JPH06282609A - 建築設計cadシステム - Google Patents
建築設計cadシステムInfo
- Publication number
- JPH06282609A JPH06282609A JP5092572A JP9257293A JPH06282609A JP H06282609 A JPH06282609 A JP H06282609A JP 5092572 A JP5092572 A JP 5092572A JP 9257293 A JP9257293 A JP 9257293A JP H06282609 A JPH06282609 A JP H06282609A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- automatically
- joint box
- equipments
- electric equipments
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本発明は建築設計用CADにおいて、電気機
器の自動設置とそれらをつなぐ配線設計の自動化を図
る。 【構成】 住戸を規定する構造、住戸外への配線接続情
報、建具位置などの条件を考慮したルールに基づいて、
電気機器類を自動配置する手段、およびジョイントボッ
クスと電気機器間の配線を所定配線ルールに基づいて自
動配線する。ジョイントボックスとは分電盤から分岐さ
れた電源を各機器でさらに分岐する器具で、普通、1住
戸に4〜5個用いられる。
器の自動設置とそれらをつなぐ配線設計の自動化を図
る。 【構成】 住戸を規定する構造、住戸外への配線接続情
報、建具位置などの条件を考慮したルールに基づいて、
電気機器類を自動配置する手段、およびジョイントボッ
クスと電気機器間の配線を所定配線ルールに基づいて自
動配線する。ジョイントボックスとは分電盤から分岐さ
れた電源を各機器でさらに分岐する器具で、普通、1住
戸に4〜5個用いられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気配線システムを備え
た建築設計用のCADシステムに関する。
た建築設計用のCADシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】建築設計分野ではコンピュータを建築設
計に用いることは従来から行われており、建築設計特有
の問題の解決を図る各種の建築専用CADが開発されて
いる。
計に用いることは従来から行われており、建築設計特有
の問題の解決を図る各種の建築専用CADが開発されて
いる。
【0003】例えば、手書き図面情報を線図データと記
号データに自動的に分離するCAD入力装置(特開昭6
2−109559号公報)、多数種類の単位家具を配置
するオフィスレイアウト法(特開昭63−188269
号公報)、高さ基準種別とずれ高さ値を持ち、建具取り
付け高を自動的にきめる建築専用CAD(特開平3−9
481号公報)、配置領域入力ステップと、第1次、第
2次配置ステップを設けて、住戸パターン配置する建築
の企画設計用CADなど各種の建築設計専用CADなど
が開発されている。
号データに自動的に分離するCAD入力装置(特開昭6
2−109559号公報)、多数種類の単位家具を配置
するオフィスレイアウト法(特開昭63−188269
号公報)、高さ基準種別とずれ高さ値を持ち、建具取り
付け高を自動的にきめる建築専用CAD(特開平3−9
481号公報)、配置領域入力ステップと、第1次、第
2次配置ステップを設けて、住戸パターン配置する建築
の企画設計用CADなど各種の建築設計専用CADなど
が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近の住宅は多くの電
気機器を使うようになってきている。当然それにともな
う電気機器の配置やそれらを結ぶ配線も入り組み、複雑
なものとなってきている。ましてや1棟あたり数十もの
住戸からなる複合住宅において配線設計をすべて手作業
で行うことはさらに困難な作業である。
気機器を使うようになってきている。当然それにともな
う電気機器の配置やそれらを結ぶ配線も入り組み、複雑
なものとなってきている。ましてや1棟あたり数十もの
住戸からなる複合住宅において配線設計をすべて手作業
で行うことはさらに困難な作業である。
【0005】従来の住宅設計用CADは部屋やその内装
設計に主眼が置かれているために、電気設備の設計シス
テムは十分ではない。本発明は建築設計用CADにおい
て、電気機器の自動設置とそれらをつなぐ配線設計の自
動化を図ることを目的とする。
設計に主眼が置かれているために、電気設備の設計シス
テムは十分ではない。本発明は建築設計用CADにおい
て、電気機器の自動設置とそれらをつなぐ配線設計の自
動化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムでは上
記課題を解決するため、設計対象の住戸内の構造、建具
位置などの条件を考慮したルールに基づいて電気機器類
を配置する手段、およびジョイントボックスと前記電気
機器間を所定のルールに基づいて自動配線する手段を備
えている。
記課題を解決するため、設計対象の住戸内の構造、建具
位置などの条件を考慮したルールに基づいて電気機器類
を配置する手段、およびジョイントボックスと前記電気
機器間を所定のルールに基づいて自動配線する手段を備
えている。
【0007】本発明のシステムを例について説明する。
