JPH08171508A - データベース管理方法及び装置 - Google Patents

データベース管理方法及び装置

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JPH08171508A
JPH08171508A JP6314716A JP31471694A JPH08171508A JP H08171508 A JPH08171508 A JP H08171508A JP 6314716 A JP6314716 A JP 6314716A JP 31471694 A JP31471694 A JP 31471694A JP H08171508 A JPH08171508 A JP H08171508A
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JP
Japan
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search condition
search
database
setting
data
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JP6314716A
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Satoshi Ota
聡 太田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】検索条件などの設定を視覚的に表わすことを可
能とし、難解なSQL文の知識を必要とせずに、データ
ベースの情報検索を行うことを可能とする。 【構成】複数のデータ項目を有するデータ群で構成され
るデータベースに対する検索条件を設定するために、こ
れらのデータ項目を見出しとする行及び列からなる検索
条件組み合わせ表13が表示される。そして、この検索
条件組み合わせ表13内の各セルに対して検索条件を設
定すると、設定された検索条件に基づいてSQL文が生
成され、前記データベースが検索される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース管理方法
及び装置に関し、特にデータベースの情報検索の制御に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、データベース内の情報を、更
新したり抽出したりするためにデータベース管理システ
ムがある。従来のデータベース管理システムにおいて所
望の情報を検索しようとする場合、SQL文を用いて検
索条件等を指定している。即ち、従来のデータベース管
理システムでは、SQL文の文法を前提に検索条件を確
定しており、ユーザはSQL文に対してある程度の知識
を必要とするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、SQL
文を作成する過程に於て、検索項目の属性に応じた検索
条件の確定操作は考慮されておらず、全てに同一の確定
操作が提供されている。このため、設定しようとしてい
る検索条件が検索項目のデータの属性に対応しているか
否かをユーザが判断しなければならず、SQL文の作成
操作を複雑なものとしている。
【0004】また、上記従来例では、検索結果を絞り込
む過程に於て、SQL文の作成を前提とした操作が行わ
れる。個々の検索項目間の関連付けはSQL文で表現さ
れるのみであるため、ある程度のSQL文の構文知識が
必要とされることはいうまでもない。また、SQL文の
構文ミスの判定は、SQL文の読解に頼るしか方法がな
いのであるが、SQL文では複数の検索条件の関連付け
の表現がわかりにくく、構文ミスの修正に手間がかかる
という問題があった。
【0005】また、その操作性は、SQL文の作成の流
れを主体に考えられており、ランダムな修正はできなか
った。即ち、検索結果を絞り込む過程において、階層型
の検索条件設定画面を遷移させることで文を作成する必
要がある。このため、構文ミスを修正するために遷移を
逆に辿らなければならず、手間がかかってしまうという
問題がある。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、検索条件などの設定を視覚的に表わすことを
可能とし、難解なSQL文の知識を必要とせずに、デー
タベースの情報検索を行うことを可能とするデータベー
ス管理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、検索条件の関
連付けと検索項目の組み合わせをテーブルによって表現
することを可能とし、該テーブルの設定内容に基づいて
SQL文を生成してデータベースの検索を行うデータベ
ース管理方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のデータベース管理装置は以下の構成を備え
ている。即ち、複数のデータ項目を有するデータ群で構
成されるデータベースを格納する格納手段と、前記デー
タ項目を見出しとする行及び列からなるテーブルを表示
する表示手段と、前記テーブル内の各セルに対して検索
条件を設定する設定手段と、前記設定手段により設定さ
れた検索条件に基づいて前記データベースを検索する検
索手段とを備える。
【0009】また、上記の目的を達成する本発明の他の
構成のデータベース管理装置によれば、複数のデータ項
目を備えるデータ群で構成されるデータベースを格納す
る格納手段と、前記データ項目を見出しとするテーブル
を表示する第1表示手段と、各種検索条件を示すアイコ
ンを表示する第2表示手段と、前記アイコンを用いて前
記テーブルの各データ項目に検索条件を設定する設定手
段と、前記設定手段で設定された検索条件に基づいて前
記データベースを検索する検索手段とを備える。
【0010】また、好ましくは、前記設定手段における
検索条件の設定は、各種の検索条件を示すアイコンを用
いて行う。検索条件を視覚的に認識することが可能とな
り操作性が向上するからである。
【0011】また、好ましくは、前記テーブルの各セル
の行及び列の見出しとなっているデータ項目のデータ属
