JPH09128222A - ジョブフロー図表示方法及びジョブフロー図設計支援装置 - Google Patents

ジョブフロー図表示方法及びジョブフロー図設計支援装置

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JPH09128222A
JPH09128222A JP7283192A JP28319295A JPH09128222A JP H09128222 A JPH09128222 A JP H09128222A JP 7283192 A JP7283192 A JP 7283192A JP 28319295 A JP28319295 A JP 28319295A JP H09128222 A JPH09128222 A JP H09128222A
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JP7283192A
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Kazuhiro Yunoki
一博 柚木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジョブフロー図において入出力記号の表示を任
意とし、全体の処理の流れを容易に理解できるようにす
ることを目的とする。 【解決手段】プログラム記号に対応して、当該プログラ
ム記号に関連する情報であるプログラム情報及び入出力
記号に関連する情報である入出力情報を含むジョブ制御
情報の入力を可能とし、且つ、入力された入出力情報と
入出力記号との対応付けのための入力を可能とし、入力
されたプログラム情報のうち、それに対応するプログラ
ム記号に関連する名称を当該プログラム記号に関連付け
て表示し、入力され且つ対応付けられた入出力情報のう
ち、それに対応する入出力記号に関連する名称を当該入
出力記号に関連付けて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータのソ
フトウエア開発において用いられるジョブフロー図表示
方法及びジョブフロー図設計支援装置に関する。
【0002】バッチ処理におけるソフトウエア開発にお
いて、開発担当者は最初にソフトウエアの基本設計書で
あるジョブフロー図を作成し、作成したジョブフロー図
に基づいて、ファイルの設計、プログラムの作成、及び
ジョブ制御文の作成などを行う。ジョブ制御文を作成す
ると、コンピュータ上でのシミュレーションなどによっ
てジョブ制御文のテストを行い、必要に応じてジョブ制
御文などの修正を行う。開発担当者は、開発したソフト
ウエアの動作が正しいことを最終的に確認すると、開発
したソフトウエアを運用担当者に引き渡し、その運用及
び管理を運用担当者に引き継ぐ。運用担当者は、引き継
がれたソフトウエアについて、ジョブフロー図を基本的
な仕様書として以降の運用、保守、及び管理を行う。
【0003】したがって、ジョブフロー図は、ジョブ制
御文の修正にともなって修正されてジョブ制御文と同じ
内容になっている必要があり、しかもジョブ全体の処理
の流れが一見して分かりやすいものである必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来より、ジョブフロー図の設計からジ
ョブ制御文の作成までを支援するジョブフロー図設計支
援装置が提案されている(例えば特開平6−83598
号)。
【0005】図17は従来の支援システムにより作成し
たジョブフロー図JFC80の例を示す図である。この
ジョブフロー図JFC80においては、プログラム記号
801、及び入出力記号802〜804が表示され、そ
れらの間が実線で結ばれている。プログラム記号801
にはラベル名811が表示され、入出力記号802〜8
04にはファイル定義名812〜814及びフィル名8
16〜817が表示されている。
【0006】プログラム記号801に関連する情報であ
るプログラム情報、例えばラベル名、プログラム名など
は、当該プログラム記号801を選択した後に表示され
る入力画面において入力されたものである。入出力記号
802〜804に関連する情報である入出力情報、例え
ばファイル定義名、ファイル名、ファイル属性などは、
それぞれの入出力記号802〜804を選択した後に表
