JPH07152797A - 制御ケーブルの接続図作成方法 - Google Patents

制御ケーブルの接続図作成方法

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JPH07152797A
JPH07152797A JP5297814A JP29781493A JPH07152797A JP H07152797 A JPH07152797 A JP H07152797A JP 5297814 A JP5297814 A JP 5297814A JP 29781493 A JP29781493 A JP 29781493A JP H07152797 A JPH07152797 A JP H07152797A
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JP
Japan
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terminal
control
connection diagram
cable
control panel
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Application number
JP5297814A
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English (en)
Inventor
Satoshi Wakahara
敏 若原
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Sumitomo Densetsu Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Densetsu Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変電所等の屋外設置機器と制御盤間の制御ケ
ーブルの接続図をコンピュータを用いて効率的に作成す
る。 【構成】 変電所の制御室内の制御盤1や保護リレー2
と屋外に設置される遮断器3、断路器4、変流器5、変
圧器6などの各種電気機器を接続する制御ケーブルにつ
いて、コンピュータにより作成した各機器端子配置図の
データを利用して各端子に符号を与えることによって接
続図を効率よく作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変電所等における制
御盤、保護リレーと制御対象の電気機器との間を結ぶ制
御ケーブルの接続図作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】変電所設備は、高圧の架空送伝線で送ら
れてくる電力を電圧を下げて所定地域に分配し、送電系
統に事故や故障が生じたりするとそれらの区間を切り離
して電力系統を保護するなど種々の役割を果すため、断
路器、遮断器、避電器、変圧器など多種多様のものが設
置されている。
【0003】これらの設備は、変電所内の管理室に設け
た制御盤や保護リレーとを制御ケーブルで接続してコン
ピュータ等を用いて集中管理している。このような変電
所の制御設備は、従来の単なる制御・保護という考え方
から高信頼性、高度情報化という思想が加えられ、それ
らの進展に伴って増々複雑多岐になろうとしている。
【0004】このため、基本的な変電所設備、制御ケー
ブルの接続配線に対して、部分的に改造や機器の取替え
などが行われたり、あるいは設備の拡張、増設などがあ
るとそれらの機器配置や制御ケーブルの接続図をまず改
正し、改造、拡張、増設などの工事終了後はその設計図
により、保守、管理などが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記接続図
の改正をする場合、新たな機器配置図や分電盤、保護リ
レー等の配置図、あるいはそれら機器端子の符号名付与
などの作成は、パーソナルコンピュータなどを利用した
いわゆるCAD設計図法を用いて行なわれている。
【0006】しかしながら、かかる従来のCAD設計手
法による設計図の作成では、単に機器配置図や端子符号
の付与をコンピュータの支援により作成するというだけ
であって、それぞれの制御ケーブルの接続図は依然とし
て人手により処理されている。このため、ケーブル接続
図の作成、及びそれ以後の処理作業は極めて煩らわし
く、処理に人手と時間を要し、結局コストアップの要因
となっている。
【0007】この発明は、上記従来の変電所等における
制御ケーブルの接続図作成の現状に留意して、既に従来
より行なわれているコンピュータ利用の機器外形図に端
子配置を含む図を作成する際のデータを利用して、多機
器端子に符号を付与すると同時に各端子間を接続するケ
ーブル接続図をもコンピュータを利用して効率よく作成
する方法を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
