JP4556729B2 - 電気機器導入検討プログラム - Google Patents

電気機器導入検討プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4556729B2
JP4556729B2 JP2005086245A JP2005086245A JP4556729B2 JP 4556729 B2 JP4556729 B2 JP 4556729B2 JP 2005086245 A JP2005086245 A JP 2005086245A JP 2005086245 A JP2005086245 A JP 2005086245A JP 4556729 B2 JP4556729 B2 JP 4556729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
data
storage unit
data storage
power receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005086245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006268491A (ja
Inventor
康衛 古田
昭彦 吉澤
治男 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electric Power Co Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP2005086245A priority Critical patent/JP4556729B2/ja
Publication of JP2006268491A publication Critical patent/JP2006268491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4556729B2 publication Critical patent/JP4556729B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、電気機器導入により必要となる受電設備の改修を検討するための技術に関する。
例えば特開平6−96148号公報には、熟練者でなくとも、電気系統図管理設計業務が迅速に行え、且つ品質向上が図れる電気系統図管理設計支援装置が開示されている。具体的には、電気系統図の図面情報と、電気設備の管理設計演算に必要な管理設計情報とを一つのデータベースとして統合し、コンピュータと会話形式にて管理設計業務を支援する第1手段と、熟練設計者が保有している経験値や実績値等に基づくノウハウをデータベースとして有し、前記管理設計業務の支援に不可欠な推奨案や代案を出力する第2手段を備えたものである。
特開平6−96148号公報
上で述べたような技術は、熟練者のノウハウを登録することによって電気系統の設計を行うことを目的としており、空調機器などの電気機器などを追加的に導入する際に問題となる事項を取り扱うことができない。すなわち、受電設備の入れ替えを行えば済むのか、盤の追加設置が可能なのか、それとも別の場所に受電設備を設置しなければならないのか、といった判断を行うことはできない。
従って、本発明の目的は、電気機器を追加的に導入することによって必要となる受電設備の改修についてより簡単に検討することができるようにするための技術を提供することである。
本発明に係る電気機器導入検討方法は、導入を計画している電気機器に関するデータの入力を受け付け、導入機器データ格納部に格納するステップと、既設の受電設備の電気的仕様に関するデータ及び盤の有無と周辺からの離隔距離とを含む受電設備構成データの入力を受け付け、既設受電設備データ格納部に格納するステップと、既設の受電設備における低圧動力盤の更新を第1の対応策とした場合において、導入機器データ格納部及び既設受電設備データ格納部に格納されたデータに基づき必要となる低圧動力盤の電気的仕様を特定し、既設受電設備データ格納部に格納されたデータを用いて当該必要となる低圧動力盤に関する電気的仕様に対応する物理的な制限を満たすか判断するステップと、既設の受電設備に対する低圧動力盤の増設を第2の対応策とした場合において、導入機器データ格納部に格納されたデータに基づき必要となる増設低圧動力盤の電気的仕様を特定し、既設受電設備データ格納部に格納されたデータを用いて当該増設低圧動力盤の電気的仕様に対応する物理的な制限を満たすか判断するステップと、既設の受電設備とは別に低圧動力盤を導入し且つ既設の受電設備に高圧分岐盤を設置することを第3の対応策とした場合において、既設受電設備データ格納部に格納されたデータを用いて高圧分岐盤の導入が物理的な制限を満たすか判断するステップと、第1乃至第3の対応策のそれぞれについて、その実施可否及び判断の基礎として用いたデータをユーザに提示するステップとを含む。
このように3つの対応策について実施の可否などをユーザに提示することができるため、ユーザは容易に電気機器導入の是非などを判断することができるようになる。
また、受電設備構成データが、増設盤の搬入経路が確保されているか否かについてのデータを含むようにしてもよい。
さらに、必要となる低圧動力盤の電気的仕様を特定する際に、低圧動力盤に含まれる変圧器の需要率のデータの入力を促し、当該変圧器の需要率のデータを用いて上記必要となる低圧動力盤の電気的仕様を特定するようにしてもよい。より実際的な検討を行うことができるようになる。
さらに、費用データ格納部を参照して、第1乃至第3の対応策のうち実施可能な対応策について想定される費用を算出し、ユーザに提示するステップをさらに含むようにしても良い。このようにすれば、費用の点を考慮して対応策の採否を決定することも可能となる。
本発明によれば、電気機器を追加的に導入することによって必要となる受電設備の改修についてより簡単に検討することができるようになる。
