JPH09134375A - ユニット式建物設計用cadの設備図作成方法およびそのシステム - Google Patents

ユニット式建物設計用cadの設備図作成方法およびそのシステム

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JPH09134375A
JPH09134375A JP7292737A JP29273795A JPH09134375A JP H09134375 A JPH09134375 A JP H09134375A JP 7292737 A JP7292737 A JP 7292737A JP 29273795 A JP29273795 A JP 29273795A JP H09134375 A JPH09134375 A JP H09134375A
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Japan
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equipment
unit
facility
parts
arrangement
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JP7292737A
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Kazuki Kurita
一樹 栗田
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット式建物を設計するにあたって電気・
ガス・水道・空調等の各設備用の設備図を容易に作成で
き、営業担当者の負担を増加させることなくメーカー担
当者の負担を軽減若しくは無くすことができるユニット
式建物設計用CADの設備図作成方法およびそのシステ
ムの提供。 【解決手段】 予め各設備用の設備部品を配置するため
の配置ルールを記憶する記憶手段20と、建築図上で設
備部品を設けるという指示若しくは設備部品を設けるこ
とが必要となる指示を入力する入力指示手段30と、こ
の入力指示に基づき記憶手段20に記憶された配置ルー
ルに従って設備部品を自動生成して設備図を作成する自
動生成手段40とを設け、設備図作成システム10を構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット式建物設
計用CADの設備図作成方法およびそのシステムに関
し、工場で生産された複数のユニットを現場で組み立て
て建築されるユニット式建物を設計するにあたって電気
・ガス・水道・空調等の各設備用の設備図を作成する際
に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で生産された複数のユニッ
トを現場で組み立てるユニット式建物の建築が行われて
いる。近年、コンピュータ技術の発達に伴って、建物の
建築設計には、CADシステムが用いられるようになっ
てきたが、前述したユニット式建物の設計においてもC
AD化の要請が高まってきた。
【0003】ところで、ユニット式建物の設計において
は、各ユニットの平面配置状態およびその内部の間取り
を示す平面図(建築図)を各階毎に作成しなければなら
ず、また、電気・ガス・水道・空調等の各設備用の設備
図も作成しなければならない。通常、このような平面図
および設備図は、建物の注文主である施主と打合せを行
いながら建物の基本設計を行う営業担当者(いわゆるデ
ィーラ)と、基本設計に基づいて建物を生産するために
必要な詳細仕様を決定する生産設計を行うメーカー担当
者との間で、役割分担されて作成される。
【0004】例えば、各ユニットの配置および間取りを
示す平面図の作成は、営業担当者が施主の意向を聞きな
がら行い、一方、電気・ガス・水道・空調等の各設備用
の設備図の作成は、設置すべき設備部品が積算に関係あ
る要素の場合には、営業担当者が施主の意向を聞きなが
ら行い、設備部品が積算に関係ない要素の場合には、メ
ーカー担当者が行う。ここで、積算に関係ある設備部品
とは、何かの設備機器に付属して設けられるのではなく
単独で設けられる設備部品のことであり、例えば、室内
の壁に直接に設けられる室内照明灯入切用スイッチや室
内の壁に直接に設けられる壁用電源コンセント等の電気
部品などである。また、積算に関係ない設備部品とは、
オーブンレンジや洗面等の各種設備機器に付属してこれ
らの設備機器に一体的に設けられる設備部品のことであ
り、例えば、設備機器に一体的に設けられて少なくとも
この設備機器の周辺を照らす局部照明灯や設備機器に一
体的に設けられる専用電源コンセント等の電気部品など
である。なお、オーブンレンジや洗面等の各種設備機器
は、積算に関係ある要素であるため、メーカー担当者で
はなく営業担当者が入力配置すべきものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような営業担当者とメーカー担当者との間での役割分
担による平面図(建築図)および設備図の作成では、次
のような問題が生じていた。すなわち、営業担当者が平
