JP2012200292A - 医療情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 医療情報の信頼性を確認できると共に、使い勝手のよい医療情報管理システムを提供できる。
【解決手段】 医療情報管理システムは、患者の医用画像を取得するための医療装置と、医療装置と接続され前記医療装置にて取得された前記医用画像を含めた患者の医療情報を管理するための医療情報管理装置とを備える。更に、医療装置は、患者の医用画像を得るための画像取得手段と、画像取得手段を操作する操作者を特定するための識別情報を入力するための入力手段と、画像取得手段で取得された医用画像と入力手段により入力された識別情報と関連付けると共に,医用画像に識別情報が組み込まれた医療情報データとして第1記憶部に記憶させる第1制御手段と、記憶部に記憶された医療情報データを医療情報管理装置側に出力するための出力手段と、を備える。

【選択図】 図3

Description

本発明は、医療装置で取得された医用画像等の医療情報を保存・管理するための医療情報管理システムに関する。
従来、測定手段により患者を測定し得られた測定情報と患者情報とを画像ファイルに変換してデータを取り扱う装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような装置は、眼科測定装置で取得された測定情報を画像ファイル化し、この画像ファイルに患者情報や検者情報をファイル名として付与するものである。
特開2005‐261616号公報
しかしながら、特許文献1の技術は画像ファイルを開く前に種々の情報が認知されるように画像ファイル名に各種の医療情報を用いたものに過ぎず、使い勝手が良くない。また、ファイル名を誤って書き換えてしまえば情報は消えてしまうこととなる。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、医療情報の信頼性を確認できると共に、使い勝手のよい医療情報管理システムを提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 患者の医用画像を取得するための医療装置と、該医療装置と接続され前記医療装置にて取得された前記医用画像を含めた患者の医療情報を管理するための医療情報管理装置とを有する医療情報管理システムにおいて、前記医療装置は、患者の医用画像を得るための画像取得手段と、該画像取得手段を操作する操作者を特定するための識別情報を入力するための入力手段と、前記画像取得手段により取得された前記医用画像と前記入力手段により入力された前記識別情報と関連付けるとともに,前記医用画像に前記識別情報が組み込まれた医療情報データとして第1記憶部に記憶させる第1制御手段と、前記記憶部に記憶された前記医療情報データを前記医療情報管理装置側に出力するための出力手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)に記載の医療情報管理システムにおいて、前記医療情報管理装置は、前記出力手段により出力された前記医療情報データを記憶する第2記憶部と、該第2記憶手段に記憶された前記医療情報データを呼び出した際に前記医用画像と前記識別情報とを可視化した状態でモニタ及びプリンタの少なくとも一方に出力させる第2制御手段と、を有することを特徴とする。
(3) (2)に記載の医療情報管理システムにおいて、前記第2制御手段は第2記憶部から呼び出された前記医療情報データを前記医用画像と前記識別情報とに分け,前記モニタに表示された医療情報管理画面上に用意された所定の表示欄に前記医用画像を組み込むと共に、該表示欄とは別の表示欄に前記識別情報を組み込む処理を行うことを特徴とする。
(4) (3)の医療情報管理システムにおいて、前記医療装置は患者眼を撮影するための眼科撮影装置であり、前記医用画像は患者眼の撮影画像であることを特徴とする。
本発明によれば、医療情報の信頼性を確認できると共に、使い勝手のよい医療情報管理システムを提供できる。
以下、本発明の医療情報管理システムを図面に基づき説明する。なお、本発明の医療情報管理システムは、医療情報を電子化し、サーバによって、一括管理するものであり、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク技術を用いて病院内の各部署や、病院間を結びつけることにより構築される。ここでは、医療情報管理システムとして眼科情報の保存・管理をするための眼科用の医療情報管理システム(以下、眼科情報管理システムと記す)を例に挙げて説明する。
