JP4352941B2 - 設計業務支援装置 - Google Patents

設計業務支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4352941B2
JP4352941B2 JP2004061530A JP2004061530A JP4352941B2 JP 4352941 B2 JP4352941 B2 JP 4352941B2 JP 2004061530 A JP2004061530 A JP 2004061530A JP 2004061530 A JP2004061530 A JP 2004061530A JP 4352941 B2 JP4352941 B2 JP 4352941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
template
design work
file
processes
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004061530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005250919A (ja
Inventor
紀彦 野中
喜充 廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004061530A priority Critical patent/JP4352941B2/ja
Publication of JP2005250919A publication Critical patent/JP2005250919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4352941B2 publication Critical patent/JP4352941B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は設計業務を支援する装置に係り、特にコンピュータを利用して設計業務を支援する設計業務支援装置に関する。
従来の設計業務支援システムの例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載のCAE解析システムでは、CAE(Computer Aided Engineering)解析の専門的な知識を有しない現場設計者にも簡単にCAE解析できるように、CAE解析システムが解析対象製品を規定した対話形式のアプリケーションプログラムを格納している。そして、現場作業手順ファイル格納手段に格納された現場作業手順に従って対象製品の設計情報入力画面を入力画面表示手段に表示している。さらに、インターフェイス手段がCAE手順ファイル格納手段との間に、設計情報入力画面に従って入力された設計手順をCAE手順に置き換えてCAE手順ファイル格納手段に受け渡している。
特開2001−290846号公報
従来の設計業務支援システムでは、設計業務の一連の作業(以下、プロセスと呼ぶ)とそのプロセスで利用するアプリケーションソフトを定義し、これらの業務で用いる情報をデータベースに保存している。すなわち、定義した設計手順利用情報であるテンプレートを、設計業務毎に作成していた。その際、プロセスおよびプロセスで利用するアプリケーションソフトを他の設計業務でも使用する場合には、これらの複数の設計業務において共通のプロセスを個別に定義していた。その結果、テンプレート作成作業が煩雑になっていた。
具体的には、機械設計プロセスにおいて、応力解析や振動解析などは、様々な設計に共通に利用可能なプロセスであるが、テンプレートを作成ごとに応力解析や振動解析などの共通のプロセスを定義していた。また、応力解析や振動解析などの共通プロセスにおいて、アプリケーションソフトの内容や参照情報を変更すると、共通プロセスを定義したテンプレートの内容もアプリケーションソフトの内容変更等に応じて変更させる必要があった。そのため、共通プロセスを定義したテンプレート数が多くなるにつれて、テンプレートとプロセスの対応付けが複雑になり、管理が困難になっていた。上記特許文献1においても、複数のテンプレートに含まれる共通プロセスを、効率的に管理することについては十分な考慮がなされていない。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は設計業務の手順と内容のデータを効率的に管理することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、設計業務の手順である複数のプロセスを作成し、前記複数のプロセスの順番が記載されたテンプレートを作成するテンプレート作成部と、少なくとも、前記プロセスが実行される直前及び直後のプロセスとの接続関係と、前記プロセスで利用するツールと、が記載されたプロセスファイルが複数保存されたデータベースと、前記プロセスファイルを読み込むテンプレート入出力部と、前記テンプレートに記載された前記複数のプロセスを順番に実行させるとともに、前記読み込んだプロセスファイルに記載された接続関係に基づいて、前記ツールを実行させるテンプレート実行部とを備え、前記プロセスファイルには、複数の前記接続関係が記載される。また、少なくとも、前記テンプレートと、前記ツールとを画面に表示させるテンプレート表示部を備える。
