JP2665390B2 - ガントチャートと資源推移グラフの表示方式 - Google Patents

ガントチャートと資源推移グラフの表示方式

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JP2665390B2 JP20963090A JP20963090A JP2665390B2 JP 2665390 B2 JP2665390 B2 JP 2665390B2 JP 20963090 A JP20963090 A JP 20963090A JP 20963090 A JP20963090 A JP 20963090A JP 2665390 B2 JP2665390 B2 JP 2665390B2
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【発明の詳細な説明】 [概要] CRTディスプレイ上での編集により作成されたガント
チャートに対応した資源推移グラフを表示するガントチ
ャートと資源推移グラフの表示方式に関し、 ガントチャートの編集作業に伴う資源推移グラフの修
正表示を簡単にして処理負担を軽減することを目的と
し、 現在、画面表示されて編集処理が行われている1画面
分のガントチャートデータから資源推移グラフを作成し
て表示し、グラフデータの記憶保持を一切不要とするよ
うに構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、CRTディスプレイ上でガントチャートを編
集する際に対応する資源推移グラフを作成して表示する
ガントチャートと資源推移グラフを表示方式に関する。
Henry L.Ganttが考案した生産管理の手法としてガン
トチャートが知られており、ガントチャートでは横軸に
日付目盛をとり、例えばある生産機械の稼働計画を示す
ようにしている。
近年、ガントチャートをコンピュータの支援により作
成する生産計画作成システムの実用化が図られており、
この生産計画システムでは作成したガントチャートと同
時に生産量や原料使用量等の時間的変化を示す資源推移
グラフを作成して同時に表示している。コンピュータに
より作成されたガントチャートは通常、専門のオペーレ
ータによる修正を加えて完全なものとしてから実際の生
産ラインに使用している。このためCRTディスプレイ上
でガントチャートの修正を行う際には、ガントチャート
の修正内容に対応して資源推移グラフの修正処理も行わ
なければならない。しかし、最終的なガントチャートを
完成するまでには多くの修正作業を行うこととなり、修
正のたびに修正位置から終了日までの資源推移グラフを
修正することは煩雑であり、処理負担が大きく、より簡
潔なガントチャートの修正に伴う資源推移グラフの修正
が望まれる。
[従来の技術] 第15図は従来方式の説明図である。
第15図において、10はキーボードやマウス等を使用し
たガントチャート操作部であり、ガントチャート操作部
10の指示によりガントチャートの修正時には既にコンピ
ュータにより作成されてグラフィック格納部14に格納し
ているガントチャートの中の1画面分の領域を読出して
ガントチャート編集処理部16のワークメモリに格納し、
また表示データ格納部18にも格納してCRTコントローラ2
4によりCRTディスプレイ10にガントチャートを表示させ
る。同時に、ガントチャート操作部10から資源推移グラ
フ作成部26にも指示が与えられ、グラフィックデータ格
納部14から作成済みの現在表示中のガントチャートに対
応した1画面分の資源推移グラフを読出して資源推移グ
ラフ作成部26内のワークメモリに格納し、また表示デー
タ格納部28にも格納してCRTコントローラ24によりCRTデ
ィスプレイ10に表示させている。
このようなガントチャート及び資源推移グラフの表示
状態で、ガントチャートを修正する編集処理を行った場
合には、修正したガントチャートの部分に対応した資源
推移グラフにも修正を加えるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このような従来の表示方式にあっては、画
面上でのガントチャートの修正処理に対し画面に表示さ
れていない部分も常に管理する必要がある。そこで、資
源推移グラフについてもガントチャートと同様に画面に
