JPH11306253A - データ処理作業の進行管理システム - Google Patents

データ処理作業の進行管理システム

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JPH11306253A
JPH11306253A JP10128308A JP12830898A JPH11306253A JP H11306253 A JPH11306253 A JP H11306253A JP 10128308 A JP10128308 A JP 10128308A JP 12830898 A JP12830898 A JP 12830898A JP H11306253 A JPH11306253 A JP H11306253A
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JP10128308A
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Takayori Muro
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータを利用した一連のデータ処理作
業を、個々の作業が所定の順序で実行されるように管理
しながら融通性をもって進行させる。 【解決手段】 各ジョブごとに行うべき作業の順序を示
すワークフロー情報Wを装置100で設定し、サーバー
装置200に格納する。各クライアント装置11〜13
は、サーバー装置200から、現時点で実行対象となる
作業リストの提示を受ける。各クライアント装置のオペ
レータは、この作業リストから1つの作業を選択して実
行する。作業の未了/完了状態は、サーバー装置200
によって記録される。オペレータは、実務上の判断によ
り、作業リストとして提示されていない任意の作業を実
行したり、実際に実行していない作業に対して、疑似的
な作業完了を示す指示を入力したりできる。この場合、
サーバー装置200によって、ワークフロー情報Wの内
容が適宜修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理作業の進
行管理システムに関し、特に、コンピュータを利用した
一連のデータ処理作業を、個々の作業が所定の順序で実
行されるように管理しながら進行させるシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの普及とともに、種々の生
産工程は一連のデータ処理作業によって実現されるよう
になってきている。特に、出版印刷業界では、DTP
(Desk Top Publising)システムの導入を契機として、
入稿から製版に至るまでのほとんどの工程が、コンピュ
ータを利用した一連のデータ処理作業によって行われて
いる。通常、DTPシステムでは、写真原稿をスキャナ
装置を用いてデジタル画像データとして入力する処理、
入力した画像をディスプレイ画面に表示しながら色修正
を行う処理、画像内の必要な部分のみを切り抜く処理、
切り抜いた画像を紙面上の所定位置に割り付ける処理、
割り付けた画像を校正のためにプリンタで出力する処
理、など、一連のデータ処理作業を所定の順序に従って
進めてゆく必要がある。このため、印刷会社などでは、
ネットワーク接続された多数のコンピュータを多数のオ
ペレータによって稼働させながら、分業によって作業を
進めている。たとえば、スキャナ装置を用いて画像入力
を専門に行うコンピュータ、色修正処理を専門に行うコ
ンピュータ、切り抜き処理を専門に行うコンピュータ、
などを設置し、それぞれを専門のオペレータに操作させ
れば、非常に効率良く作業を進めることが可能になる。
【0003】しかしながら、このような分業を行う場
合、統括的な進行管理が必要になる。そこで、特定のデ
ータに対して所定の順序で実行すべき一連の作業を「ジ
ョブ」と定義し、個々のジョブについてそれぞれ行うべ
き作業の順序を予め設定しておき、この設定に基づいて
逐次作業を進める方式が採られている。たとえば、各ジ
ョブごとに、実行すべき複数の作業を流れ図として示し
たワークフロー情報を設定し、このワークフロー情報を
サーバーとなるコンピュータに格納しておけば、このサ
ーバーにネットワーク接続された個々の作業用コンピュ
ータ(クライアント)を統括管理することが可能にな
る。各オペレータは、個々のクライアントコンピュータ
を用いて所定の処理作業を実行することになる。このと
き、次にどのジョブのどの作業を行えばよいか、という
情報は、ネットワークを介してサーバーから得ることが
できる。サーバーは、各クライアントで実行されている
作業を監視しながら、設定されたワークフロー情報に基
づいて、新たな作業指示を与えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の進行管理システムには、融通性に乏しいという
問題がある。実社会の様々な業務は、必ずしも定型化で
きるものばかりではなく、オペレータによる臨機応変の
判断が必要になることが少なくない。ところが、上述し
た進行管理システムでは、予め設定されたワークフロー
情報による画一的な進行管理が行われてしまうため、オ
ペレータの判断による修正の余地が著しく制限されてし
まうことになる。もちろん、ワークフロー情報を設計す
る段階において、十分な自由度を確保できるように考慮
することができればよいが、そのような自由度をもった
ワークフロー情報を設計することは非常に困難である。
【0005】そこで本発明は、融通性に富んだ進行管理
を行うことが可能なデータ処理作業の進行管理システム
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明の第1の態
様は、コンピュータを利用した一連のデータ処理作業
を、個々の作業が所定の順序で実行されるように管理し
ながら進行させるシステムにおいて、処理対象となるデ
ータに対して一連の作業を順次施すことにより達成され
るジョブについて、行うべき作業の順序を示すワークフ
ロー情報を設定するワークフロー情報設定装置と、この
ワークフロー情報に基づいて、個々の作業の進行管理を
行う管理サーバー装置と、この管理サーバー装置からワ
ークフロー情報の提示を受け、所定のデータ処理作業を
実行する機能を有する複数のクライアント装置と、を設
け、管理サーバー装置は、各クライアント装置による作
業の実行状況を監視し、ワークフロー情報内の個々の作
業について、未了状態または完了状態を記録する状態記
録機能と、ワークフロー情報内において「先頭に位置す
る未了状態の作業」あるいは「完了状態の作業に後続す
る未了状態の作業」であって、各クライアント装置が実
行可能な作業の一覧を作業リストとして各クライアント
装置に提示する作業リスト提示機能と、を有し、各クラ
イアント装置は、作業リストから特定の作業を選択して
これを実行する選択作業実行機能と、所定のジョブにつ
いて、作業リストに提示されていない作業を実行する任
意作業実行機能と、作業リストに提示されている作業を
選択してこれを実行せずに疑似的に完了したものとして
取り扱う作業疑似完了機能と、を有し、管理サーバー装
置は、更に、任意作業実行機能が行われた場合には、ワ
ークフロー情報に対して、当該作業を追加する修正を行
い、作業疑似完了機能が行われた場合には、ワークフロ
ー情報に対して、当該作業の記録を完了状態に変更する
修正を行うワークフロー修正機能を有するようにしたも
のである。
