。回収カセット7が脱着され、売上金がオペレータにより回収され、空の回収カセット7がセットされると、処理が完了する。オペレータは、回収した売上金を例えば金融機関などに入金する。
(精査)
精査は、現金処理装置10内の有高を確認するための処理である。例えば、メニュー画面においてオペレータにより「精査」ボタンが選択されると、制御部150は、現金処理装置10の装置扉を解錠し、紙幣カセットからの紙幣の取り出し、および出金ホッパ24からの硬貨の取り出しを誘導する画面を操作表示部15に表示する。その後、オペレータにより紙幣および硬貨の取り出しが行われ、装置扉が閉められると、操作表示部15は、紙幣および硬貨の投入を誘導する画面を表示する。そして、現金処理装置10は、紙幣投入口1および硬貨投入口20から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部3により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部2に集積され、硬貨鑑別部21により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部22に集積される。また、紙幣鑑別部3によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口1から返却され、硬貨鑑別部21によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部23から返却される。また、操作表示部15は、計数により得られた合計金額を表示する。オペレータにより合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部2から紙幣カセットに紙幣が搬送され、紙幣カセットが当該紙幣を収納する。同様に、硬貨一時保留部22から出金ホッパ24に硬貨が搬送され、出金ホッパ24が当該硬貨を収納する。
<2.本発明の背景>
以上説明した全ての取引の過程で、紙幣詰まりのような障害が発生した場合、オペレータは、復旧動作を指示するための復旧ボタンの選択、または、電源スイッチ19による電源OFF/ON操作により、現金処理装置に障害復旧動作を行わせる。
しかし、障害復旧動作時に紙幣/硬貨一時保留部や硬貨出金箱、硬貨返却箱などの所定領域に現金が残留している場合、従来の現金処理装置は、残留現金を自動的に返却していた。このため、従来の現金処理装置では、第三者が障害復旧動作を指示し、障害復旧動作の実施に伴って自動的に返却された現金を第三者が盗難する恐れがあった。
また、装置内の現金としてカウンタ登算(カウンタの更新)が行われている場合、返却した現金を装置に補充しなければならないが、管理者以外の担当者が誤って入金してしまうと二重登算となってしまい、「清算集計」における集計結果が合わなくなってしまう。
ここで、具体的に障害復旧時の流れについて図2を参照して説明する。障害発生時には、図2の上段に示すような障害画面に含まれる復旧ボタン41の押下、または電源スイッチの押下により復旧が行われる。復旧ボタン41が押下された場合、現金処理装置は、図2の中段左側に示すような復旧中画面を操作表示部15に表示してイニシャル動作を実施する。また、電源スイッチにより電源OFF/ONされた場合、現金処理装置は、図2の中段右側に示すような起動中画面を操作表示部15に表示してイニシャル動作を実施する。
そして、正常に復旧すると、現金処理装置は、装置内に残留現金がない場合は図2の下段に示すような待機中画面を操作表示部15に表示する。一方、残留現金がある場合、現金処理装置は、図3の上段に示す返却中画面を操作表示部15に表示して残留現金の返却を行い、紙幣投入口1および硬貨出金箱からの現金の受取をオペレータに促す誘導画面を表示する。
この時、特に権限を持たない第三者でも残留現金を受け取れるため、セキュリティを保てずに現金を盗難される恐れがあった。また、返却した現金が装置に補充されなければ「清算集計」の集計結果が違算となってしまう。
そこで、本件発明者は、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本発明の実施形態によれば、障害復旧動作に伴う現金返却のセキュリティを向上することが可能である。以下、このような本発明の実施形態による現金処理装置10の構成および動作について順次詳細に説明する。
<3.現金処理装置の構成>
図4は、本実施形態による現金処理装置10の構成を示す説明図である。図4に示したように、本実施形態による現金処理装置10は、紙幣処理部11、硬貨処理部12、カードリーダ部13、印字部14、操作表示部15、制御部17、および記憶部18を有する。