面図上で前述の室内照明灯入切用スイッチや壁用電源コ
ンセント等の電気部品を指定して配置すると、壁には柱
や梁等の構造物があるため、実際には、指定された位置
に電気部品を配置することができない場合があり、この
ような場合には、メーカー担当者が営業担当者により指
定された電気部品の配置位置を実際に配置可能な正規の
位置に修正しなければならないという問題があった。従
って、このような場合には、営業担当者による平面図上
での電気部品等の配置は、あくまでも仮の配置であり、
最終的な設備図の作成は、メーカー担当者が行わなけれ
ばならなかった。
【0006】また、営業担当者は平面図上でオーブンレ
ンジや洗面等の各種設備機器を配置するが、その設備機
器に付属して一体的に設けられる前述の局部照明灯や専
用電源コンセント等の電気部品は、積算に関係ない要素
であるため、営業担当者によっては入力されず、このよ
うな付属の電気部品等の配置は、メーカー担当者が行わ
なければならなかった。従って、このような場合にも、
最終的な設備図の作成は、メーカー担当者が行わなけれ
ばならなかった。以上に述べたように、いずれの場合に
おいても、設備図を作成するにあたっては、メーカー担
当者に負担がかかるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、ユニット式建物を設計す
るにあたって電気・ガス・水道・空調等の各設備用の設
備図を容易に作成でき、営業担当者の負担を増加させる
ことなくメーカー担当者の負担を軽減若しくは無くすこ
とができるユニット式建物設計用CADの設備図作成方
法およびそのシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面を参照し
て説明すると、工場で生産された複数のユニット12を
現場で組み立てて建築されるユニット式建物を設計する
際に電気・ガス・水道・空調等の各設備用の設備図4
2,94を作成するユニット式建物設計用CADの設備
図作成方法であって、予め前記各設備用の設備部品4
1,91〜93を配置するための配置ルールを記憶して
おき、前記各ユニット12の配置を含む建築図上で前記
設備部品41を設けるという指示若しくは前記設備部品
91〜93を設けることが必要となる指示を入力した
後、この入力指示に基づき前記配置ルールに従って前記
設備部品41,91〜93を自動生成して前記設備図4
2,94を作成することを特徴とする。
【0009】また、本発明は、図面を参照して説明する
と、工場で生産された複数のユニット12を現場で組み
立てて建築されるユニット式建物を設計する際に電気・
ガス・水道・空調等の各設備用の設備図42,94を作
成するユニット式建物設計用CADの設備図作成システ
ム10,60であって、予め前記各設備用の設備部品4
1,91〜93を配置するための配置ルールを記憶する
記憶手段20,70と、前記各ユニット12の配置を含
む建築図上で前記設備部品41を設けるという指示若し
くは前記設備部品91〜93を設けることが必要となる
指示を入力する入力指示手段30,80と、この入力指
示手段30,80による入力指示に基づき前記記憶手段
20,70に記憶された前記配置ルールに従って前記設
備部品41,91〜93を自動生成して前記設備図4
2,94を作成する自動生成手段40,90とを備えた
ことを特徴とする。
【0010】ここで、「各ユニットの配置を含む建築
図」とは、建物の基本設計で作成された図であり、各ユ
ニット12の平面配置状態および平面間取りが示された
平面図11の他、立面図なども含まれる。
【0011】また、本発明により自動生成される「設備
部品」には、この設備部品の配置に伴って必要となる各
種の配線や配管等が含まれるものとしてもよい。例え
ば、設備部品がスイッチや電源コンセント等の電気部品
である場合には、これに繋がる電気配線が同時に自動生
成されるようにしてもよく、設備部品がガス取出口であ
る場合には、これに繋がるガス用配管が同時に自動生成
されるようにしてもよく、設備部品が水道の蛇口である
場合には、これに繋がる水道用配管が同時に自動生成さ
れるようにしてもよく、設備部品が空調吹出口や空調吸
込口等である場合には、これに繋がる空調用配管が同時
に自動生成されるようにしてもよい。
【0012】このような本発明においては、予め記憶さ
れた配置ルールに従って電気・ガス・水道・空調等の各
設備用の設備部品41,91〜93が自動生成されるの
で、設備図42,94の作成が容易に行われるようにな
る。つまり、営業担当者は、建築図上において設備部品
41を設けるという指示若しくは設備部品91〜93を
設けることが必要となる指示の入力作業を行うだけであ
り、営業担当者は、設備部品41,91〜93の配置の
際に必要とされる詳しい配置ルールを知らなくても入力
を行うことができるため、営業担当者の負担が増加する
ことはない。また、営業担当者による入力指示を受け、
予め記憶された配置ルールに従って設備部品41,91
〜93が自動生成されるので、メーカー担当者に負担が
かかることはなく、これらにより前記目的が達成され
る。
【0013】また、本発明のユニット式建物設計用CA