示される入力画面においてそれぞれ入力されたものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の支援システムで
は、プログラム情報及び入出力情報などのジョブ制御情
報は、画面に表示されたプログラム記号801及び入出
力記号802〜804をそれぞれ選択した後に、つまり
プログラム記号801及び入出力記号802〜804と
の対応において入力されるようになっている。したがっ
て、ジョブ制御文を作成するために必要な入出力情報を
入力するには、ジョブフロー図JFC80において必ず
入出力記号802〜804を表示しなければならなかっ
た。換言すれば、入出力記号802〜804のいずれか
を省略した場合には、省略した入出力記号802〜80
4についての入出力情報を入力することができず、その
ため、ジョブ制御文を作成することができなかった。
【0008】それ故、そのジョブにおいて使用される入
出力装置の全部について、その入出力記号がジョブフロ
ー図JFC80に表示されることとなっていた。そうす
ると、ジョブの流れにおいて余り重要でない処理につい
てもその入出力記号が表示されることとなり、ジョブフ
ロー図JFC80が煩雑になって見にくくなり、担当者
が全体の処理の流れを理解することの妨げとなってい
た。
【0009】例えば、プログラムによってプログラムの
内部でソート処理を使用する場合には、ソートすべきデ
ータを蓄積するためのワークファイル、ソートしたデー
タを出力するためのワークファイルやSYSOUTファ
イルなどが必要であるが、それらは一時的又は定型的な
ものであるため、ジョブフロー図には表示しなくても差
し支えがないばかりでなく、却って表示することによっ
てジョブフロー図の全体が煩雑となり、本質的な処理の
流れを理解するのに多くの時間を要し運用には不向きで
あるという問題を生じていた。
【0010】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、ジョブフロー図において入出力記号の表示を任意
とし、全体の処理の流れを容易に理解することのできる
ジョブフロー図表示方法及びジョブフロー図作成支援装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、表示装置、入力装置、及び処理装置を有して構成
されるコンピュータを用い、プログラムを表すプログラ
ム記号及び前記プログラムで使用する入出力装置を表す
入出力記号を含むジョブフロー図を前記表示装置に表示
するためのジョブフロー図表示方法であって、前記プロ
グラム記号に対応して、当該プログラム記号に関連する
情報であるプログラム情報及び前記入出力記号に関連す
る情報である入出力情報を含むジョブ制御情報の入力を
可能とし、且つ、入力された前記入出力情報と前記入出
力記号との対応付けのための入力を可能とし、入力され
た前記プログラム情報のうち、それに対応する前記プロ
グラム記号に関連する名称を当該プログラム記号に関連
付けて表示し、入力され且つ対応付けられた前記入出力
情報のうち、それに対応する前記入出力記号に関連する
名称を当該入出力記号に関連付けて表示する。
【0012】請求項2の発明に係る方法において、前記
プログラム記号に関連する名称は当該プログラムのラベ
ル名及びプログラム名であり、前記入出力記号に関連す
る名称は当該入出力記号のファイル定義名及びファイル
名である。
【0013】請求項3の発明に係る装置は、プログラム
記号に対応して、当該プログラム記号に関連する情報で
あるプログラム情報及び前記入出力記号に関連する情報
である入出力情報を含むジョブ制御情報の入力を可能と
し、且つ、入力された前記入出力情報と前記入出力記号
との対応付けのための入力を可能とし、入力された前記
プログラム情報のうち、それに対応する前記プログラム
記号に関連する名称を当該プログラム記号に関連付けて
表示し、入力され且つ対応付けられた前記入出力情報の
うち、それに対応する前記入出力記号に関連する名称を
当該入出力記号に関連付けて表示するように構成され
る。
【0014】請求項4の発明に係る装置は、前記プログ
ラム記号及び前記入出力記号を含むジョブフロー図を前
記表示装置の画面上で作画するための作画処理手段と、
前記プログラム記号に対応して、当該プログラム記号に
関連する情報であるプログラム情報及び前記入出力記号
に関連する情報である入出力情報を含むジョブ制御情報
を入力するためのジョブ制御情報入力処理手段と、入力