硬貨処理部12は、硬貨投入口20から投入される入金硬貨を鑑別、計数して硬貨収納部(出金ホッパ24)に収納する入金処理、および指定された金種、金額の硬貨を硬貨収納部(出金ホッパ24)から繰り出して鑑別、計数した後、硬貨出金箱26から出金する出金処理を行う。また、硬貨処理部12は、上述したように、さらに硬貨一時保留部22、硬貨返却箱23、および硬貨回収庫25を有する。
カードリーダ部13は、カード挿入排出口(不図示)から挿入された管理者や操作者のカードからデータを読み取り、装置へのログインやオペレータ認識等を行う。また、カードリーダ部13は、取引終了後にカード挿入排出口からカードを排出する。
印字部14は、取引終了後に取引内容を印字した明細票(レシート)を排出する。
操作表示部15は、管理者や操作者の操作を検出する操作機能と、操作画面や取引内容を表示する表示機能とを有する。操作機能は、例えばタッチパネルおよびテンキーにより実現される。また、表示機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。
なお、図1においては表示機能と操作機能が一体的に構成される例(すなわちタッチパネルディスプレイ)を示しているが、表示機能および操作機能は分離して構成されてもよい。
制御部17は、記憶部18に格納されている制御プログラムに基づいて現金処理装置10の各構成を制御する。また、制御部17は、記憶部18に格納されている画面を操作表示部15に表示して各種の取引を遂行する。例えば、制御部17は、メニュー画面を操作表示部15に表示させ、メニュー画面において操作者により選択された処理を制御する。
さらに、本実施形態による制御部17は、認証部171としても機能する。認証部171は、例えばカードリーダ部13で読み取った管理者カードの情報に基づいて管理者の認証を行う。
記憶部18は、取引時における入力データ等を記憶する他、現金処理装置10の動作を制御するための制御プログラムが格納されている。また、取引選択画面、各取引における処理ステップ毎の案内画面、および入力画面等も記憶部18に格納されている。
紙幣処理部11は、紙幣投入口1から投入される入金紙幣を鑑別、計数して紙幣収納部に収納する入金処理、および指定された金種、金額の紙幣を紙幣収納部から繰り出して鑑別、計数した後、紙幣投入口1から出金する出金処理を行う。また、紙幣処理部11は、紙幣投入口1に誤って投入された硬貨等の異物をリジェクト部8から返却する。
(現金処理装置の説明の補足)
なお、現金処理装置10は、オフラインで運用されてもよいし、店舗会計システムなどの上位サーバと連携してオンラインで運用されてもよい。現金処理装置10は、オンラインで運用される場合、LANなどで接続される上位サーバに対して各処理の結果を電文として送信する。
また、現金処理装置10は多くの処理に対応しているので、全ての処理に対応する選択ボタンを1または2以上のメニュー画面に配置すると、オペレータが所望の処理に対応する選択ボタンを探すのに手間がかかる。そこで、カードリーダ部13により読み取られた情報から特定されるオペレータの権限に応じて、メニュー画面の構成を変化させてもよい。例えば、メニュー画面が複数画面で構成される場合、オペレータによる選択頻度が高い処理の選択ボタンを複数画面のうちで最初に表示される画面に配置してもよい。または、オペレータが一部の処理を行う権限しか有さない場合、オペレータが行う権限を有する処理に対応する選択ボタンを拡大表示してもよい。かかる構成により、メニュー画面の視認性および操作性を改善することが可能である。
また、現金処理装置10が電源OFFである間に現金処理装置10の扉が開けられた場合、現金処理装置10は、不正な操作があったことをポップアップ画面やブザーで警告してもよい。かかる構成により、現金処理装置10のセキュリティが向上する。
<4.現金処理装置の動作>
上記構成による現金処理装置10は、取引時において、紙幣詰まり等により障害が発生した場合の障害復旧動作に伴う現金返却のセキュリティを向上することが可能となる。以下、このような現金処理装置10の束出金時の動作処理について、図5〜図8を参照して具体的に説明する。
(4−1.第1の動作処理)
図5は、本実施形態による現金処理装置10の第1の動作処理を示すフローチャートである。図5に示すように、まずステップS204において、現金処理装置10の制御部17は、取引処理中に障害が発生すると、操作表示部15に、図2の上段に示す障害画面を表示する。
次に、ステップS208において、制御部17は、復旧ボタン41が選択されると、障害復旧動作を開始する。
