JPH06243180A - 集合住宅設計ｃａｄシステム - Google Patents
集合住宅設計ｃａｄシステムInfo
- Publication number
- JPH06243180A JPH06243180A JP5047298A JP4729893A JPH06243180A JP H06243180 A JPH06243180 A JP H06243180A JP 5047298 A JP5047298 A JP 5047298A JP 4729893 A JP4729893 A JP 4729893A JP H06243180 A JPH06243180 A JP H06243180A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- displayed
- design
- house
- housing
- apartment
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建築ＣＡＤにおいて、集合住宅棟における各
住戸の位置関係と進捗状況を視覚的にわかりやすくす
る。 【構成】 集合住宅の設計ＣＡＤの住戸の位置を表す画
面において、住戸を枠で表現し、集合住宅の各住戸の配
置に対応させて集積表示した図の枠内に各住戸の設計進
捗状況情報を表示した積木図を用いる。表示は住戸のタ
イプ名、仕様名、進捗状況などが行われる。
住戸の位置関係と進捗状況を視覚的にわかりやすくす
る。 【構成】 集合住宅の設計ＣＡＤの住戸の位置を表す画
面において、住戸を枠で表現し、集合住宅の各住戸の配
置に対応させて集積表示した図の枠内に各住戸の設計進
捗状況情報を表示した積木図を用いる。表示は住戸のタ
イプ名、仕様名、進捗状況などが行われる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は集合住宅設計におけるＣ
ＡＤシステムに関する。
ＡＤシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】建築設計分野ではコンピュータを建築設
計に用いることは従来から行われており、建築設計特有
の問題の解決を図る各種の建築専用ＣＡＤが開発されて
いる。
計に用いることは従来から行われており、建築設計特有
の問題の解決を図る各種の建築専用ＣＡＤが開発されて
いる。
【０００３】例えば、手書き図面情報を線図データと記
号データに自動的に分離するＣＡＤ入力装置（特開昭６
２−１０９５５９号公報）、多数種類の単位家具を配置
するオフィスレイアウト法（特開昭６３−１８８２６９
号公報）、高さ基準種別とずれ高さ値を持ち、建具取り
付け高を自動的にきめる建築専用ＣＡＤ（特開平３−９
４８１号公報）、配置領域入力ステップと、第１次、第
２次配置ステップを設けて、住戸パターン配置する建築
の企画設計用ＣＡＤなど各種の建築設計専用ＣＡＤが開
発されている。
号データに自動的に分離するＣＡＤ入力装置（特開昭６
２−１０９５５９号公報）、多数種類の単位家具を配置
するオフィスレイアウト法（特開昭６３−１８８２６９
号公報）、高さ基準種別とずれ高さ値を持ち、建具取り
付け高を自動的にきめる建築専用ＣＡＤ（特開平３−９
４８１号公報）、配置領域入力ステップと、第１次、第
２次配置ステップを設けて、住戸パターン配置する建築
の企画設計用ＣＡＤなど各種の建築設計専用ＣＡＤが開
発されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】集合住宅では複数棟の
それぞれに多数の住戸があり、各住戸は似通ってはいる
がそれぞれに独自な設計をしなければならない。各住戸
は共通するところもおおいが、また異なるところも多
い。
それぞれに多数の住戸があり、各住戸は似通ってはいる
がそれぞれに独自な設計をしなければならない。各住戸
は共通するところもおおいが、また異なるところも多
い。
【０００５】集合住宅の設計ではまず複数棟の全ての住
戸区画形状を定める。そして各住戸毎に下記の内装設計
を行う。 （１）間取り等の建築（意匠）設計 （２）給排水路などの衛生設計 （３）配線経路などの電気設計
戸区画形状を定める。そして各住戸毎に下記の内装設計
を行う。 （１）間取り等の建築（意匠）設計 （２）給排水路などの衛生設計 （３）配線経路などの電気設計
【０００６】従来の設計作業ではＣＡＤを利用した場合
も含めて、図面作成手順に沿って作業を進める必要があ
る。通常、階平面図として、１図面に複数住戸を併記
し、その単位で作業を進めていく必要がある。こうした
方法では、顧客の要求に合わせて特定住戸を部分的に設
計変更を加えていくといったことは事実上不可能であ
る。
も含めて、図面作成手順に沿って作業を進める必要があ
る。通常、階平面図として、１図面に複数住戸を併記
し、その単位で作業を進めていく必要がある。こうした
方法では、顧客の要求に合わせて特定住戸を部分的に設
計変更を加えていくといったことは事実上不可能であ
る。
【０００７】従来の建築設計図作成ＣＡＤは、系統的に
設計をするタイプのものがなく、集合住宅を設計するよ
うな場合には、１棟複数戸のそれぞれの住戸に個々の設
計図が必要となる。
設計をするタイプのものがなく、集合住宅を設計するよ
うな場合には、１棟複数戸のそれぞれの住戸に個々の設
計図が必要となる。
【０００８】実際にこのような集合住宅をＣＡＤで設計
する場合、多数の住戸タイプの設計を同時に並行に行う
