JP6776831B2 - 現金処理装置 - Google Patents

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本発明は、現金処理装置に関する。
近年、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設において、売上金を入金し、釣銭準備金を出金する現金処理装置が設置されている。現金処理装置は、金種ごとの出金枚数の指定に基づいて出金を行う金種枚数指定出金、および登録された出金パターンで出金を行うパターン出金の機能を有する。パターン出金によれば、使用頻度の高い出金パターンの登録により、出金効率を高めることが可能である。なお、パターン出金については、例えば特許文献1に開示されている。
特開2014−164621号公報
しかし、現金処理装置の操作者は、装置内にパターン出金を行うために必要な現金が不足していることに、出金操作の後のエラー表示により気付くという問題があった。出金操作前に装置内の現金量を照会取引で確認することは可能であるが、出金パターンと装置内の現金量を金種ごとに比較することは煩雑であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、操作者が各出金パターンによる出金の可否を容易に認識することが可能な、新規かつ改良された現金処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、現金収納部における金種ごとの現金の収納量を管理する管理部と、1または2以上の金種ごとの出金量を示す複数の出金パターンを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された複数の出金パターンの各々と前記管理部により管理される前記金種ごとの現金の収納量とを比較し、比較の結果に基づき、前記複数の出金パターンの各々について、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する制御部と、を備え、1の出金パターンに従う出金が可能である場合、前記情報表示は、前記出金パターンに従う出金を行うことが可能な回数をさらに示す、現金処理装置が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、現金収納部における金種ごとの現金の収納量を管理する管理部と、1または2以上の金種ごとの出金量を示す複数の出金パターンを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された複数の出金パターンの各々と前記管理部により管理される前記金種ごとの現金の収納量とを比較し、比較の結果に基づき、前記複数の出金パターンの各々について、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する制御部と、を備え、前記情報表示は、前記複数の出金パターンの各々について、前記各出金パターンに従う出金が可能であるか否かに応じて異なる態様で表現されるアイコン表示を含み、1の出金パターンに従う出金が可能である場合、前記アイコン表示は、さらに前記出金パターンに従う出金を行うことが可能な回数に応じた態様で表現される、現金処理装置が提供される。上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、現金収納部における金種ごとの現金の収納量を管理する管理部と、1または2以上の金種ごとの出金量を示す複数の出金パターンを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された複数の出金パターンの各々と前記管理部により管理される前記金種ごとの現金の収納量とを比較し、比較の結果に基づき、前記複数の出金パターンの各々について、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する制御部と、を備え、前記制御部は、少なくともいずれかの出金パターンに対応する1または2以上の金種ごとの出金量に対して前記現金の収納量が不足する場合、金種ごとの補充量を示す補充案内表示を生成する、現金処理装置が提供される。上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、現金収納部における金種ごとの現金の収納量を管理する管理部と、1または2以上の金種ごとの出金量を示す複数の出金パターンを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された複数の出金パターンの各々と前記管理部により管理される前記金種ごとの現金の収納量とを比較し、比較の結果に基づき、前記複数の出金パターンの各々について、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する制御部と、を備え、前記制御部は、少なくともいずれかの出金パターンにより出金を行うことが可能な回数が所定回数未満である場合、いずれの出金パターンによる出金も前記所定回数以上行うことを可能とするための金種ごとの補充量を示す補充案内表示を生成する、現金処理装置が提供される。

