JP5150142B2 - 医療情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は医療情報を電子データとして管理する医療情報システムに関する。
電子カルテ等の電子化した医療情報をネットワーク上で管理する医療情報管理システムが知られている。このような医療情報管理システムにおいては、カルテ、医用画像、読影レポート、検査結果等の診断に必要な情報を電子化して統合的に保管し、所定の操作で必要な情報を画面上に表示させる。また、カルテに記載された医用画像や検査結果等の患者毎の検査データに基づいて、医療費等(診療費)の請求を行い会計処理をする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開平10−97582号公報
このような医療費の請求は、医科診療報酬点数表に基づいて各検査における請求条件が細かく定められており、医療情報管理システムによって医療費請求を自動計算をさせる場合には、このような請求条件を自動計算に反映させている。このようにシステム上で医療費の請求、未請求を自動計算により処理することにより、手作業による手間が軽減される一方で、どの検査の医療費が請求されたか否かが医師や医療事務員に容易に把握することが難しくなるといった問題が生じる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、医療費請求処理の把握を容易に行うことができる医療情報管理システムを提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために本発明は以下の構成を持つことを特徴とする。
(1) 患者に対して種々の検査を行い,取得した複数の検査データを医療情報として電子データにて管理する医療情報管理システムにおいて、
患者の診療情報を入力するための電子カルテ画面であって,前記検査データを該当する検査項目とともに表示する電子カルテ画面をモニタ上に表示する表示制御手段と、
前記電子カルテ画面に表示され前記検査データ及び前記診療情報を保存するための保存手段であって,実施した検査に対して各検査の組み合わせや検査回数に基づき医療費の請求ができるか否かの基準を規定したテーブルからなる算定データが記憶される保存手段と、
該保存手段によって保存される前記検査データに該当する検査項目に対して前記保存手段に記憶されている前記算定データに基づいて医療費を請求する否かを判断する判断手段と、
該判断手段により判断された前記検査項目に関して医療費を請求するか否かを確定させる確定手段であって,前記医療費の請求を否として確定した前記検査項目に対して医療費の未請求情報を付与して前記保存手段に記憶させるための確定手段と、
を備え、
前記表示制御手段は前記保存手段から読み出した前記検査項目を前記電子カルテ画面のカルテ上に表示させる際に,前記検査項目に前記未請求情報が付与されていれば該未請求情報に基づいて前記検査項目を前記カルテ上に強調して表示させることを特徴とする。



本発明によれば、医療費請求処理の把握が容易になる。
以下に図面を用いて本発明の医療情報管理システムの実施形態を説明する。図1は医療情報管理システムの概要を示す図である。本発明の実施形態である医療情報管理システムは医療情報を電子化し、サーバによって、一括管理するものであり、病院内のLANによりシステムが構築される。10は管理サーバを示し、11はサーバ本体を示す。12はサーバ本体11に搭載されたCPUであり、医療情報管理システムの主要な演算処理(判定、演算)を担う。13はサーバに搭載された保存手段であるハードディスクであり、システムの全データと医療情報の全データが蓄積される。それらのデータはすべて管理サーバ10で一元管理される。後述する管理サーバ10に接続される各クライアント20は、各種の検査データの表示やデータの入力等を主に行う。14はハードディスク13に保存されている医療情報管理システムのプログラムであり、実行手段であるCPU12により実行される。このプログラムの実行により、医療情報管理システムが統合、制御される。
20はクライアント(端末)であり、ハブ15を介して管理サーバ10と接続されている。クライアント20には以下のようなものがある。来院した患者の受付等の手続きを行う受付用クライアント、患者の検査データ等を管理する検査用クライアント、カルテの記載や管理、閲覧等をする診察用クライアント、診察の済んだ患者の医療費を請求、精算したり、次回診察等の予約等をする会計用クライアント、である。実際上は、受付用のクライアントと会計用のクライアントは共用されてもよい。
それぞれのクライアント20は、管理サーバ10と接続され、患者の情報等を管理、閲覧をするパーソナルコンピュータ(以下PCと略す)を本体に持つ。このような一般的に用いられるPCを医療情報処理装置として用いることができる。22はPC21に接続され、後述する各種の作業画面を表示するためのモニタである。23と24はPC21に接続された入力手段で、23はキーボード、24はマウスである。25は管理サーバ10と各クライアント20をハブ15を介してそれぞれ接続するLANケーブルである。このようにして、管理サーバ10と各クライアント20によりネットワークが形成される。21aは、PC21に内蔵され、本システムのクライアント用プログラムの実行や各種の処理(判定、保存、呼出等)、表示等の制御を行う制御部であり、CPU、メモリ等から構成される。21bは、PC21に内蔵され、本システムのクライアント用プログラムやデータ等が記憶されるハードディスクである。制御部21aとハードディスク21bは他のクライアント20のPC21にもそれぞれ用意されている。本システムのクライアント用プログラムは管理サーバ10と連携し、管理サーバ10に保存されている医療情報をPC21上で仮想的に管理、閲覧、変更しているかのようなサーバ・クライアントシステムを構築している。
検査用クライアントにおいて、PC21は一乃至複数の各種検査機器30と接続されており、各種検査機器30で得られた患者の検査データ(検査項目に対し検査結果を持つ)は、ハードディスク21bに保存される。検査機器30としては、例えば、眼科分野で言えば被検者眼の眼底を撮影する眼底カメラ、眼圧計、屈折力測定装置、角膜形状測定装置、細隙灯顕微鏡(スリットランプ)等が挙げられる。検査機器30で得られた検査データは、PC21の制御部21aの制御により、管理サーバ10のハードディスク13へと送られる。