性に基づいて、当該セルの両データ項目に跨る検索条件
の設定が可能か否かを判定する判定手段を更に備える。
検索条件の設定時において、検索条件の設定の可否が即
座に判定されるので、無効な設定による検索の実行を防
止できるからである。
【0012】また、好ましくは、前記判定手段により、
見出しとなっている両データ項目に跨る検索条件の設定
ができないと判定されたセルを識別可能に表示する第2
表示手段を更に備える。予め検索条件を設定できないセ
ルを区別して表示するので、操作性が向上する。
【0013】また、好ましくは、前記検索手段は、設定
された検索条件に基づいてSQLに基づく制御文を生成
し、該制御文を用いて前記データベースを検索する。
【0014】また、好ましくは、前記制御文を保存する
保存手段を更に備える。制御文で検索条件を保存するの
で、保存に必要なメモリの量が少なくて済む。また、こ
の保存された制御文を基にして、前記テーブル及び検索
条件の設定状態の表示を復元するようにしてもよい。
【0015】また、好ましくは、前記複数のデータ項目
より1つまたは複数の所望のデータ項目を選択する選択
手段を更に備え、前記表示手段は、前記選択手段で選択
されたデータ項目を見出しとする行及び列からなるテー
ブルを表示する。条件設定をすべく選択されたデータ項
目によってテーブルを構成するので、余分なデータ項目
が表示されず、テーブル自体が見易くなり、操作性が向
上するからである。
【0016】また、好ましくは、前記テーブルのデータ
項目に検索条件が設定されたときに、当該検索条件が当
該データ項目にたいして有効か否かを判断し、判断結果
を通知する判断手段を更に備える。検索条件の設定に際
して、リアルタイムに検索条件の設定の有効性を確認す
ることが可能となり、検索条件の設定操作の操作性が向
上する。
【0017】
【作用】上記の構成によれば、複数のデータ項目を有す
るデータ群で構成されるデータベースに対する検索条件
を設定するために、前記データ項目を見出しとする行及
び列からなるテーブルが表示される。そして、このテー
ブル内の各セルに対して検索条件を設定すると、設定さ
れた検索条件に基づいて前記データベースが検索され
る。
【0018】また、上記の他の構成の発明によれば、複
数のデータ項目を備えるデータ群で構成されるデータベ
ースに対する検索条件を設定するために、前記データ項
目を見出しとするテーブルが表示される。また、各種検
索条件は、夫々アイコンによって表示され、ユーザは、
このアイコンを用いて前記テーブルの各データ項目に検
索条件を設定する。このようにして設定された検索条件
に基づいて前記データベースが検索される。
【0019】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の好適な
実施例を説明する。
【0020】<実施例1>図1は実施例1のデータベー
ス管理システムの概略の構成を示すブロック図である。
図1に於て、1はシステム制御部であり以下の2〜4の
各部を備える。2は関連付け処理部であり、アクセスで
きる項目データに対して、図8に示すようなデータテー
ブルを作成し、各項目と有効な検索式とを関連付ける。
3は表制御処理部であり、図2に示すような検索条件組
み合わせ表を含む検索条件の設定画面を表示し、検索条
件ボタンを使って、各種の検索条件の設定を行う。4は
SQL文翻訳処理部であり、設定された条件をホストデ
ータベースへ送信するためのSQL文に編集する。5は
SQLファイル処理部であり、編集されたSQL文をS
QLファイルとして、保存・呼び出しする。
【0021】6は作業用メモリであり、揮発性メモリで
構成され、SQL文の編集や、検索条件の一時保存用に
利用される。7は条件ボタンの設定操作に使用するマウ
ス、8は条件数値や、名前を入力するキーボードであ
る。9はディスプレイであり、後述の図2のような画面
表示や、図4〜図7に示すような各種ウインドウ表示を
行う。10はSQLファイルを保存する外部記憶装置、
11はホストデータベースシステム(以後、ホストDB
システムと称する)である。
【0022】図2は検索条件の設定画面の表示例を示す
図である。図2に於て、12はログイン・ボタンであ
り、ホストDBシステム11にログインするために、図
4に示すような手続き画面(ログイン手続きウインド
ウ)を表示し、ログインを行う。13は検索条件組み合
わせ表を示す。検索条件組み合わせ表13は、後述の図
11のフローチャートに示すように、それ自身がイベン
ト処理機能を持っている。検索条件組み合わせ表13で
は、項目一覧リスト・ボックス14の中から選択された
項目名を組み合わせ対象の項目として縦・横に列挙す
る。そして、各セル(升目に分割された表の1つの升)
毎に、そのセルの見出しとなっているデータ項目のデー
タテーブル(図9)から、当該セルにおける条件設定の
有効/無効を判別する。条件設定が無効のセルについて
は、網掛け表示する。例えば、文字型データと数値デー
タは比較対象ではなく、組み合わせ対象とはならないの
で無効となる。
【0023】また、この検索条件組み合わせ表13の各
セルには、設定された検索条件式が表示される。ここ
で、3項目の同時比較(例えば、項目1=項目2=項目
3、SQL文では、項目1=項目2&項目1=項目3)
も可能となる。検索条件組み合わせ表13の各セルへ検
索条件を設定するには、所望の検索条件ボタン17を所
望のセル内へドラッグ&ドロップ(検索条件ボタン上で
マウス7のボタンを押下し、そのまま指定された場所に
移動するドラッグ操作と、その後マウス7のボタンを放
すドロップ操作の複合動作)することで行う。この操作
により、ボタンに関連付いたコントロールが実行され、
セルへの検索条件の設定がなされる。
【0024】14は項目名一覧リスト・ボックスを示
す。項目名一覧リスト・ボックス14には、ログインし
たホストDBシステム11に格納されている、表,ビュ
ー、および項目の名称が一覧表示される。使用者は、こ
の項目名一覧リスト・ボックス14より所望の項目を選
択することができる。15は検索条件設定値表示フィー
ルドを示し、検索条件組み合わせ表13の各セルに設定
された検索条件式を表示する。16は検索結果表示フィ