【0007】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様に係るデータ処理作業の進行管理システムにおい
て、処理対象となるデータを格納するデータサーバー装
置を更に設け、クライアント装置が特定のジョブについ
ての特定の作業を開始する際に、この特定の作業に必要
なデータをデータサーバー装置から読出してクライアン
ト装置に供給し、この特定の作業が完了した際に、作業
後のデータをクライアント装置から読出してデータサー
バー装置に格納するデータ管理機能を、管理サーバー装
置によって実現するようにしたものである。
【0008】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第1
の態様に係るデータ処理作業の進行管理システムにおい
て、クライアント装置が特定の作業を実行する際に、こ
の特定の作業に必要なプログラムを起動させるプログラ
ム起動機能を、管理サーバー装置によって実現するよう
にしたものである。
【0009】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第1
の態様に係るデータ処理作業の進行管理システムにおい
て、管理サーバー装置内の修正後のワークフロー情報に
基づいて、実行されたデータ処理作業を分析する分析装
置を更に設け、管理サーバー装置に、実際に作業が行わ
れた場合における真の完了状態と、作業疑似完了機能に
基づく疑似的な完了状態と、を区別して記録させ、分析
装置がこれら2とおりの完了状態を区別して認識できる
ように構成したものである。
【0010】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第1
の態様に係るデータ処理作業の進行管理システムにおい
て、任意作業実行機能が行われた場合に、修正対象とな
るジョブのワークフロー情報について、完了状態の作業
に未了状態の作業が後続するノードを検索し、このノー
ドに、任意作業実行機能により実行された作業を追加す
る修正を行うようにしたものである。
【0011】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第1
の態様に係るデータ処理作業の進行管理システムにおい
て、任意作業実行機能が行われた場合に、修正対象とな
るジョブのワークフロー情報について、完了状態の作業
に未了状態の作業が後続する枝が複数並列して存在する
場合に、複数の枝に並列する新たな枝を追加し、この新
たな枝に、任意作業実行機能により実行された作業を追
加する修正を行うようにしたものである。
【0012】(7) 本発明の第7の態様は、上述の第1
の態様に係るデータ処理作業の進行管理システムにおい
て、任意作業実行機能が行われた場合に、修正対象とな
るジョブのワークフロー情報について、完了状態の作業
に複数の未了状態の作業が後続し、かつ、複数の未了状
態の作業のうちの第n番目(ただし、n≧2)の作業が
任意作業実行機能により実行された場合には、この第n
番目の作業を完了状態の作業に後続する位置に移動する
修正を行うようにしたものである。
【0013】(8) 本発明の第8の態様は、上述の第1
の態様に係るデータ処理作業の進行管理システムにおい
て、任意作業実行機能が行われた場合に、修正対象とな
るジョブのワークフロー情報について、完了状態の作業
に複数の未了状態の作業が後続し、かつ、複数の未了状
態の作業のうちの第n番目(ただし、n≧2)の作業が
任意作業実行機能により実行された場合には、第(n−
1)番目までの作業についての記録を完了状態に変更す
る修正を行うようにしたものである。
【0014】(9) 本発明の第9の態様は、上述の第1
の態様に係るデータ処理作業の進行管理システムにおい
て、特定の作業甲を実行したときに、この作業甲に後続
して別な特定の作業乙を実行する必要がある場合に、作
業甲および乙を予め登録しておくようにし、任意作業実
行機能によって作業甲が実行され、修正対象となるジョ
ブのワークフロー情報に作業甲を追加する修正を行う場
合に、作業甲に後続して作業乙を併せて追加する修正を
行うようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。
【0016】§1. 本発明に係るシステムの基本構成 図1は、本発明の一実施形態に係るデータ処理作業の進
行管理システムの基本構成を示すブロック図である。こ
のシステムは、コンピュータを利用した一連のデータ処
理作業を、個々の作業が所定の順序で実行されるように
管理しながら進行させるシステムであり、具体的にはネ
ットワーク接続された複数のコンピュータによって構成
されている。すなわち、図において、ワークフロー情報
設定装置100、管理サーバー装置200、データサー
バー装置300、分析装置400は、いずれもネットワ
ーク500で接続されたコンピュータであり、更に、図
示されている3台のクライアント装置11,12,13
も、このネットワーク500に接続されたコンピュータ
である。
【0017】なお、後述するように、管理サーバー装置
200およびデータサーバー装置300は、それぞれク
ライアント装置11,12,13に対してワークフロー
情報Wおよび処理対象となるデータDを供給する機能を
有しているため、ここでは「サーバー」および「クライ
アント」という言葉を用いているが、いずれもネットワ
ーク500に接続されたコンピュータであり、特にハー
ドウエア上の区別があるわけではない。ワークフロー情
報設定装置100および分析装置400についても同様
である。要するに、これらの各コンピュータは後述する
各機能を実行するための能力があれば、どのようなハー
ドウエアおよびソフトウエアを用いて構成してもよく、
一般的なワークステーションやパソコンなどを利用して
構成することが可能である。また、図では管理サーバー
装置200およびデータサーバー装置300にそれぞれ
外部記憶装置を接続し、それぞれワークフロー情報Wお
よび処理対象となるデータDを格納した状態を示してい
るが、これは以下の説明の便宜のためのものであり、実
際のハードウエア構成はどのようなものでもよい。
【0018】続いて、各コンピュータの機能について説
明する。まず、クライアント装置11〜13は、それぞ
れ特定の作業を実行するためのコンピュータであり、通
常は、それぞれ専門のオペレータによって操作される。
たとえば、DTPシステムの場合、クライアント装置1
1は画像データをスキャナ入力する作業を行うための装
置、クライアント装置12は画像データに対する色修正
処理を行うための装置、クライアント装置13は画像デ
ータに対する割付処理を行うための装置、というよう
に、各クライアント装置に特定の作業が割り振られる。
もっとも、コンピュータは、起動するプログラムによっ
て種々の作業を実行する機能を有しているので、実際に
は、クライアント装置11〜13は同一のハードウエア
構成をもったコンピュータで実現してもかまわない。こ
の場合、各クライアント装置には、それぞれ特定の作業
を行うためのプログラムをインストールしておけばよ
く、必要に応じて、特定の周辺機器を接続しておけばよ
い。たとえば、画像データをスキャナ入力する作業に利
用されるクライアント装置については、周辺機器として
スキャナ装置を接続し、画像取り込み用のプログラムを
インストールしておけばよい。もちろん、1台のクライ
アント装置に複数のプログラムをインストールしてお
き、いずれのプログラムを起動するかを選択することに
より、複数の作業を選択的に実行できるようにしておい
てもかまわない。