また、このような検査機器30は、PC21側に用意された図示無き複数の入力ポートに各々接続されている。PC21では各検査機器30からに送られてくる検査結果をポート別に判別し、制御部21aは検査結果に対して該当する検査項目を識別するための識別情報(オブジェクトID)、検査日情報や検査時刻、患者識別情報(患者ID)等、を付与した状態でサーバ10側に検査データ(検査項目、検査結果等を含む)を送るものとしている。これにより、検査データがどの検査項目に該当するデータなのかを判別することができる。また、検査データが検査用クライアント20(PC21)に手動入力するものである場合には、入力者が画面上にて患者や検査項目等を指定することによって、制御部21aが検査結果に患者識別情報、検査日情報、オブジェクトID等を付与する。なお、オブジェクトIDは、検査項目を識別すると共にその検査がどの診療科に属すかの情報を英数字文字列にて識別する情報を含んでいる。なお、オブジェクトIDは、検査機器30で付与されてもよい、このような場合、クライアント20の制御部21aは、検査機器30から送られたオブジェクトIDを付与された検査データに、患者ID等を付与して先に挙げたような処理を行う。
このように、制御部21aや検査機器30の制御部(図示せず)により、検査データにオブジェクトIDが付与される。また、検査結果にオブジェクトIDが付与された後に、検査日情報や患者ID等が付与される構成としてもよく、検査データと検査項目の識別情報が対応される構成であればよい。
以上の説明では、サーバ10、クライアント20間をLANケーブル25により接続し、医療情報管理システムをLANで構築したが、これに限るものではない。WANにより構築してもよい。例えば、インターネット回線により、病院間を接続し、病院間の一元的医療情報管理や遠隔医療に用いてもよい。また、ネットワークの構築をLANケーブル25の接続に限定しなくてもよい。医療機器に影響のない電波を用いた無線LAN、例えばPHS等を用いた無線のLANを構築して用いてもよい。
次に本発明の実施形態である医療情報管理システムの画面構成を順を追って説明する。以下に説明する医療情報管理システムの操作は、各作業画面上に表示されているカーソルをマウス24等のポインティングデバイスで移動させ、画面上のボタンやアイコン等を選択(クリック)して行う。また、同様にしてカーソルを移動させ、入力欄を選択して、キーボード等の文字入力装置により文字やコードを入力して操作をする。なお、文字やコードの入力にリーダデバイスを用いてもよい。例えば、カード、ICチップ、バーコード等の取得装置(リーダ)や生体認証用のバイオメトリーデバイス等が挙げられる。
図2は医療情報管理システムを利用する多数のユーザを設定する設定画面(メンテナンス画面)を示した図である。設定画面は、医療情報管理システムの設定用プログラムを起動することによりモニタ22に表示される。図2(a)において、100は本実施形態の医療情報管理システムのメンテナンスを行うマスタメンテナンスウインドウであり、各部署(診療科)、ユーザグループ、各個人の権限レベルや表示設定、各ユーザの認証情報(ユーザ名(ログイン名)やパスワード等)を、このウインドウを用いて設定する。図示するように、ウインドウ100には、部署等の設定項目がツリー表示101にてつり下がっている。例えば、このツリー表示101から部署を新規登録したい場合には、マウス24を操作して画面上に表示されているカーソルを移動させて、「部署」を選択することにより、部署を設定することができる部署設定ウインドウ120を画面上に開くことができる。このとき、部署設定ウインドウ120には、ユーザのIDとパスワードを設定する入力欄が表示される。
部署設定ウインドウ120は、眼科、内科、耳鼻科等の各種の診療科や医事(受付、会計)、薬局等の病院内の部署が予め複数用意されており、これらを部署設定ウインドウ120に用意されている各種のボタンアイコン(追加、更新、削除等)を用いて必要とする部署を新規に登録する。また、ユーザのIDやパスワードの設定を行うことで、各ユーザに対して必要とされる診療科情報等の部署を関連付けて認証情報の設定をする。
次に、認証情報を設定したユーザ毎に、後述する検査画面での検査データ(検査項目)の一覧表示に関する設定を行う。前述の設定方法と同様にツリー表示101から「検査一覧表示設定」を選択すると検査一覧表示設定ウインドウ130が表示される(図2(b)参照)。このウインドウ130は、先に設定したユーザの所属する診療科(部署)を表示する診療科欄131、診療科欄131に表示された診療科に加えて、さらに別の診療科に属する検査項目に該当する検査データを表示させたい場合に、別の診療科を追加設定するための診療科追加ボタン132、診療科欄131に表示された診療科に加えて他の診療科で利用頻度が高い検査データの一覧表示を設定できるプリセットメニュー133、各検査データの一覧表示を詳細に設定するためのカスタム設定ボタン134、が設けられている。プリセットメニュー133には、各診療科をプルダウンで選択できるプルダウンメニューが構成されている。プリセットメニュー133には、ユーザ(医師)が所属する診療科の検査項目に該当する検査データ全てと、他の診療科の検査項目であるが所属する診療科の診察等において必要(あるいは参考)とされる検査項目に該当する検査データとが、一覧で表示されるように選択設定可能な構成とされている。例えば、眼科以外の診療科であっても眼科に関係する検査データ、例えば、内科の糖尿病の検診、診療において用いられた眼底写真等を表示させる設定とする「眼科一般」等が用意されている。ここでは、診療科の設定は眼科とする。このようなプリセットの設定情報は、テーブルにて管理され、ハードディスク13に記憶されている。
また、カスタム設定ボタン134はユーザが表示させたい検査データを全て個別に設定するためのボタンであり、カスタム設定ボタン134をカーソルでクリックすると、図2(c)に示されるカスタム設定ウインドウ140が表示される。カスタム設定ウインドウ140には、各々の検査データの表示、非表示を個々に設定するためのセレクトボックス141が設けられている。セレクトボックス141には、各診療科をプルダウンにて選択するプルダウンメニューと、選択された診療科の検査項目が一覧表示されるウインドウが設けられている。このウインドウに表示される検査項目(検査名)の各々にはチェックボックスが設けられており、チェックボックスがカーソルでチェックされることにより、後述するユーザの指定した患者の検査データの一覧表示時に、選択された検査データがモニタに表示される構成となっている。また、各検査項目には、その検査がどの診療科に属するものであるかを示す属性表示欄が設けられている。属性としては、「眼科」、「内科」や、すべての診療科に共通の「共通」等がある。なお、セレクトボックス141内の各検査項目の一覧は診療科毎に表示されるものに限るものではない。そのシステムが取り扱う全診療科の検査項目が一覧表示される構成としてもよい。このような場合、プルダウンメニューの切換をすることなく、全診療科の一覧からユーザがチェックボックスの選択等を行うことができる。
