JP2001022873A - カスタマイズ処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

カスタマイズ処理装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2001022873A
JP2001022873A JP19754499A JP19754499A JP2001022873A JP 2001022873 A JP2001022873 A JP 2001022873A JP 19754499 A JP19754499 A JP 19754499A JP 19754499 A JP19754499 A JP 19754499A JP 2001022873 A JP2001022873 A JP 2001022873A
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Masaharu Meki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数のカスタマイズ対象項目の中から普段よ
く使用する必須項目だけをカスタマイズの作業領域画面
上に配置し、余り使用しない項目については必要に応じ
て呼び出して表示可能な状態にセットしておくことで、
カスタマイズ処理を効率よく実行できる。 【解決手段】 カスタマイズテンプレートに定義されて
いるカスタマイズ対象項目に対応付けて項目レベルを任
意に設定しておく。CPU1はカスタマイズテンプレー
ト12を参照し、各項目毎に項目レベルを判別する。こ
こで、CPU1は項目レベルが“1”の必須項目につい
てはカスタマイズの作業領域画面上に直接配置し、レベ
ル“2”の項目はダイアログ画面に一覧表示し、レベル
“3”の項目は読み出し可能な状態で非表示とする表示
制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アプリケーショ
ンの標準的な仕様を定義する標準設定情報をユーザの好
みに応じて変更するカスタマイズ処理を行うことによっ
て、ユーザ固有のアプリケーションを設計するカスタマ
イズ処理装置およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ装置において、例え
ば、人事システムや販売管理システム等の業務アプリケ
ーションを設計する際に、全く新規に開発することはそ
の開発に膨大な時間と労力を要することになるため、予
め業務アプリケーションの雛型(テンプレートスペッ
ク)を用意しておき、このテンプレートスペックに対し
て項目内容を変更したり、新規項目を追加したり、画面
や帳票レイアウトを変更する等のカスタマイズを行うこ
とにより、ユーザ固有の業務アプリケーションを作成す
る手法が一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複雑で
汎用的なテンプレートスペックを基にカスタマイズを行
う場合、カスタマイズ対象となる項目数は極めて多く、
その中からユーザの業務内容にとって必要な項目はどの
項目かを一つずつ確認しながらカスタマイズ対象を選択
することは、極めて面倒な作業であった。つまり、汎用
的なテンプレートスペックであるがゆえに、普段はほと
んど使用することもない非使用項目が多数含まれてお
り、通常よく使用する項目と非使用項目とが混ざり合っ
た状態中から所望する項目を見つけ出すことは、極めて
困難を伴いカスタマイズ処理を効率よく実行することが
できないといった問題があった。この発明の課題は、多
数のカスタマイズ対象項目の中から普段よく使用する必
須項目だけをカスタマイズの作業領域画面上に配置でき
る他、余り使用しない項目については必要に応じて呼び
出して表示可能な状態にセットしておくことで、カスタ
マイズ処理を効率よく実行できるようにすることであ
る。
【0004】この発明の手段は、次の通りである。請求
項第1記載の発明は、アプリケーションの標準的な仕様
を定義する標準設定情報を任意に変更するカスタマイズ
処理を行うことによってユーザ固有のアプリケーション
を設計するカスタマイズ処理装置において、前記標準設
定情報を構成する各項目に対応付けて項目レベルを設定
する設定手段と、この設定手段に設定されている項目レ
ベルを項目毎に判別する判別手段と、カスタマイズ処理
の実行が指示された際の作業領域画面上に、前記判別手
段によって判別された項目レベルに応じて前記標準設定
情報を構成する各項目の表示形態を差別化して表示出力
する表示制御手段を具備するものである。なお、この発
明は次のようなものであってもよい。 (1)前記表示制御手段は、前記判別手段によって判別
された項目レベルが高次の項目であれば、その項目を前
記作業領域画面上に配置出力させ、次に高いレベルの項
目であれば、その項目をサブ領域画面上に表示出力させ