前記制御部は、ログイン画面を表示部に表示させ、前記情報表示を前記ログイン画面に配置してもよい。
前記制御部は、前記各出金パターンに対応する前記1または2以上の金種ごとの出金量を示す照会画面を表示部に表示させ、前記情報表示を前記照会画面に配置してもよい。
前記制御部は、いずれかの出金パターンでの出金を操作者が指示するための出金画面を前記表示部に表示させ、前記情報表示を前記出金画面に配置してもよい。
前記制御部は、操作者による操作に基づき、前記情報表示を含む画面と、前記補充案内表示を含む画面との間で画面遷移を行ってもよい。
前記現金処理装置は、前記情報表示を印刷する印刷部をさらに備えてもよい。
以上説明したように本発明によれば、操作者が各出金パターンによる出金の可否を容易に認識することが可能である。
本発明の実施形態による現金処理装置の構成を示す説明図である。 操作表示部に表示されるメニュー画面の具体例を示す説明図である。 出金方法の選択画面の一例を示す説明図である。 装置内在高の照会画面の一例を示す説明図である。 装置内在高と出金パターンの一例を示す説明図である。 パターン出金の可否に関する情報表示を含むログイン画面の具体例を示す説明図である。 変形例によるログイン画面を示す説明図である。 パターン出金の可否に関する情報表示を含む出金パターン照会画面の具体例を示す説明図である。 パターン出金の可否に関する情報表示を含むパターン出金画面の具体例を示す説明図である。 本実施形態による現金処理装置の動作を示すフローチャートである。 補充案内画面の具体例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<0.導入>
本発明の実施形態は、小売店やスーパーマーケットなどの流通施設および商業施設に設置される現金処理装置に適用される。本実施形態による現金処理装置は、例えば、レジで用いられる釣銭準備金として紙幣および硬貨を出金する釣銭出金、およびレジから回収された紙幣および硬貨を入金する売上入金などの処理を実行可能である。以下、このような本発明の実施形態による現金処理装置の構成および動作について順次詳細に説明する。
<1.現金処理装置の構成>
図1は、本発明の実施形態による現金処理装置1の構成を示す説明図である。図1に示したように、本実施形態による現金処理装置1は、紙幣投入口101と、紙幣一時保留部103と、紙幣鑑別部105と、万券カセット107と、五千券カセット109と、千券カセット111と、回収カセット113と、リジェクト部115と、硬貨投入口117と、硬貨鑑別部119と、硬貨一時保留部121と、硬貨返却部123と、出金ホッパ125と、硬貨回収庫127と、硬貨出金箱129と、カードリーダ部131と、操作表示部133と、制御部150と、記憶部160と、を備える。
紙幣投入口101は、現金処理装置1に入金される紙幣が投入される投入口である。また、紙幣投入口101は、紙幣の出金口でもあり、紙幣投入口101から売上入金の取り消しにより返却される紙幣、出金される紙幣、および紙幣鑑別部105により正常ではないとしてリジェクトされた紙幣が紙幣投入口101から出金される。
紙幣一時保留部103には、入金計数時および売上金作成時に、一時的に紙幣が集積される。また、紙幣鑑別部105は、投入された紙幣が正常な紙幣であるか否かを各種センサによって鑑別する。
万券カセット107、五千券カセット109、および千券カセット111は、それぞれ万券、五千券、および千券の紙幣を収納する現金収納部である。具体的には、万券カセット107、五千券カセット109、および千券カセット111(各紙幣カセット)には、バラ状態の各種紙幣が釣銭準備金として収納される。また、各紙幣カセットには、売上として入金され、紙幣鑑別部105で正常と鑑別された各種紙幣が収納される。さらに、釣銭出金時には、各紙幣カセットから各種紙幣が出金される。
回収カセット113は、売上回収のためのカセットである。具体的には、回収カセット113には、精算集計時に、各紙幣カセットから移動された紙幣が売上金として収納される。
リジェクト部115には、紙幣鑑別部105によって正常な紙幣ではないと鑑別された紙幣、すなわちリジェクトされた紙幣が集積される。具体的には、リジェクト部115には、売上入金時に紙幣一時保留部103から各紙幣カセットに紙幣を搬送する過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣、各紙幣カセットから釣銭出金を行う過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣、精算集計時に各紙幣カセットから回収カセット113に紙幣を搬送する過程で紙幣鑑別部105によってリジェクトされた紙幣などが集積される。