ールドを示し、検索実行ボタン18の押下による検索実
行の結果を表示する。17は検索条件ボタン列挙フィー
ルドを示し、図3に示すカスタム・コントロールを有す
る検索条件ボタンが列挙される。このボタン・コントロ
ールは図12に示されるように、それ自身がイベント処
理機能を持っており、検索条件組み合わせ表13にドラ
ッグ&ドロップすることによって、カスタム・コントロ
ールが実行され、検索条件を設定することができる。こ
の他に、検索条件ボタンをダブル・クリック(検索条件
ボタン上で、7マウスのボタンを続けて2回押下する動
作)し、カスタム・コントロールを実行することも可能
である。
【0025】18は検索実行ボタンを示し、上記の操作
によって設定された検索条件を、図1に示すSQL文翻
訳処理部4によって、完結されたSQL文に編集し、ホ
ストDBシステム11に、そのSQL文を発行する。検
索結果は、作業用メモリ6に蓄え、検索結果表示フィー
ルド16に表示される。19は保存ボタンを示す。保存
ボタン19が押下されると、図5に示すようなSQLフ
ァイル処理画面を使って編集されたSQL文をSQLフ
ァイルとして、外部記憶装置10に保存する。20は呼
出ボタンを示し、このボタンが押下されたならば、図5
に示すSQLファイル処理画面を使って、保存されたS
QLファイルを作業用メモリ6に読み込む。そして、読
み込んだ内容をもとに、検索条件ボタンの組み合わせ表
を再現する。21は取消ボタンを示し、このボタンが押
下されたならば、その時点までの設定を全て取消し、初
期状態に戻す。22は終了ボタンを示し、このボタンが
押下されたならば、処理を終了する。
【0026】図3は検索条件ボタンの概要を説明する図
である。図3に示された各種のボタン・コントロール
は、それ自体に外部からの入力(例えば、マウスのクリ
ック,ダブル・クリック,ドラッグ&ドロップ等)に対
する制御処理が含まれており、検索条件設定画面の処理
として動作する。各検索条件ボタンの機能は図8に示す
通りである。
【0027】図3に於て、23は算術演算子ボタンを示
し、数値項目に対して、加算,減算,乗算,除算の条件
式の設定を行う。24は比較演算子ボタンを示し、項目
と数値の比較、及び、項目同士の比較を行う。25はパ
ターン比較演算子ボタンを示し、文字列項目の文字列比
較を行う。26は範囲比較演算子ボタンを示し、数値項
目に対して、範囲比較を行う。27はメンバ比較演算子
ボタンを示し、メンバに属するかどうかを比較する。2
8はNULL比較演算子ボタンを示し、数値項目,文字
列項目に対して、NULL比較を行う。29は論理演算
子ボタンを示し、検索条件式,関数をAND,ORで結
び付ける。30は否定演算子ボタンを示し、各演算子に
対する否定を条件を設定する。31は件数演算子ボタン
を示し、検索項目の件数を求める。32は合計演算子ボ
タンを示し、数値項目の合計値を求める。33は平均,
最大,最小演算子ボタンを示し、検索項目の平均,最大
値,最小値を求める。34は重複禁止演算子ボタンを示
し、検索結果から重複行を取り除く。35はソート演算
子を示し、結果を昇順・降順に並べ替える。36はグル
ープ化演算子を示し、結果をグループに分割する。37
は上記以外の演算子、あるいは関数を設定するための、
その他の演算子ボタンである。
【0028】図4はログインウインドウの表示例を示す
図である。このログインウインドウは、ログイン・ボタ
ン12がマウス7を使って押下されたときに表示され
る。使用者は、このログインウインドウを用いてホスト
DBシステム11にアクセスするためのユーザID、パ
スワードをキーボード8から入力する。このログインウ
インドウは、本実施例のデータベース管理システムが起
動されたときにも表示されるが、ログイン・ボタン12
により任意の時点で、ログイン環境を変更することがで
きる。
【0029】図5はSQLファイルの保存,呼出のため
のSQLファイルウインドウの表示例を示す図である。
このウインドウは、保存ボタン19、呼出ボタン20が
マウス7を使って押下されたときに表示され、自動作成
されたSQL文を指定された名前のファイルとして保存
したり、保存したファイルを呼び出したりする。
【0030】図6はその他の検索条件、関数を列挙する
SQL関数ウインドウの表示例を示す図である。このS
QL関数ウインドウは、その他の演算子ボタン37がマ
ウス7を使って押下されたときにポップアップ表示され
る。当該ウインドウ内には、検索条件ボタンとして表示
されない、その他の演算子や、関数をリスト・ボックス
内に名称にて一覧表示する。表示された名称より所望の
ものを選択すると、その機能を実行する実行ボタンとし
て、他のボタン同様に機能する。このとき、検索条件組
み合わせ表13のセルには関数名や条件式名が表示され
る。
【0031】図7は、条件設定用ウインドウの表示例を
示す図である。このウインドウは、検索条件ボタン列挙
フィールド17中のいずれかの検索条件ボタンがマウス
7を使って押下されたとき、あるいは、検索条件ボタン
のいずれかが検索条件組み合わせ表13のセル内にドラ
ッグ&ドロップされたときに表示される画面であり、各
演算子,関数に必要な数値,文字列を設定する。
【0032】図10は、図2に示した検索条件設定画面
における検索条件の設定処理のフローチャートを示す。
これは、ユーザの操作手順に伴ったイベントの発行によ
って処理が振り分けられるイベント駆動型の処理とな
る。図10に於て、ログイン・ボタン12がマウス7を
使って押下されたならば、ステップS1にて、図4の如
きログイン画面を表示し、ホストDBシステム11に対
してアクセスの許可を得る。ログインに成功したなら
ば、ステップS2にて、アクセスの許された表,ビュ
ー,項目の名称、及び、データ・ディクショナリに登録
されたデータ属性,構成を取得し、作業用メモリ6内
に、図9に示される如きデータテーブルを作成する。
【0033】検索条件組み合わせ表13に対して、マウ
ス7,キーボード8から入力があった場合は、ステップ
S3にて、検索条件式の設定を実行する。詳細は、図1
1のフローチャートを参照して後述する。
【0034】項目名一覧リスト・ボックス14でイベン
トが発生した場合は、まずステップS4にて、ステップ