ると共に、呼び出し指示に応じて前記作業領域画面上に
配置可能とし、低次のレベルの項目であれば、呼び出し
指示に応じて前記サブ領域画面上に表示可能とする。 (2)前記標準設定情報を構成する各項目に対応付けて
カスタマイズ処理の実行履歴を記憶する履歴記憶手段
と、カスタマイズ処理の実行に応じて当該項目に対応す
る前記履歴記憶手段内の実行履歴を更新する更新手段
と、この更新手段によって更新された項目毎の実行履歴
に基づいて前記各項目レベルを再編集する再編集手段と
を設ける。
【0005】請求項1記載の発明においては、アプリケ
ーションの標準的な仕様を定義する標準設定情報をユー
ザの好みに応じて変更するカスタマイズ処理を行うこと
によってユーザ固有のアプリケーションを設計する場
合、予め前記標準設定情報を構成する各項目に対応付け
て項目レベルを設定しておく。この状態において、設定
されている項目レベルを項目毎に判別し、カスタマイズ
処理の実行が指示された際の作業領域画面上に、前記判
別された項目レベルに応じて前記標準設定情報を構成す
る各項目の表示形態を差別化して表示出力する。したが
って、多数のカスタマイズ対象項目の中から普段よく使
用する必須項目だけをカスタマイズの作業領域画面上配
置できる他、余り使用しない項目については必要に応じ
て呼び出して表示可能な状態にセットしておくことで、
カスタマイズ処理を効率よく実行することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図9を参照してこ
の発明の一実施形態を説明する。図1(A)は、データ
処理装置の全体構成を示したブロック図である。このデ
ータ処理装置には、各種業務アプリケーション毎にその
標準的な仕様を定義する標準設定情報(テンプレートス
ペック)が予め用意されており、このテンプレートスペ
ックをユーザの業務内容の一部変更等に伴い、任意の項
目を指定してその内容を変更したり、新規項目を追加し
たり、画面や帳票レイアウトを変更するカスタマイズ処
理を行うことによってユーザの業務にマッチした固有の
業務アプリケーションを設計することが可能なもので、
テンプレートスペックに定義されているカスタマイズ対
象項目のうち、ユーザが普段よく使用する必須項目につ
いてはカスタマイズの作業領域画面上に直接配置できる
他、余り使用しない項目については必要に応じて呼び出
すことができるようにしたものである。
【0007】CPU1は、記憶装置2内のオペレーティ
ングシステムや各種アプリケーションソフトにしたがっ
てこのの全体動作を制御する中央演算処理装置である。
記憶装置2は、オペレーティングシステムや各種アプリ
ケーションソフトの他、データベース、文字フォント等
が格納されている記憶媒体やその駆動系を有している。
記憶媒体3は固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に
装着可能なものであり、ハードディスク、フロッピィデ
スク、光ディスク、RAMカードなどの磁気的・光学的
記録媒体、半導体メモリによって構成されている。ま
た、記録媒体3内のプログラムやデータは必要に応じて
CPU1の制御によりRAM(スタティクRAMなど)
4にロードされる。更にCPU1は通信回線等を介して
他の機器側から送信されてきたプログラムやデータを受
信して記録媒体3に格納したり、他の機器側に設けられ
ている記録媒体に格納されているプログラムやデータを
アクセスし、通信回線等を介して使用することもでき
る。また、CPU1に入出力周辺デバイスである入力装
置5、表示装置6、印刷装置7がバスラインを介して接
続されており、入出力プログラムにしたがってCPU1
はそれらの動作を制御する。入力装置5はキーボードや
マウス等のポインティングデバイスを有し、文字列デー
タや各種コマンドを入力する。なお、表示装置6は、液
晶やCRTあるいはプラズマ表示装置などである。
【0008】図1(B)は、記憶装置2内の一部を示
し、オリジナルアプリケーション11、カスタマイズテ
ンプレート12、カスタマイズ履歴情報ファイル13が
格納されている.オリジナルアプリケーション11は予
め設計開発された変更前の標準的な業務アプリケーショ
ンであり、カスタマイズテンプレート12はこのオリジ
ナルアプリケーション11の標準的な仕様を定義する各
項目のうちカスタマイズ対象項目を記憶するもので、オ
リジナルアプリケーション11とカスタマイズテンプレ
ート12とは1対1に対応付けられている。図2はカス
タマイズテンプレート12のデータ構造を示している。
すなわち、標準的な業務アプリケーションを構成する各
項目のうち、カスタマイズ対象の項目名称に対応してそ
の項目レベルが予め任意に設定された構成となってい
る。ここで、項目レベル“1”は、そのアプリケーショ
ンにとって最も基本的な必須項目、つまり、どのような
ユーザであっても普段よく使用する使用頻度が高い重要
項目であり、また,項目レベル“2”は、次に使用頻度
