JPH09223055A - ツリー表示方法及びツリー表示装置 - Google Patents

ツリー表示方法及びツリー表示装置

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JPH09223055A
JPH09223055A JP8027107A JP2710796A JPH09223055A JP H09223055 A JPH09223055 A JP H09223055A JP 8027107 A JP8027107 A JP 8027107A JP 2710796 A JP2710796 A JP 2710796A JP H09223055 A JPH09223055 A JP H09223055A
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JP8027107A
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Yasuhiro Matsuzaka
泰洋 松坂
Yasuo Uchida
康夫 内田
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Information and Communication Systems Inc
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Information and Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキストデータの表示機能だけで、簡単にバ
ージョン・ツリーを表示することができるツリー表示方
法及びツリー表示装置を提供する。 【解決手段】 「1.1」等の番号は、同一名称のファ
イルを改訂することにより生じた同一ファイル名の複数
のバージョンそれぞれに付されたバージョン番号であ
る。各バージョン番号は、偶数個の数字と、これらの数
字の間のピリオド(「.」)から成り、これらの他に使
用する表示は、「─」、「|」、「+」の3種類と空白
(スペース)部分だけである。これらは、一般的な文字
入力用のキーボードには必ず含まれているキャラクター
であり、したがってテキストデータだけでバージョン・
ツリーを表示することが可能となる。その表示は、実用
的に必要十分な見易さを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つのコンピュー
タプログラム等が改訂されて複数のバージョンが存在す
る場合に、これらの各バージョンが付された番号をツリ
ーとして表示するツリー表示方法及びツリー表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータプログラム(以下単に「プ
ログラム」という)の開発や文書作成の過程において、
改訂や書き直しためのバージョンアップを繰り返すこと
によって、同一のファイル名や同一の名称が付いたファ
イルの集合について複数のバージョンが存在することが
ある。特に、大規模なプログラムを開発する場合、全体
を複数の構成要素に分け、何人かの開発担当者によって
それぞれの部分を開発し、最終的にこれらを合成して一
つのプログラムを完成させるという手法が採られること
が多いが、その場合には全体のファイル数は膨大なもの
となり、それぞれについて何度も改訂が行われて複数の
バージョンが存在することになるため、それらが互いに
どういう関係にあるかを把握することが困難となる。そ
こで、多数のバージョンが存在するファイルやファイル
の集合の全体の構造が操作者に分かり易くなるように、
それぞれのファイルの関係をツリー構造(「バージョン
・ツリー」という)で表現し、視覚的に把握できるよう
にしたツールが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファイルも
しくはファイルの集合の各バージョン間の関係をツリー
で表現するための従来のツールは、それ専用に開発され
たグラフィック表示機能を備えたソフトウェア又はハー
ドウェアを必要とした。このため、テキストデータしか
表示できないシステムでは、ファイルもしくはファイル
の集合の各バージョン間の関係をツリーで表現すること
ができなかった。また、グラフィック表示機能を備えた
システムであっても、簡単にツリー表示を行いたいとき
に、一々それ専用のソフトウェア又はハードウェアを起
動するのは手間がかかり、効率が悪かった。
【0004】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
のであり、テキストデータの表示機能だけで、簡単にバ
ージョン・ツリーを表示することができるツリー表示方
法及びツリー表示装置を提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1記載の発明は、所定の規則に従って生成さ