Dの設備図作成方法のより具体的な例(以下、第一の方
法という。)としては、前記建築図が、前記各ユニット
12の配置に加えて壁13の配置を含む平面間取りが示
された平面図11とされ、この平面図11上での入力指
示の際には、先ず、前記設備部品41の種別を選択して
入力した後、前記壁13上で前記設備部品41を概ねど
の位置に配置するかの概略配置位置を示す始点を入力
し、続いて、前記壁13のどちらの面側に前記設備部品
41を配置するかの面方向を入力し、さらに、前記始点
に対してどちらの方向に前記設備部品41を配置するか
のずれ方向を入力し、前記設備図42上には、前記壁1
3を構成する柱や梁を含む構造物の配置位置を考慮して
定められた前記配置ルールに従って前記始点から一定距
離L離れた正規の位置に前記設備部品41が自動生成さ
れる方法が挙げられる。
【0014】そして、本発明のユニット式建物設計用C
ADの設備図作成システムのより具体的な例(以下、第
一のシステムという。)としては、前記建築図が、前記
各ユニットの配置に加えて壁の配置を含む平面間取りが
示された平面図11とされ、前記記憶手段20には、前
記壁13を構成する柱や梁を含む構造物の配置位置を考
慮して定められた前記配置ルールが記憶され、前記入力
指示手段30は、前記設備部品41の種別を選択して入
力する種別選択部31と、前記壁13上で前記設備部品
41を概ねどの位置に配置するかの概略配置位置を示す
始点を入力する始点入力部32と、前記壁13のどちら
の面側に前記設備部品41を配置するかの面方向を入力
する面方向入力部33と、前記始点に対してどちらの方
向に前記設備部品41を配置するかのずれ方向を入力す
るずれ方向入力部34とを備えて構成され、前記自動生
成手段40は、前記配置ルールに従って前記始点から一
定距離L離れた正規の位置に前記設備部品41を自動生
成して前記設備図42を作成する構成のシステム10が
挙げられる。
【0015】このように設備部品41を単独で壁13に
設ける場合(つまり、設備機器に付属させて設けるので
はない場合)において、平面図11上での入力指示の際
に、種別選択、壁13上での始点の入力、面方向の入
力、ずれ方向の入力を順次行い、これらの入力指示に基
づき設備部品41が始点から一定距離L離れた正規の位
置に自動生成されるようにすれば、営業担当者は、始
点、面方向、ずれ方向の各入力作業を行うだけであるた
め、詳しい配置ルールを知らなくても作業を行うことが
できるうえ、メーカー担当者による正規の位置への修正
作業が不要となるため、メーカー担当者の負担が軽減さ
れる。
【0016】なお、このように単独で壁13に設けられ
る設備部品41(第一の方法または第一のシステムに適
用される設備部品)としては、例えば、室内の壁13に
直接に設けられる室内照明灯入切用スイッチや室内の壁
13に直接に設けられる壁用電源コンセント等の電気部
品、あるいはこれに繋がる電気配線などがある。
【0017】さらに、本発明のユニット式建物設計用C
ADの設備図作成方法の別のより具体的な例(以下、第
二の方法という。)としては、前記建築図が、前記各ユ
ニット12の配置を含む平面間取りが示された平面図1
1とされ、この平面図11上での入力指示の際には、前
記設備部品91〜93が付属して一体的に設けられる設
備機器81を入力配置し、前記設備図94上には、前記
設備機器81内での前記設備部品91〜93が設けられ
るべき位置を考慮して定められた前記配置ルールに従っ
て前記設備部品91〜93が自動生成される方法が挙げ
られる。
【0018】そして、本発明のユニット式建物設計用C
ADの設備図作成システムの別のより具体的な例(以
下、第二のシステムという。)としては、前記建築図
が、前記各ユニット12の配置を含む平面間取りが示さ
れた平面図11とされ、前記入力指示手段80は、前記
設備部品91〜93が付属して一体的に設けられる設備
機器81を前記平面図11上に入力配置する構成とさ
れ、前記記憶手段70には、前記設備機器81内での前
記設備部品91〜93が設けられるべき位置を考慮して
定められた前記配置ルールが記憶され、前記自動生成手
段90は、前記配置ルールに従って前記設備機器81内
に前記設備部品91〜93を自動生成して前記設備図9
4を作成する構成のシステム60が挙げられる。
【0019】このように平面図11上で設備機器81を
入力配置し、この設備機器81に付属してこの設備機器
81に一体的に設けられる設備部品91〜93が自動生
成されるようにした場合には、営業担当者は、設備機器
81の入力作業を行うだけであるため、設備機器81内
における設備部品91〜93の詳しい配置ルールを知ら
なくても作業を行うことができるうえ、メーカー担当者
による設備機器81内における設備部品91〜93の入
力作業が不要となるため、メーカー担当者の負担が軽減
される。
【0020】なお、このような設備機器81(第二の方
法または第二のシステムに適用される設備機器)として
は、例えば、オーブンレンジや洗面等の各種設備機器が
あり、このような設備機器81に付属して一体的に設け
られる設備部品91〜93(第二の方法または第二のシ
ステムに適用される設備部品)としては、例えば、設備