された前記入出力情報と前記入出力記号との対応付けを
行うための対応付け処理手段と、入力された前記プログ
ラム情報のうち、それに対応する前記プログラム記号に
関連する名称を当該プログラム記号に関連付けて表示す
るためのプログラム名情報表示処理手段と、入力され且
つ対応付けられた前記入出力情報のうち、それに対応す
る前記入出力記号に関連する名称を当該入出力記号に関
連付けて表示するための入出力装置名情報表示処理手段
と、を有して構成される。
【0015】作画処理手段によって、キーボード又はマ
ウスなどの入力装置からの入力指示にしたがって、画面
上にプログラム記号及び入出力記号を配置していき、ジ
ョブフロー図を作画する。このとき、入出力記号につい
ては重要なもののみを作画する。
【0016】ジョブ制御情報入力処理手段によって、プ
ログラム記号に対応したプログラム情報及び入出力情報
を含むジョブ制御情報を入力する。この入力は、例え
ば、画面に表示されたプログラム記号をマウスなどでク
リックすることによって開始される。そのクリックによ
って、ジョブ制御情報を入力するためのメニュー画面が
表示され、そこで必要な項目を指定することによって所
定の入力画面が表示される。その入力画面において所定
のジョブ制御情報を入力する。
【0017】対応付け処理手段によって、入出力情報と
入出力記号との対応付けを行う。対応付けは、例えば、
入出力情報を表したファイル定義名をクリックし、その
後にそれに対応する入出力記号をクリックすることによ
って行われる。
【0018】プログラム名情報表示処理手段は、プログ
ラム記号に関連する名称、例えばラベル名、プログラム
名を、表示装置の画面上において当該プログラム記号に
関連付けて表示するための処理を行う。
【0019】入出力装置名情報表示処理手段は、入出力
記号に関連する名称、例えばファイル名、ファイル定義
名を、表示装置の画面上において当該入出力記号に関連
付けて表示するための処理を行う。
【0020】ジョブフロー図、プログラム情報、入出力
情報などに基づいてジョブ制御文が作成される。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るジョブフロー
図設計支援装置3を示すブロック図である。ジョブフロ
ー図設計支援装置3は、処理装置10、記憶装置11、
表示装置12、キーボード13、マウス14、プリンタ
15などから構成されている。ジョブフロー図設計支援
装置3は、例えばパーソナルコンピュータ又はワークス
テーションなどのハードウエアに、通信回線又はフロッ
ピディスクなどの媒体を介して処理プログラムが供給さ
れることによって実現される。ジョブフロー図設計支援
装置3には、通信回線4を介してホストコンピュータ2
が接続されている。ホストコンピュータ2は、ジョブフ
ロー図設計支援装置3において作成したジョブ制御文な
どが供給されることによって、連続バッチ処理を行う。
【0022】処理装置10には、作画処理部31、ジョ
ブ制御情報入力処理部32、対応付け処理部33、プロ
グラム名情報表示処理部34、入出力装置名情報表示処
理部35が設けられている。なお、これら各部の機能は
プログラムが実行されることによって実現される。
【0023】作画処理部31は、キーボード13又はマ
ウス14などからの入力指示にしたがって、プログラム
記号及び入出力記号を含むジョブフロー図を表示装置1
2の画面HG上で作画するための処理を行う。
【0024】ジョブ制御情報入力処理部32は、画面H
Gに表示されたプログラム記号に対応して、そのプログ
ラム記号に関連する情報であるプログラム情報及びいず
れかの入出力記号に関連する情報である入出力情報を含
むジョブ制御情報を入力するための処理を行う。
【0025】対応付け処理部33は、入力された入出力
情報と入出力記号との対応付けを行うための処理を行
う。プログラム名情報表示処理部34は、キーボード1
3などから入力されたプログラム情報のうち、プログラ
ム記号に関連する名称、例えばラベル名及びプログラム
名を、当該プログラム記号に関連付けて表示するための
処理を行う。
【0026】入出力装置名情報表示処理部35は、キー
ボード13などから入力され且つ対応付けられた入出力
情報のうち、入出力記号に関連する名称、例えばファイ
ル定義名(DD名)及びファイル名(データセット名)
を、当該入出力記号に関連付けて表示するための処理を
行う。