硬貨投入口117は、硬貨が投入される開口である。また、硬貨鑑別部119は、投入された硬貨が正常な硬貨であるか否かを各種センサによって鑑別する。さらに、硬貨一時保留部121には、入金計数時および精算集計時に、一時的に硬貨が集積される。
硬貨返却部123は、硬貨の返却口であり、計数が行われた硬貨、売上入金の取り消しがなされた硬貨が硬貨返却部123から返却される。また、出金ホッパ125(現金収納部)には、売上入金によって投入された各種硬貨が収納されており、釣銭出金時には出金ホッパ125から各種硬貨が出金される。
硬貨回収庫127は、売上回収のためのカセットである。具体的には、硬貨回収庫127には、精算集計時に出金ホッパ125から移動された硬貨が売上金として収納される。また、硬貨出金箱129は、釣銭出金時に硬貨を出金するための硬貨出金口である。
カードリーダ部131は、レジカードやIDカード等に書き込まれた情報を読み取る。レジカードやIDカード等に書き込まれる情報として、例えば、カードを利用する操作者を識別するための情報、および許可されている取引の種類を示す情報が挙げられる。このカードリーダ部131から読取られる情報が事前に登録されている情報と一致する場合、現金処理装置1の利用が制御部150により許可される。なお、現金処理装置1は、カードリーダ部131に加えて、あるいはカードリーダ部131に代えて、指紋認識を行う指紋認識部、または暗証番号の入力を受け付ける暗証番号入力部を有してもよい。
操作表示部133は、操作者による操作を検出する操作部としての機能、および各種画面を表示する表示部としての機能を包含する。表示部としての機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、操作部としての機能は例えばタッチパネルにより実現される。なお、表示部および操作部の機能は分離して構成されてもよい。
制御部150は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、データ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)装置などのデータ格納用記憶装置等で構成される。
この制御部150は、現金処理装置1の動作全般を制御する。例えば、制御部150は、各紙幣カセットおよび出金ホッパ125に収納されている現金の枚数を記憶部160に記憶させる管理部としての機能を包含する。また、制御部150は、例えば操作者による操作に基づいて、後述するパターン出金のための、1または2以上の金種ごとの出金枚数を示す複数の出金パターンを記憶部160に記憶させる。また、制御部150は、レジカードやIDカードによる認証が終了すると、操作者が所望の処理を選択するためのメニュー画面を操作表示部133に表示させ、メニュー画面において操作者により選択された処理を制御する。以下、図2を参照してメニュー画面の具体例を説明した上で、制御部150の制御により実現される各処理の概要を説明する。
<2.現金処理装置が行う各種処理>
図2は、操作表示部133に表示されるメニュー画面40の具体例を示す説明図である。図2に示したように、メニュー画面40は、「01:釣銭出金」ボタン、「02:売上入金」ボタン、「03:計数」ボタン、「04:補充」ボタン、「05:精算集計」ボタン、「06:売上回収」ボタン、「07:精査」ボタン、および「08:照会」ボタンなど、現金処理装置1が実行可能な処理と関連付けられた選択ボタンを含む。操作者は、このメニュー画面40からの選択ボタンの選択により、所望の処理を現金処理装置1に実行させることが可能である。
(釣銭出金)
釣銭出金は、各紙幣カセットおよび出金ホッパ125から釣銭準備金を出金するための処理である。例えば、メニュー画面40において操作者により「01:釣銭出金」ボタンが選択されると、制御部150は、出金方法の選択画面を操作表示部133に表示させる。
図3は、出金方法の選択画面50の一例を示す説明図である。図3に示した出金方法の選択画面50は、金額指定出金ボタン52、金種枚数指定出金ボタン54およびパターン出金56を含む。操作者は、当該出金方法の選択画面50において、金額指定出金、金種枚数指定出金およびパターン出金を選択することができる。
金額指定出金においては、操作者により出金金額が指定され、制御部150は、事前に用意されているルールに従って各金種の出金枚数を決定してもよい。例えば、上記ルールは、各金種の出金枚数の比率を規定するものであってもよいし、各金種の出金枚数の最低数を規定するものであってもよい。
金種枚数指定出金においては、操作者により金種ごとの出金枚数が指定され、制御部150は、操作者からの指定に従って各金種の出金を制御する。パターン出金においては、制御部150は、1または2以上の金種ごとの出金枚数を示す事前登録された出金パターンに従って出金を制御する。