表示していない部分も常に管理するようにしている。
しかし、資源推移グラフを画面で見えない部分を含め
て全体として管理した場合には、ガントチャートデータ
を修正する都度、資源推移グラフの表示データも並行し
て修正する必要があり、しかも資源推移グラフの表示デ
ータは資源量も管理しているため、データの途中を修正
するとデータの末尾まで修正しなければならず、試行錯
誤的に繰り返し行われるガントチャートの修正処理毎に
資源推移グラフを見えない部分の修正処理も必要とし、
処理が煩雑で処理負担も増加し、しかも修正した結果が
必ずしも最終結果とならないことから無駄なグラフ修正
を繰り返す問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、ガントチャートの編集作業に伴う資源推移グラ
フの修正表示を簡単にして処理負担を軽減するガントチ
ャートと資源推移グラフの表示方式を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、編集処理により作成されたガントチャ
ート100を資源推移グラフ200と共にCRT表示部10に表示
するガントチャートと資源推移グラフの表示方式を対象
とする。
このようなガントチャートと資源推移グラフの表示方
式として本発明にあっては、 ガントチャート100の編集指示を行うガントチャート
操作部12と; ガントチャート操作部12の指示に従ってデータ格納部
14から取出した1画面領域分のガントチャートデータに
基づきガントチャートの編集を実行するガントチャート
編集処理部16と; ガントチャート編集処理部16で処理された1画面分の
ガントチャートを表示データとして格納して前記CRT表
示部10に表示させる表示データ格納部18と; 表示データ格納部18の1画面分のガントチャート表示
データに基づいて資源推移グラフを作成して前記CRT表
示部10に表示させる資源推移グラフ生成部20と; を備えたことを特徴とする。
ここでガントチャート操作部12は、ガントチャートの
新規割当、削除、移動、隙間調整又は追加を指示する。
またガントチャート操作部12は、マウスの操作による
CRT画面上でのカーソル移動によりガントチャートの新
規割当、削除、移動、隙間調整又は追加を指示する。
次にガントチャート編集処理部16は、ガントチャート
操作部12からの指示に基づきガントチャートの新規割
当、削除、移動、隙間調整又は追加の各編集処理を実行
する。
更に資源推移グラフ生成部20は、ガントチャート編集
処理部16によるガントチャートの新規割当、削除、移
動、隙間調整又は追加を実行された際に、実行後の前記
表示データ格納部18の1画面分のガントチャートに基づ
いて資源推移グラフを作成する。
次にガントチャート編集処理部16による具体的な処理
内容を説明する。
まずガントチャート編集処理部16は新規割当指示を受
けた際には、割当が済んでいないガントチャート構成デ
ータを格納したプールメモリ部22の内容を表示し、プー
ルメモリ部22内の指示された未割当データをガントチャ
ートの指定位置に割当てる。
またガントチャート編集処理部16は削除指示を受けた
際には、削除したガントチャート構成データをプールメ
モリ部22に格納して再利用を可能とする。
更にガントチャート編集処理部16は、隙間調整指示に
際し「シフトモード」を指定した時には、隙間の拡大及
び縮小に後方に位置するガントチャートの隙間を維持し
たまま拡大及び縮小によって生じた移動分だけシフトさ
せる。
またガントチャート編集処理部16は、隙間調整指示に
際し「玉突きモード」を指定した時には、隙間の拡大の
みを許容し、隙間の拡大により後方に位置するガントチ
ャートの隙間を詰め、隙間がなくなってぶつかった場合
には残りの隙間分だけ後方に移動して拡大隙間分を吸収
するまで順次玉突シフトさせる。
[作用] この構成を備えた本発明のガントチャートと資源推移
グラフの表示方式によれば、現在表示中のガントチャー
トから資源推移グラフデータが生成されて表示されるた
め、資源推移グラフの表示データをガントデータのよう
にメモリに記憶保持する必要がなく、メモリ容量に低減
とプログラムの簡略化による処理負担の軽減を図ること
ができる。
また編集作業に伴い画面上でガントチャートの割当、
削除、移動、隙間調整又は追加により修正が行われる