機器81に一体的に設けられて少なくともこの設備機器
81の周辺を照らす局部照明灯や設備機器81に一体的
に設けられる専用電源コンセント等の電気部品、あるい
はこれに繋がる電気配線などがある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 [第一実施形態]図1には、第一実施形態のユニット式
建物設計用CADの設備図作成システム10の構成が示
されている。この設備図作成システム10は、本発明の
第一のシステムに相当するものである。システム10
は、工場で生産された複数のユニットを現場で組み立て
て建築されるユニット式建物を設計するためのCADシ
ステムの一部分であって、ユニット式建物の設計におい
て電気・ガス・水道・空調等の各設備用の設備図を作成
する際に用いられるシステムである。
【0022】システム10は、予め各設備用の設備部品
を配置するための配置ルールを記憶する記憶手段20
と、各ユニットの配置を含む建築図上で設備部品を設け
るという指示を入力する入力指示手段30と、この入力
指示手段30による入力指示に基づき記憶手段20に記
憶された配置ルールに従って設備部品を自動生成して設
備図を作成する自動生成手段40とを備えている。ここ
では、入力指示手段30により設備部品の入力指示が行
われる建築図は、各ユニットの平面的配置に加えて壁の
配置を含む平面間取りが示された平面図とする。
【0023】記憶手段20には、壁を構成する柱や梁を
含む構造物の配置位置を考慮して定められた配置ルール
が記憶されている。つまり、壁には、柱や梁等の構造物
があるため、設備部品はどこにでも配置できるわけでは
なく、一定のルールに従って配置されなければならない
ため、記憶手段20には、この配置ルールが記憶されて
いる。例えば、設備部品として、壁に直接に設けられる
室内照明灯入切用スイッチや壁に直接に設けられる壁用
電源コンセント等の電気部品を配置する場合には、これ
らの電気部品は、壁とこの壁に直交する設計用基準線で
ある内壁グリッドとの交差位置から、一定距離離れた位
置に配置されなければならないため、記憶手段20に
は、この一定距離(例えば165mm等)が記憶されて
いる。
【0024】また、記憶手段20には、上述の配置ルー
ルの他に、自動生成される設備部品の描画用データ(例
えば電気シンボル等)、ユニットの平面的配置や壁の配
置を含む平面間取りが示された平面図(建築図)の描画
用データ、各種メニュー画面の表示用データなどの読み
込み用情報が予め記憶されており、また、設計者により
入力された各種の入力情報が書き込まれて記憶されるよ
うになっている。
【0025】入力指示手段30は、設置する設備部品の
種別を選択して入力する種別選択部31と、壁上で設備
部品を概ねどの位置に配置するかの概略配置位置を示す
始点を入力する始点入力部32と、壁のどちらの面側に
設備部品を配置するかの面方向を入力する面方向入力部
33と、始点に対してどちらの方向に設備部品を配置す
るかのずれ方向を入力するずれ方向入力部34とを備え
て構成されている。なお、始点入力部32で入力する始
点の位置は、壁と内壁グリッドとの交差位置から選択さ
れるようになっており、交差位置から多少ずれた位置が
指示されたとしても、始点は交差位置にロックされる。
【0026】自動生成手段40は、入力指示手段30の
種別選択部31、始点入力部32、面方向入力部33、
ずれ方向入力部34による各入力情報に基づき、記憶手
段20に記憶された配置ルールに従って始点から一定距
離離れた正規の位置に設備部品を自動生成して設備図を
作成するようになっている。
【0027】記憶手段20は、ハードディスク、バル
ク、フロッピーディスク、ROM(読み出し専用メモ
リ)、CDROM、光ディスク、磁気テープ等の既存の
記憶媒体により構成されている。また、入力指示手段3
0および自動生成手段40は、マイクロコンピュータ、
ミニコン等の計算機およびこれらに組み込まれたプログ
ラムなどにより構成されている。
【0028】また、システム10は、ユニットの平面的
配置や壁の配置を含む平面間取りが示された平面図(建
築図)の描画、設備部品を自動生成して作成された設備
図の描画、および入力操作用メニュー表示が行われるC
RTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示手段51
と、マウス、キーボード、ライトペン、タブレット、デ
ジタイザ等の入力手段52と、プリンタやプロッタ等の
出力手段53とを備えている。これらの表示手段51、
入力手段52、あるいは出力手段53をそれぞれ構成す
る各機器の台数は、任意であり、一台でもよく、複数台
でもよい。例えば、表示手段51については、複数台の
CRTディスプレイにより構成(入力操作用メニュー画
面と描画用画面とを別のディスプレイに表示するなど)
してもよく、あるいは画面分割方式等を適宜用いて一台
のCRTディスプレイにより構成してもよい。
【0029】このような第一実施形態においては、以下
のようにして設備図を作成する。なお、以下の手順は、
本発明の第一の方法に相当するものである。先ず、図2
に示す如く、基本設計で作成された平面図11が表示手