れた複数の番号に大小関係の順序を定義し、これらを大
きさの順に従ってソートし、これらの番号をツリー構造
として表示するツリー表示方法であって、前記ツリー構
造の表示に用いる記号として、前記複数の番号以外に、
3種類もしくは4種類のキャラクターのみを用いること
を特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記所定の規則に従って生成された複数の
番号は、コンピュータの記憶装置に記憶される際のデー
タの単位であるファイルに対して、その改訂の際に付さ
れるバージョン番号であることを特徴とするものであ
る。請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、前記所定の規則に従って生成された複数の番号は、
コンピュータの記憶装置に記憶される際のデータの単位
であるファイルの集合に対して、その改訂の際に付され
るバージョン番号であることを特徴とするものである。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の発明において、前記キャラクターとして、
「−」「|」「+」及び空白を用いることを特徴とする
ものである。請求項5記載の発明は、所定の規則に従っ
て生成された複数の番号に大小関係の順序を定義し、こ
れらを大きさの順に従ってソートし、これらの番号をツ
リー構造として表示するツリー表示装置であって、前記
ツリー構造の表示に用いる記号として、前記複数の番号
以外に、3種類もしくは4種類のキャラクターのみを用
いることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】所定の規則に従って生成された複数の番号と
は、例えば、プログラム開発の過程において、繰り返し
行われるファイルの改訂によって生じる同一ファイルの
複数のバージョンに対して付されるバージョン番号など
である。一般にこれらのバージョン番号は、所定の規則
に従って付され、その番号を見ただけで、ファイルの改
訂の履歴が分かるようになっている。しかしながら、何
度も改訂が繰り返されて、番号の桁数が多くなると、熟
練者でも、直ちにそのファイルの改訂の履歴を把握する
ことは容易でない。そこで、本発明に基づいて、このよ
うなバージョン番号をグラフィック表示することによっ
て、ファイルの改訂の履歴を視覚的に把握することが可
能となり、便利である。そして、このグラフィック表示
には3種類もしくは4種類のキャラクター、具体的に
は、例えば「−」「|」「+」及び空白のみを用いる。
これによって、専用のグラフィック機能がなくても、テ
キスト表示機能だけがあれば、バージョン・ツリーを表
示することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。尚、以下では、プログラム
の開発や文書作成の過程において、改訂や書き直しによ
って、プログラム等がバージョンアップを繰り返され、
同一名称のファイル名が付いたファイルについて複数の
バージョン番号が存在する場合について説明する。
【0010】図1は、本実施形態によるツリー表示方法
によって、複数のバージョン番号をツリー構造により表
示したものの一例を示す図である。同図において、
「1.1」「1.1.1.1」等の番号は、同一名称の
ファイルを順次改訂することによって生じたそのファイ
ル名の複数のバージョンそれぞれに付したバージョン番
号である。同図に示すように、各バージョン番号は、偶
数個の自然数と、これらの自然数の間のピリオ
ド(「.」)から成っている。
【0011】ところで、図1では、バージョン番号に用
いる数字及びピリオドの他に現れる表示は、「─」、
「|」、「+」の3種類と空白(スペース)部分だけで
ある。これらは、一般的な文字入力用のキーボードには
必ず含まれているキャラクターである。したがって、図
1の画面表示は、テキストデータだけで構成でき、バー
ジョン・ツリーを表示させる際に一々専用のグラフィッ
ク表示機能を起動させる必要がない。しかも、図1に示
すバージョン・ツリーの表示は、実用上、従来のグラフ
ィック機能を用いて表示させた場合に劣らない程に必要
十分な見易さを備えている。
【0012】次に、図1に示すバージョン・ツリーを表
示させる具体的な手順について説明する。バージョン番
号をツリー構造として表示させる前提として、ファイル
の更新を行った場合には、一定の規約に従って、更新し
たそれぞれのファイルにバージョン番号を付さなければ
ならない。この規約とは、以下のようなものである。 そのファイルの最初の版に付すバージョン番号は
「1.1」とする。 新しい版に付すバージョン番号は、原則として、改訂
する前の版のバージョン番号において、ピリオド「.」