S2で作成されたデータテーブルをもとにして、リスト
・ボックス内に項目名等を一覧表示する。そして、ステ
ップS5では、この一覧表示の中から選択された項目名
を取得する。尚、同時に複数項目の選択を行うことも可
能である。ステップS6では、選択された項目名を検索
条件組み合わせ表処理(図11のフローチャートで後
述)に渡し、検索条件組み合わせ表13中に項目名を表
示する。
【0035】検索条件設定値フィールド15にてイベン
トが発生した場合は、ステップS7を実行する。ステッ
プS7では、検索条件組み合わせ表13で指定されたセ
ルの条件式、設定値を検索条件設定値フィールド15に
表示する。結果表示フィールドにてイベントが発生した
場合は、ステップS8を実行する。ステップS8では、
検索された結果を結果表示フィールド16に表示する。
検索条件ボタン列挙フィールド17においてイベントが
発生した場合は、ステップS9が実行され、各検索条件
ボタンに対応する制御が実行される。詳細は、図12の
フローチャートにより後述する。
【0036】検索実行ボタン18が押下されたならば、
ステップS10において、SQL文翻訳処理部4によ
り、検索条件組み合わせ表13において設定されている
検索条件および、関数に基づいてSQL文を生成する。
尚、本処理の詳細は、図13のフローチャートにより後
述する。続くステップS11において、生成されたSQ
L文をホストDBシステム11に、検索コマンドとして
送信する。検索結果は、作業用メモリ6に蓄えられ、検
索結果表示フィールド16に表示される。
【0037】また、保存ボタン19が押下されたなら
ば、ステップS12にて、図5に示すようなSQLファ
イルウインドウが表示される。そして、SQLファイル
処理部5により、任意のファイル名で保存する。ファイ
ル形式は、作成されたSQL文と、作業用メモリ6にあ
るデータテーブルの情報を含んだ、図14に示すような
テキスト形式のSQLファイルとなる。
【0038】呼出ボタン20が押下されたならば、ステ
ップS13にて、SQLファイル処理部5により、保存
されたSQLファイルを作業用メモリ6に読み込む。そ
してステップS14において、読み込んだ内容を解析
し、得られたデータテーブルの内容を各フィールドの設
定値として展開し、その設定状況を各フィールドに表示
する。取消ボタン21が押下されたならば、ステップS
15にて、以前に設定されたデータテーブルの内容を初
期化する。終了ボタン22が押下されたならば、ステッ
プS16にて、ボタン・コントロールに対して終了処理
を通知し、図10の処理を終了する。
【0039】図11は、検索条件組み合わせ表において
発生したイベントに対する処理を説明するフローチャー
トである。本処理においても、ユーザの操作手順に伴う
イベントの発行によって処理が振り分けられるイベント
駆動型の処理となる。
【0040】図11において、検索項目の追加があった
ならば、ステップS3−1にて、選択された追加項目名
を取得する。ステップS3−2にて、取得した項目のデ
ータ属性を、作業用メモリ6上に作成されたデータテー
ブル(図9)から取り出す。ステップS3−3にて、先
に検索条件組み合わせ表13に登録されている各項目と
の組み合わせの可否を判定し、項目間の検索条件式が成
り立たないものに関して、そのセルを網掛け表示にし、
処理対象外であることを示す。検索式が成立する組み合
わせの場合、有効となる検索条件ボタンを選別する。選
別された情報はセル情報として、作業用メモリ6に格納
される。検索条件組み合わせ表13の上端、或は左端に
ある項目名ボタンが押下されたならば、ステップS3−
4にて、当該項目に関連付いているデータテーブルの内
容を、ポップアップ画面に表示する(不図示)。
【0041】検索条件組み合わせ表13のセルがクリッ
クされたならば、ステップS3−5にて、指定されたセ
ルに網掛け表示がなされているか否かを判定する。判定
の結果、有効なセル(網掛け表示されていないセル)で
あれば、ステップS3−6にて、設定されている検索条
件式を、検索条件設定値フィールド15に表示する。
又、セルがダブル・クリックされたならば、ステップS
3−7にて、指定されたセルが、無効な網掛け表示のセ
ルかどうかを判定する。判定の結果、有効なセルであれ
ば、ステップS3−8に進み、ステップS3−3で選別
された検索ボタンに対応した条件設定ウインドウ(図
7)を表示し、キーボード8から設定値を入力する。そ
して、ステップS3−9にて、設定された条件式をデー
タテーブルに格納する。
【0042】スクロール・バーがクリックされたなら
ば、ステップS3−10にて、上下左右の表示できてい
ない部分へスクロールし、未表示の項目の設定状況を表
示する。また、検索条件ボタンがドロップされたなら
ば、ステップS3−11にて、後述するステップS9−
3からステップS9−5の処理によって、設定された検
索条件式を取得する。そして、ステップS3−12に進
み、この条件式をデータテーブルに格納する。
【0043】図12は、検索条件ボタンに対してイベン
トが発生した場合の処理手順を表すフローチャートであ
る。尚、全ての検索条件ボタンが同様のコントロールを
持ち、ユーザの操作手順に伴ったイベントの発行によっ
て処理が振り分けられる、いわゆるイベント駆動型の処
理となる。
【0044】図12に於て、検索条件ボタンがクリック
されたならば、ステップS9−1にて、図8に示す、各
演算子の機能,使用方法や、関数の機能,処理方法など
の説明を、不図示のポップアップウインドウにて表示す
る。検索条件ボタンがドラッグされたならば、ステップ
S9−2にて、検索条件組み合わせ表13上にあるとき
と、ないときの2通りの場合で、マウス・ポインタの形
状を変更する。この結果、ユーザは、どこのフィールド
にドロップすればよいかを認識することができる。
【0045】検索条件ボタンがダブル・クリックされた
ならば、ステップS9−3にて、前もって指定された検
索条件組み合わせ表13中の項目のデータ属性情報をデ
ータテーブルを参照して判別し、条件設定が可能であれ
ば、図7に示す条件式設定ウインドウを表示する。ステ
ップS9−4にて、キーボード8から入力された設定値