図1は、眼科情報管理システムの構成のブロック図である。管理サーバ10は、医療情報管理システムの主要な演算処理を担うCPU等から構成される制御部12と、記憶部13とがサーバ本体11に搭載されている。ハードディスク等からなる記憶部13には、後述する検査用クライアント20bから入力された眼科用の医療情報データ(以下、単に医療情報データと記す)が記憶される。また、記憶部13には、医療情報を管理するためのプログラム(医療情報管理ソフト)等、医療情報管理システム全体の動作制御を行うための各種プログラム14が予め記憶されている。なお、医療情報データには、後述する検査機器30で取得された医用情報と、入力手段23で入力された識別情報(検者、患者、医師の識別情報)及び検査機器30での検査時に付与される識別情報(撮影日時、撮影条件等)とが付帯情報として関連付けられて一つのデータとして形成されている。なお、これらのデータはすべて管理サーバ10で一元管理される。
管理サーバ10には、複数のクライアント(管理サーバ10が提供する情報を利用するためのコンピュータ)20(20a〜20d)がネットワーク15を介して接続されている。ネットワーク15としては、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等が挙げられる。なお、管理サーバ10と各クライアント20とは、図示を略すインターフェースを介して接続されることで、相互に各種データの入出力が行われるようになっている。
眼科情報管理システムに接続されるクライアント20としては、来院した患者の受付等の手続きを行う受付用クライアント20a、患者の検査データ等を管理する検査用クライアント20b、カルテの記載や管理、閲覧等をする診察用クライアント20c、診察の済んだ患者の医療費の算出・次回診察等の予約等をする会計用クライアント20d等が挙げられる。
各クライアント20(20a〜20d)は、PC(パーソナルコンピュータ)本体21、管理画面や検査用画面などの各種作業画面が表示されるモニタ22、検者や患者などの各種識別情報や各種入力操作等を行うための入力手段23、プリンタ等の外部出力部24とから構成されている。なお、入力手段23には、検者情報,患者情報などの識別情報を個別に入力できるものが使用される。具体的な入力手段としては、例えば、キーボード、マウスの他、バーコードリーダ又はカードリーダ等が使用される。外部出力部24には、眼科情報管理システムで取り扱われる電子データが改変されない形態で出力できるものが使用される。例えば、周知のプリンタを用いた紙出力などが挙げられる。
なお、PC本体21は、眼科情報管理システムの各種プログラムに基づく各種動作制御を行うための制御部21a、クライアント20から取得される各種情報(医療情報、識別情報など)や前述した医療情報を管理するためのプログラム等が記憶されるハードディスク(記憶部)21bを内蔵している。また、上述した管理画面や検査用画面等の各種の作業画面は、医療情報を管理するためのプログラムが制御部により実行されることによりモニタに表示される。
以上のような構成を備える各クライアント20(20a〜20d)は、施設内LANケーブル25,ネットワーク15、図示を略すインターフェースを介して管理サーバ10と接続される。これにより、管理サーバ10と各クライアント20同士が接続されてネットワーク環境が形成される。なお、施設内LANケーブル25、ネットワーク15、図示なきインターフェース等により、記憶部21bに記憶された医療情報データを管理サーバ10側に出力するための出力手段が構成される。
各クライアント20から入力される各種の情報は、管理サーバ10の記憶部13にて保存・管理される。また、記憶部13に保存された情報は、各クライアント20のモニタ22上で、仮想的に管理、閲覧、変更しているかのようなサーバ・クライアントシステムが構築される。
なお、検査用クライアント20bには、眼科用の各種検査機器(眼科装置)30が接続されている。例えば、検査機器30としては、被検者眼の眼底写真を撮影するための眼底カメラ、被検者眼の視力検査を行うための視力検査装置、被検者眼の屈折力を測定するための屈折力測定装置、眼圧を測定するための眼圧測定装置、角膜曲率を測定するための角膜曲率測定装置、眼軸長を測定するための眼軸長測定装置などが挙げられるが、これに限るものではなく、患者の医療情報を取得できる装置であればよい。本実施形態では、このような検査機器30とクライアント20bとを合わせて、患者の医療情報を取得するための医療装置として示している。なお、このような検査機器30にクライアントの機能を持たせることも可能である。つまり、検査機器30に検査用クライアント20bの各種機能が内蔵された一体型のものが使用されても良い。