図1に本発明の一実施の形態に係る電源容量検討装置100の機能ブロック図を示す。本実施の形態における電源容量検討装置100は、基礎データ入力部1と、一般事項データ格納部3と、空調計画データ格納部5と、既設高圧受電設備仕様データ格納部7と、MODEL1処理部9と、MODEL2処理部11と、MODEL3処理部13と、MODEL1処理結果データ格納部15と、MODEL2処理結果データ格納部17と、MODEL3処理結果データ格納部19と、改修費用算出部21と、改修費用データ格納部23と、出力処理部33とを有する。
基礎データ入力部1は、ユーザから一般的な事項のデータの入力を受け付けると一般事項データ格納部3に格納する。また、ユーザから空調計画(空調機器の導入の場合)のデータの入力を受け付けると空調計画データ格納部5に格納する。さらに、ユーザから既設高圧受電設備の仕様データの入力を受け付けると既存高圧受電設備仕様データ格納部7に格納する。MODEL1処理部9は、一般事項データ格納部3と空調計画データ格納部5と既設高圧受電設備仕様データ格納部7とに格納されたデータを読み出し、予め定められたMODEL1についてのデータを生成し、MODEL1処理結果データ格納部15に格納する。MODEL2処理部11は、一般事項データ格納部3と空調計画データ格納部5と既設高圧受電設備仕様データ格納部7とに格納されたデータを読み出し、予め定められたMODEL2についてのデータを生成し、MODEL2処理結果データ格納部17に格納する。MODEL3処理部13は、一般事項データ格納部3と空調計画データ格納部5と既設高圧受電設備仕様データ格納部7とに格納されたデータを読み出し、予め定められたMODEL3についてのデータを生成し、MODEL3処理結果データ格納部19に格納する。改修費用算出部21は、MODEL1処理結果データ格納部15とMODEL2処理結果データ格納部17とMODEL3処理結果データ格納部19とに格納されたデータなどを用いて、各MODELについての改修費用を算出し、改修費用データ格納部23に格納する。出力処理部33は、改修費用データ格納部23とMODEL1処理結果データ格納部15とMODEL2処理結果データ格納部17とMODEL3処理結果データ格納部19とに格納されたデータなどを、表示装置などの出力装置に出力する。
次に、電源容量検討装置100による処理について図2乃至図24を用いて説明する。まず、基礎データ入力部1は、(1)検討案件名、顧客名、所在地、人員数、顧客担当者名、棟などの区分、回数、室数など、(2)作成者の所属、氏名など、(3)既設受電設備の盤の有無及び周辺環境など、(4)参考データの入力をユーザ(作成者)に対して促し、ユーザからの入力を受け付け、一般事項データ格納部3に格納する(ステップS1)。
基礎データ入力部1は、例えば図3に示すような入力画面を表示装置に表示させる。図3の入力画面は、顧客についてのデータを入力するための画面である。図3の入力画面には、学校と店舗/事務所等とのいずれかである建物種別の選択欄と、案件番号の入力欄、顧客名の入力欄、所在地入力欄、顧客担当者名入力欄、電話番号入力欄、及びメールアドレス入力欄が含まれる。また、ここでは学校の例なので、各棟について、棟名称、地上階数、地下階数、一般教室数、特殊教室数、その他室数、及び延べ床面積の各入力欄も設けられている。なお、一般教室数計、特殊教室数計、その他室数計、総面積については、各入力欄の値が合計されて表示される。また、生徒数の入力欄も設けられている。図1の入力画面中、必須の入力項目は存在しない。入力データ及び算出データについては、一般事項データ格納部3に格納する。
また、基礎データ入力部1は、例えば図4に示すような入力画面を表示装置に表示させる。図4の入力画面は、それぞれの盤の有無、寸法、搬入経路関連及び離隔距離を入力するための画面である。図4の入力画面には、列盤(分岐盤)を追加した場合の搬入経路の有無の入力欄と、受電設備と敷地境界、壁、塀などとの離隔距離Dの入力欄と、受電設備と左右の壁などとの離隔距離W1及びW2の入力欄と、受電設備の高さHの入力欄と、受電設備の奥行きDの入力欄と、受電設備全幅の入力欄と、高圧受電盤の幅入力欄と、コンデンサ盤の有無の入力欄と幅入力欄と、第1の低圧電灯盤の有無の入力欄と幅入力欄と、第2の低圧電灯盤の有無の入力欄と幅入力欄と、第3の低圧電灯盤の有無の入力欄と幅入力欄と、第1の低圧動力盤の有無の入力欄と幅入力欄と、第2の低圧動力盤の有無の入力欄と幅入力欄とが設けられている。高圧受電盤には主遮断器とVCT(計器用変成器)などが主に収容されているものである。コンデンサ盤には、コンデンサ(SC)と直列リアクトル(SR)、及びその保護機器が収容されているが、高圧受電盤と同じ函に含まれる場合もある。高圧受電盤と同じ函に含まれる場合には、コンデンサ盤は「無」ということになる。低圧電灯盤は単相変圧器が収容されている函である。低圧動力盤は三相変圧器が収容されている函である。
図4において列盤(分岐盤)を追加した場合の搬入経路の有無、各列盤の有無、離隔距離W1及びW2は、必須の入力項目である。入力データは一般事項データ格納部3に格納される。
さらに、基礎データ入力部1は、例えば図5に示すような入力画面を表示装置に表示させる。図5の入力画面は、作成者についてのデータを入力するための画面である。図5の入力画面には、支店支社の入力欄と、作成部門の入力欄と、作成日の入力欄と、作成グループの入力欄、作成者の入力欄と、電話番号の入力欄と、メールアドレスの入力欄とを含む。これらの入力項目の入力は任意である。入力データは一般事項データ格納部3に格納される。
また、基礎データ入力部1は、参考図、参考写真、コメントなどのデータの入力欄を有する画面を表示し、ユーザに入力させるようにする。但し、これらのデータの入力は任意である。
図2の説明に戻って、基礎データ入力部1は、(1)冷房設備など導入機器の同一機種(設備群)ごとのメーカ名、消費電力(kW)、力率、需要率及び台数など、(2)変圧器容量及び幹線の回線数などの入力をユーザ(作成者)に促し、ユーザからの入力を受け付け、空調計画データとして空調計画データ格納部5に格納する(ステップS3)。