この例では(1)電気機器自動配置、(2)電気機器配
置の修正、(3)自動配線、(4)回路変更、(5)整
合性チェック、の5ステップに分けている。
この例では(1)電気機器自動配置、(2)電気機器配
置の修正、(3)自動配線、(4)回路変更、(5)整
合性チェック、の5ステップに分けている。
【0008】(1)の電気機器自動配置では室内の構
造、建具、電気機器自身などの条件を考慮したルールに
基づいて自動的に電気機器を配置する。(2)の修正で
は、(1)の自動配置結果に対して、顧客の好み等の理
由から必要に応じて設置場所の追加・移動・削除等の修
正を行う。
造、建具、電気機器自身などの条件を考慮したルールに
基づいて自動的に電気機器を配置する。(2)の修正で
は、(1)の自動配置結果に対して、顧客の好み等の理
由から必要に応じて設置場所の追加・移動・削除等の修
正を行う。
【0009】電気機器の配置が完了すると、(3)の自
動配線で各機器とジョイントボックスをつなぐ配線図を
自動的に作成する。ここで、ジョイントボックスとは分
電盤から分岐された電源を各機器でさらに分岐する器具
で、普通、1住戸に4〜5個用いる。
動配線で各機器とジョイントボックスをつなぐ配線図を
自動的に作成する。ここで、ジョイントボックスとは分
電盤から分岐された電源を各機器でさらに分岐する器具
で、普通、1住戸に4〜5個用いる。
【0010】(4)の回路変更では、(1)〜(3)で
規定されている機器類とジョイントボックスの対応関係
について、必要によりマニュアルで指定しなおすことが
できる。
規定されている機器類とジョイントボックスの対応関係
について、必要によりマニュアルで指定しなおすことが
できる。
【0011】(2)または(4)のマニュアル操作を行
った場合は、(5)の整合性チェックで機器配置と配線
に不整合がないかをチェックする。不整合があった場合
はそれを表示するので、所定の部位について修正を行
う。(1)、(3)のみで設計が完了する場合は個々の
チェックは必要でない。
った場合は、(5)の整合性チェックで機器配置と配線
に不整合がないかをチェックする。不整合があった場合
はそれを表示するので、所定の部位について修正を行
う。(1)、(3)のみで設計が完了する場合は個々の
チェックは必要でない。
【0012】機器の自動配置・自動配線の対象は以下の
通りである。 (1)弱電:テレビアンテナ線、電話など、 (2)強電:コンセント、機器への電源供給等 この自動配置・自動配線システムを作動させるために、
本発明では細かいルールを定めている。
通りである。 (1)弱電:テレビアンテナ線、電話など、 (2)強電:コンセント、機器への電源供給等 この自動配置・自動配線システムを作動させるために、
本発明では細かいルールを定めている。
【0013】
【実施例】本発明のCADの操作メニューの階層構造は
図1のとうりである。このメニューは電気機器配置・配
線処理をするときの作業手順に沿って配置されている。
図1のとうりである。このメニューは電気機器配置・配
線処理をするときの作業手順に沿って配置されている。
【0014】[自動]のサブメニューにおけるそれぞれ
の機能は次のようになる。[機器自動配置]:電気機器
の自動配置のみ行う。[自動配線]:配置された機器に
基づいて、自動配線のみを行う。[全自動]:電気機器
の自動配置と自動配線を行う。このメニュー操作の組み
合わせにより、たとえば、弱電は[全自動]処理とし、
強電は図3のような手順とするといった、弱電・強電の
系統毎に自動・マニュアル操作を異なる組み合わせで適
用することもできる。
の機能は次のようになる。[機器自動配置]:電気機器
の自動配置のみ行う。[自動配線]:配置された機器に
基づいて、自動配線のみを行う。[全自動]:電気機器
の自動配置と自動配線を行う。このメニュー操作の組み
合わせにより、たとえば、弱電は[全自動]処理とし、
強電は図3のような手順とするといった、弱電・強電の
系統毎に自動・マニュアル操作を異なる組み合わせで適
用することもできる。
【0015】[修正]ではマニュアル操作で機器の配
置、配線を行う。[修正]メニューをピックすると、
[修正]モードの画面表示の指定メニューが画面右側に
表示される。これは経路種類などの部品グループ毎に表
示対象とするか修正対象とするかを[○×]で指示す
る。[対象]欄は修正対象とするか否か、[表示]欄は
画面表示対象とするか否かを表す。[表示]を×とする
と[対象]も連動して×となる。これは修正対象を明確
化して誤操作を防ぐためである。
置、配線を行う。[修正]メニューをピックすると、
[修正]モードの画面表示の指定メニューが画面右側に
表示される。これは経路種類などの部品グループ毎に表
示対象とするか修正対象とするかを[○×]で指示す
る。[対象]欄は修正対象とするか否か、[表示]欄は
画面表示対象とするか否かを表す。[表示]を×とする
と[対象]も連動して×となる。これは修正対象を明確
化して誤操作を防ぐためである。
【0016】図2の画面はスイッチの修正用メニューを
示すもので、このメニューで修正するスイッチの種類を
選び、平面図で修正箇所をマウスでクリックすると、ス
イッチの置換/追加等が行える。
示すもので、このメニューで修正するスイッチの種類を
選び、平面図で修正箇所をマウスでクリックすると、ス
イッチの置換/追加等が行える。
【0017】[回路変更]では、機器とジョイントボッ
クスの対応関係の変更を行う。これらの設計内容を反映
して、建築の設計図書とは別に、ジョイントボックス加