本発明によれば、設計業務支援システムにおいて、複数のプロセス情報を個別に管理し、管理されたプロセス情報にそのプロセスの参照、被参照データを付すことにより、設計業務を効率的に管理できる。
以下、本発明に係る設計業務支援システムの一実施例を、図面を用いて説明する。図1は、設計業務支援システムが備える設計業務支援装置のブロック図である。設計業務支援装置100は、各種演算を実行し、以下に述べるテンプレートに関して制御する計算機107と、今計算機に接続され各種データが格納されたデータベース106と、設計業務支援作業に必要なテンプレートに関するテンプレート作成部101、テンプレート入出力部102、テンプレート管理部103、テンプレート表示部104およびテンプレート実行部105とを備える。
テンプレート作成部101は、設計業務の手順であるプロセスを作成し、プロセスで利用するアプリケーションソフトを定義するとともに参照すべき情報(以下、ナレッジと呼ぶ)を登録する。テンプレート作成部101はまた、プロセスの順番を定義して、設計業務の手順を定める。
テンプレート入出力部102は、テンプレート作成部101で作成したテンプレートや後述するテンプレート実行部105で登録したナレッジ情報を、データベース106に保存するとともにデータベース106からテンプレートを読込む。テンプレート管理部103は、テンプレート作成部101が作成したテンプレートと、定義したプロセス情報およびプロセスの手順情報を管理する。さらに、テンプレート管理部103は、テンプレート入手力部102が読込んだテンプレート情報を管理する。
テンプレート表示部104は、テンプレートの情報であるプロセスの並びの情報やナレッジの情報を表示する。テンプレート実行部105は、テンプレートに記載されたプロセス上で定義されたアプリケーションソフトを実行する。また、ナレッジを参照したり、新たに得られたナレッジを登録する。
設計業務支援装置100の動作を、図2ないし図10を用いて以下に詳述する。図2は、図1に示した設計業務支援装置100を用いてテンプレートを作成する手順を示すフローチャートであり、図3は図2で作成したテンプレートを用いた設計業務の遂行手順を示すフローチャートである。設計業務支援システムは、大別して2種のフェーズを有する。第1のフェーズでは、設計業務のプロセスを定義し、定義したプロセスで利用するアプリケーションソフトや参照すべきナレッジを定義しプロセスに順番付けするテンプレートを作成する。第2のフェーズでは、作成したテンプレートを用いて設計業務を実行する。
初めにフェーズ1において、ステップS1で設計手順の詳細が記述されたテンプレートを作成する。この作成するテンプレートの詳細を、図3に示す。本実施例では、テンプレートは6個の手順を含んでいる。なお、各手順の後の括弧書きはプロセス名を示す。
ステップ31の手順1において、設計仕様を確認する。予め定めた仕様は仕様書の形で設計者に情報(ナレッジ)として提供される。ステップ32の手順2において、設計者は形状モデルの原型を作成する。その際、CADソフトを用いて、CAD操作マニュアルや仕様から導かれる初期の形状図面を参照して形状モデルの原型を作成する。この手順2のプロセスをテンプレート表示部104に表示した例を、図4に示す。
表示画面は、左右2つに分かれ、左側には対象とするテンプレート(設計業務)が含む一連のプロセスが表示されている。右側には、現在進行中のプロセス名と、このプロセスで利用可能または利用すべきツールとナレッジが表示されている。具体的には、手順2の「初期形状の作成」が選択されており、この「初期形状の作成」で利用できるまたは利用すべきツール「CADソフト」とナレッジ「CAD操作マニュアル」、「初期形状図面」が表示されている。ここで示したツールやナレッジは、予めデータベース106に登録されている。
ステップ33の手順3において、手順2で作成した形状モデルについて構造解析ソフトを用いて強度を判定する。その際、構造解析ソフトのマニュアルや利用可能な複数の解析方法、その解析方法を利用した結果の評価判定方法を随時参照して、最適な解析ソフトを利用するとともに形状モデルを強度面から評価する。