基礎データ入力部1は、例えば図6に示すような入力画面を表示装置に表示させる。図6の入力画面は、導入機器のメーカ名などの一般事項と電気的仕様を入力するための画面である。図6の入力画面は、各設備群について、メーカ名、形式、機器能力等、消費電力(kW/台)、力率、ヒータ有無、ヒータ容量(kW)、台数、需要率の入力欄と、不等率の入力欄とを含む。本実施の形態では、実施設計ではなく、最小限の情報で電源増容量などを確認することを目的とするので、機器増設による全体容量をできるだけ簡便に入力させるため、設置場所を意識せず、同容量あるいは同一機種を設備群としてまとめるようにしている。
例えば、消費電力、力率、ヒータ容量、需要率、不等率などについては、候補を提示してユーザに選択させるようにしてもよい。また、ヘルプなどで入力値をガイドするようにしても良い。
例えば、消費電力については、空調の場合冷房時と暖房時とで異なるが大きい方の値で入力するようにガイドする。また、例えば4馬力であれば2.05(kW/台)、5馬力であれば2.80(kW/台)、6馬力であれば3.90(kW/台)を目安として提示する。
力率については、50Hzであれば0.85、60Hzであれば0.95を目安として提示する。
ヒータ有無については補助ヒータの有無を選択して入力するように促す。
需要率については、最大利用能力を何%程度まで使うかの入力を促す。不明な場合には100%を入力するように促す。
不等率については、最大需要電力のずれを考慮する係数(重畳率の逆数)で1.0以上の値の入力を促す。導入機器の消費電力のピークが同じであれば不等率は1.0であるが、ピークがずれる場合には1.0より大きくなる。
図6において各設備群の設備容量及び消費電力計については以下の式で計算される。
設備容量(kVA)=((消費電力(kW)/力率)+ヒータ容量(ヒータありの場合のみ))×台数×(全体)需要率
但し、需要率=設備群単位での最大需要電力(kVA)/設備群の設備容量(kVA)
消費電力計(kW)=(消費電力(kW)+ヒータ容量)×台数
さらに、図6において総設備容量(kVA)と総消費電力(kW)は以下のように計算される。
総設備容量(kVA)=Σ(設備容量)/不等率
総消費電力(kW)=Σ(消費電力計)
図6における入力項目において必須の項目は、消費電力、力率、ヒータ容量、台数、需要率、不等率である。入力データ及び算出データは、空調計画データ格納部5に格納される。
さらに、基礎データ入力部1は、例えば図7に示すような画面を表示装置に表示させる。図7の画面は、計画に必要な変圧器容量と幹線仕様を検討するための画面である。図7の画面例では、所要変圧器容量についての表示欄と、幹線仕様の検討欄とが含まれる。
変圧器容量は、負荷の総設備容量に将来容量を加えた値とするだけでなく、厳密には始動時の突入電流による電圧降下が一定以下(一般には15%程度)になるように配慮する必要がある。しかし、ここでは簡易に算出するため、1.2を裕度係数に採用して、総設備容量に20%の余裕を持たせた容量を所要動力容量として算出し、所要変圧器容量の表示欄に表示する。
なお、以下で取り扱うMODEL1の場合にはこの所要動力容量を、増容量分としてそのまま採用できるが、以下で取り扱うMODEL2及びMODEL3で取り扱う変圧器容量は、こうして得られた所要動力容量を基に、以下の値が直近上位となるような規格値となる。すなわち、20,30,50,75,100,150,200,300,500(kVA)である。このように得られた規格値が、所要変圧器容量の表示欄の下欄に表示される。
また、実施設計における幹線仕様(高圧受電設備の二次側低圧幹線MCBと幹線電路種類)の決定は非常に難しく、ある程度の電気設備の知識が必要となる。そこで、本実施の形態では、幹線の規模(MCBの仕様と電線種別、太さ及び保護方法)を計画することを最優先とし、導入設備の総消費電力全体を、複数の同容量な幹線により供給することとする。その場合、1つの幹線容量を最大どのくらいにするかを必須の入力項目とすればよい。すなわち、「1系統あたりの容量」の入力欄が必須の入力欄とされる。幹線系統数と幹線設定最大電流値は、「1系統あたりの容量」から算出され、表示される。
幹線MCBの仕様と数量については、公知の内線規定JEAC8001−2000 3705−4表の三相3線式200V動力(電動機)幹線」に従って特定し、表示する。
また、幹線太さの最小値についても、600VCV3Cケーブル配線:基底温度30℃を条件として公知の内線規定JEAC8001−2000 3705−4表から特定し、表示する。
幹線許容こう長についても、2%と3%における値に限定して算出し、表示する。
入力データ及び表示データは空調計画データ格納部5に格納される。
図2の説明に戻って、基礎データ入力部1は、(1)VCT、CT、電流計など改修の可能性がある機器の仕様、(2)保護機器の内容などをユーザ(作成者)に促し、ユーザからの入力を受け、受け付けたデータを既設高圧受電設備仕様データ格納部7に格納する(ステップS5)。
基礎データ入力部1は、例えば図8に示すような入力画面を表示装置に表示させる。図8の入力画面は、既設高圧受電設備の標準結線図に対して入力を行うための画面である。標準的な受電設備を前提としており、高圧受電盤、コンデンサ盤、第1の低圧電灯盤、第2の低圧電灯盤、第3の低圧電灯盤、第1の低圧動力盤、第2の低圧動力盤についてデータを入力するようになっている。
高圧受電盤については、VCTの容量(A)、主遮断器種別(CB,LBSなど)、ヒューズ定格(A)(CBの場合にはヒューズは0(A))、電流計(A)及び電圧計(kW)の最大計測値、CT比の各入力欄が設けられている。
コンデンサ盤については、保護機器の種別(CB,LBS,PCなど)、保護機器のヒューズ容量(A)、直列リアクトル(SR)容量、コンデンサ容量(SC)の各入力欄が設けられている。
