JP3175862B2 - スケジューリングシステム - Google Patents

スケジューリングシステム

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JP3175862B2
JP3175862B2 JP32652192A JP32652192A JP3175862B2 JP 3175862 B2 JP3175862 B2 JP 3175862B2 JP 32652192 A JP32652192 A JP 32652192A JP 32652192 A JP32652192 A JP 32652192A JP 3175862 B2 JP3175862 B2 JP 3175862B2
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産工程の計画立案作
業を支援する場合に使用されるスケジューリングシステ
ムに関する。詳しくはコンピュータによる視覚的プログ
ラミングの手法を使用し,複数の入力要素の順序列の操
作(選択や並べ替え)を、二次元上のブロックの並べ替
えに置き換えて表現し、スケジューリングのロジックを
構築するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】市場動向の急激な変化と要求の多様化に
より、プラントのスケジューリングは工場の生産性を決
定する重要なファクターとなっており、生産の要求に応
じて、プラントを運転するための実用的な運転計画を速
やかに作成することは緊急の課題となっている。従来プ
ラントの運転計画はスケジューラーの経験や能力に頼っ
ていた。従って計画は人によって差が開くし、ミスを発
生する危険も高く、またコストも高いものとなってい
る。生産は、市場動向の早い変化に追従しなければなら
ない。そのため設備の改変周期が速くなり、プラントや
プロセスはますます複雑化し、その運用をフレキシブル
に行うよう要求される。人の能力には限界があり、スケ
ジューリングは極めて難しくなっている。
【0003】一方工場では計算機による統合化(CI
M)が進む中で、この運転計画の作成は、標準化、自動
化が難しく統合化のネックになっている。ユーザ−がコ
ンピュータシステムを使用して計画を作成する場合に
は、ユーザーが何らかのプログラミングを行う必要があ
るにもかかわらず、プログラミングは経験を必要とする
専門領域であるため、必ずしも容易ではなかった。その
ため、より容易なプログラミングの手法が望まれてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スケ
ジューリング作業を、ジョブをガントチャートに貼る作
業として捉え、ジョブを選びチャートに貼り、調整する
過程を、人間の思考を模倣したロジックに組み、プラン
トの操業計画を自動作成するスケジューリングシステム
を構築することにある。このシステムは従来スケジュー
ラーが行っている計画作業における経験則やノウハウを
小さく分解して小単位とし、各種の機能ブロックとして
予め用意する。この機能ブロックには条件選択の場合に
はif文で表現し、スケジューラーが選択又は空欄記入
方式で文を完結しジョブ毎の調整をする調整画面を用意
する。
【0005】スケジューラーが行う計画作業は、ジョブ
の選択、ユニットの選択、処理時刻の設定等作業の種類
ごとに作成したロジック構築ウインドウの上で上記の各
種の機能ブロックを組み合わせて表現できるようにす
る。機能ブロックの動作と表現を厳選することによりプ
ログラミング作業をより平易なものとする。この機能ブ
ロック群はろ過フイルターのように作用し、スケジュー
リングの対象(入力要素列)となるジョブを上から流し
込むと次々とろ過フイルターを通って最終的に一番優先
度の高い、ジョブが選ばれるような形に構成するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】コンピュータ及びCRT
などの表示画面、キーボード、ポインテイングデバイス
などの入出力機器を使用し、選択又は空欄記入方式で、
スケジューリングの対象となる複数の入力要素列や調整
画等の基本的なデータをCRT上のウインドウから入力
する。詳しくは、表示画面上にスケジューリングの対象
となる複数の入力要素列と、複数の機能ブロックを表示
し、それら複数の機能ブロックの並べ替えを行うことに
より、複数の機能からなる全体のスケジューリングを行
うために、所定のプログラム動作を指定する機能ブロッ
クを複数個組み合わせ、並べ替えることによりそのプロ
グラムの動作内容と動作順序を指定し、スケジューリン
グのロジックを完成するロジック構築インタフェース部
と、構築されたロジックを保存するロジック保存部と、
保存部に保存されているロジックを用いてスケジューリ
ングを実行する実行部とからなり、
【0007】表示画面上の前記各機能ブロックは画面の
左端、最上部へ入る入力要素列に対して、当該機能ブロ
ックに指定された要素選択(動作機能)に基づいて評価
し、評価に合致する場合には下方向に隣接する他の機能
ブロックに出力要素列を出力し、合致しない場合には入
力した要素列を右方向に隣接する他の機能ブロックへ出
力するように構成するとともに、機能ブロックの動作機
能を設定するウインドウを空欄記入方式又は予め定めて
おいた項目を選択する方式で設定するように構成したこ
とを特徴とする。
【0008】また機能ブロックは次のものを設ける。尚
用語は次の意味を持つものとする。要素とは、ジョブ選
択ロジック内の機能ブロックにとってはジョブのことで