と、修正後のガントデータから作成された資源推移グラ
フの表示データによりグラフのリアルタイム表示が行わ
れを、グラフデータを記憶保持していなくとも違和感な
く編集作業を行うことができる。
[実施例] 第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第2図において、30はCPUであり、プログラム制御に
よりガントチャート編集処理部16及び資源推移グラフ生
成部20としての制御機能を備える。CPU30からの内部バ
ス50に対しては本発明のガントチャート編集処理及び資
源推移グラフ生成処理を含む生産管理システムの実行に
使用するプログラムを格納したプログラムメモリ32(RO
M)と、プログラムの実行に必要な各種のデータを格納
するデータメモリ34(RAM)が設けられる。本発明にお
いてデータメモリ34にはガントチャートから資源推移グ
ラフを作成するため、例えばガントチャートで示された
設備あるいは生産機械の単位時間当りの生産量、あるい
は原料使用量が演算パラメータとして予め格納されてい
る。
また内部バス50に対してはCRTディスプレイ10の画面
上でカーソルを移動して編集作業を行なうためのマウス
36が入力インタフェース38を介して接続され、更にキー
ボード40、プリンタ42、ハードコピー44を接続してい
る。
CRTディスプレイ10はCRTコントローラ24により表示制
御され、CRTコントローラ24はフレームメモリ18に格納
された表示データを読出して表示する。フレームメモリ
18には最終的にCRTディスプレイ10の画面上に表示する
1画面分の表示データが格納され、編集作業の際には1
画面分のガントチャート及び対応する資源推移グラフの
表示データが格納される。
また内部バス50に対してはグラフィックメモリ14、プ
ールメモリ22及びワークメモリ46が設けられる。
グラフィックメモリ14は全体メモリとしての機能をも
ち、横軸を日数で表わしたガントチャート全体のデータ
のみを格納している。このためCRTディスプレイ10の画
面にはグラフィックメモリ14の中のフレームメモリ18に
対応したサイズの領域のみが表示され、表示領域を移動
することでスクロール表示を行なうことになる。
プールメモリ22はガントチャートの新規割当てに使用
する未割当のジョブデータが格納され、また削除処理を
行なうと削除されたガントチャートのジョブデータが消
去されずにプールメモリ22に格納されて再利用を可能と
する。更にワークメモリ46はフレームメモリ18に格納さ
れて現在、CRTディスプレイ10に表示されている画面の
データが格納され、このワークメモリ46に格納されたガ
ントチャートデータを対象としてCPU30は編集処理及び
資源推移グラフの生成処理を実行し、処理結果がフレー
ムメモリ18に転送されてCRTディスプレイ10に表示さ
れ、且つスクロールにより画面から消えた分については
ワークメモリ46からグラフィックメモリ14に転送して全
体データとして保存する。勿論、全ての編集処理を終了
した際にもワークメモリ46に残っている編集済みのガン
トチャートデータはグラフィックメモリ14に転送され
て、転送部分を更新して保存されるようになる。
第3図は第2図の実施例におけるCPU30に設けた資源
推移グラフ生成部20によるガントチャートに基づく資源
推移グラフの生成処理を示した処理フロー図である。
第3図において、まずステップS1で現在表示中の領域
を求め、次のS2で表示領域の中のガントチャートに基づ
いてグラフデータを作成し、S3で資源推移グラフを表示
する。この第3図の表示処理フローは一定周期で行なわ
れるが、ガントチャート編集処理の実行完了等に行なう
ようにしても良い。
第4図は第2図の実施例でCRTディスプレイ10に表示
されるガントチャート編集画面の一例を示した説明図で
ある。
第4図において、編集画面には横軸に90年6月の1日
から7日までの1週間の日程が示され、調合工程として
第1系列から第3系列の3つについて、例えば図示のよ
うなガントチャートが予め作成され、このガントチャー
トがグラフィックメモリ14からフレームメモリ18に転送
され図示にように表示されている。
第4図に示すガントチャートに対しては第1系列から
第3系列における各生産設備の単位時間当りの原料消費