第1乃至第3の低圧電灯盤については、必須の入力項目である容量(kVA)の入力欄が設けられている。変圧器がない場合には0を入力する。
第1及び第2の低圧動力盤については、保護機器の種別(LBS,PC,CB)、ヒューズ定格(A)(CBの場合にはヒューズは0(A))、必須の入力項目である変圧器容量(kVA)、CT比、電流計(A)の最大測定値の各入力欄が設けられている。入力データは、既設高圧受電設備仕様データ格納部7に格納される。
また、基礎データ入力部1は、例えば図9に示すような画面を表示装置に表示させる。図9の画面は、既設変圧器容量と、契約電力関連事項とを表示する。既設変圧器容量については、図8の入力から、既設動力変圧器(Tr)容量計と既設電灯変圧器(Tr)容量計とを取得し、既設変圧器容量合計を算出し、表示する。また、既設変圧器容量合計から以下の規則に従って既設想定契約電力を算出する。すなわち、既設変圧器容量合計の最初の50kWにつき80%、次の50kWにつき70%、次の200kWにつき60%、次の300kWにつき50%、600kWを超える部分につき40%である。また、改修前実契約電力についてはユーザが入力する。
さらに、改修後想定契約電力については、既設変圧器容量合計と増設される容量との和について上で述べた規則に従って、改修後想定契約電力を算出し、表示する。これに応じて、ユーザは改修後実契約電力を入力する。
なお、図9において契約電力表示方法を選択するようになっているが、「計算値」を選択すると、想定契約電力を算出し、「実契約電力」を選択すると、実契約電力の入力を行うモードとなる。「表示しない」を選択すると、図9の入力及び表示欄などの表示を行わないようになる。
入力データ及び計算データは、既設高圧受電設備仕様データ格納部7に格納される。
図2の説明に戻って、MODEL1処理部9は、MODEL1についての処理を行い、処理結果をMODEL1処理結果データ格納部15に格納する(ステップS7)。
MODEL1は、低圧動力盤を更新するケースである。MODEL1では、以下で示す条件1及び条件2を同時に満たす必要がある。
ここで条件1は、「低圧動力盤に図7の画面で検討した増設用の幹線MCB及び導入機器(例えば蓄熱調整契約用機器(CT,計量部分))の設置スペースがあること」である。また、条件2は、「低圧動力盤に今回の増容量した変圧器が収まること」である。
例えばMODEL1処理部9は、図10に示すような画面を表示装置に表示させる。図10の画面には、検討概要の欄と、第1の低圧動力盤更新可否の検討欄と、第2の低圧動力盤更新可否の検討欄とを含む。
検討概要の欄には、図7において特定した幹線MCBの仕様のデータの表示欄と、幹線MCBの本体寸法の参考値の表示欄とを含む。
第1の低圧動力盤更新可否の検討欄においては、条件1の検討として、第1低圧動力盤の増設裕度有無についての入力欄が設けられている。この入力欄への入力は必須である。これは、既設盤の目視による確認結果を入力する。例えば4台のMCB(225AF/125AT)が必要な場合、既設に予備MCB(225AF/○○AT)があるならば3台分のスペースがあるか確認しておく。
また、第1の低圧動力盤の条件2の検討として、1)図8で特定された第1低圧動力盤における既設変圧器容量の表示欄と、実負荷(kVA)算出のための変圧器需要率の入力欄と、算出された実負荷の表示欄と、2)図7で特定された機器導入に必要な容量の表示欄と、3)MODEL1に必要な容量として(既設変圧器容量+機器導入に必要な容量)の表示欄と、4)MODEL1に必要な変圧器容量と収容に必要な幅Wの表示欄と、図4で特定された既設動力盤の幅の表示欄と、MODEL1における変圧器の収容に必要な幅Wと既設動力盤の幅との比較に基づく、第1の既設動力盤の更新の可否(可能性あり/困難)の表示欄とを含む。変圧器需要率が必須の入力項目である。一般的には80%以上とする。
MODEL1における変圧器容量の収容に必要な幅については、例えば図11に示すようなテーブルに基づき特定する。図11は、三相3線式6600V/210Vの油入変圧器を収容する低圧動力盤の標準的な大きさなどを表すテーブルである。すなわち、変圧器容量が、75kVA以下、100kVA以下、150kVA以下、200kVA以下、300kVA以下、500kVA以下の場合における、幅W、奥行D、高さH、重量とを特定することができるようになっている。
第2の低圧動力盤更新可否の検討欄においては、条件1の検討として、第2低圧動力盤の増設裕度有無についての入力欄が設けられている。この入力欄への入力は必須である。また、条件2の検討として、1)図8で特定された第2低圧動力盤における既設変圧器容量の表示欄と、実負荷(kVA)算出のための変圧器需要率の入力欄と、算出された実負荷の表示欄と、2)図7で特定された機器導入に必要な容量の表示欄と、3)MODEL1に必要な容量として(既設変圧器容量+機器導入に必要な容量)の表示欄と、4)MODEL1に必要な変圧器容量と収容に必要な幅Wの表示欄と、図4で特定された既設動力盤の幅の表示欄と、MODEL1における変圧器の収容に必要な幅Wと既設動力盤の幅との比較に基づく、第2の既設動力盤の更新の可否(可能性あり/困難)の表示欄とを含む。変圧器需要率が必須の入力項目である。
図10の例では、第1の低圧動力盤の更新は難しいが、第2の低圧動力盤の更新は可能性があることが分かる。
ここで表示及び算出されたデータなどは、MODEL1処理結果データ格納部15に格納する。
図2の説明に戻って、MODEL2処理部11は、MODEL2についての処理を行い、処理結果をMODEL2処理結果データ格納部17に格納する(ステップS9)。
MODEL2は、既設高圧受電設備に低圧動力盤を隣接列盤として新設するケースである。
MODEL2処理部11は、図12に示すような画面を表示装置に表示させる。図12の画面には、検討概要の表示欄と、新設盤の変圧器容量と列盤の大きさの表示欄と、盤設置のためのスペース検討の表示欄と、盤新設の参考イメージの表示欄とが含まれる。