を取得し、図9のEXPRESION STRUCTメンバに示すよう
に、ボタンに定義付けされた条件式と組み合わせて、当
該項目のデータテーブルに格納する。その後、ステップ
S9−5にて、設定画面を消去する。検索条件ボタンが
ドロップされたならば、ステップS9−6にて、ドロッ
プ可能なフィールドかどうかを判別し、また、ドロップ
された項目属性条件を判別し、設定可能であれば、ダブ
ル・クリックの処理を実行する。終了ボタン22が押下
されたならば、ステップS9−7にて、検索条件ボタン
列挙フィールドに表示されたボタン・コントロールを削
除する。
【0046】図13はSQL文翻訳処理部4の処理手順
を表すフローチャートである。まず、ステップS10−
1にて、検索条件組み合わせ表に表示されている項目名
を対象に、SQL構文のSELECT文に従って、検索式,関
数の指定されていない項目名と、それを含む表,ビュー
名だけの、SELECT文単文を作成する。次に、ステップS
10−2にて、組み合わせ表に指定された選択項目が終
了したかを判断する。判断の結果、終了ならば、本処理
を終了する。終了していなければ、ステップS10−3
にて、作業用メモリ6内にあるデータテーブル(図9)
からEXPRESIONSTRUCT部の検索条件構造体を取得する。
【0047】ステップS10−4にて、検索条件の構造
体データが終了したかを判断する。判断の結果、終了な
らば、ステップS10−2に戻って、次の項目について
同様の処理をする。終了していなければ、ステップS1
0−5にて、検索条件句の種別を判断する。判断の結
果、WHERE句ならば、ステップS10−6にて、検索条
件をWHERE句のフォーマットに従って編集する。GROUP B
Y句ならば、ステップS10−7にて、検索条件をGROUP
BY句に従って編集する。ORDER BY句ならば、ステップ
S10−8にて、検索条件をORDER BY句に従って編集す
る。この処理を、格納された検索条件が終了するまで繰
返し実行する。
【0048】以上説明したように、実施例1によれば、
検索条件組み合わせ表13のセルにアイコン化された検
索条件等を設定することで、データベースの検索が可能
となる。即ち、SQL文の構文に対する知識がなくて
も、組み合わせ表を使った簡単な操作で、自動的にSQ
L文を作成することができる。
【0049】また、実施例1によれば、検索条件の設定
操作中に、当該検索条件が有効か無効かが即座に通知さ
れるので、検索条件の設定操作が容易となる。
【0050】<実施例2>次に実施例2について説明す
る。上記実施例1では、検索条件の設定に際して検索条
件組み合わせ表を用いて複数項目に跨る検索条件の設定
を可能としている。本実施例2では、データの各項目に
対して設定された検索条件を、アイコンの組み合わせに
て表示することを可能とし、操作性を向上する。
【0051】図15は、実施例2のデーベース管理シス
テムの概略の制御構成を表すブロック図である。同図に
おいて、101は検索システム制御部であり、以下の1
02〜105の構成を備える。102は検索条件設定処
理部であり、図2に示すような検索GUI(Graphical
User Interface)画面を表示し、条件ボタンを用いて各
種の検索条件の設定を行う。103はSQL文編集処理
部であり、上記検索GUI画面で設定された条件をホス
トDBシステム110へ送信するためのSQL文に編集
する。104はSQL文実行処理部であり、SQL文編
集処理部103によって編集されたSQL文をホストD
Bシステム110に送信し、検索結果を得る。105は
SQLファイル処理部であり、SQL文編集処理部10
3によって得られたSQL文をファイルとして外部記憶
装置111へ格納する。
【0052】106は作業用メモリであり、SQL文の
編集や、検索条件の一時保存用に利用される。107は
マウスであり、条件ボタンの設定操作等に用いられる。
108はキーボードであり、各種条件数値や名前を入力
するのに用いられる。109はディスプレイであり、検
索条件設定用の画面や、検索結果等の表示を行う。11
0はホストDBシステム、111はSQLファイルを格
納する外部記憶装置である。
【0053】図16は実施例2における検索GUI画面
の表示例を表す図である。112はログイン・ボタンで
あり、ホストDBシステム110にログインするため
に、図4に示すようなログイン手続きウインドウを表示
し、ログインを行う。113は項目名一覧フィールドで
あり、ログインしたホストDBシステム11に格納され
ている、表、ビュー、項目の名称を一覧表示する。尚、
この項目名一覧フィールド113を用いて一度に複数の
項目を選択することが可能である。114は検索条件設
定フィールドであり、このフィールドにドラッグ&ドロ
ップされた検索条件ボタンが表示される。また、このフ
ィールドに検索条件ボタンがドラッグ&ドロップされた
時点で、ボタンに関連付いたコントロールが実行され、
検索条件の設定が行われる。
【0054】115は検索条件ボタン列挙フィールドで
あり、図3で示したカスタム・コントロールを持った検
索条件ボタンが列挙される。これら検索条件ボタンを、
検索条件設定フィールド114にドラッグ&ドロップす
ることで、カスタム・コントロールが実行され、検索条
件を設定することができる。また、検索条件ボタンをダ
ブルクリックしてカスタムコントロールを実行すること
も可能である。116は検索結果表示フィールドであ
り、検索実行ボタン117の押下による検索実行の結果
と検索件数を表示する。このフィールドには、スクロー
ルバーが付加されており、スクロールすることによっ
て、表示しきれていない内容を表示することができる。
【0055】117は検索実行ボタンであり、上記の操
作によって設定された検索条件を、完結したSQL文に
編集し、ホストDBシステム110にそのSQL文を発
行する。検索結果は作業用メモリ106に記憶し、検索
結果表示フィールド116に表示される。118は保存
ボタンであり、このボタンが押下されると、図5に示し
たSQLファイルウインドウが表示されるので、これを
用いてSQL文編集処理部103によって編集されたS
QL文を図14に示したようなテキスト形式のSQLフ
