JPH06332909A - 計画管理システム - Google Patents

計画管理システム

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JPH06332909A
JPH06332909A JP12452493A JP12452493A JPH06332909A JP H06332909 A JPH06332909 A JP H06332909A JP 12452493 A JP12452493 A JP 12452493A JP 12452493 A JP12452493 A JP 12452493A JP H06332909 A JPH06332909 A JP H06332909A
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JP
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JP12452493A
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Yukio Takatani
幸夫 高谷
Masayoshi Hirata
正吉 衡田
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Original Assignee
IHI Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Abstract

(57)【要約】 【目的】 計画内容を容易かつ迅速に把握することがで
き、しかも現在の進捗状況を的確に把握することができ
る計画管理システムを提供する。 【構成】 プロジェクトを構成する各作業の実施計画を
ネットワーク形式で表したエンジニアリング・スケジュ
ール図D1を表示すると共に、現在の進捗状況を表す進
捗線PLを入力することにより、作業量をヒストグラム
によって表す山積図D2を、完了した作業の作業量を表
すブロックBAと、未完の作業の作業量を表すブロック
BB,BCとに、上下に分けて表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプラント建設
等のプロジェクト管理に用いて好適な計画管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラント建設など大規模なプ
ロジェクトの管理をコンピュータによって支援するシス
テムが知られている。この種のシステムは、例えば図7
に示すように、プロジェクトを構成する各作業A,B,
……を矢線a,b,……で表した計画図をコンピュータ
支援により作成し、これを用いてプロジェクトの進捗を
管理するものである。同図において、各矢線a,b,…
…の始点と終点は各々に対応する作業の開始予定時期と
完了予定時期とを表している。また、太線で表現された
矢線a,eは、既に完了した作業を表し、その他の矢線
b,c,dは未完の作業を表している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
た従来のシステムによる計画図では、各作業を単に矢線
で表示するのみであるため、先行する作業とこれに後続
する作業との関係等が分かり難く、計画内容を容易かつ
迅速に把握することができないという問題があった。ま
た、一行に複数の作業を表示できないため、計画図が広
大なものになるという問題もあった。さらに、各作業の
進捗度が作業量で表現されないため、現在の進捗状況を
的確に把握することができないという問題もあった。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、計画内容を容易かつ迅速に把握することがで
き、しかも現在の進捗状況を的確に把握することができ
る計画管理システムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、プロジェクトを遂行す
るための各作業について、各々の開始予定時期、完了予
定時期および作業量を入力する第1の入力手段と、先行
する作業とこれに後続する作業との関係を表すリレーシ
ョン情報を入力する第2の入力手段と、前記第1の入力
手段によって入力された各作業の開始予定時期および完
了予定時期と、前記第2の入力手段によって入力された
リレーション情報とに基づき、前記各作業の作業期間に
相当する線分を各作業の先後関係と共にネットワーク形
式で表したネットワーク図(一行に複数の作業をつなぐ
こともある)を表示する第1の表示手段と、前記第1の
入力手段によって入力された各作業の開始予定時期、完
了予定時期および作業量に基づき、所定の単位期間毎に
全ての作業について作業量を累算し、この累算結果をヒ
ストグラムとして表示する第2の表示手段とを具備する
ことを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の計画管理システムにおいて、現時点における各作業
に対する進捗状況を、前記ネットワーク図を構成する線
分と交差する進捗線によって入力する進捗状況入力手段
と、前記進捗線と各線分との位置関係に基づき、各作業
について完了しているか否かを識別する識別手段と、前
記識別手段による識別結果に基づき、前記第2の表示手