必要があり、従来の設計図作成ＣＡＤではいったいどこ
までを設計したのか、集合住宅のどの場所を設計してい
るのかが設計者にわかりにくくい。
する場合、多数の住戸タイプの設計を同時に並行に行う
必要があり、従来の設計図作成ＣＡＤではいったいどこ
までを設計したのか、集合住宅のどの場所を設計してい
るのかが設計者にわかりにくくい。
【０００９】このため、これまでの集合住宅設計は同一
仕様で、極力、間取り種類も少なくする傾向にあった。
本発明は住宅設計の進捗状況をプログラム上で管理し、
画面から設計者に進捗状況が視覚的にわかりやすいシス
テムを開発することを目的とする。
仕様で、極力、間取り種類も少なくする傾向にあった。
本発明は住宅設計の進捗状況をプログラム上で管理し、
画面から設計者に進捗状況が視覚的にわかりやすいシス
テムを開発することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、住戸を枠で表現し、集合住宅の各住戸の
配置に対応させて集積表示した図の枠内に各住戸の設計
進捗状況を表示した積木図を用いる。
に本発明では、住戸を枠で表現し、集合住宅の各住戸の
配置に対応させて集積表示した図の枠内に各住戸の設計
進捗状況を表示した積木図を用いる。
【００１１】このように個々の住戸を積木図で表し、こ
の積木上で進捗管理ができるようにしている。図１に表
示例を示す。同一棟あるいは同一階の住戸を表示し、各
住戸のタイプ名と仕様名を入れ、進捗状況を表示する。
この例では、進捗をＡ：建築、Ｍ：衛生、Ｅ：電気で表
している。
の積木上で進捗管理ができるようにしている。図１に表
示例を示す。同一棟あるいは同一階の住戸を表示し、各
住戸のタイプ名と仕様名を入れ、進捗状況を表示する。
この例では、進捗をＡ：建築、Ｍ：衛生、Ｅ：電気で表
している。
【００１２】インフィルＣＡＤにおいては、建築（Ａ）
は建築（意匠）設計、衛生（Ｍ）は給排水経路などの衛
生設計、電気（Ｅ）は電気設計を表す記号である。それ
ぞれの設計が未処理の場合は空白、作業中の場合は
「＊」印、作業終了の場合にはＡ／Ｍ／Ｅのいずれかの
記号が表示される。
は建築（意匠）設計、衛生（Ｍ）は給排水経路などの衛
生設計、電気（Ｅ）は電気設計を表す記号である。それ
ぞれの設計が未処理の場合は空白、作業中の場合は
「＊」印、作業終了の場合にはＡ／Ｍ／Ｅのいずれかの
記号が表示される。
【００１３】施工図ＣＡＤにおいては、Ａ／Ｍ／Ｅの代
わりに下記の記号を用いる。 Ｓ（設定）／Ｅ（修正）／Ｐ（出図） この様にして積み木図の記号を見るだけでも、何の処理
がされているかがわかる。
わりに下記の記号を用いる。 Ｓ（設定）／Ｅ（修正）／Ｐ（出図） この様にして積み木図の記号を見るだけでも、何の処理
がされているかがわかる。
【００１４】以上のように、本発明は集合住宅棟におけ
る各住戸の位置関係と進捗状況を視覚的にわかりやすく
したものである。
る各住戸の位置関係と進捗状況を視覚的にわかりやすく
したものである。
【００１５】
【実施例】本発明の積木図がどのように使われている
か、実施例にもとづいて説明する。図２に示す画面は、
初期画面で棟指定を選んだところである。メニューは画
面上部に表示されている。「棟指定」をマウスでクリッ
ク（選択）すると、プルダウンメニューが現れる。画面
では、「Ａ棟」、「Ｂ棟」、「Ｃ棟」、…………と表示
されている枠がプルダウンメニューである。すでに登録
されている棟が表示され、各枠は住戸を表している。
か、実施例にもとづいて説明する。図２に示す画面は、
初期画面で棟指定を選んだところである。メニューは画
面上部に表示されている。「棟指定」をマウスでクリッ
ク（選択）すると、プルダウンメニューが現れる。画面
では、「Ａ棟」、「Ｂ棟」、「Ｃ棟」、…………と表示
されている枠がプルダウンメニューである。すでに登録
されている棟が表示され、各枠は住戸を表している。
【００１６】ここで「Ａ棟」を選ぶと、図３の画面のよ
うにＡ棟の積木図が表示される。画面の例は、Ａ棟を選
択した場合で、Ａ棟の住戸が積木図として表示されてい
る。画面では、各枠が集合住宅の１住戸である。
うにＡ棟の積木図が表示される。画面の例は、Ａ棟を選
択した場合で、Ａ棟の住戸が積木図として表示されてい
る。画面では、各枠が集合住宅の１住戸である。
【００１７】「内装制限」メニューをピックすると、図
４のように内装制限指定のある住戸がハッチングで表示
される。ここでマウスで指示することにより任意の住戸
にこの指定ができる。この表示は建築基準法上の内装制
限にあたる住戸を指定し、その内装仕様を自動対応させ
る為の機能である。
４のように内装制限指定のある住戸がハッチングで表示
される。ここでマウスで指示することにより任意の住戸
にこの指定ができる。この表示は建築基準法上の内装制
限にあたる住戸を指定し、その内装仕様を自動対応させ
る為の機能である。
【００１８】また積木図は複写のときにも使える。図５
にしめすように画面上のＢ棟の住戸からＡ棟の住戸にデ
ータコピーする例である。どのデータをコピーするかは
プルダウンメニューから選べる。この例では、Ｂ棟の住
戸仕様をＡ棟にコピーするときのものである。積木図は
単に設計の進捗管理をするだけでなく、このように住戸
単位でのデータ処理に利用できる。
にしめすように画面上のＢ棟の住戸からＡ棟の住戸にデ
ータコピーする例である。どのデータをコピーするかは
プルダウンメニューから選べる。この例では、Ｂ棟の住