ァイルとして、外部記憶装置111に保持する。
【0056】119は呼出ボタンであり、このボタンが
押されると図5に示したSQLファイルウインドウが表
示され、これを用いて保存されているSQLファイルを
作業用メモリ106に読み込むことができる。そして、
読み込んだ内容を基にして、検索条件設定フィールド1
14における検索条件ボタンの組み合わせ表示を再現す
る。120は取消ボタンでありこのボタンが押下される
とその時点までの設定を全て取り消し、初期状態に戻
る。また、121は終了ボタンであり、このボタンが押
下されると検索条件の設定処理を終了する。
【0057】次に、実施例2におけるデータベース管理
システムの動作について説明する。図17は実施例2の
検索条件設定画面における検索条件の設定処理のフロー
チャートである。本フローチャートを用いて、図16に
示したGUI画面による検索条件の設定処理を説明す
る。
【0058】ログインボタン112が押されると、ステ
ップS21において、図4に示すようなログインウイン
ドウが表示される。使用者は、このログインウインドウ
に、キーボード8を用いてユーザ名、パスワードを入力
することで、ホストDBシステム110にログインす
る。ログインに成功すると、ステップS22において、
アクセスの許された表、ビュー、項目の名称、及びデー
タ・ディクショナリに登録されたデータ属性、構成を取
得し、作業用メモリ106内に図9で示したようなデー
タテーブルを作成する。そして、ステップS23におい
て、データテーブルに格納された項目名を項目名一覧リ
ストボックス113に受け渡す。
【0059】項目名一覧リストボックス113では、ス
テップS24において、ステップS23で受け取った項
目名をリストに登録し、一覧として表示する。項目名一
覧リストボックス113に表示された項目が、マウス7
もしくはキーボード8によって選択されたならば、ステ
ップS25において、項目名一覧リストボックス113
の中からその選択された項目名を取得する。尚、同時に
複数の項目を選択することも可能である。そして、ステ
ップS26において、選択された項目名を検索条件設定
フィールド114に受け渡す。
【0060】項目名を受け取った検索条件設定フィール
ド114では、ステップS27において、フィールドの
上段に当該項目名を表示する。検索条件ボタンがドラッ
グ&ドロップされた場合、ステップS28において、項
目の属性に適した検索条件ボタンかどうかを判断し、適
合する検索条件ボタンのみコピーを作成して、検索条件
設定フィールド114に表示する。
【0061】検索条件ボタン列挙フィールド115にお
いてイベントが発生すると、ステップS29において、
検索条件ボタンに対する制御を行う。本処理の詳細は図
18のフローチャートを参照して後述する。結果表示フ
ィールド116においてイベントが発生すると、ステッ
プS30において、検索された結果を結果表示フィール
ド116に表示する。そして、ステップS31におい
て、検索件数を表示する。検索実行ボタン117が押さ
れると、ステップS32において、SQL文実行処理部
104により設定された検索条件及び、関数の指定をS
QL文に編集する。この、編集処理については、図19
のフローチャートを参照して後述する。このとき、検索
結果は、作業用メモリ106に格納され、検索結果表示
フィールド116に検索結果と件数が表示される。
【0062】保存ボタン118が押下されるとステップ
S34が実行される。ステップS34では、図5に示し
たSQLファイルウインドウが表示され、SQLファイ
ル処理部5により、任意のファイル名で保存する。この
とき、SQLファイルは先に作成されたSQL文と、作
業用メモリ106にあるデータテーブルの情報を含んだ
図14のに示すような混合形式のものとなる。
【0063】呼出ボタン119が押されると、ステップ
S35が実行される。ステップS35では、SQLファ
イル処理部105により保存されたSQLファイルを読
み出し、作業用メモリ106に書き込む。そして、ステ
ップS36において、読み出されたデータテーブルの内
容を、各フィールドの設定値として展開し、図16の如
き検索条件設定画面を表示する。
【0064】取消ボタン120が押されると、ステップ
S37が実行される。ステップS37では、それまでに
設定されたデータテーブルの内容を消去し、データテー
ブルを初期化する。終了ボタン121が押下されると、
ステップS38において、各検索条件ボタンに対して終
了を通知し、本処理を終了する。
【0065】図18は、実施例2において検索条件ボタ
ンにイベントが発生した場合の処理手順を表すフローチ
ャートである。検索条件ボタン列挙フィールド115中
の全ての検索条件ボタンが同様のコントロールを有して
おり、ユーザの操作手順に伴うイベントの発行によって
処理が振り分けられるイベント駆動型の処理が実行され
る。
【0066】図18において、検索条件ボタンがクリッ
クされると、ステップS29−1が実行される。ステッ
プS29−1では、クリックされた検索条件ボタンにつ
いて、図8に示したような各種演算子の機能や使用方
法、関数の機能や使用方法等の説明を不図示のポップア
ップ画面に表示する。また、検索条件ボタンがドラッグ
されるとステップS29−2が実行される。ステップS
29−2では、マウスポインタの形状が制御され、マウ
スポインタが検索条件設定フィールド114に存在する
場合とそうでない場合とでマウスポインタの形状を変化
させる。これにより、ユーザは、当該検索条件ボタンを
どこのフィールドにドロップすればよいのかを識別する
ことができる。
【0067】検索条件ボタンがダブルクリックされる
と、まずステップS29−3が実行され、設定の対象と
なる項目のデータテーブルのデータ属性情報を判別し、
条件設定が可能であれば、図7に示した条件式設定ウイ
ンドウを表示する。次に、ステップS29−4におい
て、キーボード8から入力された設定値を取得し、この
設定値をボタンに定義付けされた条件式と組み合わせて
データテーブルに格納する。この状態を図9のEXPRESSI
ON STRUCTメンバに示す。そして、ステップS29−5
において、条件式設定ウインドウの表示を消去する。