以上説明したように、各設定ウインドウでユーザ及び検査一覧表示の設定をした後、ウインドウに設けられているボタンアイコンのOKボタン(確定ボタン)をカーソルでクリックすることにより、CPU12により、ユーザの設定が管理サーバ10に反映され、検査データを表示させるための設定情報がユーザの認証情報に対応付けられた状態でハードディスク13に記憶される。認証情報と対応される設定情報は、一覧表示させる選択をされた検査項目に該当するオブジェクトIDをユーザ毎に保存するテーブルとし、後述する一覧表示時には、制御部21aがこのテーブルにあるオブジェクトIDを読み取って、検査データを画面に一覧表示する構成とする。以上のような設定は、ユーザ毎に行われる。
次に本実施形態の医療情報雄管理システムで用いられる各作業画面構成を説明する。図3はログイン画面を示す図である。このログイン画面を用いて各ユーザがログイン名(ユーザ名、ユーザIDもしくはアカウント)とパスワードを入力することで、ログインし、システムの機能を利用する。ログインのユーザ認証は制御部21aとCPU12の連携によって行われる。図3はログイン画面を示す図である。200はログインウインドウを示す。201はログイン名とパスワードを入力する入力欄である。202は部署をプルダウンメニューにより選択する選択欄である。選択欄202では予め設定された部署のみが選択可能に表示されている。つまり、ログインでは先に述べたシステム設定により予め登録されたユーザしかログインできない。図3に示されるように、登録されているログイン名とパスワードを入力欄201に入力すると、プルダウンメニューから各ユーザに対して先に設定した部署を選択できるようになる。ここで、部署を選択し、ボタンアイコンのOKボタンを押すことで、ユーザはシステムにログインでき、ユーザは予め設定された部署(診療科)の権限でシステムにログインする。
まず、部署が「受付」のユーザが受付用クライアント20で本システムにログインすると、図示なき受付ウインドウが起動される。受付ウインドウでは、受付処理の済んだ患者が順番に登録された患者リスト、患者の状態(検査、診察、処置等の診療の進行度合)を示す患者ステータス等が表示される。
同様に、部署が「検査(眼科等)」、「診察(眼科等)」、「会計」のユーザであれば、それぞれのウインドウが起動される。ここでは、検査と診察を図に基づいて説明する。
部署が「検査(診療科:眼科)」のユーザが検査用クライアント20でログインすると、図4に示す検査ウインドウ400が起動される。この際、制御部21aはモニタの画面上に各種の検査データを表示させる場合に、前述したユーザの認証情報とこれに対応して保存されている検査データ一覧表示用の設定情報とに基づいて必要とされる検査データのみが表示されるように制御を行う。
図4において、401はナビゲータボタンであり、医療情報管理システムに共通して表示され、受付や検査、診察、会計といったそれぞれの画面に対応して備わる機能の変化するランチャーである。410は検査や診察待ちの患者をリスト表示する患者リスト、800は患者情報表示部であり、検査者等により選択された患者の情報が表示される。440は検査リストであり、患者リスト410からカーソル等で指定された患者が受ける検査情報が表示される。検査リスト440では検査項目(検査名)やその数量が表示される。ここでは、カーソルで指定された患者が、患者リスト410上で囲み表示されている。
患者リスト410で患者がカーソル等により指定されると、制御部21aが患者識別情報を基に、ハードディスク13内の患者情報を読み出す。ここでは、患者の受ける検査が検査リスト440に表示される。このように、制御部21aによる一連の表示制御やサーバ10へのアクセス等により、患者の指定が行われる。この患者の指定は、以下に説明する、検査や診察、会計等でも同様に行われる。
次に、検査データの取り込みを説明する。検査ウインドウ400で患者が選択されると、制御部21aがハードディスク13の患者情報を読み出す。この状態で、検査データが検査用クライアント20に取り込まれる(送られる)と、検査ウインドウ400の検査データの取り込み動作で、患者IDを検査データに付与される。なお、ここでは眼底カメラを用いて検査データを取り込む動作について説明する。図5は検査ウインドウ400のナビゲータボタン401の「イメージング」ボタンを選択すると起動される画像取り込み用のイメージングウインドウ450である。イメージングウインドウ450には、検査機器30(眼底カメラ)により撮影された眼底像を表示するウインドウや、検査データの保存操作等を行うためのツールアイコンが設けられている。眼底カメラで患者の眼底が撮影された検査結果が、眼底カメラの図示なき送信ボタン等の操作により、検査用クライアント20に送られると、イメージングウインドウ450には、患者の眼底像が表示される。なお、眼底カメラの場合、眼底写真は眼底カメラで撮影、保存された際に、オブジェクトIDは付与されている。
検査結果として取得される眼底写真がツールアイコンの「保存」の操作でPC21(ハードディスク21b)に取り込まれると、制御部21aは、検査データをハードディスク13に記憶される際に、現在検査ウインドウ450で指定されている患者の患者識別情報や日付、検査条件等を検査データに付与する。このようにして、検査データには、検査項目を識別するオブジェクトIDと、患者固有の患者識別情報(患者ID)と、日付(検査日)、検査条件等が付与され、サーバ10(CPU12)に管理される。また、ツールアイコンの「保存」をクリックする操作をトリガとして、検査データのカルテ転記がなされる(後述)。
なお、以上の説明では、検査データがイメージデータ(画像)である場合を説明したが、数値を持つ検査データ(測定データ)であっても処理の手順は同様である。例えば、図示を略すが、ナビゲータボタン401の操作により、数値入力用のウインドウを起動し、数値を持つ検査データの手動入力もできる。なお、検査機器からの自動的な数値入力であってもよい。前述と同様の操作により、検査データに患者識別情報等が付与された状態でハードディスク13に記憶される。
次に、検査データの一覧表示について説明する。検査ウインドウ400のナビゲータボタン401に設けられた「検査一覧」を選択すると、図6に示す検査一覧ウインドウ420が起動される。検査一覧ウインドウ420には、検査ウインドウ400にて指定している患者の検査データが、検査した日付毎に、421の符号が付されたようにツリー表示される。このツリー表示421において、「日付」をトップノード(又はルート)として吊り下げされた各検査項目は、検査一覧表示設定で説明したように、ユーザ毎に設定された設定情報により表示される検査項目が異なる。ここで用いるトップノード又はルートは、一覧表示させたい各検査項目のツリー表示、構造における根元、頂点部分又は各検査データの階層において最上位を示すものとする。
例えば、前述の検査一覧表示設定で、部署を「眼科」のみとした場合、ツリー表示421には、眼科に関係する、眼底写真(眼底カメラ撮影)や眼圧値(精密眼圧測定)、屈折値(屈折検査)等しか表示されない。それぞれの検査項目をカーソルでクリックすることで、患者の検査結果が、ウインドウに表示される。また、検査データ(検査結果)はサムネイル形式で一覧表示され、各サムネイルをクリックすることにより詳細な情報が表示される構成としてもよい。