検討概要の表示欄には、盤新設のための2つの条件が表示されている。本実施の形態では、条件1は「既設高圧受電設備の横側に設置するためのスペースがあり、設置後に盤と近傍の塀などどの離隔が確保できること」であり、条件2は「列盤を含む高圧受電設備の搬入路(メンテナンススペースを含む)が確保されること」である。
新設盤の変圧器容量と列盤の大きさの表示欄には、図7で特定された列盤を新設する場合に必要となる変圧器容量の表示欄と、図11から特定される新設列盤のサイズの表示欄と、モールド変圧器を使用した場合におけるサイズの表示欄とを含む。なお、モールド変圧器のサイズは、例えば図13に示すようなテーブルを用いて特定する。図13の構成は図11とほぼ同じであり、変圧器容量からサイズが特定されるようになっている。
また、盤設置のためのスペース検討の表示欄には、条件1の検討として、新設列盤の幅表示欄と、高圧受電盤側離隔(W1−新設列盤の幅)の表示欄とそれに対するコメント表示欄と、低圧動力盤側離隔(W2−新設列盤の幅)の表示欄とそれに対応するコメント表示欄と、条件2の検討として、図4で入力された搬入経路の有無の表示欄と、それに対するコメント表示欄と、結論として列盤として新設の可能性の有無の表示欄とを含む。
条件1に含まれる離隔は、本実施の形態では200mm以上あれば問題が無く、0乃至200mm未満でも可能であるが注意が必要となる。従って、コメント表示欄については、離隔が200mm以上であれば「設置可能」が特定されて表示され、0乃至200mm未満であれば「設置に注意が必要」が特定されて表示される。
列盤として新設の可能性は、条件1で設置可能と判断され、条件2で搬入可能であると判断されると、可能性ありと判断される。いずれかが不可となると困難と判断される。
盤新設の参考イメージ表示欄には、図4で入力されたデータを基に、離隔W1と離隔W2のうち大きい方の離隔W2(第2低圧動力盤)側に増設低圧動力盤を付加した図を表示している。増設低圧動力盤の容量は上で特定された値(150)が表示され、増設低圧動力盤の幅も上で特定された値(900)が表示されている。さらに、(離隔W2−新設低圧動力盤の幅)(=150)も算出されて表示されている。
ここで算出及び表示されたデータは、MODEL2処理結果データ格納部17に格納される。
図2の説明に戻って、MODEL3処理部13は、MODEL3についての処理を行い、処理結果をMODEL3処理結果データ格納部19に格納する(ステップS11)。
MODEL3は、既設高圧受電設備とは別置盤(離れた場所に低圧動力盤を設置)にして新設するケースである。別置盤による新設のためには、列盤として高圧分岐盤の設置が行われるようになる。
MODEL3処理部13は、図14に示すような画面を表示装置に表示させる。図14の画面には、検討概要の表示欄と、別置盤の変圧器容量と別置盤の大きさの表示欄と、高圧分岐盤設置のためのスペース検討の表示欄とを含む。
検討概要の表示欄においては、MODEL3に必要な条件は2つあり、条件1は高圧分岐盤を「既設高圧受電設備の横側に設置するためのスペースがあり、設置後に盤と近傍の塀などとの離隔が確保できること」であり、条件2は「別置盤を含む高圧受電設備の搬入経路(メンテナンススペースを含む)が確保されること」である。なお、別置盤はMODEL2の列盤と同じ大きさになるが、既設高圧受電設備から別置盤まで高圧母線を延長する必要があり、一般的には高圧遮断器を収容した盤(高圧分岐盤)が設置されるようになる。なお、本実施の形態では、別置盤の設置場所は不定のため、別置盤の検討自体はここでは行わないものとする。
別置盤の変圧器容量と別盤の大きさの表示欄には、図12と同様であることが示されている。
高圧分岐盤設置のためのスペース検討の表示欄においては、条件1の検討として、高圧分岐盤の幅が800mmであることが示されており、離隔W1と高圧分岐盤の幅の差である高圧受電盤側離隔の表示欄及びそれに対するコメント表示欄と、離隔W2と高圧分岐盤の幅の差である低圧動力盤側離隔の表示欄及びそれに対するコメント表示欄とが設けられている。コメントの表示基準は図12で説明したものと同様である。条件2の検討として、図4において入力された搬入経路の有無の表示欄と、それに対するコメント表示欄とが含まれる。
そして、条件1及び条件2から別置盤による新設の可能性についての表示欄に、MODEL3の可能性についてのコメントが表示されるようになっている。条件1及び条件2がいずれも可能であるとの判断であれば、可能性ありとされる。
ここで算出及び表示されたデータは、MODEL3処理結果データ格納部19に格納される。
図2の説明に戻って、改修費用算出部21は、MODEL1処理結果データ格納部15とMODEL2処理結果データ格納部17とMODEL3処理結果データ格納部19とに格納されたデータを用いて各MODELにおける改修費用を算出し、改修費用データ格納部23に格納する(ステップS13)。図示していないが、空調計画データ格納部5及び既設高圧受電設備仕様データ格納部7からもデータを読み出し、当該データを用いて処理を行っている。
改修費用算出部21は、各MODELにおける改修費用算出の前提として、例えばユーザからの要求に応じて図15及び図16の複合単価設定画面を表示装置に表示させ、必要なデータの設定入力を行わせる。図15には、共通設定項目と、高圧受電盤関連項目(各MODEL共通)とに関連する項目の入力欄が含まれている。図16には、MODEL1関連項目(低圧動力盤)と、MODEL2関連項目(列盤)と、MODEL3関連項目(高圧分岐盤)とに関連する項目の入力欄が含まれている。複合単価は、(資材費+(資材費×雑材率)+(労務人日×電工費))×(1+経費率)×実勢掛率で算出される。電工費は、電気工事士人日の金額となる。
高圧受電盤関連項目については、資材費、労務人日を入力する。この資材費、労務人日は既設改修部品(部分)の撤去処分費、既設への接続・設置費など全てを計上する。但し、受CB_OCR設定変更複合単価にあっては、資材費を0とする。また、高圧受電盤取替費の設定では既設高圧受電盤撤去処分費、取り替える新設高圧受電盤本体価格、既設受電設備との接続費用、設置労務人日など一切を合計した金額を計上する。