段51の画面上に表示される(画面G1)。平面図11
には、9個(3個×3個)のユニット12の平面的配
置、および壁13の配置を含む平面間取りが示されてい
る。この平面図11の描画用データは、予め基本設計で
作成されて記憶手段20に記憶されており、画面G1
は、このデータを記憶手段20から読み込んで表示され
たものである。
【0030】次に、図3に示す如く、入力指示手段30
の種別選択部31により、設置する設備部品の種別を選
択するための種別選択用メニュー31Aを表示手段51
の画面上に表示する(画面G2)。設計者(営業担当
者)は、この種別選択用メニュー31Aに従って入力手
段52を用いてどの種別の設備部品を設置するかの選択
入力を行う。また、種別選択用メニュー31Aの表示用
データは、記憶手段20から読み込まれる。ここでは、
設備部品として、壁13に直接に設けられる壁用電源コ
ンセントが選択されるものとする。
【0031】なお、種別選択部31による設備部品の種
別選択においては、階層的な選択としてもよく、例え
ば、最初にコンセントを設置するかスイッチを設置する
か等の概略種別選択を行い、次にコンセントのうちどの
ような仕様のものを設置するか等の詳細種別選択を行う
ようにしてもよい。
【0032】続いて、図4に示す如く、画面G3に表示
された平面図11(必要箇所を適宜拡大表示することが
好ましい)上において、入力指示手段30の始点入力部
32により、壁13上で設備部品を概ねどの位置に配置
するかの概略配置位置を示す始点を入力手段52を用い
て入力し(入力操作M1)、さらに、面方向入力部33
により、壁13のどちらの面側に設備部品を配置するか
の面方向を入力手段52を用いて入力する(入力操作M
2)。この際、始点入力部32により入力する始点の位
置は、壁13と図中一点鎖線で示された内壁グリッド1
4との交差位置から選択される。なお、各ユニット12
の角部に表示された四角形は、ユニット12の主要構造
フレームとしての鋼製の柱15である。
【0033】さらに、図5に示す如く、入力指示手段3
0のずれ方向入力部34により、始点に対してどちらの
方向に設備部品を配置するかのずれ方向を入力する(画
面G4)。このずれ方向の入力は、設計者(営業担当
者)が画面G4上で上下左右を入力手段52を用いて指
示することにより行う。ここでは、左方向を指示するも
のとする。なお、画面G4の中央に描かれている図形
は、設置される設備部品のシンボル(ここでは、コンセ
ントを意味する電気シンボル35)である。
【0034】すると、図6に示す如く、自動生成手段4
0により、入力指示手段30の各部31〜34による各
入力情報に基づき、記憶手段20に記憶された配置ルー
ルに従って、始点から一定距離L(例えば、165mm
等)離れた正規の位置に、電気シンボル35で表された
設備部品41が自動生成され、これにより設備図42が
自動的に作成される(画面G5)。また、図6では図示
されていないが、設備部品41の自動生成と合せて、設
備部品41に繋がる電気配線を自動生成するようにして
もよい。
【0035】このような第一実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、予め記憶手段20に記憶さ
れた配置ルールに従って壁13に設備部品41が自動生
成されるので、設備図42の作成を容易に行うことがで
きる。
【0036】この際、営業担当者は、平面図11を参照
しながら、種別選択、始点、面方向、ずれ方向の各入力
作業を行うだけであるため、詳しい配置ルールを知らな
くても作業を行うことができる。つまり、営業担当者
は、各入力作業を行うにあたっては、配置ルールとして
予め決められている始点からの一定距離L(例えば、1
65mm等)を意識することなく、作業を行うことがで
きる。
【0037】また、設備部品41は記憶手段20に記憶
された配置ルールに従って自動生成されるので、メーカ
ー担当者による正規の位置への修正作業を不要にでき、
メーカー担当者の負担を軽減できるうえ、配置ミスを防
止できる。さらに、設備部品41が自動生成されること
から、作業工数を削減でき、設計時間の短縮を図ること
ができる。
【0038】[第二実施形態]図7には、第二実施形態
のユニット式建物設計用CADの設備図作成システム6
0の構成が示されている。この設備図作成システム60
は、本発明の第二のシステムに相当するものである。シ
ステム60は、工場で生産された複数のユニットを現場
で組み立てて建築されるユニット式建物を設計するため
のCADシステムの一部分であって、ユニット式建物の
設計において電気・ガス・水道・空調等の各設備用の設
備図を作成する際に用いられるシステムである。
【0039】システム60は、予め各設備用の設備部品
を配置するための配置ルールを記憶する記憶手段70
と、各ユニットの配置を含む建築図上で設備部品を設け
ることが必要となる指示を入力する入力指示手段80
と、この入力指示手段80による入力指示に基づき記憶
手段70に記憶された配置ルールに従って設備部品を自
動生成して設備図を作成する自動生成手段90とを備え
ている。ここでは、入力指示手段80により入力指示が