段によって表示されるヒストグラムを、さらに完了した
作業の作業量と未完の作業の作業量とに分類して表示す
る第3の表示手段とを具備することを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は請求項2記載の計画管理システムにおいて、前記各作
業を実施した結果得られる成果物の仕上がり状況に関す
るデータを各作業毎に記憶するデータ記憶手段と、前記
ネットワーク図の中から任意の線分を選択することによ
り、該線分に対応する作業を特定し、この作業に関する
成果物の仕上がり状況を、前記データ記憶手段により記
憶されたデータに基づいて表示する第4の表示手段とを
具備することを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1の入力手段
が、プロジェクトを遂行するための各作業について、各
々の開始予定時期、完了予定時期および作業量を入力
し、第2の入力手段が、先行する作業とこれに後続する
作業との関係を表すリレーション情報を入力する。そし
て、第1の表示手段が、前記第1の入力手段によって入
力された各作業の開始予定時期および完了予定時期と、
前記第2の入力手段によって入力されたリレーション情
報とに基づき、前記各作業の作業期間に相当する線分を
各作業の先後関係と共にネットワーク形式(一行に複数
の作業を表示することもある)で表したネットワーク図
を表示する。また、第2の表示手段が、前記第1の入力
手段によって入力された各作業の開始予定時期、完了予
定時期および作業量に基づき、所定の単位期間毎に全て
の作業について作業量を累算し、この累算結果をヒスト
グラムとして表示する。これにより、プロジェクトの計
画内容が、先行する作業とこれに後続する作業との関係
が分かり易いネットワーク形式で表示されると共に、各
作業の作業量が視覚的に分かり易いかたちで表現され
る。
【0009】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明による作用に加え、進捗状況入力手段
が、現時点における各作業に対する進捗状況を、ネット
ワーク図を構成する線分と交差する進捗線によって入力
し、識別手段が、前記進捗線と各線分との位置関係に基
づき、各作業について完了しているか否かを識別し、第
3の表示手段が、前記識別手段による識別結果に基づ
き、前記第2の表示手段によって表示されるヒストグラ
ムを、さらに完了した作業の作業量と未完の作業の作業
量とに分類して表示する。これにより、現在のプロジェ
クトの進捗度を作業量の消化の度合いによって視覚的に
把握することができる。
【0010】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1又は請求項2記載の発明による作用に加え、データ
記憶手段が、前記各作業を実施した結果得られる成果物
の仕上がり状況に関するデータを各作業毎に記憶し、第
4の表示手段が、ネットワーク図の中から任意の線分を
選択することにより、該線分に対応する作業を特定し、
この作業に関する成果物の仕上がり状況を、前記データ
記憶手段により記憶されたデータに基づいて表示する。
これにより、プロジェクトの計画内容と共に各作業につ
いて成果物の仕上がり状況を把握することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例による計画
管理システムのハードウェア構成を示すブロック図であ
る。この図において、1はCPU(中央処理装置)であ
り、バス7を介し接続されるシステム各部を制御する。
このCPU1の動作の詳細については後述する。2はC
PU1のワークエリアとして用いられるメモリであり、
各種レジスタ値や演算結果等が一時記憶される。3はハ
ードディスクであり、CPU1が実行する各種制御プロ
グラムや計画管理表(後述する)に関するデータ等が格
納される。
【0012】また、4はディスプレイであり、後述する
各処理を選択するメニュー画面や計画管理表の作成画面
およびその参照画面等が表示される。ここで、計画管理
表は、図2に示すように、エンジニアリング・スケジュ
ール(以下、ESと略す)図D1と山積図D2とで表さ
れる。ES図D1は、所定のプロジェクトを遂行するた
めの各作業の実施計画をネットワーク形式で図示したも
のである。このES図D1では、各作業がタイムスケー
ルに並行な線分L0,L1,……で表現され、その始点
SPは作業の開始予定期日を表し、その終点EPは作業
の完了予定期日を表している。したがって、各線分の長
さがすなわちそれぞれの作業の作業期間となっている。
【0013】また、例えば線分L2と線分L3の関係の
ように、互いに期間が重複している線分は、これらが同
時に並行して行われる作業であることを示している。ま
た、線分L4と線分L2あるいは線分L4と線分L3の
関係のように、ある線分の終点と他の線分の始点とが細
線(以下、リレーションと称する)Rによって結ばれて
いる場合には、前者の線分に対応する作業が完了した後
に後者の線分に対応する作業が開始されることを示して
いる。
【0014】さらに、線分L0と線分L1との関係のよ
うに、ある線分の終点と他の線分の始点とが破線(以
下、スラックと称する)Sによって結ばれている場合に
は、先行する作業と後続する作業との間に空き期間があ