いずれの出金方法においても、各紙幣カセットから紙幣が排出され、当該紙幣が紙幣投入口101に集積される。また、出金ホッパ125から硬貨が繰り出され、当該硬貨が硬貨出金箱129に搬送される。
(売上入金)
売上入金は、レジから回収された紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ125に収納するための処理である。例えば、メニュー画面40において操作者により「02:売上入金」ボタンが選択されると、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた入金合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、操作者により入金合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部103から紙幣カセットに紙幣が搬送され、紙幣カセットが当該紙幣を収納する。同様に、硬貨一時保留部121から出金ホッパ125に硬貨が搬送され、出金ホッパ125が当該硬貨を収納する。なお、紙幣および硬貨の収納時点で売上(入金合計が出金合計を上回る金額)が発生している場合、高額な紙幣が優先的に回収カセット113に収納される。
(計数)
計数は、投入された紙幣および硬貨の計数を行った後、紙幣および硬貨を返却する処理である。例えば、メニュー画面40において操作者により「03:計数」ボタンが選択されると、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた入金合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、操作者により入金合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部103の紙幣が紙幣投入口101から返却され、硬貨一時保留部121の硬貨が硬貨返却部123から返却される。
(補充)
補充は、釣銭用の紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ125に補充するための処理である。例えば、メニュー画面40において操作者により「04:補充」ボタンが選択されると、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117のシャッタを開放し、紙幣および硬貨の投入を誘導する入金誘導画面を操作表示部133に表示させる。そして、紙幣投入口101および硬貨投入口117に紙幣および硬貨が投入されると、制御部150は、投入された紙幣および硬貨を紙幣カセットおよび出金ホッパ125に収納するための制御を行う。
(精算集計)
精算集計は、それまでの出金および入金取引を集計し、売上額(入金合計―出金合計)を算出する処理である。例えば、メニュー画面40において操作者により「05:精算集計」ボタンが選択されると、制御部150は、売上額と既に回収カセット113に収納した紙幣額との差分を売上移動金額として算出する。そして、制御部150は、高額券の紙幣を優先して紙幣カセットから回収カセット113に移動させ、出金ホッパ125から硬貨を硬貨回収庫127に移動させ、売上金を作成するための制御を行う。
(売上回収)
売上回収は、操作者による売上金の回収を可能とするための処理である。例えば、メニュー画面40において操作者により「06:売上回収」ボタンが選択されると、制御部150は、現金処理装置1の扉を解錠し、回収カセット113の脱着誘導を操作表示部133に表示させる。回収カセット113が脱着され、売上金が操作者により回収され、空の回収カセット113がセットされると、処理が完了する。操作者は、回収した売上金を例えば金融機関などに入金する。
(精査)
精査は、現金処理装置1内の有高を集計するための処理である。例えば、メニュー画面40において操作者により「07:精査」ボタンが選択されると、制御部150は、現金処理装置1の扉を解錠し、紙幣カセットからの紙幣の取り出し、および出金ホッパ125からの硬貨の取り出しを誘導する画面を操作表示部133に表示させる。その後、操作者により紙幣および硬貨の取り出しが行われ、現金処理装置1の扉が閉められると、制御部150は、紙幣および硬貨の投入を誘導する画面を操作表示部133に表示させる。
その後、制御部150は、紙幣投入口101および硬貨投入口117から投入された紙幣および硬貨を計数する。ここで、紙幣鑑別部105により正常と判断された紙幣は紙幣一時保留部103に集積され、硬貨鑑別部119により正常と判断された硬貨は硬貨一時保留部121に集積される。また、紙幣鑑別部105によりリジェクトされた紙幣は紙幣投入口101から返却され、硬貨鑑別部119によりリジェクトされた硬貨は硬貨返却部123から返却される。