また、図示は略すが、診療科欄131で表示されている診療科に加え、診療科追加ボタン132で別の診療科(例えば、内科)を設定した場合は、ツリー表示421には、眼科及び内科に関係する検査項目が表示される。さらにまた、プリセットメニュー133にて、「眼科一般」を設定した場合は、眼科の検査データと他の診療科の眼科に関連する検査項目、例えば、内科にで取得した眼底写真や糖尿病関連の検査項目等が表示される。さらにまた、カスタム設定ウインドウ140にて、それぞれの検査項目の表示/非表示を個別に設定した場合には、ユーザが所望する検査データがツリー表示421に表示される。
以上のような検査データの一覧表示は、管理サーバ10により制御される。検査一覧ウインドウ420の起動をトリガとして、CPU12が、現在ログインしている(操作している)ユーザの認証情報に対応付けられている検査データの一覧表示に関する設定情報をハードディスク13から呼び出す。また、CPU12は、クライアント20側にて指定されている患者識別情報に基づき、ハードディスク13に保存されている患者の検査データにアクセスし、呼び出した設定情報を参照して、検査一覧表示させる検査項目を検査用クライアント20(制御部21a、ハードディスク21b)へと送る。検査用クライアント20では、CPU12からの指令と送られたデータに応じて、制御部21aがモニタ22に、ユーザが設定した検査項目の一覧をツリー表示させる。
このように、ユーザが必要とする検査項目のみを一覧表示させる構成とすることにより、多大なデータを取り扱うシステム側の負荷を抑制するとともに、ユーザ側においても不必要な検査データの表示がなく、患者の検査データが確認し易くなる。これにより、効率よく診療、診察等を行うことができる。
ユーザが検査項目をクリックすると、制御部21aは、ハードディスク21bにある検査データの詳細情報をモニタ22に表示させる。このとき、検査データには、日付が付与されているため、「日付」をトップノードとして、各日付毎に取得された検査項目が、ツリー表示される。なお、検査の一覧はツリー表示421のように「日付」をトップノードとする構成に限るものではなく、「検査項目」トップノードとして、各検査項目の下に各検査項目が日付毎に吊り下げられる構成としてもよい。このような構成だと、特定の検査データを時系列で把握し易くなる。この設定は、検査一覧ウインドウ420の図示を略すアイコン等で行う。
なお、図示は略すが、検査一覧表示の設定を、検査ウインドウ400のアイコン等で設定する構成としてもよい。この場合、ウインドウでの設定が、現在ログインしているユーザの認証情報に対応付けられる。このようにして、検査ウインドウ上でも検査データの一覧表示が設定でき、その設定がユーザ毎に保存される。
次にカルテを作成するための診察画面(電子カルテ画面)の構成を説明する。部署「眼科」で診察を行う権限を設定されたユーザが診察用クライアント20にログインすると、図7で示される診察ウインドウ600が起動される。601は診察用のナビゲータボタンであり、800は患者情報表示部、640はカルテであり、641〜643の符号が付された3つの画面で構成されている。641は新規カルテ表示であり、診察当日の患者の諸情報や、SOAP(主訴、理学的所見、評価、計画)を記載、閲覧する。642は過去カルテ表示であり、患者の過去のカルテを参照することができる。643は診療履歴であり、過去のカルテから抽出した、日付とその時の所見や病名等がリストとして表示される。新規カルテ表示641、過去カルテ表示642、診療履歴643はスクロールにより過去の情報を見ることができる。
このカルテ640に、患者の検査データを貼り付けるデータ転記は、検査用クライアント20からのデータ転送により行われる。転記に伴うカルテ記載の承認システムについての説明は略すが、検査用クライアント20(検査ウインドウ400)での検査データの保存をトリガとし、診察用クライナント20のモニタ22に表示される転記承認ウインドウで、医師が検査データをカルテに転記するかどうかを決定することにより行われる。検査データがカルテに転記されると、カルテに検査データの検査項目や検査結果が表示される(貼り付けられる)。
過去カルテ表示642は、診療日(検査日)毎に表示が区分けされる。表示650、660は、検査日毎に転記された検査データの表示の一例で、表示650が表示660より過去の情報である。検査データの表示は、1つの検査に対して、「検査の題目」、「検査項目」、「検査結果」の少なくとも3種類の表示が一つにまとめられて表記される。例えば、表示650では、「検査の題目」として<眼科検査>が4つ表示されている。各々の「検査項目」として<屈折検査>、<角膜曲率半径計測>、<精密眼圧測定>、<細隙灯検査>が表示され、各々の「検査結果」として、<1.0D>、<7.8mm>、<19mmHg(眼圧値)>等が表示されている。画像で取得された検査結果、例えば、<細隙灯検査>は、表示をクリックすることにより検査データが拡大表示されるようになっている。また、表示660では、「検査の題目」として<眼科検査>が5つ表示されており、表示650と異なるのは、「検査項目」として<精密眼圧測定>が表示され、「検査結果」には<21mmHg>で表示されている。また、「検査項目」として<眼底カメラ撮影>が表示され、「検査結果」として、患者眼の眼底写真のサムネイルが表示されている。このサムネイルをクリックすると、眼底写真が拡大される(実データが表示される)。
なお、表示660では検査データが異常値であることが661のように強調表示されている。前述のカルテ転記に伴い、数値を持つ検査データ、例えば、眼圧値、眼軸長、角膜厚等が、標準的な値から大きく外れる場合や異常な値である場合に、一見して正常値の検査データと区別がつくように、強調表示661のようにカルテ上に強調表示(異常値強調表示)される。
また、表示650において、その検査(診療行為)に対する医療費の請求が行われなかった場合も、医療費未請求として、請求済みの検査項目と区別がつくように強調表示が、651に示すようになされる。表示651では検査データの医療費が請求されなかったことが強調表示(未請求強調表示)されている(詳細は後述する)。
異常値強調表示は、以下の手順で行われる。検査データのカルテへの転記に伴って、CPU12が検査項目をオブジェクトIDにより識別され、その検査データの数値が抽出される。CPU12は、ハードディスク13には予め各検査項目に対して所定の基準値(閾値)が各々参照データとして保存されており、CPU12はカルテに転記される検査データの数値と、この検査データに該当する検査項目に用意された基準値とを比較する。CPU12は、検査データが用意された基準値を超えている、又は下回っているかを判定し、異常値と判定した場合に、診察クライアントの制御部21aに指令信号を送り、カルテに転記された検査データの「検査結果」(数値)を表示661に示すように強調表示させる。