なお、ここでは、受付用クライアント20a、診察用クライアント20c、会計用クライアント20dについての詳細な説明は省略するが、受付用クライアント20aの入力手段23では、例えば患者情報(患者の識別情報)の入力が行われ、診察用クライアント20cでは医師の診療結果等の入力が行われ、それぞれLANケーブル25を介して管理サーバ10へと送られるようになっている。そして、管理サーバ10でのファイリングによりこれらの情報が医療情報データとして一元管理される。
ここで、検査機器30として、以降の説明で用いられる眼底カメラの構成を簡単に説明する。図2は、眼底カメラの概略構成を説明するためのブロック図である。制御部240には、照明ユニット210、撮影ユニット220、モニタ241、メモリ242、外部入出力部243、操作部244が接続されている。照明ユニット210は、被検眼に向けて赤外光を照射するための観察照明光学系や可視のフラッシュ光を被検眼に照射させる撮影照明光学系等が設けられている。また、撮影ユニット220には二次元撮像素子や各種の光学部材からなる前眼部観察光学系や眼底撮影光学系等が設けられている。これらの光学系は眼底カメラの既知の技術を用いたものであり、詳細な説明は割愛する。
検査機器30(眼底カメラ)の撮影ユニット220にて撮影された眼底画像や前眼部画像は、制御部240によりモニタ242に表示される。また、制御部240は操作部244からの所定の入力信号によって、モニタ242に表示されている眼底撮影画像を医用画像としてメモリ242に記憶させると共に、外部入出力部243から検査用クライアント20bへと出力させる制御を行う。
一方、クライアント20bでは、入力された眼底撮影画像(医用画像)に患者情報や検者情報(検査機器30を操作した操作者情報)を制御部21aにより関連付けた状態で一つの医療情報としてLANケーブル25等を介して管理サーバ10へと送られる。
次に、以上のような構成を備える医療情報管理システムにおいて、検査用クライアント20bを用いて医用画像や他の医療情報の取得を行い、外部出力を行うまでの動作を説明する。なお、ここでは、検査機器30として、図2に示すような被検者眼の眼底撮影を行う眼底カメラを用いる例を説明する。図3は、医療情報の取得から外部出力までの処理ステップのフローチャートである。
なお、ここでの図示は省略するが、管理サーバ10には各種の識別情報が予め登録される。例えば、図示を略す管理用クライアント20の入力手段23の操作により、所定のプログラムが実行され医療情報管理ソフトが立ち上がり、モニタ22に管理画面が表示される。この管理画面に入力手段23を用いてID番号、氏名、所属等の検者の識別情報(検者情報)が入力され、管理サーバ10に登録される。なお、各検者情報に対して個別にパスワードが設定されることが好ましい。一方、受付用クライアント20の入力手段23の操作により、管理画面に患者情報が入力される。患者情報としては、氏名・性別・生年月日・年齢などの個人情報、主治医・初診日・最終来院日などの診察情報などがある。そして、入力された患者情報もまた、検者情報と同様に管理サーバ10の記憶部13に保存される。
以上のように識別情報が登録された状態で検査が開始される。医療情報管理ソフトが立ち上がった状態で、検査用クライアント20bにおいて検者の識別情報(ID)が入力される(ステップ101)。制御部21aによりモニタ22上に図示を略す検者情報入力画面が表示されると、検者は入力手段23の操作によって検者情報(ID)の入力を行う。次に、ステップS102で、制御部21aは入力されたIDと、記憶部13に保存されているIDとの認証を行う。ここで、IDが認証された場合は、制御部21aはモニタ22上に図示を略す検査用画面を表示させて、検査用画面上に検者情報を表示させる。そして、ステップS103へ進む。一方、IDが認証されない場合には、ステップS101に戻り、検者情報の認証が繰り返し行われるようにする。この時、認証の回数を制限するようにしても良い。また、本実施形態では、検者によるIDの入力操作で照合が行われているが、これに限るものではない。例えば、IDカードや無線ICチップ(RFID)等のデバイスリーダや、指紋や声紋、または、網膜、虹彩、掌等の血管パターンや署名時の筆圧、速度等を用いたバイオメトリック認証(生体認証)用リーダ等を設けて、検者の個人認証を行っても良い。
ステップS103で医療情報を取得する患者情報が選択される。例えば、モニタ22の検査用画面上には、記憶部13に記憶されている複数の患者情報のうち、これから眼底カメラによる検査が行われる患者リストが選択可能に表示されるとする。なお、患者情報は、LANケーブル25、ネットワーク15を介して管理サーバ10のデータベースにアクセスすることで確認される。検者による入力手段23の操作で該当する患者が選択されると、制御部21aはモニタ22の検査画面上に患者情報を表示させる。
