JP6459802B2 - 現金処理装置 - Google Patents
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1.現金処理装置の基本構成
2.各実施形態の詳細な説明
2−1.第1の実施形態
2−2.第2の実施形態
2−3.第3の実施形態
3.変形例
<1−1.基本構成>
まず、本発明の各実施形態に共通する現金処理装置10の基本構成について説明する。図1は、現金処理装置10が設置される店舗2の構成例を示した説明図である。店舗2は、例えば小売店やスーパーマーケットなどである。図1に示したように、店舗2には、キャッシュレジスター20、および、現金処理装置10が設置されている。また、現金処理装置10は、例えば店舗2のバックヤードに設置される。
キャッシュレジスター20は、店舗2に来店した顧客による商品購入の精算、および記録を行うための機器である。このキャッシュレジスター20は、毎回の精算時の売上金額を自動集計することが可能である。なお、図1に示したように、店舗2には、キャッシュレジスター20が複数台設置され得る。
現金処理装置10は、キャッシュレジスター20の釣銭準備金を出金したり、また、店舗2における売上金を入金するための装置である。この現金処理装置10は、出金取引や投入取引などの各種の取引機能を有する。
ここで、図2を参照して、店舗2での現金処理装置10の使用の流れの一例について説明する。図2は、毎営業日における店舗2での現金処理装置10の使用の流れを示したフローチャートである。図2に示したように、例えば、営業日の営業時間前に、オペレータは、現金処理装置10に対して出金取引の入力を行うことにより、個々のキャッシュレジスター20の釣銭準備金を出金する(S11)。そして、オペレータは、出金された釣銭準備金を各キャッシュレジスター20に保管する(S13)。
次に、図3を参照して、各実施形態に共通する現金処理装置10の構成について説明する。図3に示したように、現金処理装置10は、紙幣投入受取部100、紙幣一時保留部102、紙幣鑑別部104、万券還流庫106、五千券還流庫108、千券還流庫110、紙幣回収庫112、リジェクト部114、硬貨投入口116、硬貨鑑別部118、硬貨一時保留部120、硬貨返却箱122、硬貨還流庫124、硬貨回収庫126、硬貨出金箱128、カードリーダ部130、操作表示部132、レシート発行部134、および、制御部150を備える。
ここで、図4を参照して、メニュー画面の構成例(メニュー画面30)について説明する。図4に示したように、メニュー画面30は、例えば出金取引選択ボタン300a、および投入取引選択ボタン300bなどの複数の機能選択ボタン300を含む。
以上、各実施形態に共通する現金処理装置10の基本構成について説明した。ところで、投入取引では、ある金種の還流庫に収納されている紙幣もしくは硬貨の枚数と、新たに投入された当該金種の枚数との合計が当該金種の還流庫の容量を超えてしまう場合が起こり得る(以下では、このような金種をフル金種と称する場合がある)。このような場合には、確定している売上金額(例えば、投入取引における入金額から、直前の出金取引の出金額を減じた金額)の範囲内において、現金処理装置10は、新たに投入された該当の金種を回収庫に収納(以下、あふれ制御と称する)し、また、投入された他の金種を各金種の還流庫へ収納する。
<2−1.第1の実施形態>
[2−1−1.構成]
まず、第1の実施形態による構成について詳細に説明する。なお、以下では、上記の説明と重複する内容については説明を省略する。
第1の実施形態による制御部150は、紙幣投入受取部100または硬貨投入口116から投入された現金に含まれる売上金の枚数と、各金種の還流庫の収納可能残量とを金種ごとに比較することにより、売上金を各金種の還流庫に収納させる。例えば、あふれ制御が不可能である場合、すなわち、投入された現金に含まれるいずれかの金種の枚数が当該金種の還流庫の収納可能残量および回収庫の当該金種の収納可能残量の合計を超えた場合に、制御部150は、投入された現金に含まれる売上金の枚数と、各金種の還流庫の収納可能残量とを金種ごとに比較することにより、売上金を各金種の還流庫に収納させる。