【0027】図14はジョブ制御文JCLを作成するま
での大まかな手順を示すフローチャート、図15はジョ
ブフロー図設計支援装置3によってジョブフロー図JF
Cを作成する手順を示すフローチャートである。
【0028】図14において、開発担当者は、まず、対
象となる業務要求を分析し(#11)、それに基づいて
ジョブフロー図を作成する(#12)。そして、必要な
プログラムを作成し(#13)、テスト用のファイルを
準備する(#14)。ジョブフロー図に基づいてジョブ
制御文JCLを作成し(#15)、そのテストを行う
(#16)。動作を確認した後(#17でイエス)、ジ
ョブ制御文JCL及びジョブフロー図JFCなどを運用
担当者に引き渡す(#18)。
【0029】次に、ジョブフロー図設計支援装置3によ
ってジョブフロー図JFC3〜5が作成される様子を、
図2乃至図10、及び図15のフローチャートを参照し
て説明する。
【0030】図2は1つの事業を遂行するに必要な種々
の業務ブロックの系統図SYT3を表示した画面HG1
を示す図、図3は図2に示す1つの業務ブロックにおい
て必要なジョブの系統図SYT4を表示した画面HG2
示す図、図4は図3に示す1つのジョブについてのジョ
ブフロー図JFC3を表示した画面HG3を示す図であ
る。これらの画面HG1〜3に示されるジョブフロー図
JFC3〜5は、キーボード13又はマウス14によっ
て入力指示を行い、ジョブフロー図設計支援装置3の作
画処理部31の機能を利用することによって作成され
る。同様にして、作成されたジョブフロー図JFC3〜
5の修正又は変更も行われる。
【0031】図2の画面HG1に表示された「AAA」
「BBB」などは業務名101であり、図3は画面HG
2に表示された「J10000」「J10010」など
はジョブ名102である。これらの画面HG1,2によ
って、ジョブ間の繋がりが容易に理解される。
【0032】図4において、ジョブフロー図JFC3に
は、プログラム記号SBP1,2、入出力記号SBI1
〜9、及び連結線LNCが表示されている。プログラム
記号SBP1,2及び入出力記号SBI1〜9は、画面
HG3の上部に表示される図示しないそれぞれの部品を
マウス14で指定し、所定の位置に配置することによっ
て作画される(#21)。プログラム記号SBP1,2
については、使用するプログラムに対応する総てを作画
し、入出力記号SBI1〜9については、開発担当者が
必要と考える重要な入出力装置に対応するもののみを作
画する。ジョブフロー図JFC3においては、プログラ
ム情報及び入出力情報は表示されていない。連結線LN
Cは破線で示されている。なお、プログラム記号SBP
1,2又は入出力記号SBI1〜9のそれぞれ全部又は
一部を、「プログラム記号SBP」「入出力記号SB
I」と記載することがある。
【0033】画面HG3に表示されているプログラム記
号SBP及び入出力記号SBIに対して、ジョブ制御文
の作成に必要なプログラム情報及び入出力情報を入力す
るために、マウス14によってプログラム記号SBPに
カーソルを合わせてクリックする。これによって、入力
のためのメニューが画面HGにウインドウ表示される。
なお、クリックされたプログラム記号SBPは、入力中
であることを知らせるために反転表示され、又は色付け
表示される。
【0034】図5はプログラム情報入力ウインドウWD
11を示す図、図6は基本情報入力ウインドウWD21
を示す図、図7はDD名選択ウインドウWD22を示す
図、図8はDASD情報入力ウインドウWD23を示す
図である。
【0035】図5に示すウインドウWD11は、図4の
画面HG3においてプログラム記号SBP1をクリック
することによって表示される。このウインドウWD11
には、プログラム記号SBP1についてのラベル名11
1、当該プログラム記号SBP1についての基本的なプ
ログラム情報を入力するための基本情報ボタン131、
入出力記号SBIについての一般的な入出力情報を入力
するためのDASD情報ボタン138、入出力情報と入
出力記号SBIとを対応付けるためのジョブフロー連携
ボタン140を始めとして、PARM情報ボタン13
2、特殊DD情報ボタン133、AIMPED情報ボタ
ン134、SORTワーク情報ボタン135、プリント
情報ボタン136、MT情報ボタン137、KEY情報
ボタン139、終了ボタン141などが表示される。こ
れらのいずれかのボタンをクリックすることによって、