ることを示している。また、例えば線分L5のように2
重線で表現された線分は、重要度の高い作業であること
を示している。このように、ES図D1では、各作業を
表す線分がネットワーク形式で表現される。なお、この
ES図D1は、後述するES図作成処理において操作者
との対話形式により作成される。
【0015】一方、山積図D2は、後述する山積図作成
処理において、上記ES図D1に関するデータと各作業
の作業量の入力値とに基づいて演算により自動的に作成
される。この山積図D2は、横軸をES図D1と共通の
タイムスケールとし、縦軸を1日当たりの作業量(単位
は、例として「人」、「時間」、「台数」等)とするヒ
ストグラムである。例えば、線分L0に対応する作業の
作業量はブロックB0のように表され、この作業期間で
は、1日あたり1人分の作業に相当する作業量で作業が
行われることになる。
【0016】また、例えば線分L2,L3,……のよう
に、複数の作業が同時に並行して行われる場合には、こ
れら各作業の1日当たりの作業量が合計されてブロック
B1のように表され、この作業期間では、1日当たり4
人分の作業に相当する作業量で作業が行われることにな
る。このように、山積図D2では、上記ES図D1に表
された作業の作業量がヒストグラムにより表現される。
【0017】さて、再び図1に戻って、ハードウェア構
成を説明する。同図において、5はキーボードであり、
各作業の作業量を表す数値データなど各種データの入力
操作が行われる。6はマウスであり、ディスプレイ4に
表示されるメニューの選択操作や上記計画管理表の作成
時における各種入力操作が行われる。
【0018】次に、この計画管理システムの動作につい
て説明する。まず、このシステムに電源が投入される
と、CPU1は、所定の制御プログラムをハードディス
ク3からロードし、これを起動する。これにより、操作
者に処理の選択を促す所定のメニュー画面を表示し、選
択されたメニューに対応する処理を実行する。以下、図
3に示すフローチャートのステップS1〜S5に沿っ
て、CPU1による各処理内容を説明する。
【0019】(1)ES図作成処理 まず、ES図作成処理が選択されると、CPU1はステ
ップS1に処理を進める。ステップS1では、ES図の
作成画面を表示し、操作者との対話形式によってES図
を作成する。この作成画面では、まず、図2に示した計
画管理表からES図D1と山積図D2とを除いたいわゆ
る白紙の計画管理表が表示される。
【0020】そして、周知のCAD(Computer Aided D
esign)の機能による作画操作と同様に、操作者が入力
すべき作業の開始予定期日と完了予定期日に対応するタ
イムスケールの位置をマウス6によって指示すると、指
示された2点をそれぞれ始点、終点とする線分が表示さ
れる。この線分の入力に伴って、開始予定期日、完了予
定期日および作業期間のデータが生成される。これらの
データは、このとき操作者によって入力される作業名等
のデータと共に互いに関連づけてメモリ2に記憶され
る。また、作業名は該当する線分の上に表示される。こ
うして、操作者によるマウス6を用いた指示操作に応じ
て、各作業に対応する線分と作業名(図示略)とが順次
表示されると共に、それぞれに関連するデータが次順メ
モリ2に記憶される。
【0021】また、作業の先後関係を示すリレーション
Rは、操作者が所定のコマンドの実行を指示し、さらに
連結すべき2つの線分の終点と始点とを指定することに
よって入力される。このリレーションRの入力によっ
て、作業間の先後関係が定義される。また、空白期間を
示すスラックSについても、リレーションRと同様の操
作によって入力される。なお、こうしたES図の作成に
際しては、図形の移動、複写、削除、拡大・縮小などC
ADの一般的な機能を用いて適宜修正を行うことができ
る。特に、作業期間を表す線分の長さと作業名の文字列
の長さとの関係において、文字列の長さが線分の長さよ
り長くなる場合、文字列が線分の長さ以内に収まるよう
に、文字列を2行あるいはそれ以上の行数に改行して表
示させる。そして、この場合、作業期間を延長して線分
を長くすれば、文字列を配列可能な領域が広くなるの
で、自動的に、文字列の長さが線分の長さに収まる範囲
内で作業名の文字列の行数を減らし、より線分に近い位
置に文字列を表示させるようにする。
【0022】(2)山積図作成処理 次に、山積図作成処理が選択されると、CPU1はステ
ップS2に処理を進める。ステップS2では、上記ステ
ップS1で作成したES図に対応する山積図を演算によ
って作成する。すなわち、ES図を構成する各線分に対
応する作業の作業量を日毎に累算し、各日について作業
量の合計値を算出する。そして、この算出結果に基づ
き、図2に示したような山積図を作成する。また、作業
量の累算に際しては、休日等が考慮されるが、こうした
情報を有するカレンダを予め設定するものとする。
【0023】(3)計画変更処理 次に、計画変更処理が選択されると、CPU1はステッ
プS3に処理を進める。ステップS3では、上記ステッ
プS1,S2で作成した計画管理表を変更する必要があ
る場合に、変更すべき計画管理表を再びディスプレイ4
に表示し、操作者との対話形式によって変更処理を行
う。ここで操作者による編集操作の対象となるのはES
図のみであり、山積図は、ES図の変更結果に基づいて