【0019】本システムで実行されるジョブは、処理対
象となるデータに対して一連の作業を順次施すことによ
り達成される。ワークフロー情報設定装置100は、各
ジョブについて、それぞれ行うべき作業の順序を示すワ
ークフロー情報Wを設定する機能を有している。図2
は、このようなワークフロー情報Wの一例を示す流れ図
の集合である。この図2に示す例は、チラシなどの印刷
物を作成する簡単な例であり、ジョブI〜Vまでの5つ
のジョブのそれぞれについて流れ図が定義されている。
各流れ図はそれぞれ特定のデータに対して順次行われる
作業を示している。
【0020】たとえば、ジョブIについての流れ図で
は、まず作業A「画像入力処理」が行われる。これは、
たとえば、原稿として顧客から送付された写真の画像
を、スキャナ装置を用いてデジタル画像データとして入
力する処理であり、「画像入力処理」を実行する機能を
もったクライアント装置によって実行される。ここで入
力された画像データは、処理対象データD1として、後
続する作業B,C,Dにおける処理の対象となる。すな
わち、続く作業B「色修正処理」では、処理対象データ
D1に対する色修正処理が行われる。具体的には、いわ
ゆるフォトレタッチ機能を備えた画像処理プログラムを
起動させたクライアント装置を用いて、オペレータがデ
ィスプレイ画面を見ながら種々のパラメータを操作する
ことになる。次の作業C「切り抜き処理」では、色修正
処理が施された処理対象データD1に対して、必要な画
像部分のみを切り抜いて抽出する処理が行われる。たと
えば、チラシに掲載する商品写真の場合、背景部分から
商品部分のみが抽出されることになる。最後の作業D
「割付処理」では、切り抜きが完了した処理対象データ
D1(たとえば、商品部分の画像データ)を所定位置
に、所定倍率で、所定角度で割り付ける処理が行われ
る。
【0021】このように、ジョブIは、処理対象データ
D1について、作業A→B→C→Dという順序で処理を
行うことによって達成されることになる。本発明におけ
るワークフロー情報Wとは、このように、各ジョブにつ
いて、それぞれ行うべき作業の順序を示す情報である。
図2に示すジョブIIは、文字に関する一連の処理作業で
あり、途中で2つの枝に分岐して作業が進められる。す
なわち、作業E「文字コード入力処理」では、文章を構
成する文字列が文字コードとして入力される(たとえ
ば、フロッピーやオンラインで、テキストデータを読み
込む処理を行う)。ここで入力されたデータは、処理対
象データD2として、後続する各作業F〜Jにおける処
理の対象となる。すなわち、第1の枝上の処理として
は、処理対象データD2に基づいて、作業F「書体・サ
イズ決定処理」および作業G「外字確認処理」が行わ
れ、第2の枝上の処理としては、同じく処理対象データ
D2に基づいて、作業H「文字枠決定処理」および作業
I「文字枠割付処理」が行われる。そして、最後の作業
J「文字流し込み処理」において、文字枠の中に文字列
が流し込まれる。
【0022】また、ジョブIII 〜Vは、ジョブIと同様
に画像についての処理である。すなわち、作業A「画像
入力処理」において、処理対象データD3〜D5として
画像データの入力が行われ、作業B「色修正処理」、作
業C「切り抜き処理」、作業D「割付処理」が順次行わ
れる。ただし、ジョブによって不要な作業は省略されて
いる。たとえば、ジョブIII やVでは、作業C「切り抜
き処理」が省略され、ジョブIVでは作業B「色修正処
理」が省略されている。これは、処理対象となる画像に
よって、切り抜きが不要であったり、色修正が不要であ
ったりするためである。
【0023】図1に示すシステムにおけるワークフロー
情報設定装置100は、図2に示すようなワークフロー
情報Wを設定する作業を行うコンピュータである。オペ
レータは、ワークフロー情報設定装置100のディスプ
レイ画面を見ながら、図2に示すような各ジョブについ
ての流れ図を設定する作業を行う。このとき、個々のジ
ョブに対して、どの作業をどの順で行うかは、オペレー
タの判断で適宜決定することになるが、後述するよう
に、本発明に係るシステムは融通性を有するため、この
段階であまり厳密な設定を行わなくても大きな問題は生
じない。実際には、ワークフロー情報設定装置100内
には、ワークフロー情報Wの設定に適した専用のプログ
ラムが用意されるが、ここではそのようなプログラムの
内容についての説明は省略する。ワークフロー情報設定
装置100としては、要するに、図2に示すようなワー
クフロー情報Wを設定する機能を有していれば、どのよ
うな装置を用いてもかまわない。
【0024】ワークフロー情報設定装置100で設定さ
れたワークフロー情報Wは、管理サーバー装置200内
の記憶装置に格納される。管理サーバー装置200は、
このワークフロー情報Wに基づいて、各クライアント装
置11〜13で行われる個々の作業の進行管理を行う機
能を有する。すなわち、ワークフロー情報Wの一部は、
ネットワーク500を介して各クライアント装置11〜
13に提示され、各クライアント装置11〜13のオペ
レータは、この提示に基づいて所定のデータ処理作業を
実行することになる。管理サーバー装置200内には、
予め進行管理用のプログラムが組み込まれており、この
プログラムに基づいて自動的に進行管理が実行される。
管理サーバー装置200の備えている本発明に関連した
代表的な進行管理機能は、図1の上部に示されているよ
うに、状態記録機能、作業リスト提示機能、ワークフロ
ー修正機能、データ供給機能、プログラム起動機能であ
る。これらの各機能の詳細については後述する。
【0025】データサーバー装置300は、処理対象と
なるデータDを格納するためのサーバーコンピュータで
あり、たとえば、図2に示す各ジョブI〜Vにおける処
理対象データD1〜D5はいずれもデータサーバー装置
300に接続された記憶装置に格納されることになる。
したがって、処理対象となるデータDは、ネットワーク
500を介して、各クライアント装置11〜13とデー
タサーバー装置300との間を行き来することになる。
たとえば、図2に示すワークフロー情報Wにおけるジョ
ブIの作業A「画像入力処理」がクライアント装置11
によって行われた場合、クライアント装置11を構成す
るスキャナ装置から写真画像が入力され、デジタル画像
データとしての処理対象データD1が生成される。ここ
で、たとえば、続く作業B「色修正処理」がクライアン
ト装置12によって行われる場合は、クライアント装置
11で入力した処理対象データD1は、一旦、ネットワ
ーク500を介してデータサーバー装置300内に格納
され、あらためてネットワーク500を介してクライア
ント装置12へと転送されることになる。クライアント
装置12による色修正処理が完了すると、色修正後の処
理対象データD1は、再びネットワーク500を介して
データサーバー装置300へと格納される。このよう
に、一旦、このシステムに処理対象データが入力された
後は、各クライアント装置における基本作業は、データ
サーバー装置300から必要な処理対象データD1をダ
ウンロードし、所定のプログラムを起動させて所定の処
理作業を実行し、作業が完了したら、完了後の処理対象
データD1をデータサーバー装置300へとアップロー
ドする、という作業の繰り返しになる。
【0026】一方、分析装置400は、管理サーバー装
置200内のワークフロー情報Wに基づいて、実行され
たデータ処理作業に対する種々の分析を行うコンピュー
タである。後述するように、本発明に係るシステムは融
通性を有しており、管理サーバー装置200内に格納さ