量が予めデータメモリ34に格納されていることから、こ
の単位時間当りの原料消費量を使用することで第5図の
画面下側に示すX,Yの2種の原料使用量に関する資源推
移グラフが作成表示される。
第5図に示す資源推移グラフ200−1,200−2におい
て、一定の傾きで減少している部分が生産に伴う原料の
減少変化を示しており、ステップ的に立上っている部分
は原料補給を行なったことを示している。また設備が停
止すると資源推移グラフ200−2の右側に示すように原
料消費量は一定となる。
第6図は第2図の実施例で使用するガントチャートデ
ータの構成図であり、前データへのポインタ(prio
r)、後データへのポインタ(next)、作業開始時刻(s
tatim)、作業終了時刻(endtim)、更に第4,5図でA1,A
2等で示す作業名(ジョブ)で1データを構成してい
る。
また第7図は第2図の実施例における資源推移グラフ
表示用データの構成図であり、第5図の資源推移グラフ
200−1,200−2において、直線部分を1つのベクトルデ
ータとして取扱っており、このベクトルデータを第7図
のデータ構成で表わしている。即ち資源推移グラフ表示
用のデータは、前データへのポインタ(prior)、後デ
ータへのポインタ(next)、インタバルの開始時刻(st
atim)、インタバルの終了時刻(endtim)、開始時刻の
資源量(staval)及び終了時刻の資源量(endval)で構
成される。
第4図に示した編集画面のガントチャートはマウス36
を使用した編集作業により実際の生産ラインに適合でき
る形に専門のオペレータが修正する編集処理を受ける。
このガントチャートの編集処理は本発明の実施例にあ
っては、新規割当、削除、移動、隙間調整、追加、UNDO
の6種類となり、UNDOを除く割当、削除、移動、隙間調
整及び追加の5つの編集作業におけるガントチャートの
修正に伴い、修正されたガントチャートに対応した資源
繊維グラフの生成表示が同時に行なわれることになる。
従って、ガントチャートの修正に伴う資源推移グラフの
修正は、現在画面に表示されている資源推移グラフの部
分についてのみであり、画面に表示されていないグラフ
ィックメモリ14に格納されたガントチャートからはグラ
フデータを作成していないため修正は不要であり、CPU3
2の処理負担は大幅に低減され、修正に要する処理量を
本来の編集作業に振り分けることができる。
次にCPU30のガントチャート修正処理部20により行な
われる割当、削除、移動、隙間調整、追加の各編集処理
を詳細に説明する。
[割当処理] 本発明の割当処理はガントチャート上にまだ割当られ
てないプールメモリ22内の未割当のジョブをガントチャ
ートの任意の位置に割当る処理となる。この割当処理の
オペレーションに伴う画面変化は第8A〜8E図に順次示さ
れる。
まず第8A図に示す編集メニューの選択メニューを表示
したウィンドウ52の中の割当に対しマウスにより矢印で
示すカーソル54をセットしマウスのクリック動作を行な
うと編集メニューの中の割当が選択され、第8B図に示す
画面に切替わる。第8B図の画面にあっては、「割当ジョ
ブの選択」として割当るジョブの一覧表が示され、例え
ばカーソル54に示すようにオーダNo.「S002」を指定し
たとする。このオーダ「S002」は最終生産物がA1、生産
物がA1、生産量が1700、納期が1990年6月2日15時とな
る内容を持つ。
このような割当ジョブの選択が終了すると第8C図の画
面に切替わり、割当場所を指定する。今、カーソル54に
示すように第1系列6月5日のジョブA1の後に割当を行
なったとすると、第8D図の画面に切替わり、カーソル54
による割当位置の時刻確認「1990年6月5日17時」が行
なわれる。割当時刻の確認ができたならばカーソル54を
実行の四角枠に移動してクリック操作を行なうと、第8E
図に示すように第1系列の5日15時を開始位置とした新
たな割当ジョブA1が加えられる。
第9図は第2図の実施例におけるワークメモリ46とプ
ールメモリ22の間のやり取りを示したもので、第8A〜8E
図に示した割当処理についてはプールメモリ22の未割当
データがワークメモリ46に与えられて新規割当が行なわ
れ、次に説明する削除の際にはワークメモリ46から削除
されたデータがプールメモリ22に戻されるようになる。