MODEL1関連費用(低圧動力盤)については、各項目で、改修に関する一式、すなわち既設機器の撤去・処分費、新設機器の設置に関する電線接続機器類その他一式を含むものとする。例えば、低Tr変更複合単価には、既設変圧器撤去及び処分費、新変圧器設置費(設置用ボルト、加工費など一式)、母線への接続電線類及び加工費一式を含むものとする。
MODEL2関連項目(列盤)については、列盤に収容される盤本体の列盤の基本単価を設定し、これに変圧器の資材費を加算することで計算される。すなわち、列盤の複合単価=列盤の基本単価+変圧器資材費となる。また、この列盤基本単価には、(1)既設盤との接続に関する改修費一式、(2)列盤の設置費用一式、(3)列盤の見積もりをとった場合には、概算のレイアウトで見積額となるよう列盤の基本単価の設定を調整すること、を考慮する必要がある。
MODEL3関連項目(高圧分岐盤)については、既設のキュービクルの列盤として別置盤に高圧母線を送出接続する高圧分岐盤の単価、別置盤本体の価格としての別置盤基本単価及び高圧分岐盤から別置盤までの高圧幹線の単価である。別置盤の基本単価は設置に関する一切を含むように設定する。概算レイアウトの別置盤価格は、別置盤基本単価+変圧器資材費として算出される。高圧分岐盤の単価は既設キュービクルに列盤として接続する改修費一式を含むようにする必要がある。高圧幹線はmあたり(単位長)の単価を入力する。また、これには適切な太さのCVTケーブルなどの他、配管、ケーブルラック、地中配管の場合ではハンドホール、掘削費など一式を考慮した単価とする。高圧幹線配線費は、高圧幹線のm単価×こう長となる。
図15及び図16において設定されたデータ(デフォルト・データを含む)は、改修費用データ格納部23に格納される。
また、改修費用算出部21は、図17及び図18に示すようなデータを前提として、各MODELにおける数量などを自動設定し、図15及び図16において設定されている複合単価などに基づき改修費用を算出する。
図17には、各MODEL共通の参考事項、すなわち、変圧器容量合計、受電電流、受電_保護機器、受電_CT、受電_電流計について、改修前と改修後のデータが含まれている。また、高圧受電盤主遮断器改修要否についても含まれる。これらのデータは基本的には、空調計画データ格納部5及び既設高圧受電設備仕様データ格納部7などから取得されたデータである。
図18には、MODEL1参考事項、すなわち、第1低圧動力盤の更新可能性と、第1低圧動力盤の更新において改修費用に関連するデータ項目と、第2低圧動力盤の更新可能性と、第2低圧動力盤の更新において改修費用に関連するデータ項目とが含まれている。
改修費用算出部21は、図15乃至図18に示されたデータを用いて、図19乃至図21のような改修費用を算出し、ユーザ(作成者)に提示する。
図19には、各MODEL共通の改修費用内訳(高圧受電盤改修費)が示されている。また、高圧受電盤改修費説明欄も設けられている。図19の例では、「主遮断器のCB変更による全面変更の可能性があるため」という説明が選択され、表示されている。
図20には、MODEL1の改修費内訳(高圧受電盤改修費を除く)が示されている。ここでは、第1低圧動力盤についての費用と、第2低圧動力盤についての費用とが分けて示されている。なお、第1低圧動力盤の改修は不可能なので、第1低圧動力盤改修費は0となり、説明として「第1低圧動力盤の更新は困難である」が選択されて、表示されている。
図21には、MODEL2改修費内訳(高圧受電盤改修費を除く)、MODEL3改修費内訳(高圧受電盤改修費を除く)、各MODELの改修費総括とが示されている。MODEL2改修費内訳は、列盤の変圧器容量によって特定される。また、MODEL3改修費内訳は、別置盤の変圧器容量、MODEL3高圧幹線こう長とから特定される。各MODELの改修費総括は、各MODELの改修費に高圧受電盤改修費を加算した値が、各MODEL(MODEL1については第1及び第2ケース)について算出され、提示される。
ユーザは、図15乃至図21において必要に応じて数値の修正を行って、改修費用を調整することも可能である。
図15乃至図21に示されたデータは、改修費用データ格納部23に格納される。
図2の説明に戻って、出力処理部33は、MODEL1処理結果データ格納部15、MODEL2処理結果データ格納部17、MODEL3処理結果データ格納部19、改修費用データ格納部23などのデータを読み出し、ユーザに処理結果を表示装置に提示する(ステップS19)。そして、ユーザからの指示に応じて、出力処理部33は、資料出力処理を実施する(ステップS21)。すなわち、例えば図22乃至図24に示すような検討書をプリンタなどに出力する。検討書は、基本的に入力画面などにおいて入力されたデータから構成される。
このようにすることにより、ユーザは最低限の入力を行うことにより、新たな機器(例えば空調機器)を導入する際に必要となる電力設備について3つのパターン(MODEL)に分けて検討することができ、顧客に対して検討結果を提示することができるようになる。
このような3つのMODELを比較検討できるようにすることにより、顧客に対して費用対効果など機器導入のための前提データを提示することができる。顧客は、費用その他の観点から、いずれのMODELを用いるのか判断することができる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図1に示した電源容量検討装置100は、1台のコンピュータ又は専用装置で実装される場合もあれば、複数台のコンピュータにより実装される場合もある。
さらに、図1に示した機能ブロックは、必ずしも実際のプログラムモジュールに対応するものではない。
なお、電源容量検討装置100はコンピュータ装置であって、図25に示すように当該コンピュータ装置においては、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS)及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