が高い項目であり、項目レベル“3”は最も使用頻度が
低い項目である。例えば、図2の例では「金額」、「行
番号」、「合計金額」、‥‥は、項目レベル“1”、ま
た、「L処理区分名」、「階層状態」、「処理機能」‥
‥は、項目レベル“2”、更に「Lタイトル」、「L取
消し文字」、‥‥は、項目レベル“3”の項目であるこ
とを示している.なお、図3はこのようにしてレベル毎
に分けられた項目グループを概念的に示したものであ
り、この実施形態においては項目レベルとして3段階の
場合を示したが、それ以上に分けて設定するようにして
もよい。
【0009】図4はカスタマイズ履歴情報ファイル13
のデータ構造を示し、カスタマイズテンプレート12と
同様に項目名称と、項目レベルとを記憶する他、その項
目のカスタマイズ使用頻度をその実行履歴の情報として
記憶する構成となっている。ここで、使用頻度はこの例
の場合、10回中何回カスタマイズ処理が実行されたか
を示すもので、この使用頻度が予め決められている回数
になった際、その項目に対応する項目レベルを昇格ある
いは降格する項目レベル再編集処理を行うようにしてい
る。ここで、オリジナルアプリケーション11の仕様を
変更するカスタマイズ処理の実行が指示された場合に
は、CPU1はカスタマイズテンプレート12を参照
し、カスタマイズ作業領域画面上に、項目レベルに応じ
て各項目を表示出力させる。その際、作業領域画面上に
配置出力されて入力可能な項目は、項目レベルが"1"の
項目であり、その他の項目レベルについては必要に応じ
て呼び出すことができるようになっている。
【0010】次に、この一実施形態の動作を図5〜図7
に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、こ
れらのフローチャートに記述されている各機能を実現す
るためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で記憶媒体3に格納されており、CPU1はこ
のプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。
いま、カスタマイズテンプレート12には図2に示すよ
うに各項目に対応付けて、項目レベルが予め設定されて
いるものとする。図8は各項目毎に、項目レベルを設定
する場合のダイアログ画面を示している。このダイアロ
グ画面は各項目毎に項目名称、属性、レベル、コメント
を設定することができるようにしたもので、項目レベル
として“1”および“2”を設定する項目にチェックマ
ークを付し、そのレベル数を入力すると、属性欄にはレ
ベル“1”に対応して「必須」、レベル“2”に対応し
て「設定可」がセットされる。
【0011】図5は任意に指定した業務アプリケーショ
ンをそのユーザの業務内容の一部変更に伴ってカスタマ
イズする場合の動作を示したフローチャートである。ま
ず、そのアプリケーションに対応するカスタマイズテン
プレート12を呼び出し、その先頭項目から1項目分の
項目情報を取得する(ステップA1)。そして、項目レ
ベルを判別し、レベル“1”であれば(ステップA
2)、その項目をカスタマイズ作業領域画面上に配置出
力させる(ステップA5)。ここで、図9はカスタマイ
ズ実効時の画面を示し、その作業領域画面上には、項目
レベル“1”の各項目に対応して項目名とそのデータ入
力領域が配置表示される。一方、項目レベルが“2”で
あれば(ステップA3)、次のステップA6に進み、そ
の項目一覧のダイアログ画面が表示される(図9参
照)。ここで、ダイアログ画面はサブウインドウで、カ
スタマイズ実行画面の所定位置に表示される。そして、
ステップA4でカスタマイズテンプレート12内の全項
目分の情報が全て読み出されたことが判別されるまでス
テップA1に戻り、上述の動作が繰り返される。
【0012】このような処理が終わると、図6のフロー
チャートの実行に移り、項目レベルの表示指示が有った
かを調べ(ステップA7)、有れば、項目レベルの項目
を一覧ダイアログ画面に追加表示させる(ステップA
8)。そして、項目一覧ダイアログ画面内の項目が任意
に選択された場合には、その項目を作業領域画面上に配
置表示させる(ステップA9)。なお、この場合、一覧
ダイアログ画面内の項目を作業領域画面に転送するに
は、ドラッグアンドドロップ操作等の簡単な操作によっ
て行うようにしている。この状態において、作業領域画
面上で任意のカスタマイズ対象項目が選択され、その選
択項目に対してデータが入力されると、それをカスタマ
イズ情報としてRAM4のワーク域に記憶保持しておく
(ステップA10)。これによって1項目分の入力処理
が終わると、ステップA11に進み、カスタマイズ終了
かを調べ、終了するまでステップA7に戻り、上述の動
作を繰り返す。ここで、カスタマイズを終了させると、
カスタマイズ履歴情報を更新する処理が行われる(ステ