次いで、ステップS212において、制御部17は、障害復旧動作を開始する。障害復旧動作の間、操作表示部15は図2の中段左に示す復旧中画面を表示する。なお障害復旧動作は、復旧ボタン41の選択に限定されず、例えば電源スイッチ19の押下に応じて行ってもよい。この場合、操作表示部15は、電源スイッチ19の押下による装置の起動中に、図2の中段右に示す起動中画面を表示する。
続いて、装置が正常に復旧すると、ステップS216において、制御部17は、現金処理装置10内の所定領域に現金の残留があるか否かを判断する。装置内の所定領域とは、例えば紙幣一時保留部2、紙幣投入口1、硬貨一時保留部22、硬貨返却箱23、硬貨出金箱26である。
次に、現金の残留がある場合(S216で「Yes」)、ステップS220において、操作表示部15は、図6の上段に示す認証誘導画面を表示する。オペレータは、認証誘導画面に従って、管理者カードをカードリーダ部13に通す。
次いで、認証が成功した場合(S224で「Yes」)、ステップS228において、制御部17は、残留現金を返却するよう制御する。例えば、制御部17は、硬貨出金箱26、硬貨返却箱23、および硬貨一時保留部22の残留硬貨を返却する。なお硬貨一時保留部22の残留硬貨は、硬貨返却箱23に移動して返却されるので、硬貨返却箱23にある残留硬貨を受け取らせた後に、硬貨一時保留部22の残留硬貨を移動して受け取らせる。また、制御部17は、紙幣投入口1、紙幣一時保留部2の残留紙幣を返却する。なお紙幣一時保留部2の残留紙幣は、紙幣投入口1に移動して返却されるので、紙幣投入口1にある残留紙幣を受け取らせた後に、紙幣一時保留部2の残留紙幣を移動して受け取らせる。また、操作表示部15は、残留現金の返却中には(例えば一時保留部の残留現金の移動中等)図6の中段に示す返却中画面を表示し、現金排出後には図6の下段に示す現金の受け取りを促す受取誘導画面を表示する。
次に、ステップS232において、制御部17は、印字部14により返却内容を印字したレシートを排出させる。ここで、図7に返却レシートの一例を示す。返却レシートには、現金返却の取引日時、処理通番、取扱者、返却額、および内訳(金種・枚数)が印字される。また、制御部17は、返却に関する情報を取引ログとして記憶部18に記憶し、どの管理者に返却したかを特定できるようにする。取引ログには、管理者名およびカード番号等が含まれる。これにより、複数の管理者がいる場合でも、誰が残留現金を受け取ったかを特定することができ、管理者による現金の盗難を防止できると共に、違算の事後調査が容易になる。
最後に、ステップS236において、操作表示部15は、図2の下段に示す待機画面を表示する。
以上のように、第1の動作処理によれば、装置内に残留現金がある場合には、管理者の認証を行った上で残留現金を返却することで、第三者の現金受け取りを防止し、セキュリティを向上する。
また、返却現金を装置内の現金としてカウンタ登算している場合は、返却した残留現金の装置内への補充が必要となるが、管理者に現金を返却することで確実に補充させることができ、「清算集計」での違算を防止することができる。すなわち、管理者は装置、現金の管理を任されている人物であって、残留現金の処置を正しく理解しているため、確実に補充することができる。
(4−2.第2の動作処理)
上記第1の動作処理では、残留現金を返却する場合に管理者の認証を行っていたが、第2の動作処理では、残留現金を返却する場合に、取引中のどの時点で障害が発生したかに応じて、管理者の認証が必要な場合と不要な場合とを判断することで、操作者の手間を省く。以下、図8を参照して具体的に説明する。
図8は、本実施形態による現金処理装置10の第2の動作処理を示すフローチャートである。まず、図8に示すステップS204〜S216では、図5に示す同ステップと同様の処理が行われるため、ここでの詳細説明は省略する。
次に、現金の残留がある場合(S216で「Yes」)、ステップS217において、制御部17は、収納または出金中の障害であるか否かを判断する。すなわち、収納処理または出金処理の場合、残留現金は装置内の現金として登算されるため、返却した残留現金が現金処理装置10に確実に返却されないと、後の「清算集計」で違算が発生する。
次いで、収納または出金中の障害である場合(S217で「Yes」)、ステップS20〜S228において、管理者認証を行った上で残留現金の返却処理を行う。
一方、収納または出金中の障害でない場合(S217で「No」)、ステップS218において、管理者認証を行わずに残留現金の返却処理を行う。収納または出金中の障害でない場合(例えば計数中の場合)は、残留現金は装置内の現金としてカウンタ登算されていないため、返却した残留現金を現金処理装置10に返却する必要がない。したがって、管理者のカード承認を行わずに残留現金を返却しても、後の「清算集計」で違算が発生することはない。