で区切られた最後の自然数を1だけ増加する。 但し、既にそのような番号が存在する場合には、前の
版のバージョン番号の後に「.1.1」を付けたものを
その版のバージョン番号とする。 「.1.1」を付けたものも既に存在している場合に
は、「.2.1」を付けたものをその版のバージョン番
号とする。以下同様。
【0013】このようにしてファイルの各バージョンに
バージョン番号を付したら、それぞれのバージョン番号
の大小関係を定義する。この定義を一般的に記述する
と、 「Va =a1.a2.a3.・・・. ak ,Vb =b1.b2.b
3.・・・. bu (ai ,bj は自然数。但しi=1,・・・,k,j=
1,・・・,u) という二つのバージョン番号Va とVb がある場合にお
いて、 m=max{k,u} とし、ak 及びbu の後に、 an =0 (n=k+1,・・・,m) bt =0 (t=u+1,・・・,m) を所定のピリオドと共に付加したときに1以上m以下の
自然数sが存在し、 ap =bp (p=1,2,・・・,s−1) かつ、 as <bs である場合に、かつ、その場合に限り、 Va <Vb である。」となる。
【0014】具体例として、 Va =1.5.2.8 Vb =1.5.2.10.11.4 について、これらの大小関係を考える。この場合、Va
については、 a1 =1,a2 =5,a3 =2,a4 =8 k=4 であり、Vb については、 b1 =1,b2 =5,b3 =2,b4 =10,b5 =1
1,b6 =4 u=6 である。また、 m=max{k,u}=6 であり、桁を揃えるためにVa の後ろに「0」を付加す
ると、 a5 =0,a6 =0 となる。ここで、s=4とすると、 a1 = b1 =1 a2 = b2 =5 a3 = b3 =2 であり、かつ、 a4 < b4 である。したがって、Va とVb の大小関係は、Va
b と定まる。
【0015】次に、上記のようにして定義されたバージ
ョン番号の大小関係に基づいてバージョン・ツリーを表
示させるアルゴリズムについて説明する。図2は、この
アルゴリズムを示したフローチャートであり、図3乃至
図7は、このアルゴリズムに基づいて実際にバージョン
番号をツリー表示させた具体例を示す図である。図2に
おいて、ステップS1では、まず、上記のように定義さ
れた大小関係に基づいて、各バージョン番号をソート
し、バージョン番号の数αを求める。ステップS2で
は、変数βの値を1に設定し、ステップS3では、β番
目のバージョン番号について、このバージョン番号に含
まれるピリオド「.」の数を数え、この数を「C」とす
る。ステップS4では、C/2を超えない最大の整数を
「IC」とする。ステップS5において、「△|△」
(ここで「△」は、空白(スペース)を示すものとす
る。以下同じ。)をIC個並べたものを「H」と定義す
る。ステップS6において、そのバージョン番号の最後
の2文字が「.1」であるかどうかを判断し、「.1」
である場合には、ステップS7において、「LH」に上
記のHを代入し、Hの最後の「△|△」を「+−」で置
き換える。一方、そのバージョン番号の最後の2文字が
「.1」でないときは、ステップS8において、「L
H」にHを代入し、LHの後に「△|△」をつける。但
し、ステップS8において、Hが空文字列の場合には、
前につめて「△|△」を表示する。
【0016】そして、ステップS9において、このLH
を表示し、ステップS10において改行する。更に、ス
テップS11においてHを表示し、ステップS12にお
いて、そのバージョン番号を表示する。ステップS13
で改行したら、ステップS14において、βがαに等し
いか否かを判断し、等しくなければステップS15にお
いて、β=β+1として、次のバージョン番号について
ステップS3からS13までの手続を繰り返す。一方、
ステップS14において、βがαに等しければ、これで
すべてのバージョン番号の表示は済んだことになるの
で、このフローを終了する。
【0017】次に、図2のフローチャートに従って、実
際にバージョン番号をツリー表示させる具体例について
説明する。今、 1.1, 1.2, 1.3, 1.2.1.1,
1.2.2.1 というバージョン番号があったとする。これを、図2の
ステップS1によってソートして、小さい番号から順に
並べると、 1.1, 1.2, 1.2.1.1, 1.2.2.
1, 1.3 となり、バージョン番号の数αは5となる。これらのバ
ージョン番号に対し、図2のステップS3以下の手続に
よって、小さい方からバージョン番号を順次表示させ
る。
【0018】まず、バージョン番号「1.1」を表示さ
せる手続について説明する。この場合、「1.1」は、
ステップS3においてC=1、ステップS4においてI
C=0である。したがって、ステップS5において、H
は0個の「△|△」、すなわち、空文字列のままとな
る。また、ステップS6において、最後の2文字は「.