さらに、制御部150は、計数により得られた合計金額を操作表示部133に表示させる。そして、操作者により合計金額の確認操作が行われると、紙幣一時保留部103から紙幣カセットに紙幣が搬送され、紙幣カセットが当該紙幣を収納する。同様に、硬貨一時保留部121から出金ホッパ125に硬貨が搬送され、出金ホッパ125が当該硬貨を収納する。
(照会)
照会は、現金処理装置1内の有高(装置内在高)および登録されている出金パターンなど、現金処理装置1の状態を操作者に示すための処理である。例えば、メニュー画面40において操作者により「08:照会」ボタンが選択されると、制御部150は、照会に関するサブメニューを操作表示部133に表示させる。照会に関するサブメニューは、例えば、装置内在高の照会ボタン、および登録されている出金パターンの照会ボタンを含む。
上記サブメニューにおいて装置内在高の照会ボタンが選択されると、制御部150は、例えば図4に示す装置内在高の照会画面を操作表示部133に表示させる。装置内在高の照会画面においては、紙幣カセットおよび出金ホッパ125に収納されている現金の金種ごとの枚数が示される。また、サブメニューにおいて出金パターンの照会ボタンが選択されると、制御部150は、各出金パターンに対応する、金種ごとの出金枚数を示す出金パターン照会画面を操作表示部133に表示させる。
<3.課題の整理>
上述したように、現金処理装置1は、パターン出金を行う機能を有する。しかし、指定された出金パターンに対応する金種ごとの出金枚数に対して、少なくとも1つの金種の装置内在高が不足する場合、当該出金パターンに従う出金を行うことができない。例えば、装置内在高および指定された出金パターンが図5に示した関係にある場合、装置内在高の合計金額は出金パターンの合計金額よりも十分に多いが、装置内在高の100円の枚数が出金パターンの100円の枚数に対して不足するので、当該出金パターンは実行されない。
出金パターンの実行の可否を事前に認識するための方法として、図4を参照して説明した装置内在高の照会画面を利用する方法がある。しかし、当該装置内在高の照会画面において、金種ごとに出金パターンに対する装置内在高の不足の有無を確認することは煩雑であった。
本件発明者は、上記事情を一着眼点にして本発明の実施形態を創作するに至った。本発明の実施形態によれば、操作者が各出金パターンによる出金の可否を容易に認識することが可能である。以下、当該効果を実現するための創意工夫を詳細に説明する。
<4.パターン出金可否の表示>
本発明の実施形態による制御部150は、記憶部160に記憶(登録)されている複数の出金パターンの各々と装置内在高とを金種ごとに比較し、比較の結果に基づき、各出金パターンについて、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する。当該情報表示は、例えば、ログイン画面、出金パターン照会画面およびパターン出金画面などに配置され得る。かかる構成によれば、現金処理装置1の操作者が、パターン出金が可能であるか否かをパターン出金の実行前に情報表示に基づいて容易に認識することが可能である。以下、図6〜図9を参照し、情報表示の具体例を説明する。
(ログイン画面での情報表示)
図6は、パターン出金の可否に関する情報表示を含むログイン画面60の具体例を示す説明図である。ログイン画面60は、テンキー入力ボタン62およびICカードボタン64を含む。操作者は、テンキー入力ボタン62を選択してテンキー入力によりログインを行うことも、ICカードボタン64を選択してICカードとカードリーダ部131とを接触させることによりログインを行うことも可能である。
また、ログイン画面60は、パターン出金の可否に関する情報表示66を含む。当該情報表示66は、出金パターンごとの出金可否の情報を含む。また、情報表示66は、出金可能な出金パターンについては、当該出金パターンにより出金可能な回数の情報を含む。図6に示した例では、出金パターン1による出金は10回可能であり、出金パターン2による出金は3回可能であり、出金パターン3および4による出金は不可である。
このように、ログイン画面60がパターン出金の可否に関する情報表示66を含むことにより、現金処理装置1の操作者が早期にパターン出金のための現金の不足を認識し、現金の補充を行うことが可能となる。また、ログイン画面60がパターン出金の可否に関する情報表示66を含むことにより、出金以外の目的で現金処理装置1の操作を開始した操作者も、ログイン画面60の情報表示66によりパターン出金のための現金の不足を認識することができる。
なお、図6に示した情報表示66の構成は一例に過ぎず、パターン出金の可否に関する情報表示は他の構成を有してもよい。例えば、パターン出金の可否に関する情報表示は、出金可否に応じて異なる態様で表現されるアイコン表示であってもよい。以下、図7を参照し、パターン出金の可否に関する情報表示の変形例を説明する。