れているワークフロー情報Wは、実際の作業の進行とと
もに適宜修正されることになる。分析装置400は、こ
の修正後のワークフロー情報Wを読み込んで、実際の作
業がどのようにして進行したかを分析する作業を行うた
めに利用される。この分析結果は、ワークフロー情報設
定装置100を用いてワークフロー情報Wを設定するオ
ペレータに対してフィードバックされる。したがって、
ワークフロー情報設定装置100を操作するオペレータ
は、この分析結果に基く学習ができ、将来のワークフロ
ー情報設定操作に反映させることができる。
【0027】各クライアント装置11〜13は、既に述
べたように、ワークステーションやパソコンなどの汎用
コンピュータに、専用のプログラムをインストールする
ことにより構成することができる。たとえば、クライア
ント装置11として、汎用のパソコンを用い、画像入力
用ソフトウエアおよびフォトレタッチ用ソフトウエアを
インストールしておけば、図2のワークフロー情報Wに
示されている作業A「画像入力処理」、作業B「色修正
処理」、作業C「切り抜き処理」を実行することができ
る。すなわち、作業A「画像入力処理」を行う場合に
は、画像入力用ソフトウエアを起動して実行すればよい
し、作業B「色修正処理」あるいは作業C「切り抜き処
理」を行う場合には、フォトレタッチ用ソフトウエアを
起動して実行すればよい。一般的なコンピュータには複
数のプログラムをインストールすることができるので、
実用上は、1台のクライアント装置によって複数の作業
が実行可能なようにしておくのが好ましく、また、同一
の作業を複数のクライアント装置で実行できるようにし
ておくのが好ましい。本発明に係るクライアント装置
は、図1の下部に示されているように、選択作業実行機
能、任意作業実行機能、作業疑似完了機能、なる各機能
を有しており、これらのいずれかの機能に基づいて作業
を実行することになる。
【0028】§2. 管理サーバー装置の主たる機能 続いて、図1の上部に示された管理サーバー装置の主た
る機能について説明する。まず、管理サーバー装置20
0の有する状態記録機能は、各クライアント装置11〜
13による作業の実行状況を監視し、格納しているワー
クフロー情報W内の個々の作業について、未了状態また
は完了状態を記録する機能である。ワークフロー情報W
内の個々の作業は、ワークフロー情報設定装置100に
おいて設定された当初はいずれも未了状態であるが、各
クライアント装置において作業が実行されると、徐々に
完了状態になってゆく。管理サーバー装置200は、各
クライアント装置11〜13における特定の作業の開始
あるいは終了を監視しており、現時点で、どのクライア
ント装置においてどのジョブのどの作業が実行されてい
るかを把握している。そして、各クライアント装置にお
ける作業結果に基づいて、ワークフロー情報W内の各作
業について、未了状態もしくは完了状態のいずれかの状
態を記録する。
【0029】たとえば、図2に示す例では、ジョブIに
ついては作業Aまでが完了、作業B以降が未了となって
いる。同様に、ジョブIIについては作業Eまでが完了、
作業F以降が未了となっている。ジョブIII の作業はす
べてが未了であり、ジョブIV,Vでは作業Aのみが完了
である。なお、本実施形態では、進行管理の便宜上、ク
ライアント装置が特定の作業を開始した時点で、ワーク
フロー情報W上の当該作業についての記録を「未了」か
ら「完了」に変更するようにしている。したがって、本
実施形態では、ワークフロー情報Wに「完了」なる記録
がなされている作業には、実際に完了している作業と、
まだ実行中である作業とが含まれている。もちろん、よ
り厳密な記録を行う必要がある場合には、たとえば、
「未了」、「実行中」、「完了」の三段階に分類しても
かまわないが、本発明に係る進行管理を行う上では、
「実行中」の作業も「完了」の範疇に含まれるものとし
て取り扱って問題はない。
【0030】管理サーバー装置200の有する作業リス
ト提示機能は、各クライアント装置に対して、実行可能
な作業の一覧をリストとして提示する機能である。既に
述べたように、本システムでは、基本的には、図2のワ
ークフロー情報Wで示される流れ図の順序に従って各作
業を順番に実行してゆく必要がある(もちろん、後述す
るように、この流れ図に従わない融通性が確保されてい
る)。したがって、特定のクライアント装置に対して提
示する作業リストには、ワークフロー情報Wの流れ図の
順序に従っているという第1の条件と、当該クライアン
ト装置によって物理的に実行が可能な作業(別言すれ
ば、その作業を実行するためのプログラムがインストー
ルされている作業)という第2の条件とをともに満たす
作業を掲載する必要がある。第1の条件を満たす作業
は、別言すれば、ワークフロー情報W内において「先頭
に位置する未了状態の作業」あるいは「完了状態の作業
に後続する未了状態の作業」ということになる。たとえ
ば、図2のワークフロー情報Wの場合、「先頭に位置す
る未了状態の作業」は、ジョブIII の作業Aであり、
「完了状態の作業に後続する未了状態の作業」は、ジョ
ブIの作業B,ジョブIIの作業F,H,ジョブIVの作業
C,ジョブVの作業Bであり、これらの各作業はいずれ
も流れ図において次に実行されるべき順番に相当する作
業である。
【0031】一方、上述の第2の条件は、個々のクライ
アント装置によって異なってくる。たとえば、クライア
ント装置11に、前述したように、画像入力用ソフトウ
エアおよびフォトレタッチ用ソフトウエアがインストー
ルされていたとすると、このクライアント装置11が物
理的に実行可能な作業は、作業A「画像入力処理」、作
業B「色修正処理」、作業C「切り抜き処理」の3通り
になる。したがって、クライアント装置11に対して
は、上記第1の条件を満たす作業のうち、ジョブIII の
作業A、ジョブIの作業B,ジョブIVの作業C,ジョブ
Vの作業Bが第2の条件をも満たす作業ということにな
る。管理サーバー装置200には、各クライアント装置
について、それぞれどの作業が物理的に実行可能である
か、という情報が用意されている。管理サーバー装置2
00は、これらの情報とワークフロー情報Wとに基づい
て、各クライアント装置が実行可能な作業の一覧を作業
リストとして作成し、これを各クライアント装置に提示
する。
【0032】図3は、クライアント装置11に提示され
た作業リストの一例を示す図である。この図は、クライ
アント装置11のディスプレイの表示画面を示すもので
あり、作業リスト21には、現在、クライアント装置1
1が実行可能な作業(すなわち、上述の2つの条件を満
たす作業)が提示されている。クライアント装置11の
オペレータは、この作業リスト21を見ることにより、
どのジョブのどの作業を次に実行すればよいかを検討す
ることができる。なお、図示の作業リスト21には、各
作業についての完了状態もしくは未了状態を示す状態欄
が設けられている。上述の2条件を満たす作業であれ
ば、この状態欄は必ず「未了」になる。ただ、この実施
形態に示すシステムでは、ワークフロー情報W内の他の
作業も閲覧する機能を有しているため、このような状態
欄を表示させている。
【0033】§3. クライアント装置の主たる機能 図1の下部に示すように、各クライアント装置には、選
択作業実行機能、任意作業実行機能、作業疑似完了機能
なる3つの機能が備わっており、これらのうちのいずれ
を実行するかは、図3に示す表示画面上において指示す
ることができる。
【0034】選択作業実行機能は、作業リスト21から
特定の作業を選択してこれを実行する最も一般的な機能