戸仕様をＡ棟にコピーするときのものである。積木図は
単に設計の進捗管理をするだけでなく、このように住戸
単位でのデータ処理に利用できる。
【００１９】住戸の設計仕様が設定されると、仕様番号
（名）が表示される。図６に示す画面はそのときの様子
を表したもので、斜線部分がすでに仕様設定が済んでい
る住戸である。これにより積木図上で仕様設定状況が一
見してわかる。
（名）が表示される。図６に示す画面はそのときの様子
を表したもので、斜線部分がすでに仕様設定が済んでい
る住戸である。これにより積木図上で仕様設定状況が一
見してわかる。
【００２０】以上は、棟別の仕様設定処理を積木図で処
理していく例であるであるが、以降の建築（意匠）設
計、衛生設計、電気設計、施工図作成などの処理が、積
木図表現の管理画面のもとで対話形式で進められる。ど
の段階まで設計が進んでいるかは個々の積木図の内部に
表示される。
理していく例であるであるが、以降の建築（意匠）設
計、衛生設計、電気設計、施工図作成などの処理が、積
木図表現の管理画面のもとで対話形式で進められる。ど
の段階まで設計が進んでいるかは個々の積木図の内部に
表示される。
【００２１】
【発明の効果】本発明では棟別の住戸を積木図で表して
いるために、一見してどの棟の、どの住戸がいま処理の
対象になっているかが理解できる。しかも積木図には、
現在どの段階まで設計が進んでいるかが表示されるの
で、設計の進捗状況が把握でき、設計洩れの危険性も解
消できる。
いるために、一見してどの棟の、どの住戸がいま処理の
対象になっているかが理解できる。しかも積木図には、
現在どの段階まで設計が進んでいるかが表示されるの
で、設計の進捗状況が把握でき、設計洩れの危険性も解
消できる。
【００２２】また、これまでの図面作成手順に沿った作
業では実際上不可能であった、各戸単位の随時設計変更
と、その複数設計図面への自動対応といった処理が可能
となる。
業では実際上不可能であった、各戸単位の随時設計変更
と、その複数設計図面への自動対応といった処理が可能
となる。
【図１】本発明のシステムの積木図の一例を示す図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例における「棟指定」の画面を示
す図である。
す図である。
【図３】本発明の実施例における積木図が表示されてい
る画面を示す図である。
る画面を示す図である。
【図４】本発明の実施例における内装制限表示の画面を
示す図である。
示す図である。
【図５】本発明の実施例における複写の例を示す画面で
ある。
ある。
【図６】本発明の実施例における仕様設定状況の表示画
面である。
面である。
Claims (1)
- 【請求項１】 集合住宅の設計を行うＣＡＤシステムに
おいて、各住戸の配置に対応させて、棟毎に集積表示し
た図の枠内に、各住戸の設計進捗状況を表示した積木図
を用いることを特徴とする集合住宅設計ＣＡＤシステ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5047298A JPH06243180A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 集合住宅設計ｃａｄシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5047298A JPH06243180A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 集合住宅設計ｃａｄシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06243180A true JPH06243180A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12771384
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5047298A Pending JPH06243180A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 集合住宅設計ｃａｄシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06243180A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4905062A (en) * | 1987-11-19 | 1990-02-27 | Texas Instruments Incorporated | Planar famos transistor with trench isolation |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP5047298A patent/JPH06243180A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4905062A (en) * | 1987-11-19 | 1990-02-27 | Texas Instruments Incorporated | Planar famos transistor with trench isolation |
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