図7は、変形例によるログイン画面61を示す説明図である。図7に示したように、変形例によるログイン画面61は、テンキー入力ボタン62、ICカードボタン64、およびアイコン表示68−1〜68−4を含む。アイコン表示68−1は出金パターン1に対応しており、アイコン表示68−2は出金パターン2に対応しており、アイコン表示68−3は出金パターン3に対応しており、アイコン表示68−4は出金パターン4に対応している。
アイコン表示68−1〜68−4は、出金可否および出金可能な回数に応じた色を有する。図7においては、5回以上出金可能な出金パターン1に対応するアイコン表示68−1は無色であり、3回以上出金可能な出金パターン2に対応するアイコン表示68−2は黄色(図面においてドットハッチで表現)を有し、出金不可な出金パターン3および4に対応するアイコン表示68−3および68−4は赤色(図面において斜線ハッチで表現)を有してもよい。
このようなアイコン表示68によれば、操作者が視覚的かつ直感的にパターン出金の可否を認識することが可能である。他方、図6を参照して説明した文言による情報表示66によれば、操作者はパターン出金の可否に関するより詳細な情報を得ることが可能である。
なお、制御部150は、パターン出金の可否に関する情報表示を生成する際に、文言内容、文字のサイズ、文字の色、文字の太さ、文字のフォント、表示位置、またはデザイン(サイズ、色、形など)などにより、パターン出金の可否に関する情報表示を表現してもよい。
(照会画面での情報表示)
図8は、パターン出金の可否に関する情報表示を含む出金パターン照会画面70の具体例を示す説明図である。図8に示したように、出金パターン照会画面70は、選択されている出金パターンに対応する金種別の出金枚数を示すパターン表示72、情報表示74−1〜74−4、印刷ボタン76および完了ボタン78を含む。
制御部150は、印刷ボタン76の選択により、出金パターン照会画面70の印刷を図示しない印刷部に指示する。また、制御部150は、完了ボタン78の選択により、照会に関するサブメニューに表示画面を戻す。
情報表示74−1〜74−4は、各出金パターンによる出金の可否を示す。具体的には、情報表示74−1は出金パターン1による出金の可否を示し、情報表示74−2は出金パターン2による出金の可否を示し、情報表示74−3は出金パターン3による出金の可否を示し、情報表示74−4は出金パターン4による出金の可否を示す。
かかる構成によれば、操作者が、装置内在高の照会画面において各出金パターンに対する装置内在高の不足の有無を金種ごとに確認することなく、各出金パターンによる出金の可否を、各出金パターンの内容と共に容易に認識することが可能である。
(パターン出金画面での情報表示)
図9は、パターン出金の可否に関する情報表示を含むパターン出金画面80の具体例を示す説明図である。図9に示したように、パターン出金画面80は、選択されている出金パターンに対応する金種別の出金枚数を示すパターン表示82、パターン選択ボタン84−1〜84−4および出金ボタン88を含む。
パターン選択ボタン84−1〜84−4は、出金パターン1〜4に各々対応しており、制御部150は、出金ボタン88が選択されると、操作者により選択されているパターン選択ボタン84に対応する出金パターンでの出金を制御する。
ここで、パターン選択ボタン84−1〜84−4は、図9に示したように、各出金パターンによる出金の可否を示す情報を含む。このため、操作者は、出金ボタン88を選択する前に各出金パターンによる出金の可否を認識することが可能である。なお、各出金パターンによる出金の可否を示す情報はパターン選択ボタン84に含まれず、選択されたパターン選択ボタン84に対応する出金パターンによる出金の可否を示す情報がパターン出金画面80に表示されてもよい。
<5.動作>
以上、本実施形態による現金処理装置1の構成を説明した。続いて、図10を参照し、本実施形態による現金処理装置1の動作を整理する。
図10は、本実施形態による現金処理装置1の動作を示すフローチャートである。図10に示したように、操作者による操作開始が検出されると(S204)、制御部150は、複数の出金パターンの各々と装置内在高とを金種ごとに比較する(S208)。ここで、操作開始の検出は、操作者の近接の検出であってもよいし、操作者による操作表示部133のタップであってもよいし、現金処理装置1の起動であってもよい。
その後、制御部150は、S208での比較結果に基づき、出金パターンごとの出金可否を示す表示を含むログイン画面を生成し、操作表示部133が当該ログイン画面を表示する(S212)。当該ログイン画面におけるログイン操作に基づき(S216)、制御部150は、操作表示部133にメニュー画面を表示させる(S220)。