それぞれに対応する他のウインドウWDが表示される。
なお、初期状態においては、ラベル名111の表示は空
白である。
【0036】図6に示すウインドウWD21は、図5の
ウインドウWD11において基本情報ボタン131をク
リックすることによって表示される。ウインドウWD2
1において、使用するプログラムのラベル名(プログラ
ム情報名)111、プログラム名(使用プログラム名)
112、プログラム日本語名113などが、キーボード
13を用いて入力される。このウインドウWD21にお
いて入力されたラベル名111及びプログラム名112
は、後のジョブフロー図JFC4におけるプログラム記
号SBP1の中に表示され、またプログラム記号SBP
1に関する他のウインドウWDにおいても表示される。
【0037】図7に示すウインドウWD22は、図5の
ウインドウWD11においてDASD情報ボタン138
をクリックすることによって表示される。このウインド
ウWD22では、既に入力されたDASD情報について
のファイル定義名の一覧表が表示される。一旦入力した
DASD情報を修正する場合には該当するファイル定義
名(DD名)151をクリックし、DASD情報を新規
に入力する場合には「(新規)」をクリックする。これ
によって、DASD情報を入力するためのウインドウW
D23が表示される。
【0038】図8に示すウインドウWD23は、初期状
態においてウインドウWD22の「(新規)」をクリッ
クし、未入力のウインドウWD23を表示した後に所定
の入力を行ったものである。図7に示すウインドウWD
22を表示した場合にはDASD名「SAIN」をクリ
ックすることによって表示される。
【0039】ウインドウWD23においては、ファイル
定義名151、ファイル名152などが、キーボード1
3を用いて入力される。これによって、入出力記号SB
Iに対応する入出力情報の入力が行われる。1つのプロ
グラム記号SBP1について、複数の入出力記号SBI
についての入出力情報を入力することが可能である。し
たがって、プログラム記号SBP1に対応して、それに
関連する複数の入出力装置についての入出力情報を入力
する。入出力情報は、図4の画面HG4に表示されてい
ない入出力装置に関するものであってもよい。
【0040】上述と同様の操作によって、他のプログラ
ム記号SBP2についても、プログラム情報及び入出力
情報を入力する。このように、プログラム記号SBPを
入口として、総てのプログラム記号SBP1,2及び入
出力記号SBI1〜9について、ジョブ制御文を作成す
るに必要なプログラム情報及び入出力情報を入力する。
(#22) 図9はジョブフロー図JFC4を表示した画面HG4を
示す図である。
【0041】図9に示すジョブフロー図JFC4は、プ
ログラム情報及び入出力情報の入力が終わった後に表示
されたものである。このジョブフロー図JFC4には、
プログラム記号SBP1,2の中にラベル名111及び
プログラム名112が表示されている。しかし、入出力
記号SBI1〜9については未だ何らの入出力情報も表
示されていない。
【0042】次に、入出力情報と入出力記号SBIとの
対応付けを行う。図9の画面HG4において、プログラ
ム記号SBP1をクリックすることによって、図5に示
すウインドウWD11が再度表示されるので、ウインド
ウWD11において、ジョブフロー連携ボタン140を
クリックする。そうすると、図10に示すジョブフロー
連携ウインドウWD24が表示される。
【0043】図10に示すウインドウWD24におい
て、ジョブフロー図JFC4に表示されている入出力記
号SBIと対応付けたいファイル定義名151をクリッ
クする。そうすると、ウインドウWD24が消えてジョ
ブフロー図JFC4が表示されるので、そこで対応付け
たい入出力記号SBIをクリックする。これによって、
ファイル定義名151で示されるDASD情報(入出力
情報)と特定の入出力記号SBIとの対応付け、つまり
DASD情報と入出力記号SBIとの結合関係の設定が
行われる。ウインドウWD24におけるファイル定義名
151のクリックとジョブフロー図JFC4における入
出力記号SBIのクリックとを繰り返すことによって、
ジョブフロー図JFC4に表示された入出力記号SBI
1〜9の総てについて、入出力情報との対応付けを行う
(#23)。
【0044】ジョブフロー図JFC4の対応付けが行わ
れた入出力記号SBIには、ファイル定義名151及び