である。図3に示す作業リスト21では4つの作業が4
行にわたって表示されている。ここで、オペレータが、
マウスなどのポインティングデバイスあるいはキーボー
ドを用いて、作業リスト21内の第2行目を指示し、ジ
ョブIの作業Bを選択したとすると、画面下方の実行対
象作業欄22には選択した「作業B」が表示され、実行
対象ジョブ欄23には該当する「ジョブI」が表示され
る。オペレータは、この実行対象作業欄22および実行
対象ジョブ欄23の表示により、これから実行すべきジ
ョブおよび作業を確認した後、実行ボタン24をマウス
などを用いてクリックする。これにより、選択されたジ
ョブの選択された作業が実行されることになる。
【0035】たとえば、クライアント装置11のオペレ
ータが、図3に示すような表示画面を見ながら、作業リ
スト21の第2行目を選択し、実行ボタン24をクリッ
クしたとする。図1のワークフロー情報Wによれば、ジ
ョブIの作業Bは「色修正処理」であるので、実行ボタ
ン24のクリックにより、クライアント装置11に予め
インストールされていたフォトレタッチソフトウエアの
プログラムが起動し、データサーバー装置300から
は、処理対象データD1(作業Aで入力済みのもの)が
ダウンロードされることになる。こうして、クライアン
ト装置11のオペレータは、処理対象データD1に対し
て所定の色修正処理を施す作業(作業B)を実行するこ
とになる。前述したように、管理サーバー装置200
は、作業Bの開始を確認したら、ワークフロー情報W上
のジョブI作業Bの状態を未了状態から完了状態に変更
する。
【0036】こうしてクライアント装置11において作
業Bが完了すると、処理後のデータD1は、クライアン
ト装置11からデータサーバー装置300へとアップロ
ードされて格納される。なお、本実施形態に係るシステ
ムでは、データサーバー装置300から各クライアント
装置へのデータのダウンロードおよび各クライアント装
置からデータサーバー装置300へのデータのアップロ
ードは、すべて管理サーバー装置200の制御によって
行うようにしている。すなわち、管理サーバー装置20
0は、クライアント装置が特定のジョブについての特定
の作業を開始する際には、当該特定の作業に必要なデー
タをデータサーバー装置300から読出してクライアン
ト装置に供給し、当該特定の作業が完了した際には、作
業後のデータをこのクライアント装置から読出してデー
タサーバー装置300に格納するデータ管理機能を有し
ている。更に、管理サーバー装置200は、クライアン
ト装置が特定の作業を実行する際に、この特定の作業に
必要なプログラムを起動させるプログラム起動機能を有
している。
【0037】たとえば、クライアント装置11のオペレ
ータが図3の表示画面において、作業リスト21からジ
ョブI作業Bを選択し、実行ボタン24をクリックする
と、クライアント装置11においてジョブI作業Bが選
択された旨の情報が管理サーバー装置200へと伝達さ
れる。すると、管理サーバー装置200は、データサー
バー装置300内に格納されている処理対象データD1
(ジョブIについての作業Aが完了した状態のデータ)
を読出し、これをクライアント装置11に供給するとと
もに、クライアント装置11内にインストールされてい
る作業Bを実行するためのプログラム(たとえば、フォ
トレタッチソフトウエア)を起動させるための指示を与
える。そして、クライアント装置11のオペレータが作
業Bを完了すると、作業完了の報告が管理サーバー装置
200へと伝達される。管理サーバー装置200は、こ
の報告を受け、クライアント装置11内のデータD1
(ジョブIについての作業Bが完了した状態のデータ)
をデータサーバー装置300内に格納する処理を行う。
【0038】このように、管理サーバー装置200にデ
ータ管理機能およびプログラム起動機能を設けておけ
ば、各クライアント装置を操作するオペレータは、どの
ジョブのどの作業を行うか、という選択だけを行えば足
り、その作業に必要なデータをデータサーバー装置30
0内から探してダウンロードしたり、その作業を行うた
めに必要なプログラムを起動したりする操作は一切行う
必要がない。したがって、操作性を向上させるととも
に、誤ったデータのダウンロードや、誤ったプログラム
の起動というミスを防ぐことができる。
【0039】続いて、各クライアント装置の任意作業実
行機能について説明する。上述した選択作業実行機能で
は、作業リスト21に掲載されている作業の中の1つを
選択することにより、この選択した作業の実行が可能に
なる。したがって、ワークフロー情報Wに記述された手
順を忠実に実行してゆくのであれば、この選択作業実行
機能だけで用が足りることになる。しかしながら、既に
従来システムの問題点として指摘したように、実社会の
様々な業務は、必ずしも定型化できるものばかりではな
く、実用上の要請に完全に対応するようなワークフロー
情報Wを設定することは困難である。このため、各クラ
イアント装置11のオペレータによる臨機応変の判断が
必要になることが少なくない。
【0040】たとえば、図2に示すワークフロー情報W
の設定当初は、ジョブIII ,Vについては切り抜き処理
(作業C)は不要であり、ジョブIVについては色修正処
理(作業B)は不要である、と考えていたことになる
が、実際に作業を行ってゆくにしたがって、これらの処
理が必要であると判断されるようなこともある。ところ
が、上述した選択作業実行機能では、ワークフロー情報
Wによって指示されている作業しか作業リスト21には
提示されないため、当初意図していなかった作業は実行
することができない。また、たとえば、図2のワークフ
ロー情報WのジョブIでは、色修正処理(作業B)の次
に切り抜き処理(作業C)が並べられているため、オペ
レータが、先に切り抜き処理(作業C)を行い、その後
に色修正処理(作業B)を行った方が効率的であると考
えても、作業リスト21上には、色修正処理(作業B)
が完了しない限り、切り抜き処理(作業C)が提示され
ないので、切り抜き処理(作業C)を先に実行すること
はできない。
【0041】任意作業実行機能は、このような問題を解
決するために用意された機能であり、各クライアント装
置のオペレータによる臨機応変の判断に従った作業を実
行するための機能である。この機能によれば、所定のジ
ョブについて、作業リスト21に提示されていない作業
を実行することが可能になる。
【0042】具体的には、オペレータは、図3に示す表
示画面において、任意の作業および任意のジョブを指定
することができる。本実施形態では、マウスポインタな
どで実行対象作業欄22右端の矢印をクリックすると、
図4に示すように、実行対象作業欄22が広がり、当該
クライアント装置が物理的に実行可能な作業が一覧表示
されるようにしている。この例では、実行対象作業欄2
2が3行分の表示ウインドウに広がり、作業A,作業
B,作業Cなる3つの作業が表示されており、このクラ
イアント装置では、この3つの作業が物理的に実行可能
である(別言すれば、これらの作業を実行するためのプ
ログラムがインストールされている)ことが示されてい
る。オペレータは、この実行対象作業欄22に表示され
た複数の作業の中の1つをマウスポインタなどで指定す
ることにより、当該クライアント装置が物理的に実行で
きる作業の中の任意の作業を選択することができる。ま
た、実行対象ジョブ欄23には、キーボードなどで直接
文字列を入力できるようにしてあり、オペレータは、こ
こに任意のジョブ名を入力することにより、任意のジョ
ブを指定することができる。