以上、第1の実施形態による構成について説明した。続いて、第1の実施形態による動作について、図6および図7を参照して説明する。なお、以下では、例えば店舗2の営業時間の終了後に、キャッシュレジスター20に保管されている現金をオペレータが現金処理装置10に投入する場面における動作例について説明する。
以上、例えば図6および図7などを参照して説明したように、第1の実施形態による現金処理装置10は、紙幣投入受取部100または硬貨投入口116から投入された現金に含まれる売上金の枚数と、各金種の還流庫の収納可能残量とを金種ごとに比較することにより、売上金を各金種の還流庫に収納させる。このため、仮に投入された現金のうちいずれかの金種が収納不可能であったとしても、当該現金に含まれる売上金が収納可能である場合には売上金のみを収納することができる。
以上、第1の実施形態について説明した。次に、第2の実施形態について説明する。まず、第2の実施形態を創作するに至った背景について説明する。
第2の実施形態による現金処理装置10に含まれる構成要素は、第1の実施形態と同様である。以下では、第1の実施形態と異なる機能を有する構成要素についてのみ説明を行う。
第2の実施形態による制御部150は、各金種の還流庫の収納可能残量を表示する計数中画面を操作表示部132に表示させる。さらに、制御部150は、紙幣投入受取部100または硬貨投入口116から投入された現金の金種別の枚数が計数される度に、計数中画面に表示されている各金種の収納可能残量を新たな計数結果に基づいて操作表示部132に更新させる。この制御例によれば、現在の各金種の収納可能残量をオペレータは逐次確認することができる。
以上、第2の実施形態による構成について説明した。続いて、第2の実施形態による動作について、図9を参照して説明する。なお、図9に示したS201およびS203の動作は、それぞれ第1の実施形態におけるS101、またはS105と同様である。
以上、図8および図9を参照して説明したように、第2の実施形態による現金処理装置10は、各金種の還流庫の収納可能残量を示す計数中画面を表示し、そして、投入された現金の金種別の枚数を計数する度に、計数中画面に表示されている各金種の収納可能残量を計数結果に基づいて逐次更新する。このため、現金処理装置10における各金種の収納可能残量をオペレータはリアルタイムで確認することができる。
以上、第2の実施形態について説明した。次に、第3の実施形態について説明する。まず、第3の実施形態を創作するに至った背景について説明する。
第3の実施形態による現金処理装置10に含まれる構成要素は、第1の実施形態と同様である。以下では、第1の実施形態と異なる機能を有する構成要素についてのみ説明を行う。
第3の実施形態による制御部150は、例えばあふれ制御が不可能である場合など、投入された現金が紙幣投入受取部100または硬貨返却箱122から返却された際に、投入された現金のうち還流庫の収納可能残量を超えた金種別の枚数が印字された返却レシートをレシート発行部134に発行させる。この制御例によれば、オペレータは、発行された返却レシートを確認することにより、投入された現金に含まれるフル金種の種類および枚数を確認することができる。
以上、第3の実施形態による構成について説明した。続いて、第3の実施形態による動作について、図11を参照して説明する。なお、図11に示したS301〜S323の動作は、第2の実施形態におけるS201〜S223と同様である。
以上、図10および図11を参照して説明したように、第3の実施形態による現金処理装置10は、例えばあふれ制御が不可能である場合など、投入された現金を返却した際に、投入された現金のうち収納不可能な金種別の枚数が印字された返却レシートを発行する。このため、オペレータは、発行された返却レシートを確認することにより、収納不可能な金種別の枚数を確認することができる。そして、返却された現金を現金処理装置10へ収納可能にするためには、返却された現金のうちいずれの金種を何枚両替すればよいかをオペレータは確認することができる。その結果、返却された現金を現金処理装置10へ収納させるための作業を、オペレータはより短時間で行うことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