ファイル名152が表示される。ウインドウWD24の
対応付けが行われたファイル定義名151は背景色が変
化する。これによって、入出力記号SBIと対応付けが
行われていない入出力情報を確認することができる。入
出力記号SBIと対応付けが行われていない情報を持つ
プログラム記号SBPは、ジョブフロー図JFC上にお
いてその旨の表示が行われる。対応付けを行う以前に別
の対応付けが行われていた場合には、以前の対応付けが
解除され、新たな対応付けが行われる。
【0045】なお、DASD情報と入出力記号SBIと
の対応付けは、必ずしも行う必要はない。すなわち、ジ
ョブフロー図JFCに表示されない入出力記号SBIに
ついては、対応付けを行うことはできないのは勿論であ
るが、ジョブフロー図JFCに表示されている入出力記
号SBIについても、対応付けを必ずしも行う必要はな
い。対応付けを行わない場合には、入出力記号SBIに
関連する入出力情報がジョブフロー図JFCに表示され
ないということにとどまり、ジョブ制御文JCLの作成
には影響はない。
【0046】図11はジョブフロー図JFC5を表示し
た画面HG5を示す図である。図11に示すジョブフロ
ー図JFC5は、総ての入出力記号SBI1〜9につい
て入出力情報との対応付けが終わった後に表示されたも
のである。このジョブフロー図JFC5には、各入出力
記号SBI1〜9の中にファイル名152が表示され、
プログラム記号SBP1,2との連結線LNCの近傍に
ファイル定義名151が表示されている。連結線LNC
は破線から実線に変わっている。このようにしてジョブ
フロー図JFC5が作成される。作成されたジョブフロ
ー図JFC5は、表示装置12の画面HGに表示される
他、プリンタ15によって用紙に印刷され、また記憶装
置11又はフロッピィディスクなどに格納される。
【0047】なお、ジョブフロー図JFC3〜5を表示
した画面HG3〜5には、先行ジョブボタン121、排
他ジョブボタン122、その他情報ボタン123が表示
されている。その他情報ボタン123をクリックする
と、図12に示すジョブその他情報ウインドウWD12
が表示される。ウインドウWD12において、処理サイ
クル161などの入力を行う。処理サイクルは、毎日1
回、週1回、月1回半期1回などであり、そのいずれか
をコードによって入力する。図示は省略したが、入力さ
れた情報の一部は画面HG3〜5の上方に表示される。
【0048】ジョブ制御文の作成に必要なジョブ制御情
報の入力を完了すると、次に、ジョブフロー図JFC5
において使用されるプログラムをホストコンピュータ上
で作成し、テスト用のファイルを準備する。その後、ジ
ョブフロー図設計支援装置3に対してジョブ制御文の作
成を指示する。これによって、ジョブフロー図設計支援
装置3は、入力されたジョブ制御情報に基づいてジョブ
制御文JCLを作成する。
【0049】図13はジョブ制御文JCL1の例を示す
図である。図13において、ジョブ制御文JCL1に
は、ラベル名111、プログラム名112、ファイル定
義名151、ファイル名152などが含まれている。
【0050】ジョブ制御文JCL1が作成されると、作
成されたジョブ制御文JCL1をフロッピィディスクな
どの記憶媒体に格納した状態で又は通信回線4によりア
ップロードすることによってホストコンピュータ2に供
給し、ホストコンピュータ2において、プログラム及び
テスト用ファイルを使用してジョブ制御文JCL1のテ
ストを行う。テストの結果に応じて、ジョブフロー図J
FC5、ジョブ制御文JCL1、又はプログラムなどの
修正を行う。ジョブフロー図JFC5の修正は、ジョブ
フロー図JFC5においてプログラム記号SBPや入出
力記号SBIを訂正し、またウインドウWDを表示させ
てジョブ制御情報を変更することによって行う。ジョブ
フロー図JFC5とジョブ制御文JCL1とは1対1で
対応し、いずれか一方から他方が自動作成されるので、
いずれを修正した場合でも他方も修正され、それらは常
に互いに一致する。
【0051】開発担当者は、ジョブ制御文JCL1の動
作が正しいことを最終的に確認すると、ジョブ制御文J
CL1やジョブフロー図JFC5などをホストコンピュ
ータ2の運用担当者に引き渡す。運用担当者は、引き渡
されたジョブ制御文JCL1をホストコンピュータ2上
で実行させ、以降において、ジョブフロー図JFC5を
基本的な仕様書として、ジョブ制御文JCL1及びプロ