行われる建築図は、各ユニットの平面的配置を含む平面
間取りが示された平面図とする。
【0040】入力指示手段80は、平面図上において、
オーブンレンジや洗面等の各種設備機器を入力するよう
になっている。この入力指示手段80により入力される
設備機器には、設備部品が付属して一体的に設けられ
る。このような設備機器に付属して設けられる設備部品
としては、例えば、設備機器に一体的に設けられて少な
くともこの設備機器の周辺を照らす局部照明灯や設備機
器に一体的に設けられる専用電源コンセント等の電気部
品などがある。
【0041】記憶手段70には、各設備機器にどのよう
な設備部品が付属して設けられるのかという情報および
各設備機器内でのその設備部品が設けられるべき位置を
考慮して定められた配置ルールが記憶されている。つま
り、設備部品は、設備機器内において所定の位置、例え
ば、設備機器の端部から一定距離の位置に設けられなけ
ればならないので、記憶手段70には、この所定の位置
が、例えば、端部からの距離等として記憶されている。
【0042】また、記憶手段70には、上述の配置ルー
ルの他に、入力される各設備機器の描画用データ、自動
生成される設備部品の描画用データ(例えば電気シンボ
ル等)、ユニットの平面的配置を含む平面間取りが示さ
れた平面図(建築図)の描画用データ、各種メニュー画
面の表示用データなどの読み込み用情報が予め記憶され
ており、また、設計者により入力された各種の入力情報
が書き込まれて記憶されるようになっている。
【0043】自動生成手段90は、記憶手段70に記憶
された配置ルールに従って、設備機器内の所定の位置、
例えば、設備機器の端部から一定距離の位置に、この設
備機器に付属して一体的に設けられる設備部品を自動生
成し、設備図を作成するようになっている。
【0044】記憶手段70は、ハードディスク、バル
ク、フロッピーディスク、ROM(読み出し専用メモ
リ)、CDROM、光ディスク、磁気テープ等の既存の
記憶媒体により構成されている。また、入力指示手段8
0および自動生成手段90は、マイクロコンピュータ、
ミニコン等の計算機およびこれらに組み込まれたプログ
ラムなどにより構成されている。
【0045】また、システム60は、前記第一実施形態
のシステム10と同様に、ユニットの平面的配置を含む
平面間取りが示された平面図(建築図)の描画、入力さ
れた設備機器およびこれに付属する自動生成された設備
部品を表示して作成された設備図の描画、および入力操
作用メニュー表示が行われるCRTディスプレイや液晶
ディスプレイ等の表示手段51と、マウス、キーボー
ド、ライトペン、タブレット、デジタイザ等の入力手段
52と、プリンタやプロッタ等の出力手段53とを備え
ている。
【0046】このような第二実施形態においては、以下
のようにして設備図を作成する。なお、以下の手順は、
本発明の第二の方法に相当するものである。先ず、図8
に示す如く、入力指示手段80により、基本設計で作成
された平面図11上において、設置したい設備機器81
を入力手段52を用いて所望の位置に入力する(画面G
11)。ここでは、設備機器81として、洗面を入力す
るものとする。また、設備機器81の入力は、どの設備
機器81を入力するか(例えば、洗面を入力するかオー
ブンレンジを入力するか等)という設備機器81の種別
の選択を行うための種別選択用メニュー(不図示)等を
画面上に適宜表示しながら行うことが望ましい。
【0047】すると、図9に示す如く、自動生成手段9
0により、表示手段51の画面上には、設備機器81に
付属して一体的に設けられる設備部品91,92,93
が設備機器81内の所定の位置に自動生成され、設備図
94が自動的に作成される(画面G12)。ここでは、
設備部品91,93は、設備機器81である洗面の周辺
を照らす局部照明灯であるものとし、設備部品92は、
設備機器81である洗面に一体的に設けられる専用電源
コンセントであるものとする。そして、各設備部品9
1,92,93が自動生成される所定の位置は、設備機
器81の端部から一定距離L1,L2,L3離れた位
置、より正確には設備機器81がロックされている点K
から一定距離L1,L2,L3離れた位置となってい
る。また、図9では図示されていないが、各設備部品9
1〜93の自動生成と合せて、各設備部品91〜93に
繋がる電気配線を自動生成するようにしてもよい。
【0048】このような第二実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。すなわち、予め記憶手段70に記憶さ
れた配置ルールに従って設備機器81内の所定の位置に
各設備部品91〜93が自動生成されるので、設備図9
4の作成を容易に行うことができる。
【0049】この際、営業担当者は、設備機器81の入
力作業を行うだけであるため、設備機器81内における
各設備部品91〜93の詳しい配置ルールを知らなくて
も作業を行うことができる。また、メーカー担当者によ
る設備機器81内における各設備部品91〜93の入力
作業を不要にでき、メーカー担当者の負担を軽減でき
る。
【0050】さらに、各設備部品91〜93が自動生成