そして、メニュー画面を介して出金パターン照会が選択された場合(S224)、制御部150は、複数の出金パターンの各々と装置内在高とを金種ごとに比較し(S228)、比較結果に基づき、出金パターンごとの出金可否を示す表示を含む出金パターン照会画面を操作表示部133に表示させる(S232)。
また、メニュー画面を介してパターン出金が選択された場合(S224)、制御部150は、複数の出金パターンの各々と装置内在高とを金種ごとに比較し(S236)、比較結果に基づき、出金パターンごとの出金可否を示す表示を含むパターン出金画面を操作表示部133に表示させる(S240)。そして、制御部150は、パターン出金画面において選択された出金パターンに従って出金を実行する(S244)。
一方、メニュー画面を介して、出金パターン照会およびパターン出金以外の取引が選択された場合(S224)、制御部150は、選択された取引を実行する(S248)。
<6.変形例>
以上、本発明の実施形態を説明した。以下では、本発明の実施形態の変形例を説明する。以下に説明する変形例は、本発明の実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本発明の実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
上述した本発明の実施形態により、操作者は、パターン出金のための装置内在高の不足を容易に把握することが可能となる。装置内在高の不足が生じた場合、現金の補充が行われることが望まれる。しかし、装置内在高の不足が生じた場合、どの金種の現金を何枚補充するかを判断することは操作者にとって煩雑であった。本変形例は、当該現金の補充を容易に実現するための提案に関する。
本変形例による制御部150は、少なくともいずれかの出金パターンに対応する1または2以上の金種ごとの出金量に対して装置内在高が不足する場合、金種ごとの補充量を示す補充案内画面を生成する。
図11は、補充案内画面90の具体例を示す説明図である。図11に示したように、補充案内画面90は、出金が不可である出金パターン(図11に示した例では、出金パターン3)に対応する金種ごとの出金枚数を示すパターン表示92と、当該出金パターンによる所定回数の出金を可能とするための現金の補充量を示す補充推奨表示94と、を含む。図11に示した例では、上記の所定回数が10回である場合の現金の補充量を示している。
操作者は、このような補充案内画面90に基づき、パターン出金のための現金の補充量を自身での計算無しに認識することが可能である。なお、制御部150は、例えば図6に示したログイン画面における情報表示66における出金パターン3の部分の選択に基づき、上記の出金パターン3に関する補充案内画面90を生成してもよい。
また、制御部150は、少なくともいずれかの出金パターンにより出金を行うことが可能な回数が所定回数未満である場合、いずれの出金パターンによる出金も所定回数以上行うことを可能とするための金種ごとの補充量を示す補充案内画面を生成してもよい。かかる構成によれば、いずれかの出金パターンによる出金が不可となる前に、装置内在高に余裕を持たせるための補充を行うことが可能となる。
<7.むすび>
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、各出金パターンによる出金のための装置内在高の不足を、例えばログイン画面において操作者が容易に認識することができる。このため、操作者は、実際にパターン出金が行われる場面に先立って、現金処理装置1に現金を補充することが可能となる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記では、釣銭出金や売上入金などの機能を有する現金処理装置1に本発明の実施形態が適用される例を説明したが、本発明の実施形態は、パターン出金に関する情報の表示機能を有する多様な装置に適用可能である。例えば、本発明の実施形態は、パターン出金に関する情報の表示機能を有するATMのような自動取引装置、レシート印字などを用いてパターン出金に関する情報を印刷可能な機能を有する装置、パターン出金可能な装置と有線または無線で接続され、パターン出金に関する情報の表示機能(印刷機能を含む)を有する装置、などにも適用可能である。
例えば、本明細書の現金処理装置1の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、現金処理装置1の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、現金処理装置1に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアに、上述した現金処理装置1の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
1 現金処理装置
101 紙幣投入口
103 紙幣一時保留部
105 紙幣鑑別部
107 万券カセット
109 五千券カセット