グラムの運用、保守、及び管理を行う。
【0052】ジョブフロー図JFC5がジョブ制御文J
CL1と一致しているため、運用担当者はジョブフロー
図JFC5によって充分にその運用、保守、及び管理を
行うことができる。ジョブフロー図JFC5には重要で
ない入出力記号SBIが表示されていないので、ジョブ
フロー図JFC5が簡素化され、ジョブにおける処理の
流れを容易に迅速に理解することができる。例えば、図
17に示す従来のジョブフロー図JFC80に対応し
て、本発明に係るジョブフロー図設計支援装置3によっ
て作成したジョブフロー図JFC20の例を図16に示
す。図16のジョブフロー図JFC20では、プログラ
ム記号SBP201及び入出力記号SBI202,20
3が表示されているのみで、従来例の入出力記号803
に対応する入出力記号SBIは表示されていない。しか
し、ジョブフロー図JFC20において、入出力記号8
03に対応する入出力情報が必要である場合には、プロ
グラム記号SBP201を入口として入力することが可
能であり、入力された入出力情報は保持され、それに対
応したジョブ制御文JCLが作成される。
【0053】上述したように、ジョブフロー図設計支援
装置3においては、ジョブフロー図JFCにおけるプロ
グラム記号SBP及び入出力記号SBIなどの作画と、
ジョブ制御文JCLの作成に必要なジョブ制御情報の入
力とは、互いに独立して行われる。これによって、ジョ
ブフロー図JFCに表示する入出力記号SBIを開発担
当者が任意に選択することができ、一時的又は定型的な
入出力記号SBIをジョブフロー図JFCに表示しない
ようにしてジョブフロー図JFCを簡潔で見やすいもの
とすることができる。
【0054】ジョブフロー図JFC5に表示される入出
力記号SBIと入出力情報とでは情報量が互いに相違す
るが、その相違については、種々のウインドウWDでの
表示によって確認することができる。
【0055】ジョブフロー図設計支援装置3によれば、
ジョブフロー図JFCとジョブ制御文JCLとを一元的
に管理することができ、バッチシステムの設計及び運用
の利便性に寄与するところが大である。
【0056】上述の例のジョブフロー図設計支援装置3
において、全体又は各部の構成、処理及び操作の内容又
は順序などは、本発明の主旨に沿って適宜変更すること
ができる。ジョブフロー図設計支援装置3は、開発担当
者と運用担当者とが共同で使用することができる。ま
た、ジョブフロー図設計支援装置3にこれと同様な他の
1つの装置を回線で接続し、一方を開発担当者用とし、
他方を運用担当者用として用いてもよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4の発明によれば、
ジョブフロー図において入出力記号の表示を任意とし、
重要な入出力記号のみを表示するということが可能とな
り、全体の処理の流れを容易に理解することのできるジ
ョブフロー図を表示し又は作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジョブフロー図設計支援装置を示
すブロック図である。
【図2】業務ブロックの系統図を表示した画面を示す図
である。
【図3】図2に示す1つの業務ブロックにおいて必要な
ジョブの系統図を表示した画面示す図である。
【図4】作成初期のジョブフロー図を表示した画面を示
す図である。
【図5】プログラム情報入力ウインドウを示す図であ
る。
【図6】基本情報入力ウインドウを示す図である。
【図7】DD名選択ウインドウを示す図である。
【図8】DASD情報入力ウインドウを示す図である。
【図9】作成途中のジョブフロー図を表示した画面を示
す図である。
【図10】ジョブフロー連携ウインドウを示す図であ
る。
【図11】作成が完了したジョブフロー図を表示した画
面を示す図である。
【図12】ジョブその他情報ウインドウを示す図であ
る。
【図13】ジョブ制御文の例を示す図である。
【図14】ジョブ制御文を作成するまでの大まかな手順
を示すフローチャートである。
【図15】ジョブフロー図を作成する手順を示すフロー
チャートである。
【図16】本発明に係るジョブフロー図設計支援装置に
よって作成したジョブフロー図の他の例を示す図であ
る。
【図17】従来の支援システムにより作成したジョブフ
ロー図の例を示す図である。
【符号の説明】