あり、ユニット選択ロジック内の機能ブロックにとって
はユニットのことである。レシピとは製品を扱う処方で
あり、例えばある単位量の製品を原料から仕込んで行く
際、どのような工程があり、その各工程での処理時間が
何分かかるか、といった定義付けをする。本スケジュー
リングシステムでは、ジョブの製品名から、その名前に
合致するレシピを探し、レシピの定義に従って、各工程
におけるユニットの使用時間の計算等が行われる。パー
トとは、製品を製造する際に細分化された工程の一つ一
つを指す。(レシピの説明にある工程を指す。)パート
には、そのパートで利用可能なユニットを予め定義す
る。
【0009】1 要素列取り出しブロック 2 属性選択ブロック 3 前選択属性制約ブロック 4 納期順ソートブロック
【0010】5 生産数量選択ブロック 6 割付時刻選択ブロック 7 納期順要素選択ブロック 8 納期差選択ブロック 9 同一属性選択ブロック
【0011】10 在庫上下限内選択ブロック 11 利用状態選択ブロック 12 パート要素数制約ブロック 13 同一要素連続選択ブロック 14 在庫上下限内選択ブロック 15 ジョブ属性選択ブロック
【0012】16 パート選択ブロック 17 生産数量選択ブロック 18 割付時刻選択ブロック 19 流入利用状態選択ブロック
【0013】20 流入時在庫状態選択ブロック 21 流出時利用状態選択ブロック 22 流出時在庫状態選択ブロック 23 流入時間選択ブロック 24 空在庫選択ブロック
【0014】
【作用】ロジック構築インタフェース部は、所定のプロ
グラム動作を指定する機能ブロックを矩形等の特有の図
形に対応させて表示し、この図形を複数個組み合わせ、
並べ替えることにより、そのプログラムの動作内容と動
作順序を指定する、既存のロジックプログラムの編集す
る、また機能ブロックの調整画面によるパラメーターの
調整を行う等の編集機能を持ち、スケジューリングのロ
ジックプログラムを完成する。
【0015】表示画面上に図形で表示された前記各機能
ブロックは、例えばジョブ名、品名、作業形態、納入時
期その他の条件が付された入力要素列が上部に入ると、
当該機能ブロックに指定された要素選択(動作機能)に
基づいて評価し、評価に合致する場合には下方向に隣接
する他の機能ブロックに出力要素列を出力し、合致しな
い場合には入力した要素列を右方向に隣接する他の機能
ブロックへ出力する。ロジック保存部は、ロジック構築
インタフェース部で構成及び編集されたロジックプログ
ラムを保存、管理する。プログラムはロジック実行部へ
渡され評価実行される。ロジック実行部は、ロジックへ
の入力要素列とともに保存部から読みだしたロジックを
評価し、出力要素列を出力する。個々の機能ブロックの
評価、フイルタ処理、次候補選択処理の制御を行う。
【0016】
【実施例】以下図面を用いて本発明の説明をする。図1
は本発明のシステムの構成概念図である。11はコンピ
ュータを使用した処理装置である。12はロジック構築
インタフェース部である。表示画面上で、所定のプログ
ラム動作を指定する機能ブロックを矩形等の特有の図形
に対応させて表示し、この図形を複数個組み合わせ、並
べ替えることによりそのプログラムの動作内容と動作順
序を指定する、既存のロジックプログラムの編集する、
また機能ブロックのパラメーターの調整を行う等の編集
機能を持ち、スケジューリングのロジックプログラムを
完成する。
【0017】13はロジック保存部である。ロジック構
築インタフェース部12で構成及び編集されたロジック
プログラムを保存、管理する。プログラムはロジック実
行部へ渡され評価実行される。14はロジック実行部で
ある。ロジックへの入力要素列とともにロジック保存部
13から読み出したロジックを評価し、出力要素列を出
力する。個々の機能ブロックの評価、フイルタ処理、次
候補選択処理の制御を行う。15は表示制御部である。
CRTの上にウインドウを開く。16は入力制御部であ
る。キーボードやポインテイングデバイスによる入力を
制御する。
【0018】17はプラントデータ保存部である。工程
に編入されるプラント装置やラインなどのユニット情報
を保存する。18はCRTに代表される表示部である。
19はキーボード入力装置である。20はマウス等のポ
インテイングデバイスである。表示画面上で、スケジュ
ールの対象となる入力要素列、機能ブロックに特定の条
件を設定する調整画面等へは文字列は空欄記入方式で入
力する。機能ブロックはポインテイングデバイスで指定
し編集する。
【0019】最初画面上に、構築するロジックの種類を
決定するために、プルダウンメニューにより次の通りウ
インドウの種類を表示し必要とするロジックを選択す
る。 1 ジョブ選択ロジック構築ウインドウ 複数のジョブから優先するジョブを選択するロジックを
構築する。この図2が該当する。 2 ユニット選択ロジック構築ウインドウ パートに使用可能なユニットが複数設定されている場
合、どのユニットを優先して割り当てるかのロジックを
構築する。 3 処理時刻設定ロジック構築ウインドウ ジョブを実行する時間帯をスケジュール画面に貼り付け
ロジックを構築する。 4 実装ユニット選択ロジック構築ウインドウ 貯蔵パートに実装ユニットが複数設定されているような
場合、どの実装ユニットを優先して使用するかを割り当
てるロジックを構築する。
【0020】図2は表示画面上のジョブ選択ロジック構
築ウインドウの例を示している。この図に基づき画面操
作の方法を詳しく説明する。 21 ジョブ選択ロジック表示フイールド この表示部の上をカーソルで指定し、登録済みのロジッ