ップA12)。そして、RAM4のワーク域に記憶保持
されているカスタマイズ情報をそれぞれ読み出し、この
カスタマイズ情報に基づいてユーザ固有の業務アプリケ
ーションを生成する(ステップA13)。
【0013】図7は、上述したカスタマイズ履歴情報の
更新処理を示したフローチャートである。先ず、カスタ
マイズ履歴情報ファイル13の先頭から1項目分の情報
を取得し(ステップB1)、使用頻度が項目レベル
“1”の閾値を超えているかを調べる(ステップB
2)。ここで、図4に示すように、使用頻度が10回中
8回以上であれば、その閾値を超えていると判断され、
その項目レベルが“2”以下のとき、当該項目に対応す
るレベルを“1”に変更する(ステップB3)。同様
に、使用頻度がレベル“2”の閾値を越えているかを調
べ(ステップB4)、使用頻度が10回中5以上8未満で
あれば、その項目レベルが“1”あるいは“3”のとき
には、当該項目に対応するレベルを“2”に変更(降格
あるいは昇格)する(ステップB5)。更に、使用頻度
が項目レベル“3”の閾値かを調べ(ステップB6)、
使用頻度が10回中4〜2であれば、当該項目に対応する
レベルを"3"降格する(ステップ7)。なお、使用頻度
が10回中1回であれば、その項目情報をカスタマイズテ
ンプレート12から削除する(ステップB8)。このよ
うにして1項目分の処理が終わった場合には、ステップ
B9に進み、カスタマイズテンプレート12内に未処理
分の項目情報があるかを調べ、有ればステップB1に戻
り、上述の動作を繰り返す。このようにカスタマイズ処
理が実行される毎に、カスタマイズテンプレート12の
内容が書き換えられる。
【0014】以上のようにこの一実施形態おいては、各
種業務アプリケーション毎にその標準的な仕様を定義す
るカスタマイズテンプレート12が予め用意されてお
り、ユーザの業務内容の一部変更等に伴い、このカスタ
マイズテンプレート12内の任意の項目を指定してその
内容を変更したり、新規項目を追加したり、画面や帳票
レイアウトを変更するカスタマイズ処理を行うことによ
ってユーザの業務にマッチした固有の業務アプリケーシ
ョンを設計する場合に、カスタマイズテンプレート12
に定義されているカスタマイズ対象項目に対応付けて、
項目レベルを設定しておくことで、ユーザが普段よく使
用する必須項目についてはカスタマイズの作業領域画面
上に直接配置できる。したがって、多数のカスタマイズ
対象項目の中から所望する項目を探し出すという面倒な
作業が不要となり、カスタマイズ作業を効率よく実行す
ることができる。
【0015】この場合、余り使用しない項目については
必要に応じて呼び出し、作業領域画面上に配置すること
ができる。すなわち、項目レベルが“2”の項目につい
ては、ダイアログ画面に一覧表示されるので、ドラッグ
アンドドロップという簡単な操作によって作業領域画面
上に配置することができる。また、ほとんど使用するこ
とがない項目レベル“3”の項目数は、一般に非常に多
いが、その項目は通常、非表示となっているため、画面
の煩雑さを防止することができる他、必要に応じていつ
でも自由に呼び出すことができ、それをダイアログ画面
に転送しておくことにより、項目レベル“2”と同様な
取り扱いが可能となる。また、カスタマイズ処理が実行
される毎に、カスタマイズ履歴情報ファイルの内容を更
新するようにしたから、使用頻度に応じて項目レベルを
昇格あるいは降格することができるので、ユーザに応じ
て最適化されたテンプレートを作成することができるの
で、更に、カスタマイズ処理を効率よく実行することが
できる。
【0016】なお、上述した一実施形態においては、作
業領域画面上の項目を削除することには、特に言及して
いないが、作業領域画面上に表示されているレベル"1"
の項目が不要となったとき、それを削除する際に、警告
ダイアログ画面を表示させ、確認の上で削除するように
すれば、誤操作に伴うミスを効果的に防止することがで
きる。この場合、その項目レベルを降格するようにして
もよい。また、上述した一実施形態においては、作業領
域画面上でデータを入力する入力項目のみを対象とした
が、入力項目に限らず、例えば、年月日、得意先名等の
生成項目、つまり、索引テーブル等を参照することによ
って自動生成される項目であってもよい。また、索引テ
ーブル等を参照することによって自動生成される生成項
目に限らず、例えば、「金額」の項目に関連する他の演
算項目、つまり、「数量*単価」、「数量*単価1+単
価2‥‥」、「数量*(単価*掛け率)」の項目を生成
出力するようにしてもよい。また、1項目毎に、項目レ
ベルを設定したが、関連性の高い項目群をグループ化し
て項目レベルを設定してもよい。この場合、項目一覧の
表示をグループ毎に行ったり、グループの1項目が使用
された時点で同じグループ内の項目の使用を促すダイア
ログ画面を表示するようにしてもよい。更に、上述した
実施形態においては、業務アプリケーションのテンプレ