次に、ステップS104で医療情報が取得される。ここでは、眼底カメラ(検査機器30)の撮影ユニット220により医用画像としての眼底撮影画像が撮影される。撮影された眼底撮影画像は制御部240によって、所定の演算処理により眼底撮影画像データが生成され、モニタ241上に表示される。また、制御部240は、外部入出力部243を介して、取得された眼底撮影画像データを検査用クライアント20b側へ出力させる。検査用クライアント20bでは、制御部21aにより患者情報と検者情報(識別情報)とを付帯情報として眼底撮影画像に関連付けるとともに、眼底画像データに患者情報や検者情報等の識別データを組み込む処理を行った上でこれらの情報を一つの医療情報データとして記憶部21bに記憶させる。なお、組み込む処理によって、例えば、識別情報の不可視化等のデータ改ざんが行えないような電子的な保護処理がされる。
また、クライアント20b側では、入力手段23からの入力信号に基づき、所定のデータ送信処理が行われることで、記憶部21bに記憶された医療情報データはインターフェース、LANケーブル25、ネットワーク15等を介して、管理サーバ10に出力される。そして、記憶部13で記憶されることとなる。
次に、ステップS105で医療情報の出力が行なわれる。なお、ここでの医療情報の出力とは、一旦管理サーバ10の記憶部13に保存された医療情報データを電子的又は別の形態(紙出力など)で検者等が視覚的に確認できるように可視化した状態にすることをいう。例えば、医療情報をモニタ22に表示させる、プリンタ等の外部出力部24から紙出力すること等が挙げられる。
まず、モニタ22に医療情報(眼底画像)を表示させる場合を説明する。クライアント20のモニタ22に表示されている作業画面(例えば、医療情報の管理画面等)において医療情報呼び出し用の入力信号が管理サーバ10に入力されると、制御部12は、記憶部13に記憶されている複数の医療情報データから、該当する医療情報データを抽出して、該当するクライアント20側へと送る。クライアント20側では、送られてきた医療情報データが制御部21aによりモニタ22の医療情報管理画面に表示される。なお、医療情報管理画面には検者情報、患者情報、医用画像を個別に表示させるための各種表示欄が所定のレイアウトにて形成されている。制御部21aは受け取った医療情報データから医用画像を抽出すると共に、さらに医療情報データに付帯する様々な情報から検者情報(識別情報)等を個別に抽出する。そして、医療情報管理画面の各表示欄に対応させて医用画像、検者情報などを個別に組み込む(貼り付ける)処理を行う。これにより、モニタ22の画面上において医用画像を表示しながら同時に関係する検者情報が確認できるようになる。
次に、プリンタ等の外部出力装置24から医療情報を出力させる場合を説明する。記憶部13から該当する医療情報データが呼び出されてクライアント20側へと送られると、クライアント20側では、制御部21aによって医療情報データから、医用画像と、医療情報データに付帯する様々な情報から検者情報等の識別情報とが個別に抽出される。そして、医用画像とともに識別情報が所定のレイアウトで可視化された状態で外部出力部24から出力される。
ここで、図4(a)に外部出力部24から紙出力された場合の眼底画像400の例を示す。このように、眼底カメラ200で取得された眼底画像401に、識別情報402(患者情報402a、検者情報402b)が添付された状態となっている。また、図4(b)にモニタ22に表示される医療情報管理画面の例を示す。この例では、管理画面上において医用画像が貼り付けられる表示欄411と、患者情報が貼り付けられる表示欄412と、検者情報が貼り付けられる表示欄412とは、各々独立して形成されている。制御部12は、このような各表示欄411〜413に各々対応する情報を貼り付けて表示を行う処理を行う。
このように医療情報が出力される際に、自動的に検者情報も出力されるようにすることで、第三者から見たときに誰が撮影を行ったのか(その情報を取得したのか)を確認できるようになる。また、出力を行う毎に検者情報の入力を行う等の手間を省くことができるようになる。更には、医療情報データに保存される医療情報と共に検者等の識別情報が出力されることで、医療情報を用いて患者の診断などを行う際に医療情報の信頼性を確認出来るようになる。
なお、記憶部13の医療情報管理プログラムに基づき行われる医用画像と検者情報との可視化は上記に限られるものではない。例えば、医用画像上に検者情報を重畳したり、隣接して表示されるような処理を行ってもよい。また、医用画像の一部を検者情報に置換する処理を行うことで情報の関連付けが行われたものが同様にモニタ又はプリンタを介して可視化されるようにしても良い。
また、検者情報などの識別情報は、医療情報と組合せて使用される他、用途に応じて独立して使用することもできる。例えば、検者の給与の支払額の計算、検者の撮影の成功度等、検者に関する演算を行う場合には、医療情報データに付帯する情報として記憶された識別情報のみが抽出されるようにする。このようにすると、検者等に関する様々な統計処理を行えるようになり、医療情報管理システムの使い勝手が向上される。