なお、強調表示は、カルテの情報に基づいて診察、診断を行う医師に注目させる構成であればよく、反転表示、カルテ記載の他の文字と色を変える色表示、フォントを変えるフォント表示、太字、下線、網掛け表示、マーカー表示、文字の点滅、アスタリスク等の記号を付す等であればよい。本実施形態では、表示661の斜線で囲まれた箇所の色を赤色表示としつつ、太字として表示する(図示の簡便のため囲み表示とした)。なお、未請求情報の表示は、ユーザにその検査刻目が医療費未請求であることが知らせられればよく、カルテ上での強調表示ではなく、カーソルがその検査項目に置かれることで、未請求情報がポップアップで表示される構成としてもよい。
次に、異常値を強調表示させる際の判定基準(基準値、閾値)となる参照データの構成及びデータの変更について説明する。図8は、参照データ設定ウインドウ700を示す図である。参照データ設定ウインドウ700は、マスタメンテナスウインドウ100から起動される。701は、各診療科における基準値を設定することが可能な検査項目をプルダウンにて呼び出すための診療科メニューであり、検査項目の一覧が検査項目欄702に表示される。なお、参照データ設定ウインドウ700に表示されている各検査項目には前述の場合と同様にオブジェクトIDが付与されており、検査データがカルテ640に転記される動作をトリガとして、転記された検査データの数値と、これに該当する参照データの検査項目の基準値とがCPU12により比較される。703、704は、各検査項目における正常値(基準値)とされる上限値、下限値をそれぞれプルダウンにて数値を設定する数値設定欄である。数値設定欄703,704は各検査項目毎に設けられる。705は表示切換欄であり、カルテ上に異常値の強調表示をする/しないを切換設定するための欄である。また、数値の変更はキーボード等による数値入力であってもよい。ここでは、精密眼圧測定(眼圧値)における上限値、下限値を例えば、20mmHg、5mmHgとした。
なお、本実施形態では検査データに対して正常値(異常値)の判定を行うために、上下限の基準値(閾値)を設けるものとしているが、これに限るものではなく、上限値または下限値の一方のみを基準値として設定することも可能である。
このようにして、各検査項目毎に正常値と異常値とを判別するための基準値(上限値、下限値)をユーザが設定できる。
参照データの設定は、OKボタンを押すことにより確定され、CPU12によりハードディスク13に記憶される。参照データは、システム全体で一つとしてもよいし、ユーザ(医師)毎に用意する構成としてもよい。なお、参照データは検査用クライアント20のハードディスク21bに記憶する構成としてもよい。このようにして、制御部21a、CPU12により参照データが設定される。
なお、以上の説明では、参照データにある基準値を検査した測定値が上回るか又は下回るかの判定により、異常値の有無を判定する構成としたが、これに限るものではない。CPU12が、測定値と基準値とを比較演算し、その演算結果に基づいてカルテ上に異常値の差異(基準値からの変位量)が強調表示される構成としてもよい。また、基準値からの差異に応じて、段階的に強調表示がされる構成としてもよい。例えば、精密眼圧測定の場合、基準値(上限値)から+1〜3なら青色表示、+4〜6なら赤色表示、+7以上なら太字で赤色表示などである。これにより、ユーザには、異常値に加え、その度合が把握しやすくなる。
以上のように、検査データがカルテ640に転記され、カルテ640の情報に基づいて、診察、診断が進められる。医師がカルテ画面を閉じる(保存する)ことにより、患者の診察が終了される。制御部21aとCPU12が連携して、カルテ640の保存動作をトリガとして、請求選択ウインドウ750を起動させ、カルテ640に転記された検査等の医療費(診療費)を請求/未請求のどちらの処理として会計用クライアントに送るかどうかの判断を医師に促す。本実施形態では、CPU12が、ナビゲータボタン601の「閉じる」又は「診察終了」のクリックをトリガとして、請求選択ウインドウ750をモニタ22に表示する(図9参照)。
医療費請求選択手段となる請求選択ウインドウ750は、制御部21aにより、電子カルテ640とは別のウインドウで起動され、電子カルテ画面に重畳表示(あるいは、別画面に表示)される。請求選択ウインドウ750のサイズは、カルテ640の過去カルテ表示642に掛らない程度の大きさ、(6分の1〜2分の1程度)で、過去カルテ表示642に掛らない位置に表示される。さらに、請求選択ウインドウ750は、制御部21aにより、ウインドウが非アクティブ状態であっても、電子カルテ640より常時前面に表示される。また、請求選択ウインドウ750が常に前面に表示されても、制御部21aにより、カルテ640のスクロールは可能となるように表示の制御がされている。
請求選択ウインドウ750では、その日に検査し、カルテに転記した検査項目が検査項目欄751に一覧で表示されており、各検査項目には、カーソルでチェック可能なチェックボックスが設けられている。チェックボックスをカーソルでクリックして、レ点を入れてチェックすることにより、チェックの入った検査項目は医療費請求、チェックの外れた検査項目は医療費未請求、として会計用クライアント20に送られる。このとき、各々のチェックボックスには、CPU12がハードディスク13に記憶されている医療費請求用の併用算定データ(医科診療報酬点数表等から作成された)に基づいて医療費の請求/未請求が判断された結果が反映されている。併用算定データは、各検査の組合せや月内の検査回数等に基づき、医療費の請求ができるかどうかの基準を規定したテーブルである。
本実施形態では、CPU12によりカルテに記載された各検査項目毎の医療費の請求/未請求のチェック(判断)を受けた後に、ユーザである医師が請求/未請求の判定と確定(承認)を行う。このとき、医師は、常に前面に表示される請求選択ウインドウ750を見ながら、カルテ640に表示しきれない過去の情報等が見ることができる。
医師が請求選択ウインドウ750にて、それぞれの検査の医療費の請求/未請求を選択した後、請求選択ウインドウ750内の確定ボタンをカーソルでクリックことにより、各検査項目の医療費の請求/未請求情報が確定される。CPU12は、請求選択ウインドウ750での確定をトリガとし、ハードディスク13に記憶されている患者の併用算定データで、未請求とされた検査項目に未請求情報を付与する。未請求情報の付与は、例えば、フラグ処理である。CPU12は、診療の行われた日の未請求情報の付与された検査項目と未請求情報の付与されなかった検査項目を、会計用クライアント20に送る。また、CPU12は、未請求情報の付与された検査項目をハードディスク13に保存する。このとき、未請求情報を付与された検査項目と、カルテ640上の診療情報とは関連付けて保存される。制御部21aは、検査項目への未請求情報の付与をトリガとし、この検査項目のカルテ上での表示を、表示651のように強調表示させる。これにより、次回以降の診察時に医師に、CPU12の判定又は医師の判定で未請求とした検査項目の注意が促される。次回以降に、患者のカルテを呼び出した際に、CPU12は、ハードディスク13に記憶された患者情報を読み出し、未請求情報の付与された検査項目を調べる。未請求情報の付与された検査項目があれば、CPU12は、制御部21aに表示制御の指令を出し、制御部21aが、カルテに過去の患者情報を表示させる際に未請求とした検査項目を強調表示させる。これにより、ユーザ(医師)には、いつ、どの検査を未請求処理としたかがわかる。また、従来は、カルテに請求/未請求情報が残らず、会計(会計用クライアント)で未請求情報が残らない構成であったが、本実施形態では、カルテ、会計で共に、検査項目の請求/未請求の履歴が保存される。