されることから、作業工数を削減でき、設計時間の短縮
を図ることができる。また、設備機器81は描いたが、
これに付属する各設備部品91〜93を描き忘れた等の
設備図94への記載漏れを防止することができる。
【0051】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での
変形等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記
各実施形態では、平面図11上において、設備部品41
(図6参照)を設けるという入力指示、あるいは各設備
部品91〜93(図9参照)を設けることが必要となる
設備機器81の設置の入力指示が行われていたが、本発
明においては、これらの入力指示は、平面図11上では
なく立面図上で行われてもよく、要するに基本設計で作
成されたユニット配置を含む建築図上で行われればよ
い。
【0052】また、前記第一実施形態では、壁13に直
接に設けられる設備部品41の入力指示が行われていた
が、本発明においては、床や天井に直接に設けられる設
備部品、例えば、天井に設けられる空調用吹出口、天井
に設けられる室内照明灯、床に設けられる出し入れ可能
な電源コンセント等の入力指示が行われるようにしても
よく、この場合には、記憶手段20に天井小梁や床根太
等の構造物の配置位置を考慮した設備部品の配置ルール
を記憶しておけばよい。
【0053】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、予
め記憶された配置ルールに従って電気・ガス・水道・空
調等の各設備用の設備部品が自動生成されるので、設備
図の作成を容易に行うことができるうえ、作業工数の削
減、設計時間の短縮を図ることができるという効果があ
る。この際、営業担当者は、建築図上において設備部品
を設けるという指示若しくは設備部品を設けることが必
要となる指示の入力作業を行うだけであり、営業担当者
は、設備部品の配置の際に必要とされる詳しい配置ルー
ルを知らなくても入力を行うことができるため、営業担
当者の負担が増加することはなく、一方、この営業担当
者による入力指示を受け、予め記憶された配置ルールに
従って設備部品が自動生成されるので、メーカー担当者
に負担がかかることはなく、メーカー担当者の負担の軽
減を図ることができるという効果がある。
【0054】また、第一の方法あるいは第一のシステム
を適用すれば、つまり設備部品を単独で壁に設ける場合
(設備機器に付属させて設けるのではない場合)におい
て、平面図上での入力指示の際に、種別選択、壁上での
始点の入力、面方向の入力、ずれ方向の入力を順次行
い、これらの入力指示に基づき設備部品が始点から一定
距離離れた正規の位置に自動生成されるようにすれば、
営業担当者は、始点、面方向、ずれ方向の各入力作業を
行うだけであるため、詳しい配置ルールを知らなくても
作業を行うことができるうえ、メーカー担当者による正
規の位置への修正作業を不要にできるため、メーカー担
当者の負担を軽減できるという効果がある。
【0055】さらに、第二の方法あるいは第二のシステ
ムを適用すれば、つまり平面図上で設備機器を入力配置
し、この設備機器に付属してこの設備機器に一体的に設
けられる設備部品が自動生成されるようにした場合に
は、営業担当者は、設備機器の入力作業を行うだけであ
るため、設備機器内における設備部品の詳しい配置ルー
ルを知らなくても作業を行うことができるうえ、メーカ
ー担当者による設備機器内における設備部品の入力作業
を不要にできるため、メーカー担当者の負担を軽減でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態のシステム(第一のシス
テム)を示す構成図。
【図2】第一実施形態における設備図の作成手順の第一
説明図。
【図3】第一実施形態における設備図の作成手順の第二
説明図。
【図4】第一実施形態における設備図の作成手順の第三
説明図。
【図5】第一実施形態における設備図の作成手順の第四
説明図。
【図6】第一実施形態における設備図の作成手順の第五
説明図。
【図7】本発明の第二実施形態のシステム(第二のシス
テム)を示す構成図。
【図8】第二実施形態における設備図の作成手順の第一
説明図。
【図9】第二実施形態における設備図の作成手順の第二
説明図。
【符号の説明】
10,60 ユニット式建物設計用CADの設備図作成
システム 11 建築図である平面図 12 ユニット 13 壁 20,70 記憶手段 30,80 入力指示手段 31 種別選択部 32 始点入力部 33 面方向入力部 34 ずれ方向入力部 40,90 自動生成手段 41,91,92,93 設備部品 42,94 設備図 81 設備機器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場で生産された複数のユニットを現場
    で組み立てて建築されるユニット式建物を設計する際に
    電気・ガス・水道・空調等の各設備用の設備図を作成す
    るユニット式建物設計用CADの設備図作成方法であっ
    て、予め前記各設備用の設備部品を配置するための配置