ートスペックについて説明したが、文書作成アプリケー
ション等の機能や操作環境を設定するテンプレートであ
ってもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、多数のカスタマイズ
対象項目の中から普段よく使用する必須項目だけをカス
タマイズの作業領域画面上に配置し、余り使用しない項
目については必要に応じて呼び出して表示可能な状態に
セットしておくようにしたから、従来のように、通常よ
く使用する項目と非使用項目とが混ざり合った状態の中
から所望する項目を見つけ出すという面倒な作業が不要
となり、カスタマイズ処理を効率よく実行することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はデータ処理装置の全体構成を示したブ
ロック図、(B)は記憶装置内の一部の内容を示した
図。
【図2】カスタマイズテンプレートのデータ構成を示し
た図。
【図3】項目レベルに各項目が分けられた状態を概念的
に示した図。
【図4】カスタマイズ履歴情報ファイルのデータ構造を
示した図。
【図5】カスタマイズ処理を示したフローチャート。
【図6】図5に続くカスタマイズ処理を示した図。
【図7】図6のステップA13(カスタマイズ履歴情報
の更新処理)を詳述したフローチャート。
【図8】項目レベルを設定する場合の設定画面を示した
フローチャート。
【図9】カスタマイズ実行画面を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 記憶装置 3 記憶媒体 4 RAM 5 入力装置 6 表示装置 11 オリジナルアプリケーション 12 カスタマイズテンプレート 13 カスタマイズ履歴情報ファイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションの標準的な仕様を定義す
    る標準設定情報を任意に変更するカスタマイズ処理を行
    うことによって、ユーザ固有のアプリケーションを設計
    するカスタマイズ処理装置において、 前記標準設定情報を構成する各項目に対応付けて項目レ
    ベルを設定する設定手段と、 この設定手段によって設定された項目レベルを項目毎に
    判別する判別手段と、 カスタマイズ処理の実行が指示された際の作業領域画面
    上に、前記判別手段によって判別された項目レベルに応
    じて前記標準設定情報を構成する各項目の表示形態を差
    別化して表示出力する表示制御手段とを具備したことを
    特徴とするカスタマイズ処理装置。
  2. 【請求項2】前記表示制御手段は、前記判別手段によっ
    て判別された項目レベルが高次の項目であれば、その項
    目を前記作業領域画面上に配置出力させ、次に高いレベ
    ルの項目であれば、その項目をサブ領域画面上に表示出
    力させると共に、呼び出し指示に応じて前記作業領域画
    面上に配置可能とし、低次のレベルの項目であれば、呼
    び出し指示に応じて前記サブ領域画面上に表示可能とし
    たことを特徴とする請求項1記載のカスタマイズ処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記標準設定情報を構成する各項目に対応
    付けてカスタマイズ処理の実行履歴を記憶する履歴記憶
    手段と、 カスタマイズ処理が実行された項目に基づいて当該項目
    に対応する前記履歴記憶手段内の実行履歴を更新する更
    新手段と、 この更新手段によって更新された項目毎の実行履歴に基
    づいて前記各項目レベルを再編集する再編集手段とを設
    けたことを特徴とする請求項1記載のカスタマイズ処理
    装置。
  4. 【請求項4】コンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードを有する記録媒体であって、 アプリケーションの標準的な仕様を定義する標準設定情
    報を任意に変更するカスタマイズ処理を行うことによっ
    てユーザ固有のアプリケーションを設計する場合に、前
    記標準設定情報を構成する各項目に対応付けて項目レベ
    ルを設定させるコンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムコードと、 前記設定されている項目レベルを項目毎に判別させるコ
    ンピュータが読み取り可能なプログラムコードと、 カスタマイズ処理の実行が指示された際の作業領域画面
    上に,前記判別された項目レベルに応じて前記標準設定
    情報を構成する各項目の表示形態を差別化して表示出力
    させるコンピュータが読み取り可能なプログラムコード
    とを有する記録媒。
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