クをプルダウンメニューで表示する。そこで選択したロ
ジックがジョブ選択ロジック表示フイールドに表示され
る。図では戦略QYの例示がある。
【0021】22 コメント表示フイールド 画面上に設けられたプルダウンメニューのコメント編集
部を選択すると、コメント設定ウインドウが開く。ロジ
ックの内容などについてコメントを記入することができ
る。 23 機能ブロック配置エリア パレット部には各種の機能ブロックを示す特定の形図が
表示されており、カーソルで指定し、再度機能ブロック
配置エリアの上で位置を指定しクリックすると、そこに
機能ブロックが貼り付けられる。 25 生成部 パレットの中の機能ブロックを選択してからこの生成部
をクリックすると機能ブロック配置エリアに機能ブロッ
クが設定される。設定された機能ブロックは移動させる
ことができる。
【0022】26 属性変更部 機能ブロックの内容(処理条件)を変更するときは、機
能ブロック配置エリアの機能ブロックを選択してからこ
の属性変更部をクリックする。選択した機能ブロックが
基本ブロックである場合は、ジョブ選択基本ブロック調
整画面が開くので設定や変更ができる。 27 削除部 削除する機能ブロックを選択しこの削除をクリックする
とブロックは削除される。又設定部,キャンセル部をク
リックし作業の確定と取消ができる。これらの作業を繰
り返すことにより、ロジックを構築する。図3は機能ブ
ロックの動作を示している。機能ブロックとは、ある要
素を選択する処理をするものである。処理条件はブロッ
ク調整ウインドウで登録する。この図では入力要素は
A,B,C,D,Eとし,処理条件は属性a=yを選択
した場合の、出力される要素はB,Cであることを示し
ている。
【0023】表示画面上に開かれているジョブ選択ロジ
ック構築ウインドウの上でカーソルにより基本ブロック
部をクリックするとプルダウン方式で各種のブロックが
表示される。それぞれのブロックは調整画面を持ち属性
を登録する。図4 機能ブロックへの入力要素の受渡し
のルールを示す図である。ブロックは次に示すルールに
基づいて動作するように構成している。
【0024】ルール1 ジョブ選択ロジックで、最初の機能ブロックにジョブが
入力される順番は、予めスケジュールワークジョブとし
てウインドウから登録された順番と同じとする。 ルール2 機能ブロックが縦に並べられている場合、入力要素列は
上に配置された機能ブロックから順に入力される。横に
並べられている場合は、左に配置された機能ブロックか
ら順に入力される。 ルール3 機能ブロックから出力される要素が無い場合は、その機
能ブロックに入力された全ての要素が右横の機能ブロッ
クに入力し直される。
【0025】ルール4 機能ブロックから出力される要素が複数ある場合は、そ
の下の最も左に配置された機能ブロックにその出力要素
が入力される。 ルール5 機能ブロックが出力される要素が一つになった場合は、
その出力がロジック全体の出力となって処理が終了す
る。 ルール6 どの機能ブロックにも要素が該当しない場合や最終的に
複数の要素が出力された場合は、出力要素の並びの先頭
の要素が出力されて処理が終了する。
【0026】図5 ジョブ処理の流れを示した例図であ
る。 図6 デフォルトブロック 入力されたジョブをそのまま出力するブロックである。
ブロック内でジョブが一つも選択されれないことをなく
する。機能ブロック配置エリアに設定された機能ブロッ
クの各行の右端に自動的に設定される。
【0027】以下にジョブ選択ロジック構築ウインドウ
上の機能ブロック画面と機能ブロックの動作を設定する
ための、ジョブ選択ロジック構築画面上で基本ブロック
部をクリックして開いて入力するブロック調整画面を合
わせて記載する。選択できる文字及び空欄記入文字は何
れも予め定義した文字から選ぶものとする。 図7 要素列取り出しブロック 入力ジョブの順番に従って、最初または最後から任意の
数だけジョブを選択する、という条件を設定するブロッ
クであり、調整画面の構成は”入力要素の順で、[最初
/最後]から数えて[A]番目から[最後/最初]から
数えて[B]番目までの要素を選択する”とする。A,
Bは何番目のジョブかを示す数字を入力する。
【0028】図8 属性選択ブロック 特定の生成物名、付加コード、作業形態、またはジョブ
名を基準にしてジョブを選択する、という条件を設定す
るブロックであり、調整画面の構成は”[A]が[B]
[である/以外の]要素を選択する”とする。Aは生成
物/付加コード/作業形態/名前/利用属性の、BはA
に合わせて実際に設定する名前、付加コード、作業形
態、ジョブ名の何れかを入力する。
【0029】図9 前選択属性制約ブロック 前に選択したジョブの内容によって、特定のジョブを選
択する、という条件を設定するブロックであり、調整画
面の構成は”もし前選択のジョブの[A]が[B]であ
れば、[A]が[B][である/以外の]要素を選択す
る”とする。 Aは生成物/付加コード/作業形態/名前/製品名/属
性の BはAに合わせて実際に設定する品名、付加コード、作
業形態、ジョブ名の何れかを入力する。
【0030】図10 納期順ソートブロック 納期又は開始時刻をキーとして、ブロックに入力される
ジョブの順番を並べ替える、という条件を設定するブロ
ックであり、調整画面の構成は”[A]の[早い順/遅
い順]に要素を並べ替える”とする。Aは最早納期、最
遅納期、開始時刻の何れかを入力する。 図11 生産数量選択ブロック 生産数量を基準にしてジョブを選択する、という条件を
設定するブロックであり、調整画面の構成が、”生産数
量が、最も[多い/少ない]要素を選択する”とするも