【0043】したがって、図2のワークフロー情報Wで
は、ジョブIVは色修正処理(作業B)を行うことになっ
ていないが、オペレータが必要と判断した場合には、上
述した任意作業実行機能を利用して、実行対象作業欄2
2で作業Bを指定し、実行対象ジョブ欄23にジョブIV
を入力し、実行ボタン24をクリックすれば、ジョブIV
に対する色修正処理(作業B)が実行されることにな
る。
【0044】一方、作業疑似完了機能は、作業リスト2
1に提示されている作業を選択してこれを実行せずに疑
似的に完了したものとして取り扱うようにするための機
能である。たとえば、図2のワークフロー情報Wでは、
画像入力処理(作業A)を行い、色修正処理(作業B)
を行った後に切り抜き処理(作業C)を行うように設定
されている。ところが、もし実際の作業において、画像
入力処理(作業A)を行う際に同時に色修正処理も行っ
てしまったとしたら、あらためて色修正処理(作業B)
を行う必要はなくなる。あるいは、顧客から送付された
写真原稿上の画像が、既に切り抜き処理済みのものであ
ったとしたら、切り抜き処理(作業C)を行う必要はな
くなる。このように、実行する必要がなくなった処理に
ついては、実際には作業を行っていないにもかかわら
ず、疑似的に作業が完了したものとして取り扱えば、本
システムの動作に支障は生じない。
【0045】本実施形態の場合、オペレータは、図3に
示す表示画面において、作業リスト21内から疑似完了
対象となる作業を選択し、疑似完了ボタン25をクリッ
クすることにより、作業疑似完了機能を利用することが
できる。たとえば、ジョブIの色修正処理(作業B)が
不要であると判断した場合には、作業リスト21内の2
行目を選択した後、疑似完了ボタン25をクリックする
操作を行えばよい。前述したように、作業リスト21内
の2行目を選択すると、図示のように、実行対象作業欄
22には作業Bが表示され、実行対象ジョブ欄23には
ジョブIが表示されるので、これらを確認した後、オペ
レータは疑似完了ボタン25をクリックすることにな
る。
【0046】§4. 管理サーバー装置のワークフロー
修正機能 ところで、各クライアント装置において、上述した任意
作業実行機能あるいは作業疑似完了機能が行われた場
合、その内容を、管理サーバー装置200内のワークフ
ロー情報Wにも反映させておく必要がある。管理サーバ
ー装置200に備わっているワークフロー修正機能は、
ワークフロー情報Wに対するこのような反映処理を行う
ための機能である。すなわち、クライアント装置におい
て、上述した任意作業実行機能が行われた場合、管理サ
ーバー装置200は、ワークフロー情報Wに対して、当
該作業を追加する修正を行う機能を有しており、また、
クライアント装置において、上述した作業疑似完了機能
が行われた場合、管理サーバー装置200は、ワークフ
ロー情報Wに対して、当該作業の記録を完了状態に変更
する修正を行う機能を有している。
【0047】後者の修正、すなわち、作業疑似完了機能
についての修正処理は、当該作業についての記録を、未
了状態から完了状態に変更するだけの単純な処理です
む。たとえば、ジョブI作業Bに対して作業疑似完了機
能を行われた場合、図2に示すワークフロー情報Wにお
けるジョブI作業Bについての記録を未了から完了に変
更すればよい。実際には、作業Bは実行されていないに
もかかわらず、記録上は完了状態となっているため、こ
の時点での作業リスト21のジョブIに関する提示は、
次の作業Cということになる。
【0048】なお、本実施形態のシステムでは、前述し
たように、全作業完了後に、分析装置400による分析
が可能な構成となっている。そこで本実施形態では、管
理サーバー装置200による記録を行う際に、実際に作
業が行われた場合における真の完了状態と、作業疑似完
了機能に基づく疑似的な完了状態と、を区別して記録さ
せるようにし、分析装置400がこれら2とおりの完了
状態を区別して認識できるように構成している。このよ
うに、真の完了状態と、疑似的な完了状態と、を区別し
て認識するようにすれば、より正確な分析が可能にな
る。
【0049】一方、クライアント装置において任意作業
実行機能が行われた場合、これをワークフロー情報Wに
反映させるための処理は若干複雑になる。オペレータに
よって任意の作業が実行された場合、これをワークフロ
ー情報Wに反映させる方法は、必ずしも一義的に定まる
ものではない。そこで、以下にいくつかの反映方法を例
示することにする。実用上は、これらの反映方法に優先
順位を定義して、この優先順位に基づいて適切な反映方
法を採用するか、あるいは、その都度、オペレータにい
ずれの反映方法を採るかを選択させるようにすればよ
い。なお、クライアント装置において任意作業実行機能
が行われた場合に、その内容をワークフロー情報Wに反
映させるための機構は、ソフトウエアとして、クライア
ント装置側あるいは管理サーバー装置側のいずれに用意
しておいてもかまわないし、全く別な装置に用意してお
いてもかまわない。要するに、どのジョブについてどの
作業が実行されたか、という情報が管理サーバー装置側
に伝達されれば、この情報に基づいて、ワークフロー情
報Wを修正する処理を行うことができる。
【0050】(1) 作業を追加する反映方法 まず、もともとワークフロー情報Wには含まれていなか
った新たな作業を、任意作業実行機能で実行した場合の
反映方法について述べる。最も簡単な方法は、直列のワ
ークフローに挿入する反映方法である。たとえば、図5
に示すように、あるジョブについてのワークフロー情報
Wとして、作業A→Bという直列接続された流れ図が設
定されている状態を考える。ここで、作業Aは完了状
態、作業Bは未了状態であったとすれば、本来であれ
ば、このジョブについて次に実行すべき作業は作業Bと
いうことになり、作業リスト上にも作業Bが提示される
ことになる。ところが、オペレータの判断により、本来
予定されていた作業Bに代えて、任意の作業Cが実行さ
れたとしよう。このような場合、完了状態の作業に未了
状態の作業が後続するノードN(図5の例では、作業A
と作業Bとの接続ノード)を検索し、このノードNに、
任意作業実行機能により実行された作業Cを追加する修
正を行えばよい。その結果、ワークフロー情報Wは図6
に示すように修正される。作業Cは既に開始されている
ため、完了状態なる記録がなされることになる。このよ
うな修正を行えば、このジョブについて次に行うべき作
業は、依然として作業Bということになり、支障なく後
続の作業を進行させることができる。
【0051】一方、図7に示すように、あるジョブにつ
いてのワークフロー情報Wとして、作業A→Bという枝
と、作業C→Dという枝とが並列接続されており、各枝
でそれぞれ途中までが完了状態になっている場合、上述
した直列接続の場合の反映方法をそのまま適用すると、
新たに追加した作業を挿入する箇所として、2つのノー
ドN1,N2が存在することになる。このように、完了
状態の作業に未了状態の作業が後続する枝が複数並列し
て存在する場合には、この複数の枝に並列する新たな枝
を追加し、この新たな枝に、任意作業実行機能により実
行された作業を追加する修正を行うようにすればよい。
たとえば、図7に示す状態において、任意の作業Eが実
行された場合には、図8に示すように、新たな枝を追加
して、この新たな枝上に作業Eを追加する修正を行えば
よい。
【0052】(2) 作業順序を変更する反映方法 続いて、作業順序が変更された場合の反映方法について
述べる。たとえば、図9に示すように、あるジョブにつ