このように、どの検査の医療費を請求した否かの情報がカルテ画面に表示されることにより、ユーザに医療費請求処理が把握し易くなる。また、カルテに医療費請求/未請求の情報が保存されることにより、医療費請求に関する診療行為の履歴が把握し易くなる。
さらに、CPU12の医療費の請求/未請求判断に加えて、医師の選択(判断)により医療費の請求/未請求が確定する構成とすることで、CPUのみによる自動計算が簡単ではない診療報酬の点数計算において、医療費の請求に詳しい医師の判断を反映することができる。これにより、医療費の請求の信頼性が向上し、請求処理がスムーズに行える。また、会計(医療事務)での請求/未請求の確認等の負担が軽減される。
さらにまた、従来の電子カルテシステムでは、カルテに記載された検査項目が医療費を請求されたかどうかの情報を付与されなかったため、CPU12の併用算定データに基づく、請求/未請求の判定処理で検査項目のチェックが外されることが多かったが、本実施形態では、各検査項目の未請求情報の履歴を自動計算に反映できるため、医療費の請求漏れが低減できる。
なお、本実施形態では医療費を請求しない検査項目についてチェック外すものとしているが、これに限るものではない。請求選択ウインドウが開かれた時点で、全ての検査項目の医療費を請求するという意味でチェックが外されている状態とし、医師が必要に応じてチェックを入れることにより、チェックが外れた検査項目は医療費を請求するとする構成であっても良い。
なお、本実施形態では、医療費を請求しない検査項目を強調表示する構成としたが、これに加え、未請求とした理由を付加情報として、コメントにてポップアップ表示する構成としてもよい。と問えば、前述のCPU12の判断や請求選択ウインドウ750での医師の判断において、CPU12により未請求処理とした場合は、併用算定データ(医科診療報酬点数表等)にある取り決めをコメントとして患者のカルテ情報に付加し、医師による未請求処理の場合は、その旨をコメントとして患者のカルテ情報に付加する。制御部21aが、前述の未請求強調表示に加えて、カーソルが強調表示箇所に位置した場合にコメントをポップアップ表示させる構成とする。これにより、医師は、強調表示された未請求とした検査のコメント(未請求とした理由)が簡単に分かる。
図7において、表示651は、以前の診療で行った検査の医療費を請求しなかったことを表している。表示651の強調表示は、「検査項目(検査名)」の<角膜曲率半径計測>を青色で表示するものとし、異常値を強調表示した表示661とは、異なる強調表示を行う(ここでは、図示の簡便のため囲み表示とした)。これにより、医師に検査項目の未請求を示している。また、異常値強調表示を検査結果の色表示の切換えとし、未請求強調表示を検査項目の色表示切替えとすることにより、1つの検査項目に2つの強調表示を表示することもできる。
次に会計について説明する。部署が会計のユーザで会計用クライアント20にログインすると、図示なき会計ウインドウが起動される。この会計ウインドウは受付ウインドウと実質的に同じである。会計ウインドウでも他のウインドウと同様に患者リスト、ナビゲータボタン、患者情報表示部等を持っている。会計では診察が終了したものの医療費を計算する。前述の請求選択ウインドウ750の確定をトリガとし、CPU12が、診療日当日に記載されたカルテにある検査で、医療費を請求する処理が確定した検査項目を、それぞれ付された保険点数を基に計算し、その結果(患者への医療費請求額)を会計用クライアント20に表示させる。患者により医療費が支払われると、患者の診療が終了され、患者リスト410からこの患者が削除される。
このとき、請求/未請求とした項目も表示され、この表示を医事が確認して、最終的な医療費請求のチェックを行う。医事にて、各項目(検査項目や診療項目)の請求/未請求のミスが分かると、会計用クライアントから診察用クライアントにコメントを送り、医師に再検討を促す。また、ミスの程度によっては、医事にて修正することもできる。医事で請求/未請求の処理を修正した場合は、後で医師に連絡し、カルテの請求/未請求を医師に修正してもらう。これにより、医事がカルテの記載内容を変更することなく、会計で請求/未請求処理の状況把握及び修正ができる。このようにして、会計用クライアントで、各項目の請求/未請求の状態がわかることにより、医事によるチェックがしやすくなる。
次に本発明の実施形態である医療情報管理システムの動作を、先に述べた構成に基づいて各項目毎に説明する。以下の説明では、患者が一月に2回の診療を受ける場合を説明する。表示650、660で示した検査がされるものとする。
はじめに医療情報管理システムの各クライアント20を利用するためのログインについて説明する。図3のログインウインドウ200は各クライアント20にそれぞれ同じものとして表示される。ログインするユーザはログインウインドウ200に、予め設定したユーザ名(ログイン名)とパスワードを入力欄201に入力する。入力されたものが予め登録されたユーザ名とパスワードであるかの認証がCPU12により行われる。認証適合となれば、部署の選択欄202をアクティブ(選択可能)にし、認証不適合となれば、図示なきエラーダイアログが表示される。ユーザは選択欄202中からログインしたい部署を選択して、ログインウインドウ200のOKボタンをクリックして、医療情報管理システムにログインする。
部署が医事(受付)のユーザがログインすると、図示なき受付ウインドウが起動される。受付では来院した患者を医療情報管理システムに登録し、検査や診察等の診療を受けるための手続きをとる。患者は患者リストに追加登録され、患者の受ける診療行為が登録される。この日は、屈折検査、角膜曲率半径計測、精密眼圧測定(NCT)、細隙灯検査を行うものとする(図4の検査リスト440参照)。後日の検査の場合は、上記検査項目に眼底カメラ撮影が加えられる。
次に、患者は検査へと進められる。本システムに部署が検査のユーザ(眼科に属する検査技師や看護師、医師)がログインすると検査ウインドウ400が起動される。ユーザである検査者は検査ウインドウ400の患者リスト410から検査する患者をカーソルで指定することにより、患者の受ける検査項目が検査リスト440によりわかる。