のと、調整画面の構成が、”生産数量が[A][以上/
以下]の要素を選択する”とするもの。Aはジョブの生
産量を示す数字を入力する。
【0031】図12 割付時刻選択ブロック ユニットの使用時刻によって、特定のジョブを選択す
る、という条件を設定できるブロックであり、調整画面
の構成は、”ユニット[A]の現ステップの最終使用時
刻(B)が[C][D]から[E][F]の範囲[内/
外]の時は、[G]が[H]のジョブを選択する”とす
る。Aはユニットの名前を入力する。Bは非周期/日単
位/周単位/月単位より選択し入力する。C,EはAで
入力したユニットの使用年月日を、D,FはAで入力し
たユニットの使用時刻を設定する。Gは生成物/付加コ
ード/作業形態/名前より選択し入力する。HはGに合
わせて、実際に設定する品名/付加コード/作業形態/
ジョブ名の何れかを入力する。
【0032】図13 納期順要素選択ブロック 納期または開始時刻を基準にしてジョブを選択する、と
いう条件を設定できるブロックであり、調整画面の構成
は、”[A]が一番[早い/遅い]要素を選択する”と
する。Aは最早納期/最遅納期/開始時刻の何れかを入
力する。 図14 納期差選択ブロック 前に選択したジョブとの期間の差によってジョブを選択
する、という条件を設定できるブロックであり、調整画
面の構成は、”前選択のジョブとの[A]の差が[B]
[日/周/月][以内/以上]である要素を選択する、
とする。Aは最早納期/最遅納期/開始時刻の何れかを
入力する。Bは前ジョブのAとの期間の差を示す数値を
入力する。
【0033】図15 同一属性選択ブロック 前に選択したジョブと同じ属性を持つジョブを選択す
る、という条件を設定できるブロックであり、調整画面
の構成は、”もし前選択のジョブの[A]が[B]であ
れば、それと同一の属性[である/でない]要素を選択
する、とする。Aは生成物,付加コード,作業形態の中
から一つ選択する。BはAに合わせて実際に設定する品
名,付加コード,又は作業形態を入力する。
【0034】図16 在庫上下限内選択ブロック 特定のユニットにおける在庫量が、そのユニットの上限
を超えたり下限を下回ることがないジョブを選択する、
という条件を設定できるブロックであり、調整画面の構
成は、”ユニット[A]の現ステップの最終使用時刻で
の在庫量とそのユニットの流入出量の和がユニットの上
下限を超えないジョブを選択する”とする。Aはユニッ
トの名前を入力する。
【0035】以下にユニット選択ロジック構築ウインド
ウ上の機能ブロック画面と機能ブロックの動作を設定す
るための、ユニット選択ロジック構築画面上で基本ブロ
ック部をクリックして開いて入力するブロック調整画面
を合わせて記載する。選択できる文字及び空欄記入文字
は何れも予め定義した文字から選ぶものとする。 図17 利用状態選択ブロック ユニットの利用時間または利用回数を基準にしてユニッ
トを選択する、という条件を設定できるブロックであ
り、調整画面の構成は、”利用[時間/回数]が一番
[少ない/多い]要素を選択する”とする。
【0036】図18 パート要素数制約ブロック レシピとパートの複合条件によって、利用可能なユニッ
ト数の上限を設定する、という条件を設定できるブロッ
クであり、調整画面の構成は、”レシピが[A]で、パ
ートが[B]であれば、利用可能なユニット数の上限を
[C]個とする。但し[1ジョブ内/全ジョブ内]有効
とする”とする。Aはレシピの名前を入力する。Bはパ
ートの名前を入力する。Cは利用可能なユニット数の上
限を示す数値を入力する。
【0037】図19 同一要素連続選択ブロック ジョブ内の複数のパ−トにおいて、同じユニットを連続
して選択する、という条件を設定できるブロックであ
り、調整画面の構成は、”現ジョブで、同一のユニット
を選択したいパート名を[A]とする”とする。Aはパ
ートの名前を入力する。 図20 在庫上下限内選択ブロック ユニットの上限値又は下限値と在庫量の差によってユニ
ットを選択する、という条件を設定できるブロックであ
り、調整画面の構成は、”現ステップで最終使用時刻の
在庫量とそのユニットの流入出量の和がユニットの上下
限を超えず、かつ上限との差が[最大/最小]のユニッ
トを選択する”とする。
【0038】図21 ジョブ属性選択ブロック ジョブの特定の条件によって、全てのユニットを選択す
る、という条件を設定できるブロックであり、調整画面
の構成は、”ジョブの[A]が[B]で[あれば/なけ
れば]全要素を選択する”とする。Aは生成物,付加コ
ード,作業形態,名前から選択し、BはAに合わせて実
際に設定する品名,付加コード,作業形態,ジョブ名の
何れかを入力する。
【0039】図22 パート選択ブロック レシピとパートの複合条件によって、全てのユニットを
選択する、という条件を設定できるブロックであり、調
整画面の構成は、”レシピが[A]で、パートが[B]
で[あれば/なければ]全要素を選択する”とする。A
はレシピの名前を入力する。Bはパートの名前を入力す
る。
【0040】図23 生産数量選択ブロック ジョブ又はパートの生産数量によって、ユニットを選択
する、という条件を設定できるブロックであり、調整画
面の構成は、“[ジョブ/パート]の生産量が[A]
[以上/以下]であれば全要素を選択する”とする。A
はジョブ又はパートの生産数量を示す数字を入力する。 図24 割付時刻選択ブロック 使用できる時間を基準にして、ユニットを選択する、と
いう条件を設定できるブロックであり、調整画面の構成
は、”現ステップでスケジュールバーを貼れる時刻が最
も[早い/遅い]要素を選択する”とする。