工図を出図する。これはケーブルの切断、接続の作業指
示書であり、工場加工に直接使用される資料である。
クスの対応関係の変更を行う。これらの設計内容を反映
して、建築の設計図書とは別に、ジョイントボックス加
工図を出図する。これはケーブルの切断、接続の作業指
示書であり、工場加工に直接使用される資料である。
【0018】処理の手順をまとめると図3のようにな
る。マニュアル修正を必要としない場合は、[全自動]
が選択され、この場合[チェック]は必要ない。マニュ
アル修正を必要とする場合は図に示すような手順で処理
が行われる。
る。マニュアル修正を必要としない場合は、[全自動]
が選択され、この場合[チェック]は必要ない。マニュ
アル修正を必要とする場合は図に示すような手順で処理
が行われる。
【0019】
【発明の効果】本発明を用いることによって、とかく面
倒な機器の配置と配線が自動化でき、住宅設計作業の迅
速化と省力化が可能となった。とくに集合住宅の場合は
各部屋の間取りや電気機器の規格が決まっているから、
本発明の効果は特に大きい。
倒な機器の配置と配線が自動化でき、住宅設計作業の迅
速化と省力化が可能となった。とくに集合住宅の場合は
各部屋の間取りや電気機器の規格が決まっているから、
本発明の効果は特に大きい。
【0020】また、複雑な回路をもつジョイントボック
スの設計が自動化され、しかもその図を直接生産者に発
注することができるようになるなど、施工上の効率が向
上するなどの効果がある。
スの設計が自動化され、しかもその図を直接生産者に発
注することができるようになるなど、施工上の効率が向
上するなどの効果がある。
【図1】本発明の実施例のシステムにおけるメニューの
階層構造図である。
階層構造図である。
【図2】本発明の実施例のシステムにおける「修正」メ
ニュー選択時の説明図である。
ニュー選択時の説明図である。
【図3】本発明の実施例のシステムにおける処理の流れ
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 建築設計CADシステムの電気設備設計
において、住戸を規定する構造、住戸外への配線接続情
報、建具位置などの条件を考慮したルールに基づいて、
電気機器類を自動配置する手段、およびジョイントボッ
クスと前記電気機器間の配線を所定配線ルールに基づい
て自動配線する手段を備えたことを特徴とする建築設計
CADシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092572A JPH06282609A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 建築設計cadシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092572A JPH06282609A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 建築設計cadシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06282609A true JPH06282609A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=14058148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5092572A Pending JPH06282609A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 建築設計cadシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06282609A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09134375A (ja) * | 1995-11-10 | 1997-05-20 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物設計用cadの設備図作成方法およびそのシステム |
DE102016011494A1 (de) | 2015-09-28 | 2017-03-30 | Fanuc Corporation | Numerisches Steuersystem |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP5092572A patent/JPH06282609A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09134375A (ja) * | 1995-11-10 | 1997-05-20 | Misawa Homes Co Ltd | ユニット式建物設計用cadの設備図作成方法およびそのシステム |
DE102016011494A1 (de) | 2015-09-28 | 2017-03-30 | Fanuc Corporation | Numerisches Steuersystem |
US10394196B2 (en) | 2015-09-28 | 2019-08-27 | Fanuc Corporation | Numerical control system for detecting defects |
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