ここでは、説明の簡便のため、眼底カメラ撮影と精密眼圧測定を例に挙げて説明する。検査クライアント20で、前述のように眼底カメラから検査データである眼底写真がイメージングウインドウ450での操作により検査クライアント20に取り込まれる。また、検査者は非接触眼圧計により患者の眼圧値を取得し、検査ウインドウ400を操作し、眼圧値を入力する(PC21と接続される眼圧計による自動入力としてもよい)。このようにして、眼圧値等の検査データがハードディスク21bに記憶され、制御部21aにより、各検査データにオブジェクトIDが付与され、サーバ10のハードディスク13に保存される。また、眼底カメラにより得られた眼底画像は、眼底カメラでオブジェクトIDが付与され、この検査データがイメージングウインドウ450のツールアイコン等のより「保存」されると、前述のように、オブジェクトIDが付与された検査データには、患者情報、日付、検査条件等が付与され、ハードディスク13に保存される。さらに、検査データの保存動作をトリガとして、各検査データのカルテ640への転記処理がなされ、転記の承認がされると、検査データの転記されたカルテ情報はハードディスク13へと記憶される。同様に、屈折検査により取得された屈折値、角膜曲率半径計測により取得された角膜曲率、細隙灯検査により取得された前眼部や後眼部のスリット像等が適宜医師の選択により、カルテ640に転記される。
次に、検査を終えた患者は診察室へと入る。診察の権限を持つユーザ(医師)が診察用クライアント20へとログインすると診察ウインドウ600が起動される。医師は診察する患者を図示なき患者リストから選択し、ナビゲータボタン601のSOAPボタンをクリックすると、カルテ640が表示される。
ユーザがカルテ640を開くと先に取得した検査データの転記が、図示なき転記承認デイアログにより行われる。このとき、CPU12は、カルテ640に転記する検査データのうち、数値データである眼圧値をハードディスク13内の参照データと比較し、検査データが異常値であるかどうかの判定をする。今回は、異常値ではなかったため、強調表示をしない。ここで、屈折値や角膜曲率等は異常値判定しない構成とした。
ここで、診察用クライアント20で患者の検査データの一覧を見たい場合、先に説明したように、ナビゲータボタン601のを操作し、検査用クライアント20で用いられるナビゲータボタン401に表示切換する。ユーザのナビゲータボタン401の「検査一覧」のクリックをトリガとして、制御部21aが検査一覧ウインドウ420を起動する。前述の構成で説明したように、CPU12がユーザの設定情報を読み、制御部21aに指令を出して、設定情報にある検査項目を一覧表示させる。このとき、ツリー表示421には、診察用クライアント20にログインしたユーザが予め設定した検査項目しか一覧表示されていない(図6参照)。検査一覧の中から詳細なデータ、画像を見たい場合は、表示されている検査項目をカーソル等で選択することにより、制御部21aが実データや画像が検査ウインドウ400に表示させる。
これにより、ユーザは、患者の検査データの中から、ユーザにとって必要なデータを抽出して一覧を見ることができる。また、ユーザにとって不要なデータが検査一覧に表示されないことにより、CPU12や制御部21aの処理の負荷が低減でき、スムーズな診察ができる。検査データの一覧表示において、診療科欄131で表示された診療科に属する検査データが検査ウインドウ400(モニタ22)に表示される。また、カスタム設定ウインドウ140で詳細設定をすることにより、診療科毎の検査データの表示に加えて、ユーザにとって必要、不必要な検査データの表示、非表示を設定できる。
さらに、ユーザが必要とする検査データが一覧表示されるため、診療科の異なる検査データを閲覧する際に、現在用いている特定の診療科の検査画面の画面表示を切換る手間が省ける。また、このような一覧表示設定の場合、トップノードに各診療科が表示されることなく、各検査項目が表示されるため、ユーザによる検査データの閲覧がし易くなる。また、診療科(眼科、内科、共通科等)のノードが不要となるため、ツリー表示の読み込みの負荷や表示の負荷が低減される。
医師は、検査データに基づいて患者の病名の診断や処置等を行う。ここでは、表示650の診察では、「緑内障の疑い」という診断を下したものとする。この患者には、次回診療時に「眼底カメラ撮影」を受けてもらうこととする。
以上のような手順で患者の診察を進め、最後にカルテを保存することにより、診察を終了する。ナビゲータボタン601の「診察終了」によるカルテの保存をトリガとして、CPU12により検査の医療費の請求/未請求が判断された後、請求選択ウインドウ750が起動される。医師により各検査の検査費の請求/未請求が選択される。ここでは、精密眼圧測定、細隙灯検査、屈折検査を請求とし、角膜曲率半径計測は未請求とする。これは、この病院で規定した、屈折検査と角膜曲率半径計測が同日に行われ、患者に病名が確定しない場合、月にどちらか一方の医療費を一回しか請求できない規則に基づく。しかし、病名が確定されると、月内であっても、もう一方の検査の医療費が請求できるようになる。また、精密眼圧測定も病名が確定しなければ、月に1回しか医療費を請求できない規則とされる。
医師の請求選択ウインドウ750での確定に伴い、CPU12は、請求処理、未請求処理とする各検査項目を会計用クライアント20に送り、さらに、患者に請求する医療費を計算する。このとき、制御部21aは、カルテに表示された未請求の検査項目を強調表示し、次回以降の診療時にユーザ(医師)に未請求情報を示させる(表示651)。
会計では部署が医事(会計)のユーザが会計用クライアント20にログインし、患者に請求される検査、診療行為等に基づいて計算された患者の医療費を見て、会計処理を行う。患者が医療費を支払うと、この患者の一連の診療が終了する。
次に、同じ月に同じ患者が診療を受けに来た場合を説明する。今回は、前回の検査に加えて「眼底カメラ撮影」をするものとする。ここでは、先と同様の説明は省略する。
前回と同様にに各検査データが取得され、その検査データがカルテに転記される。このとき、CPU12は、カルテに転記する検査データのうち、数値データである眼圧値をハードディスク13内の参照データと比較し、検査データが異常値であると判定する。今回は、異常値(21mmHg)となるため、CPU12は、制御部21aに指令し、カルテ640(過去カルテ表示642)での表示を表示661のように強調表示させる。
以上説明したように、検査データ(数値)の強調表示により、医師に異常値を気付きやすくすることで、診察、診断がスムーズに行われると共に、検査データの見落としが低減される。また、強調表示させる検査データの判定基準となる値をユーザが設定できるため、様々な判定基準を持つユーザに対応できる。なお、従来の電子カルテシステムは、医師が検査データを確認しながら、SOAPに所見等を手入力し、マーカなどで強調表示させる構成であったが。システムが本実施形態のような構成であれば、医師が手入力することなく、カルテに検査データを転記でき、さらに、注意を促す強調表示ができる。