【0041】図25 流入時利用状態選択ブロック 実装ユニットの使用時間又は使用回数の一番少ないユニ
ットを選択する、という条件を設定できるブロックであ
り、調整画面の構成は、”利用[時間/回数]が一番少
ない要素を選択する”とする。 図26 流入時在庫状態選択ブロック 流入可能量を基準にして、実装ユニットを選択する、と
いう条件を設定できるブロックであり、調整画面の構成
は、”流入可能量が正でかつ[最も多い/最も少ない/
流入量以上の]要素を選択する”とする。
【0042】図27 流出時利用状態選択ブロック 実装ユニットの使用時間又は使用回数の一番少ないユニ
ットを選択する、という条件を設定できるブロックであ
り、調整画面の構成は、”利用[時間/回数]が一番少
ない要素を選択する”とする。 図28 流出時在庫状態選択ブロック 流出可能量を基準にして、実装ユニットを選択する、と
いう条件を設定できるブロックであり、調整画面の構成
は、”流出可能量が正でかつ[最も多い/最も少ない/
流出量以上の]要素を選択する”とする。 図29 流入時間選択ブロック 在庫の入れ終わった時間を基準に、実装ユニットを選択
する、という条件を設定できるブロックであり、調整画
面の構成は、”在庫を入れ終わった時間が一番[古い/
新しい]要素を選択する”とする。 図30 空在庫選択ブロック 在庫量を基準に、実装ユニットを選択する、という条件
を設定できるブロックであり、調整画面の構成は、”在
庫が空である要素を選択する”とする。調整画面は使用
しない。
【0043】以下に本スケジューリングシステムを構成
するジョブ選択ロジックの動作を図5により詳しく説明
する。スケジューリング対象ジョブ51であるジョブJ
1〜J7は別途表示画面上で所定の順番で入力してお
く。この複数の入力ジョブに対して、優先するジョブを
選択するロジックを構築する事にする。最初に表示画面
上に、図1で説明したようにプルダウンメニュー方式に
よりジョブ選択ロジック構築ウインドウ図2を開く。こ
のウインドウ上の機能ブロック配置エリア23上の所定
の位置に、図2右側のパレット24上でカーソルで指定
した機能ブロックを再度カーソルで指定し、配置する。
この操作を繰り返すことにより図5のジョブ選択ロジッ
ク52を構築する。手順は
【0044】パレット24上で先ず属性選択ブロック図
8を指定し、調整画面を開きAに作業形態,Bに生産,
Cに、である,を入力する。カーソルで再度機能ブロッ
ク配置エリア23上の所定の位置を指定し配置したの
が、作業形態が生産である、の機能ブロックである。
同様にパレット24上で納期順要素選択ブロック図10
を指定し、調整画面を開きAに開始時刻、Bに早いを入
力する。カーソルで再度機能ブロック配置エリア23上
の所定の位置を指定し配置したのが、開始時刻が一番
は早い、の機能ブロックである。同様にパレット上で納
期順要素選択ブロック図10を指定し、調整画面を開き
Aに最早納期、Bに早い、を入力する。カーソルで再度
機能ブロック配置エリア23上の所定の位置を指定し配
置したのが、最早納期が一番早い、の機能ブロックで
ある。
【0045】同様にしてパレット上で属性選択ブロック
図8を指定し、調整画面を開きAに生成物、Bに辛口カ
レー粉、Cに、であるを入力する。カーソルで再度機能
ブロック配置エリア23上の所定の位置を指定し配置し
たのが、生成物が辛口カレー粉の機能ブロックであ
る。この様にしてジョブ選択ロジック構築ウインドウ図
2上にジョブ選択ロジック図5の52を完成する。この
ロジックはルール1〜6に従って動作し結果は、図5上
の機能ブロック毎の入出力要素の結果53として行毎の
機能ブロックの動作結果を表示する。最終結果として、
ジョブJ1〜J7から、所定の機能ロジック4個を配列
することによりジョブJ4,J7が優先ジョブとなる。
ルール6より先頭のジョブJ4が最優先ジョブとなりス
ケジュールされ表示画面に出力される。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、上記のようにしてスケ
ジューリング作業は機能ブロックの並べ替えで定義でき
るようになり、コンピュータの知識は必要とせず、プロ
グラミング経験の少ないユーザーにも容易に行うことが
できるようになった。また機能ブロックをどのように選
んだかのトレースをとることにより結果の再検討と再ト
ライが出来るので、従来よりも少ない工数と時間でスケ
ジューリング作業を進めることができるようになった。
例えば下記の様な点に優れた効果を発揮する事ができ
る。 (1)生産計画の急変に対応するための時間が短縮され
る。 (2)スケジューラの経験と能力に依存していたスケジ
ューリング作業は、経験が不要になり技能の平準化が図
れる。 (3)プラント設計の際シミュレーションその他のエン
ジニアリングに応用できる。例えば装置を新しく導入す
る時や、プラントを新しく建設する場合など、プラント
設計エンジニアがプラントの構成を色々と変えて実行可
能なスケジュールをシュミレートすることができる。こ
の様にしてより最適な生産工程をもつプラント構成を検
討することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成概念図である。
【図2】ジョブ選択ロジック構築ウインドウを示す画面
である。
【図3】機能ブロックの役割を説明する図面である。
【図4】機能ブロックへの入力要素の受渡しのルールを
示す図である。
【図5】ジョブ処理の流れを示す図である。
【図6】デフォルトブロックを示す図である。
【図7】要素取り出しブロックと調整画面を示す図であ