特に、眼科分野など多くの種類の検査機器が扱われる場合において、複数の検者が操作を行う場合には、検者等の関する統計処理を行うことが困難であることも予想される。そこで、このように検者情報などの識別情報が活用されると医療情報管理システムの使い勝手を良くすることができる。
なお、識別情報の真正性を示すために、出力される医療情報又は識別情報に周知の電子透かし情報が組み込まれるようにしても良い。なお、電子透かし情報としては周知のものを組み込むことができる。例えば、可視可能な電子透かし情報を組み込む場合には、上述した検者情報自体に電子透かし情報を組み込む演算を行い、医療情報に組み込むことができる。又は、医療情報に対して特殊な文字・記号等を合成することで電子透かし情報が視覚的に認識されるようにしても良い。また、可視ができない電子透かし情報を組み込むようにしても良い。このようにすると、画質の劣化を好適に抑制することができる。なお、医療情報及び識別情報が紙出力される場合は、周知の電子透かし検出装置で電子透かし情報を検出することができる。一方、医療情報及び識別情報がモニタ上などに電子的に出力される場合には、PC本体21に電子透かし情報を検出するための検出機能を設けるようにすれば良い。
なお、以上のように、医療情報データに電子透かし情報を組み込む場合には、電子透かし情報が組み込まれていない同じ内容の医療情報データが作られるようにする(つまり、管理サーバ10に同じ内容の医療情報データが2つ用意されるようにする)。以上のようにすると、例えば、医療情報を外部に出力する際には、電子透かし情報が組み込まれた医療情報データからの情報抽出が行われ、検者情報に関する演算が行なわれる場合等には、電子透かし情報が組みこまれていない医療情報データからの情報抽出が行われるようにすることができるようになる。
なお、上記では眼科用の医療情報管理システムを例に挙げて説明したが、これ以外にも各種医療機関で使用される医療情報管理システムにおいて、本発明が適用されることで、識別情報が好適に利用されるようになる。例えば、内科、外科等の開業医の他、総合病院などに使用される医療情報管理システムにおいて適用可能である。
眼科情報管理システムの構成のブロック図である。 眼底カメラの概略構成を説明するためのブロック図である。 医療情報取得から外部出力までの処理ステップのフローチャートである。 モニタ又はプリンタから出力された眼底画像の例である。
10 管理サーバ
12、21a 制御部
13、21b 記憶部
20 クライアント
22 モニタ
23 入力手段
24 外部出力部
30 検査機器

Claims (4)

  1. 患者の医用画像を取得するための医療装置と、該医療装置と接続され前記医療装置にて取得された前記医用画像を含めた患者の医療情報を管理するための医療情報管理装置とを有する医療情報管理システムにおいて、
    前記医療装置は、
    患者の医用画像を得るための画像取得手段と、
    該画像取得手段を操作する操作者を特定するための識別情報を入力するための入力手段と、
    前記画像取得手段により取得された前記医用画像と前記入力手段により入力された前記識別情報と関連付けるとともに,前記医用画像に前記識別情報が組み込まれた医療情報データとして第1記憶部に記憶させる第1制御手段と、
    前記記憶部に記憶された前記医療情報データを前記医療情報管理装置側に出力するための出力手段と、
    を備えることを特徴とする医療情報管理システム。
  2. 請求項1に記載の医療情報管理システムにおいて、前記医療情報管理装置は、前記出力手段により出力された前記医療情報データを記憶する第2記憶部と、該第2記憶手段に記憶された前記医療情報データを呼び出した際に前記医用画像と前記識別情報とを可視化した状態でモニタ及びプリンタの少なくとも一方に出力させる第2制御手段と、を有することを特徴とする医療情報管理システム。
  3. 請求項2に記載の医療情報管理システムにおいて、前記第2制御手段は第2記憶部から呼び出された前記医療情報データを前記医用画像と前記識別情報とに分け,前記モニタに表示された医療情報管理画面上に用意された所定の表示欄に前記医用画像を組み込むと共に、該表示欄とは別の表示欄に前記識別情報を組み込む処理を行うことを特徴とする医療情報管理システム。
  4. 請求項3の医療情報管理システムにおいて、前記医療装置は患者眼を撮影するための眼科撮影装置であり、前記医用画像は患者眼の撮影画像であることを特徴とする医療情報管理システム。
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