CPU1が再度演算することによって自動的に変更され
る。
【0024】ES図の変更は、上記ステップS1の作成
処理と同様、CADの一般的な機能を用いて行うことが
できる。例えば、ある作業の作業期間を延長したい場合
には、その作業に対応する線分をCADの拡大機能を用
いて延長することにより、作業期間のデータをも延長す
ることができる。
【0025】また、リレーションRによって互いに関連
づけられた線分(作業)を編集する場合には、連結関係
が維持されたまま変更処理がなされる。例えば、図4
(a)に示すようなリレーションR1,R2によって互
いに連結された線分L10,12において、線分L10
(作業名「ABC」)の開示予定期日を所定期間遅らせ
る場合、線分L10を移動指示するのみで、図4(b)
に示すように、リレーションR1,R2が線分L10,
L12との連結を維持したまま線分L10の新しい位置
に対応して変形する。また、このとき作業名「ABC」
も線分L10の新しい位置に対応して移動する。
【0026】また、例えば図4(a)に示した状態か
ら、線分L12(作業名「DEF」)の開示予定期日を
所定期間遅らせる場合、線分L12を移動指示するのみ
で、図4(c)に示すように、リレーションR3,R4
が自動的に生成され、線分L11,L13との連結関係
が維持されたまま線分L12が新しい位置に移動する。
また、このとき作業名「DEF」も線分L12の新しい
位置に対応して移動する。
【0027】こうして、ES図が画面上で変更される
と、メモリ2内のデータがこれに対応して更新されると
共に、変更後のES図に対応する山積図が再作成されて
ディスプレイ4に表示される。
【0028】(4)進捗管理処理 次に、進捗管理処理が選択されると、CPU1はステッ
プS4に処理を進める。ステップS4では、まず、操作
者が、例えば図5に示すような進捗線PLをマウス6を
操作して描くことより、現在の進捗状況を入力する。こ
れにより、CPU1は、進捗線PLの左側に終点が位置
する線分を既に完了した作業として認識し、これらの線
分の線種を全て太線(図示F)に変更する。
【0029】また、進捗線PLと交差している線分は現
在仕掛かり中の作業として認識される。なお、これらの
線分と進捗線PLとの交点は、それぞれの作業の進捗度
に応じて操作者が進捗線PLの入力時に指定する。さら
に、進捗線PLの右側に始点が位置する線分は、未だ開
始されていない未完の作業として認識される。
【0030】こうして、現在の進捗状況を表す進捗線P
Lが入力されると、CPU1はこの進捗線PLに応じて
作業の消化状況を表す山積図D2を作成する。すなわ
ち、既に完了され100%消化された作業(太線の線分
に対応する作業)の作業量を表すブロックBAを横軸X
の下側に表示し、現在仕掛かり中の作業を含む未完の作
業の作業量を表すブロックBB,BCを横軸Xの上側に
表示する。
【0031】また、現在の日付(図では1993年11
月15日)を示す日付線PL´が山積図D2に併せて表
示される。これにより、日付線PL´より左側にあるブ
ロックBBが、計画では完了すべきものが未だ完了して
いない作業の作業量であり、日付線PL´より右側にあ
るブロックBCが、計画においてこれから消化すべき未
完の作業の作業量であることが示される。
【0032】このような山積図D2が表示されることに
より、操作者は現在のプロジェクトの進捗度を作業量の
消化の度合いによって視覚的に把握することができるの
で、進捗状況に応じて的確に対処することが可能とな
る。
【0033】(5)成果物管理処理 次に、成果物管理処理が選択されると、CPU1はステ
ップS5に処理を進める。ステップS5では、各作業を
実施した結果得られる成果物(書類、図面、コンピュー
タプログラム、その他生産物等)の仕上がり状況を確認
するための処理を行う。
【0034】例えば、図6に示すように、操作者が仕上
がり状況を確認すべき作業に対応する線分の終点の位置
Cをマウス6によって指示すると、その作業に関する成
果物の仕上がり状況を示すウィンドウWが表示される。
このウィンドウWには、当該作業で作成すべき各成果物
の名称、完了予定日、完了日等が表示される(ただし、
未完のものについて完了日は表示されない)。これによ
り、操作者は、各作業について成果物の仕上がり状況を
確認することができる。
【0035】また、ウィンドウWに表示されるデータ
は、例えばこの計画管理システムとのインタフェースを
有している別システムが管理するデータベースとしてハ
ードディスク3に格納される。したがって、データベー
スの更新は、原則としてこの別システム側で行われる
が、この計画管理システムにおいてウィンドウWを表示
した際にデータの更新を行うようにすることも可能であ
る。この場合、成果物の完了予定日がその作業の完了予
定期日と同一かもしくはそれ以前でなければ更新できな
いよう設定することも可能である。
【0036】上述したように、このシステムに電源が投
入されている間、操作者がメニュー画面において所望の
処理を選択すれば、この選択に応じて既述した処理が行
われる。
【0037】なお、この実施例では、ES図作成時にお
いて、操作者が各作業に対応する線分を入力することに
より、開始予定期日、完了予定期日および作業期間のデ
ータを生成するようにしたが、これに限らず、例えば開