る。
【図8】属性選択ブロックと調整画面を示す図である。
【図9】前選択属性制約ブロックと調整画面を示す図で
ある。
【図10】納期順ソートブロックと調整画面を示す図で
ある。
【図11】生産数量選択ブロックと調整画面を示す図で
ある。
【図12】割付時刻選択ブロックと調整画面を示す図で
ある。
【図13】納期順要素選択ブロックと調整画面を示す図
である。
【図14】納期差選択ブロックと調整画面を示す図であ
る。
【図15】同一属性選択ブロックと調整画面を示す図で
ある。
【図16】在庫上下限内選択ブロックと調整画面を示す
図である。
【図17】利用状態選択ブロックと調整画面を示す図で
ある。
【図18】パート要素数制約ブロックと調整画面を示す
図である。
【図19】同一要素連続選択ブロックと調整画面を示す
図である。
【図20】在庫上下限内選択ブロックと調整画面を示す
図である。
【図21】ジョブ属性選択ブロックと調整画面を示す図
である。
【図22】パート選択ブロックと調整画面を示す図であ
る。
【図23】生産数量選択ブロックと調整画面を示す図で
ある。
【図24】割付時刻選択ブロックと調整画面を示す図で
ある。
【図25】流入時利用状態選択ブロックと調整画面を示
す図である。
【図26】流入時在庫状態選択ブロックと調整画面を示
す図である。
【図27】流出時利用状態選択ブロックと調整画面を示
す図である。
【図28】流出時在庫状態選択ブロックと調整画面を示
す図である。
【図29】流入時間選択ブロクと調整画面を示す図であ
る。
【図30】空在庫選択ブロックと調整画面を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 コンピュータを使用した処理装置 12 ロジック構築インタフェース部 13 ロジック保存部 14 ロジック実行部 15 表示制御部 16 入力制御部 17 プラントデータ保存部 18 CRTに代表される表示部 19 キーボード入力装置 20 マウス等のポインテイングデバイス 51 スケジューリング対象ジョブを示す表 52 ジョブ選択ロジックを構成した例図 53 機能ブロックごとの入出力要素の結果各段階での
出力 ‐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06F 3/00 G06F 3/14 G05B 19/418

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上にスケジューリングの対象とな
    る複数の入力要素列と、複数の機能ブロックを表示し、
    それら複数の機能ブロックの並べ替えを行うことによ
    り、複数の機能からなる全体のスケジューリングを行う
    ために、 所定のプログラム動作を指定する機能ブロックを複数個
    組み合わせ、並べ替えることによりそのプログラムの動
    作内容と動作順序を指定し、スケジューリングのロジッ
    クを完成するロジック構築インタフェース部と、 構築されたロジックを保存するロジック保存部と、 保存部に保存されているロジックを用いてスケジューリ
    ングを実行する実行部とからなり、 表示画面上の前記各機能ブロックは画面の左端、最上部
    へ入る入力要素列に対して、当該機能ブロックに指定さ
    れた要素選択(動作機能)に基づいて評価し、評価に合
    致する場合には下方向に隣接する他の機能ブロックに出
    力要素列を出力し、合致しない場合には入力した要素列
    を右方向に隣接する他の機能ブロックへ出力するように
    構成するとともに、機能ブロックの動作機能を設定する
    ウインドウを空欄記入方式又は予め定めておいた項目を
    選択する方式で設定するように構成したことを特徴とす
    るスケジューリングシステム。
  2. 【請求項2】前記機能ブロックの一つであり、入力ジョ
    ブの順番に従って、最初または最後から任意の数だけジ
    ョブを選択する、という条件を設定する要素列取り出し
    ブロックであって、その調整画面を、“ 入力要素の順
    で、[最初/最後]から数えて[A]番目から[最後/最
    初」から数えて[B]番目までの要素を選択する”(但
    し、A,Bは何番目かのジョブを示す数字)とすること
    を特徴とする請求項1記載のスケジューリングシステ
    ム。
  3. 【請求項3】前記機能ブロックの一つであり、特定の生
    成物名、付加コード、作業形態、またはジョブ名を基準
    にしてジョブを選択する、という条件を設定する属性選
    択ブロックであって、調整画面を、 “[A]が[B][C]
    要素を選択する”(但し、Aは生成物/付加コード/作
    業形態/名前/利用属性、BはAに合わせて実際に設定
    する名前,付加コード,作業形態,ジョブ名、Cは「で
    ある」/「以外の」の何れか)とすることを特徴とする
    請求項1記載のスケジューリングシステム。
  4. 【請求項4】前記機能ブロックの一つであり、前に選択
    したジョブの内容によって、特定のジョブを選択する、
    という条件を設定する前選択属性制約ブロックであっ
    て、調整画面を、 ”もし前選択のジョブの[A]が[B]
    であれば、[A]が[B] [C]要素を選択する”(但
    し、Aは生成物/付加コード/作業形態/名前/製品名
    /属性、BはAに合わせて実際に設定する品名,付加コ
    ード,作業形態,ジョブ名、Cは「である」/「以外
    の」の何れか)とすることを特徴とする請求項l記載の