ステップ34の手順4において、手順3で得られた形状モデルの原型の強度不足または強度過多の点を改善するために、形状モデルを修正する。その際、これまでに蓄積された同種形状に対する変更または修正ノウハウを参照する。ステップ35の手順5では、手順3と同様の強度計算をして修正された形状モデルについて強度評価する。ステップ36の手順6では、手順5で強度面の評価基準を満足する形状モデルが得られたので、強度に対する影響のない範囲で実物をよりよく近似する形状モデルの修正を施し、形状モデルを最終的に決定する。もちろん、修正が不要の場合には、手順5で使用した形状モデルをそのまま最終形状モデルとして登録する。
図2のステップS2では、ステップS1で作成したテンプレートをテンプレート入出力部102がデータベース106に保存する。テンプレートを保存するときは、テンプレートの名称(「設計業務」)やテンプレートに記載された複数のプロセスの中で最初に現れるプロセスの名称を、ヘッダファイルとして保存する(1)。一方、個々のプロセスの情報を、プロセスごとに独立したプロセスファイルとして保存する(2)。プロセスファイルには、そのプロセスが所属するテンプレート情報と詳細を後述するプロセスの接続情報を記載する。
図5に、ヘッダファイル51とプロセスファイル52〜56の例を示す。ヘッダファイル52では、テンプレート名として「設計業務」が、最初に出現するプロセスとして「仕様書の確認」が記載されている。本実施例では図3に示した6個の手順の中から、プロセス内容が重複する強度の検討プロセスを1個にして、プロセスファイル52〜56を5個作成する。
各プロセスファイルには、プロセス名とそのプロセスで使用するるツールおよびナレッジが記載されている。ここで本発明の特徴である各プロセスの接続関係も、各プロセスファイルに記載している。つまり、プロセスが属するテンプレート名と、このプロセスを実行するときに、このプロセスの直前に実行されたプロセス名とこのプロセスの直後に実行されるプロセス名をも併記している。
プロセスファイル52は「仕様書の確認」プロセスであり、所属するテンプレート名に「設計業務」が、前プロセスには「なし」が、後プロセスには「初期形状の作成」が記載されている。この「仕様書の確認」プロセスは、最初に実行されるプロセスなので「なし」が記載される。同様にプロセスファイル56の「形状の決定」プロセスは、最後のプロセスなので、後プロセスには「なし」が記載される。
上述したように、「強度の検討」プロセスは、ステップ33の手順3とステップ35の手順5の双方で出現する。この場合の接続情報は、プロセスファイル54に示すように、前後のプロセスを出現順に2度記載する。具体的には、第1回目の出現時(手順3)の前プロセス「初期形状の作成」を最初に記載し、次いで後プロセス「形状の検討」を記載する。次に、2回目の出現(手順5)である前プロセス「形状の検討」を記載し、後プロセス「形状の決定」を最後に記載する。本実施例では、ヘッダファイルを1個、独立したプロセスファイルを5個作成し、データベース106に保存する。
以上で、フェーズ1の実行が終了する。フェーズ1でテンプレートが作成されたので、このテンプレートを利用して設計作業を実行する(フェーズ2)。ステップS3において、すでに作成されているテンプレートを読込む。その初めに、ヘッダファイルを選択して読込む(1)。ヘッダファイル51とプロセスファイル52〜56とは、ファイルの拡張子を異ならせているので、ヘッダファイルの拡張子を持つファイルの一覧を表示して、所望のファイルを選択する。ヘッダファイルに記載されたトッププロセスの情報を用いて、プロセスファイルを選択して読む(2)。プロセスファイルに記載された接続情報を用いて、設計業務に必要な他のプロセスファイルを読込む。
ステップS4において、テンプレートの内容を表示する(1)。表示される画面61、62の一例を図6に示す。図4に示したものと同種の画面である。左側に表示したプロセスの順番は、ヘッダファイルとプロセスファイルに記載されたプロセスの接続情報を用いて、再構成されたものである。この表示画面の中で画面62は、「ナレッジ」の項をクリックしたときにその内容(「CAD操作マニュアル」)を詳細を示すようにしたものである。すなわち、左側画面と右側画面とを問わず、各部をクリックすることにより、その詳細内容が画面上に表示される。
ステップS5において、ステップS4に表示されたテンプレートの内容を実行する。ステップS4でテンプレートにおける各ステップの順番が再構成されて表示されているので、その作業内容を表示通りに実行する。ここでは、「設計業務」のプロセスを図3に示したステップ31〜36の順に実行する。その際、プロセス毎に定義されたツールを利用するとともに参照情報を随時表示する(図6参照)。なお、このテンプレートの実行中に新たに得られた情報等は、ナレッジとして登録する。
ステップS6において、作業を実施したテンプレートを保存する。このテンプレートは、作業前のテンプレートに記載された各プロセスを実行しているときに新たに得られたナレッジを含んでいるので、作業前のテンプレートは異なっていることが多い。そこで、新たなナレッジの登録やプロセスの追加、編集をしてから新規テンプレートとして保存する。保存の際には、ヘッダファイルとプロセスファイルを個々に作成して、データベース106に保存する。