1」であるが、ステップS7においてLHにHを代入し
ても、LHは空文字列となる。また、Hの最後の「△|
△」がないので、これを置き換えることはできず、Hも
空文字列のままとなる。こうして得られたH及びLHに
ついて、ステップS9において、LHとして空文字列
「△」を表示し、ステップS10で改行する。改行した
ところに、ステップS11においてHとして空文字列
「△」を表示し、続けてステップS12によってバージ
ョン番号「1.1」を表示し、ステップS13において
改行する。ステップS14において、β=1とα=5は
等しくないので、ステップS15においてβ=2とし
て、次のバージョン番号についてステップS3以降の手
続を行う。図3は、以上の手続によってバージョン番号
「1.1」を表示した状態を示す。
【0019】次のバージョン番号「1.2」について
は、ステップS3においてC=1、ステップS4におい
てIC=0である。したがって、ステップS5におい
て、Hは空文字列「△」となる。ステップS6におい
て、最後の2文字は「.1」ではないから、ステップS
8においてLHにH=空文字列を代入し、Hの後に「△
|△」を付ける。そして、ステップS9で、LHとして
「△|△」を表示し、ステップS10で改行する。ステ
ップS11において、改行したところに、Hとして空文
字列を表示し、ステップS12によってバージョン番号
「1.2」を表示し、ステップS13において改行す
る。ステップS14において、β=2とα=5は等しく
ないので、ステップS15においてβ=3として、次の
バージョン番号に移行する。図4は、以上の手続によっ
てバージョン番号「1.2」までを表示した状態を示
す。
【0020】バージョン番号「1.2.1.1」につい
ては、ステップS3においてC=3、ステップS4にお
いてIC=1である。IC=1であるから、ステップS
5において、Hは1個の「△|△」となる。また、ステ
ップS6において、最後の2文字は「.1」であるか
ら、ステップS7においてLHにH=「△|△」を代入
し、Hの最後の「△|△」を「△+−」に置き換える。
そしてステップS9において、LHとして上記の「△|
△」を表示し、ステップS10で改行する。ステップS
11において、改行したところに、Hとして「△+−」
を表示し、続けてステップS12によってバージョン番
号「1.2.1.1」を表示し、ステップS13におい
て改行する。ステップS14において、β=3とα=5
は等しくないので、ステップS15においてβ=4とし
て、次のバージョン番号に移行する。図5は、以上の手
続によってバージョン番号「1.2.1.1」までを表
示した状態を示す。
【0021】バージョン番号「1.2.2.1」につい
ては、ステップS3においてC=3、ステップS4にお
いてIC=1である。したがって、ステップS5におい
て、Hは1個の「△|△」となる。また、ステップS6
において、最後の2文字は「.1」であるから、ステッ
プS7においてLHにH=「△|△」を代入し、Hの最
後の「△|△」を「△+−」に置き換える。そしてステ
ップS9において、LHとして上記の「△|△」を表示
し、ステップS10で改行する。ステップS11におい
て、改行したところに、H=「△+−」を表示し、続け
てステップS12によってバージョン番号「1.2.
2.1」を表示し、ステップS13において改行する。
ステップS14において、β=4とα=5は等しくない
ので、ステップS15においてβ=5として、次のバー
ジョン番号に移行する。図6は、以上の手続によってバ
ージョン番号「1.2.2.1」までを表示した状態を
示す。
【0022】バージョン番号「1.3」については、ス
テップS3においてC=1、ステップS4においてIC
=0である。IC=0より、ステップS5において、H
は空文字列とする。ステップS6において、最後の2文
字は「.1」ではないので、ステップS8においてLH
にH=空文字列を代入し、Hの後に「△|△」を付け
る。そして、ステップS9で、LHとして「△|△」を
表示し、ステップS10で改行する。ステップS11に
おいて、改行したところに、Hとして空文字列を表示
し、ステップS12によってバージョン番号「1.3」
を表示し、ステップS13において改行する。ステップ
S14において、β=5とα=5は等しいので、この一
連の手続を終了する。図7は、以上の手続によってバー
ジョン番号「1.1」からバージョン番号「1.3」ま
での全体を表示した状態を示す。
【0023】図8は、本発明の別の実施形態のツリー表
示方法によって、バージョン番号のツリー構造を表示し
た図であり、図1に対応するものである。図7に示す方
法では、表示されるツリー構造は、縦方向に長く、ディ
スプレーに表示させるのに不都合を生じる場合がある。
そこで、本実施形態では、「|」のうちツリーの視覚的
な表現に支障がないと考えられるものを省略し、図7に
おける「+−」を「+−−−」に置き換えて表示するこ
ととした。それ以外のアルゴリズムは、図2に示したも
のと本質的に同じである。このように、記号「|」を一