いてのワークフロー情報Wとして、作業A→B→Cとい
う直列接続された流れ図が設定されている状態を考え
る。ここで、作業Aは完了状態、作業B,Cは未了状態
であったとすれば、本来であれば、このジョブについて
次に実行すべき作業は作業Bということになり、作業リ
スト上にも作業Bが提示されることになる。ところが、
オペレータの判断により、本来予定されていた作業Bに
代えて、その次に予定されていた作業Cを先に実行した
としよう。より一般論に拡張して述べれば、ここでは、
完了状態の作業(図9の例では作業A)に複数の未了状
態の作業(図9の例では作業B,C)が後続し、かつ、
この複数の未了状態の作業のうちの第n番目(ただし、
n≧2:図9の例では、n=2)の作業(図9の例では
作業C)が任意作業実行機能により実行された場合を考
えることにする。
【0053】このような場合の第1の反映方法は、上述
した作業追加の方法と同様に、完了状態の作業に未了状
態の作業が後続するノード(図9の例では、作業Aと作
業Bとの接続ノードN)を検索し、このノードNに、任
意作業実行機能により実行された第n番目の作業(図9
の例では作業C)を追加する修正を行う方法である。そ
の結果、ワークフロー情報Wは図10に示すように修正
される。作業Cは既に開始されているため、完了状態な
る記録がなされることになる。このような修正を行え
ば、このジョブについて次に行うべき作業は、依然とし
て作業Bということになる。このとき、この作業Bの後
に再び作業Cが設定されたままの状態として残るが、こ
の再度の作業Cについては、前述した作業疑似完了機能
を用いて疑似完了させれば特に問題は生じない。
【0054】第2の反映方法は、任意作業実行機能によ
り実行された第n番目の作業(図9の例では作業C)を
完了状態の作業(図9の例では作業A)に後続する位置
に移動する修正を行う方法である。その結果、ワークフ
ロー情報Wは図11に示すように修正される。作業Cは
既に開始されているため、完了状態なる記録がなされる
ことになる。このような修正を行えば、このジョブにつ
いて次に行うべき作業は、依然として作業Bということ
になり、しかも、この作業Bの後に作業Cが残ることは
ない。
【0055】第3の反映方法は、第(n−1)番目まで
の未了状態の作業についての記録を完了状態に変更する
修正を行う方法である。たとえば、図9の場合(n=2
の場合)、第1番目の未了状態の作業Bと第2番目の未
了状態の作業Cとが予め設定されている状態において、
第2番目の作業Cを任意作業実行機能により実行したわ
けであるから、第1番目の作業Bについて、強制的に完
了状態に変更する処理(前述した作業疑似完了機能と同
様の処理)を行えばよい。すると、図12に示すよう
に、各作業の順序の変更は行われないが、作業A,B,
Cのすべてについて完了状態の記録がなされることにな
る。作業Bが実際には不要である場合には、このような
反映方法を採るとよい。
【0056】(3) 連続処理を前提とする作業について
の配慮 最後に、特定の作業甲と作業乙とを連続処理することが
前提とされる場合の取り扱いについて述べておく。たと
えば、画像入力処理を行った後には、必ず画像確認処理
を行う必要があるとか、特定の演算処理を行った後に
は、必ず特定の検算処理を行う必要があるといった場
合、この一連の連続処理を予め登録しておくようにし、
任意作業実行機能により前段の処理が実行された場合に
は、自動的に後段の処理も併せて追加する修正を行うよ
うにすると便利である。すなわち、特定の作業甲を実行
したときに、この作業甲に後続して別な特定の作業乙を
実行する必要がある場合には、この作業甲および乙を予
め登録しておくようにし、任意作業実行機能によって作
業甲が実行され、修正対象となるジョブのワークフロー
情報にこの作業甲を追加する修正を行う場合には、この
作業甲に後続して作業乙を併せて追加する修正を行うよ
うにすればよい。
【0057】図13および図14は、このような処理の
具体例を示す流れ図である。この例では、図13に示す
ように、作業Cを行った場合には必ず作業Dを行う必要
がある、という取決めが予め登録されている。ここで、
たとえば図5のワークフロー情報で示されるジョブにつ
いて、任意作業実行機能を利用して新たな作業Cを実行
したとすると、ノードNに作業Cを挿入するとともに、
この作業Cに後続して作業Dを挿入する修正が行われる
ようにする。その結果、ワークフロー情報は図14のよ
うに修正されることになり、次に実行すべき作業は、作
業Dということになる。
【0058】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係るデータ処理作
業の進行管理システムによれば、予め設定されたワーク
フロー情報に基づく進行管理だけでなく、実際のオペレ
ータの判断に基づいた融通性に富んだ進行管理を行うこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るデータ処理
作業の進行管理システムの基本構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示すシステムにおける管理サーバー装置
200内に格納されたワークフロー情報Wの一例を示す
流れ図の集合である。
【図3】図1に示すシステムにおけるクライアント装置
11のディスプレイ上の表示画面の一例を示す図であ
る。
【図4】図1に示すシステムにおけるクライアント装置
11のディスプレイ上の表示画面の別な一例を示す図で
ある。
【図5】複数の作業が直列接続されたワークフロー情報
の一例を示す図である。
【図6】図5に示すワークフロー情報に新たな作業Cを
追加する方法の一例を示す図である。
【図7】複数の作業からなる枝が並列接続されたワーク
フロー情報の一例を示す図である。
【図8】図7に示すワークフロー情報に新たな作業Eを
追加する方法の一例を示す図である。
【図9】完了状態の作業にn個(n=2)の未了状態の
作業が後続するワークフロー情報の一例を示す図であ
る。
【図10】図9に示すワークフロー情報において、第1
番目の作業Bを実行する代わりに、第n番目の作業Cが
任意作業実行機能により実行された場合のワークフロー
情報に対する第1の修正方法を示す図である。
【図11】図9に示すワークフロー情報において、第1
番目の作業Bを実行する代わりに、第n番目の作業Cが
任意作業実行機能により実行された場合のワークフロー
情報に対する第2の修正方法を示す図である。
【図12】図9に示すワークフロー情報において、第1
番目の作業Bを実行する代わりに、第n番目の作業Cが
任意作業実行機能により実行された場合のワークフロー
情報に対する第3の修正方法を示す図である。
【図13】連続処理を前提とする作業C,Dについての
登録処理を示す図である。
【図14】図13に示す登録に基づいて、ワークフロー
情報を修正する方法を示す図である。
【符号の説明】
11〜13…クライアント装置 21…作業リスト 22…実行対象作業欄 23…実行対象ジョブ欄 24…実行ボタン 25…疑似完了ボタン 100…ワークフロー情報設定装置 200…管理サーバー装置 300…データサーバー装置 400…分析装置 500…ネットワーク D,D1〜D5…処理対象データ N,N1,N2…ノード W…ワークフロー情報

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを利用した一連のデータ処
    理作業を、個々の作業が所定の順序で実行されるように