始予定期日と完了予定期日を表すデータをキーボード5
から入力することによって線分が表示されるようにして
もよい。
【0038】また、この実施例のように、計画管理表を
ディスプレイ4に表示するのみでなく、プリンタをバス
7に接続した構成とし、プリンタによって計画管理表を
出力するようにしてもよい。
【0039】さらに、この実施例では、成果物管理処理
において、ウィンドウWに表示されるデータを別システ
ムが管理するデータベースにより保持するように構成し
たが、これに限らず、上記データを計画管理システム内
のデータベースにより保持するよう構成してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、プロジェクトの計画内容が、先行する作業とこれに
後続する作業との関係が分かり易いネットワーク形式で
表示されると共に、各作業の作業量が視覚的に分かり易
いかたちで表現されるので、計画内容を迅速かつ容易に
把握することができる。また、現在のプロジェクトの進
捗度を作業量の消化の度合いによって視覚的に把握する
ことができるので、進捗管理を的確に行うことができ
る。また、プロジェクトの計画内容と共に、各作業につ
いて成果物の仕上がり状況を把握することができるの
で、プロジェクトに関するきめ細かな成果物管理を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による計画管理システムの
ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】同実施例において作成される計画管理表の一例
を示す図である。
【図3】同実施例による計画管理システムの動作を説明
するフローチャートである。
【図4】同実施例におけるES図の変更例を示す図であ
り、(a)は変更前の状態を、(b),(c)は変更後
の状態をそれぞれ示している。
【図5】同実施例において進捗表示を行った計画管理表
の一例を示す図である。
【図6】同実施例における成果物の仕上がり状況の表示
例を示す図である。
【図7】従来のシステムによって作成される計画図を示
す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 ハードディスク 4 ディスプレイ 5 キーボード 6 マウス 7 バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロジェクトを遂行するための各作業に
    ついて、各々の開始予定時期、完了予定時期および作業
    量を入力する第1の入力手段と、 先行する作業とこれに後続する作業との関係を表すリレ
    ーション情報を入力する第2の入力手段と、 前記第1の入力手段によって入力された各作業の開始予
    定時期および完了予定時期と、前記第2の入力手段によ
    って入力されたリレーション情報とに基づき、前記各作
    業の作業期間に相当する線分を各作業の先後関係と共に
    ネットワーク形式で表したネットワーク図を表示する第
    1の表示手段と、 前記第1の入力手段によって入力された各作業の開始予
    定時期、完了予定時期および作業量に基づき、所定の単
    位期間毎に全ての作業について作業量を累算し、この累
    算結果をヒストグラムとして表示する第2の表示手段と
    を具備することを特徴とする計画管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の計画管理システムにおい
    て、 現時点における各作業に対する進捗状況を、前記ネット
    ワーク図を構成する線分と交差する進捗線によって入力
    する進捗状況入力手段と、 前記進捗線と各線分との位置関係に基づき、各作業につ
    いて完了しているか否かを識別する識別手段と、 前記識別手段による識別結果に基づき、前記第2の表示
    手段によって表示されるヒストグラムを、さらに完了し
    た作業の作業量と未完の作業の作業量とに分類して表示
    する第3の表示手段とを具備することを特徴とする計画
    管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の計画管理シ
    ステムにおいて、 前記各作業を実施した結果得られる成果物の仕上がり状
    況に関するデータを各作業毎に記憶するデータ記憶手段
    と、 前記ネットワーク図の中から任意の線分を選択すること
    により、該線分に対応する作業を特定し、この作業に関
    する成果物の仕上がり状況を、前記データ記憶手段によ
    り記憶されたデータに基づいて表示する第4の表示手段
    とを具備することを特徴とする計画管理システム。
JP12452493A 1993-05-26 1993-05-26 計画管理システム Withdrawn JPH06332909A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN111192342A (zh) * 2020-01-08 2020-05-22 思创数码科技股份有限公司 项目群管理拓扑图生成方法、装置、设备及存储介质

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