としてこの発明は、変電所等の制御室内に設置される制
御盤、保護リレー等の制御指令側各機器と遮断器、断路
器、変流器、変圧器等の制御対象機器の端子配置外形図
をコンピュータを利用して描き、それらの図形データ及
び各機器端子それぞれに付与した端子符号データを記憶
手段に記憶し、接続すべき端子と端子の接続経路を各機
器端子符号のデータに基づいて所定のプログラムに従っ
て演算し、その演算結果により接続図のデータを出力す
ることから成る制御ケーブルの接続図作成方法としたの
である。
【0009】この場合、前記所定のプログラムが、端子
と経路途中の分岐点と端子とを最短で結ぶ経路を、端子
と分岐点と端子のそれぞれの長さに関するデータを与え
ることによって決定するものとするのが好ましい。
【0010】
【実施例】以下この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は変電所の制御案内の制御盤1や保護
リレー2と、制御対象として一般に変電所屋外に設置さ
れる遮断器3、遮路器4、変流器5、変圧器6等を接続
する接続図の概念図である。
【0011】各制御対象機器への太線の配線は、電源系
統の高圧ラインであり、種々の系統の遮断、変更、変
圧、変流などが変電所内で行なわれる。
【0012】上記送配電機能の制御及びそれらの安全保
護のため変電所では制御室内に制御盤1や保護リレー2
が設けられ、これらと制御対象機器間に多数の制御ケー
ブルが布設されている(図1に細線で制御ケーブルを示
す)。
【0013】図4に制御盤、保護リレーと制御対象機器
の配置及びこれらを結ぶ制御ケーブルの布設ラインを示
す。図示の例では制御盤1は、A1〜18に区画され、
制御盤1’はS、F22〜36、M等の符号で示す区画
部分に分けられ、保護リレー2はB1〜5に企画されて
いる。
【0014】遮断器3はGES密閉型開閉器の例を示し
ておりU3〜U8に区画された端子部を有する。遮断器
3’は他の形式の開閉器である。
【0015】図5に制御盤1’の端子部の詳細配置を示
す。例えば端子部F25X1について見ると、図中の引
出線上にF25.X1−A2.X2の表示があり、これ
はこの端子がF25であり、接続ケーブルは制御盤1の
A2端子を相手方として接続されることを意味する。引
出線の下には接続ケーブルの本数、大きさが示されてい
る。
【0016】上記のような制御盤1、1’、保護リレー
2と制御対象機器との制御ケーブルの接続図は図2に示
す小型コンピュータ10により設計される。このコンピ
ュータ10は、CPU11(中央演算処理部)を中心と
して図示省略のメモリ及び外部メモリ12(例えばフロ
ッピーディスク)を含み、演算処理後の結果を表示する
CRT表示器13等から成る。
【0017】入力装置として図形情報を光学的に読み取
るマウス14や文字情報を入力するキーボード14を備
えている。演算処理後のデータを表示器13で確認した
後そのデータをプリントするため出力はプロッタ15へ
も送られる。
【0018】上記コンピュータに含まれるソフトプログ
ラムは、図3に示すように、ハードシステム用のマシン
プログラム、オペレーションシステム用のOS、ユーザ
プログラムを含み、ユーザプログラムにはウィンド表示
用のプログラム、エキスパートCADと呼ばれるこの発
明のケーブル接続図作成のためのプログラム、及びその
他のアプリケーションプログラム等を含む。
【0019】図6に上記コンピュータを利用して制御ケ
ーブルの接続図を作成する概略のフローチャートを示
す。制御盤、保護リレー、制御対象機器(以下制御盤等
という)それ自体の設計は、別作業としてコンピュータ
を利用して作成されるが、この発明ではその制御盤等の
接続端子配置に対して制御ケーブルの接続図を作成する
という目的から、制御盤等の端子配置は予め作成され、
その外形図を制御盤、保護リレー、制御対象機器ごとに
予めマウス14により入力し、図中符号S1 、SS1
示す制御盤配置情報ファイル群、機器配置情報ファイル
群として記憶されているものとする。これらのファイル
群は、各機器配置図の1枚1枚に対応して作られてい
る。
【0020】ステップS2 では制御盤配置情報ファイル
群から各ファイル内容が表示器13にファイル順に読出
されて表示される。ステップS3 でそれらのファイル中
で目的の接続図を作成するに関連するファイルを選択す
ると、S4 の処理対象分の制御盤配置情報ファイルのみ
が呼出され、S5 でこの処理対象分ファイルを保管する
ための制御盤配置情報ファイルに変換される。
【0021】同様にしてステップSS2 、SS3 で機器
配置情報ファイル群から処理対象分の機器配置ファイル
が変換作成される。
【0022】ここで接続ケーブル図線を作成するに当
り、まず上記ステップで準備したそれぞれのファイルが
互いに処理しようとするファイルであるかのマッチング
ファイル選択をする。この場合、各ファイルには複数の