本発明の一実施の形態に係る電源容量検討装置の機能ブロック図である。 電源容量検討装置による処理のフローを示す図である。 一般事項データの入力画面の一例である。 一般事項データの第2の入力画面の一例である。 一般事項データの第3の入力画面の一例である。 空調計画データの入力画面の一例である。 空調計画データの第2の入力画面の一例である。 既設高圧受電設備仕様データの入力画面の一例を示す図である。 既設高圧受電設備仕様データの第2の入力画面の一例を示す図である。 MODEL1検討画面の一例を示す図である。 第1のサイズテーブルの一例を示す図である。 MODEL2検討画面の一例を示す図である。 第2のサイズテーブルの一例を示す図である。 MODEL3検討画面の一例を示す図である。 複合単価内訳設定画面の一部を示す図である。 複合単価内訳設定画面の一部を示す図である。 各MODEL共通参考事項の設定画面の一例を示す図である。 MODEL1参考事項の設定画面の一例を示す図である。 各MODEL共通改修費内訳設定画面の一例を示す図である。 MODEL1改修費内訳設定画面の一例を示す図である。 MODEL2改修費内訳、MODEL3改修費内訳、各MODELの改修費総括の各設定画面の一例を示す図である。 検討書の一例(部分)を示す図である。 検討書の一例(部分)を示す図である。 検討書の一例(部分)を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1 基礎データ入力部 3 一般事項データ格納部 5 空調計画データ格納部
7 既設高圧受電設備仕様データ格納部 9 MODEL1処理部
11 MODEL2処理部 13 MODEL3処理部
15 MODEL1処理結果データ格納部 17 MODEL2処理結果データ格納部
19 MODEL3処理結果データ格納部 21 改修費用算出部
23 改修費用データ格納部 33 出力処理部

Claims (4)

  1. 導入を計画している電気機器に関するデータの入力を受け付け、導入機器データ格納部に格納するステップと、
    既設の受電設備の電気的仕様に関するデータ及び盤の有無と周辺からの離隔距離とを含む受電設備構成データの入力を受け付け、既設受電設備データ格納部に格納するステップと、
    前記既設の受電設備における低圧動力盤の更新を第1の対応策とした場合において、前記導入機器データ格納部及び前記既設受電設備データ格納部に格納されたデータに基づき必要となる低圧動力盤の電気的仕様を特定し、前記既設受電設備データ格納部に格納されたデータを用いて当該必要となる低圧動力盤に関する電気的仕様に対応する物理的な制限を満たすか判断するステップと、
    前記既設の受電設備に対する低圧動力盤の増設を第2の対応策とした場合において、前記導入機器データ格納部に格納されたデータに基づき必要となる増設低圧動力盤の電気的仕様を特定し、前記既設受電設備データ格納部に格納されたデータを用いて当該増設低圧動力盤の電気的仕様に対応する物理的な制限を満たすか判断するステップと、
    前記既設の受電設備とは別に低圧動力盤を導入し且つ既設の受電設備に高圧分岐盤を設置することを第3の対応策とした場合において、前記既設受電設備データ格納部に格納されたデータを用いて前記高圧分岐盤の導入が物理的な制限を満たすか判断するステップと、
    前記第1乃至第3の対応策のそれぞれについて、その実施可否及び判断の基礎として用いたデータをユーザに提示するステップと、
    をコンピュータに実行させるための電気機器導入検討プログラム。
  2. 前記受電設備構成データが、増設盤の搬入経路が確保されているか否かについてのデータを含む請求項1記載の電気機器導入検討プログラム。
  3. 前記必要となる低圧動力盤の電気的仕様を特定する際に、前記低圧動力盤に含まれる変圧器の需要率のデータの入力を促し、当該変圧器の需要率のデータを用いて前記必要となる低圧動力盤の電気的仕様を特定する
    請求項1記載の電気機器導入検討プログラム。
  4. 費用データ格納部を参照して、前記第1乃至第3の対応策のうち実施可能な対応策について想定される費用を算出し、ユーザに提示するステップ
    をさらにコンピュータに実行させるための請求項1記載の電気機器導入検討プログラム。
JP2005086245A 2005-03-24 2005-03-24 電気機器導入検討プログラム Expired - Fee Related JP4556729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005086245A JP4556729B2 (ja) 2005-03-24 2005-03-24 電気機器導入検討プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005086245A JP4556729B2 (ja) 2005-03-24 2005-03-24 電気機器導入検討プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006268491A JP2006268491A (ja) 2006-10-05
JP4556729B2 true JP4556729B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=37204387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005086245A Expired - Fee Related JP4556729B2 (ja) 2005-03-24 2005-03-24 電気機器導入検討プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4556729B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7097754B2 (ja) * 2018-06-14 2022-07-08 三菱電機株式会社 設備管理装置および情報管理方法