[削除処理] 削除処理はガントチャート上の任意のジョブをガント
チャート上から取去る処理となる。削除されたジョブは
第9図に示したようにプールメモリ22に戻され、新たな
割当対象のジョブとなる。但し、削除処理にあっては、
削除後の前後にあったジョブの切替えが不可能になるよ
うなジョブの削除は禁止される。
第10A〜10D図は削除処理の画面推移を順番に示してい
る。
まず第10A図に示す画面に表示されたウィンドウ52の
中に削除にカーソル54を移動してマウスクリックを行な
うと、第10B図の画面に切替わり、削除するジョブを指
定する。例えばカーソル54により第1系列の中の6月5
日から6月2日のジョブA1を削除対象とする。このよう
にして削除対象となるジョブを選択すると、第10C図の
画面に切替わり削除対象となるジョブが白黒反転し、同
時に削除するジョブの内容が表示される。この削除内容
の中の削除項目にカーソルを移動して削除処理を実行す
ると第10D図に示すようにカーソル54で示す位置となっ
たジョブA1が削除され、削除されたジョブA1はプールメ
モリ22に戻される。
[移動処理] 移動処理はガントチャート上の任意のジョブを任意の
位置に配置し直す処理となる。但し、移動後その前後に
あったジョブの切替えが不可能になるようなジョブを移
動することはできない。また移動しようとするジョブの
生産物の生産が不可能なジョブの後に移動することはで
きない。
第11A図〜11E図は移動処理の画面推移を順番に示して
いる。
まず第11A図に示す画面のウィンドウ52内の「移動」
にカーソル54をセットしてマウスクリックを行なうと、
第11B図の画面に切替わる。第11B図にあっては、移動対
象となるジョブをカーソル54により指定すると、図示の
ようにジョブA1が白黒反転した表示となる。続いて第11
C図の画面に切替わり移動先の位置をカーソル54により
指定する。移動先の位置を指定すると、第11D図に切替
わって移動先の時刻確認「1990年6月5月22時」が表示
され、確認できれば実行をカーソルクリックすることで
第11E図に進みカーソル54で示す位置にジョプA1を移動
することができる。
[隙間調整処理] 隙間調整処理はガントチャート上の同一着目資源、即
ち同一系列に対し配置されている2つのジョブの間隔を
狭めたり広げたりする処理であり、この隙間調整処理は
間隔を変更する2つのジョブの指定と、間隔の変更を示
す位置の指定によって行なうが、本発明にあっては隙間
を広げる場合の隙間調整につき、 シフトモード 玉突きモード の2つのモードを持ち、いずれか一方のモードを選択し
て隙間調整を行なう。一方、隙間を狭める隙間調整につ
いてはシフトモードのみとなる。
第12A〜12G図は隙間調整処理の画面推移を順番に示し
ている。
まず第12A図に示す画面に表示されたウィンドウ52の
中の「隙間調整」をカーソル54により選択してマウスク
リックを行なうと、第12B図の画面に切替わる。第12B図
の画面では変更する一方のジョブとして第1系列のジョ
ブA1をカーソル54により指定する。このジョブ指定を行
なうと第12C図の画面に切替わり、一方のジョブA1が白
黒反転表示され、この状態で他方の隙間調整を行なうジ
ョブとして第1系列のジョブA1をカーソル54により選択
してカーソルクリックすると、第12D図の画面に切替わ
る。第12D図の画面ではカーソル54により調整する隙
間、この場合には広げる隙間の位置を指定する。続いて
第12E図の画面に切替わり広げた隙間の時刻確認「1990
年6月6日4時」の表示が行なわれ、確認できたならば
カーソル54で実行後、マウスクリックすると第12F図の
画面に切替わる。この第12F図の画面にはモード設定と
してシフトモードと玉突きモードが表示され、例えばカ
ーソル54によりシフトモードを選択したとすると、第12
G図に示すように第1系列の6月5日の位置にあったジ
ョブA1は指定された移動先6月6日4時の位置にシフト
される。このシフトにおいて、シフトモードの選択によ
り移動したジョブA1の後に位置していた他のジョブとの
隙間は一定に保ったまま全体的に後側がシフトされる。
第13図は本発明の隙間調整処理におけるシフトと玉突
きの処理の相違を示した処理説明図である。
まず第13図(a)に示すシフトモードにあっては、
のAB間を広げた場合及びのAB間を狭めた場合のいずれ