    スケジューリングシステム。
  5. 【請求項5】前記機能ブロックの一つであり、納期又は
    開始時刻をキーとして、ブロックに入力されるジョブの
    順番を並べ替える、という条件を設定する納期順ソート
    ブロックであって、調整画面を、“[A]の[B]に要素
    を並べ替える”(但し、Aは最早納期,最遅納期,開始
    時刻、Bは「早い順」/「遅い順」の何れか)とするこ
    とを特徴とする請求項1記載のスケジューリングシステ
    ム。
  6. 【請求項6】前記機能ブロックの一つであり、生産数量
    を基準にしてジョブを選択する、という条件を設定する
    生産数量選択ブロックであって、調整画面を、“生産数
    量が、最も[A]要素を選択する”(但し、Aは多い/
    少ない)とするものと、調整画面を、“生産数量が
    [B] [C]の要素を選択する”(但し、Bはジョブの
    生産量を示す数字、Cは「以上」/「以下」の何れか)
    とするものを併せたことを特徴とする請求項l記載のス
    ケジューリングシステム。
  7. 【請求項7】前記機能ブロックの一つであり、ユニット
    の使用時刻によって、特定のジョブを選択する、という
    条件を設定できる割付時刻選択ブロックであって、調整
    画面を、“ユニット[A]の現ステップの最終使用時刻
    (B)が[C]から[D]の範囲[E]の時は、[F]が
    [G]のジョブを選択する”(但し、Aはユニットの名
    前、Bは非周期/日単位/周単位/月単位より選択、
    C,DはAで入力したユニットの使用時刻、Eは「内
    か」「外か」の何れか、Fには生成物/付加コード/作
    業形態/名前より選択、GはFに合わせて実際に設定す
    る品名/付加コード/作業形態/ジョブ名の何れか)、
    とすることを特徴とする請求項l記載のスケジューリン
    グシステム。
  8. 【請求項8】前記機能ブロックの一つであり、納期また
    は開始峙刻を基準にしてジョブを選択する、という条件
    を設定できる納期順要素選択ブロックであって、調整画
    を、“[A]が一番[B]要素を選択する”(但し、A
    は最早納期/最遅納期/開始時刻の何れか、Bは早い/
    遅いの何れか)とすることを特徴とする請求項1記載の
    スケジューリングシステム。
  9. 【請求項9】前記機能ブロックの一つであり、前に選択
    したジョブとの期間の差によってジョブを選択する、と
    いう条件を設定できる納期差選択ブロックであって、調
    整画面を、“前選択のジョブとの[A]の差が[B]
    [C] [D]である要素を選択する”(但し、Aは最早
    納期/最遅納期/開始時刻の何れか、BはAとの期間の
    差を示す数値、Cは日/周/月の何れか、Dは「以内」
    /「以上」の何れか)とすることを特徴とする請求項l
    記載のスケジューリングシステム。
  10. 【請求項10】前記機能ブロックの一つであり、前に選
    択したジョブと同じ属性を待つジョブを選択する、とい
    う条件を設定できる同一属性選択ブロックであって、調
    整画面を、“もし前選択のジョブの[A]が[B]であれ
    ば、それと同一の属性[C]要素を選択する”(但し、
    Aは生成物,付加コード,作業形態の中から一つ選択、
    BはAに合わせて実際に設定する品名,付加コード,又
    は作業形態、Cは「である」/「でない」の何れか)と
    する請求項1記載のスケジューリングシステム。
  11. 【請求項11】前記機能ブロックの一つであり、特定の
    ユニットにおける在庫量が、そのユニットの上限を超え
    たり下限を下回ることがないジョブを選択する、という
    条件を設定できる在庫上下限内選択ブロックであって、
    調整画面を、“ユニット[A]の現ステップの最終使用
    時刻での在庫量とそのユニットの流入出量の和がユニッ
    トの上下限を超えない要素を選択する”(但し、Aはユ
    ニットの名前)とすることを特徴とする請求項l記載の
    スケジューリングシステム。
  12. 【請求項12】前記機能ブロックの一つであり、ユニッ
    トの利用時間または利用回数を基準にしてユニットを選
    択する、という条件を設定できる利用状態選択ブロック
    であって、調整画面を、“利用[A]が一番[B]要素を
    選択する”(但し、Aは時間/回数の何れか、Bは少な
    い/多いの何れか)とすることを特徴とする請求項l記
    載のスケジューリングシステム。
  13. 【請求項13】前記機能ブロックの一つであり、レシピ
    とパートの複合条件によって、利用可能なユニット数の
    上限を設定する、という条件を設定できるパート要素数
    制約ブロックであって、調整画面を、“レシピが[A]
    で、パートが[B]であれぱ、利用可能なユニット数の
    上限を[C]個とする。但し[D]有効とする”(但し、
    Aはレシピの名前、Bはパートの名前、Cは利用可能な
    ユニット数の上限を示す数値、Dは「lジョブ内」/
    「全ジョブ内」の何れか)とすることを特徴とする請求
    項l記載のスケジューリングシステム。
  14. 【請求項14】前記機能ブロックの一つであり、ジョブ
    内の複数のパートにおいて、同じユニットを連続して選
    択する、という条件を設定できる同一要素連続選択ブロ