20 キャッシュレジスター
100 紙幣投入受取部
102 紙幣一時保留部
104 紙幣鑑別部
106 万券還流庫
108 五千券還流庫
110 千券還流庫
112 紙幣回収庫
114 リジェクト部
116 硬貨投入口
118 硬貨鑑別部
120 硬貨一時保留部
122 硬貨返却箱
124 硬貨還流庫
126 硬貨回収庫
128 硬貨出金箱
130 カードリーダ部
132 操作表示部
134 レシート発行部
150 制御部
Claims (11)
- ユーザが現金を投入するための投入受取部と、
前記投入受取部から投入された現金を収納するための還流庫と、
前記投入された現金に含まれる売上金の枚数と、前記還流庫の収納可能残量との比較に基づいて、前記売上金を前記還流庫に収納させる制御部と、
を備える、現金処理装置。 - 前記制御部は、金種ごとに、前記売上金の枚数と、前記還流庫の収納可能残量とを比較することにより、前記売上金を前記還流庫に収納させる、請求項1に記載の現金処理装置。
- 前記売上金に含まれる全ての金種の各々に関して、前記売上金の当該金種の枚数が前記還流庫の当該金種の収納可能残量以下である場合には、前記制御部は、前記売上金を前記還流庫に収納させる、請求項2に記載の現金処理装置。
- 前記投入された現金は、前記売上金および釣銭であり、
前記投入された現金に含まれるいずれかの金種の枚数が前記還流庫の当該金種の収納可能残量を超えており、かつ、前記売上金に含まれる全ての金種の各々に関して、前記売上金の当該金種の枚数が前記還流庫の当該金種の収納可能残量以下である場合には、前記制御部は、さらに、前記釣銭を前記投入受取部へ搬送させる、請求項3に記載の現金処理装置。 - 前記売上金に含まれるいずれかの金種の枚数が前記還流庫の当該金種の収納可能残量を超えている場合には、前記制御部は、前記投入された現金を前記投入受取部へ搬送させる、請求項2〜4のいずれか一項に記載の現金処理装置。
- 前記現金処理装置は、前記投入された現金のうち前記還流庫の収納可能残量を超えた金種別の枚数を紙片に印字する印字部をさらに備える、請求項5に記載の現金処理装置。
- 前記投入された現金に含まれるいずれかの金種の枚数が前記還流庫の当該金種の収納可能残量を超えた場合に、前記制御部は、前記売上金の枚数と、前記還流庫の収納可能残量との比較に基づいて、前記売上金を前記還流庫に収納させる、請求項2〜6のいずれか一項に記載の現金処理装置。
- 前記現金処理装置は、前記還流庫に収納されている現金を収納するための回収庫をさらに備え、
前記投入された現金に含まれるいずれかの金種の枚数が前記還流庫の当該金種の収納可能残量および前記回収庫の当該金種の収納可能残量の合計を超えた場合に、前記制御部は、前記売上金の枚数と、前記還流庫の収納可能残量との比較に基づいて、前記売上金を前記還流庫に収納させる、請求項7に記載の現金処理装置。 - 前記現金処理装置は、ユーザによる入力を受け付ける入力部をさらに備え、
前記制御部は、前記入力部に対して入力された売上金の金種別の枚数と、前記還流庫の各金種の収納可能残量との比較に基づいて、前記売上金を前記還流庫に収納させる、請求項2〜8のいずれか一項に記載の現金処理装置。 - 前記現金処理装置は、前記投入受取部から投入された現金を一時的に集積する一時保留部をさらに備え、
前記制御部は、前記一時保留部に集積されている現金に含まれる売上金の枚数と、前記還流庫の収納可能残量との比較に基づいて、前記売上金を前記還流庫に収納させる、請求項2〜9のいずれか一項に記載の現金処理装置。 - 前記現金処理装置は、前記還流庫の各金種の収納可能残量を表示する表示部をさらに備え、
前記制御部は、さらに、前記投入受取部から投入された現金の金種別の枚数が計数される度に、前記表示部に表示されている各金種の収納可能残量を前記計数結果に基づいて逐次更新させる、請求項2〜10のいずれか一項に記載の現金処理装置。
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