についても、間隔を調整したジョブBの後側に位置する
ジョブC,Dの相対位置は変化しない。
これに対し第13図(b)の玉突きモードにあっては、
AB間の間隔を広げる場合にのみ適用され、隙間調整後の
ジョブB,Cの動きに対し、これに隙間を介して続くジョ
ブDはシフトせずジョブCとDの間隔が席間を広げた分
だけ狭まる。この場合、ジョブCはDに衝突しないが、
ジョブBの隙間調整の大きさが更に大きくなると、ジョ
ブBと一体化した後側のジョブCがジョブDの先にぶつ
かり、このぶつかった状態ではジョブB,C,Dが一体とな
って移動される玉突きシフトが行なわれることになる。
この後続するジョブの玉突き状態は、衝突分の隙間が吸
収されるまで順次玉突きシフト状態となる。
[追加処理] 追加処理はスケジューリングの際に、その対象となっ
ていなかったジョブを新たに生成する処理である。この
追加処理で生成されたジョブはプールメモリ22に格納さ
れ、割当対象となる。
第14A,B図は追加処理の手順を示す。
まず第14A図において、ウィンドウ52の「追加」をカ
ーソル54で選択してマウスクリックを行なうと第14B図
の画面に切替わる。第14B図の画面にはプールメモリ22
内の未割当ジョブの一覧表が表示され、この一覧表に対
し新たにオーダ、最終生産物、生産規格名、生産量、納
期をセットすることで追加ジョブを生成することができ
る。
[UNDO処理] 最後にUNDO処理は、直前に行なったガントチャートの
修正行為を取り消し、元の状態に復元する処理となる。
この実施例にあっては、割当、削除、移動、隙間調整の
4種類のガントチャートの修正に対しUNDOをカーソル選
択することで取り消しが可能である。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、ガントチャ
ートを構成する時系列のジョブを修正するだけでガント
チャートの修正に対応して資源推移グラフの修正表示が
行なわれ、ガントチャートデータから別途独立した資源
推移グラフ表示用のデータを必要とせず、データ領域の
低域とプログラムの簡素化により処理負担を大幅に低減
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は本発明の資源推移グラフ表示処理フロー図; 第4図は本発明のガントチャート表示画面説明図; 第5図は本発明の資源推移グラフ表示画面説明図 第6図は本発明のガントチャートデータの構成図; 第7図は本発明の資源推移グラフデータの構成図; 第8A,8B,8C,8D,8E図は本発明の割当て処理図; 第9図は本発明の割当及び削除のデータ格納説明図; 第10A,10B,10C,10D図は本発明の削除処理図; 第11A,11B,11C,11D,11E図は本発明の移動処理図; 第12A,12B,12C,12D,12E,12F,12G図は本発明の隙間調整
処理図; 第13図は隙間調整のシフトと玉突きの処理説明図; 第14A,14B図は追加処理図; 第15図は従来方式の説明図である。 図中、 10:CRTディスプレイ 12:ガントチャート操作部 14:データ格納部(グラフィックメモリ 16:ガントチャート編集処理部 18:表示データ格納部(フレームメモリ) 20:資源推移グラフ生成部 22:プールメモリ部 24:CRTコントローラ 30:CPU 32:プログラケメモリ 34:データメモリ 36:マウス 38:入力インタフェース 40:キーボード 42:プリンタ 44:ハードコピー 46:ワークメモリ 50:内部バス 52:ウィンドウ 54:カーソル(矢印) 100:ガントチャート 200:資源推移グラフ

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編集処理により作成されたガントチャート
    (100)を資源推移グラフ(200)と共にCRT表示部(1
    0)に表示するガントチャートと資源推移グラフの表示
    方式に於いて、 ガントチャート(100)の編集指示を行うガントチャー
    ト操作部(12)と; 該ガントチャート操作部(12)の指示に従ってデータ格
    納部(14)から取出した1画面領域分のガントチャート
    格納データに基づきガントチャートの編集を実行するガ