3 ジョブフロー図設計支援装置 10 処理装置 12 表示装置 13 キーボード(入力装置) 14 マウス(入力装置) 31 作画処理部(作画処理手段) 32 ジョブ制御情報入力処理部(ジョブ制御情報入力
処理手段) 33 対応付け処理部(対応付け処理手段) 34 プログラム名情報表示処理部(プログラム名情報
表示処理手段) 35 入出力装置名情報表示処理部(入出力装置名情報
表示処理手段) JFC ジョブフロー図 SBP プログラム記号 SBI 入出力記号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置、入力装置、及び処理装置を有し
    て構成されるコンピュータを用い、プログラムを表すプ
    ログラム記号及び前記プログラムで使用する入出力装置
    を表す入出力記号を含むジョブフロー図を前記表示装置
    に表示するためのジョブフロー図表示方法であって、 前記プログラム記号に対応して、当該プログラム記号に
    関連する情報であるプログラム情報及び前記入出力記号
    に関連する情報である入出力情報を含むジョブ制御情報
    の入力を可能とし、且つ、入力された前記入出力情報と
    前記入出力記号との対応付けのための入力を可能とし、 入力された前記プログラム情報のうち、それに対応する
    前記プログラム記号に関連する名称を当該プログラム記
    号に関連付けて表示し、 入力され且つ対応付けられた前記入出力情報のうち、そ
    れに対応する前記入出力記号に関連する名称を当該入出
    力記号に関連付けて表示する、 ことを特徴とするジョブフロー図表示方法。
  2. 【請求項2】前記プログラム記号に関連する名称は当該
    プログラムのラベル名及びプログラム名であり、 前記入出力記号に関連する名称は当該入出力記号のファ
    イル定義名及びファイル名である、 請求項1記載のジョブフロー図表示方法。
  3. 【請求項3】表示装置、入力装置、及び処理装置を有し
    て構成され、プログラムを表すプログラム記号及び前記
    プログラムで使用する入出力装置を表す入出力記号を含
    むジョブフロー図の作成を支援するジョブフロー図設計
    支援装置であって、 前記プログラム記号に対応して、当該プログラム記号に
    関連する情報であるプログラム情報及び前記入出力記号
    に関連する情報である入出力情報を含むジョブ制御情報
    の入力を可能とし、且つ、入力された前記入出力情報と
    前記入出力記号との対応付けのための入力を可能とし、 入力された前記プログラム情報のうち、それに対応する
    前記プログラム記号に関連する名称を当該プログラム記
    号に関連付けて表示し、 入力され且つ対応付けられた前記入出力情報のうち、そ
    れに対応する前記入出力記号に関連する名称を当該入出
    力記号に関連付けて表示するように構成されている、 ことを特徴とするジョブフロー図設計支援装置。
  4. 【請求項4】表示装置、入力装置、及び処理装置を有し
    て構成され、プログラムを表すプログラム記号及び前記
    プログラムで使用する入出力装置を表す入出力記号を含
    むジョブフロー図の作成を支援するジョブフロー図設計
    支援装置であって、 前記プログラム記号及び前記入出力記号を含むジョブフ
    ロー図を前記表示装置の画面上で作画するための作画処
    理手段と、 前記プログラム記号に対応して、当該プログラム記号に
    関連する情報であるプログラム情報及び前記入出力記号
    に関連する情報である入出力情報を含むジョブ制御情報
    を入力するためのジョブ制御情報入力処理手段と、 入力された前記入出力情報と前記入出力記号との対応付
    けを行うための対応付け処理手段と、 入力された前記プログラム情報のうち、それに対応する
    前記プログラム記号に関連する名称を当該プログラム記
    号に関連付けて表示するためのプログラム名情報表示処
    理手段と、 入力され且つ対応付けられた前記入出力情報のうち、そ
    れに対応する前記入出力記号に関連する名称を当該入出
    力記号に関連付けて表示するための入出力装置名情報表
    示処理手段と、 を有してなることを特徴とするジョブフロー図設計支援
    装置。
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