【0068】検索条件ボタンがドロップされると、ステ
ップS29−6が実行される。ステップS29−6で
は、検索条件ボタンがドロップされたフィールドが、ド
ロップ可能なフィールドであったか否かを判断するとと
もに、ドロップされた項目の属性情報より当該検索条件
ボタンに関連する検索条件が設定可能か否かを判別し、
ドロップ可能か否かを判断する。ドロップ可能であれば
ステップS29−3に進む。
【0069】また、終了ボタン121が押下されると、
ステップS29−7において検索条件設定フィールド1
14にコピーされたボタン・コントロールを削除し、本
処理を終了する。
【0070】図19は、SQL文編集処理部103の処
理手順を表すフローチャートである。まず、ステップS
32−1にて、選択項目フィールドに表示されている項
目名を対象に、SQL構文のSELECT文に従って、検索
式,関数の指定されていない項目名と、それを含む表,
ビュー名だけの、SELECT文単文を作成する。次に、ステ
ップS32−2にて、組み合わせ表に指定された選択項
目が終了したかを判断する。判断の結果、終了ならば、
本処理を終了する。終了していなければ、ステップS3
2−3にて、作業用メモリ106内にあるデータテーブ
ル(図9)からEXPRESION_STRUCT部の検索条件構造体を
取得する。
【0071】ステップS32−4にて、検索条件の構造
体データが終了したかを判断する。判断の結果、終了な
らば、ステップS32−2に戻って、次の項目について
同様の処理をする。終了していなければ、ステップS3
2−5にて、検索条件句の種別を判断する。判断の結
果、WHERE句ならば、ステップS32−6にて、検索条
件をWHERE句のフォーマットに従って編集する。GROUP B
Y句ならば、ステップS32−7にて、検索条件をGROUP
BY句に従って編集する。ORDER BY句ならば、ステップ
S32−8にて、検索条件をORDERBY句に従って編集す
る。この処理を、格納された検索条件が終了するまで繰
返し実行する。
【0072】以上の処理により、SQL文の構文に関す
る知識が無くても、マウスを用いた簡単な操作で、自動
的にステップSQL文を作成することができ、更にその
SQL文を用いてデータベースの検索が可能となる。
【0073】また、実施例2によれば、実施例1と同様
に、検索条件の設定操作中に、当該検索条件が有効か無
効かが即座に通知されるので、検索条件の設定操作が容
易となる。
【0074】尚、上記実施例では、データ検索への適用
を説明したが、更新,削除等の検索オブジェクトを追加
することで、同様の操作環境で、データベースシステム
のあらゆる操作を提供することができる。
【0075】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或いは装置に本発明
により規定される処理を実行させるプログラムを供給す
ることによって達成される場合にも適用できることはい
うまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検索条件などの設定を視覚的に表わすことが可能とな
り、難解なSQL文の知識が不要となり、容易にデータ
ベースの情報検索を行うことができる。
【0077】また、本発明によれば、検索条件の関連付
けと検索項目の組み合わせをテーブルによって表現する
ことが可能となり、該テーブルの設定内容に基づいてS
QL文を生成してデータベースの検索を行うことができ
る。このため、データベースの操作性が向上する。
【0078】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のデータベース管理システムの概略の
制御構成を示すブロック図である。
【図2】検索条件の設定画面の表示例を示す図である。
【図3】検索条件ボタンの概要を説明する図である。
【図4】ログインウインドウの表示例を示す図である。
【図5】SQLファイルの保存,呼出のためのウインド
ウの表示例を示す図である。
【図6】その他の検索条件、関数を列挙するウインドウ
の表示例を示す図である。
【図7】条件設定用ウインドウの表示例を示す図であ
る。
【図8】検索条件設定ボタンの機能を表す図である。
【図9】各データ項目に対して生成されるデータテーブ
ルを表す図である。
【図10】検索条件設定画面における検索条件の設定処
理のフローチャートである。
【図11】検索条件組み合わせ表において発生したイベ
ントに対する処理を説明するフローチャートである。
【図12】検索条件ボタンに対してイベントが発生した
場合の処理手順を表すフローチャートである。
【図13】SQL文翻訳処理部の処理手順を表すフロー
チャートである。
【図14】SQL文翻訳処理によって生成されたSQL
文の例を表す図である。
【図15】実施例2におけるデーベース管理システムの
概略の制御構成を表すブロック図である。
【図16】実施例2における検索GUI画面の表示例を
表す図である。
【図17】実施例2の検索条件設定画面における検索条
件の設定処理のフローチャートである。
【図18】実施例2において検索条件ボタンにイベント
が発生した場合の処理手順を表すフローチャートであ
る。
【図19】SQL文編集処理部103の処理手順を表す
フローチャートである。
【符号の説明】
1,101 システム制御部 2 検索項目関連付け処理部 3 組み合わせ表制御処理部 4 SQL文翻訳処理部 5,105 SQLファイル処理部 6,106 作業用メモリ 7,107 マウス 8,108 キーボード 9,109 ディスプレイ 10,111 外部記憶装置 11,110 ホストDBシステム 102 検索条件設定処理部 103 SQL文編集処理部 104 SQL文実行処理部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ項目を有するデータ群で構
    成されるデータベースを格納する格納手段と、 前記データ項目を見出しとする行及び列からなるテーブ
    ルを表示する表示手段と、 前記テーブル内の各セルに対して検索条件を設定する設
    定手段と、 前記設定手段によりセルに設定された検索条件と各セル