ケーブル回線が含まれており、その一部には回線名が記
入済のものと未記入のものがある。回線名未入力ファイ
ルが有るときは追加として、回線名入力済ファイル有、
回線名未入力ファイル無のときは削除としての出力を
し、SI2 でアンマッチリストを作成する。
【0023】その後ステップS6 でキーボード14から
文字情報等を入力し、上記各ファイルの機器端子に対し
て端子記号、端子間長さのデータ、接続ケーブルの大き
さなどのケーブル仕様を接続端子にそれぞれ付与する。
このとき対応する端子と端子には自己と相手方の端子情
報とが与えられる。
【0024】上記操作によって接続端子の属性が決めら
れると、ステップSにてケーブル仕様が表示器13に表
示され、ステップS8 で接続ケーブルの各回線に対して
回線名及び備考が入力されるとデータが全て揃ったこと
になり、S9 のケーブル仕様ファイルがそれぞれ出来上
る。
【0025】上記全てのデータはプロッタ15へ順次送
られ、S10ではケーブル数量一覧表がプリントされ、S
11ではケーブル一覧表がプリントされ、S12でエラーリ
スト一覧表もプリントされる。なお、S13のケーブルイ
ンデックス一覧表はステップS6 の後で直ちにプリント
される。
【0026】上述した接続ケーブル図、リストの作成を
する際に、各端子間を接続するケーブル長さは、実際に
は経由する端子をどのように選択するかによって異なっ
てくる。そこで、図7に示すように、例えば(a)のA
→Eの端子を接続する複数経路のうちどの経路が最短と
なるかを(b)のように全ての経路をそれぞれ取り出
し、各端子間長さのデータを与えた上で各ルート毎に長
さを求め、その最短長さのルートを選択する方法を採用
している。
【0027】以上の接続図作成方法によって得られた上
記ケーブル数量一覧表、ケーブル一覧表、ケーブルイン
デックス一覧表、エラーリスト、アンマッチリストに一
例を表1〜5に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【効果】以上詳細に説明したように、この発明のケーブ
ル接続図作成方法ではコンピュータを利用して描いた制
御盤、保護リレー、遮断器等の制御対象機器の端子配置
外形図に端子符号データを与えて記憶し、符号データを
所定プログラムに入れて演算し接続経路を決めその接続
図を出力するようにしたから、膨大な数の機器端子間を
端子符号を相互に確認することによって正確に接続し得
るケーブル接続図が極めて能率よく作成でき、部分的に
機器の改造、追加、変更があったときでもそれらのデー
タを修正することによって常に最新の接続図が得られ、
かつ種々のデータを利用して接続ケーブルの手配等のそ
の後の作業にも有効に利用できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】変電所制御室と屋外機器を結ぶ接続ケーブルの
概略図
【図2】制御ケーブル接続図を作成する装置の概略図
【図3】制御プログラムの概略を表わす図
【図4】機器配置図の一例を表わす図
【図5】機器端子の詳細の一例を表わす図
【図6】ケーブル接続図の作成フローチャート
【図7】ケーブル接続長さの最短長さ決定方法の説明図
【符号の説明】
1 制御盤 2 保護リレー 3 遮断器 4 断路器 5 変流器 6 変圧器 10 コンピュータ 11 CPU 12 外部メモリ 13 表示器 14 キーボード 15 プロッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変電所等の制御室内に設置される制御
    盤、保護リレー等の制御指令側各機器と遮断器、断路
    器、変流器、変圧器等の制御対象機器の端子配置外形図
    をコンピュータを利用して描き、それらの図形データ及
    び各機器端子それぞれに付与した端子符号データを記憶
    手段に記憶し、接続すべき端子と端子の接続経路を各機
    器端子符号のデータに基づいて所定のプログラムに従っ
    て演算し、その演算結果により接続図のデータを出力す
    ることから成る制御ケーブルの接続図作成方法。
  2. 【請求項2】 前記所定のプログラムが、端子と経路途
    中の分岐点と端子とを最短で結ぶ経路を、端子と分岐点
    と端子のそれぞれの長さに関するデータを与えることに
    よって決定することを特徴とする請求項1に記載の制御
    ケーブルの接続図作成方法。
JP5297814A 1993-11-29 1993-11-29 制御ケーブルの接続図作成方法 Pending JPH07152797A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0991319A (ja) * 1995-09-27 1997-04-04 Meidensha Corp 電気設備工事における工事材料の拾い出し集計方法
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