    ルールを記憶しておき、前記各ユニットの配置を含む建
    築図上で前記設備部品を設けるという指示若しくは前記
    設備部品を設けることが必要となる指示を入力した後、
    この入力指示に基づき前記配置ルールに従って前記設備
    部品を自動生成して前記設備図を作成することを特徴と
    するユニット式建物設計用CADの設備図作成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したユニット式建物設計
    用CADの設備図作成方法において、前記建築図は、前
    記各ユニットの配置に加えて壁の配置を含む平面間取り
    が示された平面図とされ、 この平面図上での入力指示の際には、先ず、前記設備部
    品の種別を選択して入力した後、前記壁上で前記設備部
    品を概ねどの位置に配置するかの概略配置位置を示す始
    点を入力し、続いて、前記壁のどちらの面側に前記設備
    部品を配置するかの面方向を入力し、さらに、前記始点
    に対してどちらの方向に前記設備部品を配置するかのず
    れ方向を入力し、 前記設備図上には、前記壁を構成する柱や梁を含む構造
    物の配置位置を考慮して定められた前記配置ルールに従
    って前記始点から一定距離離れた正規の位置に前記設備
    部品が自動生成されることを特徴とするユニット式建物
    設計用CADの設備図作成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したユニット式建物設計
    用CADの設備図作成方法において、前記建築図は、前
    記各ユニットの配置を含む平面間取りが示された平面図
    とされ、 この平面図上での入力指示の際には、前記設備部品が付
    属して一体的に設けられる設備機器を入力配置し、 前記設備図上には、前記設備機器内での前記設備部品が
    設けられるべき位置を考慮して定められた前記配置ルー
    ルに従って前記設備部品が自動生成されることを特徴と
    するユニット式建物設計用CADの設備図作成方法。
  4. 【請求項4】 工場で生産された複数のユニットを現場
    で組み立てて建築されるユニット式建物を設計する際に
    電気・ガス・水道・空調等の各設備用の設備図を作成す
    るユニット式建物設計用CADの設備図作成システムで
    あって、予め前記各設備用の設備部品を配置するための
    配置ルールを記憶する記憶手段と、前記各ユニットの配
    置を含む建築図上で前記設備部品を設けるという指示若
    しくは前記設備部品を設けることが必要となる指示を入
    力する入力指示手段と、この入力指示手段による入力指
    示に基づき前記記憶手段に記憶された前記配置ルールに
    従って前記設備部品を自動生成して前記設備図を作成す
    る自動生成手段とを備えたことを特徴とするユニット式
    建物設計用CADの設備図作成システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載したユニット式建物設計
    用CADの設備図作成システムにおいて、前記建築図
    は、前記各ユニットの配置に加えて壁の配置を含む平面
    間取りが示された平面図とされ、 前記記憶手段には、前記壁を構成する柱や梁を含む構造
    物の配置位置を考慮して定められた前記配置ルールが記
    憶され、 前記入力指示手段は、前記設備部品の種別を選択して入
    力する種別選択部と、前記壁上で前記設備部品を概ねど
    の位置に配置するかの概略配置位置を示す始点を入力す
    る始点入力部と、前記壁のどちらの面側に前記設備部品
    を配置するかの面方向を入力する面方向入力部と、前記
    始点に対してどちらの方向に前記設備部品を配置するか
    のずれ方向を入力するずれ方向入力部とを備えて構成さ
    れ、 前記自動生成手段は、前記配置ルールに従って前記始点
    から一定距離離れた正規の位置に前記設備部品を自動生
    成して前記設備図を作成することを特徴とするユニット
    式建物設計用CADの設備図作成システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載したユニット式建物設計
    用CADの設備図作成システムにおいて、前記建築図
    は、前記各ユニットの配置を含む平面間取りが示された
    平面図とされ、 前記入力指示手段は、前記設備部品が付属して一体的に
    設けられる設備機器を前記平面図上に入力配置する構成
    とされ、 前記記憶手段には、前記設備機器内での前記設備部品が
    設けられるべき位置を考慮して定められた前記配置ルー
    ルが記憶され、 前記自動生成手段は、前記配置ルールに従って前記設備
    機器内に前記設備部品を自動生成して前記設備図を作成
    することを特徴とするユニット式建物設計用CADの設
    備図作成システム。
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