部省いて表示することによって、縦方向の長さを圧縮す
ることができ、ディスプレーへの表示が容易となる。
【0024】尚、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、その要旨の範囲内で種々の変更が可能
である。例えば、上記実施形態では、プログラムの開発
や文書作成の過程において、改訂や書き直しによって、
プログラム等がバージョンアップを繰り返され、同一の
ファイル名が付いたファイルについて複数のバージョン
番号が存在する場合について説明したが、本発明はこれ
以外にも、例えば、複数のファイルからなるファイルの
集合をモジュールとして定義し、これに名称をつけたも
のを一つの単位として取り扱う場合において、その更新
によって生じる複数のバージョンに対して、上記と同様
のバージョン・ツリーを表示する場合にも適用すること
ができる。また、上記実施形態では、ツリー構造の表示
に使用するキャラクターとして、「+」「|」「−」及
び空白を用いたが、これら以外のキャラクターを用いる
ことが可能であることはいうまでもない。更に、バージ
ョン・ツリーだけでなく、例えばハードディスク装置内
にディレクトリ構造に基づいて格納された多数のファイ
ルをツリー表示する場合にも本発明を適用することが可
能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明よれば、グ
ラフィック機能を備えたソフトウェアをわざわざ用意し
なくても、例えば「−」「|」「+」及び空白という非
常に一般的なキャラクターのみを用いて、改訂が繰り返
されたファイルのそれぞれのバージョン番号等を視覚的
に認識し易いツリー構造として表示することができるツ
リー表示方法及びツリー表示装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によって、複数のバージョン番号を
ツリー表示したものの一例を示す図である。
【図2】バージョン番号の大小関係に基づいてバージョ
ン・ツリーを表示させるアルゴリズムを示したフローチ
ャートである。
【図3】図2に示すフローチャートのアルゴリズムに基
づいて実際にバージョン番号をツリー表示させた具体例
を示す図である。
【図4】図2に示すフローチャートのアルゴリズムに基
づいて実際にバージョン番号をツリー表示させた具体例
を示す図である。
【図5】図2に示すフローチャートのアルゴリズムに基
づいて実際にバージョン番号をツリー表示させた具体例
を示す図である。
【図6】図2に示すフローチャートのアルゴリズムに基
づいて実際にバージョン番号をツリー表示させた具体例
を示す図である。
【図7】図2に示すフローチャートのアルゴリズムに基
づいて実際にバージョン番号をツリー表示させた具体例
を示す図である。
【図8】本発明の別の実施形態のツリー表示方法によっ
て、バージョン番号のツリー構造を表示した図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の規則に従って生成された複数の番
    号に大小関係の順序を定義し、これらを大きさの順に従
    ってソートし、これらの番号をツリー構造として表示す
    るツリー表示方法であって、前記ツリー構造の表示に用
    いる記号として、前記複数の番号以外に、3種類もしく
    は4種類のキャラクターのみを用いることを特徴とする
    ツリー表示方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の規則に従って生成された複数
    の番号は、コンピュータの記憶装置に記憶される際のデ
    ータの単位であるファイルに対して、その改訂の際に付
    されるバージョン番号であることを特徴とする請求項1
    記載のツリー表示方法。
  3. 【請求項3】 前記所定の規則に従って生成された複数
    の番号は、コンピュータの記憶装置に記憶される際のデ
    ータの単位であるファイルの集合に対して、その改訂の
    際に付されるバージョン番号であることを特徴とする請
    求項1記載のツリー表示方法。
  4. 【請求項4】 前記キャラクターとして、「−」「|」
    「+」及び空白を用いることを特徴とする請求項1、2
    又は3記載のツリー表示方法。
  5. 【請求項5】 所定の規則に従って生成された複数の番
    号に大小関係の順序を定義し、これらを大きさの順に従
    ってソートし、これらの番号をツリー構造として表示す
    るツリー表示装置であって、前記ツリー構造の表示に用
    いる記号として、前記複数の番号以外に、3種類もしく
    は4種類のキャラクターのみを用いることを特徴とする
    ツリー表示装置。
JP8027107A 1996-02-14 1996-02-14 ツリー表示方法及びツリー表示装置 Withdrawn JPH09223055A (ja)

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