    管理しながら進行させるシステムであって、 処理対象となるデータに対して一連の作業を順次施すこ
    とにより達成されるジョブについて、行うべき作業の順
    序を示すワークフロー情報を設定するワークフロー情報
    設定装置と、 前記ワークフロー情報に基づいて、個々の作業の進行管
    理を行う管理サーバー装置と、 前記管理サーバー装置から前記ワークフロー情報の提示
    を受け、所定のデータ処理作業を実行する機能を有する
    複数のクライアント装置と、 を備え、 前記管理サーバー装置は、前記各クライアント装置によ
    る作業の実行状況を監視し、前記ワークフロー情報内の
    個々の作業について、未了状態または完了状態を記録す
    る状態記録機能と、前記ワークフロー情報内において
    「先頭に位置する未了状態の作業」あるいは「完了状態
    の作業に後続する未了状態の作業」であって、前記各ク
    ライアント装置が実行可能な作業の一覧を作業リストと
    して前記各クライアント装置に提示する作業リスト提示
    機能と、を有し、 前記各クライアント装置は、前記作業リストから特定の
    作業を選択してこれを実行する選択作業実行機能と、所
    定のジョブについて、前記作業リストに提示されていな
    い作業を実行する任意作業実行機能と、前記作業リスト
    に提示されている作業を選択してこれを実行せずに疑似
    的に完了したものとして取り扱う作業疑似完了機能と、
    を有し、 前記管理サーバー装置は、前記任意作業実行機能が行わ
    れた場合には、前記ワークフロー情報に対して、当該作
    業を追加する修正を行い、前記作業疑似完了機能が行わ
    れた場合には、前記ワークフロー情報に対して、当該作
    業の記録を完了状態に変更する修正を行うワークフロー
    修正機能を更に有することを特徴とするデータ処理作業
    の進行管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 処理対象となるデータを格納するデータサーバー装置を
    更に設け、 クライアント装置が特定のジョブについての特定の作業
    を開始する際に、前記特定の作業に必要なデータを前記
    データサーバー装置から読出して前記クライアント装置
    に供給し、前記特定の作業が完了した際に、作業後のデ
    ータを前記クライアント装置から読出して前記データサ
    ーバー装置に格納するデータ管理機能を、管理サーバー
    装置が有することを特徴とするデータ処理作業の進行管
    理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシステムにおいて、 クライアント装置が特定の作業を実行する際に、この特
    定の作業に必要なプログラムを起動させるプログラム起
    動機能を、管理サーバー装置が有することを特徴とする
    データ処理作業の進行管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のシステムにおいて、 管理サーバー装置内の修正後のワークフロー情報に基づ
    いて、実行されたデータ処理作業を分析する分析装置を
    更に設け、 管理サーバー装置に、実際に作業が行われた場合におけ
    る真の完了状態と、作業疑似完了機能に基づく疑似的な
    完了状態と、を区別して記録させ、前記分析装置がこれ
    ら2とおりの完了状態を区別して認識できるように構成
    したことを特徴とするデータ処理作業の進行管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のシステムにおいて、 任意作業実行機能が行われた場合に、修正対象となるジ
    ョブのワークフロー情報について、完了状態の作業に未
    了状態の作業が後続するノードを検索し、このノード
    に、任意作業実行機能により実行された作業を追加する
    修正を行うことを特徴とするデータ処理作業の進行管理
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のシステムにおいて、 任意作業実行機能が行われた場合に、修正対象となるジ
    ョブのワークフロー情報について、完了状態の作業に未
    了状態の作業が後続する枝が複数並列して存在する場合
    に、前記複数の枝に並列する新たな枝を追加し、この新
    たな枝に、任意作業実行機能により実行された作業を追
    加する修正を行うことを特徴とするデータ処理作業の進
    行管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のシステムにおいて、 任意作業実行機能が行われた場合に、修正対象となるジ
    ョブのワークフロー情報について、完了状態の作業に複
    数の未了状態の作業が後続し、かつ、前記複数の未了状
    態の作業のうちの第n番目(ただし、n≧2)の作業が
    前記任意作業実行機能により実行された場合には、前記
    第n番目の作業を前記完了状態の作業に後続する位置に
    移動する修正を行うことを特徴とするデータ処理作業の
    進行管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のシステムにおいて、 任意作業実行機能が行われた場合に、修正対象となるジ
    ョブのワークフロー情報について、完了状態の作業に複
    数の未了状態の作業が後続し、かつ、前記複数の未了状
    態の作業のうちの第n番目(ただし、n≧2)の作業が
    前記任意作業実行機能により実行された場合には、第
    (n−1)番目までの作業についての記録を完了状態に
    変更する修正を行うことを特徴とするデータ処理作業の
    進行管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のシステムにおいて、 特定の作業甲を実行したときに、この作業甲に後続して
    別な特定の作業乙を実行する必要がある場合に、前記作
    業甲および乙を予め登録しておくようにし、 任意作業実行機能によって前記作業甲が実行され、修正
    対象となるジョブのワークフロー情報に前記作業甲を追
    加する修正を行う場合に、前記作業甲に後続して前記作
    業乙を併せて追加する修正を行うことを特徴とするデー
    タ処理作業の進行管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069876A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Furukawa Information Technology Kk ワークフローシステム、ワークフロー制御方法及びプログラム
JP2014127194A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Canon Marketing Japan Inc タスク管理システム、その制御方法、及びプログラム、並びにタスク実行装置、その制御方法、及びプログラム
EP2998913A1 (en) 2014-09-22 2016-03-23 Fujitsu Limited Scheduling method, apparatus, and program

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