    の見出しとなっているデータ項目に基づいて前記データ
    ベースを検索する検索手段とを備えることを特徴とする
    データベース管理装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段における検索条件の設定
    は、各種の検索条件を示すアイコンを用いて行うことを
    特徴とする請求項1に記載のデータベース管理装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブルの各セルの行及び列の見出
    しとなっているデータ項目のデータ属性に基づいて、当
    該セルの両データ項目に跨る検索条件の設定が可能か否
    かを判定する判定手段を更に備えることを特徴とする請
    求項1に記載のデータベース管理装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段により、見出しとなってい
    る両データ項目に跨る検索条件の設定ができないと判定
    されたセルを識別可能に表示する第2表示手段を更に備
    えることを特徴とする請求項3に記載のデータベース管
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記検索手段は、セルに設定された検索
    条件と各セルの見出しとなっているデータ項目に基づい
    てSQL(Structured Query Language)に基づく制御文
    を生成し、該制御文を用いて前記データベースを検索す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータベース管理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記制御文を保存する保存手段を更に備
    えることを特徴とする請求項5に記載のデータベース管
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のデータ項目より1つまたは複
    数の所望のデータ項目を選択する選択手段を更に備え、 前記表示手段は、前記選択手段で選択されたデータ項目
    を見出しとする行及び列からなるテーブルを表示するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータベース管理装
    置。
  8. 【請求項8】 複数のデータ項目を備えるデータ群で構
    成されるデータベースを格納する格納手段と、 前記データ項目を見出しとするテーブルを表示する第1
    表示手段と、 各種検索条件を示すアイコンを表示する第2表示手段
    と、 前記アイコンを用いて前記テーブルの各データ項目に検
    索条件を設定する設定手段と、 前記設定手段で設定された検索条件に基づいて前記デー
    タベースを検索する検索手段とを備えることを特徴とす
    るデータベース管理装置。
  9. 【請求項9】 前記設定手段は、前記第2表示手段で表
    示されたアイコンを前記テーブル上にコピーすることで
    検索条件の設定を行うことを特徴とする請求項8に記載
    のデータベース管理装置。
  10. 【請求項10】 前記データベースの複数のデータ項目
    より1つまたは複数のデータ項目を選択する選択手段を
    更に備え、 前記第1表示手段は、前記選択手段で選択されたデータ
    項目を見出しとするテーブルを表示することを特徴とす
    る請求項9に記載のデータベース管理装置。
  11. 【請求項11】 前記検索手段は、設定された検索条件
    に基づいてSQLに基づく制御文を生成し、該制御文を
    用いて前記データベースを検索することを特徴とする請
    求項8に記載のデータベース管理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御文を保存する保存手段を更に
    備えることを特徴とする請求項11に記載のデータベー
    ス管理装置。
  13. 【請求項13】 前記保存手段により保存された制御文
    に基づいて、前記テーブルによる検索条件の設定状態の
    表示を復元する復元手段を更に備えることを特徴とする
    請求項6又は12に記載のデータベース管理装置。
  14. 【請求項14】 前記テーブルのデータ項目に検索条件
    が設定されたときに、当該検索条件が当該データ項目に
    たいして有効か否かを判断し、判断結果を通知する判断
    手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は8に記
    載のデータベース管理装置。
  15. 【請求項15】 複数のデータ項目を有するデータ群で
    構成されるデータベースを管理するための方法であっ
    て、 前記データ項目を見出しとする行及び列からなるテーブ
    ルを表示する表示工程と、 前記テーブル内の各セルに対して検索条件を設定する設
    定工程と、 前記設定工程によりセルに設定された検索条件と、各セ
    ルの見出しとなっているデータ項目に基づいて前記デー
    タベースを検索する検索工程とを備えることを特徴とす
    るデータベース管理方法。
  16. 【請求項16】 複数のデータ項目を備えるデータ群で
    構成されるデータベースを管理するための方法であっ
    て、 前記データ項目を見出しとするテーブルを表示する第1
    表示工程と、 各種検索条件を示すアイコンを表示する第2表示工程
    と、 前記アイコンを用いて前記テーブルの各データ項目に検
    索条件を設定する設定工程と、 前記設定工程で設定された検索条件に基づいて前記デー
    タベースを検索する検索工程とを備えることを特徴とす
    るデータベース管理方法。
JP6314716A 1994-12-19 1994-12-19 データベース管理方法及び装置 Withdrawn JPH08171508A (ja)

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