    ックであって、調整画面を、“現ジョブで、同一のユニ
    ットを選択したいパート名を[A]とする”(但し、A
    はパートの名前)とすることを特徴とする請求項l記載
    のスケジューリングシステム。
  15. 【請求項15】前記機能ブロックの一つであり、ユニッ
    トの上限値又は下限値と在庫量の差によってユニットを
    選択する、という条件を設定できる在庫上下限内選択ブ
    ロックであって、調整画面を、“現ステップで最終使用
    時刻の在庫量とそのユニットの流入出量の和がユニット
    の上下限を超えず、かつ[A]限との差が[B]のユニッ
    トを選択する”(但し、Aは上/下の何れか、Bは最大
    /最小の何れか)とすることを特徴とする請求項1記載
    のスケジューリングシステム。
  16. 【請求項16】前記機能ブロックの一つであり、ジョブ
    の特定の条件によって、全てのユニットを選択する、と
    いう条件を設定できるジョブ属性選択ブロックであっ
    て、調整画面を、”ジョブの[A]が「B」で[C]全要
    素を選択する”(但し、Aは生成物,付加コード,作業
    形態,名前から選択、BはAに合わせて実際に設定する
    品名,付加コード,作業形態,ジョブ名の何れか、Cは
    「あれば」/「なければ」の何れか)とすることを特徴
    とする請求項1記載のスケジューリングシステム。
  17. 【請求項17】前記機能ブロックの一つであり、レシピ
    とパートの複合条件によって、全てのユニットを選択す
    る、という条件を設定できるパート選択ブロックであっ
    て、調整画面を、“レシピが[A]で、パートが[B]で
    [あれば/なければ]全要素を選択する”(但し、Aは
    レシピの名前、Bはパートの名前)とすることを特徴と
    する請求項l記載のスケジューリングシステム。
  18. 【請求項18】前記機能ブロックの一つであり、ジョブ
    又はパートの生産数量によって、ユニットを選択する、
    という条件を設定できる生産数量選択ブロックであっ
    て、調整画面を、“[A]の生産量が[B][C]であれ
    ば全要素を選択する”(但し、Aはジョブまたはパート
    の何れか、Bは生産数量を示す数字、Cは以上/以下の
    何れか)とすることを特徴とする請求項1記載のスケジ
    ューリングシステム。
  19. 【請求項19】前記機能ブロックの一つであり、使用で
    きる時間を基準にして、ユニットを選択する、という条
    件を設定できる割付時刻選択ブロックであって、調整画
    を、“現ステップでスケジュールバーを貼れる時刻が
    最も[A]要素を選択する”(但し、Aは早い/遅いの何
    れか)とすることを特徴とする請求項1記載のスケジュ
    ーリングシステム。
  20. 【請求項20】前記機能ブロックの一つであり、実装ユ
    ニットの使用時間又は使用回数の一番少ないユニットを
    選択する、という条件を設定できる流入時利用状態選択
    ブロックであって、調整画面を、“流入時利用[A]が
    一番少ない要素を選択する”(但し、Aは時間/回数)
    とすることを特徴とする請求項l記載のスケジューリン
    グシステム。
  21. 【請求項21】前記機能ブロックの一つであり、流入可
    能量を基準にして、実装ユニットを選択する、という条
    件を設定できる流入時在庫状態選択ブロックであって、
    調整画面を、“流入可能量が正でかつ[A]要素を選択
    する”(但し、Aは「最も多い」/「最も少ない」/
    「流入量以上」の何れか)とすることを特徴とする請求
    項l記載のスケジューリングシステム。
  22. 【請求項22】前記機能ブロックの一つであり、実装ユ
    ニットの使用時間又は使用回数の一番少ないユニットを
    選択する、という条件を設定できる流出時利用状態選択
    ブロックであって、調整画面を、“流出時利用[A]が
    一番少ない要素を選択する”(但し、Aは時間/回数の
    何れか)とすることを特徴とする請求項1記載のスケジ
    ューリングシステム。
  23. 【請求項23】前記機能ブロックの一つであり、流出可
    能量を基準にして、実装ユニットを選択する、という条
    件を設定できる流出時在庫状態選択ブロックであって、
    調整画面を、“流出可能量が正でかつ[A]要素を選択
    する”(但し、Aは「最も多い」/「最も少ない」/
    「流出量以上」の何れか)とすることを特徴とする請求
    項l記載のスケジューリングシステム。
  24. 【請求項24】前記機能ブロックの一つであり、在庫の
    入れ終わった時間を基準に、実装ユニットを選択する、
    という条件を設定できる流入時間選択ブロックであっ
    て、調整画面を、“在庫を入れ終わった時間が一番
    [A]要素を選択する”(但し、Aは「古い」/「新し
    い」の何れか)とすることを特徴とする請求項l記載の
    スケジューリングシステム。
  25. 【請求項25】前記機能ブロックの一つであり、在庫量
    を基準に実装ユニットを選択する、という条件を設定で
    きる空在庫選択ブロックであって、調整画面を、“在庫
    が空である要素を選択する”とすることを特徴とする請
    求項1記載のスケジューリングシステム。
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