また、過去カルテ表示642において、前回の診療で角膜曲率半径計測の医療費を患者に請求しなかったので、その情報をCPU12が、制御部21aに指令し、表示651のように過去分のカルテ上に表示させる。このように、異常値強調表示及び未請求強調表示は、CPU12と制御部21aの連携により実現される。
医師は、今回の検査データを参考に診察を進め、患者の病名を「緑内障」と診断して、診察を終了する。カルテ640を「保存」することにより、請求選択ウインドウ750が起動され、ウインドウ750には、CPU12により請求/未請求のチェックを受けた各項目が表示される(図9の場合とは異なる)。ここで、屈折検査、角膜曲率半径計測、精密眼圧測定が未請求で、細隙灯検査、眼底カメラ撮影が請求とされている。請求/未請求の処理において、CPU12は、患者の病名を参照せず、各検査項目(診療項目)と医科診療報酬点数表等を対応させて、請求/未請求の判断をする。
今回の診察で、患者の病名が「緑内障」と確定されたので、医師は前述の規則に従い、角膜曲率半径計測と精密眼圧測定のチェックを入れる(請求処理とする)。このとき、医師は、精密眼圧測定は、病名が確定すれば月内の過去の検査に関わらず請求処理できるが、角膜曲率半径計測の請求処理では、月内の過去の検査で、屈折検査か角膜曲率半径計測のどちらが請求されたかの情報が必要になる。医師は、請求選択ウインドウ750の背面に表示されている過去カルテ表示642を確認し、表示651に基づいて、今回は角膜曲率半径計測の医療費が請求できると分かる。前述のように診察が終了され、CPU12が患者に請求する医療費を計算し、患者が会計で医療費を支払うことにより、一連の診療が終了する。
以上説明したように、以前に検査費を未請求とした検査が、カルテ上で強調表示されるため、ユーザである医師は、以前の医療費の請求/未請求が一目でわかる。これにより、医療費請求の重複や請求漏れを低減できる。特に、月内に行う複数の診療において、検査の組合せ等により、請求が可能となるもの、不可能となるものがある場合に、過去の検査項目(診療項目)の未請求情報が、診察ウインドウ600(過去カルテ表示640)で把握できることにより、別の請求/未請求情報が記録されたデータを閲覧する必要がない。
さらに、請求選択ウインドウ750が、カルテ640に表示される際、ウインドウ750の表示サイズ、位置が過去カルテ表示642に掛らないため、医師は過去にこの患者の医療費を請求したか否かが確認しやすくなり、医療費請求選択の判断がスムーズに行われる。また、CPU12のが、病名等の患者の詳細な診療情報を加味せず、検査項目等と医科診療報酬点数表との対応に基づいて、各項目の請求/未請求の判断を行う構成とすることにより、サーバ10に請求/未請求判断用の膨大なデータベースを用意しなくともよく、CPU12の演算負荷及びハードディスク12のデータ容量が抑えられる。
なお、以上説明した本実施形態では、医療費の請求/未請求の処理において、CPU12による判断を受け、医師が請求選択ウインドウ750によりチェックにより、請求/未請求処理が確定する構成としたが、これに限るものではない。CPU12のみの判断であってもよい。この場合であっても、ある日の検査の医療費を未請求とした情報がカルテに表示されることにより、医師が患者の診療状況を把握し易くなる。
なお、以上説明した本実施形態では、各検査データ(検査項目)に付与されるオブジェクトIDは、診療科の情報を含むものとしたがこれに限るものではない。診療科情報を含まず、通し番号にてオブジェクトIDが付与される構成としてもよい。設定情報(検査項目テーブル)には、オブジェクトIDが格納されるため、診療科の情報が検査データに付与されなくても、ユーザの所望する設定と検査データの関連付けはできる。
なお、以上説明した本実施形態の未請求強調表示は、検査項目を強調表示する構成としたがこれに限るものではない。診療行為に該当するもの、つまり、診療項目に該当するものであれば医療時未請求の強調表示の対象としてよい。例えば、手術、処置等も診療項目に含まれる。
本発明の医療情報管理システムの概要を示す図である。 医療情報管理システム設定をする画面を示す図である。 医療情報管理システムへログインする為のログイン画面を示す図である。 検査ウインドウを示す図である。 イメージングウインドウを示す図である。 検査データの一覧表示を示す図である。 診察ウインドウを示す図である。 参照データ設定ウインドウを示す図である。 請求選択ウインドウを示す図である。
符号の説明
10 管理サーバ
12 CPU
13 ハードディスク
20 クライアント
21 PC
21a 制御部
21b ハードディスク
30 検査機器
100 マスタメンテナンスウインドウ
130 検査一覧表示設定ウインドウ
140 カスタム設定ウインドウ
200 ログインウインドウ
401、601 ナビゲータボタン
400 検査ウインドウ
450 イメージングウインドウ
600 診察ウインドウ
640 カルテ
642 過去カルテ表示
750 請求選択ウインドウ
800 患者情報表示部

Claims (1)

  1. 患者に対して種々の検査を行い,取得した複数の検査データを医療情報として電子データにて管理する医療情報管理システムにおいて、
    患者の診療情報を入力するための電子カルテ画面であって,前記検査データを該当する検査項目とともに表示する電子カルテ画面をモニタ上に表示する表示制御手段と、
    前記電子カルテ画面に表示され前記検査データ及び前記診療情報を保存するための保存手段であって,実施した検査に対して各検査の組み合わせや検査回数に基づき医療費の請求ができるか否かの基準を規定したテーブルからなる算定データが記憶される保存手段と、
    該保存手段によって保存される前記検査データに該当する検査項目に対して前記保存手段に記憶されている前記算定データに基づいて医療費を請求する否かを判断する判断手段と、
    該判断手段により判断された前記検査項目に関して医療費を請求するか否かを確定させる確定手段であって,前記医療費の請求を否として確定した前記検査項目に対して医療費の未請求情報を付与して前記保存手段に記憶させるための確定手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は前記保存手段から読み出した前記検査項目を前記電子カルテ画面のカルテ上に表示させる際に,前記検査項目に前記未請求情報が付与されていれば該未請求情報に基づいて前記検査項目を前記カルテ上に強調して表示させることを特徴とする医療情報管理システム。
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