111 千券カセット
113 回収カセット
115 リジェクト部
117 硬貨投入口
119 硬貨鑑別部
121 硬貨一時保留部
123 硬貨返却部
125 出金ホッパ
127 硬貨回収庫
129 硬貨出金箱
131 カードリーダ部
133 操作表示部
150 制御部
160 記憶部

Claims (9)

  1. 現金収納部における金種ごとの現金の収納量を管理する管理部と、
    1または2以上の金種ごとの出金量を示す複数の出金パターンを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された複数の出金パターンの各々と前記管理部により管理される前記金種ごとの現金の収納量とを比較し、比較の結果に基づき、前記複数の出金パターンの各々について、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する制御部と、
    を備え、
    1の出金パターンに従う出金が可能である場合、前記情報表示は、前記出金パターンに従う出金を行うことが可能な回数をさらに示す、現金処理装置。
  2. 現金収納部における金種ごとの現金の収納量を管理する管理部と、
    1または2以上の金種ごとの出金量を示す複数の出金パターンを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された複数の出金パターンの各々と前記管理部により管理される前記金種ごとの現金の収納量とを比較し、比較の結果に基づき、前記複数の出金パターンの各々について、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する制御部と、
    を備え、
    前記情報表示は、前記複数の出金パターンの各々について、前記各出金パターンに従う出金が可能であるか否かに応じて異なる態様で表現されるアイコン表示を含み、
    1の出金パターンに従う出金が可能である場合、前記アイコン表示は、さらに前記出金パターンに従う出金を行うことが可能な回数に応じた態様で表現される、現金処理装置。
  3. 現金収納部における金種ごとの現金の収納量を管理する管理部と、
    1または2以上の金種ごとの出金量を示す複数の出金パターンを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された複数の出金パターンの各々と前記管理部により管理される前記金種ごとの現金の収納量とを比較し、比較の結果に基づき、前記複数の出金パターンの各々について、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、少なくともいずれかの出金パターンに対応する1または2以上の金種ごとの出金量に対して前記現金の収納量が不足する場合、金種ごとの補充量を示す補充案内表示を生成する、現金処理装置。
  4. 現金収納部における金種ごとの現金の収納量を管理する管理部と、
    1または2以上の金種ごとの出金量を示す複数の出金パターンを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された複数の出金パターンの各々と前記管理部により管理される前記金種ごとの現金の収納量とを比較し、比較の結果に基づき、前記複数の出金パターンの各々について、各出金パターンに従う出金が可能であるか否かを示す情報表示を生成する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、少なくともいずれかの出金パターンにより出金を行うことが可能な回数が所定回数未満である場合、いずれの出金パターンによる出金も前記所定回数以上行うことを可能とするための金種ごとの補充量を示す補充案内表示を生成する、現金処理装置。
  5. 前記制御部は、ログイン画面を表示部に表示させ、前記情報表示を前記ログイン画面に配置する、請求項1または2に記載の現金処理装置。
  6. 前記制御部は、前記各出金パターンに対応する前記1または2以上の金種ごとの出金量を示す照会画面を表示部に表示させ、前記情報表示を前記照会画面に配置する、請求項1に記載の現金処理装置。
  7. 前記制御部は、いずれかの出金パターンでの出金を操作者が指示するための出金画面を表示部に表示させ、前記情報表示を前記出金画面に配置する、請求項1に記載の現金処理装置。
  8. 前記制御部は、操作者による操作に基づき、前記情報表示を含む画面と、前記補充案内表示を含む画面との間で画面遷移を行う、請求項3または4に記載の現金処理装置。
  9. 前記現金処理装置は、前記情報表示を印刷する印刷部をさらに備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の現金処理装置。

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