    ントチャート編集処理部(16)と; 該ガントチャート編集処理部(16)で処理された1画面
    分のガントチャートを表示データとして格納して前記CR
    T表示部(10)に表示させる表示データ格納部(18)
    と; 該表示データ格納部(18)の1画面分のガントチャート
    表示データに基づいて資源推移グラフを作成して前記CR
    T表示部(10)に表示させる資源推移グラフ生成部(2
    0)と; を備えたことを特徴とするガントチャートと資源推移グ
    ラフの表示方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載のガントチャートと資源推移
    グラフの表示方式に於いて、 前記ガントチャート操作部(12)は、ガントチャートの
    新規割当、削除、移動、隙間調整又は追加を指示するこ
    とを特徴とするガントチャートと資源推移グラフの表示
    方式。
  3. 【請求項3】請求項2記載のガントチャートと資源推移
    グラフの表示方式に於いて、 前記ガントチャート操作部(12)は、マウスの操作によ
    るCRT画面上でのカーソル移動によりガントチャートの
    新規割当、削除、移動、隙間調整又は追加を指示するこ
    とを特徴とするガントチャートと資源推移グラフの表示
    方式。
  4. 【請求項4】請求項1記載のガントチャートと資源推移
    グラフの表示方式に於いて、 前記ガントチャート編集処理部(16)は、前記ガントチ
    ャート操作部(12)からの指示に基づきガントチャート
    の新規割当、削除、移動、隙間調整又は追加を実行する
    ことを特徴とするガントチャートと資源推移グラフの表
    示方式。
  5. 【請求項5】請求項1記載のガントチャートと資源推移
    グラフの表示方式に於いて、 前記資源推移グラフ生成部(20)は、前記ガントチャー
    ト編集処理部(16)によるガントチャートの新規割当、
    削除、移動、隙間調整又は追加が実行された際に、実行
    後の前記表示データ格納部(18)の1画面分のガントチ
    ャートに基づいて資源推移グラフを作成することを特徴
    とするガントチャートと資源推移グラフの表示方式。
  6. 【請求項6】請求項1記載のガントチャートと資源推移
    グラフの表示方式に於いて、 前記ガントチャート編集処理部(16)は新規割当指示を
    受けた際には、割当が済んでいないガントチャート構成
    データを格納したプールメモリ部(22)の内容を表示
    し、該プールメモリ部(22)内の指示された未割当デー
    タをガントチャートの指定位置に割当てることを特徴と
    するガントチャートと資源推移グラフの表示方式。
  7. 【請求項7】請求項1記載のガントチャートと資源推移
    グラフの表示方式に於いて、 前記ガントチャート編集処理部(16)は削除指示を受け
    た際には、削除したガントチャート構成データをプール
    メモリ部(22)に格納して再利用を可能とすることを特
    徴とするガントチャートと資源推移グラフの表示方式。
  8. 【請求項8】請求項1記載のガントチャートと資源推移
    グラフの表示方式に於いて、 前記ガントチャート編集処理部(16)は、隙間調整指示
    に際しシフトモードを指定した時には、隙間の拡大及び
    縮小に対し後方に位置するガントチャートの隙間を維持
    したまま拡大および縮小によって生じた移動分だけシフ
    トさせることを特徴とするガントチャートと資源推移グ
    ラフの表示方式。
  9. 【請求項9】請求項1記載のガントチャートと資源推移
    グラフの表示方式に於いて、 前記ガントチャート編集処理部(16)は、隙間調整指示
    に際し玉突きモードを指定した時には、隙間の拡大のみ
    を許容し、隙間の拡大により後方に位置するガントチャ
    ートの隙間を詰め、隙間がなくなってぶつかった場合に
    は残りの隙間分だけ後方に移動して拡大隙間分を吸収す
    るまで順次玉突シフトさせることを特徴とするガントチ
    ャートと資源推移グラフの表示方式。
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