JP2021002103A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 日東工業株式会社 高圧受電設備の機器選定システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736944A (ja) * 1993-06-28 1995-02-07 Hitachi Ltd 設計支援システム
JPH11249899A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Toshiba Corp 業務支援装置及び電気システム設計支援装置
JP2002015081A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Nippon Kouatsu Electric Co 電気機器点検修理システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736944A (ja) * 1993-06-28 1995-02-07 Hitachi Ltd 設計支援システム
JPH11249899A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Toshiba Corp 業務支援装置及び電気システム設計支援装置
JP2002015081A (ja) * 2000-06-28 2002-01-18 Nippon Kouatsu Electric Co 電気機器点検修理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006268491A (ja) 2006-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4619134B2 (ja) プラントケーブル配線設計支援システム
US7636650B2 (en) Method and apparatus for automating electrical engineering calculations
JP6621335B2 (ja) 原子力発電所および設計用3d−cadシステム
US20110307223A1 (en) Method and apparatus for automating electrical engineering calculations
US20160004799A1 (en) Method for generating an electric installation modelling file, computer program product, associated modelling file and electronic display device
JP4556729B2 (ja) 電気機器導入検討プログラム
CN113868810A (zh) 电气图纸绘制方法、装置、计算机设备和存储介质
JP2007200006A (ja) ケーブル布設設計支援システム
JP2007195318A (ja) 情報管理通信装置、情報通信処理装置、電力設備情報処理システム及び情報処理方法
JP5171715B2 (ja) 発変電機器点検・停電計画支援システム及びその計画支援方法
Buys et al. Investigation into capital costs of HVAC systems
JP2006301895A (ja) 集合住宅の電力幹線設計支援プログラム
JP2024042288A (ja) 電気電子機器収納用箱の設計支援システム
Endrejat et al. Electrical best practices and lessons learned from a chemical megaproject
Zhou MM Electrical Tool: A Tool for Generating Electrical Single Line Diagrams in BIM
Endrejat et al. Electrical Best Practices and Lessons Learned From a Chemical Megaproject: A Thorough Summary
Hauck Electrical Design of Commercial and Industrial Buildings
Kuehn et al. Development on systems configuration in ITER Tokamak Complex and Auxiliary Buildings
Wunderlich Test Bench Design for The Fontana GAF Facility
JP2007279916A (ja) 屋内配線設計システム、中央装置、屋内配線設計方法及びコンピュータプログラム
JP2007034346A (ja) 工事用電気仮設備の設計及び工事費積算システム
JP2002230082A (ja) 設備工事の積算見積装置
JPH07152797A (ja) 制御ケーブルの接続図作成方法
JP2024042286A (ja) 電気電子機器収納用箱の設計支援システム
Kelly et al. Cable sizing-avoid shortcuts and do it right

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080229

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100629

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees