JPH06325043A - ガント・チャート表示編集処理装置 - Google Patents

ガント・チャート表示編集処理装置

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JPH06325043A
JPH06325043A JP11325393A JP11325393A JPH06325043A JP H06325043 A JPH06325043 A JP H06325043A JP 11325393 A JP11325393 A JP 11325393A JP 11325393 A JP11325393 A JP 11325393A JP H06325043 A JPH06325043 A JP H06325043A
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JP
Japan
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job
display
gantt chart
schedule
edit processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP11325393A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Harada
隆至 原田
Hiroshi Kyohara
弘 鏡原
Hidetaka Niwa
英隆 丹羽
Hideo Bayachi
秀雄 場谷内
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPH06325043A publication Critical patent/JPH06325043A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 グラフィカル・ユーザ・インタフェースを中
心とするマン・マシン・インタフェースを備え操作性を
改善するとともに、表示及び編集処理のための種々の機
能を備えたガント・チャート表示編集処理装置を提供す
る。 【構成】 表示装置10と入力装置20と記憶装置30
と演算・制御装置40とを具備する。表示装置10は、
ガント・チャートを少なくとも画面表示する。入力装置
20は、オペレータによる表示及び編集処理の実行指示
を入力する。記憶装置30は、ガント・チャートとして
表示及び編集処理される生産計画のスケジュール・デー
タ31を記憶する。演算・制御装置40は、スケジュー
ル・データ31に基づいて前記画面を表示装置10に表
示させるとともに、入力装置20による入力に応じて、
前記画面の表示方法を変更し又は表示内容を編集するス
ケジュール表示編集手段41を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産計画の管理のため
の図表であるガント・チャート(Gantt chart) を表示及
び編集処理するためのガント・チャート表示編集処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、生産現場において生産の日程
計画や進行状況を管理する方法としてガント・チャート
が知られている。このガント・チャートは、米国のH.
L. Gantt によって考案されたもので、縦軸に生産設備
又は作業工程をとり、横軸に日、週又は月などの目盛り
をとって、生産品種、生産量などを帯状に書き込むこと
により、生産計画を図表化し、視覚的に管理可能とする
ものである。
【0003】かかるガント・チャートを手作業で紙の上
に作成し、計画変更に伴う修正を手作業で行いながら、
生産計画を維持管理していくことは、膨大な工数を要す
るとともに、販売量の変動や納期の変更に対する迅速か
つ柔軟な対応を困難なものとしている。また、紙の上の
スペースの制限から、必要な情報の一部しかガント・チ
ャート上に表示できないという問題や、さらに、専門家
しか作成できないという問題を有している。そのため、
近年における情報処理技術の進歩を背景とする、このよ
うな生産管理分野におけるコンピュータによる自動化の
一つとして、ディスプレイ上にガント・チャートが表示
され、またその修正処理もディスプレイ上でできるよう
な装置が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来技術によるガント・チャートのコンピュータ化は、
操作性や機能性について深く考究したものではない。す
なわち、画面の表示やオペレータの入力は、文字・数字
を主としたものであって、オペレータにとって見やすく
操作しやすいものではないばかりか、オペレータがガン
ト・チャートを表示したり編集したりするための機能も
充分に備えてはいない。
【0005】例えば、ガント・チャートに表示されるジ
ョブ情報は、主として生産品種や生産量に関するものだ
けであり、そのジョブの属性までは表示されなかった。
属性は、オペレータが配台結果を評価するために有効な
ものであるため、この属性を、層別に、大分類から小分
類まで階層的に表示することを可能とする技術が要望さ
れていた。なお、本明細書において、「ジョブ」とは、
生産品種、生産量、設備の停止、設備の部品交換、及び
/又は、その他生産計画に係る一切の作業をいい、「配
台」とは、前記ジョブを生産設備又は作業工程に割り付
け、さらに割り付けられた各生産設備又は作業工程内に
おいてジョブをスケジューリングすることをいう。
【0006】また、前工程及び後工程からなる多段工程
をガント・チャートが表示する場合、ある前工程ジョブ
で作られた中間製品がどの後工程ジョブで使用されるの
か、を表示する機能を従来技術に係る装置は有しておら
ず、その関連を視覚的すなわち直感的に表示することを
可能とする技術が要望されていた。
【0007】さらに、配台時には、後工程からの要求を
もとに、所要の作業時間などあらかじめ決められている
リードタイム分遡った日時に前工程のジョブを設定す
る。この時、前後工程の関係は、1:1とは限らず、
1:N又はN:1の場合もある。従って、後工程からの
要求通りに配台すると、ジョブがオーバラップする部分
が生じることがある。配台の手順として、最初は後工程
からの要求通りに配台し、次にオーバラップの部分を解
消する。従来技術に係る装置は、これらの過程をガント
・チャート上で表示できるものではなかった。
【0008】かかる実情に鑑み、本発明の第1の目的
は、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)
を中心とするマン・マシン・インタフェース(MMI)
を備え操作性を改善するとともに、表示及び編集処理の
ための種々の機能を備えたガント・チャート表示編集処
理装置を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、ジョブの属
性を、大分類から小分類まで多段階に層別に表示すると
ともに、その多段表示に関連する操作を実現する機能を
特に備えたガント・チャート表示編集処理装置を提供す
ることにある。
【0010】また、本発明の第3の目的は、ガント・チ
ャートが多段工程を表示する場合に、あるジョブと引き
当て関係にある他工程のジョブも視覚的・直感的に表示
する機能を特に備えたガント・チャート表示編集処理装
置を提供することにある。
【0011】また、本発明の第4の目的は、ガント・チ
ャートにおいて複数のジョブがオーバラップして表示さ
れるのを可能にするとともに、そのオーバラップを解消
する機能を特に備えたガント・チャート表示編集処理装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべく
案出された、本発明に係るガント・チャート表示編集処
理装置の基本的構成を、図1の機能ブロック図により説
明する。本発明のガント・チャート表示編集処理装置
は、生産計画の管理のための図表であるガント・チャー
トを表示及び編集処理するための装置であって、表示装
置10と入力装置20と記憶装置30と演算・制御装置
40とを具備するものである。
【0013】表示装置10は、第1の軸に複数の生産設
備又は作業工程をとり、かつ、第2の軸に時単位、日単
位、週単位又は月単位などの所定の時期的目盛りをとっ
て、各生産設備又は作業工程の所定期間にわたるジョブ
を帯状に示すガント・チャート領域を少なくとも画面表
示するものである。入力装置20は、オペレータによる
表示及び編集処理の実行指示を入力するものである。記
憶装置30は、ガント・チャートとして表示及び編集処
理される生産計画のスケジュール・データ31を、演算
・制御装置40による参照及び更新処理のために記憶す
るものである。
【0014】そして、演算・制御装置40は、スケジュ
ール・データ31に基づいて前記画面を表示装置10に
表示させるとともに、入力装置20による入力に応じ
て、前記画面の表示方法を変更し又は表示内容を編集
し、該入力がジョブ情報の内容変更を伴う指示であると
判定された場合にはさらにスケジュール・データ31を
更新するスケジュール表示編集手段41、を含むもので
ある。
【0015】また、上記第2の目的を達成するために、
スケジュール表示編集手段41は、多段表示手段や多段
操作手段を備える。多段表示手段は、ジョブを、生産品
種のより大きな分類の段から、より小さな分類の段にわ
たる、多段構成の帯として表示する手段である。多段操
作手段は、多段構成のジョブにおいて特定の分類がクリ
ックされた場合に、該特定の分類より小さな分類をも含
めて一括して選択状態とし、移動処理することを可能と
する手段である。
【0016】また、上記第3の目的を達成するために、
スケジュール表示編集手段41は、関連工程同時表示手
段を備える。関連工程同時表示手段は、ガント・チャー
トが多段工程を表示する場合、特定のジョブがクリック
されて選択状態となるときに、該ジョブと引き当て関係
にある他工程のジョブも識別可能な表示をする手段であ
る。
【0017】さらに、上記第4の目的を達成するため
に、スケジュール表示編集手段41は、オーバラップ表
示手段やオーバラップ解消手段を備える。オーバラップ
表示手段は、ガント・チャートにおいて複数のジョブが
オーバラップして表示されるのを可能にする手段であ
る。オーバラップ解消手段は、所望のジョブからジョブ
にわたって、ジョブのオーバラップを解消する手段であ
る。
【0018】なお、スケジュール表示編集手段41は、
表示及び編集処理のための種々の機能を達成すべく、そ
の他にも、いろいろな手段を備えたものである。
【0019】
【作用】上記の如く構成されたガント・チャート表示編
集処理装置においては、演算・制御装置40内のスケジ
ュール表示編集手段41が、スケジュール・データ31
に基づいてガント・チャート画面を表示装置10に表示
させるとともに、入力装置20による入力に応じて、画
面の表示方法を変更し又は表示内容を編集し、入力がジ
ョブ情報の内容変更を伴う指示であると判定された場合
にはさらにスケジュール・データ31を更新する。そし
て、スケジュール表示編集手段41が備える各手段は、
表示及び編集処理のための種々の機能を達成する。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0021】図2は、本発明をパーソナル・コンピュー
タ・システムとして構成した場合の一実施例を示す概略
ブロック図である。本実施例の場合、図1における各装
置は次に示すように構成される。すなわち、図1の表示
装置10は、カラー高解像度ディスプレイ(DSP)1
10で構成される。また、入力装置20は、キーボード
(KB)120とマウス121とで構成される。また、
記憶装置30は、補助記憶装置としてのハード・ディス
ク(HD)130と、主記憶装置としての、パーソナル
・コンピュータ本体装置100内のメモリ(MEM)1
40と、で構成される。演算・制御装置40は、本体装
置100内のCPU150で構成される。
【0022】ハード・ディスク130には、スケジュー
ル・データ31を作成するためのスケジュール関連ファ
イルがリレーショナル・データベース(RDB)として
登録されるとともに、本パーソナル・コンピュータ・シ
ステムが実行するガント・チャート表示編集処理プログ
ラムも格納されている。メモリ140は、RAM141
とROM142とで構成され、RAM141には、図1
中のスケジュール・データ31が記憶されるとともに、
CPU150が実行するガント・チャート表示編集処理
プログラムやその処理過程におけるデータも記憶され
る。また、ROM142には、ブートストラップ用のプ
ログラムが格納されており、該ブートストラップ用プロ
グラムをCPU150が実行することで、ハード・ディ
スク130に格納されている処理プログラムがRAM1
41にロードされる。図1のスケジュール表示編集手段
41は、該ガント・チャート表示編集処理プログラムを
CPU150が実行することで実現される。
【0023】RDBに登録されているスケジュール関連
ファイルとしては、以下に示すものがある。すなわち、
マスタ関連として、 ・生産指示品種マスタ(生産指示品種、生産品種) ・生産品種マスタ ・生産設備マスタ(設備コード、生産品種、能力値) ・貯蔵設備マスタ(設備コード、在庫品種、在庫MA
X、在庫MIN、安全在庫) ・設備マスタ(設備コード) ・処方マスタ ・ユーザマスタ(パレット情報) があり、その他スケジュールに必要なデータとして、 ・生産指示テーブル(スケジュール結果も保存される) ・設備カレンダ(設備コード、開始日時、期間) ・工場カレンダ(休日) ・在庫データ(在庫日、在庫品種、在庫量) 等がある。これらのデータの内主要なものは、メモリ上
に展開された形で使用されるため、メモリ上のデータ構
造について後に説明することとし、ファイル構造につい
ては説明を省略する。
【0024】図3は、図2の構成におけるCPU150
が実行するガント・チャート表示編集処理プログラムの
概略フローチャートである。パワーオンされて又はキー
ボード120から起動コマンドが入力されて本プログラ
ムが起動されると、本プログラムは、まず、ステップ2
00において、ハード・ディスク130からスケジュー
ル関連ファイルを読み出し、RAM141にスケジュー
ル・データを作成する。次いで、ステップ210では、
該スケジュール・データに基づいて、ガント・チャート
と、該ガント・チャートの表示及び編集処理のための補
助的な情報と、をディスプレイ110に表示させる。そ
して、ステップ220においてキーボード120又はマ
ウス121からオペレータ(ユーザ)が入力するのを待
機する。マウス121による入力は、マウスを動かして
画面上の特定の場所をマウス・ポインタでポイントし、
マウスのボタンを1回押して離すというクリック操作
(その場所の項目が選択状態になる。また、2回の連続
クリックすなわちダブル・クリックにより、その項目の
詳細情報が別ウインドウとして表示される。)や、マウ
スのボタンを1回押して押しながらマウスを動かし離す
というドラッグ操作(項目が移動される。)によって達
成される。
【0025】オペレータ入力があると、ステップ230
において、それが終了指示であるか否かについて判定す
る。終了指示である場合にはその時点で終了するが、そ
うでなければ、ステップ240において該入力がスケジ
ュールのストア(保存)指示であるか否かについて判定
する。ストア指示の場合には、ステップ250におい
て、RAM141内のスケジュール・データを更新後の
スケジュール関連ファイルとしてハード・ディスク13
0にストアし、次いでステップ220にループバックし
て次の入力を待つ。ストア指示でない場合には、ステッ
プ260において、その入力によって要求される処理を
実行すべく、対応するサブルーチンを呼び出して、画面
表示の変更又は画面内容の編集を実行する。この場合
に、該入力がガント・チャート内のジョブ情報を変更す
るような操作であるときには、RAM141内のスケジ
ュール・データも更新する。この各種ガント・チャート
表示編集処理については後に詳細に説明する。そして、
該表示編集処理が終了すると、再び、ステップ220に
おいて入力待ちとなる。
【0026】図4は、図3のステップ200により、メ
モリ上に展開されるスケジュール・データの構造を示す
図である。図4において、設備構造体は、設備毎のジョ
ブのリスト構造の起点になる構造体であり、配列形式で
領域確保されている。その内容は、図5に示される。ジ
ョブ構造体は、ガント・チャート上のジョブに1:1で
対応する構造体であり、ガント・チャート上のジョブに
対する操作は、内部的にこのジョブ構造体に対する操作
として実現される。その内容は、図6に示され、後に説
明するフローチャート中の「ジョブ情報」とは、ジョブ
構造体に登録されたデータを示している。生産指示構造
体は、生産指示データの登録されている構造体である。
ガント・チャート上のジョブの1つ1つは、1つ以上の
生産指示の集合したものであるが、このジョブと生産指
示の従属関係を示している。ジョブ構造体からのポイン
タは、生産指示構造体の1件目を示し、2件目以降は、
配列形式で領域確保されている。その内容は、図7に示
される。
【0027】また、後に説明するサイロ内在庫量のグラ
フは、前工程、後工程のジョブの開始及び終了時点で変
曲点をもつ。変曲点構造体は、この変曲点のデータを保
持する構造体であり、ジョブ構造体1つにつき2つ作成
される。サイロ内在庫表示は、この変曲点データをトレ
ースしていくことによって描画される。変曲点構造体の
内容は、図8に示される。製品サイロ構造体は、設備構
造体で示される設備に対して、どの中間製品が入ってい
るかを示す構造体である。この後に続く変曲点構造体
は、製品サイロ構造体で示される中間製品に対してのも
ののみがつながる。製品サイロ構造体の内容は、図9に
示される。
【0028】また、メモリ上には、プログラムが広域変
数として領域を確保しているグローバル・データが存在
する。それを図10に示す。図中、選択ジョブ1は、ガ
ント・チャート上にてジョブのクリックにより選択され
たジョブを示す。また、選択ジョブ2は、ガント・チャ
ート上にてジョブの〔CTRL〕+クリックにより選択
されたジョブを示す。また、オペレーション情報は、ク
リック、ダブル・クリック、ドラッグ、ボタン・プレ
ス、ボタン・リリースの区別を示す。
【0029】図11は、図3のステップ210によりデ
ィスプレイ110上に表示されるガント・チャート表示
編集処理画面300の基本的な構成を示す図である。メ
ニュー領域310は、各機能別のメニューが表示される
領域であり、この部分のプルダウン・メニューをドラッ
グやクリックすることにより、メニューが実行される。
本実施例においては、ファイル・メニュー(前述したス
ケジュールの保存指示を可能とする)、表示メニュー、
編集メニュー、診断メニュー等が準備されている。メッ
セージ領域320は、メニュー実行直後など、ユーザへ
の簡単なメッセージが表示される領域である。ガント・
チャート(配台表)領域400は、ガント・チャートが
表示される領域である。未配台表領域330は、未だ配
台計画の作成されていないものが一覧表として表示され
る領域である。中間配台表領域340は、対話配台作業
中、削除した項目やコピーされた項目が一時的に描画さ
れる領域である。ポインタ表示領域350は、現在マウ
ス・ポインタがポイントしている項目の内容が表示され
る領域である。
【0030】図12は、ガント・チャート領域400の
一部詳細を示す部分拡大図である。この図に示すよう
に、ジョブは、製品名で表されるとともに、その製品グ
ループ、原料グループ及び設備グループも多段構成で表
示されるようになっている。また、その時期的な目盛り
は、日単位の表示例を示しているが、これに限定される
ものではなく、時単位、週単位又は月単位でもよい。ジ
ョブの帯の長さは、生産量をその生産設備の能力で割っ
た長さ(予想作業時間)を示している。また、マシンの
停止予定(本実施例においては「設備停止」又は「停
機」という)や設備交換の予定もガント・チャート上に
表される。なお、実際には生産実行不可能であるが、一
時的な表示として、2つのジョブがオーバラップして表
示できるようにもなっている。これは、前述のように、
後工程からの要求を満たすべく一時的にジョブをオーバ
ラップさせておき、後に対話により最適な方法で配台の
修正を検討する場合に使用する。
【0031】クリック操作による選択、ダブル・クリッ
ク操作による詳細情報の別ウインドウ表示、ドラッグ操
作による移動等のマウス操作に対応した基本的な処理
や、ジョブのコピー、削除、分割、統合等の基本的な編
集処理は、ウィンドウソフトに精通したソフトウェア技
術者にとって容易に実現可能なものなので説明は省略す
る。従って、以下、ガント・チャート描画処理、及び、
ガント・チャート上、未配台表上若しくは中間配台表上
でのマウス操作によって実行される処理、並びに、メニ
ュー選択によって実行される各種の表示及び編集処理、
であって本発明の特徴となるものについて詳細に説明す
る。
【0032】(1)基本的な画面描画及び操作に関連す
る処理 (1.1)オーバラップ表示を含むスケジュール描画処
理:スケジュール・データに基づいて、ガント・チャー
トとして表示されるべき内容をディスプレイ110に表
示させる処理であり、図3のステップ210又は各種表
示編集処理内でコールされるものである。前述の通り、
後工程からの要求に応じた一時的な結果として、ガント
・チャートにおいてジョブのオーバラップが識別表示可
能であれば、オペレータにとって配台の過程が分かりや
すいものとなる。本処理は、この目的を達成するもので
あり、その手順を、図13及び図14により説明する。
なお、ジョブのデータは、既に、ジョブの開始時期順に
ソートされている。
【0033】まず、ステップ1004において背景を描
画する。すなわち、日付のライン、設備間のラインを描
画し、さらに工場カレンダから休日を読み込んで休日を
朱色でハッチングする。そして、各ジョブの描画を行う
処理に入るが、スケジュール・データ上のジョブのデー
タは、既にジョブの開始時間順にソートされており以下
の通りとなる。まず、ステップ1006において、対象
となるジョブのジョブ構造体のデータを作業領域に複写
する。次に、ステップ1008において、色情報すなわ
ちパレット情報を取得する。そして、ステップ1010
において、ジョブを多段に描画する。この多段表示は、
後に詳細に説明する。ステップ1012及び1014
は、ジョブとジョブに重なりすなわちオーバラップが存
在する場合にオーバラップ表示をさせる処理であって、
図15にその表示例、図16にその手順を示す。また、
ステップ1016及び1018においては、そのジョブ
にピン止め(後述)指示が在る場合にピン止め表示すな
わち対象ジョブを赤枠で囲む処理をする。そして、ステ
ップ1020では、ジョブの終了が判断され、未だジョ
ブがあればステップ1006にループバックし、ジョブ
がなければ当ルーチンは終了する。
【0034】図16は、前記スケジュール描画処理のス
テップ1014にてコールされるオーバラップ表示ルー
チンの手順を示すフローチャートである。まず、ステッ
プ1202において、処理中のジョブと、同一マシン上
の直前のジョブと、のオーバラップ時間を計算する。す
なわち、ジョブ構造体のデータより、 オーバラップ時間=直前ジョブの開始日時+直前ジョブ
の所要時間−当該ジョブの開始日時 で示される計算を実行する。次に、ステップ1204で
その計算結果に基づいてオーバラップ部分をハッチング
し、そしてリターンする。
【0035】(1.2)ガント・チャートの多段表示及
びその関連操作に対応した処理:前記スケジュール描画
処理において、配台品種に関する情報を、配台品種のよ
り大きな分類を示す段から、より小さな分類を示す段に
わたる、多段構成の帯として表示するとともに、その多
段表示に関連する操作に対応した処理である。前述の通
り、多段表示によって、ジョブの属性が層別に表示さ
れ、オペレータが配台結果を判断するための材料が提供
される。また、多段操作は、ガント・チャートでジョブ
(群)を操作するとき、多段表示された帯の集まり別に
操作することを可能とする。これにより、各々ジョブ単
位だけでなく、各層別にされたグループ単位で操作(移
動・照会・削除など)ができるようになり、操作性を飛
躍的に向上させることができる。
【0036】例えば、本実施例においては、図12に示
したように、製品、製品グループ、原料グループ及び設
備グループの4段に表示する。その表示処理手順は、図
17に示す通りであり、本ルーチンは、図13のステッ
プ1010から呼び出される。その処理を図18の表示
例を参照しつつ説明する。まず、ステップ1402にお
いて、ジョブ構造体を順番に参照し、製品グループが同
じジョブをまとめる。次いで、ステップ1404におい
て、ジョブ構造体を順番に参照し、原料グループが同じ
ジョブをまとめる。さらに、ステップ1406におい
て、ジョブ構造体を順番に参照し、設備グループが同じ
ジョブをまとめる。それから、ステップ1408におい
て各グループ毎の所要時間を、ジョブ構造体の所要時間
を合計することにより求める。次に、ステップ1410
でその所要時間より表示長さを求める。そして、ステッ
プ1412では、各グループが段表示となるように位置
を設定する。次いで、ステップ1414において、カラ
ーパレットから各グループ毎の表示色を入手する。そし
て、ステップ1416において、ジョブ構造体から詳細
情報を入手し、その情報をジョブの帯上に描く。
【0037】該多段表示部分に対して操作がなされた場
合の処理について説明する。例えば、製品グループを選
択してドラッグ処理(ジョブの移動)した場合の動作
は、図19に示す通りとなる。図20〜図22は、多段
表示に関連する処理手順を示すフローチャートであり、
まず、図20は、マウスが押された時の処理である。ス
テップ1602において、選択ジョブ1にジョブが登録
されているかを判断することにより、マウスが以前に押
されていないかを判定する。マウスが以前に押されてい
ないと判断されると、ステップ1604に進み、マウス
・ポインタの座標位置から何段目を指しているかを求め
る。すなわち、マウス情報のカーソル座標(x,y)の
位置とジョブ構造体の(x,y)を比較し、指定されて
いるジョブとそのジョブの何段目を指しているかを求め
る。さらにステップ1606では、グループの表示長さ
を求めてその長さ分を黒枠にする。すなわち、ジョブの
グループが同じジョブをジョブ構造体から求め、その表
示長さを合計する。そして、指定されているジョブから
表示長さ分黒枠で描画する。次いで、ステップ1610
へと進む。また、マウスが以前に押されていると判断さ
れた場合には、ステップ1608にて以前の黒枠を消す
処理すなわち選択状態を解除する処理をしてステップ1
610に進む。ステップ1610では、前記したスケジ
ュールの描画を行う。
【0038】次に、図21は、マウスが押されて移動し
た時、すなわちドラッグされた時の処理を示すフローチ
ャートである。この時には、ステップ1802におい
て、マウス・ポインタの位置に対してグループ分の描画
を行う。すなわち、まず、マウス情報のカーソル座標
(x,y)を入手する。次に、選択ジョブ1からクリッ
クされているジョブ・グループを調べ、そのグループ分
の表示長さ、幅を入手する。そして、カーソル座標
(x,y)からグループ分の幅、表示長さの黒枠を作成
し描画する。次いで、ステップ1804にてスケジュー
ル描画処理を実行する。
【0039】そして、図22は、マウスが放された時の
処理を示すフローチャートである。最初に、ステップ2
002において、放された場所がグループの所要時間分
空いているか否かの判断をする。すなわち、まず、マウ
ス情報のカーソル座標から(x,y)を入手する。次
に、ジョブ構造体を調べ、マウスが放された位置の前後
のジョブを見つける。次に、前のジョブと後のジョブの
空時間を求める。そして、選択ジョブ1の所要時間と空
時間を比較し、空時間>選択ジョブ1の所要時間、なら
ばその場所に移動することを許可する。ステップ200
2の判断にて、空いていなければステップ2008に進
み、空いていればステップ2004に進む。ステップ2
004では、移動したジョブを追加する。すなわち、前
のジョブ構造体の次に選択ジョブ1で指定されているジ
ョブ構造体を繋げ、その後ろに後のジョブ構造体を繋げ
る。次に、ステップ2006では、移動する前の場所を
消去する。すなわち、選択ジョブ1で指定されているジ
ョブをジョブ構造体から削除する。ここで、削除とは、
該当ジョブ構造体のリンクをはずすことをいう。最後
に、ステップ2008においてスケジュールの描画を行
う。
【0040】(1.3)マウス・ポインタ表示:ガント
・チャート上の全てのジョブに対して、そのジョブの詳
細情報を記述することは、画面の大きさ等を考えると困
難である。そこで、マウス・ポインタが指し示すジョブ
だけを対象にして、そのジョブの詳細情報を画面上に表
示する。このことにより、マウスを動かすだけで各々の
ジョブの詳細情報が確認でき、対話配台の操作性が向上
する。すなわち、マウス・ポインタ表示は、マウスによ
ってポイントされるジョブの情報をポインタ表示領域に
表示する処理であり、その画面表示例は、図23に示さ
れる。なお、ジョブが多段構成の帯として表され、品種
の分類を示す属性まで表示されている場合には、その各
段毎にポイントし、その属性に関する詳細情報をポイン
タ表示領域に表示することができる。図24は、当該処
理のフローチャートを示す。ステップ2202におい
て、マウス情報の(x,y)座標が変化したかを判断す
ることにより、マウス・ポインタの動いたことが検出さ
れると、次にステップ2204においてマウス・ポイン
タがジョブを指しているか否かを判定する。これは、マ
ウス情報の(x,y)を取得し、ジョブ構造体の各ジョ
ブの(x,y)と比較することによる。ジョブを指して
いれば、マウス・ポインタの座標から指しているジョブ
を求め(ステップ2206)、そのジョブの情報をジョ
ブ構造体より取得し表示エリアにセットする(ステップ
2208)。
【0041】(1.4)中間配台表表示:ガント・チャ
ート上のジョブに対し移動したり追加をするとき、ガン
ト・チャート上だけで操作すると操作性が悪い。そこ
で、ガント・チャート以外にワークエリアを設け、移動
したいジョブをいったんそこに置いてから操作する。こ
のワークエリアを中間配台表と呼んでいる。中間配台表
があることで対話配台の操作性が向上する。中間配台表
表示は、処理中に削除又はコピーされたジョブを一時的
に中間配台表領域に描画する処理である。その処理を図
25及び図26に基づいて説明する。図25は、中間配
台表上でマウスが放された時の処理を示すフローチャー
トである。まず、マウス情報のオペレーション情報がド
ラッグでかつ選択ジョブ1に登録されているジョブが設
備構造体にあるか、すなわち、ガント・チャートからの
移動であるかを判定し(ステップ2402)、そうであ
れば、設備構造体から移動したジョブを削除することに
より、ガント・チャートのデータから移動したジョブを
消去し(ステップ2404)、中間配台表のジョブ行列
に移動したジョブを追加する(ステップ2406)。す
なわち、中間配台表のジョブ構造体に移動したジョブを
追加する。そして、スケジュールの描画(ステップ24
08)を実行して終了する。また、ステップ2402に
おいてガント・チャートからの移動ではないと判定され
た場合には、ステップ2410に進み、さらに未配台表
からの移動であるか(マウス情報のオペレーション情報
がドラッグでかつ選択ジョブ1に登録されているジョブ
が未配台表にあるか)否かを判定し、否であればそのま
ま終了する。未配台表からの移動であれば、未配台表の
ジョブ構造体から移動したジョブを削除することによ
り、未配台表のデータから移動したジョブを消去し(ス
テップ2412)、中間配台表のジョブ行列に移動した
ジョブを追加する、すなわち、中間配台表のジョブ構造
体に移動したジョブを追加する(ステップ2414)。
そして、スケジュールの描画(ステップ2416)を実
行して終了する。
【0042】図26は、中間配台表上でマウスが押され
た時の処理を示すフローチャートである。まず、事前に
マウスが押されているか(選択ジョブ1に登録されてい
るジョブが存在するか)否かを判定する(ステップ26
02)。押されていれば、黒枠でジョブを囲み(ステッ
プ2604)、マウスが押されていることを示すフラグ
を立てる(ステップ2606)。すなわち、マウス情報
のオペレーション情報がクリックで、かつクリックされ
たジョブが中間配台表のジョブ構造体に存在するなら
ば、該当ジョブを選択ジョブ1に登録する。そして、ス
ケジュールを描画して(ステップ2608)終了する。
また、押されていなければ、スケジュールを描画して
(ステップ2610)終了する。
【0043】(1.5)関連工程の同時表示:前述の通
り、前工程と後工程のジョブ間にて、どの前工程ジョブ
で作られた中間製品をどの後工程ジョブが使用するのか
を、視覚的・直感的に表示することを目的とするもので
ある。すなわち、関連工程の同時表示は、ガント・チャ
ートが多段工程を表示する場合に、特定のジョブがクリ
ックされて選択状態となるときに、該ジョブと引き当て
関係にある他工程のジョブも関連付けて(本実施例で
は、「ひも付け」と称する。)表示する処理である。図
27は、その画面表示例を示すものであり、引き当て関
係が一目瞭然となる。その処理を図28のフローチャー
トで説明する。本ルーチンは、入力待ちにてジョブが選
択された時点で呼び出され、選択されたジョブが選択ジ
ョブ1に設定されてくる。最初に、選択ジョブ1で示さ
れるジョブ構造体のデータを参照することにより、当該
ジョブが後工程であるか否かを判定する(ステップ28
02)。後工程でなければ、ステップ2808へ進む。
後工程であれば、黒枠でジョブを囲み(ステップ280
4)、そしてジョブ構造体の前工程ジョブへのポインタ
をたどることにより、ひも付けられた前工程のジョブを
検索し(ステップ2806)、ステップ2808へと進
む。ステップ2808では、前工程ジョブを黒枠で囲
む。さらに、ジョブ構造体の後工程ジョブへのポインタ
をたどることにより、当該前工程ジョブに引き当てられ
た他のジョブを検索し(ステップ2810)、引き当て
られた他の後工程ジョブを前工程のジョブ色枠で囲む
(ステップ2812)。
【0044】(2)表示メニューにより実行される処理 (2.1)表示強調:ガント・チャート上で多段表示さ
れたジョブの段の1つを視覚的に強調することを目的と
したものである。すなわち、ガント・チャートのジョブ
が多段構成の帯として構成されている場合に、特定の段
を強調すべく縦方向の幅を広くする処理である。図29
は、その表示例を示すものである。この処理は、表示メ
ニューにより指定されたときに実行される。その処理手
順を図30のフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、オペレータからの入力により強調する段(製品、製
品グループ、原料グループ又は設備グループ)を取得す
る(ステップ3202)。次に、ジョブ構造体の強調す
べき段のy座標の値を変更する(ステップ3204)。
これにより段の幅が変わるため、結果的に強調される。
そして、スケジュールを描画する(ステップ320
6)。
【0045】(2.2)サイロ内在庫表示:製品を作る
のに必要な中間原料を一時的に格納する貯蔵手段(本実
施例では「サイロ」と称する。)の在庫量を、ガント・
チャートでのジョブと連動してリアルタイムに表示する
ことにより、オペレータにその計画が可能であるかどう
かの判断材料を与えることを目的としたものである。す
なわち、サイロ内在庫表示は、サイロの在庫推移を別ウ
インドウにグラフ表示する処理である。図31は、その
表示例を示すものである。この処理は、表示メニューに
より指定されたときに実行される。その処理手順は、図
32〜図35のフローチャートで示される。なお、本実
施例においては、ジョブに何らかのマン・マシン・イン
タフェースによる操作が加えられた場合、装置内部のジ
ョブ・データ、サイロ内在庫表示のための変曲点データ
は、常に更新されるように設計されている。すなわち、
ガント・チャート描画やサイロ内在庫表示時に新たに更
新する必要がない。(ただし、ジョブの長さについては
描画する毎に再計算している。)従って、描画時には、
内部データの開始日時順や変曲点の値は保証されてい
る。
【0046】図32は、サイロ内在庫表示の開始時の処
理を示す。最初に、重複起動チェック・フラグをTRU
Eにすることにより、当ルーチンが重複して起動される
のを禁止する(ステップ4002)。次に、表示画面を
作成する(ステップ4004)。その際、設備コード
(サイロNo)、表示期間はデフォルト値を使用する。そ
して、サイロ内在庫グラフ描画ルーチンをコールしてグ
ラフ表示する(ステップ4006)。
【0047】図33は、サイロ内在庫表示において表示
内容を変更する場合の処理を示す。本ルーチンは、ジョ
ブに対して操作(移動、分割、統合、作成、削除及び量
の変更当)が行われる度に呼び出される。まず、表示画
面の設定を変更し(ステップ4202)、次に、表示画
面の内容をクリアし(ステップ4204)、そして、サ
イロ内在庫グラフ描画ルーチンをコールしてグラフ表示
する(ステップ4206)。
【0048】図34は、サイロ内在庫表示の終了(サイ
ロ内在庫表示画面にて指示される。)時の処理を示し、
最初に、サイロ内在庫表示画面を消去する(ステップ4
402)。次に、重複起動チェック・フラグをFALS
Eにすることにより、サイロ内在庫表示開始ルーチンの
起動を許可する処理をして(ステップ4404)、終了
する。
【0049】図35は、前記ステップ4006、420
6にてコールされるサイロ内在庫グラフ描画ルーチンの
処理を示すフローチャートである。まず、ステップ46
02では、設備コードを元に設備構造体、製品サイロ構
造体をたどり、在庫品種、MIN、MAX等を取得す
る。次に、ステップ4604において、日付のライン、
MIN、MAXのラインを描画し、さらに工場カレンダ
から休日を読み込んで休日をハッチングするなどして、
背景を描画する。そして、ステップ4606において、
在庫データより、x座標=在庫日時、y座標=在庫量、
として、グラフの1点目を描画する。さらに、ステップ
4608においては、 x座標変化量=変化日時−直前の変曲点構造体の変化日
時 y座標変化量=変化量×x座標の変化量 の計算式により、変曲点の描画座標を計算する。次い
で、ステップ4610において、直前の変曲点からグラ
フを描画する。最後に、ステップ4612にて、変曲点
が終了したか否か判定し、まだ残っていれば、ステップ
4608にループバックし、残っていなければ終了す
る。すなわち、変曲点の描画座標を計算し、直前の変曲
点からグラフを描画する一連の処理が変曲点の数だけ繰
り返される。
【0050】(3)編集メニューにより実行される処理 (3.1)ジョブ固定化:配台時に、何らかの理由によ
り特定の日時に配台したいジョブがある場合に、その特
定のジョブをMMIによる操作対象外にすることによっ
て固定することを目的とする。すなわち、ジョブ固定化
は、編集処理中に所定のジョブを移動不可とするための
固定(本実施例においては、これを「ピン止め」と称す
る。)に関しての処理である。ジョブの移動時には、こ
のピン止め指示がなされているか否かチェックされる。
すなわち、移動の終点が指定された時点で図36及び図
37に示すルーチンが呼び出される。当ルーチンでは、
まずステップ5402において移動先のマシンをマウス
情報の座標より取得する。次に、ステップ5404にお
いて、移動先のマシンの設備コードと、移動対象となっ
たジョブの生産品種と、をキーとして能力値(その生産
設備でその生産品種を単位時間当たりどれだけ生産でき
るかを表す値)を生産設備マスタより検索する。能力値
がマスタに存在しない場合には(ステップ5406)、
ステップ5410でエラー処理を実行して終了する。次
いで、ピン止め指示されているか否かを判定し(ステッ
プ5408)、ピン止め指示があれば前記ステップ54
10に進む。ピン止めされていなければ、能力計算、す
なわち、 所要時間=(数量/収率)/能力値 によりジョブの長さの計算をし(ステップ5412)、
移動前のジョブ構造体を作業領域へコピーしてリスト構
造から削除することにより、移動元のジョブ情報から当
該ジョブを削除し(ステップ5414)、そして作業領
域のジョブ構造体の情報を基にして新たなジョブ構造体
をリスト構造へ挿入することにより、移動先のジョブ情
報へ当該ジョブを登録する(ステップ5416)。次い
で、スケジュール表示画面をクリアし(ステップ541
8)、スケジュール描画処理を実行する(ステップ54
20)。
【0051】かかるピン止め指示をジョブに対して登録
する処理手順は、図38のフローチャートで示され、編
集メニューより呼び出される。当ルーチンは、あらかじ
めジョブが選択されてから呼び出され、まず、ステップ
5602において、グローバル・データの選択ジョブ1
より選択ジョブを取得する。次いで、当該ジョブ構造体
のピン止めフラグをTRUEにし(ステップ560
4)、スケジュール表示画面をクリアし(ステップ56
06)、スケジュールの描画を行う(ステップ560
8)。
【0052】また、図39は、かかるピン止め指示され
たジョブのピン止めを解除する処理のフローチャートで
あり、編集メニューより呼び出される。当ルーチンは、
あらかじめジョブが選択されてから呼び出され、まず、
ステップ5802においてグローバル・データの選択ジ
ョブ1より選択ジョブを取得する。次いで、当該ジョブ
構造体のピン止めフラグをFALSEにし(ステップ5
804)、スケジュール表示画面をクリアし(ステップ
5806)、スケジュールの描画を行う(ステップ58
08)。
【0053】かかるピン止めは、マシン毎に設定できる
ようにもなっており、それが選択された場合の処理を図
40に示す。始めに、ステップ6002においてマシン
選択画面を表示し、ステップ6004においてユーザの
入力を待つべくループする。ユーザ入力があると、ステ
ップ6006に進み、かかる入力が終了指示であるか否
かを判定し、終了指示の場合はステップ6008にて該
マシン選択画面を消去して当ルーチンは終了する。終了
指示でない場合には、ステップ6010に進み、該入力
が登録指示であるか否かを判定する。登録指示であれば
ステップ6012にてマシン毎ピン止め登録ルーチンを
コールし、登録指示でなければ、すなわち解除指示であ
れば、ステップ6014においてマシン毎ピン止め解除
ルーチンをコールする。そして、またステップ6004
にループバックして、次のユーザ入力を待つ。
【0054】図41は、かかるマシン毎ピン止め登録ル
ーチンの処理を示すフローチャートである。最初に、マ
シン選択画面より選択されたピン止め対象マシンを取得
し(ステップ6202)、それから該マシンの各ジョブ
について処理する。すなわち、まず、第1のジョブ情報
を取得し(ステップ6204)、確定スケジュール・フ
ラグにより確定したスケジュールであるか否かを判定す
る(ステップ6206)。確定したものであればステッ
プ6204に戻って次のジョブの処理に進み、確定して
いなければ当該ジョブ構造体のピン止めフラグをTRU
Eにし(ステップ6208)、ステップ6210に進
む。ステップ6210にてジョブが最後のものと判定さ
れるまで、以上のステップ6204,6206,620
8,6210を実行し、全ジョブについての処理が終了
すると、スケジュール表示画面をクリアし(ステップ6
212)、スケジュールを描画する(ステップ621
4)。
【0055】また、図42は、前記マシン毎ピン止め解
除ルーチンの処理を示すフローチャートである。最初
に、マシン選択画面より選択されたピン止め対象マシン
を取得し(ステップ6402)、それから該マシンの各
ジョブについて処理する。すなわち、まず、第1のジョ
ブ情報を取得し(ステップ6404)、確定スケジュー
ル・フラグにより確定したスケジュールであるか否かを
判定する(ステップ6406)。確定したものであれば
ステップ6404に戻って次のジョブの処理に進み、確
定していなければ当該ジョブ構造体のピン止めフラグを
FALSEにし(ステップ6408)、ステップ641
0に進む。ステップ6410にてジョブが最後のものと
判定されるまで、以上のステップ6404,6406,
6408,6410を実行し、全ジョブについての処理
が終了すると、スケジュール表示画面をクリアし(ステ
ップ6412)、スケジュールを描画する(ステップ6
414)。
【0056】(3.2)オーバラップ解消:数は多いが
短い停機が存在する設備上において左詰めオーバラップ
解消を行う場合に、単なる左詰め機能では、停機、ピン
止めジョブが左詰め対象範囲の終端として取り扱われる
ため、作業量が大きくなる。そこで、停機、ピン止めジ
ョブを越えて、指定された範囲のジョブに対し、左詰め
を行うことを目的とする。すなわち、オーバラップ解消
は、オペレータにより指定されたジョブからジョブにわ
たって、ジョブのオーバラップを解消する処理である。
その処理概念を図43に示す。本処理の実行は、編集メ
ニューにて指定される。その処理手順を図44及び図4
5のフローチャートに基づいて説明する。本ルーチン
は、ユーザ入力にてオーバラップ解消の対象ジョブが指
定されてから呼び出され、最初に、対象となる開始ジョ
ブ及び終了ジョブをグローバル・データの選択ジョブ
1,2より取得する(ステップ6602)。次に、ジョ
ブ構造体のリンクをたどり直前のジョブ情報を取得する
(ステップ6604)。次に、直前のジョブと同一のジ
ョブの場合には、ジョブを統合する(ステップ660
6,6608)。そして、ジョブの長さの計算すなわち
能力計算を、 所要時間=(数量/収率)/能力値 に従って行う(ステップ6610)。次いで、計算結果
に基づき、停機、ピン止めジョブにオーバラップするか
否かを判定する(ステップ6612)。オーバラップす
る場合には、ジョブのオーバラップ分を分割する(ステ
ップ6614)。すなわち、当該ジョブ構造体の所要時
間、数量を変更する。さらに、ジョブの分割分を次の対
象ジョブに登録する(ステップ6616)。すなわち、
分割元のジョブ構造体を複写作成し、開始日時、所要時
間、数量を変更したものを登録する。最後に、ジョブ情
報の登録、すなわち、ジョブ構造体の開始日時を、 開始日時=直前のジョブの開始日時+直前のジョブの所
要時間 で書き換えて(ステップ6618)一つのジョブの処理
を終了する。それから、ジョブ構造体のリンクをたどり
次のジョブのデータを取り出し(ステップ6620)、
そのジョブがオーバラップ解消の対象ジョブか否かを判
定し(ステップ6622)、対象ジョブの場合にはステ
ップ6604にループバックし、対象ジョブでない場合
には、スケジュール表示画面をクリアし(ステップ66
24)、スケジュールを描画する(ステップ662
6)。
【0057】(3.3)ジョブ左詰め:ユーザにより指
定されたジョブより左側にある最初の設備交換又は停機
から、該ジョブまでを、該最初の設備交換又は停機を基
準にして、隙間なく左詰めにして並べる処理である。こ
れにより、ジョブ群を一度に移動させることができるた
め操作性が向上する。本処理の実行は、編集メニューに
て指定される。図46は、その処理手順を示すフローチ
ャートである。まず、選択ジョブ1にジョブが登録され
ているか、すなわち選択状態となっているジョブがある
かを判定し(ステップ7602)、ない場合には即終了
する。選択状態のジョブがあれば、ジョブ構造体を順番
に調べることにより、そのジョブより左にある停機又は
設備交換を探し出す(ステップ7604)。そして、そ
の停機又は設備交換から該選択ジョブまでの全てのジョ
ブを隙間なく左詰めにして並べる(ステップ760
6)。すなわち、見つかった停機又は設備交換から選択
ジョブまで、 前ジョブの開始時刻+前ジョブの所要時間=当ジョブの
開始時刻 の計算をして、各ジョブの開始時刻を求める。最後に、
スケジュールを描画する(ステップ7608)。なお、
基準を設備交換又は停機から所望の任意のジョブに拡張
することは、容易に実現可能である。
【0058】(3.4)ジョブ右詰め:ユーザにより指
定されたジョブから、該ジョブより右側にある最初の設
備交換又は停機までを、該最初の設備交換又は停機を基
準にして、隙間なく右詰めにして並べる処理である。こ
れにより、ジョブ群を一度に移動させることができるた
め操作性が向上する。その処理手順は、左詰め処理と同
様となるため説明を省略する。なお、基準を設備交換又
は停機から所望の任意のジョブに拡張することは、容易
に実現可能である。
【0059】なお、以上説明した編集処理により更新さ
れたスケジュールが、所定のスケジューリング・ルール
を満足しているか否かを、オペレータが確認できるよう
に、スケジュール診断機能を備えていることが好まし
い。
【0060】以上、パーソナル・コンピュータ・システ
ムとして実現した本発明の一実施例について述べてきた
が、もちろん本発明はこれに限定されるものではなく、
様々な実施例を案出することは当業者にとって容易なこ
とである。例えば、本実施例の構成に加えて通信装置を
設け、ワークステーション・システムとして構成するこ
とも可能である。この場合には、ネットワーク上のホス
ト・コンピュータにおいてバッチ処理で作成されたスケ
ジュールを転送してもらい、それを参照したり修正する
ことができる。また、他の実施例においては、本装置内
に、販売計画情報から自動的に生産計画をスケジューリ
ングするプログラムをも備えて、統合化されたシステム
を構築してもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、グラフ
ィカル・ユーザ・インタフェースを中心とするマン・マ
シン・インタフェースを備え操作性を改善するととも
に、表示及び編集処理のための種々の機能を備えたガン
ト・チャート表示編集処理装置を提供する。そのため、
生産計画作成時間の短縮及び作成の容易化が可能とな
る。また、画面上に必要な情報を十分に表示することが
できる。さらに、専門家以外の人でも作成可能となる。
【0062】特に、ジョブのグループ化のための多段表
示やそれに関連した多段操作が実現されるため、オペレ
ータの操作性は、飛躍的に向上する。また、関連工程の
同時表示により、ジョブの引き当て関係がオペレータに
とって一目瞭然となる。さらに、オーバラップ表示によ
り、オペレータが配台の過程を容易に認識でき、最終的
に最適なスケジュールを立てることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガント・チャート表示編集処理装
置の基本的構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明に係るガント・チャート表示編集処理装
置を、パーソナル・コンピュータ・システムとして構成
した場合の一実施例を示す概略ブロック図である。
【図3】図2の構成においてCPUが実行するプログラ
ムのメイン処理を示す概略フローチャートである。
【図4】メモリ上のスケジュール・データの構造を示す
図である。
【図5】設備構造体の内容を示す図である。
【図6】ジョブ構造体の内容を示す図である。
【図7】生産指示構造体の内容を示す図である。
【図8】変曲点構造体の内容を示す図である。
【図9】製品サイロ構造体の内容を示す図である。
【図10】プログラム中に広域変数としてメモリ上に領
域を確保されるグローバル・データの内容を示す図であ
る。
【図11】ガント・チャート表示編集処理画面の基本的
な構成を示す図である。
【図12】ガント・チャートの一部詳細を示す部分拡大
図である。
【図13】スケジュール描画の処理手順を示すフローチ
ャート(1/2)である。
【図14】スケジュール描画の処理手順を示すフローチ
ャート(2/2)である。
【図15】オーバラップ表示例を示す図である。
【図16】オーバラップ表示の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図17】ガント・チャート多段表示の処理手順を示す
フローチャートである。
【図18】ガント・チャート多段表示の表示例を示す図
である。
【図19】ガント・チャート多段表示においてドラッグ
処理したときの動作を説明する図である。
【図20】ガント・チャート多段表示に関連する操作
(マウスが押された時)に対する処理手順を示すフロー
チャートである。
【図21】ガント・チャート多段表示に関連する操作
(マウスが押されて移動した時)に対する処理手順を示
すフローチャートである。
【図22】ガント・チャート多段表示に関連する操作
(マウスが放された時)に対する処理手順を示すフロー
チャートである。
【図23】マウス・ポインタ表示の表示例を示す図であ
る。
【図24】マウス・ポインタ表示の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図25】中間配台表に関連する操作(マウスが放され
た時)に対する処理手順を示すフローチャートである。
【図26】中間配台表に関連する操作(マウスが押され
た時)に対する処理手順を示すフローチャートである。
【図27】関連工程同時表示の表示例を示す図である。
【図28】関連工程同時表示の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図29】表示強調の表示例を示す図である。
【図30】表示強調の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図31】サイロ内在庫表示の表示例を示す図である。
【図32】サイロ内在庫表示(表示開始)の処理手順を
示すフローチャートである。
【図33】サイロ内在庫表示(表示内容変更)の処理手
順を示すフローチャートである。
【図34】サイロ内在庫表示(表示終了)の処理手順を
示すフローチャートである。
【図35】サイロ内在庫グラフ描画ルーチンの手順を示
すフローチャートである。
【図36】ジョブ移動時のピン止め判定処理の手順を示
すフローチャート(1/2)である。
【図37】ジョブ移動時のピン止め判定処理の手順を示
すフローチャート(2/2)である。
【図38】ピン止めジョブ登録(ジョブ毎)の処理手順
を示すフローチャートである。
【図39】ピン止めジョブ解除(ジョブ毎)の処理手順
を示すフローチャートである。
【図40】マシン毎のピン止め設定の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図41】マシン毎ピン止め登録ルーチンの手順を示す
フローチャートである。
【図42】マシン毎ピン止め解除ルーチンの手順を示す
フローチャートである。
【図43】オーバラップ解消の処理概念を示す図であ
る。
【図44】オーバラップ解消の処理手順を示すフローチ
ャート(1/2)である。
【図45】オーバラップ解消の処理手順を示すフローチ
ャート(2/2)である。
【図46】ジョブ左詰めの処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
10…表示装置 20…入力装置 30…補助記憶装置 31…スケジュール・データ 40…演算・制御装置 41…スケジュール表示編集手段 100…パーソナル・コンピュータ本体装置 110…カラー高解像度ディスプレイ 120…キーボード 121…マウス 130…ハード・ディスク 140…メモリ 141…RAM 142…ROM 150…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 場谷内 秀雄 東京都中央区日本橋室町2丁目2番1号 東レ株式会社東京事業場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産計画の管理のための図表であるガン
    ト・チャートを表示及び編集処理するための装置であっ
    て、 表示装置(10)と入力装置(20)と記憶装置(3
    0)と演算・制御装置(40)とを具備し、 前記表示装置(10)は、第1の軸に複数の生産設備又
    は作業工程をとり、かつ、第2の軸に時単位、日単位、
    週単位又は月単位などの所定の時期的目盛りをとって、
    該各生産設備又は作業工程の所定期間にわたるジョブを
    帯状に示すガント・チャート領域を少なくとも画面表示
    するものであり、 前記入力装置(20)は、オペレータによる前記表示及
    び編集処理の実行指示を入力するものであり、 前記記憶装置(30)は、前記ガント・チャートとして
    表示及び編集処理される生産計画のスケジュール・デー
    タ(31)を、前記演算・制御装置(40)による参照
    及び更新処理のために記憶するものであり、 前記演算・制御装置(40)は、前記スケジュール・デ
    ータ(31)に基づいて前記画面を前記表示装置(1
    0)に表示させるとともに、前記入力装置(20)によ
    る入力に応じて、前記画面の表示方法を変更し又は表示
    内容を編集し、該入力が前記ジョブ情報の内容変更を伴
    う指示であると判定された場合にはさらに前記スケジュ
    ール・データ(31)を更新するスケジュール表示編集
    手段(41)、を含むものである、 ガント・チャート表示編集処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スケジュール表示編集手段(41)
    は、前記ガント・チャートにおいて複数のジョブがオー
    バラップして表示されるのを可能にするオーバラップ表
    示手段を備える、請求項1記載のガント・チャート表示
    編集処理装置。
  3. 【請求項3】 前記スケジュール表示編集手段(41)
    は、所望のジョブからジョブにわたって、前記ジョブの
    オーバラップを解消するオーバラップ解消手段を備え
    る、請求項2記載のガント・チャート表示編集処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スケジュール表示編集手段(41)
    は、前記ジョブを、配台品種のより大きな分類の段か
    ら、より小さな分類の段にわたる、多段構成の帯として
    表示する多段表示手段を備える、請求項1記載のガント
    ・チャート表示編集処理装置。
  5. 【請求項5】 前記スケジュール表示編集手段(41)
    は、前記多段構成のジョブにおいて特定の分類が選択さ
    れた場合に、該特定の分類より小さな分類をも含めて一
    括して選択状態とし、移動、複写、削除処理することを
    可能とする多段操作手段を備える、請求項4記載のガン
    ト・チャート表示編集処理装置。
  6. 【請求項6】 前記スケジュール表示編集手段(41)
    は、前記多段構成の帯として構成されているジョブの特
    定の段を強調すべく一方向の幅を広くして表示する強調
    表示手段を備える、請求項4記載のガント・チャート表
    示編集処理装置。
  7. 【請求項7】 前記スケジュール表示編集手段(41)
    は、前記入力装置(20)によってポイントされる前記
    ガント・チャート内のジョブの内容を、所定のポインタ
    表示領域に表示するポインタ表示手段を備える、請求項
    1記載のガント・チャート表示編集処理装置。
  8. 【請求項8】 前記スケジュール表示編集手段(41)
    は、オペレータによる対話配台作業中に削除又はコピー
    されたジョブを一時的に中間配台表領域に描画する中間
    配台表表示手段を備える、請求項1記載のガント・チャ
    ート表示編集処理装置。
  9. 【請求項9】 前記スケジュール表示編集手段(41)
    は、前記ガント・チャートが多段工程を表示する場合、
    特定のジョブがクリックされて選択状態となるときに、
    該ジョブと引き当て関係にある他工程のジョブも識別可
    能な表示をする関連工程同時表示手段を備える、請求項
    1記載のガント・チャート表示編集処理装置。
  10. 【請求項10】 前記スケジュール表示編集手段(4
    1)は、原料又は中間原料を一時的に格納する貯蔵手段
    の在庫推移をグラフ表示する中間原料貯蔵手段内在庫表
    示手段を備える、請求項1記載のガント・チャート表示
    編集処理装置。
  11. 【請求項11】 前記スケジュール表示編集手段(4
    1)は、編集処理中に所望のジョブを移動不可とするた
    めの固定指示を可能とするジョブ固定指示手段を備え
    る、請求項1記載のガント・チャート表示編集処理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記スケジュール表示編集手段(4
    1)は、所望のジョブからジョブにわたって、最も左側
    にあるジョブを基準にして、隙間なく左詰めにして並べ
    るジョブ左詰め手段を備える、請求項1記載のガント・
    チャート表示編集処理装置。
  13. 【請求項13】 前記スケジュール表示編集手段(4
    1)は、所望のジョブからジョブにわたって、最も右側
    にあるジョブを基準にして、隙間なく右詰めにして並べ
    るジョブ右詰め手段を備える、請求項1記載のガント・
    チャート表示編集処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08129585A (ja) * 1994-10-31 1996-05-21 Nec Corp スケジューリングシステムにおけるガントチャート処理システム
JP2010039698A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Kawasaki Shipbuilding Corp 船舶生産管理システム
US7916324B2 (en) 2004-05-19 2011-03-29 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and information processing method
JP2013222331A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Kobe Steel Ltd 生産スケジュールの決定支援システム

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