本発明の他の実施例として、実行する作業、つまりテンプレートが複数ある場合について、以下に説明する。テンプレートは複数あるが、その実行内容に共通性がある場合である。図3に示した第1のテンプレート「設計業務」と、図7に示した第2のテンプレート「設計業務B」は、共通のプロセスを含んでいる。
第2のテンプレートは、手順11〜手順14の4個の手順を含んでいる。ステップ71の手順11において、プロセスは「形状の入力」であり、「CAD操作マニュアル」や「入力形状画面」参照しながらCADソフトを用いて、設計者は形状モデルの基本データを入力する。ステップ72の手順12では、「設計業務」テンプレートの手順3、5と同様に作成した形状モデルの強度を評価する。
強度評価して良好な結果が得られたので、作成した形状モデルについてステップ73の手順13において振動特性を評価する。振動解析ソフトを用いて、操作方法マニュアルや解析方法、振動評価方法を随時参照して振動特性を評価する。振動特性も良好であれば、ステップ74の手順14において、試作依頼書を作成し試作を担当部署に依頼する。
この「設計業務B」のテンプレートは、「設計業務」のテンプレートと「強度の検討」のプロセスが共通である。共通のプロセスについては、「設計業務」のテンプレートからコピーして、共通性を保持する。または、すでに登録されたプロセスを一覧表示して、その中から選択してコピーする。
図8に、設計業務Bに関連するヘッダファイル81とプロセスファイル82〜85を抜き出して示す。プロセスファイル82、84、85に記載のプロセスは、テンプレート「設計業務B」に固有のプロセスであるから、接続関係も「設計業務B」に限られる。一方、プロセスファイル83に記載の「強度の検討」プロセスは、「設計業務」テンプレートでも使用されるプロセスであり、「設計業務B」のテンプレートと「設計業務」のテンプレートの双方のプロセスが接続関係に記載されている。「設計業務B」の接続情報として、前プロセス「形状の入力」と後プロセス「振動の検討」が記載されている。
本実施例では、データベース106は、2個のヘッダファイル51、81と8個のプロセスファイル52、53、55、56、82〜84を格納している。ここでプロセスファイル83は、2種のテンプレート(「設計業務」「設計業務B」)で使用されるプロセスである。このプロセス「強度の検討」において、ナレッジを追加するなどの変更をしても、本発明によればテンプレート自体を編集しないで、2個のテンプレートのプロセス情報を最新のものに更新できる。
換言すれば、テンプレートは作業手順を示すものであるから、作業手順に変更がない限り、個々のプロセスの内容を変更すればその変更は全てのテンプレートに記載されたプロセスに自動的に反映され、設計者等の作業者がテンプレートを変更する必要がない。プロセスの手順が変更されるときのみ、設計者等はテンプレートを修正する。このように、本実施例によれば、ヘッダファイルとプロセスファイルを用いてプロセス管理しているので、プロセスの内容を変更しても、プロセスが参照しているテンプレートの情報を変更する必要がない。
本実施例では、ヘッダファイルとプロセスファイルを用いてプロセス管理をしているので、複数のテンプレートに記載された共通のプロセスを抽出し、抽出されたプロセスが記載されたテンプレート(関連テンプレート)を容易にテンプレート表示部104に表示できる。例えば「強度の検討」プロセスを共通プロセスとして抽出すると、プロセスファイル83に接続関係が記載されているので、この接続関係から2種のテンプレート「設計作業」、「設計作業B」が得られる。このテンプレートの相互関係を、図9に示す。
左列が「設計作業B」のテンプレートに記載されたプロセス71〜74であり、右列が「設計作業」のテンプレートに記載されたプロセス31〜36である。このような一覧表を参照することにより、他のテンプレートにおいて得られた情報や知見等のノウハウを新たなテンプレートに導入することができる。
上記各実施例で述べたように、1個のプロセスの出力結果は、他のプロセスの入力情報である。すなわち、テンプレート名と、そのテンプレートにおける直前のプロセスおよび直後のプロセスとの関係だけを用いて、プロセスの実行順番を定めている。そこで、異なるテンプレート間の実行順番をも、プロセスファイルに記載すれば、業務全体の流れをもを制御できる。
その例を、図10に示す。図10は、上記2種のテンプレート「設計業務」と「設計業務B」とを連続して実行する例である。「設計業務」の最後のプロセス「形状の決定」である手順6で形状を決定した後、「設計業務B」の手順11の「形状の入力」へと移行する場合である。
図5に示したプロセスファイル56は、図10のプロセスファイル110に置き換えられる。この場合、個々のテンプレートはタスクという形で認識されている。つまり、「設計業務」テンプレートは先行タスクであり、「設計業務B」テンプレートは後続タスクである。「設計業務」の前の作業はないものとしているので、先行タスク「なし」のテンプレート表示の後に、後続タスクとして「設計業務B」テンプレート中の「形状の入力」プロセスが記載されている。
同様に、図8に示したプロセスファイル82は、プロセスファイル111に置き換えられる。先行タスクとしてすでに「設計業務」テンプレートが実行されているので、「設計業務」の手順6「形状の決定」プロセスが先行タスク名として記載されている。一方、「設計業務B」テンプレートの後に他のテンプレートを実行することを想定していないので、後続タスクの欄は「なし」と記載されている。
このように、先行タスクと後続タスクをプロセスファイル中に記載したので、先行タスクと後続タスクの内容を変更しても、テンプレートにまで遡って内容を変更する必要がない。また、後続タスクで得られたナレッジ(情報)は先行タスクの結果に依存するので、接続情報だけ確実に把握すれば、後続タスクで得られたナレッジであっても、接続関係にある全てのプロセスに得られたナレッジを反映することができる。それとともに、複数のテンプレートにわたるプロセスの影響を表示できる。したがって、あるプロセスに影響を及ぼす他のプロセスの変更を、プロセスの相関とともに示すことができる。
なお本実施例では、テンプレート数を2としたが、2以上のテンプレートであってもよいことは言うまでもない。また、上記各実施例によれば、プロセスの実行手順をツリー構造で記載することもできる。その場合、プロセスの接続情報に親プロセスと子プロセスの関係情報を含ませればよい。さらに、プロセスの実行手順に分岐や繰り返しの情報を、プロセスの接続情報として含ませることもできる。
上記各実施例では、テンプレートの順番付けに、テンプレート名とプロセス名を用いているが、各プロセス単位およびテンプレート単位で付与したID番号等を用いてもよい。ID番号を用いると、異なるテンプレートに同一の名称を付したり、異なるプロセスに同一の名称を付すことが可能になる。また、各プロセスファイルを検索して、複数の接続情報が記載されているものを抽出すれば、共通して使用されるプロセスだけを表示することもできる。
さらに、各プロセスファイルのデータであるツールやナレッジだけのファイルを作成し、このツールやナレッジのファイルに参照される(使用される)テンプレート名を記載すれば、使用するテンプレートだけにツールやナレッジを容易に表示できる。なお、本設計作業支援システムをネットワーク接続すれば、ヘッダファイルやプロセスファイル、ナレッジなどのデータを分散した環境で利用できる。
本発明に係る設計業務支援装置の一実施例のブロック図である。 本発明に係る設計業務支援システムの動作手順を説明する図である。 本発明に係る設計業務を説明する図である。 本発明に係るテンプレート作成を説明する図である。 本発明に係る設計業務を説明する図である。 本発明に係る設計業務を説明する図である。。 本発明に係る設計業務を説明する図である。 本発明に係る設計業務を説明する図である。 本発明に係る設計業務を説明する図である。 本発明に係る設計業務を説明する図である。
符号の説明
100…設計業務支援装置、101…テンプレート作成部、102…テンプレート入出力部、103…テンプレート管理部、104…テンプレート表示部、105…テンプレート実行部、106…データベース、107…計算機。

Claims (2)

  1. 設計業務の手順である複数のプロセスを作成し、前記複数のプロセスの順番が記載されたテンプレートを作成するテンプレート作成部と、
    少なくとも、前記プロセスが実行される直前及び直後のプロセスとの接続関係と、前記プロセスで利用するツールと、が記載されたプロセスファイルが複数保存されたデータベースと、
    前記プロセスファイルを読み込むテンプレート入出力部と、
    前記テンプレートに記載された前記複数のプロセスを順番に実行させるとともに、前記読み込んだプロセスファイルに記載された接続関係に基づいて、前記ツールを実行させるテンプレート実行部とを備え、
    前記プロセスファイルには、複数の前記接続関係が記載されたことを特徴とする設計業務支援装置。
  2. 請求項1に記載の設計業務支援装置であって、
    少なくとも、前記テンプレートと、前記ツールとを画面に表示させるテンプレート表示部を備えたことを特徴とする設計業務支援装置。
JP2004061530A 2004-03-05 2004-03-05 設計業務支援装置 Expired - Fee Related JP4352941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004061530A JP4352941B2 (ja) 2004-03-05 2004-03-05 設計業務支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004061530A JP4352941B2 (ja) 2004-03-05 2004-03-05 設計業務支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005250919A JP2005250919A (ja) 2005-09-15