続くステップS232およびS236では、図5に示す同ステップと同様の処理が行われる。
以上のように、第2の動作処理によれば、装置内の現金としてカウンタ登算しない取引における障害発生時の残留現金の返却は、管理者認証を必要とせずに自動的に誰でも受け取れるように行うことで、管理者が不在の時でも障害復旧ができ、セキュリティを保ちながら運用を中断しなくて済むという効果を有する。
<5.むすび>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、障害復旧動作に伴う現金返却のセキュリティを向上することが可能である。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の現金処理装置10の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、現金処理装置10の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、現金処理装置10に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した現金処理装置10の制御部17と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
1 紙幣投入部
2 紙幣一時保留部
3 紙幣鑑別部
4 万券カセット
5 五千券カセット
6 千券カセット
7 回収カセット
8 リジェクト部
10 現金処理装置
11 紙幣処理部
12 硬貨処理部
13 カードリーダ部
14 印字部
15 操作表示部
17 制御部
171 認証部
18 記憶部
19 電源スイッチ
20 硬貨投入口
21 硬貨鑑別部
22 硬貨一時保留部
23 硬貨返却部
24 出金ホッパ
25 硬貨回収庫
26 硬貨出金箱

Claims (7)

  1. 現金処理装置であって、
    前記現金処理装置の操作者を認証する認証部と、
    前記認証部による認証が成功したことに基づき、前記現金処理装置の障害復旧動作時に所定領域に残留する現金の返却処理を制御する制御部と、
    を備える、現金処理装置。
  2. 前記現金処理装置は、表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記現金処理装置の障害復旧動作時に前記所定領域に現金が残留していることに基づき、前記操作者による認証操作を誘導する認証誘導画面を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の現金処理装置。
  3. 前記制御部は、
    所定種別の取引において前記現金処理装置の障害が発生したことに基づき、かつ、前記現金処理装置の障害復旧動作時に前記所定領域に現金が残留していることに基づき、前記認証誘導画面を前記表示部に表示させ、前記認証部による認証が成功したことに基づき前記現金の返却処理を制御し、
    前記所定種別以外の取引において前記現金処理装置の障害が発生したことに基づき、前記認証誘導画面の表示および前記認証部による認証無しに、前記現金の返却処理を制御する、請求項2に記載の現金処理装置。
  4. 前記現金処理装置は、前記制御部により制御された前記現金の返却処理の内容を示す情報を印字する印字部をさらに備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の現金処理装置。
  5. 前記現金処理装置は、前記制御部は前記認証部による認証が成功したことに基づき前記現金の返却処理を制御した場合、前記現金の返却処理に関連付けて前記認証部により認証された前記操作者を示す情報を記憶する記憶部をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の現金処理装置。
  6. 前記制御部は、前記所定領域に残留する現金を排出口へ排出する返却処理を制御する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の現金処理装置。
  7. 現金処理装置の操作者を認証することと、
    前記操作者の認証が成功したことに基づき、前記現金処理装置の障害復旧動作時に所定領域に残留する現金の返却処理を制御することと、
    を含む、現金処理方法。
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