JP4352941B2 true JP4352941B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=35031335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004061530A Expired - Fee Related JP4352941B2 (ja) 2004-03-05 2004-03-05 設計業務支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4352941B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181232A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Hitachi Ltd 設計業務支援システム及び設計業務支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005250919A (ja) 2005-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4759580B2 (ja) プラント建設シミュレーションデータ作成方法及びそのシステム
US7313504B2 (en) Model management technology using grouping of features
US20180285517A1 (en) Cognitive system for computer aided design
JPH05205012A (ja) Cadデータ変更方法
KR102279061B1 (ko) 경량모델 기반의 해석모델 최적화방법
CN102177518B (zh) 实现有限元模型的方法和设备
JP5026925B2 (ja) 制御プログラム作成装置および制御プログラム作成方法
JP3985467B2 (ja) 設計支援システム、及び設計支援方法
JP4069701B2 (ja) 作業支援装置
JPH1139145A (ja) プログラム構築支援装置及び記憶媒体
JP4102137B2 (ja) 制御プログラム作成支援システム及びその支援方法
JP2003150650A (ja) 解析作業支援装置及び解析作業支援機能を実現するためのプログラム
Zahedi et al. Utilization of simulation tools in early design phases through adaptive detailing strategies
JP4352941B2 (ja) 設計業務支援装置
JP4902567B2 (ja) 作業手順書作成システム、及び、作業手順書作成プログラム
KR20060114289A (ko) Cae 해석 네비게이션 시스템 및 cae 해석 처리프로그램과 cae 해석 처리 프로그램을 기록한 기록 매체
US8990050B2 (en) Systems and methods of updating graphical objects
JP2003316829A (ja) 設計業務支援装置
JP4583260B2 (ja) 汎用計算機の操作手順作成装置、プログラム、及び記憶媒体
US11275871B2 (en) Systems and methods for modifying CAD files
JP4374008B2 (ja) 汎用解析システム
JP2004310317A (ja) 業務支援装置
JP2002169843A (ja) 設計支援システム
JP2010122786A (ja) 解析データ入力装置、cae装置、解析データ入力方法、及びプログラム
JPH06332909A (ja) 計画管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060123

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090420

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090720

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4352941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees